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希望状況別!フリーターからなれる職業おすすめ25選!未経験で就職できる仕事まとめ
この記事のまとめ
- フリーターからなれる職業は、「ITエンジニア」「営業職」「販売職」「公務員」などたくさん!
- 需要の拡大や高齢化などで人手不足の職業では、経験を問わず若手人材を求める傾向がある
- ピンとくる職業がない場合は、希望条件や身につけられるスキルから考える方法がある
- フリーターからなれる自分に合った職業がわからないときは、就職エージェントに聞いてみよう
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就職を考えるなかで、「フリーターからなれる職業なんてあるの?」「今から正社員になれる?」と不安を感じる方は多いもの。しかし、労働政策研究・研修機構の調査にあるように、フリーターから正社員就職を成功させた人の割合は、25~34歳で66.6%。3人に2人ほどの割合で正社員になれていることから、仕事の探し方や就活の進め方を工夫すれば就職はできるといえます。
このコラムでは、フリーターからなれる職業をご紹介。未経験から挑戦しやすい仕事を選べば、正社員就職の可能性を広げられます。また、就職活動のコツや、自分のなりたい職業が分からないときに相談できるエージェントについてもまとめました。フリーターから正社員になるための一歩として、ぜひこのコラムを活用してみてください。
参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
労働政策研究報告書 No.213大都市の若者の就業行動と意識の変容―「第5回 若者のワークスタイル調査」から―
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フリーターから正社員になれるおすすめの職業25選

フリーターからの就職がしやすい職種の特徴やおすすめポイントを教えてください
未経験OK!フリーターから正社員を目指しやすい職種とは
「フリーターから正社員になれるのかな…」と不安に思うこと、ありますよね。でも、未経験から挑戦しやすい職種は意外と多いんです。
まず、人手不足が深刻な業界は狙い目です。特に「介護」「飲食」「物流」「販売」といった分野は、経験よりも意欲を重視する企業が多く、研修制度も充実している傾向があります。たとえば、介護職なら資格取得支援を受けながらキャリアアップできるケースもあります。
また、コミュニケーション力を活かせる仕事もおすすめです。接客経験があるなら営業職やコールセンター、事務サポート職も視野に入れてみましょう。アルバイト経験で培った対応力が評価されることも少なくありません。
さらに、未経験歓迎の求人を積極的に探すこともポイント。特にIT業界では、未経験者向けの教育体制を整えた企業が増えています。
大切なのは「これまでの経験も役立つ」と自信をもつこと。あなたの強みを活かせる仕事はきっと見つかりますよ。
事務系
デスクワークの仕事は未経験から挑戦できるものもあり、フリーターから正社員として就職することが可能です。「体力に不安がある」「デスクワークがしたい」という方は、事務に関する仕事が選択肢の一つとなるでしょう。
事務職
事務職は、電話・来客対応や書類作成、データの整理などを行う職種です。企業が円滑に事業を進めるために必要不可欠な職業で、縁の下の力持ち的な存在といえます。
| 仕事内容 | 社内の文書作成、データ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する |
|---|---|
| 平均年収 | 529.6万円 |
| 事務職を選ぶメリット | ・営業事務や医療事務、総務事務など幅広い種類があり、興味関心や適性に合わせて仕事を選べる ・デスクワークが中心のため、体力に不安のある方やワークライフバランスを保ちたい方も挑戦しやすい |
| 向いている人 | ・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人 ・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人 ・一つの作業を集中して続けられる人 |
| ポイント | ・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップ可能 ・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる ・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 一般事務」
業務内容は多岐にわたりますが、パソコンの基本的な操作ができれば対応できる仕事がメインのため、フリーターから目指しやすい職業の一つです。
正社員
事務系総合職
年収 454万円 ~ 518万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
コールセンターのオペレーター
コールセンターオペレーターは、顧客に対する電話対応を行う職業です。多くの企業で電話対応や顧客サポートを行う人材を必要としているため、求人が豊富といえます。
| 仕事内容 | 電話を通じて商品販売や問い合わせ対応、市場調査などを行う |
|---|---|
| 平均年収 | 393.6万円 |
| コールセンターのオペレーターを選ぶメリット | ・マニュアルに沿った電話対応がメインなので、未経験から電話対応のスキルを磨ける ・仕事を通して身につく傾聴力や問題解決能力は、将来的に営業職や販売職などほかの仕事でも活かせる |
| 向いている人 | ・表情が見えないぶん、声のトーンや言葉遣いを気づかえる人 ・顧客ニーズを把握して適切な回答や提案をできるコミュニケーション能力がある人 ・感情的にならず、冷静な対応ができる人 |
| ポイント | ・電話を通して顧客とコミュニケーションを取り、悩みや疑問を解消するお手伝いができる ・スキル、学歴問わずチャレンジできる求人が多い ・24時間365日対応を実施している場合、出勤時間が不規則になることがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag コールセンターオペレーター」
コールセンターの仕事はマニュアルや研修制度が整備されている傾向があるため、未経験で入社しても必要な知識を身につけられます。アルバイトで接客や販売の経験がある方は、即戦力としてアピール可能です。
正社員
コールセンターオペレーター
年収 378万円 ~ 432万円
-
未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,プライベート重視,昇給あり,諸手当あり
営業・販売系
コミュニケーション能力や商品知識を活かして働ける営業・販売系の仕事も、フリーターから正社員になれる職業です。「アルバイト経験を活かして正社員にステップアップしたい」という方はもちろん、未経験の方も正社員になれる可能性は十分にあります。
営業職
営業職は、あらゆる企業に必要不可欠な職種のため、求人数が多いのが特徴です。営業職に就くのに必須となる資格はないため、フリーターの方が未経験から就職しやすい職種といえます。
| 仕事内容 | 企業を対象に製品やサービスを提案・販売する営業活動を行う(BtoBとも呼ばれる) |
|---|---|
| 平均年収 | 652.6万円 |
| 営業職を選ぶメリット | ・未経験から正社員就職を目指せる ・営業として幅広い業界でのキャリアアップが期待できる |
| 向いている人 | ・ノルマや営業活動に対応できる精神的や肉体的なタフさがある人 ・論理的な思考ができる人 ・失敗から学べる人 |
| ポイント | ・成果、頑張りが評価や収入に反映されやすく、業界によっては高年収が狙える ・大きい金額を扱えるため、組織のなかでも重要度が高い ・経済や業界の動向に関する知識も求められる |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag コンサルティング営業(IT)」
営業職には、新規開拓営業やルート営業、訪問・テレアポ営業などさまざまな種類があります。興味がある場合はどのような種類があるかを調べてから、自分に合った働き方の営業職を選ぶのがおすすめです。
正社員
営業・ソリューション提案
年収 648万円 ~ 1,037万円
-
未経験OK,賞与あり,昇給あり,諸手当あり
販売職
販売職の主な業務内容は、接客やレジ打ち、在庫整理など。働きながら覚えられる仕事が中心のため、コミュニケーション能力があれば経験を問わずフリーターから正社員になれる職業です。
| 仕事内容 | 接客、商品販売(レジ)、在庫管理、ディスプレイなど、売場の運営を担当する |
|---|---|
| 平均年収 | 369.4万円 |
| 販売職を選ぶメリット | ・食品やアパレル、家電製品など自分の好きな商品を扱う職場を選べば、商品知識を活かして働ける ・社員割引を取り入れている企業も多く、日々の生活の助けになることもある |
| 向いている人 | ・長時間立って接客できる体力がある人 ・トレンドに敏感な人 ・顧客のニーズを把握し、それに合ったコミュニケーションを取れる人 |
| ポイント | ・シフト制で働き、休日が不規則になることが多い ・ファッションや雑貨が好きだと活躍しやすい ・商品の包装や配送の手配も担うことがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag デパート店員」
接客業や販売職などの経験があるフリーターの方は、即戦力として高評価を得やすいでしょう。しかし、未経験の場合も「人と話すことが好き」「好きな商品の知識を活かして働きたい」という気持ちがあれば、採用される可能性は十分にあります。
美容部員
美容部員は、店頭でお客さまのメイクやスキンケアに関する悩みを聞いたり、実際にメイクをしながらアドバイスしたりして、化粧品の販売に繋げる職業です。
| 仕事内容 | 店頭で化粧品のカウンセリング・販売を行い、顧客に合わせた美容アドバイスを提供する |
|---|---|
| 平均年収 | 369.4万円 |
