【完全版】ニートから就職する手順やおすすめ職種・注意点を徹底解説!【完全版】ニートから就職する手順やおすすめ職種・注意点を徹底解説!
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ニートから就職は可能だが、年齢が上がるほど難易度は上がるので注意しよう!未経験者歓迎の求人の中でも特に求人数が多い介護・物流・建設・IT業界などが狙い目!
「ニート期間が長いと就職できないのでは?」と不安を感じている方もいるでしょう。現在、経歴よりも入社意欲や熱意を重視する企業は増えてきており、ニートの方も就職のチャンスは多いといえます。 少子高齢化の背景から、人手不足が続いている業界・職種が増加傾向にあるため求人も豊富です。
このコラムでは、ニートから就職するためのステップや、おすすめの職種をまとめています。「面接で空白期間をどう答えるか」や、就職に関する悩みや不安の相談先も紹介しているので、ニートから正社員就職を目指す際はぜひ参考にしてみてください。
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【結論】ニートでも就職できる
ニートから正社員として就職を目指すことは十分に可能です。新卒採用に比べると就職の難易度は上がりますが、決して「手遅れ」ではありません。近年、日本では少子化が進んでおり、若い働き手が足りていないことから、過去の経歴よりもポテンシャルや働く意欲を重視する企業が増えてきています。「ニート期間があるからどの会社も雇ってくれないだろう」と諦めず、まずは現状を正しく把握することが大切です。
こんな人におすすめ
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、スキルや経歴に自信がないけれど、就職活動を始めたいという方に特化した就職支援サービスです。
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経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
以下で、ニートの方が就職可能な理由を詳しく解説します。ニートから就職を目指したいものの「本当にできるのだろうか」と不安を感じている方は、ぜひチェックしてみてください。
人手不足により「未経験・経歴不問」の求人は増えている
少子高齢化が進む日本では、多くの業界で深刻な「人手不足」が続いています。 厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況(令和7年11月分)について」によると、有効求人倍率は1.18倍であり、求職者1人に対して1件以上の求人がある「売り手市場」の状態です。
経験者だけでは採用枠が埋まらないことも多く、これまで即戦力を求めていた企業も、採用の間口を広げて「未経験歓迎」「経歴不問」といった求人を出しているケースも見られます。特にIT、介護、建設、運送などの業界ではその傾向が顕著であり、ニートからの社会復帰を目指す方にとって就職を目指しやすい「追い風」の状況といえるでしょう。
企業はニートの「過去」よりも「これからの意欲」を見ている
ニートの期間があるとマイナスな印象を与える可能性はあるものの、企業が重視するのは「入社後に定着し、成長してくれるか」というポテンシャルです。スキル不足は入社後の教育でカバーできると考えている企業は多くあります。そのため、面接時に「今は働く意欲がある」「素直に仕事を覚える姿勢がある」という点をしっかりと伝えられれば企業の信頼を得られ、ニートからの就職を成功させられるでしょう。
【年齢別データ】ニートの就職率から見る年齢の壁
「何歳までならニートから正社員就職できるのか」と気になる方もいるでしょう。フリーターや無職の期間が長くなるほど就職の難易度は上がる傾向にあるものの、就職を成功させている方も一定数存在します。
厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書|6. ニート期間(p.6)」を見ると、ニート状態にある期間は「1年以下:41.1%」「1年超~2年以下:13.2%」「2年超~3年以下:7.7%」「3年超〜5年以下:6.5%」「5年超:11.5%」です。ニート期間が1年長くなるにつれて割合が減っていることから、ある程度の期間でニートを脱出している方が多いと分かります。若いうちに就職活動を始めたり、就職支援サービスを活用したりすれば、ニートから正社員就職を目指すことも十分可能でしょう。
| | 男性 | 女性 |
|---|
| 20歳~24歳 | 40.7% | 51.8% |
|---|
| 25歳~29歳 | 39.9% | 48.5% |
|---|
| 30歳~34歳 | 27.5% | 34.1% |
|---|
| 35歳~39歳 | 21.5% | 26.8% |
|---|
| 40歳~44歳 | 21.3% | 25.8% |
