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企業の選び方がわからないときは?自分に合う会社に就職するポイントを解説
この記事のまとめ
- 自分に合った企業の選び方がわからないときは、自己分析で自分の好きや得意を知ることから始めよう
- 企業を選ぶポイントは、「自分の希望が叶うか」「労働環境や会社の雰囲気は合っているか」など
- 企業の雰囲気やネームバリューだけを重視すると、ミスマッチにつながる可能性がある
- 自分に合った企業を選ぶためにWebサイトや企業説明会、OB・OG訪問などで情報収集しよう
- 自分に合った企業の選び方がわからないときは、エージェントに相談してみるのがおすすめ
あなたにおすすめ!
世の中には多くの企業があるため「選び方がわからない」「どうすれば自分に合う企業を見極められるの?」と悩んでしまうことも。自分に合った企業を見極めるためには、まずは自己分析で自分自身の適性や性格を知り、企業研究で自分との相性を丁寧にチェックする必要があります。
このコラムでは、企業の選び方がわからないときにまずやるべきことや、選び方のポイントをご紹介。また、避けたほうが良い選び方や、情報収集の方法も解説します。このコラムで自分に合う企業の選び方を知り、納得できる就職先を見つけるヒントにしてみてください。
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企業の選び方がわからないときにまずやるべきこと
「企業の選び方がわからない」という悩みがある場合、自分に合った企業を見極めるための情報が不足していることが原因の可能性があります。そのため、まずは自己分析を行って自分のことを知ったうえで、企業や仕事に関する情報を収集するのがおすすめです。
ここでは、企業の選び方がわからないときにまずやるべきことをご紹介。順を追ってやってみることで自分の考えや価値観、興味を惹かれる分野などが明確になる効果が期待できるため、一緒に挑戦してみましょう。
自分に合う企業を見つけるために特に押さえておきたいポイントを教えてください
自分の強みと価値観への優先度付けがポイント
自分に合う企業を見つけるためには、「強みを活かす」ことと、「価値観に優先度をつける」ことが特に重要です。
まず、自分の強みや得意分野を活かせる環境を見つけましょう。たとえば、人と接するのが得意なら、顧客対応やチームマネジメントが重視される職場が合う可能性があります。
自分がスムーズに成果を出せる環境は、長く続けやすく、成長も促進されやすいもの。仕事が楽しく感じやすくなるのも、強みを活かせる職場の特徴です。
次に、企業の価値観を理解し、優先順位をつけて選ぶことが大切になります。企業の理念や文化が自分と一致していると、仕事に対するモチベーションが維持しやすくなるはず。「安定性」を重視するのか、「挑戦」を重視するのか、自分にとって大事な価値観を明確にして、それに合った企業を選びましょう。特に、仕事の成果が企業文化にどう影響するかを考えるのが重要です。
これらのポイントを踏まえることにより、自分に最適な企業を見つけられる可能性があります。
1.自己分析
まずは、自己分析を行い自分のことを客観的に見つめなおしてみましょう。自己分析とは、自分の経験から得意不得意や好き嫌い、考え方の癖などを分析し、自分自身の適性や思考を深く知る作業のことです。
まずは学生時代やアルバイトなどの経験を振り返り、好きだった活動や得意な作業、反対に苦手に感じていたものを思い出してみましょう。次に、思い出したエピソードについて、「なぜ好きだったのか」「どうして苦手に感じたのか」といった自問自答を繰り返します。
突き詰めて考えることで、「コツコツした作業が得意」「接客が好き」といった自分の特徴を掴めたり、「仕事にどのように向き合っているか」「困難にどのように立ち向かうか」といった価値観を明確にしたりすることが可能です。自分のことがわかれば、「接客業が向いているかも」「一つのことを突き詰める仕事が好き」など自分の適性や好みにフィットする仕事も見極めやすくなるでしょう。
自己分析を行わないと自己理解が足りず、自分の本当にやりたいことや適性に合うものがわからなくなってしまうことも。結果的に企業を選ぶことが難しく感じる可能性があるため、「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムも参考に、丁寧に自分のことを分析してみてください。
自己分析のコツは、これまでの経験を深掘りし、そこから一貫した強みや価値観を見つけ出すことです。まずは自分の過去の経験を振り返り「なぜ、その行動を取ったのか」「どのような工夫をしたのか」「結果として何を学んだのか」を言語化してみましょう。
その際、STAR(状況・課題・行動・結果)のフレームワークを使うと、自分の経験を整理しやすくなります。「どんな状況で」「どんな課題に直面し」「自分がどのように行動し」「どんな結果を得たか」を順に書き出すことで、自分の強みや行動特性が明確にできます。
また、友人や家族に自分の印象を聞いてみることも方法の一つ。主観では気づきにくい強みを客観的に発見する手がかりになります。
2.業界・企業研究
