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就きたい仕事がない人はどうすれば良い?注意点と対策法を解説
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この記事のまとめ
- 就きたい仕事がない人の特徴は、「自己分析が不十分」「将来のビジョンが不明瞭」など
- 就きたい仕事がないときの対処法は、「自己分析を行う」「最終目標の設定」など
- 就きたい仕事がない場合は、焦らずリフレッシュすることも大切
- 就きたい仕事がないときに転職活動で押さえておきたいポイントは年代別で異なる
- 就きたい仕事がないと感じるときは、プロの力を借りるのがおすすめ
「就きたい仕事がない…」と悩んでいる人もいるでしょう。就きたい仕事がないと感じるときは、自己分析や世の中にある職業を調べることから始めるのがおすすめです。このコラムでは、就きたい仕事がない場合の特徴や対処法のほか、気をつけたい点もご紹介。ほかにも、押さえておきたい転職活動のポイントを年代別に解説しています。就きたい仕事がないことで悩んでいる人は、ぜひこのコラムを解決にお役立てください。
就きたい仕事がない状態とは
就きたい仕事がない状態とは、大きく分けて「就きたい仕事の定義が曖昧で何がしたいか分からない状態」と「自分が求める条件に合う求人がない状態」の2パターンです。それぞれの状態について、以下で詳しく解説します。
就きたい仕事の定義が曖昧で何がしたいか分からない
就きたい仕事の定義が曖昧な人は、何がしたいか分からない状態といえるでしょう。就きたい仕事の定義は人それぞれ異なります。「自分にとって興味のある仕事とは何か」を明確にしないと、就きたい仕事がない状態から抜け出せません。
就きたい仕事がない状態を脱するには、「職場の雰囲気が良い企業」「通勤しやすい企業」など、まずは自分の中で就きたい仕事の定義を明確にすることから始めてみましょう。興味のある仕事がないと思っていても、いくつか条件を挙げられれば、その時点で「就きたい仕事がない」状態ではなくなります。
就きたい仕事の定義を明確にするときは、「仕事の選び方が分からないときに重視することは?基準をご紹介!」のコラムも、ぜひ参考にしてみてください。
自分が求める条件に合う求人がない
「希望条件に合う求人がない」と感じ就きたい仕事がない状態である人は、自分が求める仕事の条件を高く設定し過ぎている可能性があります。「自分にとって就きたい仕事の定義は何か」を考え、理想を明確にすることは大切です。しかし、理想の条件に合致する求人だけを探すと選択肢が狭まり、就きたい仕事がない状態から抜け出せなくなることも考えられます。
就きたい仕事がないと悩んでいる人は、自分の現状と求人企業に求める条件を比較して、理想が高過ぎていないか改めて確認してみましょう。
就きたい仕事がない状態から抜け出す方法は、このコラムの「就きたい仕事がないときの5つの対処法」で詳しく紹介しているので、あわせてご確認ください。
就きたい仕事がない場合の5つの特徴
就きたい仕事がない場合の主な特徴は、「自己分析が不十分」「将来のビジョンが不明瞭」などです。ほかにも、「周りの評価を気にし過ぎ」「イメージで決めつけている」といった特徴が挙げられます。就きたい仕事がない状態から抜け出せない原因は何か、以下で確認してみましょう。
1.自己分析が足りず自分をよく理解できていない
就きたい仕事がないと感じる場合、自己分析が十分でない可能性があります。自分に何ができるか、強みや得意分野をどのような業務に活かせるかが分からないと、就きたい仕事も分からなくなってしまうでしょう。自己分析では、これまでの仕事やバイトで得た経験、あるいは学生時代に所属していた部活の経験から自分の得意・苦手、困難な状況に陥った際の解決方法などを書き出します。また、家族や友人といった身近な人へ意見を聞く「他己分析」もおすすめです。
自己分析のやり方は「自己分析とは?実施するメリットや簡単に行う方法をご紹介」のコラムでご紹介しています。また、仕事探しにおける自己分析の役割や注意点についても解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
2.将来のビジョンが見えていない
「将来こうなりたい」といった明確なビジョンがない場合、就きたい仕事がない状態になりやすいといえるでしょう。なぜなら、将来の目標がないと、「何に向かって頑張れば良いのか分からない」と感じる可能性があるからです。未来に向かってどのようなステップを踏めば良いのか分からず、結果として就きたい仕事がない状況に陥るといえます。
3.周りの評価を気にし過ぎている
