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やりたい仕事がない…転職に向けてできる準備や求人の見つけ方をご紹介
更新日
この記事のまとめ
- やりたい仕事がない場合も転職することは可能
- やりたい仕事がないと悩む場合は、自分の性格や能力を把握していないことがある
- やりたい仕事がないときは、適職診断や自己分析をして自分に合った転職先を見つけよう
- やりたい仕事が見つからない場合は、業界を絞らずに幅広く求人情報を集めよう
- やりたい仕事がないと悩んだら、転職エージェントに相談するのも選択肢の一つ
転職を考えているものの、「やりたい仕事がない…」と悩む方もいるでしょう。やりたい仕事が見つからないときは、適職診断や自己分析などを行うのがおすすめです。また、転職活動を進めるうちにやりたい仕事に出会えることもあります。
このコラムでは、やりたい仕事がない場合の転職先探しのコツを紹介。転職活動の注意点や準備についても解説しているので、転職を検討している方は参考にしてみてください。
「やりたい仕事がない…」と転職に悩む人は多くいる
「やりたい仕事がない」「働きたい職種がない」と悩んでいる方は、年代や立場、勤続年数などを問わず多くいます。「やりたい仕事」を定めることは、意外と難しいもの。自分のやりたいことや明確なビジョンをイメージできないまま転職活動を行う人も少なくありません。
やりたい仕事がない人は、自分のできることや転職で実現したい目的をベースに転職活動に取り組むと、自分に合った職場を見つけやすくなるでしょう。
やりたい仕事がない場合でも転職は可能!
やりたい仕事がない場合も、転職を成功させることは可能です。はじめは興味のある仕事がない状態だったとしても、転職活動を進めるうちに自分のやりたいことが見えてくる人もいます。また、やりたいことがないからこそ先入観なく多様な職種に目を向けられる点は、転職活動をするうえでのメリットともいえるでしょう。
やりたいことが必ずしも適職とは限らない
「やりたいこと」が必ずしも自分に合う仕事とは限りません。やりたい仕事に就けたとしても、業務内容が自分のできることや得意なことから大きくかけ離れていると、働きづらさを感じて退職につながる可能性があります。転職を成功させるためにも、やりたい仕事がない・あるにかかわらず、自分の特性や価値観を整理してから求人を探してみるのが良いでしょう。
20代はやりたい仕事がなくてもそれほど焦る必要はない
20代は働いた経験や携わった職種の少なさから、「転職したいけどスキルがない」「明確にやりたい仕事がない」と悩む方もいるようです。しかし、それほど焦る必要はありません。長く勤めるなかで仕事に対する考えが変わったり、やりたいことが見えてきたりする可能性もあるからです。
また、年齢が若い20代のうちは挑戦できる求人が豊富な傾向にあります。転職したい気持ちが強いなら、後述の「20代の転職の場合」も参考に仕事を探してみましょう。
30代・40代になるとスキルや経験を求められる
30代・40代の転職活動では、20代よりもスキルや経験を求められるようになります。そのため、やりたい仕事がない場合、これまでの経験に裏打ちされたスキルと実績を活かせるような転職先を探してみるのも手です。
なお、一般的には年齢が上がるほど転職のハードルも上がります。「やりたい仕事はないけど転職したい」「未経験の仕事に挑戦してみたい」と考えている方は、できるだけ早く行動に移しましょう。後述の「30代の転職の場合」と「40代の転職の場合」もぜひ参考にしてみてください。
転職者の採用理由として多いのは「経験」「専門知識」
企業は、転職者の「経験」や「専門知識」を評価して採用する傾向にあります。以下は、厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況 転職者の採用状況 2 転職者実態調査の概況」より、職種別の転職者を採用した理由の主な項目を抜粋したものです。
経験を活かし即戦力になるから | 専門知識・能力があるから | 離職者の補充のため | |
---|---|---|---|
管理的な仕事 | 62.3% | 40.7% | 28% |
専門的・技術的な仕事 | 66.1% | 52.7% | 44.6% |
事務的な仕事 | 42% | 17.5% | 58.5% |
販売の仕事 | 58.8% | 13.4% | 44.8% |
サービスの仕事 | 54.9% | 23.9% | 61.6% |
参考:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況 表4 職種、事業所規模、転職者を採用した理由別事業所割合(p.8)」
企業側の採用理由の上位には「経験を活かし即戦力になる」「専門知識・能力がある」「離職者の補充」が挙げられています。職種によって順位は異なるものの、「経験を活かし即戦力になる」はいずれの仕事でも1位または2位という結果でした。
参照元
厚生労働省
令和2年転職者実態調査の概況
やりたい仕事がないなら自分が得意なことを探そう
やりたい仕事がない場合は、人から評価されたことや自分が得意だと感じることのなかから、向いている職種を探すのがおすすめです。たとえば、書類を手早く正確にチェックするのが得意なら事務職、場を和やかにしながら話し合えるなら営業職への転職が向いている可能性があるでしょう。
前述したように、やりたい仕事や職種に就けても、自分の適性に合っていないと長続きしない恐れがあります。また、企業側は転職者に「即戦力」を求める傾向にあるため、未経験の仕事であってもなるべく早く戦力になれるのが理想といえるでしょう。「やりたいかどうか」にこだわり過ぎず、自分の適性も踏まえながら仕事を探してみることも大切です。
