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仕事のストレスで会社を辞めたい…転職成功のために原因を把握しよう
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この記事のまとめ
- 仕事内容や人間関係にストレスを感じることで、仕事を辞めたいと考える人は多い
- 仕事を辞めたいほどのストレスに耐えられない場合は、長期休暇を取得するのがおすすめ
- 状況は変えられるため、ストレスを感じるからと安易に仕事を辞めるのは良くない
- ストレスを理由に仕事を辞めたいなら原因をしっかり突き止めて転職に活かそう
仕事をしていると少なからず感じるストレス。「もう仕事を辞めたい」と思うほどのストレスを感じ続けると心身に大きな負担が掛かるため、対処法を考えなくてはなりません。場合によっては、転職することで問題が解決することもあるでしょう。このコラムでは、ストレスの原因と「仕事を辞めたい」と思ったときの対処法をご紹介します。仕事を辞めるかどうかの判断のためにも、ぜひご一読ください。
仕事で感じるストレスの原因
仕事でストレスを感じる原因や理由は人によって異なりますが、仕事内容や人間関係が挙がることが多いようです。以下で主な要因を紹介しているので、ご自身のストレスの原因を探るためにお役立てください。
仕事内容に不満がある
仕事へのやりがいを感じることができず、嫌々仕事を続けているとそれがストレスになり得ます。
また、仕事を頑張っているけど結果が伴わなかったり、思うような評価に繋がらなかったりなど適性のない仕事を続けるのもストレスが大きくなる原因に。「仕事はお金を得る手段」と割り切れれば良いですが、能力や性格に合わない仕事を無理して続けていくのは厳しいかもしれません。
社風が合わないのもストレスの原因になる
仕事の進め方が性に合わない、会社の方針が変わって自分の考えと合わなくなったなど、会社と自分の価値観が違う場合もストレスになる可能性があります。入社後のミスマッチを避けるために、社風については事前に確認しておくのがおすすめです。詳しくは、「社風のリサーチ方法を複数紹介!自分に合う会社の見つけ方とは」をご一読ください。仕事の過大なプレッシャー
仕事のプレッシャーが要因で、「辞めたい」という思考に陥ることも。何かに対して立派に立ちまわろうとして自分を追い詰めてしまうと、結果としてストレスになる恐れがあります。たとえば、上司や同僚から期待の言葉をかけられたものの、「相手の期待を裏切ってはいけない」という気持ちが大きくなってしまいストレスを感じることがあるでしょう。
また、自分自身のキャパシティーを超えている業務や責任の重さも、ストレスの原因となり得ます。
人間関係がうまくいかない
職場では、性格が合わない人ともうまくやっていかなければならないため、人付き合いでストレスを感じる人は多いようです。また、個人間の相性ではなく職場環境自体が悪いという場合もあります。
自分の気持ちと反する行動や会話をし続けることは、さらにストレスを感じてしまう原因の一つ。「人付き合いも仕事のうちと割り切る」「異動や転職を検討してみる」など、解決策を探ってみましょう。
勤務環境に対する不満がある
仕事内容や人間関係が良好でも、働く環境に不満があればストレスを感じる原因になり、「辞めたい」と思うこともあるでしょう。勤務環境に関する不満としては、以下のような点が挙げられます。
評価に納得がいかない
会社の評価体制への不満がつのると、「仕事を辞めたい」という気持ちを抱く可能性があります。たとえば、目標をクリアしているのに評価が上がらない、売上に貢献しているはずなのに給与が低いなど。自分が職場で適切な評価を受けていないという不満は、ストレスにつながりやすいでしょう。
過度な長時間労働
職場の仕事量が多すぎて家に帰れない、プライベートの時間がほぼないなど、労働時間が長すぎるのもストレスの原因です。
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況」によると、自己都合による離職理由(3つまでの複数回答)は、「労働条件(賃金以外)がよくなかった」が28.2%で最も高い結果でした。職種によっては仕方がない部分もありますが、辞めたいほどつらいのであれば解決策を練らなければなりません。
参照元
厚生労働省
令和2年転職者実態調査の概況
不当な扱いを受けている
パワハラ、セクハラ、いじめ、賃金カット、サービス残業など、職場内で不当な扱いを受けている場合も、「仕事を辞めたい」と感じやすくなってしまうでしょう。
精神的に限界を感じる状態が続くと心身に不調をきたす恐れもあるため、無理をせず早急に対処することが大切です。「ブラック企業の特徴とは?入社前に見極める方法と対処法を解説」も参考にして、対処を行いましょう。
ストレスで仕事を辞めたいと思ったらやること
ストレスが原因で仕事を辞めたいと思った時は、退職を急ぐ前にいったん立ち止まって休むことが大切。休息を取ることで気持ちに整理がつき、仕事を続けるか辞めるか適切に判断できるようになるでしょう。
この項では、「仕事を辞めたい」と思ったときにやったほうが良い行動を紹介しているので、参考にしてみてください。
仕事を休む
