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既卒とは?いつまでを指す?新卒・第二新卒との違いや就活のコツを解説
この記事のまとめ
- 既卒とは、学校を卒業後およそ3年以内で社会人経験がない人を指す言葉
- 若い人材を求める企業もあるため、既卒だからといって就職を諦める必要はない
- 既卒を新卒枠で採用する企業は約4割ある
- 既卒になった理由は正直かつ前向きに説明すると好印象を与えやすい
- 既卒の方が就活をする際は、求人サイトやエージェントを活用するのがおすすめ
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「既卒とはいつまで?」「自分は既卒に当てはまるのかな」と疑問に思う方もいるでしょう。既卒とは、学校を卒業後およそ3年以内で、一度も就職したことがない人を指すのが一般的です。
なお、アルバイトは一般的に職歴とみなされないため、学校を卒業後にフリーターを続けている人も既卒に該当します。
このコラムでは、既卒とはいつまでを指すのかや、新卒・第二新卒などとの違いを解説します。また、企業が既卒を求める背景や就活に向けてやるべき対策もまとめました。
若い人材の不足により、既卒者を求める企業は存在します。「既卒だから正社員になれない」と諦めず積極的に行動してみましょう。
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既卒とは?いつまでを指す?
既卒に法的な定義はありませんが、一般的には「高校や専門学校、大学などを卒業後およそ3年以内で、一度も正社員として働いたことのない人」を指します。読み方は「きそつ」です。
なお、アルバイトは一般的に職歴とみなされないため、学校を卒業後にフリーターを続けている人も既卒に該当します。
既卒としてみなされるのは、卒業後3年目までが一般的といえるでしょう。
ただし企業によって考え方は異なります。後述しますが、「卒業後3年以内の人は新卒として扱う」という企業も存在するのです。
また、「卒業後3年目まで」といっても高卒者は21歳、大卒者は25歳というように最終学歴によって年齢が異なるため、「既卒は△歳まで」と明確に決められているわけではありません。
既卒とほかの用語の違い
既卒と混同しやすい「フリーター」「新卒」「第二新卒」「中途」との違いを解説します。
フリーターとの違い
厚生労働省の「IV フリーターについて」では、「15~34歳の若年者(学生及び主婦を除く)のうち、勤め先における呼称がアルバイト又はパートである者(これまでアルバイト・パートを続けてきた者で無業の者を含む)」をフリーターと定義しています。
既卒は就職経験がない人のことを指すのに対し、フリーターは、一度正社員になったあとに退職してアルバイトをしている人も含むのが違いです。
参照元
厚生労働省
―平成16年雇用管理調査結果の概況―
新卒との違い
新卒(新規卒業者)とは、就職活動を行っている学生のこと。3月末に学校を卒業見込みで就職活動をする学生を指すのが一般的です。
「既卒=卒業している」「新卒=在学中である」と考えると分かりやすいでしょう。
第二新卒との違い
第二新卒は一般的に、「新卒で入社した会社をおよそ3年以内に辞めた人」を指します。短期間であっても社会人経験のある人は第二新卒となり、既卒には含まれません。
中途との違い
中途採用者とは、新卒者以外の就職・転職希望者を指す言葉です。そのため、既卒や第二新卒、フリーターなども中途採用者に含まれます。
中途には「社会人経験が長い転職者」も含まれるのが既卒との大きな違いといえます。
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既卒者の就活が厳しいといわれるのはなぜ?
既卒者の就活について、「厳しい」「なかなか採用されない」といったイメージをもつ人もいるのではないでしょうか。この項では、既卒の就活が厳しいといわれる理由を解説します。
1.新卒・中途に比べて不利な点がある
既卒は、新卒枠では新卒者より年齢が高く、中途採用枠では社会人経験がある第二新卒や転職者に比べてスキルが不足していることなどから、不利な点があります。新卒や第二新卒、転職者と比較すると、内定獲得のハードルは高めといえるでしょう。
新卒時よりも情報収集が難しい傾向がある
既卒になると、新卒のときよりも就活時の情報収集が難しくなる傾向があります。同学年でそろって就活をする新卒とは違い、既卒の場合は就活情報を共有できる人が身近にいない可能性が高いからです。
また、大学を卒業すると学内のキャリアセンターを使えなくなるのが一般的。新卒のときよりもサポートに期待できないのは、既卒の不利な点といえます。
2.空白期間がある
既卒には空白期間があるため、企業側から「なぜ新卒で就職しなかったのか」「働く意欲はあるのか」と厳しい目で見られる場合もあります。空白期間が長くなるほどマイナスイメージをもたれやすいため、早めに就職するのがおすすめです。
既卒が抱かれやすいマイナスイメージを払拭できるように、「既卒になった理由」や「空白期間中に何をしていたのか」は説明できるようにしておきましょう。