「できる仕事がない」と感じても大丈夫
仕事で評価された経験が少ないことから、「自分にはできる仕事がない」と転職を躊躇する方もいるかもしれません。しかし、たとえ得意なことを活かせるような仕事に就いたとしても、はじめからスムーズに業務をこなすのは難しいもの。仕事は慣れていくうちにできるようになるのが一般的なため、転職前の段階で「できることがない」と過度に気にする必要はありません。
「自分にできる仕事がわからない原因は?適職を見つける方法を徹底解説」のコラムでは、悩みや適性に合わせた仕事の探し方をご紹介しているので、ぜひ確認してみてくださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
やりたい仕事がない場合に見られる7つの傾向
転職を考えているものの「やりたい仕事がない」という場合は、自分の性格を理解しきれていなかったり、転職活動にネガティブな気持ちを抱いていたりする可能性があるでしょう。
ここでは、やりたい仕事がないときに見られる7つの傾向を解説しているので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
1.自分の性格や長所を把握していない
自分の性格や長所を把握できていないと、自分のどのような強みやスキルを仕事に活かせるのかが分からないため、「やりたい仕事がない」と悩む傾向にあります。また、転職活動の面接でも、採用担当者に響くような「強み」を効果的にアピールすることが難しくなるでしょう。
長所の見つけ方については、「長所を面接でうまく伝えるには事前準備が大切!例文とポイントを解説」のコラムでご紹介しているので、参考にしながら探してみてください。「自分で見つけるのは難しい」という方は、転職エージェントや転職サイトを利用して、自分の長所を客観的に判断してもらうのも一つの方法です。
2.「明確なプランがないと転職は難しい」と考えている
転職するにあたって「将来の明確なプランを持っていなければいけない」という強い思い込みがあると、やりたい仕事がない状態に陥りやすいでしょう。将来のビジョンが固まらないうちは、やりたい仕事も決められないと考えてしまう可能性があるからです。
しかし、将来のビジョンを固めることは簡単な作業ではありません。そのため、「将来のことを具体的に描けていないから自分にできる仕事はない」といった思考に偏らないことが大切です。これまでの仕事やキャリアなどから、あなたの得意なことや好きなことを整理して、自分の将来や現状へのヒントを見つけるようにしてみましょう。
3.自信がないため転職活動に後ろ向き
やりたい仕事がないと悩む方のなかには、自分に自信がもてず「面接が苦手」「落とされるのが怖い」「転職してもやりたい仕事をできなかったら意味がない」など、転職活動に対して消極的な考えを抱いている方もいるようです。
しかし、やりたい仕事に就けないと最初から決めつけ諦めてしまっては、せっかくのチャンスを逃してしまいます。満足度の高い転職をしたい方は、まず行動を起こしてみましょう。
転職活動に対して消極的な気持ちがある場合は、「就活が怖い理由と克服方法を解説!不安を解消して内定を目指そう」のコラムを読み、克服方法を確認してみてください。
4.世間体を気にしやすい
やりたい仕事がないと感じる場合の傾向として、家族や友人などといった周囲からの印象や、表面的な世間体を気にし過ぎることも挙げられます。世間体を気にしてしまう理由は、「家族を安心させたいから」「周りに否定されたくないから」などがあるようです。
しかし、あなた自身の希望を無視して倍率の高い大企業や周りから勧められた仕事を選ぶと、長続きしない恐れがあります。転職活動における周囲の意見は参考程度にとどめ、自分の軸を大切にしましょう。「就活の軸とは?大切な理由と答え方の例文を紹介」のコラムでは、就活の軸を定める方法を解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
5.やりたいことを1つに絞れていない
やってみたいことが多過ぎて1つに絞りきれず、結果的にやりたい仕事がないという状態に陥ってしまう場合もあります。やりたいことが多いのは悪いことではありませんが、仕事探しに難航してしまうのであれば、対策を講じる必要があるでしょう。
仕事でやりたいことを定められずにいるときは、「仕事にするならどの選択肢が現実的か、自分に合っていそうか」を考えてみるのがおすすめです。やりたいことのなかから、自分の得意分野や強みを活かせそうな仕事を選んでみましょう。
6.職種や業界の知識が不足している
職種や業界に関する知識が不十分だと、仕事探しの視野が狭くなるため、「やりたい仕事がない」と感じる要因になり得ます。たとえば、求人情報を検索しても、社会にどのような仕事があるのかという理解に乏しければ自分の知っている企業ばかりに目がいってしまい、転職先の選択肢を広げられない可能性があるでしょう。
転職活動をする際は、いろいろな業界や職種について調べておくのが賢明です。より多くの求人情報を得るためにも、複数の求人サイトを利用するのがおすすめ。また、転職エージェントやハローワークなどからも求人情報を収集できるので、利用を検討してみましょう。
7.やりたい仕事の理想が高い
やりたい仕事の理想が高過ぎると、転職先に求める条件が多くなり「転職したいけど条件を満たす求人がない」「自分がやりたい仕事がない」といった不満につながる場合があります。また、やってみたい仕事はあるものの、それを転職で実現するのは難しいと決めつけてしまう人もいるようです。
