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土日休みの仕事一覧!メリット・デメリットや仕事を探すコツも解説
更新日

この記事のまとめ
- 土日休みの仕事には事務職や経理職、郵便局の内勤職などがある
- 土日休みの仕事に就くメリットは、友人や家族と予定を合わせやすいこと
- 役所や病院などの施設が混んでいることなどが土日休みの仕事に就くデメリット
- サービス業や運送業界などは土日休みの職種が少ない傾向にある
- 土日休みの仕事を探すときは「完全週休2日制(土日+祝日)」かどうかを確認する
ライフワークバランスのために、土日休みの仕事を希望する方もいるでしょう。正社員やパートで土日休みが多い仕事は、事務職や経理職といった職種です。
このコラムでは、土日休みの職種に就くメリット・デメリットや、求人を探す際のポイントをまとめています。また、求人票に記載された年間休日数の見方についても触れているので、土日休みの仕事をお探しの方は今後の就職・転職活動の参考にしてみてください。
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土日休みの仕事一覧
ここでは、土日休みの仕事一覧をご紹介します。「メリハリをつけて働きたい」「週末はプライベートを優先したい」という方は、以下の職種や業界についてチェックしてみましょう。それぞれの職種や業界について詳しくご紹介するので、土日休みの仕事を探す際の参考にしてください。
土日休みの仕事一覧
事務職・経理職・人事職
事務職や人事職は人や資材の管理がメインの業務で、土日休みが多い職種です。コツコツ仕事をこなすのが好きな方はやりがいを感じやすい仕事といえます。
経理職も入金確認や振り込み、経費精算などの業務を担う職種のため、銀行が閉まっている土日に出勤することは少ないでしょう。ただし、就職先の企業によっては土日出勤を命じられる可能性もあります。
事務や経理はデスクワークで働きたい女性にもおすすめの仕事です。事務職・経理職の仕事内容を詳しく知りたい方は、「事務職とは?種類や仕事内容を解説!平均年収とおすすめの資格も紹介」や「経理未経験から正社員になるのは難しい?役立つスキルや転職のコツを解説」のコラムをチェックしてみてください。
営業職
営業職も土日休みの仕事を探せる職種です。特に、営業相手となる企業が土日休みを採用していることが多いと、それに合わせて土日が休みになる傾向があります。ただし、営業相手が企業ではなく個人の場合には、土日に仕事をすることが多いでしょう。土日休みの営業職に就きたい方は、事前に求人の勤務情報や業務内容を確認してみてください。
郵便局の内勤職
郵便局の内勤職も土日休みが多い傾向にあります。郵政民営化前の郵便局員は公務員だったため、その名残で土日休みの職場も多いようです。ただし、土日に開いている郵便局もあるので、応募の際は募集要項をよく確認しましょう。
内勤の業務内容は窓口業務や電話対応、書類作成などさまざまです。そのため、マルチタスクをこなすのが好きな方は、やりがいを感じられるでしょう。郵便局の内勤職は正社員はもちろん、パートの求人も募集しているので、男性・女性を問わず働ける時間が限られている方にもおすすめの仕事といえます。
IT系の技術職
IT関連の技術職は、土日休みを採用している企業も多いようです。ただし、プロジェクトの進捗状況によっては休日出勤が必要なこともあります。また、土日休みの代わりに、平日の残業時間が長い会社もあるようです。残業なし・土日休みの条件で働きたい方は、休日だけでなく残業時間にも目を向けて求人を探してみましょう。
IT関係の具体的な職種を知りたい方は、「IT企業とは?仕事内容や代表的な職業を分かりやすく解説」のコラムをチェックしてみてください。
土日休みの仕事を探す際には、休日の過ごし方を見つめてみましょう