|---|
| 45歳~49歳 | 14.3% | 29.7% |
|---|
表を見ると、男女ともに年齢が若いほど社会復帰率が高く、年齢を重ねるにつれて割合が低下していくことが分かるでしょう。このデータは1年前に「無業・非家事非通学・無配偶で卒業者」(非求職無業+求職者)だった人を対象としたものであり、ニート期間が長くなるとより社会復帰率は低くなると考えられます。そのため、正社員を目指す場合は早めに就職活動を始めることが重要です。
以下に、20代・30代前半・30代後半以降に分けて、ニートから就職できるかどうか解説します。自分の年齢で正社員就職を目指すにはどうしたらいいか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
【20代】「ポテンシャル採用」で就職成功の可能性が高い
20代は「若さ」そのものが最大の武器になります。現在のスキルよりも、入社後の伸びしろに期待する「ポテンシャル採用」を積極的に行っている企業も多いでしょう。
先述のデータでも20代の社会復帰率は約4〜5割と高く、今から動き出せば空白期間のハンデを十分に挽回できるといえます。
【30代前半】選択肢は狭まるものの就職成功を目指せる
30代になると即戦力が求められやすく、20代に比べて未経験可の求人は減少します。先述のデータを見ると、30代ニートの社会復帰率は3割前後まで下がりますが、決して不可能ではありません。30代前半なら、素直さや働く意欲といった「人柄」を評価してくれる企業も残っています。
ただし、一人で就職活動を進めると「応募できそうな求人が見つからない」「選考を通過できない」といった事態が起こり、結果的に空白期間が伸びて就職のチャンスを逃す恐れも。そのため、30代前半でニートからの就職を目指す場合は、就職エージェントやハローワークなどを頼り、就職活動を効率的に進めるのがおすすめです。
【35歳以降】就職活動を粘り強くする必要がある
35歳を過ぎると未経験から応募できる求人が限られるため、いわゆる「35歳の壁」に直面する可能性が高まります。これは、「年下の上司とうまく関係を築いていけるだろうか」「新しい環境への柔軟性が低いのではないか」と企業が懸念するためです。
先述のデータでは、30代後半の社会復帰率は2割程度となっています。公的支援機関もうまく活用しながら、不採用が続いても諦めずに応募し続けることが重要です。35歳以降にニートからの就職を目指す場合は、人手不足が深刻な介護・建設・警備・運輸などの業界に視野を広げたり、アルバイトや派遣社員などから初めて段階的に正社員を目指したりするのも手でしょう。
まずはあなたのモヤモヤを相談してみましょう
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 向いている仕事あるのかな?
- 自分と同じような人はどうしてる?
- 資格は取るべき?
実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
そんなときこそ、プロと一緒に、自分にぴったりの企業や職種を見つけてみませんか?
ニートが就職するときの悩みや不安は?
ニートからの就職を目指す際、悩みや不安を抱く方は少なくありません。「不安や悩みがあるのは自分だけではない」と知るだけでも、気持ちは少し楽になります。
以下で、ニートの方が直面しやすいよくある悩みや不安と、その乗り越え方をまとめました。悩みや不安が原因で就職活動に踏み切れないでいる場合は、ぜひ参考にしてみてください。
| 悩みや不安 | 乗り越える方法 |
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| 面接でニート期間について突っ込まれたらうまく答えられないかも… | 空白期間は嘘をつかず正直に伝え、最後に「これからの意欲」を付け足せばOK! |
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| 「職歴なし・スキルなし」だと雇ってくれなさそう… | 即戦力よりポテンシャルを重視している企業もある。教育体制の整った会社を選ぶのがポイント! |
|---|
| 自分に合う仕事が分からない | 最初から「天職」を見つけようとせず、「できそうなこと(苦にならないこと)」から探すのがコツ! |
|---|
| うまく人間関係を築けるか心配 | 「挨拶」と「報告・連絡・相談」を徹底するのが、職場の人と良好な関係を築くコツ! |
|---|
| 思ってた仕事内容や職場の雰囲気じゃなかったらどうしよう… | 企業研究や業界・職種研究を念入りに行うことで、入社後のミスマッチを回避できる! |
|---|
| 正社員としてしっかり働けるのだろうか… | 自分の状態を把握したうえで、「生活リズムを整える」「アルバイトから始めてみる」など、できることから進めよう! |
|---|
1. 面接で「空白期間」をどう説明すればいい?
