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仕事を頑張れないのは甘え?職場でついていけないときの原因と対処法!
更新日
この記事のまとめ
- 仕事を頑張れないのは甘えが原因とは限らないため、本当の理由を知ることが重要
- 仕事を頑張れない背景には、職場に関する原因と精神的な原因がある
- 仕事を頑張れないときの対処法は「目標を立てる」「休日に楽しみをつくる」などがある
- やりがいのある仕事を見つけるには、自分が重視する就業条件を明確にすることが大切
- 今の仕事が頑張れないと感じたら、転職も一つの手
「仕事を頑張れないのは甘え?」と悩みを持つ方もいるでしょう。仕事に意欲的に取り組めない原因は、仕事内容や人間関係など職場環境によるものから、プレッシャーや頑張り過ぎなど精神的なものまでさまざま。まずは具体的な理由を探ることが大切です。このコラムでは、仕事を頑張れない原因と対処法について詳しく解説。仕事へのやりがいを見つける方法や転職すべきか判断するポイントも紹介しているので、あわせてご覧ください。
仕事を頑張れないのは「甘え」ではない
仕事を頑張れない自分に対して「甘えている」と感じてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、仕事を頑張れない原因は甘えだけではありません。自分を責めることでネガティブな悪循環に陥る前に、思うように働けない本当の理由を知ることが重要です。
仕事を頑張れない原因がどこにあるかが分かれば、どのように対処すれば良いかも明確になります。漠然とした不安を抱えている人や、どうすれば意欲的に仕事に取り組めるのか分からない人は、「仕事を辞めたいのは甘え?辞めるべきかどうかの判断基準を解説」も参考にしながら、甘えと決めつける前に自分を客観的に振り返ってみましょう。
仕事を頑張れないのはなぜ?職場に関する10の原因
仕事を頑張れなくなってしまう原因には、「自分に合わない仕事をしている」「正当に評価される仕組みがない」など、職場が関係しているものが少なくありません。ここでは仕事を頑張れない職場に関する10の原因について解説します。
1.仕事内容が自分に合っていない
「人と話すのが好きなのに、1人で黙々と作業をする仕事をしている」、「じっくり物事に取り組むのが得意なのに、テキパキこなさなくてはならない仕事をしている」など、自分の適性と違う仕事をしていると本来の能力を発揮できません。成果を上げられずモチベーションが下がり、仕事を頑張れないという結果につながってしまいます。
自分に合った仕事をしたい場合、まずは自己分析やスキルの棚卸をして自分の適性を知ることが大切でしょう。「仕事が合わないから辞めたい!対処法や転職時に退職理由を伝えるコツを解説」のコラムでは、仕事が合わないと感じたときの対処法を紹介しているため、あわせてご覧ください。
2.頑張っても評価してもらえない
自分の仕事内容を適切に評価してもらえない場合、「自分は役に立っていない」と感じ、仕事を頑張ることが難しくなります。結果を出そうと努力しても、正当な評価が伴わなければ最終的に自分の仕事に意味を見出せなくなってしまうでしょう。仕事を評価されない原因が自分自身にあるのか会社にあるのか一度客観的に考えてみると、なぜ評価されないかが分かるため、改善策を見つけやすいでしょう。
3.目標が分からない
達成すべき目標が分からないまま仕事をしていると、与えられた業務をこなすだけで日々が過ぎてしまい「仕事をさせられている」という気持ちになってしまうことがあります。また、自分のスキルについて客観的に分析する機会もないため、仕事を頑張れない状態から抜け出すことが難しくなります。仕事のモチベーションを上げるためには、他人が決めた目標ではなく自分自身で目標を設定することがおすすめです。
4.仕事量が多過ぎる
仕事量が多過ぎる状態が続くと、疲労が蓄積され仕事へのモチベーションが下がってしまいます。達成感は、主に物事を終えたときに感じるもの。仕事のゴールが見えずに長期間頑張り続けるのは、精神的にも肉体的にも辛いことです。
やってもやっても終わらないことが原因で、自分の頑張りは無駄なのではないかと感じてしまい、仕事を頑張れない状態に陥ってしまいます。常に完璧な仕上がりを目指して余裕がなくなっている場合は、肩の力を抜いて業務に取り組んだり、ときには仕事を断ったりすることも必要でしょう。
仕事についていけないのは業務効率が原因の場合も