仕事選びは「やりがい」のみならず、休日や福利厚生といった「条件」に目を向けることも重要です。あなたがキャリアを形成するうえでもっとも重視する価値観や欲求、能力を自ら把握できていることは、実りあるキャリア形成において重要な判断基準の一つになります。
「土日は、友人や家族との付き合いを優先したいから休める仕事がいい」と自分が大切にする価値観を優先して選ぶなら、それは良いキャリア選択です。一方で、ただ「何となく、土日は働きたくない」とか「みんながお休みだから休みたい」と思われるのであれば、一度しっかり自分と向き合い、あなたが大切にする価値観を知るように努めましょう。
休日に有意義な時間を送ることで生活が充実し、仕事にも良い影響を与えます。土日休みの仕事を探す際には、自分が土日休みにこだわる理由を明確にして進めましょう。
地方・国家公務員
公務員は基本的に土日休みです。公務員は、国にとって重要な教育や行政などのやりがいのある仕事を担う職種。大卒だけでなく高卒も公務員試験を受けられるため、安定した職種で土日休みを希望する方は、地方公務員や国家公務員を視野に入れてみましょう。
ただし、消防士や警察官の場合、勤務形態によっては土日祝日に出勤することも。また、地方公務員である教員も、学校行事や部活動の指導などで休日出勤が必要な場合があります。
公務員の仕事内容について詳しく知りたい方は、「公務員とはどんな職業?転職を目指す前に知っておくべきこと」をご参照ください。
大学職員
大学職員も、土日休みの仕事を希望している方におすすめの職種です。学生の講義のある日に合わせて出勤するため、土日休みの求人も見つかるでしょう。ただし、勤務する大学や配属される課、職種によっては、土日の出勤が求められる可能性も。また、オープンキャンパスや大学受験などが控えている時期に休日出勤が求められる場合もあるでしょう。大学職員になりたい場合は、求人情報をしっかり確認してから応募してください。
大学職員を目指す場合、国立か私立かで採用試験の形式が異なります。大学職員のなり方について詳しくは、「大学職員の採用倍率は高い?傾向や国立と私立の違いを解説」のコラムをご一読ください。
メーカー業(製造業)
メーカー業(製造業)には、工場でのライン作業や商品管理、営業、事務など多様な職種があります。取引先に土日休みの企業が多いメーカーは、業務を円滑に進めるため、同じように休日を設定することが多いようです。
ただし、製造の都合上機械を24時間フル稼働させている工場の場合は、土日に出勤が必要な場合もあります。事前に求人をチェックし、希望する働き方が実現できるか確認することが大切です。
正社員
製造オペレーター
年収 224万円 ~ 286万円
-
大手企業,未経験OK,土日祝休み,賞与あり,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
商社業界
商社業界で土日休みの職種には事務職や営業職、企画職などがあります。カレンダーどおりに休める企業が大半なので、土日休みの仕事で働きたい方にはおすすめの業界です。
しかし、取引先が海外の場合は、相手国との時差により土日の対応が必要になる場合もあります。納期が迫っているときに、土日出勤を求められる可能性もあるので、ミスマッチを防ぐために事前にしっかり調べておきましょう。求人票や企業の採用情報を見ても分からなかった場合は、面接で質問してみるのも一つの手です。
商社での仕事は、目標や売上などで自分の業務の成果が数値化されやすい傾向にあります。成果が待遇や給与に直結するため、やりがいや達成感を得やすいでしょう。男性・女性を問わず高収入や出世を目指す方にも、商社業界の仕事は人気があるようです。
金融業界