空白期間について前向きに説明できるようにしておこう
空白期間の過ごし方は面接で聞かれる可能性が高いため、前向きな言葉で説明できるように準備しておいてください。「スキルを身に付けるためにアルバイトをしていた」「資格取得のために勉強していた」など前向きな理由を答えられれば、マイナスイメージをもたれることはないでしょう。
面接対策に不安がある方は、就職・転職エージェントの利用も検討してみてください。専任のキャリアアドバイザーが、面接での受け答えに関してマンツーマンでアドバイスを行います。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
3.社会人経験がない
既卒は社会人経験がないため、履歴書の職歴欄でスキルや経歴をアピールするのが難しいとの見方もあります。社会人経験がある第二新卒や転職者と比較すると、不利になる場合があるでしょう。
既卒の方が書類選考に通過するためには、志望職種に関するアルバイト経験や保有している資格など、入社後に活躍することを想像してもらえるようなアピールが必要です。
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既卒が「人生終了」ではない理由
「既卒は人生終了」と考える方もいるようですが、そのようなことはありません。少子高齢化によって若い人材が不足しており、既卒者のニーズは高まっているからです。また、既卒者を新卒枠で採用する企業もあります。
以下で詳しく解説するので、参考にしてみてください。
企業の採用難によって既卒のニーズは高まりつつある
近年では、企業の採用難によって既卒のニーズも高まりつつあるようです。以下で、企業が既卒を採用するメリットを3つ紹介します。
1.新卒採用の不足分を補える
新卒における3年以内の離職が増えていることが、企業が既卒を求める理由の一つです。
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します」によると、新卒の就職後3年以内の離職率は高卒者が38.4%(前年度と比較して+1.4ポイント)、大卒者の場合は34.9%(前年度と比較して+2.6ポイント)となっています。
新卒を採用しても3.5人に一人は3年以内に辞めてしまうので、通年採用や秋採用で既卒を獲得しようとする企業が一定数存在すると考えられるでしょう。
参照元
厚生労働省
報道発表資料 2024年10月
2.新卒採用が厳しい中小企業にとってはメリットが大きい
中小企業のなかには、既卒を積極的に採用したいと考える企業もあるようです。新卒採用では大手企業に応募が集中する傾向にあり、中小企業は新卒者だけで採用予定人数を満たすのが厳しい場合があります。
そのような中小企業にとって、若く伸びしろが大きい既卒者を採用するのは大きなメリットといえます。
3.次世代の人材を確保できる
日本では少子高齢化が進んでおり、労働力人口が減少傾向にあるため、若い人材を確保したいと考える企業も存在します。
また、既卒は社会人経験がないので他社の価値観に染まっておらず、教育しやすいというメリットも。社員の平均年齢が上がっている企業では、早期の人材育成が重視されるようです。
既卒を新卒扱いする企業もある
既卒の方は新卒枠に挑戦できる場合もあります。新卒枠は中途採用枠と比べて、スキルや経験よりも性格や適性などのポテンシャルを重視して採用してもらいやすいのです。
厚生労働省は「卒業後3年以内の既卒者は、 『新卒枠』での応募受付を!」として、卒業後3年以内の既卒を新卒採用枠の応募対象とするよう事業主に求めています。
ただし、上記はあくまで企業への要請であり、義務ではありません。既卒者を新卒枠で採用するかは企業の方針によって決まるため、就活の際は募集要項をよく確認してみてください。
既卒を新卒枠で採用する企業は約4割
厚生労働省の「労働経済動向調査(令和6年8月)の概況」によると、2023年度の新卒採用枠で既卒を採用した事業所の割合は40%でした。
既卒者の応募可否や採用状況 | 割合 |
---|---|
既卒者は応募可能だった | 72% |
採用にいたった | 40% (「既卒者は応募可能だった:69%」を100とした割合) |
採用にいたらなかった | 60% (「既卒者は応募可能だった:69%」を100とした割合) |
応募不可だった | 27% |
参照:厚生労働省「労働経済動向調査(令和6年8月)の概況 表12 令和5年度新規学卒者の採用枠で正社員を募集した際の既卒者の応募の可否及び採用状況別事業所割合(p.14)」
上記のデータによると、72%の企業が既卒を新卒枠で応募可能としていることが分かります。約7割の企業が既卒者を新卒枠で扱っているため、内定を獲得しやすい状況だといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について
労働経済動向調査
既卒から公務員を目指すことも可能
既卒の方は、試験に合格すれば公務員になることも可能です。ただし、公務員試験には年齢制限が設けられている点に注意が必要です。一般的に30歳前後に設定されていることが多いようですが、明確な上限は自治体によって違います。
