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営業がきついとされる8つの理由とは?対処法と向いていない人の特徴も紹介
更新日
この記事のまとめ
- 業種ごとに売り込み方や顧客は違うため、自分と合うスタイルの営業を探す
- 営業がきついといわれる理由は「ノルマがある」「顧客に冷たい態度をとられる」など
- 営業がきつい本質的な理由は「スキル不足」や「職場の人間関係」にある可能性がある
- 営業がきついときの対処法は、上司や営業職の仲間に相談すること
- 営業職には、成果が見えやすく感謝の言葉をもらえるという魅力もある
「営業の仕事がきついから辞めたい」「営業の仕事はどうしたらうまくいくの?」と考えている方もいるでしょう。営業がきついと感じるときは、その理由を分析することで自分に合った対応策をとれるようになります。このコラムでは、営業がきついと感じる本質的な理由や対処法をご紹介。また、営業職に向いていない人の特徴も解説しています。営業の仕事がきついという悩みを解決するために、ぜひ参考にしてみてください。
メーカーはきつくない?営業がきつい業種とは
すべての会社に当てはまるわけではありませんが、不動産業界や製薬業界、保険業界などの業種は「営業の仕事がきつい」といわれる傾向があるようです。
- ・不動産業界
・製薬業界
・保険業界
・人材派遣業界
・不動産業界
・自動車ディーラー業界
・人材業界
・旅行業界
・金融業界
上記の業種は、後述するきつい営業の業務が多いといわれています。たとえば、不動産業界でよくあるマンション販売の営業は、商材が高額で契約に結びつきにくいことを理由に、きついと感じる人が多いようです。
そもそも「営業」とは
営業とは、自社の製品やサービスを売り込んで会社の利益に結びつける仕事を指します。営業職はその売り込み業務を担う職種です。営業職は会社の利益に直接貢献できるため成果が分かりやすく、やりがいをもって仕事に取り組めるでしょう。一方で、売上目標が課されることが多く、「ノルマがきつい」と感じる人もいるようです。
メーカー業界の営業はきつくない?
営業の中では、メーカー業界の営業は比較的きつくないという声があります。理由としては、メーカーは法人に対して製品を売り込むBtoBのルート営業を行う場合が多く、ノルマが比較的厳しくない傾向があるためです。
ただ、ルート営業にも向き不向きがあるので、必ずしも自分にとって楽な働き方であるとは限りません。このコラムの後半では、一般的に「きつい」といわれがちな営業スタイルや、営業の向き不向きについて解説しています。ぜひ読み進めてみてください。
「営業の離職率は高い?その理由や自分に合った営業職を見つけるコツを解説」でも、離職率が低い営業職の求人を見つけるコツを解説しています。営業職への転職を考えている人は、あわせてご覧ください。
営業がきついとされる8つの理由
ここでは、「営業がきつい」といわれる理由について解説します。主な理由は「ノルマがある」「営業先に冷たい態度をとられる」などですが、人間関係や職場環境なども要因になり得るようです。「きつい」と感じる自分なりの理由を見つけるために、参考にしてみてください。
1.ノルマや目標があるため
営業がきついと感じる理由の一つに、ノルマの設定が挙げられます。多くの企業では、営業職に「受注ノルマ」や「売り上げノルマ」などの指標を設定しており、定められた期間内にノルマを達成しなければなりません。
ノルマが未達成の場合、上司から叱責されたり社内での居心地が悪くなったりして、仕事の意欲を失ってしまうこともあるようです。そのため、「ノルマがあるから営業はきつい」といわれる大きな要因といえるでしょう。
2.常に成績が気になりストレスが溜まるため
結果が数字で表れ、周りにも成績を把握されやすいのが営業の仕事です。
良い成績なら周りからの賞賛がモチベーションアップにつながりますが、不調の場合は周囲の目線が気になってきついと感じることも。成績を気にし過ぎるあまり焦ってしまうと、仕事でミスが増えたり、自己肯定感が下がってしまったりと悪循環を生む可能性もあります。
3.契約がとれないと上司に注意されることがあるため
営業にはノルマや目標があり、常に成績を意識する必要があります。契約が取れず成績が上がらなければ、上司から注意されることもあるでしょう。
そのため、どれだけ仕事を頑張っても契約が取れない場合、努力が認められず注意ばかりされる状況にストレスを感じる場合があります。
4.営業先に冷たい態度をとられることがあるため
営業先からクレームを受けたり、冷たい態度をとられたりすることをきつい理由に挙げる人もいるでしょう。訪問先からすぐに追い返されたり、電話でいきなり怒鳴られたりすることで、思いつめてしまう人もいるようです。営業は顧客と直に接することが多い立場のため、避けては通れない問題といえるでしょう。