銀行員や信用金庫の職員といった金融関係の仕事は、土日休みの職種が多いといえます。銀行は法律で土日祝日や年末年始などは休日にするよう定められているのが理由で、ATMは土日も稼働している場合が多いですが、窓口業務は基本的に平日のみです。
休日出勤の可能性をできるだけ減らしたい方は、銀行に就職するのも一つの方法ですが、金融業界の仕事は顧客の預金や資産に携わるため、ミスが許されない厳しい側面もあります。しかし、その分やりがいを感じられる仕事です。
「金融業界の仕事」では、金融業界について解説しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
土日休みのパート・アルバイトの仕事一覧
土日休みの仕事のなかでも、パートやアルバイトの求人が多い職種もあります。ここでは、土日休みのパート・アルバイトの仕事をご紹介。「正社員就職も考えているけど、パート・アルバイトから働くことに慣れたい」「雇用形態関係なく、まずは土日休みの仕事を知りたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。
土日休みのパート・アルバイトの仕事一覧
- データ入力
- コールセンタースタッフ
- 工場スタッフ
データ入力
土日休みのパート・アルバイトの仕事として、データ入力が挙げられます。データ入力とは、企業の扱う情報をパソコンで正確に入力する仕事です。土日休みの企業が出しているデータ入力の求人もあるので、土日休みのパート・アルバイトの仕事も探しやすいでしょう。
データ入力の業務内容は、「データ入力に正社員求人はある?仕事内容や目指すときに必要なスキルを解説」のコラムでも解説しています。
コールセンタースタッフ
コールセンタースタッフも、土日休みのパート・アルバイトの仕事の一つです。コールセンターの対応を平日のみとしている企業もあり、土日休みの求人も探しやすい仕事といえます。ただし、企業によっては平日の夜遅くや土日の勤務が求められる可能性もあります。事前に求人情報を確認しておきましょう。
工場スタッフ
工場スタッフのパートやアルバイトも、土日休みの求人を探しやすい仕事の一つといえます。親会社が土日休みを採用している企業の場合、子会社の工場も土日休みになる傾向にあるためです。土日休みの工場でも、生産状況によって休日出勤が求められる可能性がありますが、基本は完全週休二日制の求人も多いでしょう。
企業によっては24時間稼働している工場もあるため、シフト制で夜勤や土日の勤務が求められる求人もあります。確実に土日休みの仕事に就きたい方は、事前に工場の勤務条件を確認してから選考に進むようにしてください。
土日休みの仕事の5つのメリット
土日休みの仕事に就くメリットには、「家族や友人と生活スタイルが合わせやすい」「連休が取りやすい」などの要素が挙げられます。
以下で、土日休みのメリットを5つご紹介するので、仕事を選ぶ際の参考にしてみてください。
土日休みの仕事のメリット
- 家族や友人と予定を合わせやすい
- 結婚式や学校行事などに参加しやすい
- 生活リズムが安定する
- 連休を取りやすい
- 仕事の連絡が入りにくい
1.家族や友人と予定を合わせやすい
土日休みの仕事の場合、同じ土日休みの家族や友人と予定を合わせやすいのがメリットです。自分だけが平日休みだと、友人の仕事が終わったあとの短い時間しか一緒に過ごせないこともあるでしょう。
しかし、お互いに土日休みであれば、丸一日使って遊んだり、連休を利用して旅行の予定を立てたりできます。家族や友人に土日休みの人が多いなら、同じタイミングで休める仕事に就くのがおすすめです。
2.結婚式や学校行事などに参加しやすい
土日休みの仕事であれば、結婚式や学校行事といった週末に開催されることが多いイベントに参加しやすいでしょう。
平日休みの場合、事前に休みの連絡を入れたり、代わりの人を探したりしなければなりません。そのような手間を省けるのは、土日休みの仕事のメリットといえます。