既卒の方が就活を成功させる7個のコツ
就活ではやみくもに求人に応募するのではなく、まず自分の特性を把握し、強みや長所を活かせる業種・職種は何かを考えることが大切です。また、職場に求める条件がいくつもあるとそれに合致する求人を見つけるのが難しいため、希望条件は絞り過ぎないようにしましょう。
ここでは、既卒の方向けに就活のコツを7つ紹介します。
既卒の方が就活を成功させるコツ
- 既卒としての自分の立場を明確に把握する
- 積極的に行動する
- 自己分析をして自分の強みを見つける
- 希望条件を絞り過ぎないで求人を探す
- 書類選考の対策に力を入れる
- 就活中からスキルアップに取り組む
- 未経験者が歓迎される業種・職種を狙う
1.既卒としての自分の立場を明確に把握する
就活するにあたって、既卒としての自分の立場を明確に把握することが大切です。「自分が企業側からどのように見られているか」を理解することで、選考で既卒ならではの効果的なアピールをしやすくなるでしょう。
たとえば、既卒の方は空白期間があることや社会人経験がないことを企業側に懸念されやすい傾向にあります。そのため、志望動機や自己PRで入社意欲をしっかりと伝える必要があるでしょう。
2.積極的に行動する
既卒の方が就活する際は、積極的に行動することを心掛けましょう。前述したように、既卒の場合は情報を共有できる人が身近にいなかったり学校のサポートが受けられなかったりするため、自分から進んで求人情報や就活ノウハウを得る姿勢が求められます。
また、ブランク期間が長引くと、「卒業後に何をしていたのだろう」と企業から不安に思われる場合も。そのため、できるだけ就活期間を長引かせないようにスケジュールを決めたり積極的に応募したりするのが賢明です。
3.自己分析をして自分の強みを見つける
自分に合う仕事を探したり企業に強みをアピールしたりするためには、自己分析が欠かせません。就活をする際は必ず自己分析をして、自分のことを深く知りましょう。
新卒の就活時に自己分析を行った方も、既卒として就活をする場合はもう一度行うのがおすすめです。新卒のときにはなかったスキルが身に付いていたり、価値観が変化していたりする可能性があるためです。
4.希望条件を絞り過ぎないで求人を探す
既卒の就活では、視野を広げて幅広い業界や企業を調べましょう。企業選びの視野が狭いと、条件に合う求人が見つからなかったり、自分に合う企業との出会いを逃してしまったりして、就職活動が難航する恐れがあります。
「特定の業界の求人にしか目を通さない」「絶対にこの企業しか受けない」のようにこだわり過ぎるのは避け、さまざまな業界・企業の求人に目を通してみましょう。
適職診断をして興味のある仕事を増やすのも手
適職診断をすると、自分がこれまで目を向けてこなかった仕事に適性があると診断される場合もあります。ただし、適職診断の結果が必ずしも正しいわけではないため、あくまでも参考として活用してみましょう。
ハタラクティブでは、登録後に行える適職診断をご用意しています。今まで視野に入れていなかった仕事を見つけられる可能性があるため、希望の業種・職種が定まっていない既卒の方は一度やってみるのがおすすめです。
適職診断の結果をもとに求人を紹介することも可能なので、お気軽にご相談ください。
5.書類選考の対策に力を入れる
既卒者は社会人経験がないため、書類選考では経歴以外の項目でのアピールが重要になります。応募先企業への熱意や体験に基づいたエピソードを盛り込んだ志望動機など、採用担当者の目を惹く内容を記載しましょう。
また、応募書類はあなたの第一印象を左右するため、マナーを守って丁寧に仕上げることも大切です。誤字脱字がないか、入学年や卒業年は間違っていないかなど、細かい部分を確認したうえで応募企業に提出しましょう。
6.就活中からスキルアップに取り組む
就活中から資格の勉強をしたりセミナーを受講したりして、スキルアップに取り組むのもおすすめです。前述したように、既卒の方は社会人経験がないので、業種・職種によってはスキル不足を懸念される場合があります。既卒の期間に勉強した成果をアピールすれば、「仕事にも意欲をもって取り組んでくれるのでは」「入社後の成長に期待できる」と評価される可能性があるでしょう。
志望する職種や企業が定まっている方は、入社後に役立つスキルを積極的に身に付けてみてください。
7.未経験者が歓迎される業種・職種を狙う
既卒の方は、「未経験歓迎」の求人が多い業種・職種に注目してみましょう。未経験者を積極的に採用している企業では、経歴よりも若さや意欲を重視する傾向があります。
また、教育体制が整っていたり研修制度が充実していたりする企業を選べば、社会人経験がない既卒の方も安心して働くことができるでしょう。
既卒の方が就活する際の注意点
既卒の方が就職できる可能性は十分にあるものの、期間を決めて計画的に行動しなければ内定は遠ざかってしまうでしょう。この項では既卒の就活における注意点を紹介するので、目を通してみてください。
「いつか就職できれば良い」という考え方をしない