| 美容部員を選ぶメリット | ・コスメやスキンケアに関する知識を活かして働ける ・自分の知識や技術がお客さまの満足度に直結しやすく、やりがいをもって働ける |
| 向いている人 | ・接客が好きで、コミュニケーション能力がある人 ・美容そのものやトレンドに関心が強く、美的感覚のある人 ・専門知識を習得する意欲のある人 |
| ポイント | ・店舗の営業時間にあわせて出勤することが多い ・専門知識や技術があれば、再就職しやすい ・店頭での活動経験を経て、教育、商品企画、販売企画などキャリアアップの機会がある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 美容部員」
美容部員は、美容業界での実務経験などを問わない求人も多く、熱意さえあればチャレンジできます。契約社員から正社員になるケースも多いため、「いきなり正社員になるのは不安…」という場合は契約社員からスタートして仕事の適性や相性を確認するのも手です。
正社員
ビューティーカウンセラー(美容部員)
年収 220万円 ~ 307万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
サービス系
来店客や施設の利用者の方に形のないサービスを提供するサービス系の職業も、フリーターから正社員になれます。
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、顧客の問い合わせに特化した顧客満足度向上を目的とした職業です。
| 仕事内容 | 製品やサービスについて、電話やメールで顧客からの問い合わせに対応する |
|---|---|
| 平均年収 | 393.6万円 |
| カスタマーサポートを選ぶメリット | ・担当する製品やサービスについて詳しい場合は、商品知識を活かせる ・接客業の経験がある場合は即戦力として評価されやすい |
| 向いている人 | ・顧客ニーズを把握して適切な回答や提案ができるコミュニケーション能力がある人 ・スピーディーな処理ができる事務処理能力がある人 ・感情的にならず、冷静な対応ができる人 |
| ポイント | ・24時間365日対応を実施している場合、出勤時間が不規則になることがある ・スキル、学歴問わずチャレンジできる求人が多い ・接客業の経験があると活躍しやすい |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag コールセンターオペレーター」
カスタマーサポートに一番必要なのは顧客に寄り添う姿勢であり、対応が企業や製品の評価に直結することもある大切な仕事です。特別なスキルや資格は求められにくい仕事内容でもあるため、経験を問わず「お客さまに寄り添いたい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちや適性をアピールできれば、就職可能といえます。
正社員
カスタマーサポート職(地域限定職)
年収 239万円 ~ 274万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
接客スタッフ
接客スタッフは、飲食店のホールスタッフやホテルのフロントなど、お客さま対応を行う職業です。ここでは、例として飲食店のスタッフの仕事内容を紹介します。
| 仕事内容 | 接客やキッチン業務を通じて、顧客に食事とサービスを提供する |
|---|---|
| 平均年収 | 358.4万円 |
| 接客スタッフを選ぶメリット | ・未経験から接客のスキルや店舗経営の知識などが身につくため、キャリアにも役立つ ・接客業の経験がある場合は即戦力として評価されやすい ・食事補助が支給されたりまかないが出たりする企業も多く、生活の助けになる場合もある |
| 向いている人 | ・コミュニケーション能力の高い人 ・おもてなしすることが好きな人 ・立ち仕事を長時間続ける体力がある人 |
| ポイント | ・学歴や資格経験問わず挑戦しやすい ・店長は「防火管理者」「食品衛生責任者」等の資格が必要な場合がある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 飲食チェーン店店員」
従事するのに必須となる資格はなく、お客さまのニーズを捉えて希望に沿った対応をするホスピタリティや対応力が求められます。
正社員
ホールスタッフ
年収 318万円 ~ 445万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
ブライダルコーディネーター(ウェディングプランナー)
ブライダルコーディネーター(ウェディングプランナー)は、挙式や披露宴の企画・提案・運営を行う職業です。
| 仕事内容 | 結婚式の企画提案や当日の進行管理など、挙式全般をサポートする |
|---|---|
| 平均年収 | 396万円 |
| ブライダルコーディネーターを選ぶメリット | ・打ち合わせを重ねながら結婚式のプランを立てていくため、お客さまそれぞれとじっくり向き合える ・お客さまの幸せな瞬間に立ち会えるため、やりがいを感じやすい |
| 向いている人 | ・人を喜ばせるのが好きで、ホスピタリティがある人 ・几帳面で1つ1つの段取りを確実にこなせる人 ・コミュニケーション能力が高く、新郎新婦と良好な関係を築ける人 |
| ポイント | ・式当日は勤務時間が早朝から夜間まで長時間に及ぶことがある ・結婚式は土日祝日に開催されることが多いため平日休みが基本 ・式開催のために調整する項目は30~40個あり、管理力を養える |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag ブライダルコーディネーター」
挙式・披露宴の企画や提案から運営まで幅広い業務に携わるものの、いずれも入社後に仕事を覚えられます。そのため、採用選考の段階では経験やスキルよりも、「新郎新婦に寄り添えるか」「最適なプランニングができるか」といったコミュニケーション能力や提案力が重視されやすいでしょう。意欲や適性をアピールできれば、未経験から正社員になれる職業の一つです。
正社員
ウエディングプランナー
年収 276万円 ~ 386万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
葬儀社のスタッフ
葬儀の企画や運営を行う葬儀社のスタッフも、フリーターから正社員になれる職業の一つ。「未経験OK」の求人が一定数あり、応募の段階では遺族や故人に寄り添う気持ちやホスピタリティが重視されやすいといえます。
| 仕事内容 | 葬儀の企画や運営・進行などを行い、式全般をサポートする |
|---|---|
| 平均年収 | 396万円 |
| 葬祭ディレクターを選ぶメリット | ・遺族に感謝されることもあり、やりがいを感じられる ・葬儀の需要が完全になくなることは考えにくく、ある程度安定している |
| 向いている人 | ・遺族や故人に寄り添った提案やサービスができるホスピタリティのある人 ・臨機応変な対応力のある人 ・式の準備や運営など長時間の立ち仕事に対応できる体力のある人 |
| ポイント | ・24時間営業の事業所が多く、深夜や早朝の勤務を求められる ・宗教や宗派によって葬儀の進め方は異なるため、知識を身につける必要がある ・実務経験を積んで厚生労働省が認定している「葬祭ディレクター技能審査」に合格すれば、キャリアの幅を広げられる |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 葬祭ディレクター」
近年は家族のみで行う「家族葬」や1日で式を終えられる「1日葬」なども登場しており、葬儀の規模が小さくなりつつあるのが特徴です。ただし、葬儀の需要自体がなくなることは考えにくく、小型化することでかえってきめ細やかなサポートや遺族に寄り添う姿勢が重要視されることも。「遺族と故人の力になりたい」という意欲があれば、挑戦可能な仕事といえます。
エステティシャン
エステティシャンは、お客さまの肌や体の悩みに対し、フェイシャルやボディケア、美容脱毛などの施術を行う職業です。入社後に技術を習得できる求人も一定数あり、未経験のフリーターの方も正社員になれます。
| 仕事内容 | 顔や身体の状態をカウンセリングし、顧客の要望に合った施術を提供する |
|---|---|
| 平均年収 | 329.5万円 |
| エステティシャンを選ぶメリット | ・未経験からマッサージや美容施術のスキルが身につくため、将来的なキャリアの選択肢が広がりやすい |
| 向いている人 | ・手先が器用で繊細な施術ができる人 ・コミュニケーションを取って顧客の悩みを把握できる人 ・美容や健康、皮膚科学などの専門知識に興味がある人 |
| ポイント | ・店舗によって、全身施術や顔のみ施術など多様 ・シフト制勤務で土日祝日も出勤することがあり、平日に定休日があることが多い ・立ち仕事が多く、体力も求められる |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag エステティシャン」
接客や施術だけではなく、美容商品などの販売や会計作業、SNSやホームページの管理・更新なども業務に含まれる場合があります。いずれも入社後の研修や業務を進めるなかで覚えられるので、経験を問わない求人も豊富です。
正社員
エステティシャン職(東京)
年収 264万円 ~ 370万円
-
未経験OK,賞与あり,昇給あり,諸手当あり
警備員
警備員は、担当の施設などに配属され、不法侵入やトラブル、事故、火災などの防止・早期発見・対応業務を行います。警備業法によって18歳未満は従事できないと決まっているものの、条件を満たせばフリーターの方も挑戦できる職業です。
| 仕事内容 | 施設や工場、商業施設などで、事故・火災・不法侵入の防止と対応を行う |
|---|---|
| 平均年収 | 353.8万円 |
| 警備員を選ぶメリット | ・来客対応時やトラブル発生時以外は黙々と仕事を進められる傾向があるため、コミュニケーションに不安のある方も始めやすい ・入社後は法定研修が義務付けられているため、未経験の場合も仕事に必要な知識を学んだうえで実務デビューできる |
| 向いている人 | ・迅速な判断、冷静な対応ができる人 ・人の生命や財産を守る意識が高い人 ・時間や規則を守れる人 |