3.生活リズムが安定する
土日休みの仕事の場合、平日は勤務・土日は休みという決まったサイクルができるので、生活リズムが安定しやすくなります。心身ともに健康な状態を維持しやすいのは大きなメリットです。
休みが固定の場合は生活リズムが安定しやすいですが、シフト制の場合は週によって勤務日が異なるので、ライフサイクルが乱れやすくなってしまいます。生活リズムが安定していると仕事とプライベートの切り替えがしやすいため、仕事に対するやる気も起きやすく、やりがいを持って働けるでしょう。
4.連休を取りやすい
連休を取りやすいのも、土日休みの仕事に就くメリットです。土日休みを利用すれば、金曜もしくは月曜に有給を取るだけで3日間の連休が作れます。平日休みの場合も有給を使って連休を作ることは可能ですが、土日休みに比べると調整が難しいでしょう。
有給を効率良く使って連休を楽しみたい方や、旅行やキャンプなどの連休を必要とする趣味がある方には、土日休みの仕事が向いているといえます。
5.仕事の連絡が入りにくい
会社全体が土日休みである場合、休日に業務連絡の電話やメールが来ることは少なく、プライベートを満喫できます。シフト制の職種で休みを取っていると、「職場から連絡が来るかもしれない」と考えてしまい、心から休めない可能性があるでしょう。仕事とプライベートをできるだけ分けたい方は、土日休みの仕事に就くことをおすすめします。
土日休みの仕事の4つのデメリット
土日休みの仕事のデメリットには、「休日に出かけた先が混んでいる」「平日しか開いていない場所に行きにくい」といったものがあります。下記で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
土日休みの仕事のデメリット
- 行楽地や病院などの施設が混んでいる
- 役所や銀行に行くのが難しい
- 休日料金が適用される
- 平日に残業が発生する可能性がある
1.行楽地や病院などの施設が混んでいる
土日休みの会社や学校が多いため、土日は平日に比べて行楽地やお店、病院、交通機関などが混雑します。目的地にたどり着くまでに平日以上に時間が掛かったり、病院やお店での待ち時間が長くなったりする可能性も。人混みが苦手な方や効率的に物事を進めたい方は、混雑が予想される土日に出かけるのが億劫に感じる場合もあるでしょう。せっかくの休日を思うように過ごせず、ストレスを感じる恐れがあります。
2.役所や銀行に行くのが難しい
役所や銀行は土日に開いていないことが多く、土日休みの仕事に就いていると行きにくいのがデメリットです。必要な手続きがあるときは平日に仕事を早退したり休んだりする必要がありますが、その場合は「事前に有給休暇の申請をする」「業務を調整する」といった手間が掛かります。
なかには、夜間や土曜日に手続き可能な役所や土日に相談業務を行っている銀行も存在するようです。土日休みの仕事に就く際には、近くの役所や銀行の窓口の利用可能時間を確認しておくことをおすすめします。
3.休日料金が適用される
一部のレジャー施設や商業施設は、土日の料金が平日よりも割り増しになる「休日料金」を導入しています。診療所の場合、土日には「時間外加算」や「休日加算」があるため、「土日休みの仕事は損だ」と感じることもあるでしょう。
4.平日に残業が発生する可能性がある
土日休みの仕事だと、週末を休める代わりに平日に残業が発生する可能性があります。特に、次の出勤時の対応では間に合わない場合、残業を余儀なくされるでしょう。
会社が認めてくれれば休日出勤という手段もあるものの、相応の理由がなければ平日での対応を求められます。「土日にゆっくり休めれば、平日はいくら忙しくても構わない」という方であれば問題ありませんが、残業なしの職場で、私生活とのメリハリをつけて働きたい方にとっては大きな負担となるでしょう。
土日休みの仕事のデメリットにはどのようなものがありますか?