周りの評価を気にし過ぎるのは、就きたい仕事がない状態になる一因。興味がある仕事を見つけても、「この職業に就くとこう思われるかも…」と考えてしまい、応募に踏み切れなくなる場合があるからです。常に他人の視点を交えながら企業選びをしていると、自分が本当に就きたい仕事は何か分からなくなってしまうでしょう。
4.知っている職種が少ない
知っている職種が少ないことも、就きたい仕事がない人の特徴の一つといえるでしょう。そもそも知っている職種が少ないと、選択肢も狭まるので、興味のある求人に出会いづらくなります。魅力的な求人であったとしても、その職種に関する知識や情報がなければ「就きたい」という感情は生まれにくいでしょう。
5.イメージだけで「就きたい仕事がない」と決めつけている
何となくのイメージで「この仕事は向いていない」と自分の中で決めつけてしまうと、就きたい仕事を見つけられない可能性があります。どのような仕事にもやりがいがある一方で、大変なところもあるでしょう。しかし、仕事が自分に合っているかどうかは実際に働いてみないと分かりません。
想像だけで選択肢から外してしまうと、就きたい仕事がない状態が長引く場合もあるので気をつけましょう。就きたい仕事がないと感じる理由は「やりたい仕事が見つからない新卒の就活方法は?自分に合う職業の見つけ方」のコラムでも解説しているので、あわせて確認してみてください。
就きたい仕事がないときの5つの対処法
就きたい仕事が見つからないときは、「自己分析をする」「世の中にある職業の種類を調べる」などがおすすめです。就きたい仕事がないことで悩んでいる人は、以下の方法を試してみてください。
1.これまでの経験を書き出して自己分析する
就きたい仕事がないと感じるときは、まず自己分析に力を入れてみましょう。自己分析をすると、自分の特性が明確になるだけでなく、今まで気がつかなかった自分の強みが見つかることもあります。「自分の強みが仕事で活かせるかどうか」を就きたい仕事の基準に加えれば、より企業選びの幅が広がるはずです。
自己分析は、これまでの経験を振り返り、「得意なこと」「苦手なこと」「好きなこと」「嫌いなこと」などをすべて洗い出すのがおすすめ。ある程度書き出せたら、「得意だけどあまり好きではない」「好きだけど苦手」など、さらに細かく分類してみてください。
ほかにも、過去に成功した経験を振り返り、「困っているお客様のお悩みを解決できた」「作成した資料が分かりやすいと褒めてもらえた」といった具体的にエピソードを書き出してみるのも良いでしょう。
これらの方法を試すことで、自分の特性は十分に分かりますが、より詳しく知りたい方は「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムもチェックしてみましょう。
2.数年後の自分を想像して大まかなゴールを決める
就きたい仕事がないことで悩んでいる人は、自分が最終的にどうなりたいのかを考えるのがおすすめです。最終的な目標が決まれば、目標を達成するために何が必要なのか分かるでしょう。たとえ今やるべきことが就きたい仕事ではないとしても、目標を達成するために必要な過程だと思えば割り切れるはずです。
最終的な目標が思い浮かばないときは、「3年後には後輩の教育係を担当したい」「5年後には年収を△万円アップしたい」と数年後に自分がなりたい姿を具体的に想像してみましょう。
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)の「労働政策研究報告書No.213 『大都市の若者の就業行動と意識の変容』」では、東京で生活する25~34歳の性・キャリア別におけるキャリア形成の希望が、以下のように記されています(2021年調査)。
引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書No.213 『大都市の若者の就業行動と意識の変容』 図表1-21 性・キャリア別 正社員の今後のキャリア形成にかかる希望(p47)」
男女とも正社員として定着している場合は、一つの企業に長く勤めることを希望しています。しかし、正社員として定着している人以外の男性は、一つの企業に長く勤めるよりも、転職したり、独立したりしたいと考えている方が多いようです。
また、他形態から正社員として働いている女性の場合も、独立志向が増えていると分かります。就きたい仕事がないと感じている人は、「職場をステップアップの場として利用する方法もある」と頭に入れておくことをおすすめします。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書 No.213 大都市の若者の就業行動と意識の変容―「第5回 若者のワークスタイル調査」から―
身に付けたいスキルから仕事を選ぶのも一つの方法