「働いていなかった期間について聞かれたらどうしよう」というのは、ニートの方が不安に感じやすいポイントの一つです。「本当のことを答えたら『怠けていた』と思われるのではないか」と不安になる方もいるでしょう。だからといって、面接で「空白期間」を聞かれた際に嘘をつくと、ほかの回答内容とのズレによって嘘だとバレてしまい、マイナスな印象を抱かれるリスクがあるので注意が必要です。
企業は過去の事実よりも、「その失敗をどう受け止め、今はどう考えているか」という「現在の姿勢」を重視しています。そのため空白期間を答える際は嘘をつかず正直に伝え、最後に「これからの意欲」を付け足すことがポイントです。「当時は将来について考えられず時間を浪費してしまいましたが、現在は反省し、遅れた分を取り戻したいと強く思っています」のように反省点と前向きな姿勢を示せると、好印象につながりやすいでしょう。
2. 「職歴なし・スキルなし」でも雇ってくれる会社はある?
働いた経験がない場合、「アピールできる実績が何もない自分を雇ってくれる会社なんてないのでは…」と感じ、応募に踏み切れない方も多いようです。社会人経験のある同世代と比べてしまい、劣等感を感じることもあるでしょう。
しかし、近年は少子化の影響によって人手不足が問題となっている業界が多数あり、「未経験歓迎」の求人も増加傾向です。ニートのような若い人材の採用に積極的で、即戦力としてのスキルよりも「素直さ」や「成長意欲」といったポテンシャルを重視する企業もあります。
このような企業を探すには、入社後に一から育ててくれる教育体制が整っているかに注目してみましょう。自分の状況に合った仕事探しをすることが、スキルゼロから正社員就職を成功させるコツです。
3.自分に合う仕事が見つからない
ニート期間中に社会との接点が少なかった場合、世の中にどんな仕事があるのかイメージできず、「やりたいこと」が見つからないという悩むこともあるでしょう。「自分に向いている仕事なんてあるのだろうか」と途方に暮れてしまうことも少なくありません。
仕事選びのコツは、「やりたいこと」ではなく「できそうなこと(苦にならないこと)」を探すことです。最初から「天職」を見つけようとせず、まずは「人と話すのが好きか」「黙々と作業するのが好きか」といった大まかな適性から絞り込んでみましょう。完璧を求めすぎず、まずは社会に参加してみるというスタンスが大切です。
ニートの方が「自分に合う仕事がない」と思ってしまう理由とその解決方法を教えてください
「自分に合う仕事がない」は事実ではなく、経験のラベル付けがされていないだけ
「自分に合う仕事がない」と感じる背景には、“自己理解の視野が狭くなっていること”がよくあります。ニート期間が長くなると「これまで何もしてこなかった」と感じやすく、自分の経験を否定的に捉えてしまいがちです。しかし、実際には、日常のなかにも仕事探しに活かせるスキルや興味のヒントが隠れています。
たとえば、ゲームが好きなら集中力や計画力、攻略サイトで調べるリサーチ力なども評価対象になり得ます。オンラインでのやり取りが得意なら、十分にコミュニケーション能力のアピール材料になるでしょう。大切なのは、“どんな行動をしてきたか”を言語化し、意味づけする視点をもつこと。一人で考えるには限界があるため、キャリア相談などで客観的に棚卸しをするのが効果的です。
「ない」と決めつける前に、見方を変えることから始めてみましょう。思考を少しずらすだけで、自分にも合った仕事がきっと見えてきます。
4. 久しぶりの社会復帰で「職場の人間関係」が怖い
コミュニケーションに苦手意識がある場合、「職場の人とうまく話せるか」「変な人だと思われないか」といった対人関係の不安を感じることも考えられます。過去に人間関係でつらい思いをしてニートになった場合、特に恐怖を感じやすいでしょう。
解決策として、最初は無理に仲良くなろうとせず、「挨拶」と「報告・連絡・相談」を徹底することを心がけてみるのがおすすめです。仕事において必須とされる「挨拶」と「報告・連絡・相談」ができていれば信頼されやすいため、職場の人間関係でつまずくのを回避できるでしょう。どうしても不安な場合は、工場のライン作業や清掃、警備員など、比較的会話が少なく、一人で完結する業務が多い職種を選ぶのも手です。
5. 「入社後のギャップ」が怖い
「仕事が自分に合わなかったらどうしよう」「思っていた職場じゃないかもしれない」と不安になることもよくあります。人によっては、「就職に失敗したら、次はもう立ち直れなくなるかも」という恐怖を感じる場合もあるでしょう。