土日休みはどこに行っても人が多いのが大きなデメリットです
多くの企業が採用している土日休みですが、いくつかデメリットがあります。まずは、土日に出かけると基本的にどこも混んでいるという点です。
例を挙げると、病院は土曜午前のみの診療が多く、そのタイミングで患者が集中します。その場合、予約が取りづらかったり、待ち時間が長くなったりするでしょう。他にも、土日はホテルや飛行機の料金が高くなったり、銀行や役所での手続きが行えなかったりします。
人が少なくなる平日を利用しようとすると有給を使う必要が出てくるでしょう。
また、これまで2~3日ごとに休みがある働き方に慣れている場合、平日5日連続で働くことを長く、つらいと感じることもあるようです。
土日休みのデメリットを知ることで、平日休みならではのメリットがあることも分かるでしょう。
平日休みの仕事一覧
土日に需要が高まる仕事では、平日休みやシフト制が採用される傾向にあります。ここでは、シフト制で平日休みを取りやすい傾向にある仕事一覧をご紹介。土日休みの仕事と平日休みの仕事のどちらを選択するかでお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
平日休みの仕事一覧
- 販売職
- サービス職
- 医療関係
- 運送業
販売職
土日にお客さまが増える傾向にある販売職は、平日に休みになる可能性の高い仕事の一つです。店内が混み合う土日や祝日にはスタッフを多く配置するため、土日よりも平日のほうが休みを取りやすいでしょう。販売職ではシフト制が採用されている職場も多く、土日で休みたい日がある場合には事前の申請が必要です。
正社員
アパレル販売職
年収 300万円 ~ 420万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
サービス職
サービス職も販売職と同様、土日に需要が高まる平日休みの仕事の一つとして挙げられます。サービス職は業界によって業務内容もさまざまですが、土日や祝日にお客さまが増えるのが一般的。そのため、平日のほうが休みを取りやすい仕事といえます。美容や宿泊、アミューズメントなど、サービス職が求められる業界は幅広いため、平日休みの仕事に就きたい方は、自分の興味のある業界のサービス職を検討するのもおすすめです。
医療関係
医療関係の仕事もシフト制での勤務が多く、平日休みを取りやすい仕事といえます。人命を最優先にするために土日も空いている病院が多いためです。また、入院患者のケアのために曜日や時間帯に関係なく24時間スタッフが待機している病院もあります。そのため、医療関係の仕事は曜日に関係なくシフト制で働くのが一般的で、職種によっては夜勤が求められる場合もあるでしょう。
運送業
平日休みの仕事には、運送業も含まれます。運送業とは、人やモノを運ぶ仕事のことです。荷物を個人宅へ届ける場合には、休日の受け取りを希望する方も多いため、土日の需要が高まるでしょう。また、飛行機での人やモノの運送も土日の需要が高く、シフトの希望が通れば平日に休みを取れるといえます。
正社員
総合職(航空機地上支援業務)
年収 265万円 ~ 338万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
「土日休み」と「平日休み」選ぶ際のポイント
土日休みの仕事と平日休みの仕事のどちらに就くかで悩む場合には、自分の理想のライフスタイルに目を向けてみましょう。理想のライフスタイルは人それぞれ異なるので、一概にどちらが適しているかを断言することはできません。
たとえば、土日休みの仕事をする家族や友人と出かけたい場合は、土日休みの仕事のほうが休みを合わせやすいでしょう。一方、できるだけ人混みを避けて買い物やレジャーを楽しみたい方の場合は、平日休みの仕事が向いているといえるでしょう。
土日休みの企業は完全週休2日制かチェック
確実に土日休みの仕事に就きたい方は、休みが「完全週休2日制(土日+祝日)」の求人を探しましょう。「完全週休2日制(土日+祝日)」の場合、土日休みに加えて祝日も休みとなります。
入社後に「思っていた休日制度と違った…!」とならないように、以下で週休2日制と完全週休2日制の違いを確認しましょう。
「週休2日制」は必ず週2回休みがあるわけではない
「週休2日制」は、週休2日の週が月に1回以上ある勤務形態を指します。そのため、「1週目は休日が2日で、2〜4週目は休日が1日だけ」という場合も、週休2日制に当たります。毎週必ず2日間の休日があるとは限らないので注意が必要です。
