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仕事に興味が持てない…続けるデメリットは?パターン別の対処方法も解説
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この記事のまとめ
- 興味が持てない仕事を続けると、苦痛や限界を感じたり体調を崩しやすくなったりすることも
- 生きがいを見つけるために働いている若者は全体の12.8%
- 仕事に興味が持てない場合は、転職を考えるのも一つの方法
- 仕事に興味が持てないときは、業務の良い部分を見つけてみよう
仕事に興味が持てない場合はどうすれば良いのか悩んでいる方もいるでしょう。仕事に興味を持って取り組めないときは、別の業務や自分に合う働き方を探してみるのも一つの方法です。このコラムでは、興味が持てない仕事を続けるデメリットをご紹介。また、仕事に興味が持てない理由とその解決方法についてまとめています。仕事に限界や苦痛を感じている方は、転職をする際の不安に対するアドバイスもしているため、ぜひ参考にしてください。
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興味が持てない仕事を続ける6つのデメリット
ここでは、興味が持てない仕事を続けるデメリットをご紹介します。仕事に興味が持てない理由は、人によってさまざまです。しかし、仕事に対してネガティブな感情を抱いたまま働き続けると、精神的な負担から生活にも支障が出てきてしまう恐れもあるでしょう。以下で詳しくご紹介します。
興味が持てない仕事を続けるデメリット
- 仕事に興味が持てないため苦痛やストレスを感じやすい
- 仕事に興味を持てず達成感ややりがいが得られない
- 成長できない
- 仕事に興味が持てないため業務上必要な知識を覚えられない
- 仕事に興味が持てないと集中力が続かない
- プライベートに悪影響が出ることがある
1.仕事に興味が持てないため苦痛やストレスを感じやすい
興味が持てない仕事を続けると、苦痛やストレスを感じやすくなるのがデメリットの一つです。「仕事が面白くない」という気持ちのまま働き続けて年月が経つと、その間ストレスを感じ続けることに。社会人は、生活時間のうち長い年月を労働に費やします。その時間がつらいものだと、毎日の生活が苦痛に感じてしまうでしょう。また、ストレスを溜め過ぎると体調を崩してしまうこともあるので、注意が必要です。
2.仕事に興味を持てず達成感ややりがいが得られない
仕事に興味が持てないと、会社で成功しても達成感を得られない可能性があります。仕事にやりがいを持っていない状態だと、会社内で取り組んでいたプロジェクトが成功する、顧客が満足してくれるといったことがあっても、感動したり向上心が湧いたりしにくいでしょう。また、会社でミスをした場合は反省の気持ちを感じられず、改善に取り組めない恐れもあります。
会社での達成感は、物事を継続する力の源です。達成感がなければ仕事を続けていくモチベーションも保つのが難しくなります。また、仕事に対する興味とやりがいは密接につながっているので、仕事に興味がないとやる気も起こらず、業務のクオリティが低下する恐れがあるでしょう。
3.成長できない
仕事に興味が持てなければ、たとえ勤続年数を重ねてもなかなか成長できないこともデメリットの一つです。興味が持てる仕事であれば、分からないことは上司に聞く、メモを取る、挑戦できる業務は積極的に行うといった方法で成長できるでしょう。ほかにも、知識を深めたい分野の本を読む、資格を取るなど、直接仕事に関わらない部分での努力があれば、幅広いスキルアップが叶う可能性もあります。
しかし、仕事に興味が持てない場合、関心がないことを追求するのは難しいため、そのような意欲が湧きにくくなるものです。転職活動を始めても、職種によってはスキル不足で採用されない恐れがあるでしょう。キャリアアップができないと昇給も見込めず、モチベーションの低下を招き、悪循環に陥る可能性もあります。