このような「入社後のギャップ」は、企業研究や業界・職種研究を念入りに行うことで回避できます。企業研究の際は、求人票だけでなく、企業の口コミサイトを確認したり、職場見学を申し込んだりして多角的に情報収集してみましょう。また、就職エージェントを利用すれば、実際の職場の雰囲気や残業時間、離職率などの「リアルな内部情報」を事前に教えてもらえるため、安心して応募できます。
業界・職種研究の際は、仕事内容や必要とされるスキルのほかにも、仕事の「大変なところ」や「泥臭い部分」にも目を向けることが大切です。良い面だけでなく厳しい現実もセットで知っておくことで、自分が長く続けられる仕事かどうかを判断しやすくなります。
6. そもそも「毎日朝起きて通う」体力と生活リズムがない
昼夜逆転生活や引きこもり生活を長期間送っていた場合、体力や気力が低下してしまっていることも考えられます。それらが原因で、「いきなり週5日、朝から晩まで働ける自信がない」「すぐに体調を崩してしまうのではないか」という悩みや不安を感じることもあるでしょう。
ニートの期間が長く、生活リズムの乱れや体力の低下を感じる場合は、「毎日決まった時間に起きて朝日を浴びる」ことや、短時間勤務で働くことになれることから始めてみるのがおすすめです。生活リズムが乱れたまま就職すると、「朝起きれなくて遅刻してしまう」「睡眠時間を確保できなくて体調を崩す」といった事態も起こり得ます。そのため、入社するまでに生活リズムを整えておくと安心です。
体力の低下によって「いきなりフルタイムは怖い」と感じる場合は、働くことに慣れる「リハビリ期間」を設けるのも有効です。自治体の就労支援機関に通ってみたり、週3日のアルバイトから始めてみたりするのが良いでしょう。「早く就職しなきゃ」と焦ってやみくもに動き出すのではなく、現状をしっかりと把握したうえで、今の自分にできることから進めていくことが大切です。
ニートからの就職が「怖い」と感じる理由と対処法については、以下のコラムでも詳しく解説しています。こちらも合わせて参考にしてみてください。
あなたの強みをかんたんに発見してみましょう
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 自分に合った仕事を探す方法がわからない
- 無理なく続けられる仕事を探したい
- 何から始めれば良いかわからない
自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない 仕事を選ぶと早期退職のリスクもあります。そこで活用したいのが、「隠れたあなたの強み診断」です。
まずは所要時間30秒でできる診断に取り組んでみませんか?強みを客観的に把握できれば、進む道も自然と見えてきます。
ニートを続ける3つのリスク
「今はなんとかなっているから」とニート生活を続けていると、将来取り返しのつかない事態に陥る可能性があるため注意が必要です。
ここでは、ニートが長期化することで生じる3つの深刻なリスクについて解説します。将来の自分を守るためにも、ニートを続けるリスクを把握しておきましょう。
ニートを続けるリスク
- 「8050問題」に直面しやすい
- 友人と比較して「劣等感」と「焦り」を感じる可能性がある
- 35歳を過ぎると応募できる求人が激減して就職しにくくなる
「8050問題」に直面しやすい
近年社会問題となっている「8050問題」とは、80代の親が収入のない50代の子どもの生活を支え、家庭が経済的・社会的に行き詰まってしまう状態のことです。現在、親の収入や年金によって自分の生活を支えてもらっているニートの方もいるでしょう。ニートを続けるほど、この「8050問題」に直面する可能性は高まります。
ニートの方にとって「8050問題」の何が危険かというと、いきなり生活が成り立たなくなる可能性が高いことです。親に介護が必要になったり、亡くなって収入が途絶えたりした瞬間、生活が破綻する恐れがあります。
現在、親に経済面を支えてもらっている場合は、自身の生活を守るためにも、親が元気なうちに自立することをおすすめします。
友人と比較して「劣等感」と「焦り」を感じる可能性がある
ニート期間が長引くと、経済的な問題だけでなく、精神的なダメージも蓄積していきます。同級生が仕事で昇進したり、結婚して家庭を持ったりする様子を見かけたときに、「自分は何をしているんだろう」と劣等感や焦りに襲われることも考えられるでしょう。