自己分析で自分の適性ややりたいことを見つけられたら、業界・企業研究に進みましょう。業界・企業研究では、自分の興味のある業界や企業についての情報を集め、理解を深めたり自分との相性を確認したりします。
まずは自分の興味のある業界をいくつか絞り込み、市場規模や動向、主な職種、扱う商材などの基本情報を調べましょう。就職情報サイトや業界団体のWebサイトのほか、四季報といった書籍や業界に詳しい新聞などの紙媒体でも最新情報を得ることが可能です。
業界研究で特に志望度の高い業界を絞り込んだら、企業研究を行いましょう。理念や業績、他社との違い、その企業ならではの強みなどを調べ、企業の特徴を掴みます。求人情報に基本的な情報が載っているものの、企業のWebサイトや企業説明会、OB・OG訪問などを活用してより深く研究するのがおすすめです。
業界研究と企業研究については、「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムでそれぞれ詳しくやり方を紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
3.職種の絞り込み
業界研究や企業研究と平行して、数多くの職種について知識を深め、自分に合った職種を絞り込みましょう。同じ業界でも、職種によって仕事内容や必要なスキルは大きく異なります。たとえば、アパレル業界のなかでも販売職なら接客スキルや店舗経営スキル、商品開発なら企画力やマーケティングスキルなどが求められるでしょう。
自分に合った仕事を選んで長く活躍するためには、業界や企業だけでなく職種との相性も重要です。ハタラクティブの「職種図鑑」では、未経験から挑戦しやすい仕事から専門職まで、さまざまな職種の特徴や向いている人の特徴などをまとめています。職種図鑑の内容と自己分析の結果を照らし合わせてみて、適性の有無や相性を確認してみましょう。
また、職種について調べるだけでなく、アルバイトやインターンシップ、見学会などに参加し、実際に働いてみたり仕事をするときの様子を確認してみたりするのもおすすめです。体験することでより職種への理解が深まり、自分に合っているかどうか判断しやすくなるでしょう。
自分の適性に合う仕事選びは適職診断がヒントになることも
「適性に合う仕事を知りたい」という場合は、適職診断を活用してみましょう。適職診断とは、性格や考え方に関するいくつかの質問から、自分に合った職種を診断してくれるツールのこと。その人の特性や傾向を判断して職種を絞り込んでくれるため、自分の適性に合った職業や仕事の方向性を知るヒントになります。また、知らなかった職業や思いもよらない職業を紹介してくれることもあるため、仕事探しの幅が広がるメリットも期待できるでしょう。
ハタラクティブでも、1分程度で適職を絞り込める無料の適職診断を受けられます。このコラムの上部から挑戦できるので、ぜひ仕事探しに活用してみてください。
ただし、適職診断は限られた質問から職種を絞り込むため、結果が必ずしも正しいとは限らない点に注意が必要です。また、適性に重きを置いているので、やりたいことや希望は考慮されません。そのため、結果はあくまで参考程度に留め、職種探しの補助的なツールとして活用するのが望ましいでしょう。
適職診断については、「やりたいことがない人向け!仕事探しで適職診断を活用してみよう」のコラムでも詳しく解説しています。
4.第三者への相談
第三者に相談してみることで、企業の選び方に関するヒントが得られる可能性があります。家族や友人、就職している先輩など身近な相手に、企業の選び方やその人の経験について質問してみましょう。相談相手の実践した方法を教えてもらえるほか、普段のあなたを良く知る人物であれば適性や性格を考慮した探し方のアドバイスをくれる場合もあります。
身近な相手に相談しづらいという場合は、ハローワークや就職・転職エージェントなどの専門機関を頼るのも手。就活・転職市場に詳しい職員やアドバイザーが親身に相談に乗ってくれるだけでなく、より実践的なアドバイスをもらえる可能性があります。
就職相談ができる主な窓口は、「就職の相談はどこでできる?支援内容や就活で効果的に活用するコツも解説!」のコラムをご覧ください。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、一人ひとりのお悩みや不安に寄り添い、就職活動をサポートしています。企業の選び方に関するアドバイスや、適性や希望に合う企業のご紹介も行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。
自分に合う企業の選び方のポイント一覧
自分に合う企業を選ぶには、「自分のやりたいことができるか」「働きたい企業の特徴に当てはまっているか」など、さまざまなポイントから企業をチェックする必要があります。なぜなら、一つのポイントだけで企業を選んでしまうと、入社後にほかのポイントでのミスマッチが生じる恐れがあるためです。優先順位は意識しつつも、以下のポイントをまんべんなく確認し、もっとも希望に近い企業を探してみましょう。
1.自分のやりたいことができるか考える
まずは、その企業で自分のやりたいことができるかを考えてみましょう。企業によって扱う商品や顧客、仕事の進め方は大きく異なるため、「その業界(職種)ならどの企業でも良い」と考えてしまうとミスマッチの原因になり得ます。
