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就活がつらいのはなぜ?しんどいと感じる理由とやめたいときの対処法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 就活がつらいと感じるときは、気持ちを認めて原因を突き止めよう
- 不採用が続いたり周りの人と比べたりすると、就活がつらいと感じやすくなる
- 就活がつらいと感じたら、働く意味を考えたり視野を広げたりしよう
- 就活がつらいときは無理せずに休息を取り、気持ちを切り替えるのがおすすめ
- 就活がつらいと思っても、投げ出したり闇雲に応募したりするのは避けるべき
就活でうまくいかないことが続き、つらいと感じていませんか?志望企業に落ちたり面接で失敗したりして「しんどい」「やめたい」と思うときは、原因を突き止めて適切な対策を取ることが大切です。このコラムでは、就活がつらいと感じる主な理由と、具体的な対処法を解説します。就活がつらいときの気持ちの切り替え方や、避けるべき行動もまとめました。就活がつらいと感じる気持ちを乗り越えて、内定を勝ち取りましょう。
就活がつらいときは気持ちを認めて対策を取ろう
就活が「つらい」「しんどい」と感じる方は多くいます。就活はやることが多く、準備から内定まで長期になることも珍しくありません。十分に準備をしても思うような結果が出ないこともあります。志望企業から不採用にされると、自分を否定されているように感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、就活や転職活動がつらいと感じていながら、気持ちを認めずに頑張り過ぎるのはよくありません。つらいと感じたときは、ありのままの気持ちを認めて原因を把握し、対策を取ることが大切です。
就活がつらいと感じる原因を突き止める
まず、適切に対処するためにも、つらいと感じる原因を正しく分析して突き止めましょう。就活の現状と照らし合わせながら「何がつらいのか」「どんなときに感じるのか」を明らかにします。「就活そのものがつらい」「選考に落ちるのがつらい」など大まかに分けて、何が一番つらいのか考えてみてください。
原因に対して適切なアクションを起こす
原因を把握したら、適切なアクションを起こして解決を図りましょう。つらいと感じる理由が分かれば、適切に対処できるため解決も早まります。情報が多過ぎてつらくなっているなら情報をまとめる、休息が取れずにつらいなら就活を休む日を作るなど、具体的にアクションを起こしましょう。
「就活がうまくいかない!辛い状況を乗り越えるための対処法は?」のコラムでも、原因ごとに対処法をまとめています。
就活がつらいと感じる主な9つの理由
就活がつらいと感じる原因は、不採用が続いたり就活の目的を見出せなかったりと人によってさまざまです。「就活がつらい」と感じる主な原因をまとめたので、自分が置かれた状況や心境と照らし合わせてみてください。
1.不採用が続いて自信をなくしてしまう
どれだけ応募しても落ちた経験が続くと、自信を喪失してしまい就活がつらいと感じるでしょう。不採用が続けば「自分はどの会社にも必要のない人間なのでは」とネガティブな思考になりがちです。
就活では「イメージどおりの対応ができた」「面接官も雰囲気が良かった」など、出来が良かったと感じる選考で不採用になる場合もあります。期待を膨らませていた分だけショックは大きく、「就活をやめたい」と落ち込んでしまう人もいるでしょう。
2.周りの人と比べてネガティブになってしまう
周りの人と自分を比べてしまうことが原因で、つらく感じることもあります。たとえば、同級生が社会人として着実にキャリアを積んでいたり、一緒に就活している仲間が内定を取っていたりすると、不安や焦りを感じやすいでしょう。
既卒やフリーターの人の場合、周囲にいる同年代の社会人と比べてしまい、ネガティブになることもあるようです。
3.面接で緊張してうまく受け答えできない
人前で話すのが苦手な人は、就活での面接がつらいと感じる傾向があります。面接に対して苦手意識があるとより緊張しやすく、うまく受け答えができなくなるケースも少なくありません。企業によっては二次面接・三次面接まであるので、面接が苦手な人にとっては大きな苦痛になるでしょう。
4.就活の目的や意味を見出せていない