| ポイント | ・勤務形態は施設により異なる(日勤のみ、三交代制など) ・警備会社の約90%は従業員100人未満の規模 ・18歳未満、破産宣告を受けている人、刑務所出所後5年未満の人などは就業ができない |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 施設警備員」
警備員の勤務は、シフト制・夜勤ありの場合もあるので、日勤メイン・夜勤メインなど、自分の都合に合わせて働くことも可能です。「デスクワークよりも適度に体を動かす仕事がしたい」「将来的に資格を取ってキャリアアップしたい」という方におすすめといえます。
正社員
総合職(警備業務)
年収 324万円 ~ 454万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり
参照元
e-Gov法令検索
警備業法
清掃員
清掃員は、オフィスビルや商業施設、病院、ホテル、公共施設など、さまざまな場所で清掃業務を行う職業です。
| 仕事内容 | オフィスビル、店舗、学校、病院などの室内外を清掃し、清潔できれいな環境を保つ |
|---|---|
| 平均年収 | 286.3万円 |
| 清掃員を選ぶメリット | ・清掃の手順や道具はある程度決まっているので、未経験の場合も入社後に仕事の進め方を覚えられる ・自分の持ち場で黙々と働ける |
| 向いている人 | ・体力のある人 ・几帳面で細かい作業が得意な人 ・ほかの人と共同作業ができる人 |
| ポイント | ・1日3~4時間、週3~4日のような短時間勤務の求人もある ・清掃場所によっては早朝や夜間で勤務することがある ・資格を取得すれば、清掃作業監督者になれる道がある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag ビル清掃」
清掃員になるのに必須となる資格はなく、仕事を通じてスキルを身につけられるため、フリーターから正社員になれます。「コツコツ作業するのが得意」「汚れに忍耐強く向き合える」など適性や自分の強みをアピールできれば、ポテンシャルを評価してもらいやすいでしょう。
正社員
清掃スタッフ
年収 312万円 ~ 437万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
公務員
フリーターから職業として、公務員も挙げられます。
| 仕事内容 | 地方自治体で行政施策の企画立案や予算編成、住民へのサービスに関する事務処理を行う |
|---|---|
| 平均年収 | 481.4万円 |
| 公務員を選ぶメリット | ・一般行政職であれば、年齢の条件を満たせば学歴や職歴にかかわらず挑戦できる可能性がある ・倒産や経営悪化などのリスクが少なく、一般企業と比べて安定している |
| 向いている人 | ・幅広い行政分野に関心がある人 ・責任感や奉仕の精神をもつ人 ・公正かつ中立な判断ができる人 |
| ポイント | ・試験の内容は地方自治体によって異なるが、多くの場合、3つの区分(大学卒業程度、短大卒業程度、高校卒業程度)に分けられる ・行政内部での異動が多い ・政令指定都市は、都道府県と同等の役割と機能を担う |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 地方公務員(行政事務)」
公務員になるには公務員試験に合格する必要があるものの、一部の職種を除いて職歴や学歴の条件を設けていない自治体も一定数あります。試験対策や面接対策をしっかり行えば、フリーターから合格することは十分に可能です。
ただし、年齢制限は自治体や試験区分によって異なります。地元の自治体や興味のある自治体の募集要項を確認し、受験できるかどうかを事前に確認しておくのが望ましいでしょう。
IT・クリエイティブ系
システムエンジニア
システムエンジニアは、ソフトウェアやシステム開発などの現場で働く専門職です。採用選考の段階ではスキルや経験を問わない求人も一定数あるため、未経験のフリーターから正社員になれる職業といえます。
| 仕事内容 | Webサービスの設計から開発、保守運用まで一連の工程を担当し、システムを構築する |
|---|---|
| 平均年収 | 574.1万円 |
| システムエンジニアを選ぶメリット | ・未経験からプログラミングやシステム開発のスキルを身につけ、手に職をつけて働ける ・スペシャリストとして技術を深めたりマネージャーとして管理側に回ったりと、多彩なキャリアパスがある |
| 向いている人 | ・論理的思考力がある人 ・新しい技術に興味のある人 ・細部まで丁寧に取り組める人 |
| ポイント | ・学歴や資格が必須とされることは少ない ・在宅やリモート勤務、フレックス制で働ける求人もある ・技術だけでなくコミュニケーション能力も重視される |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag システムエンジニア(Webサービス開発)」
IT業界は成長や需要の高まりが著しい一方で、人手不足が深刻化しています。そのため、学ぶ意欲や上の表で紹介しているような適性が主な評価対象になる「未経験OK」の求人が多くあるのです。
正社員
エンジニア
年収 660万円 ~ 1,020万円
-
未経験OK,残業少なめ,学歴不問,プライベート重視,諸手当あり
ヘルプデスク
ヘルプデスクは、顧客や社員などが困っているソフトウェアの使い方、システム障害などの技術的な問い合わせを受けて対応する仕事です。
| 仕事内容 | システムの操作方法やトラブルについて、利用者からの相談に対応する |
|---|---|
| 平均年収 | 628.9万円 |
| ヘルプデスクを選ぶメリット | ・経験や知識がなくても始めやすく、働きながらITに関する専門知識が身につく ・スペシャリストとして技術を深めたりマネージャーとして管理側に回ったりと、多彩なキャリアパスがある |
| 向いている人 | ・IT機器やシステムに興味があり、新しい技術を学ぶ意欲のある人 ・問題解決力があり、冷静に状況判断できる人 ・社員とのコミュニケーションを円滑に取れる人 |
| ポイント | ・チームメンバーがそれぞれ得意分野を担い、協力して問題解決にあたるのが一般的 ・顧客先に出向いて調査や復旧作業を実施することもある ・雇用形態は正社員、契約社員、派遣社員、パートと幅広い |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag ヘルプデスク(IT)」
ヘルプデスクは専門的な知識を扱う職業ではありますが、未経験者も研修を受けることで比較的早めに実務に入れます。資格取得や特別なスキルも不要なうえに、研修が充実している企業も多く、フリーターから正社員になれる職業の一つといえるでしょう。
正社員
ITエンジニア職・ヘルプデスク職
年収 328万円 ~ 506万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,安定的な仕事,プライベート重視,昇給あり,諸手当あり
Webデザイナー
Webデザイナーは、WebサイトやWebアプリのデザインを企画・制作する職業です。
| 仕事内容 | 企業、官公庁などのWebサイトの企画からデザイン、レイアウト、画像作成、公開までを行う |
|---|---|
| 平均年収 | 483.9万円 |
| Webデザイナーを選ぶメリット | ・未経験OKの求人では、働きながらHTMLやCSSといったソフトウェアやデザイン作成ソフトの知識やスキルを得られる ・スキルや経験を積むことで、将来的に独立開業やフリーランスなどの道も選べる |
| 向いている人 | ・デザインの基礎知識・技術が必要がある人 ・個人のスキルが重視されることに抵抗がない人 ・表現力とインターネットの特性を活かす技術がある人 |
| ポイント | ・Webサイト制作会社(小規模が多い)や一般企業のWeb関連部門で働く ・締め切り前やトラブル時には夜間・休日勤務で不規則になりやすい ・簡易ツールの普及や生成AIの台頭により、高い品質と顧客ニーズへの対応力がより一層求める傾向にある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag Webデザイナー(Web制作会社)」
インターネットが普及した昨今において、Webサイトを制作するWebデザイナーの需要は高くなっています。そのため、ITエンジニアと同じように採用の間口を広げ、経験やスキルを問わず「将来的に活躍してくれそうな人材」を求める企業も一定数あるようです。スキルを学ぼうとする意欲やWebデザイナーの適性があれば、フリーターから正社員になれるといえます。
正社員
Webコーダー
年収 296万円 ~ 376万円
-
残業少なめ,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
技術・専門職系
技術・専門職系の職業のなかにも、フリーターから未経験で正社員になれる仕事はあります。「技術・専門職=スキルや資格がなければ就職できない」ということはなく、未経験者を歓迎し、就職後にスキルを身につけられたり資格取得を支援してくれたりする企業も。「フリーターからはなれない」と諦めるのではなく、前向きに検討してみるのがおすすめです。
建築系の技術職
とび職や大工、土木作業員など建築業界で活躍している技術職は、未経験のフリーターの方も正社員になれる仕事の一つ。ここでは、例として大工の仕事について紹介します。
| 仕事内容 | 木造住宅を中心に建造物の新築や増改築の計画を立てたり、実際に施工したりする |
|---|---|
| 平均年収 | 448.7万円 |
| 大工を選ぶメリット | ・社会的に需要の高い業界でスキルを身につけられるため、未経験からも安定して働き続けられる |
| 向いている人 | ・手先が器用でものづくりが好きな人 ・屋外での作業や資材の運搬などを行う体力がある人 ・チームで連携して建造物を作り上げるコミュニケーション能力がある人 |