たとえば同じ営業職でも、「大きなお金が動く商談に挑戦してみたい」「お客さまにじっくり向き合う営業がしたい」など、人それぞれ希望する仕事や営業スタイルがあるでしょう。前者なら不動産業界や金融業界などの企業、後者なら既存の顧客に営業を掛けるルート営業や深耕営業などの営業スタイルが合っている可能性があります。
上記のように、「その企業で自分のやりたい仕事ができるのか」「その企業のやり方は自分にとって魅力的か」をチェックしてみることで、自分に合った企業選びがしやすくなるでしょう。
2.働きたい企業の特徴を考える
働きたい企業の特徴を考えることも、自分に合った企業を探すうえで大切です。企業規模や企業の立ち位置によって仕事の進め方や求められるスキルが異なる可能性があるほか、評価基準や社風は働くうえでの満足度に直結します。そのため、以下を参考に「どのような企業で働きたいか」「どんな職場なら自分の強みを活かせそうか」を考えてみましょう。
企業規模
働き方の希望によっては、企業規模も企業を選ぶ大きなポイントになることも。「安定していて世間への影響力がある企業で働きたい」のであれば大企業、「裁量の大きい環境が良い」という希望があれば中小企業のように、企業規模によって働き方や仕事の進め方が異なる場合があるためです。
大手企業では企業規模が大きいぶん、売上が安定していたりより多くの人に商品やサービスを届けたりできます。その反面、従業員が多いために業務が細分化されやすく、携われる仕事の範囲が狭まりやすいデメリットも。一方で、中小企業は従業員が少ないぶん、裁量をもって仕事に取り組めたりさまざまな領域の仕事に挑戦できたりする傾向があります。ただし、大手企業に比べると安定性に欠けたり、1人当たりの業務量が多くなったりするリスクもあるでしょう。
中小企業と大企業はどちらが良いというわけではなく、自分が希望する働き方を実現できる企業を選ぶことが大事といえます。大企業と中小企業の違いは「大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介」で解説しているので、参考にしてみてください。
業界内での立ち位置
企業選びでは、その企業が業界内でどのような立ち位置にいるかを確認することも重要です。たとえば、常に新しいことに挑戦して業界をリードしている企業と、派手な実績はないものの手堅く経営している企業では、働き方や仕事に求められるスキルは大きく異なるでしょう。
業界内での立ち位置は、事業内容や経営状況などからある程度確認できます。業界研究の際になるべく多くの企業情報を収集したり、業界地図をチェックしたりして、各企業の立ち位置と企業ごとの特徴を把握しておくのがおすすめです。
社会貢献度
「社会に役立つ仕事がしたい」という場合は、企業を選ぶ際に社会貢献度にも注目してみましょう。仕事を通して「誰かの役に立ちたい」「社会を良くしたい」という希望がある場合、社会貢献度は企業選びのポイントの一つになり得ます。
たとえば、人々の生活に欠かせないインフラ業界や運送業界などなら、自分の仕事が直接誰かの役に立っていることを実感しやすいでしょう。エンタメ業界や飲食業界といった人々の笑顔を生み出す業界では、誰かを楽しませることにやりがいを感じられる可能性があります。
また、企業によっては独自に社会貢献活動を行っていることもあるため、Webサイトや会社のパンフレットなどをチェックしてみるのもおすすめです。環境保護活動や災害復興支援など、事業以外の部分で社会貢献活動に携われる可能性もあります。
人事評価制度
企業によって大きく異なる人事評価制度についても、企業を選ぶ際に確認しておくべきポイントの一つです。成果や実績、勤続年数や人柄など、企業によって重視する観点は異なるもの。企業の評価制度を知ったうえで自分にとって評価してほしいポイントを見てくれる企業を選ぶことで、納得できる評価を得られモチベーションや満足度アップにつながる可能性があります。
たとえば、「若いうちから成果を挙げて評価されたい」と考えている方は、実力主義の企業を検討してみましょう。成果や実績が評価されるため、勤続年数に関係なく昇進・昇給するチャンスがあります。
一方、「一つの会社に腰を据えて働きたい」「安定した昇給や待遇アップを望んでいる」という場合は、年功序列の企業も調べてみましょう。若いうちは成果や実力が評価されにくい傾向があるものの、勤続年数を重ねるうちに収入アップや昇進のチャンスが増えていきます。
どちらの評価制度にもメリット・デメリットはあるため、「自分の思い描くキャリアに合っているのはどちらか」を基準にして選んでみてください。年功序列の概要や実力主義との違いについては、「年功序列とは?働くメリット・デメリットや実力主義との違いについて解説」のコラムで解説しています。
社風
企業選びのポイントとして、社風が自分に合うかどうかも欠かせません。社風とは、その企業特有の雰囲気や文化などのこと。「協調性を大切にする」「年齢や年数にかかわらず意見を言い合える雰囲気」など、企業によって社風は大きく異なります。社風が合わない企業に入社してしまうと、仕事内容が合っていたとしても居心地の悪さややりづらさを感じ、早期退職につながる恐れもあるでしょう。