「就職すること」にばかり注目し、将来のビジョンや目標がない人も就活がつらいと捉えがちです。就職する意味や目的が分からなければ、自己分析や企業研究もおろそかになるでしょう。企業に対する理解が乏しいと、選考時に好印象を持たれる可能性も低くなる恐れがあります。そもそも就職することに疑問や迷いがある場合は、就活自体が苦痛に感じられるでしょう。
5.やりたいことが分からず志望企業を探せない
自分がやりたいことや得意なことが分からない場合も、就活がつらいと感じやすいでしょう。自分が目指すべき方向性が定まっていなければ、どのような業種・企業を選べばよいのか決めるのが困難になります。
収入や勤務条件だけで選んだとしても、明確な志望動機や将来のビジョンを示せなければ、選考で不利になる恐れがあるでしょう。
6.スケジュールや金銭面の余裕がない
時間的・金銭的に余裕がない場合も、就活がつらいと感じる原因になります。特に、既卒やフリーターから正社員を目指す人は、就活スケジュールがタイトになりがちです。複数社に応募した場合は、スケジュール調整が難しくなることもあるでしょう。忙しい中、時間を工面して選考対策や書類作成を行わなければならず、就活自体がつらくなる可能性があります。
また、就活にはスーツや靴などを購入する費用や、面接に向かうための交通費も必要です。「就活時の交通費は首都圏or地方によって大きく違う?」のコラムで説明しているように、遠方であれば宿泊費がかかることもあります。履歴書や証明写真などの細々した出費も多く、思った以上に出費がかさむ場合も少なくありません。就活のためにアルバイトのシフトを減らしたり休んだりすると、金銭的な負担が大きくなることもあるでしょう。
7.周囲からの期待やプレッシャーが強い
家族や親戚といった周囲からの期待や関心がプレッシャーになり、就活がつらいと感じるケースもあるでしょう。特に、家族などが大企業や有名企業への就職を期待している場合は、周囲の期待がかえって負担になりがちです。
「正社員になるのが当たり前」という世間の風潮や、家族の期待が重圧になり、就活がつらくなる場合もあります。
8.就活での選考結果が理不尽に感じる
就活での選考結果が理不尽に感じ、つらくなる人もいるようです。企業に応募しても、面接を受ける前に書類の内容だけで落とされると、理不尽に感じる人もいるでしょう。学歴や経歴で応募資格が変わったり、採用担当者との相性で選考結果に影響が出たりする就活の理不尽さに直面し、つらくなる場合もあります。
9.就活の疑問や不安を相談できる人がいない
既卒者の場合、同じように就活をする人が周囲におらず、誰にも相談できずにつらいと感じることもあるでしょう。相談できる人がいないと、履歴書の書き方や書類の出し方といった疑問もなかなか解消しにくいため、つらい気持ちが積み重なりやすくなります。
家族やすでに就職している友人に相談するのも良いですが、聞きづらかったり適切な回答が得られなかったりすることも多いでしょう。相談できる人が周囲におらず自己流で就活を続けると、なかなか結果が出ずに「つらい」「しんどい」と感じて悪循環となる可能性があります。
就活がつらい気持ちを乗り越える11の方法
就活がつらいと感じる原因を把握したら適切な方法で対応し、つらい気持ちを乗り越えましょう。就活がしんどいと感じる原因を「自分に自信が持てない」「就活そのものがつらい」「将来のビジョンがない」の大きく3つに分けて、つらい気持ちの乗り越え方を紹介します。
自分に自信が持てず就活がつらい場合の5つの対処法
不採用が続いていたり周りの人と比べたりして「つらい」と感じているなら、自分に自信が持てる考え方を身につけるのが良いでしょう。面接で緊張してしまい、十分な力を発揮できずにいる場合も、練習を繰り返して自分に自信をつけるのがおすすめです。
1.就職や仕事に対する視野を広げる
不採用が続いて就活がつらいと感じている人は、視野を広げて別の業界も検討しましょう。業界や企業によって就職難易度は大きく異なります。特に、人気の高い業界は志望者も多く、内定の難易度は高くなりがちです。不採用になる可能性も高まるため、就活がつらいと感じやすくなります。
企業の規模や認知度だけにこだわらず、将来性や働きやすさなどに目を向けるのも一つの手です。優良中小企業も多いので、選択肢を広げて探してみましょう。どうしても大手企業に固執してしまう方は「大手病の人の就職活動の傾向とは」のコラムをご覧ください。自分に合った業界が分からない場合には「将来性のある業界は?需要の高い仕事の特徴と企業選びのポイント」にも目を通すと良いでしょう。