4.仕事に興味が持てないため業務上必要な知識を覚えられない
仕事に興味が持てないと、業務に何の意味があるのかと疑問に感じたり、教えてもらっても頭に入らなかったりするデメリットが生じることもあります。また、仕事に対し積極的になれず「知識や資料が頭に入らない」といったことが起こる恐れも。一度覚えても、興味が持てない内容はすぐに忘れてしまう可能性もあるでしょう。
5.仕事に興味が持てないと集中力が続かない
仕事に興味が持てないと、集中力が続かないこともデメリットとして考えられます。仕事に集中できなければ、会社での成果も思うように上がらないでしょう。やるべきことや大事なことを失念してしまったり、ミスが増えたりする可能性もあります。その結果、会社から評価を得られず、さらに仕事に興味を持てなくなってしまうでしょう。
6.プライベートに悪影響が出ることがある
興味が持てない仕事を続けていると、仕事のストレスがプライベートに影響を及ぼしてしまう可能性もあります。仕事でつらい気持ちを抱えると、休日もその感情を引きずってしまったり、浪費や過度な飲酒などでストレスを発散したりする方もいるでしょう。このような状態になると、仕事だけでなく私生活でもつらい思いをすることがあります。
ここで挙げたデメリットは、すぐに影響があるとは限りません。しかし、興味を持てない仕事にストレスを感じる状況が長期間続くと、心身にダメージが蓄積されてしまいます。「興味が持てない仕事のストレスで健康を害している」「数年同じ業務を続けても慣れない」といった状況であれば、会社の上司に異動の相談をしたり、転職したりして今の環境を変えてみるのも一つの対処法です。
仕事が面白くない、興味が持てないと悩んでいる方は「仕事が面白くないのは当たり前?辞めたいと感じる理由や対処法もご紹介!」このコラムも参考にしてみてください。
仕事を「どうでもいい」と感じてしまうときは?
人によっては仕事を「どうでもいい」と感じてしまうこともあるでしょう。しかし、仕事を投げやりにして行うと周りに迷惑をかけてしまうことも。「どうでもいい」といった気持ちは誰にでも起こり得ます。自分自身を責めず、少しずつ状況を改善する方法を試してみるのがおすすめです。「仕事がどうでもいい」と思う方は「仕事がどうでもいいと思うときは適当でも大丈夫?原因や対処法を解説!」で対処法を解説しているのぜひ参考にしてください。
仕事に興味が持てないと感じる20代・30代は多い?
内閣府の「国民生活に関する世論調査(令和5年11月調査)」では、企業で働く目的についての調査が行われています。その結果によれば、「生きがいを見つけるために働いている」と答えた方は全体で12.8%でした。そのうち、18〜29歳では7.7%、30〜39歳では5.4%と低い数値です。
一方、「お金を得るために働く」と答えた方の割合は全体で64.5%。若い世代であるほど「お金を得るため」と答えた割合が多く、18〜29歳では75.8%、30〜39歳では77.6%と、7割を超える若者がお金のために仕事をしていると回答しました。
働く理由/年代 | 全体 | 18~29歳 | 30~39歳 |
---|---|---|---|
お金を得るため | 64.5% | 75.8 % | 77.6% |
社会の一員として、務めを果たすため | 10.8% | 5% | 7.4% |
自分の才能や能力を発揮するため | 7.2% | 8.7% | 7.4% |
生きがいを見つけるため | 12.8% | 7.7% | 5.4% |
参照:内閣府「『国民生活に関する世論調査』の概要(p.88)」
これらの結果から、20代・30代は仕事を通して生きがいを見つけることよりも、お金のために企業で働く傾向があるということが分かります。生活のために企業で働くという考え方は、決して間違いではありません。「お金のために働く=仕事に興味がない」と単純に考えることはできませんが、若者が働く目的は「仕事への興味」だけではないことを念頭に置く必要があるでしょう。
働く意味や理由についてわからない方は「仕事をする意味は?なぜ働くのか悩んだときの仕事との向き合い方を紹介」をご覧ください。