社風を知るためには、求人情報や企業のWebサイトをチェックしてみてください。記載されている企業理念やビジョン、社長の挨拶などから企業の考え方を把握できます。
そのほか、口コミサイトや社員インタビュー記事などからでも社風を確認できるので、一度チェックしてみるのもおすすめです。
仕事の進め方も確認しよう
企業を選ぶ際は、仕事の進め方も確認しましょう。チームで仕事を進めていくのか、個人で進めていくのか、企業によって仕事の進め方に違いがあります。チームの一員として仕事を成し遂げたいのか、個人で成果を上げていきたいのか、自分の性格がどちらで働くことに向いているかを考えてみましょう。
3.無理なく働ける勤務時間か考える
勤務時間が条件にあっているかも、働きやすさを左右する大きなポイントです。「夜が得意なので夜勤で働きたい」「生活リズムが崩れると体調面が不安なので決まった時間帯に働きたい」など、自分のライフスタイルや生活リズムを振り返って適切な勤務時間の仕事を探しましょう。
早起きが苦手なのに朝早い仕事だったり、毎日同じスケジュールで生活したいのにシフト制だったりすると、身体が休まらずストレスや体調不良の原因になることも。体力や精神的な負担も考慮しつつ、働きやすい企業を選ぶことが大切です。
4.勤務地が無理なく通える範囲か考える
「家庭の事情で勤務地は現在の住まいから近い場所が良い」「引っ越しはしたくない」という場合、勤務地を重視した企業の選び方をするのもポイントです。また、転勤や異動が心配なら、支社のない企業や転勤のない職種を選ぶのも手といえます。
企業の勤務地や支社などの情報については、Webサイトや求人情報などで確認可能です。入社後の思わぬトラブルを避けるためにも、事前に勤務地や転勤の可能性などをしっかり確認しておきましょう。ただし、企業や職種によっては、勤務地や転勤に関する希望を必ず聞き入れてもらえるわけではない点に注意が必要です。
5.人間関係が良好であるか確認する
上司や同僚との人間関係は仕事のしやすさにもつながるため、事前にその企業の雰囲気や人間関係について確認しておくと安心です。人間関係に問題があると仕事の効率が下がったり、ストレスがたまったりと、働くことがつらくなってしまう恐れがあります。
職場の人間関係を確認する方法としては、「実際に働いている人の話から企業の雰囲気を確認する」「転職エージェントを利用して、求人票では得られない社内の情報を教えてもらう」といった方法があります。転職エージェントのなかには企業に取材を行っているところもあるので、より実態に近い雰囲気や働き方を教えてもらえるでしょう。
6.長く勤務できる企業であるか考える
企業を選ぶときは、「自分にとって長く勤務できる環境か」もチェックしてみましょう。
長く勤務できる企業かどうかを見極めるポイントには、「社風や人間関係が自分に合うか」「自分の目指すキャリアを実現できるか」「離職率が低いか」などがあります。企業のWebサイトや、求人情報から各項目を確認しておきましょう。また、企業説明会や見学会、OB・OG訪問などで雰囲気を肌で感じたり、先輩社員に質問してみたりするのも効果的です。
7.納得できる給与か確認する
企業選びに迷ったら、「納得できる給与をもらえる企業を選ぶ」という考え方もできます。
給与を重視する選び方をする場合、年収のモデルケースを確認するだけでなく、基本給や手当といった内訳や賞与にも注目しましょう。一見高収入でも、基本給が低く各種手当やみなし残業代でまとまった収入があるように見せている場合もあります。また、月々の給与が高くてもボーナスがなく、年収としてはそれほど高くない場合もあるでしょう。
求人情報には月々の給与やその内訳が載っているので、ぜひ確認してみてください。残業代やボーナスの扱いなどもチェックしたうえで仕事内容や希望の年収額と比較して、自分にとって納得できる給与かどうかを見極めましょう。
8.将来性のある企業か確認する
同じ企業で安定して働くことを望むのであれば、将来性のある企業かどうかも確認しましょう。企業の将来性を判断するポイントとしては、「業界全体や企業が成長し続けているか」「将来にわたって安定した需要があるか」などが挙げられます。業界研究や企業研究で業績や事業の成長率を確かめたり、AIに代替されない分野の仕事を調べてみたりして、将来性のある企業をリサーチしてみるのがおすすめです。
将来性のある仕事の見極め方について詳しくは、「これからの仕事とは?需要や将来性のある職業・業界と転職ポイントを解説!」のコラムを参考にしてみてください。
9.ブラック企業ではないか確認する
自分にとって働きやすい企業を選ぶためには、候補である企業が「いわゆるブラック企業ではないかどうか」という視点も大切です。厚生労働省の労働条件に関する総合情報サイト「「ブラック企業」ってどんな会社なの?」によると、ブラック企業の一般的な特徴は以下の通りです。
- ・労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- ・賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- ・このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
