- フリーター就職支援「ハタラクティブ」トップ
- お役立ち記事TOP
- 仕事の種類にはどのようなものがある?職種一覧と向いている人を解説!
仕事の種類にはどのようなものがある?職種一覧と向いている人を解説!
更新日

この記事のまとめ
- 仕事の種類は大きく15種類に分けられ、2022年時点で18,725種類ある
- 多数の種類のなかから自分に合う仕事を見つけるには、業界・企業研究をすることが大切
- 適職を判断するためには、自己分析で自身に対する理解を深めておくのが有効
- 求人サイトだけで適職を探すのが不安な場合は、転職エージェントに相談しよう
このコラムでは、世の中にある仕事を一覧にして解説。それぞれの業務内容や向いている人の特徴も紹介します。業界研究のやり方や適職探しに役立つ自己分析の方法もお伝えするので、仕事探しにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
目次
- 世の中にある仕事の種類一覧
- 小売業界の仕事の種類
- IT系の仕事の種類
- 医療・介護福祉系の仕事の種類
- 教育・保育系の仕事の種類
- 出版・報道・広告メディア系の仕事の種類
- デザイン・アート系の仕事の種類
- クリエイティブ系の仕事の種類
- 美容・ファッション系の仕事の種類
- 旅行・宿泊サービス系の仕事の種類
- 商社の仕事の種類
- 飲食サービス系の仕事の種類
- メーカーの仕事の種類
- 運輸・輸送系の仕事の種類
- 工場・軽作業(清掃など)の仕事の種類
- 事務・営業系の仕事の種類
- 人材サービス・アシスタントの仕事の種類
- 法律・士業など専門的な仕事の種類
- 金融・コンサル系の仕事の種類
- 不動産・土木建築系の仕事の種類
- エネルギー・通信・インフラ系の仕事の種類
- 保安・警備関係の仕事の種類
- 農林・水産系の仕事の種類
- 公務員の仕事の種類
- 世の中にある仕事の種類から適職を見つける方法
- 世の中にある仕事の種類から就職先を探すときのQ&A
世の中にある仕事の種類一覧
独立行政法人労働政策研究・研修機構「第5回改定 厚生労働省編職業分類 職業名索引」によると、厚生労働省編職業分類で定められている仕事は2022年時点で18,725種類あります。これらの種類を大きく15種類に分けた分類は以下の通りです。
大分類項目 | 職業の数 |
---|---|
1.管理的職業 | 336 |
2.研究・技術の職業 | 1,442 |
3.法務・経営・文化芸術等の専門的職業 | 769 |
4.医療・看護・保健の職業 | 292 |
5.保育・教育の職業 | 315 |
6.事務的職業 | 685 |
7.販売・営業の職業 | 561 |
8.福祉・介護の職業 | 167 |
9.サービスの職業 | 905 |
10.警備・保安の職業 | 255 |
11.農林漁業の職業 | 547 |
12.製造・修理・塗装・製図等の職業 | 9,941 |
13.配送・輸送・機械運転の職業 | 919 |
14.建設・土木・電気工事の職業 | 973 |
15.運搬・清掃・包装・選別等の職業 | 618 |
計 | 18,725 |
15種類のうち最も職種が多いのは「製造・修理・塗装・製図等の職業」でした。
上記の職種の数の合計は、2011年時点の数に比べると1,516種類も増えています。今後も時代の変化に合わせて職業の数が増える可能性も考えられるでしょう。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
第5回改定厚生労働省編職業分類 職業名索引
初めての正社員就職を考えています。世の中に仕事の種類はたくさんあると思いますが、有名な職業しか知りません。自分に合う仕事はどのように見つけるのがいいでしょうか。
まずは自己分析を!その後、業界分析や情報収集を並行して進めましょう
仕事選びで最も重要なのは、自己理解を深めることです。以下の3つのステップで始めましょう。
【1】自己分析
自己分析は、自分自身の興味・関心、得意分野、価値観などを整理する作業です。学生時代の経験やアルバイトの経験を振り返り、どんな作業や環境で充実感を得られたか書き出してみましょう。
【2】業界研究
興味のある企業のホームページや求人情報を閲覧し、具体的な仕事内容や必要なスキルを調べましょう。就職情報サイトには職種別の特集もあり、参考になる可能性があります。
【3】具体性の高い情報の収集
可能ならば、インターンシップや企業説明会への参加もおすすめします。実際の職場の雰囲気や仕事内容を体感することで、より明確にイメージできます。
キャリアセンターやハローワーク、民間の就職支援機関などの専門家に相談することも効果的です。客観的な視点からアドバイスを得られ、新たな職業の選択肢が見つかるかもしれません。
焦らず、じっくりと自分と向き合いながら仕事を探していくことが、長期的なキャリア形成につながります。
小売業界の仕事の種類
小売業界はコンビニやスーパー・アパレルショップといった店舗経営に携わる仕事です。職種の種類は直接お客さまと接する店舗スタッフのほか、複数の店舗を管理するエリアマネージャーなどがあります。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
店舗スタッフ | 接客・商品販売・品出しなど店舗運営を行う |
エリアマネージャー | 担当店舗を巡回し現状把握と利益の向上を図る |
バイヤー | 店舗に置く商品を検討し仕入れる |
販売企画 | 商品の売上を最大化できるよう企画を考案する |
商品企画 | 顧客ニーズを把握し、売れる商品を考案する |
小売業界で働く場合、店舗スタッフとして経験を積んでから、バイヤーや企画職へキャリアアップするのが一般的です。必須の資格や学歴がないため、未経験から挑戦しやすい仕事といえるでしょう。
未経験から小売業界の仕事を目指す場合に必要となるスキルは「未経験から企画の仕事をするには?向いてる人や身につけたいスキルを紹介」のコラムで紹介しているので参考にしてみてください。
小売業界の仕事に向いている人の特徴
小売業界の仕事に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- ・コミュニケーションをとるのが苦でない
- ・人に感謝されることにやりがいを感じる
- ・顧客のニーズや新しい情報にアンテナを張れる
小売業界の仕事は、基本的には接客を通じ多様な種類の業務を経験します。そのため、「人と関わることが好き」「喜んでいる顔を見るとやりがいを感じる」「経験をもとに小売業界でキャリアアップを図りたい」といった方に向いているでしょう。