仕事を辞めたいと思うほどストレスが溜まっているなら、いったん休暇を取るのがおすすめ。可能であれば数日や1週間など長めに取得し、心身の休息と今後について考える期間としましょう。仕事から離れることでリフレッシュでき、辞めたい気持ちが薄れることもあります。
仕事への取り組み方を変えてみる
「合わないから」「できないから」と投げやりにならず、まずは自分で解決できないか試してみることが大切。たとえば、仕事の進め方を見直したり、苦手を洗い出してひとつずつ対処法を考えたりしてみましょう。問題解決のために行動を起こすことで、ストレスが解消する可能性があります。
まずは自分の対応で解決を目指そう
どんな原因でも、まずは自分が変わることを意識しましょう。たとえば、人間関係で悩んでいるなら、相手の変化を望むよりも、自分が変わったほうが案外早く解決できることもあります。とはいえ、無理をすると更に強いストレスになることもあるので、バランスを見て対処法を考えましょう。周囲に相談する
まずは職場の同僚や上司など信頼できる人に相談し、第三者の意見を聞きながら気持ちの整理をしましょう。一人で悩んでいると冷静な判断ができなくなる場合があります。社内に相談内容が漏れるリスクを避けたいなら、家族や友人など社外の人に話すのが無難です。
必要に応じて人事部などに相談する
職場のパワハラやセクハラ行為が深刻なときは、部署異動で対応してくれる場合もあります。ただし、会社の規模によっては難しい場合もあるので、きちんと相談窓口が機能しているか見極めたほうが良いでしょう。「パワハラの相談ができる窓口はどこ?労働基準監督署についても解説」のコラムもあわせてチェックしてみてください。
ストレスで仕事を辞めない方がいいケースもある
ストレスを感じたからといって、衝動的に仕事を辞めるのはおすすめできません。
部署異動や仕事量の調整などで辞めずに解決できることも多いので、下記を参考に、退職するかどうかを改めて考えてみましょう。
業務内容や評価に不満がある場合
業務内容や評価に関する不満などがストレスの原因なら、上司に相談して解決するのも良い方法です。たとえば、「自分の能力と仕事のレベルが合っていない」のであれば、状況次第で仕事量を調節したり、フォローしてくれたりする可能性があります。また、「実績に対して評価が低い」のであれば、どうすればより高い評価をもらえるかを聞いてみることで評価基準を確認できるでしょう。
上司に相談したが解決しなかったという場合や、そもそも業務に対する適性がない、社風が合わないと感じるとき転職を検討してみることをおすすめします。
結婚や出産の場合
仕事にストレスを感じていて、「結婚を機に仕事を辞めたい」と考えている方も、一度立ち止まって考えてみてください。一度キャリアが途切れると、再就職が難しくなる傾向があります。
時短勤務や在宅勤務などの働き方ができれば、仕事量や人間関係に起因するストレスを軽減できる可能性も。現在の職場でワーク・ライフ・バランスを保ちながら働き続けられる方法がないか、まず確認してみましょう。「結婚を機に転職するのは難しい?適切なタイミングや転職理由の例文も紹介!」のコラムも参考にしてみてください。
ストレスを理由に転職するなら知っておきたいこと
いくら解決策を試しても「仕事を辞めたい」という気持ちが続いている場合は、転職を考えたほうが良さそうです。ここでは、ストレスが原因で転職する際の注意点を解説します。
ストレスの原因を突き止めないと解決しない
転職するにあたって、ストレスの原因を明確に理解しておきましょう。ストレスを感じる事柄そのものが分からなければ、転職しても同じことを繰り返す可能性が高いためです。ストレスの原因を正しく把握したうえで、解決できる転職先を探しましょう。
自分に合う転職先を見つけるために、自己分析や企業研究を行うのもおすすめです。自己分析のやり方については「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」を、企業研究については、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムを参考にしてみてください。
辞める決意を固めておく
転職を決めたら、仕事を辞める決意を固めておくのも大切です。仕事を辞めるには勇気がいります。特に、真面目な性格の人は仕事を辞めることに罪悪感を感じてしまう場合もあるでしょう。
しかし、ストレスを感じながらズルズルと仕事を続けていても、心身ともに疲弊するだけでプラスにはなりません。たとえ上司に引き止められても揺らがないよう、辞める決意を固めましょう。退職を決意してから辞めるまでの流れは、「退職を決意したきっかけは?辞めるまでの流れも解説」を参考にしてみてください。
在職中に並行して転職活動をスタートする
よほどのことがない限り、転職活動は在職中に行うことをおすすめします。なぜなら、収入面での心配をしなくて済むからです。
「仕事と転職活動を両立できるか不安…」という方は、転職エージェントを利用する手もあります。転職のプロからの手厚いサポートを受けられるので、スムーズに転職活動を進めやすくなるでしょう。詳しくは、次の項で解説します。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。