- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- フリーターの女性の結婚事情とは?正社員を目指す方法も解説
フリーターの女性の結婚事情とは?正社員を目指す方法も解説
更新日
この記事のまとめ
- フリーターの女性も結婚することはできると考えられる
- フリーターの女性が結婚しづらい理由は、理想の高さや価値観の相違など
- 結婚できるフリーターの女性には、「目標に向けて努力している」などの特徴が挙げられる
- フリーターの女性が結婚するには、正社員になって生活を安定させることも一つの手
- 正社員を目指す方法には、ハローワークや就職エージェントの利用などがある
「フリーターの女性も結婚できる?」と悩む方も多いのではないでしょうか。フリーターの場合、相手から収入や価値観などの面に不安を抱かれ、結婚しづらい場合があります。しかし、やむを得ない事情や明確な目標があってフリーターを選んでいるなら、好印象を持たれる可能性もあります。このコラムでは、フリーターの女性の結婚事情についてご紹介。正社員を目指す方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
フリーターの女性は結婚できる?
結論からいうと、フリーターの女性も結婚することは可能だと考えられます。厚生労働省の「令和5年国民生活基礎調査」から、パートやアルバイト、契約社員などを含めた非正規の職員・従業員の女性で配偶者がいる人は、20代で18万5,000人、30代で95万人という結果になっています。以下に、配偶者のいる女性の雇用形態・年齢別人数を表でまとめました。
<配偶者のいる女性の雇用形態・年齢別人数>
年齢階級 | 正規の職員・従業員 | 非正規の職員・従業員 |
---|---|---|
20~24歳 | 36,000人 | 26,000人 |
25~29歳 | 365,000人 | 159,000人 |
30~34歳 | 659,000人 | 295,000人 |
35~39歳 | 783,000人 | 655,000人 |
参照:厚生労働省「令和5年国民生活基礎調査(世帯人員(15歳以上),仕事の有-勤めか自営かの別-勤め先での呼称-無・配偶者の有無・年齢(5歳階級)・性別)」
上記の表から、フリーター女性も多くの方が結婚していることが分かりましたが、最初からフリーターのまま結婚しているとは限りません。結婚して家庭に入り、雇用形態を変更している人も中にはいるでしょう。また、上記の結果から、正規の職員・従業員における配偶者のいる女性は各年代で非正規を上回っていることが分かりました。すでに交際相手や婚約者がいる場合はフリーターのまま結婚することも可能かもしれませんが、まだ相手がいない女性の場合は難しくなってしまう場合もあります。フリーターの女性が結婚しづらい理由については、次項で解説していきます。
参照元
厚生労働省
令和5年国民生活基礎調査(世帯人員(15歳以上),仕事の有-勤めか自営かの別-勤め先での呼称-無・配偶者の有無・年齢(5歳階級)・性別)
フリーターの女性が結婚しづらい理由
フリーター女性が結婚できない原因は将来的な不安や価値観の相違など、さまざまです。ここでは、具体的な理由について紹介していきます。
将来の結婚生活が不安になる
この先の生活をともにする女性がフリーターの場合、中には不安になる人もいるようです。社会人経験がないフリーターの場合は、「責任感がないのでは」「世間の厳しさを知らなさそう」といったマイナスのイメージを持たれる可能性があります。また、経済状況によっては、結婚後は共働きで家計を支えて欲しいと考える人も少なくありません。フリーターの女性と結婚するとなると、「結婚しても妻や子どもを養えるほどの給与が期待できない…」と経済面でプレッシャーを感じてしまうケースもあるようです。
価値観が合わないと思われている
フリーターをしていることで、責任感や金銭感覚などの価値観が違うと思われてしまい、結婚相手として見てもらえないこともあるようです。結婚はお互いが歩み寄ることが大切ですが、価値観の違いを埋めることは、なかなか難しいと考えられてしまうことも。「自立していないのでは」と懸念され、正社員の方が結婚に有利となる場合もあるようです。
結婚相手に対する理想が高いと思われている