5.取り扱っている商品やサービスに不満・不安があるため
自社の商品やサービスなどへの不満や不安が、「きつい」という感情につながってしまうこともあるようです。
営業は自社の商品やサービスを顧客に勧めることが仕事のため、本心ではあまり勧めたくない商品やサービスを顧客に勧めないといけないことも。真面目な人ほど「顧客のために良い商品やサービスを勧めたい」という思いが強いため、相反する状況にストレスを感じやすくなりやすいでしょう。
6.コミュニケーション能力が問われるため
営業職にはコミュニケーション能力が必要なため、コミュニケーションに自信のない人は「きつい」と感じやすい職種といえます。顧客との信頼関係を築いて商品やサービスを利用してもらうには、直接やりとりをして関係性を構築しなくてはいけません。
コミュニケーション能力が低かったり、人と接することが苦手だったりすると、顧客に上手く商品をプレゼンできないため購入に繋がらず、ノルマや目標を達成できない恐れもあるでしょう。
7.残業が多いため
営業という職種には多くの場合ノルマや目標があり、達成のためには仕事量を増やさないといけないことも。また、なかには残業してでもノルマを達成することが望ましいと考える企業もあり、残業が多くなりがちといえます。休憩時間の不足や残業が続くと、心身に余裕がなくなり「営業はきつい」と感じてしまうようです。
営業職の残業時間はどれくらい?
営業職の残業時間は会社や業種によって異なりますが、月に20時間以上の残業があることも珍しくないようです。営業職は、顧客対応や外回りなど顧客の都合に合わせたスケジュールを組まなくてはならず、必ず定時で退社できるとは限りません。また、書類作成などの事務作業も担当している場合、業務時間外にこなす必要があるでしょう。社会人の平均残業時間が気になる方は「残業の平均時間はどれくらい?36協定についても解説!」をご一読ください。
8.好成績が続く保証がないため
たとえ営業職としての技術があったとしても、好成績がずっと続くとは限りません。仕事が好調なときも、「もし目標を達成できない月があったらどうしよう…」という不安からストレスを感じることがあります。うまくいけばいくほど、好成績をキープしなくてはいけないプレッシャーが大きくなり、「きつい」と感じる人もいるでしょう。
「営業ノルマが達成できない…現状を打破する対処法を解説」のコラムでは、営業ノルマの達成方法やノルマがきついときの対処法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
営業がきつい本質的な理由は?
「営業がきつい」と感じるのは、営業の仕事そのものというより、スキル面や職場環境、商材との相性に問題がある場合もあります。きついと感じる本質的な理由にも目を向け、より有効な対処策を検討しましょう。
営業がきつい本質的な理由は?
- 営業スキルがなかなか身につかない
- 職場のやり方や雰囲気に馴染めない
- 自分が売っている商材・サービスに自信がない
営業スキルがなかなか身につかない
営業のやりがいは、自分の頑張りが成約につながったり、顧客の笑顔や感謝の気持ちを受け取れたりすること。しかし、商品の魅力を伝えるプレゼン力やお客さまとも信頼関係を築くための対人能力などが足りないと契約に至らず、仕事のやりがいを味わえません。仕事で喜びを感じられることがないと、ストレスだけを感じてしまい営業が嫌になってしまうでしょう。
営業に必須のスキルであるコミュニケーション能力については、「コミュニケーション能力とは?スキルを鍛える具体的な方法をご紹介」のコラムをぜひ参考にしてみてください。
職場のやり方や雰囲気に馴染めない
営業の仕事がきついと感じる原因は、職場の仕事の進め方や雰囲気に問題があることもあります。仕事の相談に乗ってくれる先輩や上司がいないと、自分一人で悩んで気持ちが落ち込んでしまうでしょう。
また、職場の上司や同僚と仕事の進め方や意見が合わないと、孤立を感じることが多くなり、結果的に営業の仕事そのものに対して「きつい」という気持ちを抱いてしまうこともあります。
自分が売っている商材・サービスに自信がない
自分が売っている商材やサービスが自信を持って顧客に勧められるものでないと、後ろめたい気分になって営業がきついと感じてしまいます。たとえば、「自分だったらこのサービスは使わない」「この商品は顧客にとってあまりメリットがない」と思いながら営業をするのは気分が良くありません。
たとえ契約がとれても達成感がなく、仕事のきつさだけを感じてしまう恐れもあるでしょう。
きついとされる5種類の営業スタイル