転職に際して理想を持つのは良いことですが、自分の理想に合う職種や企業を見つけようとし過ぎて「やりたい仕事がない」という状況に陥ると、求職活動が難航する可能性があります。なかなかやりたい仕事がないときは、「妥協できる点はないか」「本当にその条件をクリアしないとだめなのか」を再考してみると良いでしょう。
やりたい仕事がないときの転職先探しのコツ
ここでは、「やりたい仕事がない…」とお悩みの方が求人を探す際のポイントを解説します。転職を考えている方は参考にしてみてください。
1.転職活動で譲れない条件を決める
やりたい仕事がないまま転職活動をする際は、「今までの業務経験やキャリアを活かせる仕事」「インセンティブ制度がある会社」「転勤がない会社」など、譲れない条件を決めておくと良いでしょう。譲れない条件を決めておくことで、転職活動の軸がぶれにくくなります。
ただし前述したように、希望条件が多過ぎると仕事を見つけるのが難しくなるので、譲れない条件はある程度絞り込むのがコツです。
若者が仕事選びで重視すること
転職エージェントのハタラクティブによる調査「若者しごと白書2024」では、フリーターと正社員に仕事選びで重視していることを尋ねました。以下は、それぞれの上位5つの項目をまとめたものです。
※回答者数:フリーター1,000人、正社員1,000人
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
1位 | 希望する仕事内容かどうか(50%) | 希望する仕事内容かどうか(47%) |
2位 |
理想的な勤務時間や休日数か(40%) 希望の労働時間で働けるか(40%) | 希望する収入が得られるか(44.9%) |
3位 | ー | 理想的な勤務時間や休日数か(34.2%) |
4位 | 希望する収入が得られるか(35%) | 福利厚生が整っているか(27.5%) |
5位 | 社風や職場の雰囲気が合うか(26.6%) | 希望の労働時間で働けるか(22.5%) |
引用:ハタラクティブ 「若者しごと白書2024 2-6.仕事選びで重視していること(p.25)」
若年層(調査対象年齢18~29歳)が仕事選びで重視していることの1位は、両者ともに「仕事内容」でした。フリーターも正社員も、仕事選びでは勤務時間や収入よりも仕事内容を重視していることが分かります。しかし、2位の「勤務時間」や「収入」も決して少ない割合ではありません。やりたい仕事がない場合は、業務内容以外で「仕事に求めることはあるか?」を考えてみるのも一つの方法といえるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
2.自分の適性を無視して仕事を選ばない
やりたい仕事がないからといって、自分の適性を無視して転職するのはおすすめしません。転職しても適性に合っていなければ成果を上げにくく、結果的に「やりたい仕事ではないかも…」と悩んでしまう恐れがあります。前述したように、やりたい仕事がないときほど、自分の強みやできることから転職先を探すのが有効です。
自分の得意分野を活かせる職種であれば、仕事で活躍できる機会も増えるでしょう。実績を積めば、周りから評価されたり給与が上がったりする場合も。自分が会社や社会に貢献していると実感できると、やりがいやモチベーションアップにもつながります。
自分の適性がわからない場合は、「自分に合う仕事が分からない!適職の上手な見つけ方と注意点を解説」のコラムをご一読ください。
3.やりたくない仕事をピックアップする
やりたい仕事がない場合は、「やりたくない仕事」「苦手なこと」をピックアップし、やりたい仕事を導く方法もおすすめです。たとえば、チームワークが苦手なら「一人作業が多い仕事」、厳しいノルマがある仕事はやりたくないのであれば、「ノルマを求められない職種」が転職活動の軸になり得ます。
なお、やりたくない仕事に焦点を当てるときは、「やりたくない理由」を深掘りすることが大切です。やりたくないと感じるポイントの共通点が見つかると、自分が「仕事で大切にしたいこと」が浮き彫りになるでしょう。
4.業界全体や職種について調べて視野を広げる
転職活動では、応募先の企業だけではなく業界全体や募集職種についても入念に調べておきましょう。「有名だから」「大企業だから」「人気職種だから」などの理由だけで転職すると、入社後にミスマッチを起こす場合があります。また、求人情報を検索する際は、普段馴染みのない業界の情報も意識的に集めると視野が広がり、自分に合った仕事と出会える可能性が高まるでしょう。
厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagの「免許・資格で検索」では、自分の経歴や持っている資格から仕事を検索できます。スキルや資格が活かせる思いもよらない仕事を発見できる可能性があるため、積極的に活用してみましょう。
「仕事の種類を知って適職を探そう!系統別に職業一覧をご紹介」のコラムでは、豊富な種類の業界や職種について詳しく解説しているので、転職活動の参考にしてみてください。さらに、転職エージェントを利用すると、非公開の求人情報を得られることもあります。
参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag
求人サイトや転職サイトも見てみよう
世の中にある業界や職種を知るために、まずは求人サイトや転職サイトの求人情報を見てみましょう。やりたい仕事がないのは、自分が知っている仕事のなかから探そうとしていることが原因の場合も。有名企業や分かりやすい肩書きで仕事を探そうとしても、そのなかにやりたい仕事の求人があるとは限りません。
自分が知らない仕事のなかにやりたい仕事の求人情報が潜んでいる可能性もあるので、情報収集をしてみましょう。新聞やビジネス誌を読んだり、転職エージェントを活用してキャリアアドバイザーに相談したりするといった方法もおすすめです。
