就職浪人は就活に不利?成功のポイントを解説

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この記事のまとめ

  • 就職浪人と就職留年は、学校を卒業しているかどうかという違いがある
  • 就職浪人のメリットには、就活に専念できることや前年の経験を活かせることがある
  • 就職浪人のデメリットは、既卒扱いになることや就活が孤立しがちなどがある
  • 幅広い業界研究や企業研究、資格取得によって就職浪人の就活を有利に進められる

就職浪人は学校を卒業してからも就職活動を続ける人のことを指します。就職活動で内定がもらえなかったり、希望の業界に入れなかったりした方が就職浪人という道を選ぶでしょう。就職浪人は就活に不利と言われていますが、一概にそうとは言い切れません。
コラムでは就職浪人の就活では実際にどういったメリット・デメリットがあるのかを解説します。就活を成功させるポイントにも触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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就職浪人と就職留年の違いとは?

就職浪人とは、学校卒業後に自分で就職活動を続ける人のことです。似た言葉に「就職留年」がありますが、就職浪人とは定義が異なります。
就職浪人と就職留年の大きな違いは、「学校を卒業しているかどうか」という点です。就職留年は次の年に新卒として就活することを目的に、あえて一年間留年する場合を指します。一方、就職浪人のように学校を卒業してさらに就活を続ける場合、「新卒」ではなく「既卒」という扱いです。就職浪人と就職留年の違いについてさらに知りたい方は、詳しく書かれたコラム「就職に有利なのは就職留年?就職浪人?」もご覧ください。

就職浪人する人の割合

毎年、多くの人が大学を卒業しますが、就職浪人する人は決して珍しくありません。文部科学省が発表している「令和2年度学校基本調査(確定値)の公表について」によれば、大学卒業後に進学や就職をせず、アルバイトや臨時労働にも就かなかった人の割合は7.1%でした。このすべてが就職浪人というわけではありませんが、卒業者のうち数%は就職していないと分かります。

参照元
文部科学省
令和2年度学校基本調査(確定値)の公表について

就職浪人の3つのメリット

就職浪人のメリットを知っておくことで、就活を効率よく進めることができます。以下をチェックしていきましょう。

1.就職活動に専念できる

就職浪人の1つ目のメリットは就職活動に専念できる点です。就職留年した場合、学校には通い続けるため、必修科目を取ったり試験を受けたりしなければならず、面接の日程を組むのが難しく感じる場合もあるでしょう。
その点、就職浪人はフレキシブルなスケジュール対応が可能です。企業説明会や面接の時間を調整しやすいでしょう。就職留年した新卒生に比べて、より多くの企業の面接を受けたり、企業研究の時間をより多く取ったりといった対応も可能といえます。

2.就活の経験を活かせる

就職浪人の2つ目のメリットは、前年の就活の経験を活かせる点です。1年間、就活をやってみた反省点を翌年の就活に活かせるでしょう。
たとえば、どのような志望動機が面接官の目に留まりやすいのか、どのような受け答えが面接で求められるのか、企業研究や業界研究をどのように行えば良いのかといった学びを活かせます
反省点や経験を活かして、さらに効果的に就活が行えるでしょう。

3.就活に成功した友人から学べる

実際に就活に成功した友人から学べるという点が就職浪人の3つ目のメリット。
すでに働き始めている友人にどのような準備や対策が効果的だったのか尋ねることで就活を有利に進められるでしょう。さらに、自分が志望している企業の実情や将来性などもより具体的に教えてもらえるかもしれません。

就職浪人の4つのデメリット

就職浪人が就活で不利になると言われる理由は、以下にまとめたデメリットの影響があると考えられます。就職浪人の4つのデメリットについて見ていきましょう。

1.既卒扱いになる

就職浪人の場合新卒ではなく「既卒」として就活を行うことになります。
そのため、企業の中途採用枠に応募するのが一般的。就職を希望している企業が中途採用枠を用意しているかどうか確認が必要です。また、中途採用枠があったとしても、中途採用では即戦力が求められる傾向にあるため、就職未経験の既卒にとっては不利な点もあります。

企業によっては既卒でも新卒枠で応募可能としている場合があります。厚生労働省の青少年雇用機会確保指針の改正についての発表によれば、3年以内既卒者においては新卒枠での応募受付を可能とするよう推奨しています。特に就職浪人は既卒となって日が浅いため、新卒扱いとする会社も多いでしょう。

参照元
厚生労働省
3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!