「いつか就職できれば良い」と考えているとなかなか行動する気になれず、そのまま時間が経ってしまうケースがあります。実家暮らしだったり、親が仕送りをしてくれたりして既卒としての生活に不安を感じていない場合、「いつか就職できるだろう」と考えて就活を先延ばしにしてしまう方もいるかもしれません。
しかし、先述したように、既卒者が新卒枠に挑戦できるのは学校を卒業後3年以内が一つの目途です。また、30歳以降の人材に対して企業は即戦力を期待する傾向があるため、既卒の期間が伸びるほど就職が難しくなってしまいます。
既卒の方は、就職しようと思い立ったら「2~3か月後までに就活を終わらせる」「今月の〇日までに自己分析をする」のように具体的な期間を決めるようにしましょう。
大手企業以外にも目を向ける
既卒から正社員就職を目指す際は、大手企業や有名企業以外にも目を向けてみましょう。大手企業や有名企業は倍率が高く、新卒者やスキルの高い転職者がライバルとなることも珍しくありません。
たとえ規模が小さくても働きやすい企業は存在します。最初から企業規模で応募先を絞ってしまうと、自分にマッチする優良企業を見逃してしまう可能性が高いです。応募先を決める際は規模だけでなく、社風や仕事内容などもチェックして総合的に判断しましょう。
第三者からのアドバイスも取り入れる
就活では第三者からのアドバイスを取り入れることも大事です。客観的な意見を聞くことで、自分では気づかなかった強みを知れたり、仕事探しの視野が広がったりする可能性があります。
たとえば、自己分析をする際に「私の長所ってなんだと思う?」と聞いたり、完成した履歴書・職務経歴書を見せて内容が伝わりやすいかを確認してもらったりするのが有効です。
より専門的なアドバイスを受けたい方は、就職エージェントに相談するのがおすすめ。就活のプロであるキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、就活の不安や疑問解消に役立つでしょう。
既卒の方がやるべき5つの面接対策
書類選考を通過したということは、企業があなたと直接話したいと考えている証拠です。面接対策をしっかりと行い、当日に自信をもって話せるように準備をしておきましょう。
以下で、面接対策の5つのポイントを解説します。
既卒の方がやるべき面接対策
- 志望動機における自己PRを強化する
- 既卒の経験から得たことを説明する
- 入社意欲を強調する
- 面接でよく聞かれる質問の回答を考えておく
- マナーや身だしなみに気を配る
1.志望動機における自己PRを強化する
志望動機は面接で必ずといって良いほど聞かれるため、きちんと答えられるようにしておきましょう。志望動機には「なぜその企業を選んだのか」「入社後にどのように貢献できるか」を盛り込むことが重要です。
志望動機の例文を紹介します。
私は以前から「〇〇(ブランド名)」の服を愛用しており、豊富な色展開や着心地の良さに魅力を感じています。特に、御社の「〇〇(企業理念や経営理念)」に感銘を受け、お客さま一人ひとりにその魅力を伝えたいと考えるようになりました。
大学を卒業後2年間続けていた古着屋のアルバイトで培った、お客さまのニーズを聞き取って提案するスキルを活かし、「また来たい」と思っていただける接客を目指します。また、持ち前の明るさと勤勉さを活かし、いち早く貴社に貢献したいと考えております。
既卒者が未経験職種に応募する際にアピールできることは?
既卒の方が未経験の職種に応募する場合は、「柔軟性」「コミュニケーション力」「仕事への熱意」といった、幅広い仕事で活かせるスキルをアピールしましょう。企業が求めているのは、長く自社で働いてくれる人材です。
「コミュニケーション力を活かして入社後すぐに周囲になじんでくれそう」「柔軟性と意欲が高いので今後の伸びしろに期待できそう」などと評価されれば、たとえ経歴やスキルが足りていなくても採用される可能性があります。
2.既卒の経験から得たことを説明する
面接では、既卒の経験から得たことを伝えて前向きな姿勢を示しましょう。
たとえば以下のように伝える方法があります。
- ・スキルアップのために勉強し、資格を取得できた
- ・インターンやボランティアに参加して視野が広がった
- ・新卒の就活に失敗したものの、再度就職を目指す粘り強さが身に付いた
アピールする内容は誰もが驚くようなことである必要はありません。小さな努力や成功体験を探してみてください。
3.入社意欲を強調する
既卒者は企業側から「働く意欲が低いのでは」という先入観をもたれやすいため、入社意欲を十分にアピールする必要があります。入社意欲を示すには、応募先企業の事業や理念、社風、業務内容などを調べ、なぜその企業に興味をもったのかを具体的に説明するのがポイントです。
「応募企業ならではの特徴」や「入社した場合のビジョン」などを具体的に示せるように、企業研究をしっかりと行いましょう。
4.面接でよく聞かれる質問の回答を考えておく
既卒の方がよく聞かれる質問の回答も考えておいてください。回答は丸暗記する必要はないので、どのようなことを話すのかを大まかに頭に入れておきましょう。
聞かれる可能性が高い質問としては、以下のようなものが挙げられます。
- ・新卒のときに就職しなかったのはなぜですか?
- ・就職しようと思った理由は何ですか?