2.短所を長所に置き換える
自分に自信が持てずにつらいと感じているなら、短所を長所に置き換えてみましょう。自分に自信が持てないと、どうしても短所に目が行きがちです。たとえば、「心配性」なら慎重、「周りに流されやすい」なら柔軟性があるなど、自分の短所だと感じている面をポジティブに言い換えると自信につながるでしょう。
「長所は短所に言い換えられるものを選ぼう!自己PRとの違いや書き方例も」のコラムでは、長所と短所の言い換え例をまとめています。面接での伝え方もまとめているので、自分に自信が持てない人はチェックしておきましょう。
3.身近な知り合い以外の学生と距離をとる
ときとして、気軽に相談できる知り合い以外の人間と距離をとったほうが良い場合もあります。同時期に就活をしている人が先に内定をもらったり大手企業に就職が決まったりすると、つい自分と比較して惨めな気持ちになりやすいものです。SNSで先に就活を終えた人が遊んでいる光景を見ると、つらくなる場合もあるでしょう。
周囲の進捗状況や自慢話は、自分に悪影響を及ぼすこともあります。就活中は不用意にSNSを閲覧したり周りに近況を聞いたりするのをやめて、自分の就活に注力しましょう。ただし、就活のアドバイスをくれる先輩や相談できる友人には、積極的に頼るべきです。
4.面接練習を繰り返す
面接に苦手意識がある人は、何度も面接練習を繰り返すのが得策です。面接を受ける機会は少ないため、慣れない雰囲気や受け答えに緊張してしまい、自信を失う人もいるでしょう。
しかし、面接は場数を踏むほど慣れるものです。面接で「うまく回答できない」「独特の雰囲気に緊張してしまう」という場合は、面接練習を何度も行うことで不安が解消する可能性があります。よくある質問を想定して一人で練習したり、エージェントで模擬面接を受けたりして対策しましょう。
5.必要以上に緊張しないよう心掛ける
面接で緊張してしまう場合は「うまく答えなければ」と気負い過ぎないことも大切です。「就職できなかったら終わり」など、極端な考えを持っていても過度な緊張につながります。もちろん就活がうまく行かなくても「終わり」ではありません。不採用になったとしても事実を受け入れ、何がよくなかったのか、どこを改善すべきかなど振り返りを行いましょう。
就活で内定をもらえる時期は人それぞれ異なるため、焦る必要はありません。以下、文部科学省の「就職・採用活動に関する調査結果」を見ても、企業の内々定時期にはばらつきがあることが分かります。
引用元:文部科学省「令和5年度就職・採用活動に関する調査結果(大学等)【速報版】(P10)」
就活は失敗を繰り返しながら改善を繰り返す取り組みでもあるため「失敗を糧にする」といった心持ちで臨みましょう。面接を繰り返すことで改善点が分かり、次第に緊張も和らぐはずです。
どうしても就活に対して緊張や不安を感じてしまう場合は「面接で緊張しない人は落ちる?事前にできる準備や役立つ考え方」を参考にしてください。
参照元
文部科学省
学生の就職・採用活動に関する調査
就活そのものがつらい場合の3つの対処法
就活の目的や意味を見出せず、就活自体がつらいと感じる場合は、働く意味を考えましょう。長期化するほど「つらい」と感じることも増えるため、しっかり準備をして効率よく就活を終えられるよう意識することも大切です。
1.就職する意味を考える
そもそも就職すること自体に疑問や迷いがあり、就活がつらいと感じるなら、正社員として働く意味を考えてみましょう。若いうちはフリーターとして、同年代の正社員以上の収入を得ることも可能です。しかし、「一生フリーターでい続けるのはリスクが高い?正社員になるメリットを解説!」のコラムでも説明しているとおり、一定の年齢を超えると正社員のほうが収入が高くなる傾向があります。
また、フリーターはどれだけ長く働いても、経歴上の「職歴」にはなりません。スキルアップの機会も少ないため、年齢を重ねるほど正社員としての就職が難しくなるでしょう。正社員に対してネガティブな印象を抱く人もいますが、正社員にしかできない仕事やメリットもあります。自分が将来的にどんな仕事をしてどうなりたいのかを考えると、正社員として働く意味が見出せるでしょう。
2.必要な準備をしっかり行う