理想が高くなっていると思われることも、フリーターの女性が結婚しづらい理由の一つです。正社員として働いたことがない場合、社会的な常識、一般的な企業に勤める男性の平均(給与や人柄)などを知る機会が少ない可能性があります。また、自分はフリーターでも、相手には好条件を求めてしまうこともあることから、結婚が難しくなってしまう可能性も考えられるでしょう。
フリーターの女性が結婚しづらい理由は、「フリーター女性は結婚できない?リスクや正社員を目指しやすい7業種を紹介」のコラムでも解説しています。こちらもあわせてご覧ください。
結婚できるフリーター女性の3つの特徴
フリーターでいる理由によっては、相手に好印象を与えることができると考えられます。フリーターとして働く理由は人それぞれで、事情も異なるでしょう。ここでは、結婚できるフリーター女性の特徴について3つ解説します。
1.やむを得ない事情からフリーターをしている
仕方ない事情によってフリーターとして働いているケースは、相手の理解が得られやすいと考えられます。たとえば、持病や家族の介護、家業の手伝いなどで正社員としてフルタイムでの勤務が困難となった場合。また、元々正社員として働いていたものの、会社の倒産や経営悪化による早期退職などから、やむを得ずフリーターを選ぶ場合もあるでしょう。このようにフリーターを選択せざるを得なかった事情がある女性は、そのことを相手に伝えておくことで、マイナスイメージを払拭できると考えられます。
2.夢や目標に向かって努力している
夢や目標を達成するために自らフリーターを選択した場合も、ポジティブな印象を与えられると考えられます。たとえば、目標の職種があり、公務員試験や司法試験などの勉強のためにフリーターを選択した場合や、クリエイティブ系の活動をしながら生活するために選択した場合などが挙げられます。また、起業準備を行うためにフリーターを選択した場合も同様です。
このような女性の場合は、「一生フリーターでも構わない」「やりたいことが見つからないからフリーターをしている」というケースとは大きく異なります。あくまで「フリーターとして働く方が目標を達成するために適している」「やりたいことのために融通の利く仕事をしている」だけに過ぎず、努力している姿が魅力的に映ることが考えられるでしょう。
3.計画的に生活している
「フリーターはお金や生活にだらしない」というイメージを覆すような姿は、好印象を与えます。たとえば、働いていても毎月コツコツと貯金をしていたり、食事は三食自炊をしたりと、計画的かつ謙虚に生活をしているような場合です。フリーターとして、しっかり自立して生活を送っていることが相手に伝われば、結婚生活の具体的なイメージに繋がるでしょう。また、結婚相手としても安心できるという印象を与えられると考えられます。
フリーターの女性が結婚するためにやると良いこと
フリーターの女性が現状を変えて結婚を目指すなら、自分磨きや相手に求める条件の選定を行うと良いでしょう。具体的に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分自身を磨く
自分自身を磨いて、人から「魅力的」「一緒に居たい」と思われるような人物を目指しましょう。自分だけではなく、相手にも結婚相手を選ぶ権利があります。何事にも前向きで一生懸命な姿は、フリーターを問わず相手を惹きつける魅力があるものです。そういった人になれるよう、自分自身を磨くことも大切です。
相手に求める条件は1つに絞る
結婚相手に求める条件を書き出したうえで、絶対に譲れないものを一つ選んでみましょう。結婚相手を選ぶうえで理想はもちろん大切ですが、相手に求めすぎては条件に合う人はなかなか見つかりません。自分が結婚に求めるものは何か、一度よく考えてみると良いでしょう。
正社員を目指す
フリーターを脱却して、正社員を目指してみるのも結婚に向けたステップの一つと言えます。正社員になれば、安定した生活ができて社会的信頼度も上がり、心にもゆとりが持てます。また、職場や取引先など人との関わりが多くなるので、結婚相手を探せる機会が増える可能性も。さらに、正社員として責任のある仕事をこなすことで、自分自身を成長させられるでしょう。
フリーターの女性が結婚するためにやると良いことは、「女性フリーターは結婚できない?良縁を引き寄せるためにできること」のコラムでも紹介しています。こちらも、あわせてチェックしてみてください。
フリーターの女性が結婚に向かって正社員を目指す方法
ここでは、フリーターの女性が正社員を目指す方法についてまとめました。正社員を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
正社員登用のあるアルバイトをする