| ポイント | ・技術を身につけて一人前となるには年単位での修行や経験を積む必要がある ・職人としてスキルアップするほかに、現場監督や施工管理としてキャリアアップする道もある ・建築の仕事は一定の需要があり、手に職をつけて長く働ける |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 大工」
建設業界では、技術者の高齢化により若者の需要が伸びています。体力があり将来的な活躍が期待できるため、フリーターの方も含め20代の人材は歓迎されやすいでしょう。
施工管理職
施工管理職は、建設現場での工事の進行や品質、安全、予算などを管理する役割を担う職業です。
| 仕事内容 | 工程・安全・品質・原価の4つを軸に、建設工事全体を管理する |
|---|---|
| 平均年収 | 641.6万円 |
| 施工管理職を選ぶメリット | ・社会的に需要の高い業界でスキルを身につけられるため、未経験からも安定して働き続けられる |
| 向いている人 | ・全体を俯瞰し現場の状況管理ができるリーダーシップがある人 ・傾聴し自分の考えも伝えられるコミュニケーションが得意な人 ・トラブル対応力がある人 |
| ポイント | ・一部業務を除き、経験、スキル、学歴問わず挑戦できる求人が多い ・1級建築施工管理技士を取得すると、市場価値がより高まる ・将来的に地図に残る建物の建築に携われる |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 建築施工管理技術者」
未経験から従事する場合、最初は補助的な業務から始めて、経験を積みながらスキルを磨きます。必要な資格は、働きながら取得していくことも可能です。
正社員
施工管理職
年収 396万円 ~ 612万円
-
未経験OK,賞与あり,昇給あり,諸手当あり
CADオペレーター
CADオペレーターとは、設計士やデザイナーが描いた設計図の修復や仕上げを行う職業です。設計図の修復や仕上げの際にCADソフトを使用するため、CADオペレーターと呼ばれています。
| 仕事内容 | CADソフトを使用して建築・機械などの2次元・3次元の設計図を作成する |
|---|---|
| 平均年収 | 453.8万円 |
| 施工管理職を選ぶメリット | ・一度知識とスキルを身につければ幅広い業界で活躍できる ・デスクワークがメインのため、体力に自信のない場合も挑戦しやすい |
| 向いている人 | ・図面の読解力がある人 ・設計や関連ツールへの興味と学習意欲がある人 ・周囲と正確にコミュニケーションを取れる人 |
| ポイント | ・活躍の場は、設計事務所や建設会社、住宅メーカーなどが代表的 ・昨今は、在宅勤務やフリーランスで働くケースも増加している ・仕事に正確性を求められるうえ長時間パソコンに向かって作業をするため、体力も求められる |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag CADオペレーター」
専門的な技術が必要な仕事ではあるものの、なかには入社後の研修や実務を通してCADについて学べる企業もあります。「不安だから事前にスキルを身につけたい」という場合は、まず「CAD利用技術者試験」「CADトレース技能審査」「建築CAD検定試験」など資格の勉強から始めてみるのも手でしょう。
正社員
一般事務+CADオペレーター
年収 246万円 ~ 379万円
-
未経験OK,残業少なめ,賞与あり,プライベート重視,昇給あり,諸手当あり
工場作業員
工場作業員は、製品の組み立てや加工、検査、梱包などを行う職業です。工場作業員になるのに必須となる資格はないため、未経験から正社員になれます。
| 仕事内容 | 工場内で原材料や製品の搬入出、機械清掃、構内清掃、廃棄物処理などを行う |
|---|---|
| 平均年収 | 345.4万円 |
| 工場作業員を選ぶメリット | ・配属先によるもののルーティンワークが一般的なため、黙々と仕事に取り組める ・マニュアルが整備されているため未経験の場合も仕事を覚えやすい |
| 向いている人 | ・指示を正確に守れる人 ・安全意識の高い人 ・報告や連絡をきちんとできる人 |
| ポイント | ・男女比は職場、仕事内容などにより異なる ・雇用形態は多様で、非正規社員の割合が高い ・シフト制で早朝勤務になることがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 工場労務作業員」
工場作業員に求められるのは、作業の正確性や集中力など。そのため、適性があれば経歴を問わず採用してもらえる可能性は大いにあります。
未経験から入職する場合、現場での作業が中心です。職場によっては、将来的にスタッフの育成やマネジメントに関われる場合もあるようです。
正社員
製造・物流(現場運営・スタッフ管理)
年収 238万円 ~ 302万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,安定的な仕事,諸手当あり
機械オペレーター
機械オペレーターとは、機械を操作する職業です。主に製造現場や建築現場などで使われる機械を扱います。ここでは、建築現場で活躍している建設機械オペレーターについてまとめました。
| 仕事内容 | 建設現場や工事現場で工事用機械や車両の運転・管理を行う |
|---|---|
| 平均年収 | 465万円 |
| 機械オペレーターを選ぶメリット | ・研修で機械の知識や免許を取れる企業を選べば、未経験から専門的な知識やスキルを得られる ・手に職をつけて長く働ける |
| 向いている人 | ・機械の構造や操作に興味をもち、学び続けられる人 ・大きな機械を安全に動かすための責任感がある人 ・機械の操作や細かい作業が得意な人 |
| ポイント | ・就職時には学歴や資格を求められない傾向がある ・建設現場ではブルドーザーやクレーンなど多様な機械が活躍しており、免許や資格を取ることで仕事の幅が広がりやすい |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 建設機械オペレーター」
建設業も製造業も、常に一定の需要が見込まれる業界といえます。スキルや資格を身につけられる機械オペレーターは長く安定して働ける仕事といえるため、「フリーターから手に職をつけたい」という方におすすめです。
正社員
マシンオペレーター職
年収 253万円 ~ 322万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
ビルメンテナンス
ビルメンテナンスは、オフィスビルやマンションなどの建物を安全に維持するためにメンテナンスを行う職業です。
| 仕事内容 | 電力設備・空調設備・給排水設備などの調整や管理を行う |
|---|---|
| 平均年収 | 458万円 |
| ビルメンテナンスを選ぶメリット | ・働きながら電気設備や空調設備などの知識やスキルを得られるほか、資格取得も目指せる ・トラブル対応時以外はルーティンワークが主なので、自分のぺースで働ける可能性がある |
| 向いている人 | ・機械の構造や操作に興味をもち、学び続けられる人 ・推察力や判断力がある人 |
| ポイント | ・学歴や資格は必要ない ・工業系の学校で電気や機械に関する知識を身につけていると有利 ・さまざまな年齢の人が働いている |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag ビル施設管理」
オフィスビルやマンションなどの建物は定期的にメンテナンスが必要になるため、一定の需要があります。景気の影響を受けにくく、安定して働けるでしょう。
未経験者向けに研修制度を整えている企業もあるので、フリーターから正社員になりたい方にとっては、就職しやすい職種といえます。
正社員
ビルメンテナンス職
年収 290万円 ~ 449万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
マンション管理員
マンション管理員とは、マンションに常駐し、日常的な管理業務を行う職業です。居住者の窓口となって、清掃や設備点検、トラブル対応、など業務は多岐にわたります。
| 仕事内容 | 居住者対応、建物・設備点検、業者立会、報告連絡など多岐にわたる日常管理業務を行う |
|---|---|
| 平均年収 | 417.5万円 |
| マンション管理員を選ぶメリット | ・ルーティンワークが多いほか一人で担当することも多いため、自分のペースで仕事を進めやすい ・やることがある程度決まっており、仕事を覚えやすい |
| 向いている人 | ・他者との交流を好み、気配りができる人 ・誠実に業務を遂行できる人 ・健康でフットワークの軽さに自信がある人 |
| ポイント | ・未経験でも応募可能な場合が多く、資格や学歴を重視されにくい ・休日や夜間対応、緊急時出動の可能性がある ・常駐・巡回など管理方式により勤務形態が異なる |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag マンション管理員」
特別なスキルや資格が必要な職業ではないため、未経験から仕事に挑戦できます。基本的にルーティンワークが多いため、自分のペースを保って仕事に取り組みやすいのも魅力です。
ドライバー職
ドライバーには、軽貨物ドライバーや長距離ドライバー、ルート配送ドライバーなどがあります。ここでは、例としてルート配送ドライバーについて紹介します。
| 仕事内容 | 決められた時間とルートで、店舗や事業所に商品を配送し、空容器などの回収も行う |
|---|---|
| 平均年収 | 394.5万円 |
| ルート配送ドライバーを選ぶメリット | ・配送ルートがある程度決まっていて運転中は一人になれる時間も多いため、ルーティンワークが得意なら働きやすい ・普通免許で運転できる車もあるほか、新たに免許が必要なら入社後に取得できる会社もある |
| 向いている人 | ・安全運転ができる人 ・計画的に行動できる人 ・地理に詳しい人 |
| ポイント | ・運転免許(車両に応じた種類)が必要 ・「運行管理者試験」「安全衛生管理者試験」などに合格すると、管理職への昇進できる可能性がある ・一人乗車で担当の店舗や事業所を回るのが基本 |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag ルート配送ドライバー」