就活自体がつらいなら、準備を入念に行いましょう。就活には多くの準備が必要です。十分な準備をせずに就活に臨むとなかなか望む結果が得られず、結果的に長引いてしまう場合もあります。
就活を成功させるには、まず自分の強みや適性を把握することが重要です。就活の前に自己分析を行ってから、履歴書や自己PR文を準備しましょう。面接で聞かれそうな質問の回答や志望動機も準備しておけば、本番もスムーズに対応できるはずです。
なお、「フリーターの就活の流れがわからない人へ!手順や就職成功のコツを解説」では、フリーターや既卒向けの就活フローや成功のコツをまとめています。併せてご確認ください。
3.効率よく就活できる方法を探す
就活期間が長く、スケジュールや金銭的にもつらい場合は、効率良く就活できる方法を模索しましょう。就活期間が長引くほど気持ちにも余裕がなくなり、つらいと感じやすくなります。たとえば、複数の選考を同時進行したり、応募書類をまとめて用意したりすると効率化できるでしょう。
また、企業研究も複数社を同時に行うことで比較が容易になり、より自分に合った企業を見つけられる可能性もあります。「就活の時間配分は?自己分析・企業研究にかかる期間や面接の長さを解説!」では、就活の準備にかかる時間や費用について説明しているので、参考にしながら就活の計画を立てましょう。
将来のビジョンがなく就活がつらい場合の3つの対処法
就職したい気持ちはあるものの、将来のビジョンが描けず「つらい」と感じる場合は、自己分析や企業研究が十分ではない可能性があります。特定の業界や企業にこだわっているなら、視野を広げることで解決の糸口を見つけられるでしょう。
1.自己分析をして自分の価値観や強みを把握する
将来のビジョンや目標を持てず就活がつらいときは「自己分析の方法をご紹介!就活や転職に役立てよう」のコラムなどを参考に自己分析を行うのがおすすめです。自己分析を行えば、自分が大切にしている価値観や仕事観などを明らかにでき、理想とする将来の姿を描きやすくなるはずです。自己分析により自分の強みも把握できるため、より適性に合った会社選びが可能になります。適性に合う会社に応募すれば自分の魅力をアピールしやすくなり、つらい気持ちを軽減できるでしょう。
また、自己分析をとおして、企業選びのポイントになる「就活の軸」を見つけることも有効です。「就活の軸」とは、自分の価値観や得意なことをかけ合わせたもの。軸が決まれば応募先を選ぶ基準が明確になるので、周囲の意見に流されにくくなります。就職先を選ぶ基準が家族などの周囲の意見と異なる場合でも、自分の考えや譲れない点を伝えれば、きっと理解してもらえるでしょう。具体的な就活の軸の決め方は「就活の軸の決め方とは?面接での回答例を紹介」のコラムで確認してください。
2.周囲に意見を求める
やりたいことがわからず企業選びに苦戦しているなら、自分がどんな仕事に向いているか、周囲に聞いてみるのも良いでしょう。第三者は客観的に評価してくれるため、自分の考えとは異なる提案をしてくれることも。思わぬ適性や選択肢が増えることで、就活がつらい状況から抜け出すきっかけになる可能性もあります。
先輩やアルバイト先の知り合いなど、就活のときにつらかったエピソードを聞くと「自分だけではない」と安心することもあるかもしれません。就活での理不尽な出来事にも共感してもらえれば、つらい気持ちも和らぐことでしょう。
3.相談できる人がいなければエージェントも活用する
親や家族に相談しづらい、フリーターで周囲に就活している人がいない、といった場合は就職エージェントを利用するのがおすすめです。プロとして多くの就活生をサポートした実績があるため、つらいと感じる原因に対して的確にアドバイスをしてもらえるでしょう。就職先探しのコツやおすすめの求人なども紹介してもらえます。エージェントについては「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」のコラムを確認してください。
就活がつらいときに気持ちを切り替える3つのコツ
就活がつらくてどうしようもないときは無理に続けず、一旦就活を休むことも大切です。できるだけ就活から離れて気持ちをリフレッシュさせましょう。
1.就活以外のことに取り組む
就活を続けるのがつらい場合は、気持ちが落ち着くまで就活から離れ、趣味などを楽しんでみましょう。毎日就活のことばかり考えていると、気持ちが行き詰まり精神的な負担が大きくなる原因にもなります。