気になっている企業がブラック企業かどうか確かめる方法としては、社員の口コミサイトで働き方や労働環境を確認する方法があります。ブラック企業の特徴は「ブラック企業かも…面接を受けるべき?特徴や質問例を把握して不安を解消!」のコラムでも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
また、厳選した求人情報のみを扱う就職・転職エージェントに相談すれば、労働環境の整った企業の求人を中心に紹介してもらうことが可能です。一人ひとりの適性や希望も考慮してもらえるため、総合的に自分に合った企業を見つけられるでしょう。
参照元
労働条件に関する総合情報サイト
トップページ
10.資格が必要かチェックする
企業によっては「××の資格必須」といった応募条件を設けている場合があるため、事前に確認しておきましょう。
また、資格が必須でなくても、仕事に役立つ資格を持っていれば、就職や転職に有利に働く可能性もあります。自分が持っている資格を仕事に活かせるかも、あわせて確認しておきましょう。
11.教育体制が整っているかチェックする
就職後の成長を支える教育体制も、企業選びのポイントです。新入社員向けの研修や教育プログラムが充実している企業では、未経験の業務にも安心して取り組めるでしょう。新しい環境や業務に不安を抱えがちな人にとっては、手厚いサポート体制がある企業は安心材料の一つになります。
12.福利厚生をチェックする
似たような条件の企業で迷っている場合、福利厚生の充実度も応募先を選ぶ材料になるでしょう。福利厚生には年金や健康保険などの法律によって義務付けられた「法定福利厚生」と、企業が独自に設定できる「法定外福利厚生」があります。企業選びに迷ったら、企業ごとの法定外福利厚生をチェックしてみましょう。
主な法定外福利厚生には、通勤手当や住宅手当、健康診断の補助などがあります。また、保養所やテーマパーク、レジャー施設を割引価格で利用できるといった、プライベートを充実させられる福利厚生もあるようです。
福利厚生を整備して従業員に還元したり働きやすい環境を整えていたりする企業は、従業員を大切にしているといえます。そのような企業を選ぶことで、入社後の働きやすさや充実感につながる可能性があるでしょう。
福利厚生については「福利厚生とはどんな制度?目的や適用条件をわかりやすく解説します!」のコラムで詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
企業の詳細を確認する際は、まず公式ウェブサイトと求人票をチェックしましょう。企業のミッションや文化などが記載されており、自分に合うかどうかの判断材料になります。さらに、レビューサイトや社員の口コミも参考にし、社内の雰囲気や実際の働き方を知ることが重要です。
面接時には仕事内容や職場環境について具体的に質問し、チームの雰囲気や評価基準を確認しましょう。これで、求める条件が合致しているかが見えてきますよ。
企業を選ぶときは重視したいポイントに優先順位をつけよう
企業選びをするときは、紹介したポイントのなかから特に重視したいものをピックアップし、優先順位をつけて行いましょう。すべてのポイントで理想通りの企業を見つけるのは難易度が高く、企業選びが難しくなってしまう恐れがあるためです。
たとえば、「やりたいことができれば勤務地は遠くても問題ない」「何がやりたいかよりも自分自身の強みや適性を活かせる企業を選びたい」など、自分にとって優先度の高い条件を3~4つまで絞り込んでみましょう。優先順位をつけることで、より自分の希望に合った企業を探しやすくなる効果が期待できます。
また、面接時には「企業選びで重視すること」や「企業選びの軸」について聞かれることも。あらかじめ企業を選ぶ基準に優先順位をつけておくことで、そういった質問にも答えやすくなるでしょう。
企業の選び方で気をつけたい5つの注意点
入社後に後悔しない企業の選び方をするためには、「漠然とした雰囲気やネームバリューだけで選ばない」「健康面への影響をよく考える」など、いくつかの注意点があります。選び方のポイントだけでなく注意点も知ることで、「どう選べば良いかわからない」という不安を解消して企業選びに取り組めることもあるため、ぜひ参考にしてみてください。
企業を選ぶ際には知名度や規模だけで判断せず、自身の価値観やキャリアビジョンと合致しているかを確認することが大切です
企業選びは就職活動のなかでも特に重要なステップであり、将来のキャリアや働き方に大きく影響を与えます。企業の理念や社風が自分の価値観に合わない場合、入社後にミスマッチを感じやすくなるためです。
まずは、企業の財務状況や成長性を調べ、安定性や将来性を見極めることが重要。たとえば、業績が下降気味の企業や過去にリストラが頻繁に行われている企業はリスクが伴います。
あわせて福利厚生やワークライフバランスの面も考慮し、実際の社員の口コミや転職サイトの情報を参考にすることも有効です。また、選考過程での対応や社員の雰囲気も判断材料になります。
説明会や面接で感じた印象を大切にし、違和感を覚えた場合は慎重に検討すべきです。複数の企業を比較しながら、総合的に判断しましょう。最終的には、自分がどのような働き方をしたいのかを明確にし、それに合う企業を選ぶことが後悔しない就職につながります。
1.企業の雰囲気だけで選ばない