ドライバー職は、ECサイトの普及によって需要が急激に高まっている仕事の一つ。そのため、普通免許さえ持っていれば、中型免許や大型免許をもっていなくても挑戦できる求人も一定数あります。入社後に免許を取得できる制度が充実していたり、研修やOJTなどで実務を覚えられたりするため、未経験のフリーターから正社員になれるでしょう。
正社員
配達ドライバー
年収 396万円 ~ 504万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
介護職
介護職は、介護を必要とする高齢者や障害者の日常生活をサポートする職業です。
| 仕事内容 | 高齢者や障がいのある方の日常生活を支援し、自立に向けた介護や生活援助を行う |
|---|---|
| 平均年収 | 378.6万円 |
| 介護職を選ぶメリット | ・未経験から挑戦できる求人が豊富で、入社後に無理なく仕事を覚えられる ・実務経験を積んで資格を取ったりスキルを得たりすることで、キャリアや選べる仕事の幅が広がる |
| 向いている人 | ・相手の気持ちを察知できる人 ・細かい観察力のある人 ・福祉系の専門知識を学び、活かす意欲のある人 |
| ポイント | ・24時間体制の施設が多い ・人材不足により、需要は増加傾向にある ・労働環境や賃金を改善する動きが進行している |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 訪問介護/ホームヘルパー」「施設介護員」
昨今は少子高齢化が進んでいるため、介護を必要とする高齢者が増え、介護を担う若者が減っている状態です。そのため、経験やスキルにかかわらず人柄やコミュニケーション能力、意欲を主な評価対象とする求人も一定数あり、フリーターから正社員になれる可能性があります。
「介護福祉士」や「ケアマネージャー」などの資格を取ればキャリアアップも可能で、一つの業界で腰を据えて働きたいフリーターの方におすすめです。
正社員
介護職
年収 244万円 ~ 289万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
参照元
職業情報提供サイト job tag
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※この項で紹介している職業情報は2025年5月時点のものです
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【なりたいイメージ別】フリーターからなれる職業
「フリーターからなれる職業は分かったけど、どうやって選べば良いの?」とお悩みの方もいるでしょう。選択肢が多過ぎると、かえって迷ってしまうものです。
そのようなときは、「すぐに正社員になりたい」「手に職をつけたい」など、自分のなりたいイメージをもとに職業を絞り込むのがおすすめ。また、今の年齢で挑戦しやすい職業を知り、候補にする方法もあります。
ここでは、さまざまな観点からフリーターから正社員になれるおすすめの職業をご紹介。どの職業を選ぶか決め手に欠けている方は、ぜひ参考にしてみてください。
フリーターからの就職がしやすい業界の特徴を教えてください
「人手不足」「研修制度充実」「学歴・職歴不問」「成長中」の求人が多い業界は就職しやすいといえます
フリーターからの就職がしやすい業界に共通する、4つの特徴について解説します。
【1】人手不足の業界
たとえば、IT・建設・介護など人手不足に悩む業界は採用ニーズが高く、未経験者も比較的採用されやすい傾向があります。こうした業界は実務経験よりも、意欲やポテンシャルを重視する企業が多いです。
【2】研修制度が充実している業界
入社後研修やOJT(On-the-Job Training)がしっかりしている企業は、フリーターから未経験で入社した方も着実にスキルを身につけられるでしょう。
【3】学歴・職歴不問の業界
販売・接客や営業といった職種は人物重視で採用する企業が多く、コミュニケーションスキルやモチベーションの高さを評価する傾向があります。
【4】成長中の業界
ITといった新たなビジネスモデルやサービスが次々と生まれている業界では、柔軟な発想や新たなことにチャレンジする意欲が求められます。フリーター時代に培った多様な経験が強みとして活かせるかもしれません。
年代別におすすめの仕事
フリーターからなれる職業選びに悩んだときは、今の年齢から挑戦しやすい職業を絞り込むのがおすすめです。20代前半と20代後半に分けて、具体的な職業と背景について解説します。
20代前半のフリーターにおすすめ
20代前半のフリーターの方は、このコラムで紹介したどの職業にも挑戦しやすいといえます。なぜなら、20代前半は若さならではのポテンシャルや柔軟性、意欲などが主な評価対象になるためです。企業側も「仕事や会社との相性は良いか」「長く働いて貢献してくれそうか」といった点で選考を進めるため、仕事に役立つスキルや経験がなくても不利になりにくいでしょう。
幅広い職業に挑戦できる可能性がある20代前半は、積極的にフリーターからの正社員就職に挑戦するのがおすすめです。「手に職をつけたい」「安定したい」など、仕事に求めるものを明確にしながら仕事探しをしてみましょう。
20代後半のフリーターにおすすめ
20代後半のフリーターの方は、「経験やスキルを問われにくく、就職後に身につけられる仕事」「アルバイト歴を活かせる仕事」がおすすめです。
20代後半のフリーターにおすすめの仕事
- 営業職
- 販売職
- 接客スタッフ
- 警備員
- システムエンジニア
- 建築系の技術職
- 施工管理職
- ビルメンテナンス
- ドライバー職
- 介護士
20代後半もポテンシャル採用は狙えるものの、業界や職種によっては実務経験やスキルを求められやすくなる傾向に。そのため、入社時に経験やスキルを問われにくい仕事か、アルバイト経験を直接活かせる仕事を選ぶとスムーズに就職できる可能性が上がります。
アルバイト歴は就職活動での大きな武器になる
フリーターから正社員になるための就職活動では、アルバイト歴が大きな武器になります。アルバイトと同じ職業で正社員を目指す場合、雇用形態にかかわらず仕事に関する知識や経験は即戦力として高く評価されるでしょう。また、未経験の仕事に挑戦するときも、仕事をするうえでの取り組みや実績、身につけたコミュニケーション能力や問題解決能力などポータブルスキルはアピール材料として活かせます。
また、今の職場で正社員を目指したいなら正社員登用を目指すのも方法の一つです。すべての企業で制度が導入されているとは限らないものの、自分にとっても職場にとっても、お互いを知っている状態で正社員へ移行できるので、仕事とのミスマッチが起こりにくく安心です。
すぐ正社員になりたい
「今すぐに正社員になりたい」というイメージでフリーターからなれる職業をお探しの方には、「未経験OK」「経験不問」の求人が多い職業がおすすめです。
短期間で正社員になりやすい仕事
- 営業職
- 販売職
- 接客スタッフ
- 警備員
- 清掃員
- 工場作業員
- システムエンジニア
- 建築系の技術職
- ドライバー職
- 介護職
上記の職業は求人数自体が多かったり、人手不足や需要の拡大で経験を問わず若手を求めたりする傾向があり、比較的スムーズに正社員になれる可能性があります。選考の段階では意欲やポテンシャルが重視されやすく、入社後に研修や実務のなかで仕事内容を覚えられるのもポイントです。
手に職をつけたい
「手に職をつけたい」というイメージでフリーターからなれる職業をお探しの方には、下記のような仕事がおすすめです。
手に職がつく仕事
- エステティシャン
- システムエンジニア
- Webデザイナー
- ヘルプデスク
- 建築系の技術職
- 施工管理職
- CADオペレーター
- 機械オペレーター
- ビルメンテナンス
- ドライバー職
- 介護職
上記の職業には未経験OKの求人も一定数あり、入社後の教育制度が整っているのが特徴です。働きながら技術を身につけられるため、「今はスキルがない」というフリーターの方も正社員になれる可能性があります。
ただし、就職後に技術を身につけるには研修や仕事をこなすだけではなく、自主学習したり試行錯誤を繰り返したりと、ある程度の努力が必要です。そのため、仕事内容や必要な技術について事前に把握し、「長く勉強を続けられるか」「自分に合っているか」を確認しておくのが望ましいでしょう。
キャリアをバリバリ積みたい
「キャリアをバリバリ積みたい」というイメージでフリーターからなれる職業を探すなら、汎用性の高いスキルを身につけられる仕事がおすすめです。
いきなり専門的なスキルや経験が求められるハイキャリアの仕事につくのは難しいため、未経験からチャレンジでき、かつキャリアアップやキャリアチェンジに役立つ基礎力を身につけられる以下の仕事を検討してみてください。
キャリアアップにつながりやすい仕事
- 事務職
- 営業職
- システムエンジニア
- Webデザイナー
事務職にはさまざまな種類があり、なかには経理や貿易事務、医療事務など専門分野の知識が求められるものも。未経験OKの仕事でPCスキルや対応力など基礎的な能力を身につけたり関連資格を取ったりすれば、より専門的な事務の仕事に挑戦できます。
営業職ではコミュニケーションスキルや提案力などが身につくので、将来的に企画職やマネジメントなどへキャリアチェンジする道もあるでしょう。また、エンジニアやデザイナーとしてのスキルを身につければ、スペシャリストとして技術を極めたりマネージャーやプロジェクトのリーダーとしてキャリアアップしたりと、さまざまな選択肢があります。
できるだけマイペースに働きたい
「できるだけマイペースに働きたい」という方は、フリーターからなれる職業のなかでも、一人でコツコツと作業しやすい仕事を選んでみましょう。会社に在籍する以上、すべての業務を1人で行うのは難しいのが現実なので、「自分の得意な部分を一人で行える仕事」という観点で探してみるのがおすすめです。
マイペースに働ける仕事
- 清掃員
- 警備員
- 工場作業員
- ビルメンテナンス
- マンション管理員
- ドライバー職
上記の仕事は、個人または少人数で取り組むことが多く、仕事内容もルーティンワークがメインといえます。同僚との連携や協力が必要な場面もあるものの、基本的には割り振られた仕事を黙々とこなせる傾向があるため、できるだけ自分のペースを乱さず働きたいという方におすすめです。