- ・空白期間中の過ごし方を教えてください
- ・何か質問はありますか?
面接官からの質問に嘘をつくのは避け、正直に答えましょう。経歴をごまかそうとして事実とは違うことを述べるのは、「経歴詐称」にあたる場合があります。既卒としての経歴を正確に伝えたうえで、入社意欲や自分なりの強みをアピールするのが賢明です。
5.マナーや身だしなみに気を配る
面接ではマナーや身だしなみにも気を配りましょう。具体的には「時間を守って行動する」「ハキハキとあいさつをする」「正しい敬語を使う」「清潔感のある服装や髪型を意識する」などです。
面接では基本的なマナーや身だしなみも評価の対象になるため、気を抜かずに対策しましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは模擬面接を実施するため、マナーや身だしなみに関するアドバイスをすることも可能です。「既卒は新卒と同じ服装で良いのかな」「言葉遣いは正しいかな」などと不安な気持ちがある方はぜひご相談ください。
既卒の方におすすめ!5つの求人の探し方
ここでは、既卒におすすめの求人の探し方を紹介します。自分に合った方法を見つけて正社員就職を実現しましょう。
既卒向けの求人の探し方
- 求人サイトを活用する
- 就職エージェントに登録する
- ハローワークで相談する
- 企業のWebサイトから応募する
- 知人に紹介してもらう
1.求人サイトを活用する
求人サイトを活用するメリットは、パソコンやスマートフォンから気軽にアクセスできる点です。また、一度に多くの求人を閲覧できるため、どのような企業や仕事があるかを把握するのに役立ちます。検索条件に「既卒」「未経験歓迎」と入れて検索すれば、既卒から挑戦しやすい求人を見つけやすくなるでしょう。
ただし、求人サイトを使った就活では、すべてを自分で行わなければなりません。「企業とのやり取りや面接日程の調整などが大変」「企業についての詳細な情報が手に入りにくい」といったデメリットがあります。
既卒者は新卒向けの求人サイトから応募できる?
既卒者が新卒枠に応募できるかは企業によって異なります。新卒向けの求人サイトに掲載されていたとしても、「既卒も応募可」としている求人であれば選考に進める可能性があるでしょう。
試しに、求人サイト上で「既卒」というキーワードで検索してみてください。ヒットした求人の募集要項をよく読み、自分が対象となるかを確認したうえで応募してみましょう。
2.就職エージェントに登録する
既卒から正社員を目指している方は、就職エージェントに相談するのもおすすめです。就職エージェントとは、人材を探している企業と仕事を求めている求職者とのマッチングを行うサービスです。
就職のノウハウを理解しているプロに相談できることや、求人サイトには載っていない非公開求人に出会える可能性があるのがメリットといえます。
就職エージェントの特徴
専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで就職活動をサポートしてくれるのが就職エージェントの特徴です。キャリアアドバイザーとコミュニケーションをとりながら求人紹介や面接対策を進められるので、就活に不慣れな既卒の方も安心でしょう。
就職エージェントによって、対象者や保有している求人は異なります。既卒の方は、「既卒向け」「若年層向け」などとうたっているエージェントを利用することで、マッチ度の高い求人を見つけやすくなるでしょう。
就職エージェントを利用する流れは?
就職エージェントを利用する際は、まず会員登録を行いましょう。登録が完了したらメールか電話で担当のキャリアアドバイザーから連絡が届き、面談の日程調整を行うことになります。面談を経て志望企業が決まったら、応募書類の添削や面接練習といった対策を行う流れです。
エージェントによっては、内定獲得後や入社後にサポートをしてくれる場合もあります。細かなサービス内容はエージェントによって異なるため、公式Webサイトをよく確認してみましょう。
3.ハローワークで相談する
第三者に相談しながら就職活動を進めたい既卒の方は、ハローワークを活用しましょう。ハローワークとは、国が運営する職業安定所のこと。ハローワーク内に設置されているパソコンを使った求人検索をはじめ、窓口での職業相談、セミナーへの参加申し込みなどのサポートを無料で受けられます。
ハローワークには地元の求人が多いのが特徴です。「実家の近くで働きたい」「地元に戻って就職したい」といった既卒の方は、利用を検討してみてください。
4.企業のWebサイトから応募する
志望する企業が決まっているなら、企業のWebサイト(応募フォーム)から直接応募する方法もあります。求人サイトに求人を出さず、公式Webサイトのみで募集する企業もあるので、採用情報は欠かさずチェックすることが大切です。
求人が出ていない企業には、既卒の採用を行っているか問い合わせる方法もあります。自分から連絡することで、入社意欲のアピールにつながる可能性があるでしょう。
5.知人に紹介してもらう
家族や友人、知人に就職先を紹介してもらう方法もあります。職場の実態を知っている人からの紹介なので、ミスマッチが起きにくいのがメリットです。
ただし、知人の紹介だからといって必ずマッチするとは限らないので、仕事内容や職場の雰囲気などはできる限り自分で確かめましょう。また、紹介であっても内定を約束するものではないという点も理解しておいてください。
既卒の方が採用されやすい職種
既卒の方は「学歴不問」「ブランクOK」といった職種を中心に探すのがおすすめです。ここでは、そのような求人が多い傾向にある「営業職」「事務職」「飲食店スタッフ」「ショップ店員」「アパレル店員」の5つの仕事についてまとめました。