「雰囲気が良い企業=仕事内容も良い」とは限りません。企業の雰囲気だけを企業選びのポイントにしてしまうと、仕事内容や労働条件などの確認がおろそかになる場合があります。
また、「企業の雰囲気は良いけど仕事内容が合わない」「労働条件がミスマッチだった」など、雰囲気以外の部分にストレスを感じてしまうことも。企業の雰囲気も大事なポイントですが、それだけにこだわって企業を決めるのは得策ではありません。仕事内容や労働環境、待遇など、雰囲気以外にこだわりたいポイントは何かを考えて企業を選びましょう。
2.企業のネームバリューにとらわれない
企業を選ぶときはネームバリューにとらわれず、条件面や社風などをしっかり確認することが大切です。漠然とした憧れで大企業や人気企業を選んでしまうと、入社後に自分の性格や適性、希望とのミスマッチに気づいて後悔してしまう恐れがあるでしょう。
会社の働きやすさや将来性は企業規模やネームバリューで決まるわけではなく、知名度は低いものの経営状況や労働環境が良い企業や、適性に合う企業が見つかる可能性もあります。まずは「自分に合った企業を選ぶ」ことを主軸にし、ネームバリューは重視し過ぎないことを意識してみてください。
大企業だけでなく中小企業やベンチャー企業も検討してみよう
幅広い選択肢から自分に合った企業を選ぶためには、大企業や人気企業だけにとらわれず、中小企業やベンチャー企業なども検討してみるのがおすすめです。
中小企業のなかには、規模は小さいながらも安定した利益を上げている会社や、高い技術力やノウハウをもった会社もあります。ベンチャー企業も同様に、新しい技術を使った革新的な取り組みをしていたり、時代のニーズに合った事業で急激に成長していたりする会社もあるでしょう。
また、中小企業やベンチャー企業は、大企業に比べて1人ひとりの裁量が大きかったり、若いうちからさまざまな仕事に携われたりする可能性があります。そのため、「いろいろなことに挑戦してみたい」「企業規模や知名度ではなく何ができるかを重視したい」という方は、中小企業やベンチャー企業が向いていることも。「大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介」のコラムで中小企業のメリットや大企業との違いを解説しているので、中小企業に興味のある方はあわせて参考にしてみてください。
3.自身の健康面を考えながら選ぶ
自身の健康面を考えて、無理なく働ける職場を選ぶことも大事です。働き方が自分に合っていないと心身のストレスが生じやすく、ほかの条件が良いとしても長く働き続けられないリスクがあります。
たとえば、体力がないと感じている人が肉体労働がメインの仕事や激務が続く企業で勤務すれば、体力が続かず仕事を続けられなくなる場合も。特に勤務時間や仕事内容などを丁寧に確認し、体力や生活リズムに大きな影響がないか把握しておきましょう。
4.まったく興味のない分野の仕事は避ける
「待遇や労働環境が良い」「就職できればどこでも良い」と、まったく興味のない分野の仕事に就くことは避けましょう。人によってはやりがいや仕事への意欲、達成感を得られず、仕事自体をストレスに感じてしまうことが考えられます。
また、仕事に身が入らなければ成長することも難しくなり、モチベーション低下や同期とのスキル差につながることも。結果的にスキルアップやキャリア形成に大きな影響を与える可能性があるため、労働環境や待遇といった条件面だけでなく、興味関心や好きな気持ちも大事にする必要があります。
「どこでも良いから就職できれば良い」と就活を進めるリスクについては、「「どこでもいいから就職したい」を控えるべき理由!内定のコツも紹介」のコラムをご覧ください。
5.第三者の意見を鵜呑みにするのは避ける
第三者の意見を鵜呑みにして企業を選ぶことも、避けるべきです。企業の選び方がわからないときに、家族や友人、キャリアアドバイザーなどの客観的な意見を求めるのは有効な手段の一つ。しかし、周囲の意見だけで企業選びを進めてしまうと、自分の本当にやりたいことや希望があと回しになってしまいます。結果的に就職後に後悔したり、早期退職につながったりする恐れがあるでしょう。
第三者のアドバイスや意見は、「アドバイスを自分の企業選びに一部取り入れてみよう」「この意見は自分には合わなかった」というように参考程度に留めるのがポイント。納得できる企業選びをするために、最後には自分で考えて決断することを大事にしましょう。
内定が出たら求人票と契約内容に相違がないか確認しよう
内定が出たら、求人票の条件と契約内容に相違がないか確認することも欠かせません。
「給与額が事前に知らされていたものより低い」「休日出勤はないと聞いていたのに休日出勤があった」など、求人情報に記載された条件と契約書の労働条件が異なることもあるためです。
労働条件に同意してしまうと条件を変えることが難しくなってしまうため、しっかり確認することが大切。企業に伝えて改善する見込みがないようであれば、内定辞退も検討する必要があるでしょう。
選び方を押さえたら?企業を知るためにやりたいこと
自分に合った企業の選び方が定まったら、次は企業のことを知っていきましょう。ここでは、企業の情報を集めるために効果的な方法をまとめました。
企業の雰囲気や働きやすさを知るにはどのように確認したらいいでしょうか?