安定した職業で働きたい
安定した職業で働きたい場合は、景気に左右されにくい職業や業界全体の需要が高い職業などを中心に選ぶのがおすすめです。
安定している仕事
- 公務員
- システムエンジニア
- 建築系の技術職
- 施工管理職
- CADオペレーター
- ドライバー職
- 介護職
公務員は、国や地方自治体で働くので、景気や社会情勢に左右されずに安定して働けます。年齢制限はあるものの、経歴は問われない傾向にあるので、フリーターの方もなれる可能性のある職業です。
また、民間事業のなかでも社会のインフラや人々の生活を支えているIT業界や建設業界、物流業界、介護業界は、景気にかかわらず一定の需要が見込まれます。将来的にもニーズが減ることは考えにくく、安定して働きやすいでしょう。
人の役立つ仕事がしたい
人の役に立つ仕事がしたいなら、人と接する職業を選ぶのがおすすめです。まずは、自分の興味がある業界で、人と接する仕事を探してみてください。
人の役に立つ仕事
- コールセンタースタッフ
- 美容部員
- カスタマーサポート
- ブライダルコーディネーター
- 葬祭ディレクター
- エステティシャン
- 公務員
- マンション管理員
- 介護職
たとえば、「自分の知識を活かして困っている人にアドバイスをしたい」のであれば、コールセンターやカスタマーサポート、美容部員、エステティシャンなどがおすすめです。「誰かの生活を支えたり思い出に残る瞬間を作ったりしたい」なら冠婚葬祭に関わる仕事や介護職などが当てはまるでしょう。また、公務員やマンション管理員など、人々の生活や暮らしを間接的に支える仕事もあります。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 自分に合った仕事を探す方法がわからない
- 無理なく続けられる仕事を探したい
- 何から始めれば良いかわからない
自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない 仕事を選ぶと早期退職のリスクもあります。そこで活用したいのが、「隠れたあなたの強み診断」です。
まずは所要時間30秒でできる診断に取り組んでみませんか?強みを客観的に把握できれば、進む道も自然と見えてきます。
フリーターからなれる職業の選び方が分からないときの判断基準
ここでは、前項でご紹介したような「なりたいイメージ」がなく、具体的な職業をみてもピンとこないという方向けに、仕事探しのポイントをご紹介します。
なりたい職業は、働き始めてから徐々にはっきりしていく場合もあります。今から1つに絞り込もうとしなくて大丈夫なので、肩の力を抜いて考えてみましょう。
フリーターからなれる職業の選び方が分からないときの判断基準
- なりたくない仕事から消去法で考える
- 正社員になるための希望条件から考える
- 就職に役立つ資格を取得してから考える
- 職場見学や面接をして第一印象から考える
なりたくない仕事から消去法で考える
なりたい職業がないフリーターの方は、「なりたくない仕事」を洗い出したうえで、消去法で考えてみましょう。「なりたい」「なれそう」という職業はイメージしづらい一方で、「体力がないから力仕事は向いていない」「一つの仕事に黙々と取り組むのは苦手」など、苦手なことや嫌いなことは思いつきやすいものです。
自分に合わない条件を排除していくことで、自然に「就いても良い仕事」「無理せずできそうな仕事」を絞り込めます。結果的に適性や性格に合う仕事を見つけやすくなり、ミスマッチのリスクを減らせるでしょう。
正社員になるための希望条件から考える
なりたい職業が見つからないフリーターの方は、正社員になるための希望条件から考える方法もあります。「通勤は1h以内」「土日祝日休み」「給与は最低●●万円」のように、職場環境や勤務時間、給与などから希望条件を書き出してみましょう。求める条件に合った求人を中心に仕事探しをすれば、相性の良い求人を探しやすくなります。
ただし、希望条件を出し過ぎたり理想が高過ぎたりすると、仕事探しが難航する恐れがあるので気をつけてください。「絶対にこの条件は譲れない」という内容を3つ程度に絞り、範囲を広げて探してみましょう。
就職に役立つ資格を取得してから考える
「なりたい職業はあるものの、適性に合っているか分からない」「未経験から本当になれる?」といった不安や疑問があるなら、その職業に関する簡単な資格の取得を目指してみるのも手です。
たとえば「自分に合っているか分からないけど、介護業界が気になる」という場合は、1~4ヶ月程度で修了可能な「介護職員初任者研修」に挑戦し、適性を見極めるのがおすすめ。また、「PCスキルを身につけて自信をもちたい」という場合は、「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」を取得することで自信につながるほか、選考でのアピール材料にもなります。
ここで注意したいのは、資格の取得に長期間かけ過ぎないようにすること。このコラムで紹介したフリーターからなれる職業は資格不要の求人も多く、資格を取ろうとすることで未経験OKの魅力的な求人を逃したり、ポテンシャルを評価してもらえる期間を過ぎてしまったりするリスクもあります。
あくまで「適性を判断する」「仕事内容について理解を深める」という観点から、取得しやすい資格を選ぶのがおすすめです。
職場見学や面接をして第一印象から考える
さまざまな職業について情報を得ても、実際に働く姿をイメージできなければどれが自分にとってなりたい職業なのか判断できないことも。そのようなときは、実際に職場見学をしたり面接をしてみたりしながら、業界や職業についての情報を蓄積していく方法がおすすめです。
自分の目や耳で仕事内容や働き方、企業の雰囲気を確認することで仕事のイメージを具体的にでき、やりたいことや適性に合うことを判断しやすくなるでしょう。
ただし、新卒の就職活動とは異なり、フリーターの仕事探しでは職場見学や説明会の情報を手に入れにくいと感じる方もいるでしょう。そのような方におすすめなのは、ジョブカフェを利用した「職場体験」や「見学会」への参加です。実際の職場を見学するだけでなく、職業体験ができる場合もあるので、より多くの情報に触れられます。
フリーターから正社員就職するメリット
フリーターからなれる職業が気になる方は、正社員になるメリットやデメリットを知っておきましょう。
ここではフリーターから正社員になるメリットを、次項ではデメリットを続けてご紹介します。採用面接の際に、「なぜフリーターから正社員になりたいのか?」と質問されたときにも答えやすくなるので、しっかりチェックしておきましょう。
フリーターから正社員へステップアップするメリットとは
フリーターから正社員に転職することで得られるメリットは、複数あります。たとえば、アルバイトから正社員に転職したAさんのケースをあげると、転職前のフリーター時代は、突然のシフト変更や休業もあり収入が不安定でした。正社員になることで固定給やボーナスが支給されるため、安定した収入が得られるようになり、長期的な生活設計が立てられるようになりました。
さらに、キャリアの成長も実感できるようになります。フリーター時代には「次に何をすれば良いのか」分からないこともありましたが、正社員になったことでスキルアップや昇進のチャンスが増え、より自分に合ったキャリアパスを築けるようになったのです。
正社員は最初の一歩が不安かもしれませんが、長期的な安定と成長を見込めるのは大きな魅力ですよ。
雇用や収入が安定する
雇用や収入が安定することが、フリーターから正社員になる大きなメリットの一つです。正社員は雇用契約期間に定めのない無期雇用であり、給与形態も月々の基本給が決まっている月給制であることが一般的。企業の経営状況や景気による雇い止めにあったり、月々の勤務日数によって給与が変動したりするリスクを抑えられます。
一方、フリーターは有期雇用契約のため、アルバイト先の経営状況によっては契約が更新されないことも。また、働いたぶんだけ賃金を得られる時給制が多いため、収入が不安定になりやすいといえます。ボーナスや各種手当も正社員ほど充実しておらず、フリーターのままでは日々の生活やライフプランの見通しを立てづらいでしょう。
社会保険に加入できる
正社員のメリットとして、社会保険に必ず加入できる点が挙げられます。社会保険に加入することで老後に受け取れる年金額が増えたり、手厚い保険制度が利用できたりと将来や万が一の事態に備えることが可能です。保険制度には、病気やケガで仕事を休んだ場合に支給される傷病手当金や、出産時に支給される出産手当金などがあります。
フリーターの場合、「週の所定労働時間が20時間以上」「月の給与が8万8,000円以上」などの条件を満たさなければ社会保険に加入できません。国民健康保険や国民年金は社会保険より受けられる保障の範囲が狭く、万が一のときに不安を感じることもあるでしょう。
また、社会保険に加入できた場合も、傷病手当や失業保険の受給額は収入をもとに計算されるため、正社員で働くよりお金を受け取れない可能性もあります。
将来に対する漠然とした不安が減る
将来に対する漠然とした不安がある場合、正社員になることで解消する可能性があります。これまで解説してきたように、フリーターの働き方は雇用や収入の安定性、万が一のときの備えに対する不安が大きいもの。また、正社員就職をしている友人と自分を比べるなかで、取り残されたような気持ちになることもあるでしょう。
正社員になれば、雇用や収入が安定している実感を得られ、上記のような不安を感じにくくなります。もちろん、正社員になっても不安が解消されなかったり、仕事の責任や転勤など新たな不安が生じたりすることもあるでしょう。
ただし、現状に対して不安を感じているなら、まずはできることから挑戦してみるのがおすすめ。将来後悔しないためにも、フリーターからなれる職業で正社員を目指してみましょう。
社会的な信頼を得られる
フリーターから正社員になることで、社会的信用度が高まります。フリーターは有期雇用契約のため、会社の経営状況や社会情勢によっては契約更新ができないリスクも。雇用が不安定な場合、収入も不安定になることが予想されるため、社会的信用度が低いと判断されます。その結果、賃貸契約や住宅ローンの審査に落ちてしまうことがあるでしょう。
