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退職の意思はいつ伝える?適切な伝え方とは
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この記事のまとめ
- 退職の意思表示は民法上は14日前となっているが、円満に退職するためには1~3ヶ月前に伝える必要がある
- 就業規則に準じて退職の意思を伝えることでトラブルを回避できる
- 退職についてはまず直属の上司に口頭で伝えれば良い
- 業務の引き継ぎを完了してから退職できるよう、スケジュールを決めよう
円満に退職するためには、どのように退職の意思を伝えれば良いのでしょうか。就業規則に準じて意思表示を行うことで、トラブルを回避できると考えられます。退職の適切な伝え方や、退職日が決まったらするべきことなどを知り、スムーズに退職の交渉を進めましょう。
退職の申し出は1ヶ月前まで?
円満退職するためには、適切な時期に退職を申し出る必要があります。では、退職を決意したとき、その意思表示はいつすれば良いのでしょうか。
民法上は14日前まで
民法においては、退職の意思を示してから14日後に退職できるとされています。つまり、退職を希望する日から14日前までに伝えれば良いということになるのですが、実際には引き継ぎを行ったり後任を探したりする必要が出てくるため、14日前では遅いと反感を買う可能性があるといえるでしょう。
一般的には1~3ヶ月前まで
一般的に、1~3ヶ月前には退職の申し出を行うケースが多いようです。有給を消化する日数を加味することや会社の繁忙期はできるだけ避けることなどに気をつけて、円満退職できるようにしましょう。
転職先が決まっている場合には入社日の前に退職しなければならないため、できるだけ早めに伝えるべきだと考えられます。
就業規則を確認しよう
退職に関するルールは会社によって異なります。法律上14日前に伝えれば良いことになっていますが、就業規則に従って退職の意思表示をすることでトラブルを避けることができるでしょう。
後味が悪い退職にならないよう、引き継ぎに協力する姿勢を示し余裕を持って伝えると良いのではないでしょうか。
退職の意思を伝えるには
いざ退職の意思を伝えるとき、緊張することが考えられますし少なからず勇気が必要といえるかもしれません。スムーズに退職するために、適切な伝え方を知っておきましょう。
まず誰に伝える?
退職の意思を最初に伝えるべき相手は、直属の上司です。直属の上司以外の同僚や先輩に先に伝えてしまい、その人から直属の上司の耳に入るとトラブルになりかねません。最初に直属の上司に相談し、退職の交渉を進めるようにしましょう。
忙しい時期や時間帯はできるだけ避けて、まず「ご相談したいことがあるのですが」と声を掛け、1対1で話しをする機会を作ってもらうようにすると良いと考えられます。
話を切り出すときの注意点
退職の意思が固まっていても、唐突に相手が不快に感じるような理由を話したりあまりにも頑なな姿勢を見せてしまったりするのは控えるべきといえます。
しかし、退職を決意をしたにも関わらず、退職するかどうか迷っているというような曖昧な態度をとってしまうと、引き止められて退職の交渉を進めづらくなってしまうかもしれません。自分本位にはならにように気をつけながら、退職の意思が固いことを示しましょう。
まずは口頭で伝えて、その後退職願を提出しよう
最初に退職の意思表示をするときは、口頭で伝えて構いません。退職願を受け取れば退職を受理することになるため、突然退職願を提出しようとしてもその場では受け取ってもらえないことが多いと考えられます。まず口頭で伝えて、後日退職願を提出するのが無難です。
就業規則に退職願の提出について記載されていれば、それに従って提出すると良いでしょう。
退職の1ヶ月前にするべきこと
退職が1ヶ月後に決まった場合、残りの時間には何をすれば良いのでしょうか。
業務の引き継ぎ
退職日が決まってまず行わなければいけないことの1つが、業務の引き継ぎです。担当業務については、すべて引き継ぎを行ってから退職するように心がけましょう。
要点をまとめた引き継ぎノートを用意し、引き継ぎの優先順位やスケジュールを決めて進めると良いかもしれません。
取引先や職場の人への挨拶
退職の前にしておきたいこととして、取引先や職場のお世話になった人への挨拶があります。中には退職後に関わりを持つことになる人もいるかもしれません。関係を良好に保つためにも、挨拶は大切だといえるでしょう。
スムーズな転職を目指すなら
退職後すぐに転職したいと考えているのであれば、退職の意思表示は転職先が決まってからでも遅くはありません。退職後に収入が無い状態で転職活動を行う場合、焦りや不安から思うように転職活動を進められないと感じる人も少なくないようです。
働きながら効率良く転職活動を進めたいときは、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。ハタラクティブでは、就活アドバイザーがマンツーマンで転職活動をサポートしています。ぜひ、ハタラクティブにご相談ください。