また、小売業界ではクレーム対応といった精神的な負担が掛かりやすい仕事も担当します。ネガティブな気持ちを引きずらずに前向きな考え方に切り替える力も求められるでしょう。
IT系の仕事の種類
IT系の職種は、インターネットやWeb、ソフトウェアなどに関する仕事を行います。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
システムエンジニア(SE) | 顧客の要望に合わせたシステムの設計・開発を行う |
プログラマー | SEの設計に従いプログラムを書く |
Webデザイナー | Webサイトのデザインを提案・作成する |
システムアナリスト | システムの分析・評価と改善策の提案をする |
ITコンサルタント | クライアント企業のIT戦略の提案をする |
IT系の仕事に向いている人の特徴
以下のような考え方はIT系の仕事で活躍するうえで役立つでしょう。
- ・勉強熱心
- ・新しい情報に敏感になれる
- ・コツコツと作業するのが苦でない
IT技術は年々進化しているため、仕事で必要となる知識や技術もアップデートし続けることが求められます。新たな知識やスキルの習得に対して意欲的に取り組めれば、仕事での活躍にもつながりやすいでしょう。
また、IT系の仕事では、細かな作業を行う場面が生じやすく、集中して作業に取り組めることも適性といえます。
医療・介護福祉系の仕事の種類
医療・介護福祉系の仕事の種類は、看護師や医師、歯科助手や介護職員などがあります。患者や要支援・要介護者などのケアや生活のサポートを行うのが主な仕事です。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
医師 | 患者の診療や基礎医学の研究を行う |
看護師 | 医師の指示のもと医療行為を行う |
薬剤師 | 医師の指示のもと調剤や服薬の指導を行う |
救急救命士 | 救急車でケガや病気の人を治療する |
歯科助手 | 治療器具や薬の用意など歯科医師の補助を行う |
助産師 | 妊婦への出産前後のケア、出産の介助、新生児へのケアを行う |
介護福祉士 | 要介護者や要支援者などに対し、身体介護や生活援助を行う |
ケアマネージャー | 要介護者や家族に相談に応じ、ケアプランの作成などを行う |
医療業界の仕事の特徴は「医療業界の仕事」を参考にしてみてください。
医療・介護福祉系の仕事に向いている人の特徴
医療・介護福祉系の仕事には多様な職種や職場がありますが、共通して求められやすい適性は以下のとおりです。
- ・責任感が強い
- ・相手の気持ちに寄り添える
- ・コミュニケーションをとるのが得意
医療および介護福祉系の職種は命に関わる業務に携わるため、仕事に対する責任感をもつことが重要といえます。患者や要支援・要介護者などを支える役割であるため、相手の気持ちに寄り添える力も求められるでしょう。また、多職種との連携が必要であるため、コミュニケーションスキルも役立ちます。
教育・保育系の仕事の種類
教育・保育系の職種には、教員・塾講師のほか、保育士・幼稚園教諭などが含まれます。対象は子どもから大人まで幅広く、勉強を教えたり、身の回りの世話をしたりするのが仕事内容です。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
保育士 | 乳幼児を預かり、身の回りの世話や遊び、活動によって成長をサポートする |
幼稚園教諭 | 3歳以上の幼児を対象として、遊びや活動を通して教育・保育を行う |
教員 | 学校で授業や生活指導、進路指導などを行う |
司書 | 図書館に置く本の選定や発注、貸出業務などを行う |
学校事務 | 教育機関で教材や施設の管理、事務作業などバックオフィス系の仕事を担当する |
スクール カウンセラー | 学校で生徒のカウンセリングを行い、保護者や教員にアドバイスをする |
教育業界の仕事の種類は「教育業界の仕事」のコラムでも解説しているので、ぜひご覧ください。
教育・保育系の仕事に向いている人の特徴
以下は、教育・保育系の仕事に活かせる適性の例です。
- ・教えることが好き
- ・面倒見が良い
- ・ポジティブ思考をもてる
教育・保育系の仕事では、「どうすれば理解しやすくなるか」といった前向きな考え方をもって積極的にサポートすることがポイントとなります。職場によっては多くの子ども・生徒を受け持ちますが、一人ひとりに目を向けようとする面倒見の良さも役立つでしょう。
出版・報道・広告メディア系の仕事の種類
出版・報道・広告メディア系の仕事は、テレビや新聞・雑誌などのさまざまな媒体を通して、人々に情報を発信します。近年はネット配信やアプリ・電子書籍などの新たなメディアが現れており、時代の変化に対応することを求められる仕事といえるでしょう。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
ジャーナリスト | 正しい情報を伝えるため、取材や調査を行い、事実に基づいた記事を書く。新聞や雑誌のほか、テレビで情報を発信する場合もある |
編集者 | 書籍や雑誌の内容を企画し、制作・出版を行う |
校正者 | 新聞や書籍などの原稿をチェックし、誤字脱字や整合性などを指摘する |
コピーライター | 商品やサービス・広告などのキャッチコピーを考える |
ライター | 雑誌やWebコンテンツなどの記事を書く |
コラムニスト | メディア側から指定されたテーマで、自分の意見を交えた記事を書く |
フォトグラファー | 事件・事故の現場や取材先に行き、写真や動画を撮影する |
出版系の仕事の詳細は「本に関わる仕事を紹介!未経験者が就職や転職をするときのポイントも解説」のコラムで触れているのでご覧ください。
出版・報道・広告メディア系の仕事に向いている人の特徴
出版・報道・広告メディア系の仕事に役立つ適性は以下のとおりです。
- ・探求心がある
- ・根気強さがある
- ・丁寧さがある
出版・報道・広告メディア系の仕事はマスコミ(mass communication)と呼ばれ、広く大衆に情報を伝える役割を担っています。正確な情報を届けるためには探求心や事実確認での丁寧さ・根気強さが必要となるでしょう。
デザイン・アート系の仕事の種類
デザイン・アート系の仕事は、技術や知識以外に、センスや感性が求められます。日常生活で利用する雑貨から、ファッション、デジタルデザインの分野まで活躍の場が広がっていることが特徴です。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