5.第三者に相談してみる
転職したいけどやりたい仕事がないときは、勤務先や周囲の人と話をしてみるのも有効です。同じ会社で活躍している先輩や同僚に仕事への考え方を聞いてみましょう。異なる価値観に触れて視野が広がれば、「今の状況を打破する方法」や「自分がやりたいこと」に気づく可能性があります。
また、相談しやすい家族や友人などに「私の強みは何か」と質問してみるのも良いでしょう。第三者による評価を通して、自分では当たり前と思っていたスキルが強みになると気づくことも。自分に合った職種を見つけられる可能性があるほか、転職せずに今の会社で活躍する方法を見出せる場合もあります。
6.モチベーションの高まりを基準にしてみる
「やりたい仕事がないけど転職したい」というときは、モチベーションの高まりを基準に仕事を探してみる方法もあります。自分が得意なこと・楽しく取り組めたことを振り返り、転職活動に活かしましょう。
たとえば、「目標を達成するまで忍耐強く取り組める」「人の役に立てたときにやりがいを感じる」、あるいは趣味やプライベートで褒められた経験でも構いません。自分の強みを活かせたり、モチベーションを高められたりする分野に転職すれば、仕事に意欲を持って取り組めるでしょう。
7.未経験の仕事や興味のある分野に目を向ける
やりたい仕事がない状態で転職を考えている人は、未経験の業界や興味のある分野に挑戦してみるのも一つの手です。プライベートでイベントやセミナーに参加したり、趣味を増やしたりするなど、気になることには積極的にチャレンジしてみるのがおすすめ。今は仕事でやりたいことがなくても、興味のある物事に目を向けることで、自分の向き不向きが見えてくるはずです。
「この業界に転職したい」「趣味なら良いけど仕事にはできない」など、さまざまな発見を得られるでしょう。実際に、未経験からチャレンジできる求人でどのようなものがあるか気になる方は、下記を参考にしてみてください。
8.身につけたいスキルから仕事を探す
身につけたいスキルがある方は、それを実現できる職種に転職するのも一つの手です。「専門性を高めたい」「苦手分野を克服したい」などの希望に合わせ、自分のスキルを磨ける企業を探してみましょう。なかには、未経験で入社し働きながらスキルを身につけたり、資格取得のサポートを受けられたりする企業もあります。
「やりたい仕事がないけど転職したい」「転職したいけどスキルがない」と思ったときは、企業の研修制度をチェックし、どのようなスキルを身につけられるか確認してみるのもおすすめです。
転職先でやりたい仕事に出会える場合もある
やりたい仕事がないまま転職した場合でも、仕事をするなかで「やりたいこと」に気づくこともあります。経験を重ねると自分でできることや得意なことが増え、それが徐々に「やりたいこと」へと変わる可能性もあるからです。
また、社風や待遇、職場環境など業務内容以外に惹かれて選んだ転職先で「思いもよらずやりたいことを見つけられた」という人もいます。焦らず自分に合った方法で転職活動を行いましょう。
「やりたいことがないまま転職するのはアリ?何から始めたら良いかを解説」では、やりたい仕事を見つける方法を詳しく説明しているので、ぜひチェックしてみてください。
【年代別】やりたい仕事がない人が転職活動を進めるヒント
ここでは、やりたい仕事がないと悩む20代・30代・40代の方向けに、企業の採用ニーズを踏まえた転職活動のやり方を年代別に紹介します。
転職活動をするときは、企業からどのような人材が求められているかを把握することも大切です。「やりたい仕事がないけど転職したい」という方は、下記を参考にしてみてください。
20代の転職の場合
20代の転職では、専門的なスキルや実績よりも意欲やポテンシャル、柔軟性の高さを企業から評価される傾向にあります。そのため、選考で自分の強みや意欲を上手にアピールできれば、採用してもらえるチャンスがあるでしょう。
「なんとなく興味がある」「今の仕事で得意な業務と似ている部分がある」と感じる場合は、未経験の業界・職種にも積極的に挑戦してみるのがおすすめです。「スキルなしでも転職できる?年代別のやるべきことや転職市場を詳しく解説!」では、20代・30代・40代の転職事情を詳しく紹介しているので、あわせてご参照ください。
30代の転職の場合
30代は20代よりも仕事の実績を評価されるため、転職活動の際はこれまでの経験をアピールすることが重要です。「やりたい仕事がない」「何がしたいかわからない」と感じている30代の方は、20代のころに得たスキルと実績を洗い出し、「自分の経験を活かせる仕事とは何か」を具体的に考えてみると良いでしょう。
なお、30代であっても未経験の業界・職種へ挑戦することは可能です。30代から未経験職種へ転職したい方は、「30代から未経験分野に転職するのは厳しい?おすすめの業界と成功のコツ」も参考にしてみてください。
40代の転職の場合
40代から転職をするなら、自分が培ってきた知識やスキルなどを整理することから始めましょう。これまで経験を積んできた分、自分のアピールできる要素はどれなのか客観的に分からなくなることがあります。転職先で強みになるスキルや専門性の高いスキルなど、転職活動で活かせるスキルの棚卸しをすることがポイントです。
また、40代はマネジメントスキルを求められることも多くなるので、部署をまとめたり人材教育を担当したりしたことがある方は、積極的にアピールしてみましょう。「マネジメント経験とは?転職時にアピールするコツや例文を紹介」では、転職時にマネジメントスキルをアピールする方法について詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
ポータブルスキルがあれば転職でアピールできる!