「完全週休2日制(土日祝)」は週2日の休みを指す
「完全週休2日制(土・日・祝)」とは、毎週必ず2日間の休日があり、その休日が土日祝のいずれかになる勤務形態を指します。祝日がある週は、「祝日+土曜・日曜のどちらか」が休みになる場合が多いようです。
ただし、「完全週休2日制」とだけ書かれている場合は、土日休みとは限らないので気を付けましょう。完全週休2日制については「完全週休二日制とは?土日祝日が休みになる?週休二日制との違いも解説」のコラムでも解説しています。
気になる仕事が土日休みか確認したい場合、「完全週休2日(土日)」と求人票に書かれていないか探してみてください。求人票の記載内容が間違っていることもあるため、ホームページの採用ページを確認してみるのもおすすめです。
また、面接時の逆質問の際に確認するのもポイントのひとつ。もしも面接で質問しにくいときには、転職エージェントでキャリアアドバイザーをとおして確認してもらう方法もあります。
内定後に行われるオファー面談で、可能であれば直属の上司と話す機会を設けてもらい、その場でやんわりと確認するのもひとつの手です。
土日休みの仕事か年間休日数から推定する方法
求人票には年間休日数が記載されており、そこから1週間あたりの休日数を予測できます。以下では一般的な年間休日数や、それを週休に換算した例をまとめました。土日休みの仕事に就きたい方は、参考にしてください。
年間休日数 | 休日の実態 |
---|---|
年間休日100日未満 | 週2日の休みがない週もある |
年間休日104日 | 週休2日制だが、祝日は出勤の可能性が高い |
年間休日110日前後 | 週休2日制が基本で、月に1回程度の休日出勤がある |
年間休日120日 | 完全週休2日制で、祝日も休み |
年間休日121~129日 | 完全週休2日制で祝日休みに加え、夏季休暇などがある |
年間休日130日以上 | 完全週休2日制で祝日休みに加えて長めの夏季休暇がある |
休みが多い職場で働きたい方は、年間休日数120日以上の求人を探すことをおすすめします。ただし、上記はあくまでも一例なので、応募先企業の募集要項をよく確認しましょう。
企業規模別にみる年間休日数
厚生労働省の「令和6年就労条件総合調査 結果の概要」によると、企業規模別の平均年間休日数は以下のとおりです。
企業規模 | 1企業平均年間休日数 |
---|---|
1,000人~ | 117.1日 |
300~999人 | 115.9日 |
100~299人 | 113.6日 |
30~99人 | 111.0日 |
参照:厚生労働省「第4表 年間休日総数階級別企業割合、1企業平均年間休日総数及び労働者1人平均年間休日総数」
従業員を1,000人以上抱える大企業と100人未満の中小企業の間の休日数の差は、平均で6日です。企業規模の大きさに比例して、年間休日数も増える傾向にあることが分かります。
参照元
厚生労働省
令和6年就労条件総合調査 結果の概況
ワークライフバランスを重視した働き方をしたいです。土日休み以外に気を付けておいた方がいいことはありますか?
月間の就労時間と、出張の有無を気にしましょう
まずは、1日に働く時間を必ず確認しましょう。募集要項にも書かれていますし、月間の残業時間目安が書かれている求人情報も多いので、事前に把握しやすいと思います。ただし、繁忙期の時期や残業時間が記載されていない場合もあるので、気になる場合は面接の場で質問してみましょう。
また、出張の有無についても確認することをおすすめします。移動時間は「出張」に含まれる場合が多いものの、なかにはあいまいにしている企業もあるので、念のため確認しておきましょう。そもそも出張は移動を伴うため、通常よりも多くの時間を仕事に費やすことになります。
たとえば、土日でなければできない遠方での仕事が入った場合に出張を命じられた際に、代休などによりカバーできるとはいえ、どうしても生活リズムが崩れてしまうでしょう。生活リズムを崩したくないと考える方は、上記の点を事前に確認しておくと安心です。
土日休みの仕事への転職を成功させる5つのコツ
転職を成功させるには、休める曜日や年間休日数だけに目を向けず、仕事内容が自分に合っているかも確認することが重要です。また、転職サイトや転職エージェントなどのサービスを活用して求人を探すのもポイント。