参照元
内閣府
国民生活に関する世論調査(令和5年11月調査)
仕事に興味が持てない8つの原因
仕事に興味が持てない場合、「業界そのものに興味を持てない」「業務に対して興味が湧かない」「仕事をする必要性が感じられない」といった原因が考えられます。以下で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
1.「業界」そのものに興味を持てない
業界そのものに興味を持てないことが原因で、「仕事に興味が持てない」という状態になる場合があります。たとえば、「就活の際に収入を得ることを優先して業界や企業に関する情報収集を十分に行わなかった」「希望して入った業界ではあるものの、入社後にミスマッチを感じた」といった場合、仕事に興味を持てず苦痛に感じてしまうこともあるようです。
2.業務に対して興味が湧かない
与えられた業務に興味が湧かないことも、仕事に興味を持てない原因になる場合があります。たとえば、就活時の希望と違う部署に配属された、自分に向いていない作業が多いといった状況では、仕事にストレスや限界を感じてしまう方もいるようです。特に、新人のときは就活の際にイメージしていた業務とは異なる作業を任される場面もあり、ギャップを感じる人もいます。自分の業務や現状に不満を抱いている状態だと、仕事に対する関心を高めていくのが難しくなる可能性もあるでしょう。
3.仕事をする必要性が感じられない
労働そのものに必要性を見出せないと、仕事に興味を持つことが難しくなってしまう場合もあります。たとえば、趣味や習い事など仕事以外に熱中していることがある、働くことに対してネガティブな印象がある場合です。また、将来に対する具体的な目標を持っていなかったり、家族の収入で生活費を賄えていたりする場合も、仕事をする必要性を感じにくくなるでしょう。
4.やりたい仕事ではなかった
就活の際、第一志望の企業に入社できなかったり、入社できたとしても希望部署に配属されなかったりといった理由で、仕事に興味が持てない人もいるようです。希望どおりの業務に就けず、やりがいも見つけられないと、仕事に対する不満を抱えることになるでしょう。その不満が解消されないと、仕事に興味を持てなくなるようです。
5.仕事の目標がない
仕事の目標がないのも、興味を持てない原因になるでしょう。仕事に目標を立てず作業のように取り組んでしまうと、仕事に興味を持てなくなる恐れがあります。目標を立てるには、仕事に関する知識も重要です。自社商品やサービスの知識、自身が取り組んでいる仕事の知識がないと目標も立てられないので、業務についてしっかり学んでおくと良いでしょう。
仕事の目標を見つける方法は「目標が見つからない無気力な日々を変えるには?社会人が今日からできること」をご一読ください。
6.思っていた仕事と違った
先述した「4.やりたい仕事ではなかった」の場合と似ていますが、実際に働いてみると入社前のイメージと違い、仕事へ興味を持てなくなる人もいるでしょう。就活時の企業研究をおろそかにすると、このような状態に陥る可能性が高まります。就職・転職では、想像や憧れだけで志望企業を決めないことが大切です。
7.仕事が上手くできない
上手く仕事ができないために、仕事に興味を持てなくなってしまう人もいます。できないことや嫌なことを続けると、心身ともに疲れが溜まってしまう恐れも。苦痛を感じる仕事に興味を持つことは難しいでしょう。仕事が上手くできないと感じる人の特徴として「周囲と自分を比べる」「失敗を恐れる」などが挙げられます。
8.仕事に飽きてしまった
同じ作業を続けるのに飽きてしまい、仕事に興味が持てなくなる人もいるでしょう。必ずしもそうとは限りませんが、コツコツと同じ作業を繰り返すのが苦手な場合、ルーティンワークがメインの仕事に就くと飽きてしまう可能性があります。就活の際は自己分析を行い、自分の性格に合った仕事を選択するのも対処法の一つです。
やりがいを持つことが、仕事に興味を持つことにもつながります。「仕事にやりがいがないと感じる原因とは?対処法も合わせて紹介」では、仕事にやりがいを感じる方法を解説しているので、あわせてチェックしておくのが望ましいでしょう。