業務量自体は適切であっても、業務効率が悪いことが原因で時間がかかりやすくなり、結果として仕事量が多過ぎると感じている可能性もあります。そのような場合は、優先順位を決めて仕事に取り掛かるようにすると、業務の大幅な効率化を図れるでしょう。「仕事についていけない!辞める前に試すべき対処法を解説!」のコラムでは、仕事についていけないときの対処法について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。5.仕事量が少なく暇な時間が多い
仕事がなさ過ぎて暇な状態が続くことも、働くことへの意欲が低下する原因になります。モチベーションを保つためには、仕事を通して他者から求められ、期待に応えることが重要です。やることがないと、自分が何のためにその場所にいるのか分からなくなり、仕事をする意味を感じられなくなってしまいます。
対処法の一つとして、自ら手伝える仕事がないか声をかけるなど能動的に動いてみるのも良いでしょう。また、「暇な時間=ほかのことに手を付けられる時間」と考えて新たなことに挑戦してみることも、モチベーションを上げるきっかけにつながる場合があります。
6.周囲とのモチベーションの差が大きい
自分には仕事のやる気があっても、周囲の上司や同僚のモチベーションが低ければ、やる気が空回りしているように感じ、徐々に仕事へのやる気は失われてきます。そのため、初めは意欲的に働けていたのに、いつの間にか仕事を頑張れない状況に陥ってしまうことが少なくありません。周囲に合わせ過ぎず「自分は自分」と割り切り、自分に与えられる仕事と向き合うことが大切でしょう。
7.職場の人間関係が悪い
職場の人間関係は、仕事をするうえで大切な要素です。人間関係が良くないと、職場にいるだけでストレスを感じ、仕事への意欲が低下してしまいます。また、人間関係の悩みはプライベートにも影響し、気持ちの切り替えが難しくなりがちです。その結果、仕事を頑張りたくても頑張れない状態になってしまいます。職場の人間関係の悩みについては「職場の人間関係が辛いときの対処法とは?ストレスを感じる要因を知ろう」のコラムも参考にしてください。
人間関係を改善するきっかけとして周囲との接し方を見直してみよう
人間関係が原因で仕事を頑張れないという方は、周囲との接し方を見直してみても良いでしょう。たとえば、毎日笑顔で挨拶をしてみると、職場の雰囲気が明るくなることがあります。コミュニケーションを積極的に取ってみることで、苦手だと思っていた人が良い人だったということもあるので、一度トライしてみるといいでしょう。8.給与や休暇などの待遇が良くない
どんなに仕事を頑張っても、給与が少なければモチベーションを保つのは難しくなります。給与は仕事に対する評価でもあるので、自分の仕事を正当に評価されていないという不満にもつながりかねません。また、適切なタイミングで休暇をとれないことで疲労やストレスがたまり、仕事を頑張れない状態になってしまうこともあります。
副業を始めてみるのも一つの手
収入が少ないことが原因で仕事を頑張れない場合は、副業を始めるのもおすすめです。今の仕事では活かせないスキルを持っているなら、そのスキルが活かせる新たな仕事を始めることで、モチベーションアップにつながる可能性があります。ただし、副業を制限している企業も多いので、現職で副業ができるか事前に確認しておきましょう。副業について詳しく知りたい方は、「副業をする会社員が注意したいこと」のコラムもあわせてご覧ください。9.同じ仕事ばかりで飽きてしまう
日々の業務に変化がなく、モチベーションが下がることで「仕事を頑張れない」と感じるケースもあるようです。特に仕事に慣れてきて余裕が出てくると、飽きを感じやすくなる傾向にあります。また、毎日同じ業務を続けていると退屈に感じることが多く、新しいことにチャレンジしようという気持ちがなくなってしまう人もいるため、注意が必要でしょう。仕事のマンネリ化が起きる前に、今までの仕事を違う視点から見てみたり、やり方を変えたりすると、新たな発見につながる可能性もあります。
10.身心ともに疲れている
十分な休息が取れずに、疲れてしまっていることも仕事が頑張れない要因です。通勤時間が長かったり、残業が多いと気づかない間に疲れが溜まります。また、プレッシャーが多い仕事だと精神的にも負荷がかかりやすいです。集中力や判断力が鈍り、ミスが増えてきたときはゆっくり休むなどしてしっかりとした休息を取りましょう。
職場に関する課題改善が見込めない問題は上司に相談を