グラフィックデザイナー | 広告やパッケージ、雑誌の表紙などのデザインを考え制作する |
アートディレクター | 制作物におけるビジュアル面の監督者。デザインの方向性を決め、制作の指示・管理を行う |
DTPデザイナー | 紙媒体のレイアウトを構成する |
Webデザイナー | Webサイトのデザインを考え制作する |
UI/UXデザイナー | Webサイトをユーザー目線で制作し、顧客体験をデザインする |
ファッションデザイナー | 衣服のコンセプトを考え、色や素材の選定やデザイン画の制作などを行う |
インテリアデザイナー | 施主の要望に沿って、家具やカーテン、照明などを選び空間を作り上げる |
未経験からグラフィックデザイナーを目指したい方は「グラフィックデザイナー未経験での就職は厳しい?正社員を目指すコツとは」のコラムで就活のコツを解説しているので参考にしてみてください。
デザイン・アート系の仕事に向いている人の特徴
デザイン・アート系の仕事では、人々を惹きつけるための感性や発想力が適性として挙げられるでしょう。
- ・流行に敏感
- ・発想が豊か
- ・細かい作業が好き
感性を磨くには、流行に敏感でインプットを欠かさないことが大切です。また、制作においては細部へのこだわりが完成度に影響するので、細かい作業が好きな方も向いているでしょう。
クリエイティブ系の仕事の種類
クリエイティブ系の仕事は、Webデザイナーやイラストレーター・アニメーターなど、さまざまな職種が存在します。他職種と共同でアニメやゲームの製作を行うのが特徴です。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
イラストレーター | Webサイトやアニメ、ゲームなどのイラストやデジタル画像を描く |
アニメーター | アニメーションの絵コンテをもとにキャラクターや背景などを描く |
アニメ脚本家 | 構成やキャラクターの設定、ストーリー展開などを考え、監督や構成作家とともに脚本を完成させる |
ゲームクリエイター | ゲームの企画や制作を制作するプロデューサーやシナリオライター・デザイナーなどの総称 |
未経験からゲーム業界に挑戦するコツは「未経験からゲーム業界に挑戦するのは難しい?内定を勝ち取るコツを解説」のコラムでまとめているのでご参照ください。
クリエイティブ系の仕事に向いている人の特徴
クリエイティブ系の仕事に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- ・アイデア力がある
- ・チームワーク力がある
- ・論理的思考力がある
クリエイティブな仕事は、新しい作品を生み出すためのアイデア力はもちろん、さまざまな種類の専門家が連携して制作を進めるためのチームワーク力も求められます。
また、ゲームクリエイターには論理的思考力も大事な要素。キャラクターの自然な動きは、数学の知識と論理性をもとにプログラムを組む必要があります。
美容・ファッション系の仕事の種類
美容・ファッション系の仕事は、お客さまのボディやヘアに関するサービスを提供したり、美しくなるためのアドバイスをしたりする職種です。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
アパレル店員 | 店舗で接客、販売、商品管理などを行う |
ネイリスト | 爪の手入れやネイルのデザインを行う |
エステシャン | ボディやフェイシャル、痩身や脱毛などの施術を行う |
美容部員 | 百貨店などの化粧品売り場で接客・販売を行う |
美容師 | 髪の毛のカットやパーマ、シャンプーなどを行う |
メイクアップアーティスト | シチュエーションに合わせてメイクとヘアセットを行う |
美容業界の詳細は「美容業界の仕事とは?代表的な職業や求められるスキルをご紹介」のコラムをご覧ください。
美容・ファッション系の仕事に向いている人の特徴
美容・ファッション系の仕事では、お客さまの要望を叶えるために自分自身も美を意識することが求められるでしょう。
- ・美意識が高い
- ・相手をサポートするのが好き
- ・トレンドに敏感
美意識の高さはお客さまへのサービスの質の向上にもつながります。
また、お客さまの要望に寄り添いサポートする姿勢も大切です。美容・ファッション系の仕事で扱う衣料品や化粧品は次々に新商品が発表されるため、お客さまから「今年の流行は?」などと聞かれることも少なくありません。トレンドに対する敏感さも仕事に役立つ適性といえるでしょう。
旅行・宿泊サービス系の仕事の種類
旅行・宿泊サービス系の職種は、旅行会社や空港・観光地などさまざま場所で活躍しています。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
ツアーコンダクター(添乗員) | ツアー客に同行し、スケジュールに沿って観光地や宿泊施設へ案内する |
ツアープランナー | 旅行代理店で販売するツアーの内容を考え企画する |
バスガイド | 観光バスに乗務し、乗車中や現地での観光案内を行う |
観光局のスタッフ | 国内の外国政府の観光局に勤務し、その国の観光情報を日本の旅行代理店へアピールする |
通訳案内士 | 訪日外国人を観光案内するほか、スケジュール管理や宿泊施設への案内・トラブル対応なども行う |
客室乗務員 | 主に飛行機内で乗客へのサービスを提供する |
空港のグランドスタッフ | 搭乗手続きや預入荷物の対応、到着客の対応などを行う |
旅行・宿泊サービス系の仕事に向いている人の特徴
以下は、旅行・宿泊サービス系の仕事に向いている人の特徴です。
- ・楽しませるのが好き
- ・旅行が好き
- ・臨機応変な対応ができる
旅行に関わる仕事は、「人を喜ばせるのが好き」といったホスピタリティ精神がある人に向いているでしょう。自分自身も旅行に対して関心があると「どうすれば楽しい旅になるか」「思い出に残るか」といったことをイメージできるため、より良いサービスを提供するのに役立ちます。
また、旅行中はトラブルも起きやすいので、臨機応変に対応できる能力も大切です。
商社の仕事の種類
商社の仕事では、商品や素材・サービスなどを扱い、企業間の橋渡し役を担います。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
営業事務 | 書類作成や商品発注といった営業職のサポートをする |
営業 | 国内外の企業と交渉を行い契約獲得を目指す |
事業企画 | 会社の業績アップにつながる企画を考案する |