営業職
営業職は企業の利益に直結する仕事のため、求人の母数が多めです。
営業職にはさまざまな種類があるので、自分の性格や適性に合うものを選ぶことが大切。ここでは、「新規開拓営業」「ルート営業」「テレアポ営業」「テレコール営業」の4つについてまとめました。
新規開拓営業
新規開拓営業とは、言葉どおり新しい顧客を探して開拓する営業手法です。契約成立に至るまでが難しい傾向にあるため、忍耐力や粘り強さが求められます。
仕事内容 | 未取引またはすでに取引のある顧客に対して商品やサービスを提案し、新たな取引関係を構築する。成約後のフォローも行う。 |
---|---|
向いている人 | ・コミュニケーション力を磨きたい人 ・精神的なストレス耐性が高い人 ・チャレンジ精神旺盛な人 |
ポイント | ・獲得した新規顧客数が多いと、インセンティブがつくことがある ・営業方法は、電話で行ったり直接訪問したりとさまざま ・結果が出るまで粘り強く営業先を回る体力が必要 |
参照:ハタラクティブ「営業職とは」
ルート営業
ルート営業とは、すでに取引をしている顧客に対してさらなる営業をする仕事です。「ルートセールス」と呼ばれることもあります。
納品の際に新たな商品の情報を提供したり、ほかに必要なものがないか確認したりして次の契約につなげるのが主な業務です。
仕事内容 | 既存顧客との関係を維持・強化し、継続的な取引を行う |
---|---|
向いている人 | ・長期的な関係構築を得意とする人 ・継続的なフォローアップが得意な人 ・顧客サービス精神の高い人 |
ポイント | ・既存顧客に対する営業が基本で、ノルマがあることは少ない ・長く良好な関係を維持するうえでのプレッシャーを感じることがある ・1人で複数の企業や個人の顧客をもつことが多い |
参照:ハタラクティブ「営業職とは」
テレアポ営業
テレアポ営業は、アポイントを取らずに訪問する営業手法です。
アポイントなしで突然訪問するため、契約につなげるのが難しいデメリットがあります。しかしそのぶん、結果を出せばインセンティブがもらえることが多いようです。
仕事内容 | 電話で顧客とアポイントを取り、その後の対面商談につなげる |
---|---|
向いている人 | ・断られても諦めない精神力がある人 ・聞き上手かつ的確な言葉選びができる人 ・電話越しでも親しみやすい雰囲気を出せる人 |
ポイント | ・ノルマが設定されていることがある ・顧客リストやトークスクリプトが用意されていることが多い ・顧客と意思疎通を図りやすいため、SNSが普及しても需要は高い |
参照:ハタラクティブ「営業職とは」
テレコール営業
テレコール営業とは、電話で商品説明や販売を行う営業手法です。「電話勧誘営業」と呼ばれることもあります。
仕事内容 | 電話のみを使用して商品やサービスの提案から成約までを完結させる |
---|---|
向いている人 | ・聞き上手かつ簡潔に話せる人 ・顧客の課題を引き出せる人 ・ストレス耐性の高い人 |
ポイント | ・移動せずに商品やサービスを顧客に伝えられるのがメリット ・ノルマが設定されていることがある ・声だけで円滑なコミュニケーションを取るスキルが身に付く |
参照:ハタラクティブ「営業職とは」
事務職
事務職も営業職のようにさまざまな種類があります。ここでは「一般事務」「営業事務」「受付事務」「学校事務」の4つについてまとめました。
一般事務
一般事務の仕事では主に、文書の作成・整理、発注伝票や受注伝票の作成・管理、各種台帳の管理、生産量や売上高などのデータ入力などを行います。また、郵便物の発送・仕分け、物品の受け取り、社内で使用する消耗品の補充など細かな仕事を受け持つ場合もあるでしょう。
仕事内容 | 社内の文書作成、データ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する |
---|---|
平均年収 | 529.6万円 |
向いている人 | ・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人 ・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人 ・一つの作業を集中して続けられる人 |
ポイント | ・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップ可能 ・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる ・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 一般事務」
営業事務
営業事務は、営業担当からの指示を受けて資料や見積書を作成したり、クライアント対応を行ったりして営業活動をサポートする仕事です。
具体的な業務は企業規模や業種によって異なりますが、営業組織の管理業務が主となる場合は契約や売上、入金管理など営業全般の管理を、営業担当のサポートが主となる場合は顧客からの電話やメール対応、見積書や納品書の作成、書類の発送が主な仕事となります。また、営業担当の不在時には来客対応をする場合もあるようです。
仕事内容 | 営業部門の事務作業を担当し、見積作成や顧客対応で営業をサポートする |
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平均年収 | 511.9万円 |
向いている人 | ・顧客対応に必要なビジネスマナーとコミュニケーション力がある人 ・PCスキルがあり、複数の業務を同時に進められる人 ・営業部門と顧客の間に立って、適切な判断ができる人 |