企業の公式サイトや採用ページ、口コミサイトやSNSでの評判を参考にしましょう
企業の雰囲気や働きやすさを確認するには、企業の公式サイトや採用ページに掲載されている情報をチェックし、企業理念や働き方に関する方針を把握しましょう。
しかし、公式情報だけでは実際の職場環境が見えにくいものです。そのため、退職者も含めた社員の声が掲載されている口コミサイトやSNSでの評判もチェックしましょう。現役社員や退職者が投稿する意見には、実際の職場の雰囲気や労働環境に関するリアルな声が含まれています。
あわせて会社の平均勤続年数や離職率、福利厚生の充実度などのデータも確認することで、長期的に働きやすい環境かどうかの判断材料になります。
また、企業説明会やインターンシップへの参加も有効です。社内の雰囲気や社員同士のコミュニケーションの様子を観察することで、自分に合った環境かどうかを判断する手助けになります。可能であればOB・OG訪問も1つの方法です。直接社員に話を聞くことで、業務内容や社風についてより具体的にイメージできるでしょう。
採用担当者の対応や選考過程での印象も判断材料となるため、面接時のやり取りから企業文化を読み取ることも意識してみてください。自分にとって働きやすい環境の条件を明確にし、それに合致する企業かどうかを多角的に分析することが重要です。
求人情報や企業サイトをチェックする
求人情報や企業のWebサイトを確認することで、労働条件や働き方などの企業情報をある程度チェックできます。一般的に求人情報では、「仕事内容」「年収・月収」「年間休日」「福利厚生」「勤務地域」「勤務時間」などが明記されています。具体的な仕事内容や働き方を確認したいときは、求人情報をチェックしてみましょう。
企業について詳しく知りたいときは、企業の公式Webサイトを活用するのがおすすめ。企業の公式Webサイトでは、「企業の理念や方針」「沿革・歴史」「提携会社」「社員が実際に働いている様子を映した動画」などを確認できます。企業理念や成り立ち、価値観などを知ることで入社後のギャップを埋めることに役立つため、ぜひ確認してみてください。
企業説明会へ参加する
企業のことを知る方法の一つに、企業説明会の参加が挙げられます。「企業説明会」とは、企業が就活中の学生や求職者に向けて、企業の特色や仕事内容などを紹介する場です。
複数の企業を同時に比較したい場合は、合同説明会がおすすめ。企業の人事担当者とコミュニケーションを取る機会でもあるため、事業内容や働き方だけでなく、会社ごとの雰囲気や社風も比較して検討できる可能性があります。
一方、単独企業説明会は、一つの企業に対して深く知れるチャンスです。合同説明会と比較してじっくり説明を聞けたり質問できたりする時間が取れるほか、先輩社員との質疑応答や懇談会などのイベントが用意されていることもあるため、ある程度候補を絞った段階で活用してみましょう。
面接で逆質問をする
面接官へ逆質問することも、企業をよく知る方法の一つです。面接の際に、面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれたときに、企業選びの基準にまつわる質問をすると、企業理解が深められるでしょう。
たとえば、「○○部署の仕事内容を詳しく教えていただきたいです」「御社の評価制度について詳しくお伺いしたいです」などの質問をすることで、入社後のイメージが湧きやすくなります。ただし、求人情報や企業Webサイトで確認できる内容に関する質問をすると、企業研究不足と思われてしまう恐れがあるため注意が必要です。
企業への逆質問については、「面接で「質問はありますか」と聞かれた際の答え方を解説!回答の例文も紹介」を参考にしてみてください。
応募企業のOB・OG訪問を行う
OB・OG訪問は実際に現場で働く先輩方に話を聞けるため、業界や職種のリアルな情報を得やすい手段です。現場を知る人ならではの情報やアドバイスを得ることで企業選びがしやすくなるほか、選考に向けて深い企業理解にもとづいた対策ができるでしょう。
ただし、求人の情報が解禁される3〜4月には、OB・OG訪問が殺到する可能性があります。できるだけ早い段階で志望する企業を決めて、余裕をもってOB・OG訪問のアポを取っておきましょう。
OB・OG訪問について詳しく知りたい方は、「OB・OG訪問におけるマナーとは?好印象を与えるためのポイントを解説」のコラムもあわせてご一読ください。
応募企業のインターンシップを利用する
気になる企業を見つけたら、職場の雰囲気を知るために、インターンシップに参加するのも一つの手段です。
実際の業務を体験したり、職場の雰囲気を肌で感じたりすることで、企業の魅力や自分との相性をより具体的に判断できます。説明会や求人情報だけではわからない、働く現場のリアルな様子を確認できるのがメリットです。
さらに、インターンシップを通じて、職場の人たちとのコミュニケーションを取ることで、企業や社員が大事にしている価値観や考え方がわかることも。もし複数の企業が気になっているなら、それぞれのインターンシップに参加し、比較してみるのが望ましいでしょう。
国や自治体の認定制度を受けているか確認する
国や自治体の認定制度を受けているか確認することで、企業の労働環境や働き方改革への取り組みなどを知ることが可能です。
具体的には、厚生労働省が労働者の安全・健康確保のための対策を積極的に行っていることを証明する「安全衛生優良企業公表制度」や、若者の採用や育成に積極的な企業が対象の「ユースエール認定制度」などがあります。
認定は企業の取り組みや実績によって判断されるため、企業規模や知名度にかかわらず従業員の働きやすさを大事にしている企業を知れるでしょう。ただし、認定の有無は判断材料の一つにはなるものの、「認定を受けていない=働き方改革が進んでいない、働きづらい環境」というわけではありません。認定がなくても労働環境が整っている企業もあるため、あくまで参考として活用しましょう。
参照元
厚生労働省
安全衛生優良企業公表制度について
ユースエール認定制度
就職活動ではさまざまな手段を活用しよう