「やりたい仕事がないけど転職したい」「未経験の業界・職種に転職したい」という場合は、面接の際に自分が持っているポータブルスキルをアピールすると良いでしょう。
ポータブルスキルとは、コミュニケーションスキルや情報収集能力、課題設定・解決能力といった、業界や職種にかかわらず仕事で活かせるスキルのことです。また、仕事に取り組む姿勢や対応力など、社会人として必要なスキルも含まれます。ポータブルスキルについては、厚生労働省のWebサイトで診断ツールを公開しているので活用するのもおすすめです。
参照元
厚生労働省
ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)
やりたい仕事がないときの転職活動の注意点
やりたい仕事がないまま転職活動を進める際の主な注意点は、「好き・憧れだけで仕事を決めない」「在職中に転職活動する」「転職するタイミングを考える」です。以下で詳しく解説しますので、注意点を念頭に置いて転職活動を行うようにしましょう。
好き・憧れだけで仕事を決めない
やりたい仕事がないからといって、好きや憧れだけで転職先を決めるのはおすすめしません。「楽しそう」「××が好き」という気持ちから仕事の実態を把握せずに転職すると、入社後に「自分の適性に合っていない」と後悔する可能性があるからです。
好きな気持ちや憧れを抱くことは悪いことではないものの、転職する際は「自分がその仕事でどのような貢献ができるのか」「どのようなスキルや経験を活かせるのか」といった点も踏まえて仕事を選ぶことをおすすめします。
在職中に転職活動する
転職を考えている方は、なるべく在職中に多くの求人情報を集めながら、転職先を見つけましょう。退職後に転職活動をすると、収入がない期間が生じるため、経済的な不安から焦って転職先を決めて後悔するリスクが考えられます。
在職中に転職活動をする大きなメリットは、仕事が見つかるまでの生活費や就活費用に困らないこと。もし転職活動が長期化したとしても焦る必要がないため、納得のいくまで転職活動を続けられます。
ただし、職場には内定をもらってから退職希望を伝えるのがおすすめ。転職先が決まらないうちに周りに告げると、面接のために休むのが気まずかったり、周りに気を使わせてしまったりする場合も。転職活動を続けているうちに、現在の職場の良さを再認識する可能性もあるので、報告する時期には注意しましょう。
転職時期の選び方については、「転職活動は在職中と退職後のどちらですべき?伝えるタイミングはいつ?」も参考にしてください。
転職するタイミングを考える
特にやりたい仕事がないけど「入社した企業が合わない気がするから辞めたい」と感じる場合、すぐに転職するのは避けたほうが無難です。入社後半年や1年ほどで退職すると、転職活動で採用担当者から早期離職を懸念されやすくなる恐れがあります。できれば2〜3年は続け、自分の適性や業界への理解が深まったころに転職活動を始めるのが良いでしょう。
ただし、「ハラスメントが横行している」「サービス残業が多い」など、職場環境に問題がある場合は、あなたの心身を守るためにも早めの転職を検討するのがおすすめです。
やりたい仕事がないまま転職すべきか迷ったら?