いきなり正社員として働き始めることに不安を感じる方は、正社員登用のある会社でアルバイトをしてみるという方法があります。正社員登用制度がある会社で基準を満たせば、アルバイトから正社員になるための社内試験を受けられます。明確な基準は会社によって異なるため、入社する前によく確認しておきましょう。
求人サイトで正社員求人を探す
求人サイトを利用して正社員求人を探してみましょう。世の中に数ある求人サイトにはそれぞれ得意分野があったり特徴があったりと差別化を図っています。そのため、まずは自分の状況に適した求人サイトを見つけて、それから正社員求人を探してみてください。
ハローワークを利用する
ハローワークを利用することも、正社員を目指す方法の一つです。ハローワークではさまざまな状況に応じて求人検索ができるので、自分に合う求人が見つかりやすいでしょう。就職活動で困ったことや相談したいことがあれば職員が対応してくれるので、サポート面でも安心です。初回の登録手続きが終われば、家から近いところではなく、自分の住んでいる地域で一番大きなハローワークへ行っても構いません。この機会に一歩踏み出してみましょう。
就職エージェントを利用する
プロのサポートを受けながら就職活動を進めたい方は、転職エージェントを利用するという方法もあります。就職エージェントは、就職のプロが求職者をサポートする民間サービスです。求人紹介のみならず、応募書類の添削や面接対策、ビジネスマナー講座など就職をするために必要なスキルを教えてくれます。また、不安なことがあれば細かく相談に乗ってくれるので、心強い味方になってくれるでしょう。
1人での就職活動は難しいと感じる方は、ぜひハタラクティブまでご相談ください。ハタラクティブは、初めて就職活動をする方も安心して利用できる就職サポートサービスです。専任の就活アドバイザーがあなたの悩みや希望に寄り添い、就職活動をお手伝いします。応募書類の添削や面接対策、応募先企業とのやりとりの代行など、豊富なサービスをご用意。サービスはすべて無料で利用できます。就職活動でお困りの方は、まずはお気軽にお問合せください。
フリーターの女性の結婚に関するFAQ
最後に、フリーターの女性の結婚に関するさまざまな疑問について、Q&A方式で解決していきます。
フリーターの女性が結婚するのは無理ですか?
フリーターの女性も、結婚は可能です。現代では、女性も経済的に自立していることや社会人経験が求められる場合がありますが、夢や目標のためにフリーターという働き方を選んでいる方や、自立して堅実な生活をしている方などは、雇用形態に関係なく好印象を持たれるでしょう。結婚を目指すために気をつけると良いことは、「フリーターは結婚前提の恋愛対象外?成功させるポイントや出会いの増やし方」のコラムでも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
相手もフリーターなので将来が不安です…
結婚を考えている相手が年齢を重ねてもフリーターを続けているなら、就職する意思があるのかを確認してみましょう。資格を取得するためや、特定の職種に就くためにフリーターをしているなら、将来就職する意思があります。また、「△年後を目標に」などと具体的なタイムリミットを決めておくと、結婚するタイミングを待ちながら、ずるずると無駄な時間を過ごさずに済むでしょう。詳しくは「30歳以上のフリーター彼氏がいる人が知っておくべきこと」のコラムでも解説しているので、ぜひご覧ください。
フリーター同士で結婚したいと思っています
結論からいうと、フリーター同士も結婚はできると考えられます。ただし、お互いに収入が不安定なため、節約をしながらの生活を送る可能性もあるでしょう。自信をもって結婚を決めるためには、どちらかが正社員を目指してみることが得策といえます。「フリーター同士の結婚、周囲の理解は得られるの?」のコラムもあわせてチェックしてみてください。
フリーターの女性が結婚しづらい原因はある?
フリーターの女性が結婚しづらいのは、「将来が不安」「自立できていない」などと思われてしまうことが原因と考えられます。目的があってフリーターを選んでいたとしても、第一印象ではなかなかそれが伝わらないこともあるでしょう。もし結婚願望があるなら、身分を安定させるために正社員を目指すことも一つの方法です。1人での就職活動に不安がある方は、マンツーマンのサポート体制が魅力の「ハタラクティブ」までご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。