きついとされる営業スタイルには、個人向けの営業や飛び込み営業、代理店営業、テレアポ営業、ルート営業があります。ここでは、それぞれの営業スタイルの詳細ときついと感じる理由を確認していきましょう。
きついとされる営業スタイル
- 個人向けの営業
- 飛び込み営業
- 代理店営業
- テレアポ営業
- ルート営業
1.個人向けの営業
保険や証券を販売する個人向け営業では、顧客となる個人に対して電話や訪問などの営業活動を行います。ときには商品やサービスに興味のない個人にもアプローチをかける必要があるため、断られ続けることもあるようです。成果をあげるには体力や効率を求められるため、きついと感じる場面があるでしょう。
2.飛び込み営業
飛び込み営業とは、事前にアポイントをとらずに企業や個人を訪問して、自社の商材やサービスの売り込みをすること。アポイントなしの訪問は門前払いをされることも多く、1日で1件も話を聞いてもらえないこともあるようです。
また、飛び込み営業は迷惑に思われることもあり、相手から注意されたり怒鳴られたりする場合も。そのため、体力面でも精神面でもきついと感じやすいようです。飛び込み営業を成功させるコツについては「飛び込み営業とはどんな仕事?成功のコツや向いている人の特徴を紹介」のコラムで詳しく紹介しています。
3.代理店営業
代理店営業とは、自社の商材やサービスを代理で販売してくれる代理店を開拓することです。代理店営業では、代理店との契約そのものにくわえ、代理店での自社の商材やサービスの売上げも営業成績に入ります。そのため、代理店で自社の商材やサービスなどが売れるようにフォローアップすることも仕事です。
ただし、フォローアップをしても、営業は顧客に直接アプローチできるわけではありません。そのため、思うように成績が上がらないこともあり、「きつい」と感じてしまうでしょう。
4.テレアポ営業
テレアポ営業とは、電話で自社の商材やサービスの売り込みをすることです。テレアポ営業も、事前にアポイントをとるわけではなく、飛び込みによるアプローチが基本です。門前払いのようにすぐ電話を切られたり、怒鳴られたりすることがあり、精神面できついと思うことがあるでしょう。
また、電話をかける件数や契約を取る件数などのノルマを設定されることがあり、そのノルマをきついと感じる場合もあるようです。
5.ルート営業
ルート営業では、あらかじめ決まった訪問先に対して、決まったルートで商品の納品やメンテナンス、在庫確認などを行います。毎回同じルートで同じ顧客先を回るため、「きつくない」と思う人もいる一方で、同じ業務を繰り返すことにつらいと感じる人もいるようです。
また、ルート営業も新規開拓をしなければならないことがあります。その場合、慣れない飛び込み営業に大きなストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
営業がきついと感じたときの7つの対処法
営業がきつい理由が分かったら、上司に相談したり、ノルマに対する考え方を変えたりして対処しましょう。この項では、具体的な対処法をご紹介します。一人で抱え込んでしまう前に、ぜひ以下の方法を試してみてください。
営業がきついと感じたときの対処法
1.営業職の上司や同僚に相談する
営業がきついと感じたときは、上司や営業職の仲間に相談しましょう。
営業の経験がある人にきついと感じる理由を伝えれば、職種特有の悩みに対して解決法やアドバイスをもらえる可能性があります。また、解決法やアドバイスがなくても、仕事の話を聞いてもらえるだけで気持ちが楽になることもあるでしょう。
2.目標・ノルマに対する考え方を変えてみる
営業のノルマや目標がきついと感じる理由なら、ノルマや目標への考え方を変えてみましょう。ノルマや目標は明確なゴールでもあるので、努力の方向性が示されているとポジティブに捉えてみてください。
ポジティブな考え方を意識すれば、ゴールに向かっていることに楽しさを感じ、失敗をしても次は成功させると思えるようになるでしょう。
3.営業の仕方を改善する
成果が思うように出ず営業がきついと感じるなら、営業の仕方に工夫が足りていない可能性も。訪問・連絡の頻度や時間の使い方、顧客との接し方を振り返り、顧客の視点に立って改善点がないか考えてみてください。営業のノウハウや改善方法は、上司や営業職の仲間などに教えてもらうと良いでしょう。
4.なるべく笑顔を心掛ける
テレアポ営業で電話による営業に難しさを感じているのであれば、笑顔で話すことを意識してみましょう。電話なので表情は見えませんが、笑顔で話すと声が明るくなるため親しみやすい雰囲気になり、好印象につながる可能性が高まります。
5.相手に合わせて自分から心を開く