「やりたいことがない」「興味のある仕事がない」といった状態で転職すべきか迷う場合は、基準を持つと判断がしやすくなります。納得のいく選択をするためにできることを以下で紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
転職を考えたきっかけや転職理由を明確にする
「やりたい仕事がないまま転職してもいい?」と迷っている方は、転職を考えたきっかけや理由を明確にしましょう。「なぜ転職したいのか」を掘り下げ、今の自分にとって転職が必要なのかどうか、転職するメリット・デメリットなどを考えてみるのがおすすめです。
「給料を上げたい」「スキルがないから身につけたい」など、思いつく事柄を書き出しましょう。転職理由を可視化することで、自分が仕事や企業に何を求めているかが見えてくるはず。転職活動における求人選びや選考対策もしやすくなります。
「やりたい仕事がないけど転職したい」と考える主な理由には、今の職場に対する不満や不安から環境を変えたいという気持ちがあるようです。以下に、転職を考える主なきっかけを挙げました。
人間関係
転職を考えるきっかけとして多いのが、職場の人間関係。上司によるハラスメントのほか、同僚からのいじめや価値観の違いによるトラブルなどに悩む人もいるようです。職場は、一日のなかでも長い時間を過ごす場所ともいえます。そこで長く顔を合わせる上司や同僚との人間関係は、業務のパフォーマンスにも影響するでしょう。
労働環境
労働時間や評価制度、給与、待遇面など労働環境に不満を持つことが、転職のきっかけになる人も多いようです。過度な労働時間や不規則な勤務は心身が疲れる原因ともいわれています。また、正当な評価を得られず、給与が上がらないことは、働く際のモチベーションにもつながるでしょう。
業務内容
業務内容が自分に合わない、やりがいを感じないと感じたときに転職を考えることがあるようです。たとえば、コミュニケーションが苦手な人が、人と関わりながら進める業務に就いている場合や、変化を求める人が毎日ルーティンワークしかできない場合などが挙げられます。
仕事が「楽しくない」「面白くない」と感じたときの対策として、人事に部署の変更を申し出ることがありますが、やりたい仕事がないけど転職をして環境を変えたいと考える人も多いでしょう。
ライフスタイルの変化
結婚や妊娠・出産・介護などライフスタイルの変化がきっかけとなり、転職を考える人も多いようです。正社員として勤務する場合、転勤や勤務時間、勤務地が自分のライフスタイルに合わなくなることも。やりたい仕事がない場合も、自分の生活に合わせた勤務が可能な職場や勤務形態への転職をする人もいるようです。
現在の職場で解決できる転職理由(退職理由)か考える
転職理由(退職理由)を明確にしたら、現在の職場で解決できるかを考えます。リストアップした「現職の会社を辞めたい・離れたい理由」を、自分が変わることや上司に相談することで解決できる問題であるか否かに分けましょう。
コミュニケーションや業務への取り組み方を変えることで、勤務環境が改善される場合もあります。解決できない転職理由(退職理由)の場合は、改善できない職場環境や企業に問題がある可能性もあるので、やりたい仕事がない状況で転職活動を始めるのも一つの選択肢でしょう。
転職に迷っている方は、「転職に迷うときにやるべきことを解説!やめたほうがいい?判断基準も紹介」のコラムもあわせてご参照ください。
やりたい仕事がないと悩む人が転職前にできる7つの準備
やりたい仕事を見つける前にできることとして、「適職診断をする」「自己分析をする」などが挙げられます。以下で詳しく解説するので、参考にしてみてください。
やりたい仕事がないと悩む人が転職前にできる準備
1.適職診断をする
やりたい仕事がない場合に「どのように転職活動をすべきか」で悩んでいる方は、適職診断を試してみましょう。自分でも自覚していなかった一面を知れたり、自分に合う職種や業界探しに役立てられたりする可能性があります。適職診断の回答に正解はないので、正直に答えて自分に合った職種を知りましょう。
適職診断は、インターネット上で無料公開されているものがあります。また、転職サイトや転職エージェントで提供されている場合も。ハタラクティブでも、1分程度で簡単に行える適職診断を受けられます。「やりたい仕事がない」「何がしたいかわからない」という方は、ぜひお気軽にご活用ください。
適職が分からなくて不安な人は多い
転職活動を始める際、自分の適職が分からず不安を感じている人は多いようです。ハタラクティブの独自調査「若者しごと白書2024(3-10. 就職活動・転職活動を始めるときの不安度)」によると、正社員551人のうち「自分に向いている仕事(適職)がわからず不安」と回答した人は、全体の約58.3%(「非常に不安」と「やや不安」の値を合算)でした。
このように、明確に就きたい仕事があって転職活動をしている人はそれほど多くないといえるでしょう。「やりたい仕事がない」と悩んでいるなら、まずは自分のできることから求人を探してみるのがおすすめです。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
2.自己分析を徹底する
やりたい仕事がないけど転職したい方は、過去の行動を振り返って自己分析を行いましょう。「過去の行動」とは、学生時代の部活動やイベント参加、高校・大学時代や社会に出てからのアルバイト経験、現在の職場でのキャリアなどが挙げられます。このようなエピソードのなかから、以下の項目を具体的に書き出してみましょう。
- ・取り組んだ内容や経緯
- ・印象に残った経験
- ・良かったこと
- ・困難に感じたこと
- ・問題の解決に向けて工夫したこと