時間があるなら旅行に行くのもおすすめです。環境が変わることで気持ちがリフレッシュするだけでなく、新たな発見や考えの変化があるかもしれません。
2.人と会って悩みを聞いてもらう
就活の合間に仲の良い友人と会い、話を聞いてもらうのも良いでしょう。一人で就活に取り組んでいると、ほかの人に悩みを聞いてもらう機会は少なくなるものです。就活に疲れて「しんどい」と思うこともあるでしょう。
一人暮らしをしている人は、実家に帰って気の知れた地元の友人に会うのもおすすめです。就活のことを話さなくても、良い気分転換になるでしょう。
3.運動して気持ちをリフレッシュさせる
体を動かすのが好きな人は、運動をして気持ちをリフレッシュさせるのも効果的です。体の健康はこころの健康にもつながります。毎朝ウォーキングする、家でできる筋トレやヨガに励む、ジムで汗を流す、仲間とスポーツをするなど、一口に「運動」といっても、取り組み方はさまざまです。自分に合った方法で体を動かし、気分転換を図りましょう。
就活がつらくても避けるべき4つの行動
就活で思うような結果が出ないことが続くと、なかにはメンタルがボロボロになったり、涙が止まらないほどつらくなったりする人もいます。しかし、就活がつらいからといって、無計画に行動するのは良い選択とはいえません。就活がつらくても避けるべき3つの行動を解説します。
1.完全に就活をやめてしまう
就活がつらいからとやめてしまうと、年齢を重ねてから改めて正社員就職を望んでも、不利になる可能性があります。就活においては、年齢が若いほど有利になる傾向があるためです。法律上は特別な理由がない限り、求人に年齢制限を設けてはならないと定められています。しかし、キャリア形成や技能習得の観点から若年層をメインに採用を行っている会社も多いのが現状です。
「就職できる年齢に制限はある?早めに行動するべき理由や職探しのコツを解説」にあるとおり、30代になるとマネジメント経験や即戦力が求められる傾向があります。正社員経験がないと就職が難しくなる可能性も高くなるでしょう。数日間休息をとることは問題ありませんが、諦めて就活そのものをやめてしまうことは避けるのが無難です。
2.自己流で就活を続ける
なかなか結果が出ないにも関わらず、自己流で就活を続けるのも避けましょう。自分なりのやり方で結果が出ていなければ、見直すべき点があるはずです。自分の問題点がわからない場合は、エージェントなどの就活のプロに相談しましょう。
そのほか、ハローワークやジョブカフェなども活用できます。詳しくは「若者向け就職支援とは?若年層就職サポートの現状もご紹介」を参考にしてください。
3.手当たり次第に応募する
「志望企業はすべて落ちたからもうどこでも良い」と、投げやりになり、不安や焦りから闇雲に応募することもおすすめできません。もし採用されても「仕事内容が合わなかった」「各種休暇が取りづらい環境だった」など、入社してから後悔する恐れがあります。
短期間のうちに転職活動を行うことになる可能性もあるので、企業選びは慎重に行わなければなりません。短期間での離職経験があると、理由や勤務態度について懸念点を持たれやすく、転職活動が難航する恐れもあります。無駄な転職を避けるためにも、手当たり次第に応募するのは避けましょう。
4.面接で嘘をつく
希望の会社で内定がほしいあまり、面接や履歴書に嘘をつくのは厳禁です。嘘であることが分かった場合、内定が取り消される可能性が高く、就職後なら解雇に直結します。不祥事による内定の取り消しや解雇は、社会的な信用を失い再就職が難しくなる行為です。今後のキャリア形成に悪影響を与えるため、嘘をつくのは避けましょう。
面接時に嘘をつく行為については「面接で嘘をついてしまった?バレたらどうなる?考えられるリスクとは」で解説しています。ぜひ参考にして、ウソをつくことのリスクを把握しておきましょう。
就活がつらいことを理由に就職しない場合の選択肢
就活を諦めるということは、正社員として就職しないことになります。就職しない場合は「非正規雇用で働く」「フリーランスになる」「進学する」といった選択肢が考えられるでしょう。それぞれの選択肢について解説します。
アルバイトやパートなどの非正規雇用で働く
就活をしなければ、正社員として就職するのは難しくなります。アルバイトやパート、契約社員といった非正規雇用での働き方を選択することになるでしょう。