会社の経営環境には変化がつきものです。将来はこれまでと違う事業を展開したり、他社と合併したりすることも考えられます。経営環境が変化したときに、異動の発生や倒産に伴い転職するなどの影響を受けて困ることがないよう、身につけたいスキルを優先に就活や転職活動を進めるのも一つの方法です。
近年では、職種や業界が変わっても活用できるスキルとして「ポータブルスキル」を重視する企業もあります。ポータブルスキルとは、仕事内容にも左右されず、どのような環境でも活かせる汎用性の高いスキルです。具体的な能力として、自己管理能力やコミュニケーション能力、問題解決能力などが挙げられます。幅広い環境において活躍が期待できるため、今後のキャリアを考えたうえでも磨いておきたいスキルといえるでしょう。ポータブルスキルについてより詳しく知りたい方は、「転職に役立つスキル一覧!仕事が変化しても通用するポータブルスキルとは?」のコラムを参考にしてください。
3.世の中にはどのような職業があるのかを調べる
「就きたい仕事がない…」と考え込む前に、世の中にはどのような職業があるのかをよく調べましょう。独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)における「職業名索引:第5回改定厚生労働省編職業分類」の改定内容によると、2022年改訂時点の職業名数は18,725です。内訳のデータを抽出すると以下のようになります。
大分類 | 職業名の数 |
---|---|
管理的職業 | 336 |
研究・技術の職業 | 1,442 |
法務・経営・文化芸術などの専門的職業 | 769 |
医療・看護・保健の職業 | 292 |
保育・教育の職業 | 315 |
事務的職業 | 685 |
販売・営業の職業 | 561 |
福祉・介護の職業 | 167 |
サービスの職業 | 905 |
警備・保安の職業 | 255 |
農林漁業の職業 | 547 |
製造・修理・塗装・製図などの職業 | 9,941 |
配送・輸送・機械運転の職業 | 919 |
建設・土木・電気工事の職業 | 973 |
運搬・清掃・包装・選別等の職業 | 618 |
計 | 18,725 |
台帳に載っている数だけで約2万ほどの職業名があるので、世の中には知らない職業のほうが多いといえるでしょう。すでに知っている職業も、企業によって業務の進め方や仕事内容が異なる場合があります。
就きたい仕事がない人は職業名だけで判断せず、企業ごとの特徴や業務内容も確認しましょう。「仕事の種類を知って適職を探そう!仕事を系統別にご紹介」では、100種類ほどの職種を一覧にして分かりやすく紹介しています。普段あまり名前を聞かないような仕事も紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
第5回改定厚生労働省編職業分類
4.就きたくない仕事を考える
就きたい仕事がない人は、「就きたくない仕事」を考えてみましょう。「就きたくない仕事」を洗い出したら、その仕事以外を視野に入れ求人選びをしてください。そうすることで、求人選びの幅が広がります。
今まで何となくのイメージで就きたくないと思っている仕事は、やってみたら意外と楽しかったり、自分に合っていたりすることも。その可能性を始める前から潰してしまうのは、もったいないといえます。
5.福利厚生や給与など業務内容以外の項目で選ぶ
就きたい仕事が思いつかないときは、業務内容以外の項目で選んでみても良いでしょう。たとえば、福利厚生や給与、休日などです。自分にとって全く興味のない仕事だとしても、「給与が高ければ頑張れる」「休みがしっかり取れれば頑張れる」という場合もあるでしょう。目の前にある仕事を一生懸命こなすことで、次第にやりがいや楽しさを見出す可能性もあります。
また、独立行政法人労働政策研究・研修機構の「調査シリーズNo.203企業における福利厚生施策の実態に関する調査―企業/従業員アンケート調査結果―」に掲載されている福利厚生や施策の種類は以下のとおりです。
- ・慶弔休暇制度
- ・慶弔見舞金制度
- ・病気休職制度
- ・永年勤続表彰
- ・人間ドック受診の補助
- ・家賃補助や住宅手当の支給
- ・社員旅行の実施や補助
- ・労災補償給付の付加給付
- ・病気休暇制度
- ・短時間勤務制度
- ・有給休暇日数の上乗せ
- ・財形貯蓄制度
- ・社外の自己啓発サービス提供や経費補助
- ・社外の自己啓発に関する情報提供
- ・メンタルヘルス相談
- ・時差出勤
- ・食堂
- ・保養施設やレクリエーション施設などの提供や利用補助
- ・食事手当
- ・社内での自己啓発プログラム
- ・治療と仕事の両立支援策
就きたい仕事がない人は、上記の福利厚生を参考にして転職先を考えてみるのも良いでしょう。「やりたい仕事がない…転職に向けてできる準備や求人の見つけ方をご紹介」のコラムでも、就きたい仕事がないときの対処法を紹介しているので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