ポイント | ・1人あたり平均3〜5人の営業担当をサポートする ・秘書や英文事務など、より専門性の高い職業へキャリアアップすることがある ・海外企業や海外と取引のある場合は、英語力が必要なことがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 営業事務」
受付事務
受付事務は、企業や団体などの受付において来客を出迎えて応対し、担当者への連絡や訪問先の案内などを行うのが主な仕事です。
訪問先が明確ではない来客の場合は、用件をよく聞き、該当する部署を判断して連絡します。不審な来客があった場合には、必要に応じて警備室へ連絡。
来客に不愉快な印象を与えないように注意して、手際良く応対することが求められます。
仕事内容 | 来客の訪問目的を確認し、担当者への取り次ぎや案内を行う |
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平均年収 | 356.4万円 |
向いている人 | ・マナーや振る舞いに気を配って接客できる人 ・人付き合いが好きな人 ・イレギュラーな状況でも慌てない人 |
ポイント | ・業務内容によっては語学力を求められることもある ・秘書検定、TOEIC、MOSなどを取得しておくと活躍しやすい ・企業の印象を左右することもある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 受付事務」
学校事務
学校事務は、中学校や高校をはじめとするさまざまな学校において事務作業を行うのが仕事です。
細かく見ると、以下のような業務があります。
- ・庶務関係…来校者や電話の応対、学生証の作成、学割や在学証明書の発行
- ・人事労務関係…教職員の勤務に関する事務管理、給料の計算と支給事務。出張の旅費の精算や福利厚生の事務手続きなど
- ・会計関係…学校内の予算を管理し、教材など必要な備品を購入
- ・教務関係…入学・卒業、転入・転出等の手続き、教科書や教材の購入に関する事務手続き
このほか、生徒・学生の募集や入試に関する事務、進学・就職に関する事務なども行います。
仕事内容 | 小学校から大学などの教育機関で、庶務や人事労務、会計、教務など幅広い事務を担う |
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平均年収 | 481.4万円 |
向いている人 | ・パソコンスキルがある人 ・コミュニケーションスキルがある人 ・適切な言葉遣いやマナーを意識し対応できる人 |
ポイント | ・学歴や資格は不問 ・公立学校では地方公務員が配属される ・私立学校では独自の採用試験が行われ、中途採用も活発 |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 学校事務」
飲食店スタッフ
飲食店スタッフは、飲食チェーン店において接客や厨房での調理を行うのが主な仕事です。飲食店でのアルバイト経験がある既卒の方は、そこで得たスキルをアピールすると評価されやすくなります。
仕事内容 | 接客やキッチン業務を通じて、顧客に食事とサービスを提供する |
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平均年収 | 358.4万円 |
高卒の割合 | 50% |
向いている人 | ・コミュニケーション能力の高い人 ・おもてなしすることが好きな人 ・立ち仕事を長時間続ける体力がある人 |
ポイント | ・学歴や資格経験問わず挑戦しやすい ・店長は「防火管理者」「食品衛生責任者」などの資格が必要な場合がある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 飲食チェーン店店員」
ショップ店員
ショップ店員の仕事内容は、販売業務のほかに、商品管理や陳列、レジスター顧客情報の収集など多岐にわたります。
日々の接客を通じて、「お客さまが何を求めているか」を素早くキャッチすることが重要。売れている商品は品切れのないように発注し、売れていない商品は入れ替えるなど仕入れと在庫を適切に管理します。
仕事内容 | 接客、商品販売(レジ)、在庫管理、ディスプレイなど、売場の運営を担当する |
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平均年収 | 369.4万円 |
向いている人 | ・長時間立って接客できる体力がある人 ・トレンドに敏感な人 ・顧客のニーズを把握し、それに合ったコミュニケーションをとれる人 |
ポイント | ・シフト制で働き、休日が不規則になることが多い ・ファッションや雑貨が好きだと活躍しやすい ・商品の包装や配送の手配も担うことがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag デパート店員」
アパレル店員
アパレル店員は、洋服を中心とする服飾用品雑貨を販売する仕事です。お客さまが気持ち良く買い物できるよう、商品がそろっているか、きれいに配置されているかなどをチェックします。販売する商品の特性や流行を知っておくことも大切です。
経験を積むと、商品の仕入れや在庫管理を任されることもあります。
仕事内容 | 接客販売とコーディネート提案を行い、店舗の運営や商品管理も担当する |
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平均年収 | 369.4万円 |