ここでは、土日休みの仕事に就職・転職するときのコツをまとめました。
土日休みの仕事への転職を成功させるコツ
- 異業種への転職の場合は教育制度を重視する
- 落ち着いた状況で仕事探しをする
- 業務内容にも注意を向ける
- 面接対策は綿密に行う
- 転職サイトやエージェントを活用する
1.異業種への転職の場合は教育制度を重視する
未経験分野の土日休みの仕事にチャレンジする場合は、教育制度が整っている企業を選ぶのがポイントです。教育・研修制度が整っていれば、就職後に経験やスキルを身につけていけるので、未経験から安心して業務をスタートできます。
さらに、キャリアアップの道筋が明確な職場であれば、将来のプランも描きやすくなるでしょう。教育制度の有無や充実度を確認したい場合は、転職サイトの情報をチェックし、企業研究に取り組むことをおすすめします。
2.落ち着いた状況で仕事探しをする
仕事探しをするのであれば、精神的にも経済的にも安定した状態で落ち着いて取り組むのが望ましいといえます。在職していれば収入があるので、経済面での焦りを感じ過ぎずに落ち着いて仕事探しを行いやすいもの。また、仕事探しを止めた場合も今の職場で継続して働けるため、精神的にも安心できるでしょう。
退職後の転職活動は時間を多く使えるものの、職歴のない空白期間ができるだけでなく収入もなくなるため、経済的、精神的に苦しい思いをするリスクを伴います。焦っている状態で仕事を探すと妥協して転職先を決めてしまうことになりかねないので、転職活動は在職中に行うのがおすすめです。
3.業務内容にも注意を向ける
転職する際は、業務内容にもしっかりと目を向けましょう。「土日休みかどうか」にこだわり過ぎると、自分に合わない仕事を選んでしまう可能性があります。業務内容や社風といった休日以外の情報にも目を向け、入社後のミスマッチを防ぎましょう。
「土日休みと仕事内容のどちらを重視すべきか悩んでいる」という場合は、あなたが求める「働き方」と「働く目的」により最適な条件を選びましょう。いま大切にしていることを重視すべきです。
強みを活かして仕事に打ち込むことも素晴らしく、家族や趣味のために休日を重視することも同じです。
ただし、状況に応じて働き方は変化します。たとえば、家庭や子育てを最優先事項とするならば土日休み、お金が必要なら仕事中心など、その時々で適切に判断しましょう。
4.面接対策は綿密に行う
土日祝休みの仕事は競争率が高い場合もあるため、内定を勝ちとるには綿密な面接対策が必要です。転職したい職種や業界について研究することはもちろん、自身が企業の求める人材とマッチしていることをアピールするために、志望動機や自己PRにも工夫を行いましょう。
志望動機と自己PRの作り方については、「面接の志望動機は履歴書と同じ内容で良い?意識すべきポイントも解説」や「自己PRとは?面接で話せる効果的な書き方を例文とあわせて紹介」のコラムを参考にしてみてください。
5.転職サイトやエージェントを活用する
土日休みの仕事への転職を成功させたい方は、転職サイトや転職エージェントを活用するのがおすすめです。土日休みの仕事に転職したくても、「条件に合う仕事が見つからない…」「面接対策の方法が分からない…」といった悩みがある方もいるでしょう。転職サイトや転職エージェントといったサービスを利用することで、これらの悩みを解消できる可能性があります。
転職サイトは、自分の好きなタイミングで求人を閲覧できるのが特徴です。ただし、求人への応募や選考対策、企業とのやり取りなどはすべて自分で行う必要があります。
一方、転職エージェントは求人紹介や応募書類の添削、面接対策などの転職活動を総合的にサポートしてくれるサービスです。2つのサービスを併用すれば、より効率的に転職活動を進められるでしょう。
「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く活用するコツ」では、エージェントのサービス内容やポイントを詳しくご紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