前述のとおり、正社員は無期雇用契約です。雇用や収入が安定すると社会的信用度が高いと判断されるため、賃貸契約や住宅ローンの審査などに通りやすくなるでしょう。
キャリアや職業の選択肢が広がる
フリーターから正社員になると、将来的にキャリアや職業の選択肢を広げられるのがメリットの一つです。アルバイトは働き方を柔軟に選びやすく責任ある仕事を任されにくい一方で、スキルアップの機会が少なくキャリアや職業の選択肢を広げるのは難しいといえます。
一方、正社員の場合、長期雇用を見込んでの採用になるため、社員の育成に力を入れる傾向があります。たとえば同じ販売職でも、アルバイトは接客や社員の補佐がメインなのに対し、正社員は店舗経営に直接関われるほか、店長をはじめとする責任ある立場に就ける可能性も。結果的にエリアマネージャーや本社勤務にキャリアアップできたり、経験を活かして営業職やマーケティング職などにキャリアチェンジしたりと、多彩なキャリアプランを描けるしょう。
フリーターから正社員就職するデメリット
ここでは、フリーターから正社員として就職するデメリットをご紹介します。正社員になって充実した働き方を実現させるには、正社員のデメリットを知っておくことも大切です。就職後に「こんなはずじゃなかった」「理想と違う」と後悔しないためにも、参考にしてみてください。
フリーターから正社員に就職する3つのデメリット
フリーターから正社員に就職する際には多くのメリットがあります。その一方で、考えられる3つのデメリットを考慮しておきましょう。
【1】自由な時間が減る
正社員は、基本的に週5日、決まった時間に働くことが求められます。シフト制の仕事であっても、フリーター時代のような自由な働き方は難しくなるでしょう。
【2】責任が重くなる
正社員になると、アルバイトよりも高度なスキルが求められる仕事や、責任のある役割が任されます。目標達成へのプレッシャーを感じることもあるでしょう。
【3】人間関係のストレス
正社員として働くうえでは、組織の一員として上司や同僚との連携が不可欠です。周囲との協調性やコミュニケーションスキルが求められる場面が増えるでしょう。
しかし、こうしたデメリットの見方を変えれば、社会人として大切な成長の機会といえます。責任ある仕事を任されることでスキルアップが実現し、新たなキャリアを築けるかもしれません。正社員としてのメリットと比較・検討し、自分にとって最適な働き方を選択しましょう。
勤務時間がある程度固定される
シフト制で自由度の高いアルバイトをしていた場合、フリーターから正社員になることで、勤務時間が固定されることをデメリットに感じる可能性があります。正社員の場合、フルタイムの勤務が一般的です。就職してすぐのタイミングは働き方の違いに順応できず。「毎日決まった時間に働くのが大変」「拘束時間が長過ぎる」など不満を感じることもあるでしょう。
ただし、フルタイムでフリーターとして働いている場合は、大きな不満なく正社員の働き方に馴染める可能性があります。また、販売職や介護職などシフト制で働く仕事や、ある程度自由に勤務時間を決められるフレックスタイム制を導入している職場などは、予定に合わせて平日休みを取得したり勤務時間を調整したりすることも可能です。
「正社員=不自由」と決めつけずに、さまざまな求人を見て希望の働き方を叶えられる仕事がないか調べてみましょう。
責任のある仕事を任せられる
フリーターから正社員になれば、責任のある仕事を任せられるようになります。責任のある仕事はストレスやプレッシャーを感じやすいため、その点をデメリットに感じる場合があるでしょう。アルバイトでは正社員の指示を受けて働くケースが多く、「アルバイトのほうが気持ち的に楽」という人もいるかもしれません。
しかし、長期的に働くうちに「いつも同じような仕事をしている」「ほかの仕事にも挑戦してみたい」と思うことがあっても、フリーターのままでは仕事の幅を広げるのは難しいといえます。少しでもステップアップしたいという思いがあるなら、正社員を目指してみるのがおすすめです。
異動や転勤が発生する場合がある
フリーターから正社員になると、業務の幅が広がり、責任のある仕事を任せられるようになるため、職場によっては異動や転勤が発生する場合があります。「異動や転勤はしたくない」という人にとっては、大きなデメリットに感じるでしょう。
ただし、「正社員の仕事はどれも異動や転勤がある」というわけではありません。「地域限定正社員」の求人や支店・支社のない企業の求人などを中心に調べることで、地元や好きな地域で腰を据えて働ける仕事を見つけられる可能性も十分にあります。
フリーターから正社員になるための就職活動のコツ
ここでは、フリーターからなれる職業に応募して、就職活動を成功させるコツをご紹介します。これから正社員として就職を目指すフリーターの方は、ぜひチェックしてみてください。
フリーターから正社員になるコツ
- 自己分析を徹底的に行う
- 就職したい理由を言語化する
- 未経験OKな求人を中心に応募する
- 自分の強みを活かした履歴書を作成する
- 応募企業に合わせて面接対策をする
- できるだけ多くの求人に応募する
1.自己分析を徹底的に行う
就職活動を始める前に自己分析を徹底して行い、自分としっかり向き合いましょう。これまでフリーターとして働いてきたなかで、「何が得意・苦手だったか」「やりがいを感じたことは何か」などを分析し、自分の強みや弱みを把握することが大切です。
自己分析で自己理解を深めることで、このコラムで紹介したフリーターから正社員になれる職業のなかで、どの仕事が自分に合っているのかを絞り込みやすくなります。たとえば、「Excelで売上や在庫を管理するのが得意」なら事務職、「お客さまに感謝される瞬間が好き」なら接客・販売業や介護職など、根拠をもって仕事を選べるでしょう。
自己分析は何に役立つの?
自己分析は就職活動をするうえで欠かせないものであり、自己理解を深めることで仕事探しだけでなく選考対策にも役立ちます。仕事探しでは、先述したように自分の「好き」や「得意」から相性の良い仕事の候補を絞り込むことが可能です。また、「得意なことがない」という場合も、苦手なことや嫌いなことを言語化することで、相対的に取り組みやすい仕事を探せます。
選考対策では、自己PRや長所を考えるときに自己分析の結果を活用可能です。採用選考ではただ自分の得意なことや長所を伝えるだけでは、説得力のあるアピールにはなりません。しかし、自己分析をすることで、「アパレルのバイトで接客スキルを磨き、売上を30%伸ばした。悩みや要望を汲み取って提案するスキルを活かして営業職で貢献したい」というようにより具体的な内容に仕上げられます。
2.就職したい理由を言語化する
就職活動を行うなら、就職したい理由を言語化しておきましょう。フリーターから正社員を目指す採用選考では、「なぜ就職したいのか」という質問をされます。この質問の意図は、「求職者の就業意欲を知りたい」というもの。「なんとなく正社員になったほうが良さそうだったから」のような曖昧な理由では、「本当に正社員になりたいのか」「採用しても仕事を続けてくれるのか」と思われてしまいかねません。
就職したい理由の例には、「将来のため、キャリアアップにつながる業務経験を積んでいきたい」「やりがいのある仕事をしたい」「●●の業務でプロフェッショナルを目指したい」などの理由が考えられます。内容は、できるだけ前向きな内容にするのがポイントです。「フリーター生活が嫌になったから」といったネガティブな内容は避けましょう。
正社員になった理由で多いのは「希望する仕事内容だったため(33.7%)」
ハタラクティブの「若者しごと白書2025」によると、現在正社員として働いている人が正社員の働き方を選んだ理由は、以下のとおりです。

引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 1-7. 現在の仕事に就いた理由」
1位は「希望する仕事内容だったため」で、30%以上の人が理由として挙げています。次いで、「希望の勤務地で働けるため(13.9%)」「希望する収入が得られるため(9.3%)」という結果です。このことから、仕事内容や労働環境、収入に関する内容が、正社員を目指すきっかけとしてよくあるパターンであることがわかります。
3.未経験OKな求人を中心に応募する
アルバイト経験のみの方が正社員を目指すなら、「未経験OK」の求人を中心に応募しましょう。就職・転職市場において、フリーター期間は職歴にならないのが一般的。先述したとおり業務内容によってはアルバイト経験を評価してくれる企業もありますが、「経験者優遇」「実務経験3年以上」といった条件の仕事には応募できない可能性があるのです。
一方で、「未経験歓迎」「経歴不問」など条件が厳しくない求人では、経歴やスキルよりも人柄や仕事に対する意欲が重視されます。そのため、よりスムーズにフリーターから正社員になりやすいでしょう。
ただし、経験やスキルが必要な仕事を諦める必要はありません。まずは未経験OKの仕事で経験を積み、将来的に経験が求められる仕事に挑戦する手もあります。努力次第でキャリアの幅は広がるので、将来を見据えて職業選択をするのがおすすめです。
できるだけ多くの求人に応募しよう
フリーターから正社員を目指すなら、できるだけ多くの求人に応募しましょう。日本では、新卒一括採用が根付いているため、新卒と比べるとフリーターから正社員を目指す難易度はやや上がるといえます。できるだけ多くのチャンスを掴むためにも、複数の求人に応募しながら選考を進めるのがおすすめです。
ただし、スケジュール管理ができなくなるほど応募してしまうのは避けなければなりません。アルバイトのスケジュールを考慮しながら、「1週間に2〜3社応募する」のようなイメージで選考を進めてみましょう。
4.自分の強みを活かした履歴書・職務経歴書を作成する
フリーターから正社員になるためには、自分の強みを活かした履歴書や職務経歴書を作成する必要があります。先述した自己分析をもとに、応募先の企業や職種で活かせる強みを積極的にアピールしましょう。
応募書類を作成するときは、すべてのアルバイト歴や業務内容を記入するのではなく、応募先と関連性が高いものや自分の適性をアピールしやすいものを中心に書くのがおすすめです。あれもこれもと欲張ってしまうと、かえって自分自身の良さや一番アピールしたい強みが伝わりません。