正社員は無期雇用のため、退職しない限りは一定額の給与と雇用が確約されます。しかし、アルバイトやパート、派遣社員などの非正規雇用は有期雇用です。契約期間が満了になれば、更新できないこともあります。非正規雇用の多くが働いた時間に対して給料が支払われる時給制のため、予期せぬ出来事で働けなくなれば収入が途絶える可能性があるのもネックです。
フリーランスになる
非正規雇用ではなく、フリーで働くこともできます。ただし、フリーランスとして活躍するにはある程度の仕事の実績と人脈、信頼が必要です。より難易度の高い資格を取得すれば信用度は上がるものの、実績や人脈をゼロから作るのは簡単ではありません。
多くのフリーランスは、正社員として業務経験を積んでいたり、正社員時代に確立した人脈を活用していたりするものです。「自営業とは?確定申告は必要?個人事業主との違いや税金・社会保障を確認!」でも説明しているように、新卒から自営業を行うのは可能ですが、軌道に乗るまでは時間がかかると考えましょう。
大学や専門学校へ行って学び直す
就活を通して自分がやりたいことが分かった場合、大学や専門学校に進学して学び直すのも選択肢の一つです。しかし、入学するには学費が必要になるだけでなく、卒業まで4年ほどかかることもあります。新卒として就活を行える一方、年齢の高さがネックになる可能性があることは認識しておきましょう。
就活がつらいときこそ知っておくべき考え方
就活がつらいときは、一度立ち止まって考え方や行動を見直すことが大事です。就活がつらくて方向性を見失ってしまったら、目指すべきゴールややるべきことを改めて認識し直しましょう。
就活の本当のゴールは自分に合った会社に就職すること
就活がつらいと感じたら、就活のゴールを改めて考えてみましょう。就活のゴールは人によって違います。たとえば、△△という大企業に入ることがゴールの人もいれば、とりあえず就職できれば良い人もいるでしょう。
しかし、就活のゴールは、内定をとることでも有名企業に入ることでもありません。就活で目指すべき本当のゴールは、自分に合った会社に就職することです。就活がつらいと感じたら、就職する意味や目的、ゴールを改めて考えましょう。
就活では自分の適性に合う就職先を見極めることが重要
就活では、特定の企業にこだわるより、自分に合った就職先を探すことが重要です。就職は進学とは異なり、会社が求める能力の適正度や、価値観・方向性などの相性が大きなウエイトを占めます。自分が譲れない価値観を再確認し、改めて視点を定めてから就職先を探してみましょう。
心身ともに余裕ができたら今までの自分の就活を振り返り、不採用となった原因を探ることも大切です。履歴書や面接対策といった基本的なことの見直しはもちろん、能力や価値観がマッチしているかも確認する必要があります。家族や友人に相談できる場合は、履歴書の添削や面接対策に付き合ってもらうのもおすすめです。
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就活がつらい人に向けたFAQ
就活がつらい人がよく抱える悩みについて、Q&A形式で回答します。
友人が次々と就職が決まって焦ります。
就活でいつ内定がもらえるかは、人それぞれです。
ときには、自分だけが内定をもらっていないケースも起こるでしょう。しかし、就活は周りの友人と競争するものではありません。不安や焦りから、自分の適性や希望に合わない会社で妥協すると、就職後に転職の必要性が生じる可能性もあります。どうしても気になる場合は、少しだけ周りと距離を取って就活に集中しましょう。失敗の悪循環から抜け出す方法は?
就活がうまくいっていないと、前の失敗を引きずって同じミスをする悪循環に陥ることがあります。何をやってもうまくいかないときは、スケジュールを詰め込み過ぎず、思い切って数日間休息を取りましょう。気持ちがフラットに変わると、考え方が変わるかもしれません。「何をしても楽しくないときはどうする?つまらない理由や解決法をご紹介」のコラムで紹介している対処法などを実践し、ガス抜きをしましょう。
落ちたショックでモチベーションが下がったら?
長期戦の就活において、常に高いモチベーションをキープするのは現実的に困難でしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。