【パターン別】仕事に興味が持てないときの対処法
自分に合っていない仕事に対して「興味が持てない」「どうでもいい」と感じてしまう人もいるでしょう。しかし、原因に合った対処法を試してみることで、悩みが解決することもあります。下記で仕事に興味が持てないときの対処法をお悩み別に紹介しているので、参考にしてみてください。
業界そのものに興味が持てない場合
業界そのものに興味が持てない場合、「業務にやりがいを見つける」「会社内で良い上司や気の合う人を見つける」などの方法がおすすめです。以下でそれぞれご紹介します。
1.業務にやりがいを見つける
業務の中で誰かが喜んでくれることや、自分が楽しんで仕事に取り組めるコツを探してみましょう。就職先の企業が就活時に希望した業界でなくても、自分の性格や能力に合う業務を発見し、やりがいを実感できる可能性があります。まずは身近な部分から、興味を持てる糸口を探してみましょう。
2.会社内で良い上司や気の合う人を見つける
業界に興味を持てなくても、会社の中に尊敬できる上司や仲の良い同僚ができれば、仕事に楽しみを見出せる可能性があるでしょう。仕事ができる方は、業界や企業の良し悪しを知っていることが多く、ためになる話を聞ける場合があります。また、ほかの人が今の業界や企業で年月をかけて働く理由を知れば、その仕事に対する見方を変えられることもあるでしょう。
3.限界を感じる前に違う企業への転職を考える
努力したり年月をかけたりしても仕事に興味が持てない場合、限界を感じる前に転職活動を始めるのも対処法の一つです。ストレスを抱えたまま興味のない仕事に年月をかけ続けるならば、興味がある業界への転職を検討してみましょう。興味のある業界であれば、多少仕事が大変であっても充実感を得られる可能性があります。
業務に興味が持てない場合
業務に興味が持てない場合は、「物事をポジティブに捉える」「スキルアップを目指す」などの対策がおすすめ。自分の意識を変えてみることが、今の業務に興味を持てるようになるコツの一つです。
1.今の経験が希望の部署で役立つと考える
現時点では興味が持てない仕事であっても、「今の経験が希望の部署で役立つ」と考えてみましょう。就職先の企業で希望する部署に配属されなかった場合、「始めはほかの職種に配属し、希望する職種に必要な経験や能力を身につけさせたい」という企業の意図がある可能性もあります。
経験の浅い段階で、いきなり企画職や人事担当になるのは難しいもの。「ほかの部署で身につけた知識や経験が、結果的に希望部署で役立つものだった」ということもあるため、まずは今の仕事としっかり向き合い、年月をかけてスキルを磨いていきましょう。
2.実力がつけば楽しさを感じられると考える
就職先の企業で業務を始めたばかりの頃は、まだ慣れていないため仕事の魅力や楽しさを感じにくい傾向があります。少なくとも1年間続け、仕事に必要なコツやスキルを身につけてから、自分の気持ちの変化を見直してみるのも一つの方法です。
現在の業務を担当しているうちに実力がつけば、「さらに能力を伸ばしたい」「効率良く進められるよう、さらに力をつけていきたい」と思える可能性があります。
3.業務に関する専門知識を身につける
業務に関する専門知識を身につけるのも、業務に興味を持つためのコツといえるでしょう。企業に勤めて間もない頃は、仕事に対する知識が浅い段階です。今やっている業務を完全に理解していないことが、興味を持てない原因になっている可能性も。資格の取得や専門知識の勉強をすれば仕事に対する理解が深まり、業務にも興味が湧いてくるでしょう。
働くことに興味が持てない場合
働くことに興味が持てなくても、働かずに生活していくのは難しいものです。今後も働き続けられるよう、ストレスの軽減につながる考え方や習慣を意識してみましょう。
1.「仕事はお金のため」と割り切る