一人での転職活動が不安な方は、ハタラクティブの利用をご検討ください。ハタラクティブは、若年層の支援に特化したサービスを提供する就職・転職エージェントです。未経験者を積極的に採用している企業や大手求人も数多く扱っており、経験豊富なキャリアアドバイザーが一人ひとりに合った仕事をご紹介します。職場の雰囲気についての情報もお伝えするので、自分に合った職場を探しやすいのもメリットです。面接スケジュールの調整や企業との条件交渉などもサポートするため、就職・転職活動を効率的に進められます。1分程度でできる適職診断をはじめ、サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
さまざまな要素を見て転職することが成功のカギ
条件の優先順位として、「土日休み」であることが絶対条件であり、第一優先であるかということを改めて考えてみましょう。
転職というのは仕事内容や勤務地、勤務時間、収入など、さまざまな要素を見て判断するもの。「土日休み」だけを重視すると、他の条件に対する可能性の幅を狭めてしまい、総合的に見て自分に合った仕事に転職できない可能性があります。
「土日休み」が絶対条件であれば、土日休みで条件を絞ったうえで、その求人情報に興味があるのか、その会社でやりたい仕事はあるのか、将来のためにスキルアップや資格取得ができるのかを確認してみましょう。職場の雰囲気は自分に合っているのか、あなたが仕事を続けるイメージができるかどうかをきちんと見極めることも必要です。
また、転職活動で土日休みに重点を置いていたとしても、応募書類や面接の志望動機でその部分を強調するのは望ましくありません。その会社のその職種を選んだ理由と、入社後にどのように会社に貢献できるのかをきちんと整理して話せるようにしておきましょう。
土日休みの仕事は人気があり、応募者数も多い傾向があります。転職エージェントのキャリアアドバイザーの力も借りて、念入りに準備しましょう。
土日休みの仕事に関するお悩みQ&A
ここでは、「平日休みと土日休みの給与の違いはある?」「土日休みのメリットとデメリットは?」など、土日休みの仕事に関する悩みや疑問にQ&A方式でお答えします。
土日休みのオシャレな仕事には何がある?
どのような仕事をオシャレだと感じるかは人によって異なりますが、商社や金融関係は土日休みの企業が多い傾向です。一口に商社業界・金融業界といっても職種はさまざま。業界・企業研究に取り組むことで、自分がオシャレだと感じる職種が見つかる可能性もあるでしょう。ただし、仕事を探す際にはオシャレさだけでなく、業務内容や営業日数が自分の希望条件と合っているかどうかを確かめることも大切です。
土日休みに限らずオシャレな仕事を探したい方は、「『おしゃれな仕事』とは?男女に人気の職業をご紹介!」のコラムをチェックしてみてください。
平日休みと土日休みで給与の違いはある?
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査結果 〔業種別の平均給与〕(p.20)」によると、平日休みが多いとされる宿泊業、飲食サービス業の1年間の平均給与は264万円です。
一方、土日休みの多い金融・保険業はおよそ652万円、電気・ガス・熱供給・水道業は775万円でした。
休みに関わらず専門的なスキルを求められる仕事は給与も高いので、高収入を目指す際は、自分の持っているスキルや強みを活かせる仕事を探してみてください。
参照元
国税庁
民間給与実態統計調査
高卒で目指せる土日休みの仕事はある?
高卒から目指せる土日休みの仕事には、営業職や公務員などが挙げられます。高卒から土日休みの仕事への就職を目指す場合、「学歴不問」「未経験歓迎」の求人に絞り込んで探してみるのがおすすめ。ただし、土日休みの仕事にこだわり過ぎると求人数が少なくなってしまう可能性もあるため、広い視野で仕事を探してみましょう。
高卒から目指せる仕事は、「高卒からの就職先におすすめの業界や職種一覧!向いている人の特徴も紹介」でご紹介しています。
土日休みの仕事に転職したい!おすすめの方法は?
土日休みの仕事への転職を目指すなら、転職エージェントを利用するのも一つの手です。エージェントを利用すると、「土日休み」以外の希望条件や適性を考慮したうえでおすすめの企業を紹介してもらえるでしょう。書類作成や面接対策のサービスを提供しているエージェントもあるため、一人での転職活動が不安な方におすすめです。
土日休みの仕事をお探しの方は、ハタラクティブへご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、一人ひとりに合った求人をご紹介します。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。