就職活動で企業を深く知るためには、上記で紹介したさまざまな手段を活用するのがおすすめです。「Webサイトで情報収集して候補を絞ったうえで説明会に進む」「認定制度だけでなくOB訪問やインターンで働きやすさを確認する」など段階に応じて調べ方を変えることで、より効率的に企業選びを進められます。また、多角的に企業の情報を集めることで、ミスマッチを防ぐ効果も期待できるでしょう。
就活での企業の探し方については、「就活における企業の探し方11選!失敗しやすい例とあわせてポイントも解説」のコラムでも解説しています。あわせて参考にしてみてください。
企業の選び方が就活のカギ!迷ったらエージェントに相談しよう
就職後の満足度や充実感、キャリアに影響する企業の選び方は、就職活動のカギともいえる大事な作業です。しかし、なかには企業選びについて考え過ぎてしまい、自分一人で判断できないと感じる方もいるでしょう。そのような場合は、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。
就職・転職エージェントとは、民間企業が運営している就職支援機関のこと。就職・転職活動に詳しいキャリアアドバイザーによるマンツーマンの支援を受けられるため、1人での就職活動が不安な方も安心です。
エージェントごとに強みや扱っている求人の特徴が異なるので、「第二新卒や既卒向け」「未経験者を歓迎する求人多数」などのサービスを選んで活用してみましょう。
「初めての就職活動で企業の選び方がわからない」「誰かのサポートが欲しい」という方は、ぜひハタラクティブをご利用ください。
ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、1人ひとりの希望や適性を丁寧にヒアリング。豊富な企業のなかから、厳選して5~6社を紹介します。すべての企業に取材を行ったうえで求人紹介を行っているので、求人情報からはわからない社内の雰囲気や働き方などもお伝え可能です。
また、応募書類の添削や模擬面接などの選考対策も実施し、不安な就職・転職活動をトータルサポート。サービスはすべて無料のため、「仕事の選び方がわからない」「一人での就活に行き詰っている」という方は、お気軽にご相談ください。
業界特化&選考サポートで転職活動を有利に進めよう
転職エージェントを活用する際に大事なのは、「自分に合う企業を見つけるために、どんなエージェントとどう接するか」です。たとえば、「業界未経験で異業種に転職したい」という方は、業界特化型のエージェントを選ぶのがポイント。特定業界に強みをもつエージェントなら、求人の質や企業の情報が豊富で、未経験でもチャンスを提供してくれます。
また、「選考対策のサポートが充実している」ことも重要です。応募書類の添削や面接練習をしてくれるエージェントを選ぶことで、時間を効率的に使いながら転職活動ができます。特に、面接で「自分をどう伝えるか」が不安な方には、エージェントが提供する模擬面接などのサポートが有効です。
さらに、自分の価値観に合った企業文化を重視するなら、「企業の文化や職場環境に精通したエージェント」に相談すると、よりフィットする企業を見つけやすくなります。たとえば、フレックスタイムやリモートワークなど、柔軟な働き方を重視するなら、そのような条件に合った企業情報をもっているエージェントを選びましょう。
企業の選び方がわからない方に向けたFAQ
企業の選び方に関するよくある質問や疑問にお答えします。「面接で企業選びの基準を聞かれたら?」「企業を選ぶときの決め手は?」といった質問に回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。
面接で企業を選ぶ基準を聞かれたときの答え方は?
企業を選ぶ自分なりの基準を簡潔に答え、その基準を重視する理由に具体的なエピソードを盛り込みましょう。たとえば、「サッカー部時代の××の経験からチームワークの重要性を実感し、組織で一丸となって仕事に取り組める企業を選んだ」とエピソードを添えることで言葉に説得力が増すほか、面接官に意欲や人柄をアピールすることも可能です。
企業選びの軸の答え方については、「企業選びの軸はどう見つける?人柄や社風から探すべき?例文も紹介」でも詳しく解説しています。
新卒の就活で企業選びに失敗しないためのポイントは?
入社後に後悔しないために大事なことは、企業の雰囲気やネームバリューだけに左右されずに企業を選ぶことです。曖昧な動機で企業選びをしてしまうと、入社後にミスマッチを起こす可能性があります。「仕事内容を理解する」「自分が実現したい目標を明確にする」など、自分のやりたい仕事ができるか、目標を達成できる企業かどうかをよく調べておくことが大切です。
就職の決め手について詳しくは、「就職の決め手は?複数の内定をもらったときの選び方もご紹介」のコラムも参考にしてみてください。
転職する際の企業選びの決め手は?
転職する際の企業選びの決め手は1人ひとり異なるため、「自分にとっての決め手」を理解しておくことが重要です。たとえば、今の仕事にやりがいを感じないのであれば「仕事内容ややりがい」、給与が低く不満なら「給与や待遇」が決め手になる可能性があるでしょう。
自分なりの決め手がわからないまま転職活動を進めると、選んだ企業に一貫性がなくなり転職活動がスムーズに進まなかったり、転職後にミスマッチを感じたりするリスクもあります。転職先の探し方については、「転職先の効率的な探し方4選!自分に合う仕事を見つけるコツを解説」のコラムで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
自分に合う仕事がないように感じてしまいます…
「自分に合う仕事がない」と感じるときは、まず自己分析を丁寧にやり直してみましょう。自分自身の強みや適性を客観視できていないと、「仕事に活かせる強みがない」「自分にはできなさそう」とネガティブ思考に陥ってしまうことも。アルバイトや学生時代を振り返り、「接客が好きだった」「文化祭で陰ながらみんなを支えるのが得意だった」など好きなことや得意なことを思い出してみましょう。それが、自分に合う仕事探しのヒントになる可能性があります。
自分に合った仕事や企業がわからないという場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブにぜひご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。