2.孤立した就活になりがち

就職浪人になってしまうと同期生は働き始めているため、孤立した就活になりがち。学校からのサポートも受けられず、時間だけが経過していくと、不安になる時間が増えてしまう可能性もあるでしょう。就活を続けていくためのモチベーションを保つのが難しく、あきらめてしまう恐れも。一人での就活に限界を感じないためにも、ハローワークや民間の就職エージェントの活用をおすすめします。

3.就職浪人の理由を尋ねられる

就職浪人として就活を行う場合、面接でその理由について尋ねられることもデメリットといえます。職浪人の場合、学生時代の経験だけでなく、就職浪人になった理由や浪人している期間中に何をしていたのかなどを答える必要があると覚えておきましょう。
就職浪人の理由はできるだけ前向きな回答になるようにまとめるのがポイント。どのように就活のモチベーションを保ってきたか、特定の企業に入るための熱意を高めてきたかを簡潔に説明しましょう。

4.同じ企業に合格する可能性は低い

就職浪人の別のデメリットは、同じ企業に合格する可能性が非常に低い点です。
中には、第一希望の企業に入りたいために就職浪人し、翌年またチャレンジしようとする方もいます。しかし、企業の採用は応募者の実績や人柄、能力、将来性などを総合的に考慮して決定されているため、一度落ちた人が内定をもらうのは極めて難しいのです。
たとえ最終選考に残って惜しくも落ちてしまったという場合でも、就職浪人して再びエントリーするのは賢い選択ではありません。
就職浪人が既卒として就活する際の難しさについてさらに知りたい方は、詳しく書かれたコラム「既卒とは?新卒との違いや就活のポイントを解説!」もご覧ください。

就職浪人が就活を成功させる3つのポイント

就職浪人の方は新卒と比べて、就活のハードルが上がります。しかし、あきらめる必要はありません。いくつかのポイントを押さえておけば、就活の成功率を高めることができます。
就職浪人が就活を成功させるための3つのポイントを見ていきましょう。

1.志望している企業や業界を見直してみる

就職浪人が就活を成功させるためのポイントの一つは、視野を広げて志望している企業や業界を見直してみることです。
就職浪人の間は就活に集中できるため、企業研究や業界研究をするための時間がたくさんあります。その時間を活用してさまざまな業界や企業について調査してみるのがおすすめです。
企業研究や業界研究を進めていくと、自分の第一希望ではなかった分野で魅力的な会社が見つかる場合もあるでしょう。自分がやってみたかった仕事や成し遂げたいことが、第一志望とは別の分野の業界でできることもあります。
昨年と同じ業種や職種だけでなく、別の分野で魅力を感じられる仕事や企業を探すことが、就活を成功させるポイントです。

2.面接でアピールできるエピソードを作る

面接で浪人中のエピソードを尋ねられることも多いので、就職浪人をしている間に見つけた自分の強みをアピールするエピソードを作るのも重要なポイントです。
就活をしながらもアルバイトなどは行っている人は、仕事から何を学んだか、何を成し遂げたかを具体的に伝えましょう。
目標の設定の構築や目標達成のために行った具体的な行動、トラブルや問題に対してどう取り組んだかなど、仕事に役立つ能力をアピールするのが大切です。

3.資格を取得する

就職浪人の方が就活をできるだけ有利に進めるために効果的なのが、資格の取得です。
資格は能力やスキルの証明となり、その業界や会社に入りたいという熱意をアピールするにも有効。志望している企業が特定の資格を求めない業界や職種の場合には、パソコンの基礎資格などを取得しておくと、汎用性が高く便利です。

就職浪人が就活を成功させるためのポイントについてさらに知りたい方は、詳しく書かれたコラム「就活浪人した場合に心掛けてほしい6つのポイント|留年との違いも解説」もご覧ください。

就職浪人の方の中には、一人で就活をするのは心細いと感じる方もいるでしょう。
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