「なぜ印象に残ったのか?」「なぜそう感じたのか?」を掘り下げていくと、自分の強みや大切にしている価値観が見えてくるでしょう。特に、仕事における経験は細かく振り返るのがおすすめ。「顧客から褒められたこと」「上司から評価されたこと」「大変だけど楽しかった仕事」は、やりたい仕事を見つけるうえで重要な要素である可能性があります。
エピソードを細かく分析し、どのような点が評価されたのか、その仕事の何が楽しかったのかを振り返ってみましょう。
自己分析に関してさらに詳しく知りたい方は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムをご参照ください。一人での自己分析に難しさを感じる場合は、転職エージェントを利用し、プロのキャリアアドバイザーと一緒に行ってみると良いでしょう。
他己分析も効果的
自分を知る手段として、他己分析もおすすめします。他己分析とは、周りの人に自身の性格や長所・短所などを聞いて、客観的に自分を知ることです。難しく考えず、まずは家族や友人など、あなたをよく知る人に質問してみましょう。
身近に頼れる人がいない場合は、転職エージェントやハローワークといった就職・転職支援機関を利用するのもおすすめです。
「他己分析とは?やり方や得られるメリットについて解説!」では、他己分析のやり方やメリットをご紹介しています。気になる方はご一読ください。
3.企業研究をする
自分の強みを活かせる職種・業界・企業を見つけることが企業研究をする意義です。企業研究をしっかり行い、企業の風土や業務内容、職場環境を把握することで、やりたい仕事がない場合も効率的に転職先を見つけられるでしょう。
企業研究をする際は、転職先の企業で「現職で抱えている不満や課題点を改善できるのか」も念頭に置くことをおすすめします。また、転職先に勤務した場合に、スキルや生活面における将来の理想像を実現できるかをイメージするのも効果的です。「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」では、転職活動時の企業研究について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4.「どのような生活がしたいか」を考えてみる
やりたい仕事がないけど転職したいときは、「どのような生活がしたいか」を考えてみると、自分に必要なキャリアプランや目指すべき目標に気づけることもあるでしょう。考える際の具体的な内容には、以下のような項目が挙げられます。
- ・収入を重視するか、プライベートを重視するか
- ・生涯一人暮らしをしたいのか、家庭を持ちたいのか
- ・地元で暮らしたいのか、住む場所を変えたいのか
- ・マイホームを購入するのか、賃貸物件に住むか
- ・退職後の生活はどうするのか
理想の生活や将来をイメージするのが難しい場合は、家族や友人などの身近な人の話を聞いてみたり、Webサイトで情報収集をしたりしてイメージを固めましょう。
「やりたいことの見つけ方とは?自分が本当にしたい仕事を見つける方法」のコラムでは、将来のビジョンや数年先のキャリアプランの描き方を解説しています。自分の理想を実現するための業界や職種を探す際に、お役立てください。
5.資格やスキルを習得する
興味をもてる業界や職種があれば、それに関連する資格やスキルを身につけるのも良い方法です。現在の仕事に必要ない資格でも、勉強を始めたことがきっかけで知識が身につき、専門分野の仕事に就ける可能性もあるでしょう。
また、企業によっては資格取得支援制度があり、働きながら資格を目指せる場合もあります。やりたい仕事がないと悩む方は、働きながら資格やスキルが習得できる企業を選ぶのも選択肢の一つです。
資格に関しては「就職に有利な資格とは?種類やアピール方法を紹介」のコラムで解説しているので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
就職につながりやすい国家資格がおすすめ
仕事に活かせる国家資格を取得すると、転職成功につながりやすくなるでしょう。文部科学省の「国家資格の概要について」によると、国家資格は「法律によって一定の社会的地位が保証されるので、社会からの信頼性は高い」とされています。特に、業務独占資格や設置義務資格は転職で有利になりやすいのでおすすめです。
「取りやすい国家資格とは?取得するメリットや選ぶときのポイントを解説」では、働きながら取得できて、就職・転職につながりやすい資格を数多くご紹介しています。やりたい仕事がないときは、ぜひ確認してみてください。
参照元
文部科学省
文部科学省Webサイト
6.退職の準備を進めておく
転職を決心したら、退職の準備を進めましょう。やりたい仕事がないまま転職する場合も、転職活動や退職日までのスケジュールを立てることが重要です。退職日の2~3ヶ月前、遅くても1ヶ月前には上司へ退職意向の報告をし、自分が携わっている業務の引き継ぎなどを行いましょう。
転職する際は、自分の退社後にほかの同僚や上司が困らないよう、円満退社を心掛けることが大切です。「会社の辞め方や手順を解説!退職理由の伝え方で注意したいことも紹介」のコラムでも、退職までのフローを解説しているのでご参照ください。
7.転職ならではの選考対策を行う
転職活動の場合、新卒時の就活とは異なる選考対策が必要となるでしょう。選考時には、勤続年数にかかわらず、「社会人経験がありビジネスマナーを身に付けた人材」として見られることも。応募書類の読みやすさや送付方法、面接時のマナーなどには気を配ることが大切です。
また、志望動機や転職理由などの質問に対しても、前職での経験を交えた端的な内容が求められるでしょう。やりたい仕事がないけど転職したい方は、どのように自分をアピールするかを事前に考えておくのがおすすめです。転職活動の選考対策に不安がある方は、「面接の流れを知っておこう!転職活動で必要なマナーやよくある質問もご紹介」をチェックしてみてください。
「やりたい仕事がない」と悩むなら転職エージェントに相談!