総合商社と専門商社の違いは、「専門商社とは?就職のメリット・デメリットや総合商社との違いを解説!」のコラムでご紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
商社の仕事に向いている人の特徴
商社の仕事に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- ・コミュニケーションをとるのが得意
- ・国内だけでなく海外でも活躍したい
- ・主体性をもって仕事に取り組める
商社の仕事では国内外のさまざまな企業と交渉を行うため、コミュニケーション能力や主体性が求められます。ビジネスにおける外国語が堪能であれば、海外企業とやり取りをする機会で役立つでしょう。
飲食サービス系の仕事の種類
飲食サービス系の仕事の種類には、料理を作る調理スタッフや、料理を運ぶホールスタッフなどの職種があります。また、健康的な献立を考える栄養士といった仕事も有名です。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
飲食店スタッフ | 飲食店で調理や配膳、レジ対応などを行う |
寿司職人 | 材料の仕入れやシャリの準備を行い、注文に応じて寿司を作る |
パン職人 | パン作りや新商品の試作、店頭への陳列などを行う |
ソムリエ | 飲食店でワインを中心とした飲料を提供し、商品の紹介などを行う |
バリスタ | コーヒー豆や焙煎などの専門知識を持ち、コーヒーを提供する |
栄養士 | 学校や病院、福祉施設などで提供する食事のメニュー考案や調理を行う |
フードコーディネーター | メディアで紹介する料理のレシピを考え、調理する |
飲食サービス系の仕事に向いている人の特徴
飲食系の仕事に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- ・コミュニケーションをとるのが得意
- ・食べることが好き
- ・気配り上手
飲食サービス系の仕事には調理や接客などさまざまな種類がありますが、いずれもコミュニケーション能力が求められます。厨房で働くうえでも、ほかのスタッフと連携して効率的に仕事をする必要があるでしょう。
また、栄養士やフードコーディネーターも人の反応に関心を持ち、ニーズを把握しようとする姿勢が大切です。飲食系の仕事は食べることが好きなのはもちろん、どうすれば相手が喜んでくれるかを考える気配りも必要といえます。
メーカーの仕事の種類
メーカーの仕事の種類は、食品・アパレル・自動車部品・化粧品・医療機器など多種多様です。営業や広報といった人と関わる仕事だけでなく、資材調達や工場で製品の製造を行う仕事まで幅広くあります。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
営業 | 店舗や企業へ自社製品を売り込む |
広報 | 自社製品の宣伝活動をする |
商品企画 | 既存商品の見直や新商品の考案をする |
資材調達 | 製品製造に必要な資材の買い付けをする |
商品製造 | 工場で商品を製造・組み立て・加工を行う |
メーカーの仕事の種類は「メーカーとは?どんな業種がある?主な仕事内容や転職を成功させるコツを紹介!」のコラムで詳しく解説しているのでご参照ください。
メーカーの仕事に向いている人の特徴
メーカーと一口にいっても仕事の種類は多様にあるため、どのような人に向いているかは職種によって異なります。以下は一例として参考にしてみてください。
- ・特定メーカーの製品が好き
- ・ものづくりが好き
- ・規模が大きいプロジェクトに携わりたい
メーカーで働く場合、自社製品に対する理解を深めるだけでなく、消費者の目線になってニーズをイメージすることも重要です。
運輸・輸送系の仕事の種類
運輸・輸送系は、車両や航空機を使って人や荷物を運ぶのが仕事。運転する乗り物には、タクシーやトラック・飛行機・鉄道などがあり、それぞれ専門資格と技術が必要です。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
タクシードライバー | タクシーの運転、接客対応、管理などを行う |
トラックドライバー | 荷物の積み下ろしや配送を行う |
パイロット | 飛行機の操縦や乗客の安全管理を行う |
車掌 | 電車の安全確認や乗客対応、社内アナウンスなどを行う |
航海士 | 船長のサポート役として、船の操縦や現場の指揮を行う |
通関士 | 税関に提出する書類の作成、関税の計算、検査の立ち会いなどを行い輸出入を円滑に進める |
整備士 | 自動車や飛行機などの点検、整備、塗装を行う |
運輸・輸送系の仕事に向いている人の特徴
以下は、運輸・輸送系の仕事に適性のある人の特徴です。
- ・責任感が強く予定を守れる
- ・体力に自信がある
- ・忍耐力がある
ドライバーやパイロットはもちろん、整備士も人の命に関わる仕事であり、責任感をもって働けることが重要といえます。また、飛行機や電車は社会的な影響力も大きく、時間を守るのも大事な任務です。
運輸・輸送系の仕事は深夜や早朝に働く場合があり、仕事が長時間に及ぶことも。最後まで気を抜かずにやり抜く体力や忍耐力も大切な要素です。
工場・軽作業(清掃など)の仕事の種類
工場・軽作業の仕事には、商品組み立てや倉庫内作業、梱包・検品などさまざまな種類があります。学歴や職歴を問われず、未経験から応募できる求人が多いのも特徴です。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
梱包・検品・仕分けスタッフ | 出荷前の製品の品質チェック・梱包・仕分けを行う |
品出し・ピッキング作業スタッフ | 店舗で商品補充、倉庫で品物を集める |
製品組み立て・加工スタッフ | 工場で製品の組み立てや加工を行う |
清掃・ハウスクリーニング | オフィスや一般家庭の清掃作業を行う |
フォークリフトオペレーター | 専用の機械を操作し荷物を運ぶ |
工場・軽作業の仕事に向いている人の特徴
以下は工場・軽作業の仕事に向いている人の特徴です。
- ・マニュアルに沿った仕事が得意
- ・コツコツと作業に取り組める
- ・正確性を重視できる
工場・軽作業の仕事は、担当業務が細かく分けられている傾向があります。同じ作業を繰り返すこともあり、作業に集中して正確に取り組めることが求められるでしょう。
事務・営業系の仕事の種類
事務・営業系の仕事には企業のなかで働く受付や事務といった種類があります。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