自分の努力では解決できない以下のような問題が発生している場合は、無理せず上司に相談しましょう。- ・ハラスメントや嫌がらせを受けている
・残業代が支払われない
・休みがとれない
・健康被害が出るほど労働環境が悪い
・業務量が多すぎる
仕事を頑張れないときに考えられる5つの心理的原因
「過度のプレッシャー」や「頑張り過ぎ」なども、仕事を頑張れない理由として考えられます。ここでは仕事を頑張れない精神的な5つの原因について解説します。
仕事を頑張れないときに考えられる心理的原因
- プレッシャーに耐えられなくなっている
- 頑張り過ぎて疲れてしまっている
- 成長できていないと思い込んでいる
- ストレスをうまく解消できていない
- 仕事のことを考えると辛い
1.プレッシャーに耐えられなくなっている
スピード重視の業務、重大な責任を伴う業務などで大きなプレッシャーを感じる状態が続くと、精神的ストレスが原因で余裕を持つことが難しくなります。その結果、逃げ場がない焦りや重圧に耐えられず、仕事を頑張れない状態になってしまいます。「仕事のプレッシャーの対処法!原因や成長するコツを解説」のコラムでは、仕事のプレッシャーをバネに成長する方法を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2.頑張り過ぎて疲れてしまっている
仕事に打ち込むあまり、自分の限界を超えて頑張ってしまっていることに気づいていないという場合もあります。自覚がないまま精神的にも肉体的にも疲労がたまると徐々に仕事へのパフォーマンスに影響が出てくるため、「自分は仕事を頑張れない状態になっている」と勘違いしてしまっている状態です。仕事に疲れたときの対処法を知りたい方は、「仕事に疲れたと悩む方へ!リフレッシュ方法や転職を考えるポイントを解説」のコラムをご覧ください。
3.成長できていないと思い込んでいる
自分に課する目標が大き過ぎる場合、それなりの成果を出していたとしても、自分ではまだまだ足りないと決めつけてしまうことがあります。理想が高過ぎると自分を追い込んでしまうため、どれだけ働いても達成感がなく、「仕事を頑張れない自分」としてマイナス評価してしまう恐れがあるので注意が必要です。小さなことでも良いので自分ができることに目を向けるようにすると、入社時から考えたときに日々成長している部分を改めて実感できるでしょう。
4.ストレスをうまく解消できていない
仕事やプライベートがうまくいかないとき、そのストレスを適切に解消できないと身心に不調が現れ、結果的に仕事を頑張れないことがあります。ストレスを溜め込まず上手に発散することが、仕事へのモチベーション維持には大切です。仕事でのストレスについては「仕事のストレスで会社を辞めたい…転職成功のために原因を把握しよう」のコラムでも解説しています。
ストレス解消法の例
仕事のストレス解消のためには、自分が「リラックスでき、スッキリする」と思う方法を見つけることが大切です。たとえば「家族や友人と話す」「趣味に没頭する」「思いきり泣く」「旅行に出かける」など、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。5.仕事のことを考えると辛い
仕事で嫌なことがある、職場の人間関係がうまくいかないなど、仕事にまつわる大きなストレスがある場合、仕事のことを考えるだけで苦痛を感じてしまうこともあるでしょう。仕事をしていないときも気持ちの切り替えができないため、不安が大きくなり仕事を頑張れない状態になってしまいます。プライベートの時間にまで仕事のことを考えることは、身心ともに悪影響を及ぼしかねません。無理して働き続けていると身体を壊してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
日記に自分の感情を書くことで客観的に振り返る
仕事を頑張れないと感じたときは、業務での問題点や思ったことなどを日記に書いてみるのもおすすめです。今の状況を客観的に把握できるので、仕事を頑張れない原因を明確にするのに役立ちます。また、紙に書き出すことで気持ちが整理され感情をコントロールしやすくなり、ストレス発散につながるのもメリットの一つです。仕事を頑張れないときの10の対処法
仕事を頑張れない状況を改善するためには、「目標を明確にする」「休日に楽しみをつくる」などさまざまな方法があります。仕事を頑張らなくてはと焦るのではなく、まずは自分の心と体に向き合うことが大切です。
1.目標を立てて仕事をする