営業は顧客と信頼関係を築いていく必要がある職種です。仕事上の付き合いだからといって相手と壁を作るのではなく、自分から心を開くようにしましょう。営業先に信頼関係のある顧客ができれば、安心感から営業をきついと思う場面を減らせるはずです。
6.転職で環境を変える
営業の仕事自体ではなく、営業スタイルや評価制度、社風などに問題がある場合は、転職を考えてみましょう。
「営業がきつい本質的な理由は?」で解説したように、職場の雰囲気や社風が合わなかったり、商材に自信がもてなかったりする場合は、自分に合っている仕事ならきつい気持ちがなくなる可能性があります。適性に合う会社や魅力的な商品を扱う会社に転職することで、状況の改善が期待できるでしょう。
7.営業スキルを磨く
スキル不足から営業の仕事がきついと感じている場合は、スキルアップのための努力をしましょう。
上司や成績の良い同僚にアドバイスを求めたり、仕事ができる人の行動を真似してみたりするのがおすすめです。
また、自分の苦手分野を意識し、どのような能力を磨くべきか考えると効率的なスキルアップにつながります。たとえば、顧客への説明が苦手な人はプレゼンスキルを磨くのがおすすめです。スケジュール管理に課題がある場合は、カレンダーアプリやタスク管理ツールを活用してみましょう。
スキルアップを目指すときは目標を定めよう
スキルアップを目指すときは、目標を定めることでモチベーションを保ちやすくなります。目標を立てるときは、「△△先輩のようになる」という最終的なゴールを設定してみてください。大きな目標を設定したあとに、「週に1冊ビジネス書を読む」というような目標に向けたスモールステップを考えると良いでしょう。
「営業職はストレスがやばい?解消法や耐性をつける方法を解説」では、営業職で働く方向けにストレスに対処する方法をご紹介しています。「営業の仕事がきつい」と感じている方は、ぜひチェックしてみてください。
営業に向いていない傾向がある人の特徴4つ
「営業職に向いていない」と悩みやすい方の特徴として、「コミュニケーションをとるのが苦手」「ストレス耐性がない」「セルフマネジメントができない」「完璧主義である」の4つが挙げられます。営業職がきついと感じている場合は、以下を参考に自分の適性について考えてみましょう。
営業に向いていない人の特徴
- コミュニケーションをとるのが苦手
- ストレス耐性がない
- セルフマネジメントができない
- 完璧主義である
1.コミュニケーションをとるのが苦手
コミュニケーションをとるのが苦手だったりストレスになったりする人は、営業職では不利になりやすいでしょう。顧客との信頼関係が売上に大きく影響する営業職では、積極的なコミュニケーションが必要不可欠なためです。
2.ストレス耐性がない
営業職はノルマのプレッシャーや顧客とのやりとりなどでストレスが多く、ストレス耐性が求められる職種です。ストレス耐性がない場合は、営業職に向いていない可能性があるでしょう。
3.セルフマネジメントができない
スケジュール調整やマルチタスクが苦手な人は、営業職に向いていない可能性があります。顧客管理、アポとり、商談など複数の業務に優先順位をつけ、効率よくこなす必要がある営業職では、セルフマネジメント能力が必要です。
4.完璧主義である
顧客側の希望や都合に合わせて柔軟な対応が必要な営業職は、完璧主義の人にはきついと感じられるでしょう。営業職には自分の意見や希望を押し付けるのではなく、相手の立場に寄り沿う姿勢が必要。自分が思い描いたとおりにことを運びたい気持ちが強いと、うまくいかない場合が多いようです。
営業職が向いていない可能性がある人の特徴については「営業職に不向きといわれる21の特性とは?仕事のコツもあわせて解説」のコラムでも解説しています。営業職がつらいと感じている方は、自分に当てはまっている項目があるか確認してみましょう。
営業ならではの3つの醍醐味
営業は、「仕事の成果がはっきり分かる」「成果がそのまま評価につながる」「直接感謝の言葉をもらえる」などやりがいがある職種です。営業職ならではのやりがいについて、確認していきましょう。
1.仕事の成果が見えやすい
営業職は数字で自分の仕事の成果がはっきり見えるため、やりがいを感じる人が多いようです。日々の自分の努力が数字として表れることで、達成感やモチベーションにつながるでしょう。
2.成果がそのまま評価につながる
仕事の成果がそのまま評価につながることを、営業職にやりがいを感じる理由として挙げる人も。業績が良ければそのぶんインセンティブが発生する企業もあります。自分の頑張りが評価や給料のアップに直結するため、モチベーションアップにつながるようです。
3.お客さまから直接感謝の言葉をもらえる