向いている人 | ・適切な声掛けができるコミュニケーション能力がある人 ・立ち仕事や商品運搬ができる体力がある人 ・ファッションセンスに自信がある、または興味関心がある人 |
ポイント | ・幼児~子ども向けから全年齢向けまで、さまざまな店舗がある ・土日祝日も営業している店舗が多い ・ネットの普及により販売方法が変化しているように、時代の変化に応じた戦略が必要 |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 衣料品販売」
既卒から正社員へ!成功体験談
この項では、ハタラクティブの「みんなの就職エピソード」より、既卒から正社員への就職に成功した人の体験談を紹介します。
アルバイト経験を活かして正社員就職に成功
大学を卒業後、販売職のアルバイトをしていたA.Yさん。
25歳で鉄道会社系列のホテルにフロントスタッフとしての就職が決まりました。就職しようと思ったきっかけは、正社員になった学生時代の友人が、自分より高い収入を得て、やりがいをもって働いていると感じたことだそうです。
正直、ちゃんと稼ぎたいと思ったことが一番の理由です。税金や保険料を月何万円も払わなきゃいけないし、ボーナスは出ないし。 でも学生時代の友だちはだいたい正社員で働いていて、自分より給料が高いんですよね。大変そうだけどやりがいもあるみたいで。
だから私も正社員になりたいと思いました。そうすれば収入も増えるし、その分責任は大きくなるだろうけど、成長できるんじゃないかと考えました。
ハタラクティブのカウンセリングで人と接するのが好きだと伝え、接客や営業の求人を勧められたなかで、内定先のホテルを選んだとのこと。接客が好きでアルバイトを続けてきたので、自分に合っているかもしれないと感じたといいます。
面接ではアルバイトで経験したクレーム対応が評価され、すぐに内定が出たそうです。
内定辞退で既卒になり、就活を続けて正社員へ
21歳でCADオペレーターに内定したEさんは、短大在学中から就職を見据えて行動していました。ブライダル関係の仕事を希望し、在学中にブライダル教会内の花屋さんでアルバイトを経験。正社員になれる可能性もありましたが、体調面などの理由で迷いが生じたなか、一般企業から内定を得ました。
しかし、楽しく働くイメージがもてずに内定を辞退し、その後は明確な希望がないままハタラクティブに相談することに。Eさんはハタラクティブに期待することとして、以下のようなポイントを挙げています。
Webにもありますが、紹介できる会社の数が多いことですね。多くの企業を知っている第三者からの意見、アドバイザーの方だったらいくつか就職先を見つけてくれるかなというのはありました。
キャリアアドバイザーには「安定」「土日休み」といった条件を中心に希望を伝え、現在の仕事を提案されたそうです。就職に対する不安を一つひとつ的確に解決してくれたことがきっかけで、決めることができたといいます。
既卒に関するまとめ
若い人材を求める企業は存在しますし、年齢が若いほど正社員として採用されやすいため、既卒の方も就職することは十分に可能です。
面接では既卒になった理由を聞かれる可能性が高いので、落ち着いて答えられるように準備をしておきましょう。前向きな言葉で答えられれば、マイナス評価になるケースは少ないはずです。
「既卒だから正社員は諦めようかな…」「どうやって自分に合った仕事を探せば良いか分からない」と悩んでいる方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターといった若い人材の就職支援に特化したエージェントです。
専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行ったうえで、あなたに合うお仕事をご紹介します。未経験者歓迎の求人を数多く用意しているので、社会人としての経験や実績がない方も内定をもらうことが可能です。求人紹介だけでなく、応募書類添削・面接対策など就活に関することは全面的にサポートします。
サービスはすべて無料です。お気軽にお問い合わせください。
既卒の就活に関するお悩みQ&A
ここでは、既卒の就職活動に関する疑問をQ&A形式で解決します。就職を目指す既卒の方は参考にしてみてください。
既卒には高卒者も含まれる?
企業によって判断が異なります。たとえば、学歴不問で求人を出している企業であれば、高卒を既卒と認めている可能性があるでしょう。
既卒も職務経歴書を用意した方が良いですか?
学校を卒業後にアルバイトをしている既卒の方は、職務経歴書を提出しましょう。アルバイトは一般的に職歴とみなされませんが、企業へのアピール材料を増やすために提出するのがベターです。
既卒は正社員として就職できませんか?
既卒の方も、選考対策を十分に行えば正社員になることは可能です。
一人で就活をするのが不安な既卒の方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。キャリアアドバイザーが内定獲得までマンツーマンでサポートするので、就活に対してネガティブなイメージをもっている方も安心して利用できます。
既卒におすすめな就活方法とは?
求人サイトや就職エージェントを使う方法がおすすめです。求人サイトで幅広い求人の中から興味のあるものを探しつつ、エージェントも同時に活用してみましょう。エージェントはあなたに合う求人を紹介してくれるだけでなく、非公開求人を紹介してくれることがあります。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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