仕事をするうえで、自分なりの目標を立ててみましょう。職場で提示される目標だけでなく、その目標に近づくための細かいゴールを自分で設定し達成していくことで、小さな達成感を積み重ねられます。短期間で成果を確認できること、自分がギリギリ達成できそうなことを目標にすると良いでしょう。目標の立て方については、「目標で仕事の成果が変わる!成功に繋がる設定の仕方とは」のコラムでも詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
2.憧れの人をつくる
仕事で尊敬できる人を探してみるのも良い方法です。仕事をしていくうえでどのような人になりたいかを考え、それを実現している人をお手本にすると良いでしょう。まずはその人がどのように仕事を進めているのかを観察して、自分の業務に取り入れてみるのがおすすめです。憧れの人が身近にいることで、仕事を頑張れないときのモチベーションにつながります。
3.一人で仕事を抱え過ぎない
仕事の量が多過ぎたり、分からないことを自分だけで抱え込んだりしていないか振り返ってみましょう。上司に相談する、同僚に声をかけて手伝ってもらうなど、必要なときに他者の力を頼って解決していくことも仕事をするうえでは大切です。周囲と良いチームワークを築いて仕事がしたいという方は、「仕事のチームワークとは?重要性や働くうえでのメリットを解説」のコラムを参考にしてみてください。
4.休日に楽しみをつくる
忙しい毎日を送っていると、休日は体を休めるだけで終わってしまうことも少なくありません。気持ちが満たされず仕事を頑張れないという人は、休日に友人と会う、趣味を楽しむなど意識的に予定を入れてみましょう。楽しみがあることで生活にメリハリが生まれ、心の充実にもつながります。
5.生活リズムを整える
睡眠不足や偏った食生活など、不規則な生活は身心ともに悪影響を及ぼしてしまいます。できる範囲で生活スタイルを見直してみましょう。仕事の都合で規則的な生活が難しいという方も、休日は寝坊し過ぎず平日と同じ時間帯に起き、食事をきちんととるだけでも改善につながります。
また、「朝活とは?健康維持やキャリアUPに最適!」のコラムでは、朝の時間を活用して生活を充実させるヒントをご紹介しています。仕事を頑張れないときの生活改善の参考にしてみてください。
6.ネガティブになる原因から距離をとる
人は、周囲のネガティブな感情に思った以上に影響を受けています。そのため、愚痴や不平不満などのネガティブな情報からは距離をとることも大切です。自分の心を守るためにも、他人の感情に引きずられないよう意識してみましょう。
7.自分を否定しない
思うように仕事を頑張れないと「こんな自分はダメだ」と悲観的になってしまいがちです。しかし、自分を責めると精神的に追い詰められ、どんどん仕事のパフォーマンスが落ちてしまう原因になります。自分を否定することはできるだけ避け、仕事を頑張れない理由を客観的に捉えるようにしましょう。
自分に自信を持つことも大切
自分を責めてばかりいると、自分自身を追い込んで改善点を見つけることもできなくなる可能性があります。必要以上に自信を失っている状態が続くと、仕事が手につかなくなり自分の能力が発揮できないという負の連鎖に陥ることも。自分に自信を持って仕事に取り組むことで、仕事に対するモチベーションアップも期待できるでしょう。8.趣味や特技などを仕事に活かす
趣味や特技など、自分が得意としていることの中で仕事に活かせるものはないか探してみましょう。整理整頓や電話応対、タイピングなど、身近な業務から得意分野を探すのもおすすめです。何か一つでも趣味や特技を活かしてできる業務があると、仕事全体へのモチベーション向上にもつながります。仕事を頑張れないと感じたときは、得意なことに集中してプラス思考に切り替えましょう。
9.自分にご褒美を用意する
仕事が頑張れないという気持ちが強かったり、1日をとおして仕事に対するモチベーションが低かったりするときは、仕事終わりに自分への「ご褒美」を用意するのも良いでしょう。好きなものを食べる、買い物をする、旅行をするなどどのようなことでも構いません。ご褒美があることで仕事のパフォーマンスが改善される可能性にも期待できます。
10.休息をしっかり取る
疲れた身体を休めるため、しっかりとした休息を取るのもおすすめです。シャワーではなく湯船にゆっくりつかってみたり、意識的に何もしない時間を作ったりすると休息になるでしょう。長い時間を休息にあてるのは難しいという方は、合間の時間に数分間だけでも休めるようにすると良いです。
仕事にやりがいがなく頑張れないときは?