一般事務 | 電話対応やデータ入力など社内のさまざまなサポートを行う |
営業事務 | 伝票や請求書の作成・管理などで営業職をバックアップする |
経理事務 | 請求書の処理や毎月の締め作業、年末調整や決算処理などを行う |
人事事務 | 採用や配属、育成や環境整備など人に関する業務を担当する |
経営企画 | 会社の方針に沿って、予算や目標を決め、達成に向けたプロセスを策定する |
事務・営業系の仕事に向いている人の特徴
ここでは事務や営業の仕事に向いている人の特徴をまとめました。
- ・人の役に立つことにやりがいを感じる
- ・几帳面
- ・ルーティンワークが苦でない
バックオフィス系の仕事は、ほかの職種をサポートする役割を担っています。誰かの役に立てることにやりがいを感じる人は適性があるといえるでしょう。書類作成やお金の管理といった業務も多く、几帳面でミスなく物事を進められる能力も必要です。
また、一般事務や営業事務、経理などはルーティンワークも多いため、それを苦に思わない人に向いているでしょう。
パソコンや簿記検定などのスキルを身につけながら、応募書類でアピールしよう
フリーターから事務職を目指すには、まず基本的なパソコンスキルの習得が重要です。たとえば、タイピングやMicrosoft Officeをはじめとするソフトの操作方法など、オンライン講座や書籍で学んでみましょう。
また、日商簿記や秘書検定、MOSなどオフィスワークに役立つ資格を取得すると、履歴書でアピールできます。実務経験がない場合は、派遣社員やアルバイトなどで事務関連の業務を経験するとともに、職場でのコミュニケーションスキルを磨くことを意識してみてください。
履歴書や職務経歴書による自己PRも重要です。フリーターとして働くなかで培ったスキルや強みを整理し、事務職にどのように活かせるかを具体的に説明しましょう。たとえば、接客業で培ったコミュニケーション能力や、複数の業務を同時にこなすマルチタスク能力などは、事務職でも存分に活かせるスキルといえます。
また、転職エージェントの利用もおすすめです。プロのアドバイザーからサポートを受けることで、より効果的に就職活動を進められます。
上記のポイントを押さえつつ、計画的に行動して事務職への転職を目指しましょう。
人材サービス・アシスタントの仕事の種類
人材サービス・アシスタントは、人材を求める企業と求職者の仲介を行う仕事のことです。求人広告の営業や人材コンサルティング、求職者の就職活動をサポートするアドバイザーといった仕事の種類があります。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
人材派遣スタッフ | 企業に合う人材を派遣し人手不足を補う |
人材紹介スタッフ | 依頼を受けた企業へ人材を紹介する |
求人広告の営業 | 求人サイトや求人誌に掲載する企業への営業活動を行う |
企画・人材コンサルティング | 企業に必要な人材を分析し採用に向けた戦略を練る |
アドバイザー | 求職者が就職できるよう求人紹介やアドバイスを行う |
人材サービス・アシスタントの仕事や業界の特徴を詳しく知りたい方は、「人材業界の仕事」をご参照ください。
人材サービス・アシスタントの仕事に向いている人の特徴
人材サービス・アシスタントの職種は、企業の人事担当者や就職を目指す求職者とやり取りを行うのが主な仕事であるため、以下のような特徴が適性といえます。
- ・人と関わることが好き
- ・傾聴力および提案力がある
- ・相手がどう感じるか想像する能力に長けている
- ・幅広い業界や職種の知識を身につけたい
企業のニーズを正確に把握したり、求職者にマッチする求人を紹介したりするためには、傾聴力と提案力が欠かせません。また、人材サービスの仕事では、最新の業界の動向や職種ごとの傾向を敏感にキャッチし、企業と求職者双方へ情報を伝える姿勢も大切です。
法律・士業など専門的な仕事の種類
法律・士業の職種は、弁護士や司法書士、行政書士など難関資格を必要とするため、未経験・無資格で挑戦するのはハードルが高いでしょう。ただし、社会的な需要は高く、収入や雇用の安定が期待できる仕事です。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
弁護士 | 法律の専門家として、人々の権利を守る活動を行う |
パラリーガル | 弁護士の指示にしたがい、サポート役として法律事務の業務を行う |
司法書士 | 法律関連の書類作成や手続きを代行する |
行政書士 | 官公署に提出する書類の作成、申請業務の代行などを行う |
社会保険労務士 | 労務に関する書類作成、手続きの代行、コンサルティングなどを行う |
裁判所事務官 | 資料収集や訴状の受理など、裁判の手続きや当事者の出頭確認などを行う |
海事代理士 | 船の持ち主に代わり、登録手続きや検査の申請などを行う |
法律・士業など専門的な仕事に向いている人の特徴
国や社会にとって必要不可欠な法律・士業などの仕事は、以下のような特徴があると適性があるといえるでしょう。
- ・冷静な判断ができる
- ・公正な考え方を持てる
- ・しっかりとルールを守れる
法律・士業などの職種は、人の人生に影響する仕事なので、感情に左右されず冷静に物事を見られる人に向いています。また、法律関連の仕事は細かいルールが多く、ミスのないように確認をしっかりと行うといった丁寧さも必要です。
金融・コンサル系の仕事の種類
金融・コンサル系の職種の種類は、銀行員や税理士など、お金に関わる仕事が中心。株や証券に関係するファンドマネージャーや、トレーダーといった仕事もあります。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
銀行員 | 口座開設や振込、帳簿の作成や融資先の決定、ローンの審査などを行う |
税理士 | 企業や個人に代わって税務署類の作成や手続きの代行のほか、 相続や経営に関するコンサルティングなどを行う |
ファンドマネージャー | 金融市場を分析し、投資家から預かったお金を運用する |
トレーダー | 投資家とディーラーの間に入り、 債権や株式といった証券の売買を仲介する |
アナリスト | 国の経済状況や企業の経営動向などを分析し、 株価の動きや市場の将来性を予測する |
ファイナンシャルプランナー | 個人の資産運用について、貯蓄や家族構成などを踏まえたアドバイスを行い、保険や投資商品を提案する |
経営コンサルタント | 企業の経営状況に鑑みて、課題解決に向けたアドバイスを行う |
コンサルタントの仕事の種類は「コンサルタントの仕事」で解説しているので、あわせてご確認ください。