仕事以外に大切なものがあり、働くことに興味が持てないという方は、仕事を「趣味や生活を充実させるための収入源」と割り切るのもコツの一つです。趣味や生活のためには、ある程度の収入が必要になります。「趣味のためなら仕事も頑張れる」と考えられるように、自分に合ったワーク・ライフ・バランスを考えてみましょう。
2.改めて自己分析をする
自分の適性を知るには、自己分析をするのがおすすめです。自分の強みや弱み、将来やりたいことなどを洗い出し、自分が大切にしている価値観やモチベーションを保つコツを見つけてみてください。さらに、企業分析を行いそれを実現できそうな企業を探してみましょう。
自己分析のやり方は、「自己分析が大事!「やりたいこと探し」の方法とは」のコラムを参考にしてみてください。
3.可能な範囲でプライベートで遊ぶ時間を増やす
仕事に興味が持てないなら、可能な範囲でプライベートで遊ぶ時間を増やしてみるのもおすすめ。趣味を見つけたり、遊びを楽しめたりすれば、そのために仕事を頑張ろうという気持ちになるからです。友人と遊んだり、いろいろなお店へ行って食べ歩きを楽しんだりするなど、熱中して何かを楽しめる時間を増やすことで「プライベートを充実させたいから仕事も頑張ろう」と気持ちが上向きになるでしょう。
仕事に興味が持てなくて悩んでいる方は、「仕事でどうしてもやる気が出ない原因と10個の対処法をご紹介」もあわせて参考にしてみてください。仕事のやる気が出ないときの解決方法をご紹介しています。
仕事に興味を持つためのきっかけ作りをしよう
仕事に興味を持つためには、自身を客観視して、興味を持つためのきっかけ作りをすることが大切です。以下で詳しく解説します。
小さなことにも関心を向ける
「この仕事はつまらない」と決めつけずに関心を向けることが、仕事に興味を持つことにつながります。最初から嫌なもの、嫌いなものと決めつけてしまうと、興味を持てそうなものがあっても気づけなくなってしまうでしょう。頭を柔軟にして小さなことでも興味を持つようにするのが大切です。
とりあえずチャレンジしてみる
仕事に興味を持てない人は、「とりあえずチャレンジしてみよう」という気持ちで仕事に取り組むと良いでしょう。実際に働いてみなければ、興味を持てる仕事かどうかは分かりません。「自分に向いている仕事が分からない…」という場合は、「自分にできる仕事がわからない原因は?適職を見つける方法を徹底解説」のコラムも参考にしながら、対処法を試してみましょう。
ほかの業界や職種の情報を収集する
仕事に興味を持てない理由として、情報が足りず視野が狭まっていることが挙げられます。そのため、ほかの職種や業界の情報収集を行うことで、今の仕事の良さや可能性に気づくこともあるでしょう。インターネットやSNSなどを通じて情報収集するだけでなく、イベントやセミナーに参加して視野を広げるのも効果的といえます。
第三者の意見を聞く
家族や友人、会社の上司や先輩といった第三者の意見を聞いて、自身を客観視することも、興味を持てる仕事が見つかるきっかけになります。第三者からの意見を聞くと、自分では気づかない発見がある可能性も。先輩や上司に相談すると、同じような悩みを抱えていた経験をもとに、具体的なアドバイスをもらえることもあります。「どのような対処法を試したか」「仕事とどのように向き合うと良いか」といったアドバイスは、今の自分に役立てられるでしょう。
仕事とプライベートを割り切るのも一つの方法
仕事に興味を持つことができない場合は、割り切って業務に取り組むのも一つの方法です。興味があり、楽しみながら働けるほうが仕事が長続きする傾向がありますが、「これは仕事」と割り切ることで、興味を持てない仕事を続けるストレスを解消できる可能性があります。割り切るには、「プライベートを充実させるため」という理由を掲げるのがおすすめです。「好きな物を買うため」「美味しい物を食べるため」「友人と出かけるため」など、自分が楽しいと思うことのために仕事をしているのだと思えば、興味を持たない仕事でも続けられるようになるでしょう。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
興味が持てない仕事を辞めるかどうか迷う…不安なときはどうする?