今の仕事にやりがいを感じられず頑張れないというときには、これまでの仕事内容を振り返り、自分が仕事に何を求めているのか改めて考えてみましょう。
どんな仕事がしたいのか考えてみよう
仕事を頑張れないことに悩んだときは、自分がやりがいを感じられる仕事とはどのようなものか考えてみましょう。仕事に求めるものが何なのかを明確にするのがポイントです。また、自分の適性について正しく理解するために、自己分析を行ってみたり転職エージェントに相談してみたりするのもおすすめです。自己分析の詳しい方法については「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムでご紹介しています。
どんな仕事にやりがいを感じるのか分からないときは?
「特にやりたい仕事があるわけではないけれど、今の仕事はやりがいがなく頑張れない」という場合、背景には今の仕事への不満がある可能性が高いです。それが仕事内容に関するものなのか、待遇に関するものなのかなど、自分なりに分析してみましょう。不満に感じている部分を明らかにしたうえで、やりたい仕事について改めて考えることが重要です。仕事のやりがいについて詳しく知りたい人は、「やりがいとは?面接で聞かれる理由と仕事で感じるタイミング」のコラムもあわせてご覧ください。
今の仕事にやりがいを見つける方法
今の仕事にやりがいを見つけるには、当事者意識を持つこと、自分の価値観を具体化することがポイントです。以下を参考に、仕事を頑張れない状況から抜け出すヒントを見つけましょう。
当事者意識を持って仕事に取り組む
誰かから指示された仕事をこなすだけでなく、自分の仕事がほかの人の業務にどう影響しているのかについて考えてみましょう。自分の仕事が何に役立つのかを意識し工夫しながら業務を行うことにより、具体的な効果を実感でき、仕事のやりがいへとつながるでしょう。仕事を頑張れないときは、視点を変えて物事を考えてみることをおすすめします。
自分が持っている価値観を具体化する
自分にとって何が大切なのか、何を実現したいのかを考えてみましょう。「人の役に立ちたい」といった抽象的なことではなく、「〇〇に関する仕事がしたい」「〇〇を達成したい」とできるだけ具体的な条件を考えるのがポイントです。「家族との時間を大切にしたい」など、仕事と関係ないものでも構いません。
また、「プライベートを充実させるために仕事をしてお金を稼いでいる」という考え方も一つのやりがいといえるでしょう。自分の価値観を再確認することで、仕事に求めるものとそうでないものが明確になります。
「やりがい」は誰が聞いても立派なものである必要はありません。自分がその仕事をする意味を見出すことに意義があります。仕事を頑張れないと感じたときこそ、自分なりの価値観を大事にしてください。
無理にやりがいを見つけようとしなくても大丈夫
仕事にはやりがいが必要かというと、必ずしもそうではありません。まずは、自分が感じている不安や不満の原因を探ってみましょう。冷静に自分の仕事を振り返ることで仕事を頑張れない問題点が解消され、思いがけずやりがいにつながることもあります。「やりがいのある仕事とは?その特徴や見つけ方をご紹介」のコラムでは、やりがいを持って働ける仕事を探すポイントを解説していますので、参考にしてみてください。今の仕事が頑張れないなら転職も視野に入れてみよう
「仕事を頑張れないときに転職を考えてしまうのは甘えなのでは…」と悩む人もいますが、転職は必ずしも甘えではありません。ここでは、現職を続けるべきか辞めて新しい仕事を始めるべきかを決めるポイントを紹介します。
辞めるべきかどうか判断するポイント
「思うように結果が出ない」「仕事内容が自分にとって苦手な分野」「少数の人間関係がうまくいかない」などの理由で仕事が頑張れない場合は、自分の仕事のやり方や考え方を変えてみることで状況が改善されることもあります。
しかし、「職場全体の雰囲気や待遇が悪い」「仕事において今以上の成長が見込めない」「ほかにやりたいことが見つかった」などの理由がある場合は自分の意思によって改善することが難しいため、現職を辞めて転職するのも対処法の一つといえるでしょう。
仕事に対する適性は人それぞれ異なり、続けることがプラスに向かうこともあれば、マイナスに向かってしまうこともあります。どうしても頑張れずに限界を感じたら、思い切って行動を起こすのも一つの方法です。「仕事が合わないときすぐ辞めるのは甘え?退職基準や理由ごとの対処法を解説」のコラムでは、退職する基準について解説しているので、あわせてご覧ください。