直接顧客と接することが多い営業職は、相手の反応をダイレクトに見られます。顧客からの「ありがとう」の言葉一つで、それまでの苦労が報われるという人も少なくありません。お客さまから直接、感謝の気持ちや評価を受ける喜びを味わえるのは、営業職の醍醐味といえるでしょう。
営業職のやりがいや魅力は、「営業の種類別にやりがいを解説!求められる能力や仕事の魅力を知ろう」で詳しく解説しています。
営業が自分に向いている職業か見極めよう
営業職自体が自分に合っていないために「営業がきつい」と感じるのであれば、転職も検討してみましょう。ただし、転職を考える際は理由をしっかり整理することが大切です。「成果が出なくてつらい」「なんとなくきつい」といった一時的な感情から職場を変えると、せっかく転職しても同様の理由で仕事を変えたいと思ってしまう可能性があります。
転職後のミスマッチを防ぐためにも、具体的に営業のどのような業務がきついと感じたのかを書き出して、自分の気持ちを理解しておくと良いでしょう。
また、同時にどのような業務に楽しさややりがいを感じるのかも書き出すことをおすすめします。書き出した内容をもとに、自分のモチベーションが続きやすいと思う職種を探ってみてください。自分の向き・不向きをしっかりと把握することで、より成功率の高い転職につなげられるでしょう。
未経験から営業職になった場合、きついのは最初だけの可能性も
未経験から営業職になった人の場合、仕事に慣れていないことが理由で「きつい」と感じている可能性があります。新人のうちはスキルも未熟であるため、仕事を覚えるうちに営業のやりがいが分かる可能性もあるでしょう。新人期間は様子を見て、どうしても適性と合わないと分かったら転職活動を考えるようにしてみてください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
「営業職がきつい」「未経験の職種に転職したい」という方は、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントのハタラクティブでは、20代を中心とした若年層の転職活動を支援しています。経験豊富なキャリアアドバイザーがヒアリングを実施し、社風や社内環境などを総合的に判断してあなたに合う職種や業種をご提案いたします。また、スキルの棚卸しをはじめ、面接対策やエントリーシート添削などもマンツーマンで行い、転職活動を徹底サポート。未経験者歓迎の求人も多数ありますので、営業職の求人をお探しの方はもちろん、営業職から他職種に転職したい方も、まずはお気軽にご相談ください。
営業職についてのQ&A
「営業職はきつい」というイメージをお持ちの方もいるでしょう。ここでは、営業職についてのよくあるお悩みにQ&A形式でお答えします。
営業に向いている人はどういう人?
「人当たりが良い」「マルチタスクの遂行能力やプレゼンテーション能力に長けている」といった特徴があると、営業職として活躍できる可能性があります。「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムでより詳しく説明しているので、ぜひご一読ください。
「営業職はきつい」と聞きます。就職のメリットはありますか?
営業は未経験から挑戦しやすく、経歴や年齢を問わず努力次第で出世や高収入を目指せる点がメリットとして挙げられます。また、営業は「自社の商品・サービスを売り込む」という業務の性質上、どんな業種でも必要とされる職種なため、求人数が安定して多いのも特徴です。就職先が自分に合わなかった場合も、次の仕事を見つけやすいでしょう。
「未経験で営業職はきつい?厳しいといわれる理由とおすすめの業界」では、おすすめの業界や未経験から活躍できる理由なども解説しています。
営業経験を活かせる職業はありますか?
企画・マーケティングや人事、営業事務、経理など、営業の仕事を通して学んだことや身につけたスキルを活かせる職業は数多くあります。営業がきついと感じる場合は、転職する道も十分考えられるでしょう。「営業からの転職でおすすめの職種は?未経験からの成功のコツを解説」のコラムに詳細を記載しているので、あわせて確認してみてください。
営業職から転職する場合、どれくらい時間がかかりますか?
転職の平均期間はおおよそ3ヶ月から半年程度といわれています。とはいえ、個人の能力や転職活動の環境、年齢によって転職にかかる時間は異なるもの。できるだけ短い期間で転職を終わらせたい方は、転職エージェントを利用すると効率良く進められるでしょう。
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※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。