どうしても仕事に興味が持てないことから、別の企業への転職を考える方もいるでしょう。しかし、今続けている企業を辞めることに不安を感じ、なかなか一歩を踏み出せないという場合も。ここでは、仕事を辞める際のよくある不安と、その対処法を紹介します。
1.これから興味を持てる仕事を見つけられる?
働くこと自体に魅力を感じていなければ、「楽しめる会社を見つけられるか分からない」と思うこともあるでしょう。気になる企業がある方も、「新しい企業に就職しても興味が持てなかったらどうしよう」という不安を感じることはあります。
解決法は?
興味を持てるか仕事かどうかを見極めるポイントの一つは、「主体性を持って仕事ができるか」です。社員一人ひとりの裁量が大きい会社に転職できれば、自分の権限で動かせる仕事が増え、やりがいを感じられることがあるでしょう。
しかし、今の会社を退職せずとも、ある程度自分の意思で仕事をコントロールしていける場合もあります。たとえば、誰もやりたがらない業務を進んでやり、自分からリーダーを引き受けるといった方法です。主体的に仕事に取り組めば、自ずと責任感ややりがいが生まれてくることも。このように、興味がない仕事を自分で面白くするコツを覚えると良いでしょう。
2.転職したら給料が下がるのでは…
「仕事に興味が持てないものの給料は満足している」という場合、転職すると収入が減ってしまう可能性があります。ほかにも待遇面が充実していたり、忙しさの度合いが自分に合っていたりする会社であれば、次も同じような条件の会社を見つけられるとは限らないという不安を感じるでしょう。
解決法は?
お金とやりがいのどちらを重視するかは難しい問題です。まずは、給与や待遇、仕事内容などの条件を並べて「必ず外せない条件」「妥協しても良い条件」「必要ない条件」に振り分けてみましょう。
自分の価値観と向き合って何が大切かを考えてみると、転職するかしないか、自分に合った選択が見えてくる可能性があります。
また、転職活動を始めるならば、できるだけ早く行動を起こすのが得策です。未経験から他職種に移る場合、ポテンシャルが重視されるため年齢が若い方が有利になる場合も。特に給与アップを目指していくなら、これから昇給の機会が多くなる年齢のうちに転職に向けて就活を始めることがコツとなるでしょう。
転職をして収入アップを狙いたい方は「転職による年収アップの相場は?収入増を叶えた人の割合や交渉のコツも紹介」を参照ください。
3.職場の人間関係が悪かったらどうしよう
興味がある仕事に就けたとしても、「人間関係がうまくいかなかったらどうしよう」と心配になることも。「今の仕事には興味が持てないけど、人間関係は良好だ」という場合は、特に新しい環境に不安を抱く人もいるでしょう。
解決法は?