金融・コンサル系の仕事に向いている人の特徴
金融・コンサル系の仕事に向いている人としては以下のような特徴が挙げられます。
- ・情報を分析するのが得意
- ・数字に強い
- ・人をサポートするのが好き
金融・コンサル系の仕事では、数字をもとに分析・検証を行い、状況を判断できる能力が必要です。
また、金融・コンサル系の職種はいずれも顧客のサポートをする役割があるため、相手の要望を叶えるために寄り添う姿勢が求められるでしょう。
不動産・土木建築系の仕事の種類
不動産・土木建築系の仕事は、資格を必要とする専門職もあれば、一般事務や営業といった未経験から挑戦しやすい職種もあります。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
設計 | 依頼主の要望に沿って、デザインや骨組み、設備などの設計を考え図面や模型を作成する |
施工管理 | 工程・品質・予算・安全における管理を行う |
用地取得 | 土地の調査や地権者との交渉を行い、建築に必要な土地を取得する |
企画・開発 | 施設や都市開発のコンセプトを決め、計画を策定する |
営業 | 集合住宅の入居者や商業施設のテナントを獲得する |
大手ゼネコンやデベロッパーでは大規模なプロジェクトに携わる仕事が多く、完成した建物を目の当たりにして達成感を得られる人もいるようです。ゼネコンの特徴は「ゼネコンとは何の略称?仕事内容や魅力についても分かりやすく簡単に解説!」のコラムでまとめています。
不動産・土木建築系の仕事に向いている人の特徴
不動産・土木建築系の仕事の適性は就職先や職種によって異なるものの、以下の3点はいずれにしても求められる要素といえるでしょう。
- ・成果主義を楽しめる
- ・問題解決が得意
- ・協調性がある
不動産会社の営業では歩合制も多いため、成果主義がモチベーションになる人に向いています。また、物件探しでは顧客の要望を叶えるのが難しかったり、用地取得がうまく進まなかったりする場合に問題解決能力が必要となるでしょう。
不動産・土木建築系の仕事は社内外の多くの人と関わるため、協調性やチームワーク力も適性といえます。
エネルギー・通信・インフラ系の仕事の種類
エネルギー・通信・インフラ系は、人々の生活に不可欠な仕事です。エネルギー・通信・インフラ業界のなかでも、電気・ガス・水道に関する仕事の種類を紹介します。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
調達 | 海外企業と価格の交渉などを行い原料を輸入する |
製造・運転 | 設備を運転し、安定したインフラの供給を行う |
管理・保守 | 定期的に点検や修理を行い、事故を未然に防ぐ |
営業 | 自社エネルギーの使用を促すための営業活動 |
技術開発 | エネルギーの生産に関わる技術を開発する |
インフラ業界の分野ごとの職種は「インフラ業界とは?主な職種一覧や向いている人の特徴、将来性などを解説」のコラムをご覧ください。
インフラ系の仕事に向いている人の特徴
インフラ系の仕事にはさまざまな職種が存在しますが、以下の特徴は適性として挙げられるしょう。
- ・社会貢献意欲が高い
- ・安定を望む
- ・責任感が強い
職種によってはルーティンワークが多いものの、「社会の役に立っている」「いつもと変わらないのは無事故の証拠」と前向きに捉えられる方は向いています。
また、台風や災害が発生した際はトラブル対応に追われるため、責任感の強さも大切といえるでしょう。
保安・警備関係の仕事の種類
保安・警備関係の職種は国の防衛・社会・個人・財産の保護や法と秩序の維持を行うのが仕事です。職種の種類は幅広く、民間企業のみならず公務員の仕事も含まれます。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
自衛官 | 有事に備えた訓練や災害時の救助などを行い、日本の安全と平和を守る |
警察官 | パトロールや交通安全指導、防犯指導のほか、犯罪捜査などで人々の生活を守る |
消防士 | 火災の消火活動、病気やケガの救急搬送、災害時の救助活動などを行う |
刑務官 | 刑務所・拘置所の巡回業務や、受刑者の指導を行う |
麻薬取締官 | 薬物に関する情報収集や操作を行い取り締まる |
警備員 | 商業施設やイベント会場などで来場者の誘導や防犯活動を行う |
交通誘導員 | 道路工事の際、歩行者や車が安全に通れるように案内をする |
国家公務員としての仕事も多いので、保安系の仕事に就きたいと考えている人は公務員試験の勉強を検討することをおすすめします。
保安・警備関係の仕事に向いている人の特徴
保安・警備関係の仕事は人命救助や災害支援など、過酷な状況で任務に当たることも珍しくありません。その点を踏まえて、保安関係の仕事に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- ・正義感が強い
- ・自己管理能力がある
- ・チームワークを大事にできる
人の命や安全を守る仕事なので、正義感・責任感の強い人に向いています。また、日ごろの訓練がいざというときに役立つため、常に自己管理ができる能力も必要です。
緊急時には指揮命令を守り、チームワークを乱さずに仕事を行うことが成果につながるでしょう。
農林・水産系の仕事の種類
農林・水産系の仕事は、自然から採れる家畜や農作物・水産物などを扱うのが特徴です。職種の種類により業務内容が大きく異なるでしょう。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
林業作業 | 森林の維持管理や樹木の伐採、木材資源の生産を行う |
水産養殖従事者 | 魚類・貝類・海藻類などの水産物を人工的管理・育成し、出荷を行う |
酪農従事者 | 乳牛の飼養、生乳の生産・出荷などを行う |
果樹栽培者 | 果物の栽培・管理・収穫・出荷などを行う |
ただし、天候の影響により収入が左右されるリスクがあることも理解しておく必要があります。
農林・水産系の仕事に向いている人の特徴
農林・水産系の仕事に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- ・自然に触れるのが好き
- ・継続力がある
- ・体力に自信がある
自然に触れることが好きな人は、農林・水産系の仕事に前向きな姿勢で取り組めるでしょう。
また、農林・水産系の仕事は成果が出るまでに時間がかかるため、コツコツと継続して業務に取り組む姿勢が必要です。気候が労働環境にも影響しやすいため、体力に自信がある人に向いています。