企業における福利厚生施策の実態に関する調査
就きたい仕事がない場合の注意点
就きたい仕事がない人は、焦って転職したり、仕事探しに固執し過ぎたりしないように注意しましょう。キャリアパスを考え、譲れない条件を決めることも大切です。詳しくは以下を参考にしてください。
就きたい仕事がないときは焦って転職しない
就きたい仕事がないときに焦って転職するのは避けましょう。詳しく調査せず適当に仕事を決めてしまうと、転職後にミスマッチを起こす可能性があります。仕事内容や環境が合わないと、早期離職に繋がることもあるでしょう。そうなれば、再び就きたい仕事がない状態に戻ってしまいます。
積極的に行動を起こしたり、挑戦したりすることは大切ですが、企業の情報をよく調べずに転職するのは避けましょう。
「なぜ転職したいのか」理由を深掘りすることも大切
就きたい仕事がないときは、転職したい理由を深掘りすることも大切です。理由を深掘りする際は、「なぜ」と問いをつけて考えてみましょう。たとえば、「なぜ転職したいのか」と考えたときに、「環境を変えたいから」と答えが出たとします。その答えに「なぜ」をつけて、「なぜ環境を変えたいのか」と考えます。このように、「なぜ」の問いを繰り返すことにより、自分が転職したいと思う理由の本質が見えてくるでしょう。本質が見えると、仕事に対して自分が本当に求めているものが分かるので、転職で仕事を探すときの役に立ちます。
「就きたい仕事」を探すことに固執し過ぎない
就きたい仕事がない人は、「就きたい仕事」を探すことにこだわり過ぎないようにしましょう。「就きたいか就きたくないか」だけにこだわってしまうと、自分に合う企業との出会いを逃す可能性があります。
どうしても就きたい仕事を探すことに固執してしまう場合は、「自分にできるかできないか」を基準にして企業選びをするのも有効な手段です。たとえ就きたい仕事ではなかったとしても、自分にできることであれば働いているうちにやりがいが生まれることもあるでしょう。
現在の職業でのスキルアップを踏まえキャリアパスを考える
就きたい仕事がない場合は、現在の職業でスキルアップする方法を検討するのも良いでしょう。同じ職業であっても、部署異動やほかの職場へ転職するなど環境が変わることで、仕事に対する捉え方が変わる可能性もあります。
企業によっては、公式Webサイトでキャリアパスについて掲載していることもあるので、どのようなステップでキャリアアップしていけるのか確認してみましょう。
自分にとって譲れない条件を決めておく
就きたい仕事がないときは、自分の中で譲れない条件を洗い出し、優先順位をつけてみましょう。就活や転職活動では、すべて自分の希望通りに合う企業を見つけるのは困難です。とはいえ、「最寄り駅から通いやすい」「土日休み」など、譲れない条件はあるもの。譲れない条件を明確にすることで、「すべて希望通りではないが、この条件なら納得して働ける」と妥協でき、就活や転職活動を円滑に進めやすくなります。
【年代別】就きたい仕事がないときに押さえておきたい転職活動のポイント
ここでは、就きたい仕事がないときに押さえておきたい転職活動のポイントを年代別に解説します。年代毎で押さえておきたいポイントが異なるため、自分の該当する年代を確認し、転職活動を進める際の参考にしてみてください。
【20代】自己分析をしたうえでキャリアプランを設計する
転職活動の際は自己分析を行い、自身を客観的に見つめ直して将来のキャリアプランを考えることが大切です。キャリアプランとは、「自分が将来どのような仕事をしたいのか」を想像し、実現に向けて具体的な計画を立てることを指します。自分の軸が定まると、「今すぐやるべきこと」「1年後にすべきこと」「5年後どうなっていたいか」といった道筋が見えるので、転職活動も進めやすくなるでしょう。
【30代】今後のライフステージやキャリアビジョンを意識する
30代は、ライフステージが変化しやすい年代といえます。結婚や出産など、ライフイベントが重なることもあるので、それらを踏まえた今後のキャリアビジョンを意識することが大切です。また、20代と比べ、知識やスキルを求められることが増えるため、これまでどのような経験をしてきたのか積極的に企業へアピールできるよう準備を進めておきましょう。
【40代】これまでの経験を振り返り自分の市場価値を把握する
40代の方は、これまで経験した仕事や身に付けたスキルを振り返ってみてください。まずは、自分の経験やスキルが、転職市場でどのように評価されているのか「市場価値」を確認してみるのが良いでしょう。
未経験の職種や業界であっても、これまでの経験を企業に評価してもらえることがあります。
どうしても就きたい仕事が見つからない場合は?