転職活動の際は、これまでの経験を洗い出したり、多様な業界・職種の情報収集を行ったりして応募先企業を絞る作業が必要です。そのため、「転職したいけどやりたい仕事がない」「やってみたい仕事があるけど転職できるか不安」と感じている方は、転職エージェントを活用すると良いでしょう。
転職エージェントには経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍しているので、カウンセリングを通じて自分に合う求人を紹介してもらえます。また、自己分析のやり方や履歴書の添削といった、転職活動にまつわるさまざまなサポートが受けられるのが特徴です。求人サイトや企業のWebサイトで情報を得るとともに、転職エージェントを利用すると求職活動の視野を広げられるでしょう。
「やりたい仕事がない」「自分に合っている仕事がわからない」とお悩みの方には、就職・転職エージェントのハタラクティブがおすすめです。
ハタラクティブでは、既卒や第二新卒、フリーター、ニートといった若年層を中心に就職・転職活動を支援しています。プロのキャリアアドバイザーが面談を行い、適性や性格に合った求人情報をご紹介するので、「やりたい仕事が見つからない…」とお悩みの方も安心です。所要時間1分程度でできる適職診断もあるため、診断結果や専任アドバイザーのアドバイスなどを参考に多角的な視点で適職探しができるでしょう。
また、応募書類の書き方や面接対策、面接日程の調整なども代行し、現在の仕事と転職活動の両立をサポートいたします。やりたい仕事が見つからず転職にお悩みの方は、ぜひお気軽にハタラクティブへご相談ください。
やりたい仕事がないときの転職・就職に関するお悩みQ&A
ここでは、「転職したいものの、やりたい仕事がない」と悩んでいる方や自分に合った仕事がわからない方に向け、よくある疑問をQ&A方式で解決します。
したい仕事がないニートはどうすれば良いですか?
したい仕事がないニートの方は、自分が評価されたことは何かを振り返り、得意な分野を活かして就職することを目標にしてみましょう。詳しくは、このコラムの「やりたい仕事がないと悩む人が転職前にできる7つの準備」をご覧ください。
また、「したい仕事がないニートが就職する方法とは?社会復帰に向けた対処法を解説」のコラムでも、正社員を目指す際の方法を紹介しています。ニートから就職できるか不安な方は、あわせて参考にしてみてください。
「したい仕事がないから」と転職してはだめですか?
したい仕事がない状態で転職しても問題はありません。ただし、転職してから後悔しないよう対策することをおすすめします。
「したい仕事ではない」「ほかにやりたい仕事があるはず…」と思って転職しても、自分に合った業界・職種が見つかるとは限りません。自己分析や業界・企業研究が不足していると、仕事とのミスマッチを引き起こしやすく、転職を繰り返す可能性もあります。このコラムの「やりたい仕事がないときの転職先探しのコツ」を参考に後悔のない転職を叶えましょう。
やりたい仕事がないけど公務員なら安定していますか?
「やりたい仕事がないから」「給料が安定しているから」といった理由だけで、安易に公務員を選ぶのはおすすめしません。公務員に限らず、仕事を決める際は自分の適性に合うかどうかを踏まえることが転職を成功させるコツといえます。
公務員は、コミュニケーション能力や「地域の人々の役に立ちたい」という気持ちが必要とされる仕事です。公務員の仕事に興味がある方は、「民間から公務員に転職は可能?メリットや後悔しないポイントを解説」のコラムを参考にしてみてください。
転職したいけどスキルがない20代はどうしたら良い?
転職に役立つ資格を勉強してみると良いでしょう。また、資格以外にもコミュニケーション能力や自己管理能力、PC操作スキルなどがあると20代の転職で有利になります。
「転職に役立つスキル一覧!仕事が変化しても通用するポータブルスキルとは?」のコラムで仕事に活かせるスキルを紹介しているので、チェックしてみましょう。
「やりたい仕事」と「適性のある仕事」どちらを優先すべきですか?
なかなか仕事が見つからなかったり、転職を繰り返していたりする場合は、適性のある仕事を優先することを検討しても良いでしょう。
やりたい仕事であっても、適性に合わず実績を上げられなければモチベーションが下がり、続けるのが難しくなる可能性があります。ただし、どうしてもやりたくない仕事に無理して就く必要はありません。自分にとってバランスの取れた業界や職種を選ぶことが重要です。
自分に適性のある仕事が分からず悩んでいる方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。キャリアアドバイザーが、内定獲得までマンツーマンでサポートいたします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。