人間関係は人によって合う、合わないの問題があるので、「人間関係の評判が良い会社は自分にも向いている」とはいい切れません。とはいえ、企業研究によって大まかな予測をつけることは可能です。たとえば頻繁に求人募集を出している会社は、人の入れ替わりが激しく働きやすい職場環境が整えられていない場合もあります。反対に、事業拡大といったポジティブな理由から求人を頻繁に出す会社も。どのような背景があり求人が出されているかは、企業研究を行ってみて初めて見えてくることもあります。
気になる企業が会社見学や説明会などを実施していて、直接会社の中を見る機会があれば、社内の雰囲気が自分に合うかどうかを確認しておくのがポイントです。社内の雰囲気を体験できる方法の一つに、インターンがあります。インターンは新卒しか参加できないというイメージもありますが、近年では新卒に限定していないインターンも開催されているようです。
「第二新卒はインターンに参加できる?募集の探し方やポイントを解説」では、第二新卒がインターンに参加する方法を解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
周囲の反対が怖くて興味が持てない仕事を続けている場合
周囲に反対されないか気がかりで、興味が持てない仕事を辞められない場合もあるでしょう。転職するという決意が固いなら、その気持ちを周囲にきちんと説明できるようにしておくことがおすすめ。どのような会社で働きたくて転職活動を始めるのか、そのために勉強していることは何かなどを具体的に話せば説得力が増し、納得してもらえることもあります。転職したいという思いを掘り下げていけば、自己分析につながるでしょう。興味を持てる仕事を見つけるための転職も選択肢の一つ
「何をしても今の仕事に興味が持てない」という場合は、転職するのも選択肢の一つといえます。特に自分に向いていない仕事に就いている場合は、思い切って職場を変えると仕事のやりがいを感じられることもあるでしょう。
興味を持てる仕事を探すには、「自分は何が得意なのか」「どんな仕事ならやりがいを持って取り組めるのか」を改めて考えてみるのがおすすめです。今までとは違った方法で自己分析をしたり、転職エージェントなど第三者のアドバイスをもらったりすれば、自分の新たな可能性を見出すことができるでしょう。
転職エージェントでプロに相談してみるのがおすすめ
転職エージェントとは、人材を探している企業と仕事を求めている人材のマッチングを行うサービスです。仕事に興味がないことに悩んでいる方は、転職エージェントを利用してプロに相談してみるのがおすすめ。転職エージェントでは、求人サイトには掲載されていない非公開求人を紹介していることもあるため、仕事探しの選択肢が広がります。
転職エージェントは、担当者の力量によって紹介される求人が変わる可能性もあるため、複数のエージェントを利用したうえで、自分に合った担当者やサービスを選ぶことが大切です。「自分に合う求人が見つからない」「転職活動に関して悩みがある」という方も、プロによるアドバイスが受けられる転職エージェントの利用を検討してみましょう。転職エージェントについては「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く活用するコツ」をご一読ください。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがスキルや経験をヒアリングしたうえで、適性がある求人をご紹介。マンツーマンでのヒアリングを通して、今まで自分では気づけなかったポテンシャルに目を向けることができます。また、就活のプロであるキャリアアドバイザーがあなたにぴったりの求人をマッチング。キャリアアドバイザーが企業へ直接出向いて情報収集しているので、職場の雰囲気や細かい仕事内容についてもお伝え可能です。興味が持てる仕事を見つけたい方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
仕事に興味が持てないときにありがちなお悩みに関するQ&A
ここでは仕事に興味が持てないときに関する疑問をQ&A方式で解決していきます。
仕事内容に興味が持てないときはどうしたら良い?
仕事を始めたばかりなら、まずは慣れるまで続けてみるのがおすすめ。 思うように仕事ができず、興味が持てていないだけの可能性があります。実力がついてくると、楽しさが見つかることもあるでしょう。
業務を続けてもなお、仕事に興味が持てない場合は「自分に向いてる仕事に転職したい!選び方の4つのポイントを解説」を参考に、自分のやりたい仕事は何か、今一度自己分析をしてみることをおすすめします。
業界に興味が持てないときはどうしたら良い?
業務の中にやりがいを見つけてみましょう。業界に興味が持てなくても、日々の業務にやりがいを見つけると楽しく仕事ができるようになることもあります。業務以外でも、会社内に仲の良い同僚や尊敬できる上司、後輩ができれば、仕事に行く楽しみを見出だせることもあるでしょう。
「やりがいを仕事で感じるには?実感するタイミングや見つけ方を解説」では、仕事のやりがいを感じるときとモチベーションアップの効果について解説しているので、こちらも参考にご覧ください。
興味が持てない仕事は辞めるべき?
どうしても興味が持てず、ほかにしたいことが明確にあるならば、転職に向けて行動を始めるのも一つの方法です。興味が持てない仕事をしていても学ぶ意欲が持てず、スキルアップしていくのは難しいもの。また、仕事が苦痛に感じてしまう日々が続く恐れがあります。 どうしても仕事に興味が持てずに疲れてしまっているようなら、転職も視野に入れましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。