どうしても就きたい仕事が見つからない場合、「リフレッシュする時間をつくる」「プロの力を借りる」などの手段を取るのがおすすめです。以下の解説で詳しく説明しているので、行き詰ったときに実践してみてください。
リフレッシュする時間をつくる
どうしても就きたい仕事がない場合は、リフレッシュする時間をつくりましょう。このコラム内の「就きたい仕事がないときは焦って転職しない」でも触れているように、就きたい仕事がない状態を解消するために焦って就活や転職活動をすると、求人選びに失敗する可能性があります。あらゆる方法を試しても、就きたい仕事が見つからないときは、一度就活や転職活動をストップして気分転換するのがおすすめです。
転職サポートを行っているプロの力を借りる
転職活動をしていて、「やりたい仕事が分からない」「なかなか就きたい仕事が決まらない」という場合は、転職サポートを行っているプロの力を借りるのがおすすめです。たとえば、ハローワークや転職エージェントなどが挙げられます。それぞれの特徴は以下をご覧ください。
ハローワーク
ハローワークは、職業紹介を主として行う施設です。職員に相談しながら転職先を探せるほか、全国各地の求人を探せるのが特徴。幅広い選択肢の中から仕事が選べるので、就きたい仕事がない場合は求人を眺めるだけでもヒントを得られる可能性があります。
ハローワークの開庁日や開庁時間は場所によって異なり、平日の夜や土日は開庁していない施設も。そのため、働きながら転職先を探す人にとっては少し活用しにくいと感じる場合があるでしょう。ハローワークを利用する際は、事前に開庁状況を確認するのがおすすめです。
転職エージェント
転職エージェントとは、人材を探す企業と求職者を結びつけるサービスのこと。プロのアドバイザーが適性を判断し、求職者に合った求人企業を紹介してくれるので、就きたい仕事がない人も安心して利用できます。ハローワークと違って、働きながら転職先を探す人も利用しやすいでしょう。
どうしても就きたい仕事が見つからないときは、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーがカウンセリングを行い、あなたの希望条件や適性に沿ったお仕事をご紹介。書類添削や面接対策もマンツーマンでしっかりとサポートするので安心です。そのほか、所要時間1分程度で仕事の適性が簡単に分かる「適性診断」もおすすめ。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
就きたい仕事がない人のお悩みQ&A
ここでは、就きたい仕事がない人のお悩みや疑問に対してQ&Aで回答します。就きたい仕事がないことで悩んでいる場合は、ぜひお役立てください。
天職と適職の違いは何?
一般的には、心から好きでやりたい仕事や自分の能力・性質に合った仕事が天職、自分の能力を発揮しやすい仕事が適職とされています。ただし、天職と適職の捉え方は人それぞれ差はあるようです。意味は似ていますが、より「好き・楽しい」と感じるのが天職といえるでしょう。天職と適職の違いは「天職とは?自分に合った仕事を見つける方法」のコラムでも紹介しています。気になる方はチェックしてみてください。
就活中の大学生ですが、就きたい仕事がないです
就きたい仕事を見つけるために、自己分析を行ってみましょう。自身を客観的な視点で深く分析することで、得意・苦手や好き・嫌いといった特徴が見えてきます。大学卒業後の進路で悩んでいる大学生の方は「大学卒業後の進路が決まらない!後悔しない就職先の選び方を解説」のコラムもあわせてご一読ください。
ニートやフリーターから安定した仕事に就けますか?
自分にとっての安定の定義を明確にし、その条件に合った求人企業を探す必要があります。たとえば、安定した収入が欲しいなら「減給がない」「昇給がある」などの条件に適した求人を探しましょう。ニートやフリーターから就職したいと考えている方は「ニートから就職するには?6つの理由別の対処法やおすすめの職種をご紹介!」や「フリーターから就職する方法は?正社員になるメリットとおすすめの職種!」のコラムをご参照ください。
興味のある仕事がない、やりたい仕事が分からない場合は?
自己分析を行い「就きたい仕事」の定義を明確にしましょう。自分の強みや譲れない条件などが分かれば、そのために今すべき行動が分かるはずです。「やりたい仕事が見つからないときの原因と探し方」のコラムでは就きたい仕事の見つけ方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
就きたい仕事が見つからない方は、転職エージェントのハタラクティブにぜひご相談ください。専任のキャリアアドバイザーが、どんな仕事が自分に合うか一緒に探し転職活動をサポートします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。