どうしても頑張れないときは休んでも良い
辞めるには勇気がない、という方は思い切って休んでみるのも一つの方法です。しばらく休んで身心の疲れが回復すると、再び仕事を頑張れる場合もあります。有給休暇をまとめて取って好きなことをしてリフレッシュするといいでしょう。
転職エージェントを利用して次の一歩を踏み出そう
「次の仕事は自分の適性に合ったものを慎重に選びたい」と思ったときは、家族や友人に相談するだけでなく、ハローワークや転職エージェントなど就活のプロにアドバイスを受けるのもおすすめです。これまでの経験や適性に基づき、どのような仕事が向いているのかじっくり検討しながら転職活動を進められます。
転職活動に自信がない、やりがいを持って働ける企業と出会いたいと考えている方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは20代・30代向けの転職エージェント。ポテンシャル採用を行っている企業の求人を多く扱っているため、業務経験が少なく転職を不安に思っている方もご安心ください。専属のキャリアアドバイザーがお悩みを丁寧にヒアリングし、あなたに合った求人を厳選してご紹介します。ご利用に関する費用は一切かかりませんので、仕事を頑張れないことにお悩みの方はどうぞお気軽にお問合わせください。
仕事が頑張れないことに関するお悩みQ&A
仕事が頑張れないというお悩みに関して、想定される質問と回答をまとめました。
仕事にやりがいを感じられません
このコラムの「仕事にやりがいがなく頑張れないときは?」でご紹介したいくつかの方法を検討してみてください。仕事にやりがいを見出だせない背景は、人によって違います。まずは、今の仕事に自分がどのような不満を持っているのかを明確にしてみると良いでしょう。そのうえで、今の仕事で改善できることはあるか、今の仕事は適性に合ったものかどうかなどを検討してみてください。きっと、仕事にやりがいを見出すヒントが見つかります。
新入社員で企業の役に立っていないのではと落ち込みます
新入社員は企業から、戦力前の段階、育成期間中と捉えられています。肩の力を入れ過ぎず、まずは先輩の仕事から学び、良い点を取り入れていく姿勢で業務を行ってみてください。入社して間もないとき、高いパフォーマンスを発揮するのは難しいものです。「仕事を頑張れない…」と思いつめず、目の前にある自分の仕事に集中すると良いでしょう。
「正社員としてきちんと仕事できるか不安」のコラムでは、新入社員の不安に対する考え方について解説しているので、あわせてチェックするといいでしょう。
やりがいのある仕事を見つけるにはどうしたら良いですか
このコラムの「どんな仕事がしたいのか考えてみよう」で触れたように、自分が仕事で重視するものを明確にするのが最も大切です。やりがいには、自分の仕事が必要とされているか、自分の思うような報酬を得られているかなど、さまざまな要素が関係してくるからです。まずは、今の仕事への不満点を思いつく限り出してみましょう。そのうえで、今の仕事で改善できるかどうかを考えてみるのが第一歩です。
職場の人間関係が苦痛で仕事が頑張れません
職場の人間関係が苦痛であるなら、ほかの要素にも一度着目してみてください。人間関係さえ良好ならやりがいがあり頑張れる仕事なのか、それとも、人間関係以外の何かほかの要素もあるのかなど、自分自身に起因するほかの問題が潜んでいないかを確認するためです。やはり人間関係だけが問題であるという場合には、転職を前向きに検討しても良いでしょう。しかし、ほかの点で不満が出てくる可能性もあるので、選択は慎重に行ってください。
仕事が頑張れないのは甘えでしょうか
仕事が頑張れないのは、必ずしも甘えとはいえません。 頑張れない理由には、仕事との相性や職場での人間関係など、人によってさまざまな背景があります。自分がなぜ仕事を頑張れなくなっているのかを冷静に振り返ってみると良いでしょう。 また、どうしても業務を頑張れないときは、現在の仕事が合っていない可能性もあります。ハタラクティブにご相談のうえ、転職も視野に入れてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。