農業の仕事の特徴は「農家へ転職するのは難しい?農業の現実や就農を目指す際のポイントを解説」のコラムで紹介しているので、ご参照ください。
公務員の仕事の種類
公務員の仕事の種類は幅広く、市や都道府県の自治体職員や教員・労働基準官などがあります。
職種の例 | 仕事内容 |
---|---|
自治体職員(地方公務員) | 住民の戸籍登録や各種証明書の発行、ごみ処理、 公民館の運営など、地域の行政サービスを行う |
各省庁職員(国家公務員) | 各省庁や裁判所・国会などに所属し、税金や労働・社会福祉・教育などに関する業務を行う |
公務員として就労する方法は「公務員になるのに学歴は必要?給料は異なる?試験対策のポイントもご紹介」のコラムで解説しているので、あわせてご覧ください。
公務員の仕事に向いている人の特徴
地方公務員や国家公務員の仕事に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- ・地域や社会の役に立ちたい
- ・行動力がある
- ・調整力がある
地域や社会のために尽力するのがやりがいと感じられる人は公務員に向いています。また、現場に出向いたり住民の声を聞いたりするための行動力や調整力も求められるでしょう。
公務員になるか、企業に勤めるか迷っています。どのような基準で比較、判断したらいいでしょうか。
公務員か企業か?キャリア選択のための比較ポイント
公務員と企業への就職では、それぞれ特徴やメリットが異なります。
公務員は一般的に安定性や社会的信頼が高く、職務の公共性もありますが、昇進や業務内容が一定で、成果を強く求められることは少ない傾向です。
一方、企業は成果主義の色が強く、業績やスキルに応じて昇進や給与が変動します。キャリアの自由度が高く、新しいチャレンジも可能です。
公務員か企業家を選ぶ際には、「安定性」「成長機会」「働き方の柔軟性」「自己実現」などを軸に、ご自身の価値観や人生観と照らし合わせて検討してみてください。
世の中にある仕事の種類から適職を見つける方法
多種多様な仕事から適職を見つけるためには、業界や企業、自分自身に対する理解を深めたうえで、自分にマッチしているかどうかを見極めることが大切です。ここでは、世の中にある仕事の種類から適職を見つける方法を紹介するので、仕事探しでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
世の中にある仕事の種類から適職を見つける方法
- 最初は広く業界を知る
- 興味のある業界・企業研究を丁寧に行う
- 自己分析で自分に対する理解を深める
- 希望の働き方にマッチしているか確認する
- 就職・転職エージェントを利用する
適職発見のために抑えておきたい3つの視点
適職を見つけるためには、「自己理解」「価値観の明確化」「市場調査」の3点が
重要です。
まずは「自己理解」。自分の強み・弱みや興味のある分野を把握します。
次に「価値観の明確化」。仕事において譲れないものやあなたの人生で叶えたいことなどを明確にすることで、長く続けられる職種が選びやすくなるでしょう。
最後に「市場調査」です。興味がある職種や業界の将来性や、求められるスキルを確認することは、適職を見つける大きなヒントになります。
これら3つの要素を組み合わせて考えることで、理想のキャリアへと近づけるでしょう。
1.最初は広く業界を知る
業界研究の初期段階では、世の中にどのような業界があるかを広く調べましょう。自分の知らなかった業界で適職が見つかる可能性もあります。興味のある・なしにかかわらず、求人サイトやハローワークインターネットサービスの「日本標準産業分類(令和5年改定)」などで、可能な限り幅広く調査してみてください。
参照元
ハローワークインターネットサービス
トップページ
2.興味のある業界・企業研究を丁寧に行う
自分にとって関心のある業界が見つかったら、「その業界がどのような状況にあるのか」「属する企業にはどのようなところがあるのか」を研究してみましょう。業界・企業研究を丁寧に行えば、自分がその分野で正社員として長く働けるかどうかをイメージしやすくなるでしょう。
業界研究と企業研究の違いや具体的な進め方は「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」のコラムで解説しているのでご参照ください。
3.自己分析で自分に対する理解を深める
適職を見つけるためには、自己分析で自分自身に対する理解を深めておくことも重要です。自身の価値観や考え方、仕事に活かせる強みや弱みを知ることで、「自分がどのような環境なら働きやすいか」を明らかにできます。
自己分析のやり方
自己分析を行う際は自分の過去を振り返り、印象に残った経験を書き出していきます。エピソードが思いつかないときは、「高校生/大学生/社会人」というように、時代ごとに分けて考えてみましょう。
エピソードがいくつか集まったら、それぞれの経験を深堀りします。何かを頑張った経験があったら、「なぜそれを頑張ろうとしたのか?」「課題に対してどう対処したか?」「乗り越えたときにどんな成長があったのか?」など、さまざまな視点から自分の行動や感じたことを分析してみてください。
自己分析のコツは、「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」でも詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてみましょう。
職種を探す際は、あなた自身の「価値観」「強み」が何なのかを振り返ってみてください。適材適所という言葉どおり、あなたにフィットする職種は、自分をよく知ることで見つかります。
そうやって見つけた仕事は、あなたが輝ける舞台と充実したキャリアをもたらしてくれるでしょう。
4.希望の働き方にマッチしているか確認する
適職を選ぶうえでは、希望の働き方を叶えられるかどうかを確認することも重要です。ハタラクティブ「若者しごと白書2025」のアンケート結果によると、フリーター・正社員の方が「仕事選びで最も重視していること」は以下のような結果になりました。
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
1位 | 希望する仕事内容かどうか (31.6%) | 希望する仕事内容かどうか (31.9%) |
2位 | 理想的な勤務時間や休日数か (12.7%) | 希望する収入が得られるか (20.0%) |
3位 | 希望の労働時間で働けるか (12.3%) | 理想的な勤務時間や休日数か (7.7%) |