接客業を目指すならコミュニケーション能力や問題解決能力、システムエンジニアを目指すなら論理的思考力や学習意欲など、職業に合わせて内容を考えるのがおすすめです。このコラムの職業紹介の項では、それぞれの仕事ごとに「向いている人の特徴」や「職業のポイント」を表でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
5.応募企業に合わせて面接対策をする
正社員の求人へ応募するときは、応募先企業に合わせた面接対策が欠かせません。アルバイトの面接とは異なり、正社員の面接は無期雇用契約を結び長期的に働くことを前提に行うもの。企業は応募者に対して「自社の雰囲気や仕事内容との相性は良いか」「長く働く意志はあるか」を確認するために、志望動機や自己PR、企業理解について深く質問します。
対策がないまま臨むと自分の強みや企業との相性をうまくアピールできず、「本当にフリーターから正社員になる気があるのか」「自社じゃなくても良いのでは」と思われてしまう恐れも。企業のWebサイトや求人情報を調べて企業ごとの理念や働き方、仕事内容をしっかり理解したうえで、回答を考えたり模擬面接を行ったりして丁寧に対策しましょう。
フリーターから正社員を目指す面接では、過去の経験を活かすことが大切です。たとえば、アルバイトで身につけた「接客スキル」や「チームワーク」を強調し、「どんな経験でも仕事に活かせる」と伝えましょう。
また、なぜ正社員を目指すのかをしっかり伝えることも重要です。フリーター時代の不安や挑戦を乗り越え、どう成長してきたかを具体的に話せると、企業側に前向きな印象を与えられますよ。
採用担当者は「求める人物像」とのマッチ度をチェックしている
採用担当者は長期的に働く人材を採用するために、応募者が「企業が求める人物像」にマッチしているかをチェックします。そのため、応募企業が求める人物像を意識したうえで面接対策を行うことが大切です。
求める人物像は企業のWebサイトや求人情報のほか、社員の口コミサイトやインタビューからも調べられます。求める人物像がわかったら、自分の強みや経験と照らし合わせてアピールできる内容を考えましょう。正社員としての経験でなくても大丈夫です。フリーターの経験から、「コミュニケーションスキルが身についた」「●●の業務により深く関わりたいと思うようになった」のようなエピソードがあれば、強みと一緒にアピールしましょう。
フリーターからなれる職業を探すのに役立つサービス
ここでは、フリーターからなれる職業を探すのに役立つ就職支援サービスやツールを3つご紹介します。それぞれに異なる強みやメリットがあり、いくつか併用することも可能です。「就職活動が初めてで、どうしたら良いかわからない…」とお悩みの方は、使ってみたいサービスから活用してみましょう。
フリーターからの就職に役立つサービス
- ハローワーク
- 就職・転職サイト
- 就職・転職エージェント
ハローワーク
ハローワークとは、厚生労働省が運営する公的な就職支援サービスです。仕事を探している人なら誰でも利用でき、在職中の人やフリーターから正社員を目指す人、職歴のない人などさまざまな年齢や職歴の人が活用しています。地元の求人情報に強く、経験やスキルを問わずフリーターから正社員になれる求人を多く紹介してくれるでしょう。
また、いきなり就職が不安な場合は、職業訓練で仕事に役立つスキルや資格を習得することも可能です。介護やIT、ものづくりなどさまざまな訓練があるため、気になる方は最寄りのハローワークで相談してみましょう。
就職・転職サイト
就職・転職サイトとは、数多くの求人情報をを掲載するWebサイトのことです。スマートフォンやインターネットで気軽に求人を探せるのが特徴で、業界や職種はもちろん、「未経験OK」「フリーター歓迎」など応募条件を絞り込んで探せるのが強み。ほかにも働き方や収入、勤務地などの条件を指定できるため、「まずはどんな求人があるのか知りたい」というフリーターの方におすすめです。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントとは、求職活動をサポートしてくれる民間のサービスのこと。キャリアアドバイザーが求職者の希望やスキルをヒアリングして、一人ひとりに合った求人を提供してくれます。「フリーターからなれる自分に合った職業が知りたい」「一人では不安」という方は、手厚い支援を受けられるエージェントに相談してみるのがおすすめです。
エージェントにはさまざまな種類があり、「20代向け」「IT職向け」などサービスごとに特色があります。フリーターからなれる職業を探している方は、「20代向け」「フリーター向け」とうたっているサービスで、業界や職種を問わず求人を扱っているサービスを利用するのがおすすめ。フリーターからなれる自分に合った職業を知れるほか、就職活動のコツやアドバイスもしてくれます。
就職・転職エージェントには手厚いサポートがある!
ハローワークや就職・転職サイトとエージェントの大きな違いは、手厚いサポートがあるかどうかです。ハローワークでは窓口に相談したりセミナーを受講したりできるものの、基本的には自分から情報を集める必要があります。
また、就職・転職サイトは豊富な求人が強みである一方で、応募後の企業とのやり取りや選考対策はすべて自分の力で行わなくてはいけません。どちらも仕事探しの方法や就職活動の進め方が分からない方にとっては、大きな負担に感じる可能性があります。
一方、エージェントなら専任のアドバイザーが一人ひとりを担当し、就職活動をトータルサポート。キャリアアドバイザーは、業界のトレンドや求人市場の動向などあらゆる情報を熟知しているので、あなたにぴったりのお仕事を提案してくれますよ。
「フリーターからなれる職業ってある?」「まだやりたい仕事が決まっていないけど大丈夫?」という疑問にも、わたしたちキャリアアドバイザーが丁寧にお答えするので、お気軽にご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
まとめ
フリーターから正社員になれる職業は幅広く、さまざまなキャリアを選べる可能性があります。「フリーターだから就職は難しいかも」と過度に不安視せず、まずはどんな仕事があるか調べてみることが大切です。
ただし、未経験から挑戦できる職業が豊富なぶん、自分に合う職業を探すためには自己分析を行ったり企業情報を積極的に集めたりして、丁寧に就職活動を進める必要があります。応募書類や面接の対策も必要なため、初めての就職活動だと進め方や選考対策のコツが分からず、思うように進められない可能性もあるでしょう。
「フリーターからなれて、かつ自分の適性に合う仕事はどう探したら良い?」「過去に就活に失敗したことがあるため、プロの助けを借りたい…」というフリーターの方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代を中心とした若年層に特化した就職・転職エージェントです。
既卒やフリーターなど正社員経験がない方に向けた支援を行っており、職歴やスキルを問わない求人を豊富に扱っているのが特徴。さらに、面談では専任のキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングを行い、一人ひとりの適性や希望を丁寧に分析します。数あるフリーターから正社員になれる求人から、プロのサポートを受けながら自分にぴったりの仕事を探せるのが魅力です。
また、応募書類の書き方や面接での受け答えなど、選考対策も徹底してサポート。フリーターから正社員を目指した理由やアルバイト経験を自己PRに活かすコツなど、就活で迷いがちな悩みや疑問にも丁寧に寄り添い、一緒に内定獲得を目指します。サービスはすべて無料のため、まずはお気軽にご相談ください。
フリーターから正社員就職を目指す際は、就職エージェントを積極的に活用しましょう。特に若年世代の就職に強みをもつエージェントを選ぶことがポイントです。そうしたエージェントは、未経験者歓迎の求人を多く扱っています。
また、担当者との相性も大切です。キャリアアドバイザーが親身に相談に乗ってくれるか見極めましょう。複数のエージェントに登録し、各社のサポートを比較することも有効です。
エージェントを活用する際には、面接対策や書類添削のサービスを必ず活用しましょう。「キャリアのプロ」の視点から得られるアドバイスは、内定の獲得に大きく貢献します。
フリーターからなれる職業に関するQ&A
フリーターから正社員になるのにおすすめの仕事は?
フリーターから正社員になるのにおすすめなのは、経歴よりもポテンシャルや意欲が評価されやすく、未経験からチャレンジできる仕事です。具体的には、「ITエンジニア」「営業職」「販売職」「コールセンタースタッフ」などが挙げられるでしょう。特に、ITエンジニアはIT技術の進歩に対して供給が追いついていないため、需要が高め。さらなる成長が見込まれるので、興味のある方は挑戦してみましょう。
女性フリーターにおすすめの就職先はありますか?
女性のフリーターにおすすめの就職先は、「化粧品の販売員」や「ブライダルコーディネーター」などの仕事です。もちろん、性別問わず目指せる仕事ですが、同性の担当者を希望するお客さまもいるため、需要が高くなりやすい一面があるでしょう。
また、手に職をつけられる仕事なら、ライフイベントによって働き方を変えた場合も比較的求人を見つけやすいといえます。エステティシャンやエンジニア、介護職なども検討してみるのがおすすめです。
フリーターからすぐ正社員になれる仕事はありますか?
フリーターから正社員になりやすいのは、募集要項に「未経験OK」「経歴不問」の記載のある仕事です。営業職や介護職、ITエンジニア、接客・販売職などは未経験OKの求人も一定数あります。
ただし、「未経験OK=必ず採用される」わけではありません。いきなり応募するのではなく、自己分析や企業情報のリサーチを行い、自分に合う仕事を探すことから始めてみましょう。
「就職活動が初めてで不安」というフリーターの方は、ハタラクティブにご相談ください。プロのキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングを行い、あなたの就職活動をサポートします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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