このデータから、仕事探しにおいて「やりたい仕事を実現できるか」「無理なく働けるか」「仕事に見合った給料を受け取れるか」などのニーズが汲み取れるでしょう。仕事探しの時点で「希望の働き方に合っているか」を見極められていると、入社後のマスマッチが起こりにくくなります。
適職診断で自分に合う仕事の種類を探してみるのも手
適職診断の結果を活用し、自分に合う仕事の種類を探してみるのもおすすめです。適職診断は、Web上で無料公開されており、質問に答えるだけで自分に向いている職種を判断できます。ただし、適職診断で判明した職種が必ずしも自分にとって働きやすいとは限らないため、あくまで参考程度に留めるようにしましょう。適職診断の活用法は、「自分に合ってる職業とは?適職診断でわかることや就活・転職のコツを紹介」のコラムで解説しています。
5.就職・転職エージェントを利用する
自分に合った仕事を見つけるためには、就職・転職エージェントも利用してみましょう。
就職・転職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーによる応募書類の添削や、面接対策・求人紹介・面接同行などのサポートを受けられます。就職・転職に関する悩みや疑問を相談できるため、安心して転職活動に集中できるでしょう。
自分に合った就職・転職エージェントを見極めるために、特徴の異なる複数のエージェントに登録するのもおすすめです。エージェントのサービスは、「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く活用するコツ」のコラムでも紹介しているので、利用をするかお悩みの方は参考にしてみてください。
【アンケート調査】よく利用する企業探しの手段・利用サービスは?
就職・転職で企業を探す際に利用する手段やサービスは多岐にわたり、人それぞれ異なります。ハタラクティブ「若者しごと白書2025」によると、就職活動・転職活動で最も利用されているは、フリーター・正社員ともに「求人サイトや就職・転職情報サイト」でした。
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025/3-6. 就職先探しの手段・利用サービス(p.31)」
また、次点で「就職・転職エージェント」を活用している方が多いことも分かります。求人サイトや就職情報サイトは自身の判断で求人を選ぶ必要がありますが、就職・転職エージェントのサービスではプロのキャリアアドバイザーによるサポートを受けることが可能です。
より自分に合った企業を探すためには、求人サイトと転職エージェントを併用するのが望ましいでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
転職エージェントは、求人紹介から応募書類添削、面接対策まで、転職活動を全面的にサポートしてくれる心強い味方です。複数のエージェントに登録することで、より多くの求人情報を得られます。
担当者との相性も重要なので、積極的にコミュニケーションをとりながら、信頼できるエージェントを見つけることが成功への近道です。希望条件やキャリアプランを明確に伝え、二人三脚で転職活動を進めていきましょう。
「世の中にどんな仕事の種類があるか分からない」「自分に合う職業を知りたい」という方は、就職・転職サービスのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、これまでの就業経験や仕事に対する希望をヒアリングしたうえで、適性に合った仕事をご提案します。
また、ハタラクティブは既卒や第二新卒、フリーターといった若年層のサポートに特化しているのが特徴です。未経験者歓迎求人を多く扱っているので、経歴を気にせず挑戦できます。
経験豊富なプロのキャリアアドバイザーが一対一でサポートしますので、「志望業界が定まっていない」「何から始めれば良いか分からない」というご相談もOKです。就職・転職活動で悩んでいる方は、ぜひ一度お問い合わせください。
世の中にある仕事の種類から就職先を探すときのQ&A
世の中の仕事の種類に関する疑問について、Q&A形式で解決します。
在宅の仕事にはどのような種類が挙げられますか?
在宅でできる仕事の具体例としては、データ入力やインターネットショップ経営・ハンドメイド作家などが挙げられるでしょう。働き方は人により異なり、企業に所属して在宅勤務を選んだり、フリーランスとして働いたりする方法があります。
在宅でできる仕事は「自宅でできる仕事とは?雇用形態や職種のご紹介」で紹介しているので参考にしてみてください。
一人で取り組める仕事の種類を教えてください。
一人での作業が中心となりやすい仕事には、清掃員・警備員・ドライバーなどの職種が挙げられます。ただし、いずれの仕事もほかの社員との情報共有をするためのコミュニケーションをとる必要はあるでしょう。
一人で取り組みやすい仕事の特徴は「一人でできる仕事25選!在宅勤務OKなどタイプ別におすすめの職種を紹介」のコラムで解説しているのでご一読ください。
管理職の仕事の種類とは?
管理職には、係長・課長・部長などの種類があります。管理職に配置された人は部門ごとの決裁権をもち、チームの取りまとめ役を担うのが特徴です。
管理職は、人材をマネジメントする力や現場を指揮する広い視野が必要となるポジションといえるでしょう。管理職の詳細は「中間管理職とは?企業内での役割や求められるスキルについて解説」のコラムをご参照ください。
女性に人気の職業にはどんな仕事がある?
女性が未経験からキャリアを築きやすい仕事には、コールセンターや介護職、販売職、営業職などがあります。20代~30代の女性は、結婚や出産・育児などでライフスタイルに変化が起きやすい年代でもあるため、将来のキャリアプランを考えて仕事を選ぶのがおすすめです。
女性に人気のある仕事は「20代女性の転職で人気の職業とは?おすすめのアピール方法やコツを解説!」のコラムで紹介しているので、チェックしてみてください。
仕事内容を詳しく調べるには?
仕事内容を調べる方法としては、OB・OG訪問や職場見学、インターンシップへの参加などがあります。Webサイトや広報誌では具体的な仕事内容を知るのは難しいので、実際に話を聞いたり、職場を見たりするのが有効な手段といえるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、企業ごとの仕事内容や職場の雰囲気を確認できます。適職探しでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。