社会との接点が薄れることで孤独感が強まり、ネガティブな思考から抜け出せなくなると、「自分は就職なんてできない…」と社会復帰が難しくなる恐れも。ニートを抜け出して社会とのつながりを持つことは、心の健康を保つために重要といえます。
35歳を過ぎると応募できる求人が激減して就職しにくくなる
就職活動において、年齢はシビアな評価基準の一つです。特に「35歳」は未経験採用の大きな分岐点とされており、これを過ぎると応募できる求人数は激減します。20代〜30代前半まではポテンシャル採用を狙えますが、35歳を超えると「即戦力(経験・スキル)」を求められるようになるためです。
ニートを続ける時間が長くなるほど「選べる職種が限られてしまう」「条件面で妥協しなくてはならなくなる」といった事態に陥りやすく、就職の難易度が上がってしまいます。「あの時動いておけばよかった」と後悔しないよう、選択肢が多いうちに行動を起こすことが大切です。
【完全版】ニートから正社員になるための5ステップ
「就職しよう」と思い立っても、何から手をつければいいか分からず、また立ち止まってしまうことはよくあります。特にニート期間がある場合、いきなり求人に応募するのはハードルが高いものです。
ニートが正社員を目指すうえで大切なのは、急いで結果を出すことではなく、段階を踏んで進めること。まずは生活習慣の改善という土台作りから始め、徐々に実践的な対策へと進んでいきましょう。
ここでは、就職活動をスムーズに進めるための手順を5つのステップに分けて解説します。着実に内定へと近づくためにも、ぜひチェックしてみてください。
1.生活リズムとメンタルの準備をする
就職活動は、想像以上に体力と気力を使います。昼夜逆転した生活のままでは、「思うように仕事探しや企業研究が進められない」「寝坊して面接に遅れてしまった」といった事態に陥り、途中で挫折してしまう恐れも。本格的に就職活動を始める前に、まずは社会生活に耐えられる「土台」を作ることが最優先といえるでしょう。
ニートから就職するためにすべき準備
- まずは「朝起きて夜寝る」を習慣化する
- 働いていないことへの罪悪感や焦りを手放す
- いきなりフルタイムが怖い場合は「リハビリ」する
とはいえ、無理に頑張ろうとする必要はありません。焦らず、自分のペースで社会復帰に向け準備を進めることが大切です。
まずは「朝起きて夜寝る」を習慣化する
不規則な生活が続いているなら、まずは「朝決まった時間に起き、夜は日付が変わる前に寝る」というリズムを取り戻しましょう。朝起きて太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、夜自然と眠くなるサイクルが整いやすくなります。
面接は午前中に行われることも多いため、午前中から活動できる体を作っておくことは必須です。まずは「朝8時に起きる」など、達成しやすい目標から始めてみてください。
働いていないことへの罪悪感・焦りを手放す
ニート期間が長いと、「自分はダメな人間だ」「生活を支えてくれている親に申し訳ない」といった罪悪感に押しつぶされそうになることもあるでしょう。しかし、自分を責めても状況は良くなりません。むしろ、ネガティブな思考は表情を暗くし、面接でマイナスな印象を抱かれる原因にもなり得ます。
ニートから就職を目指すなら、「過去は変えられないが、未来は変えられる」と割り切り、ポジティブな気持ちで活動に臨むことが大切です。
いきなりフルタイムが怖い場合は「リハビリ」する
いきなり「明日から毎日8時間働く」となった場合、「自分にできるのだろうか…」と恐怖で足がすくんでしまうことも考えられます。フルタイムで働くことに不安がある場合は、無理に正社員を目指す前に「リハビリ期間」を設けるのがおすすめです。「週2〜3日のアルバイトから始める」「自治体の就労支援施設に通って人と話す練習をする」など、リハビリを通して少しずつ体を慣らすことで、「自分でも働ける」という自信がつきます。
ニートの方が就職を成功させるポイントは「小さな成功体験」を重ねること
「なるべく早い段階でニートからの正社員就職を成功させたい」という意欲は評価される一方で、正社員でのフルタイム勤務によってこれまでの生活から大きな変化に直面し、就職活動や働き始めの際に苦しくなる方もいます。
仕事にブランクがある方や就労経験が少ない方は、まず今の自分の気力や体力、スキルに合わせた仕事や働き方を選んでみましょう。「自分も働ける」「これなら頑張れる」など、小さな成功体験を積み重ねていくことが、正社員の就職を成功させるポイントになります。
たとえば「時間通りに出勤できた」「お客様に『ありがとう』といわれた」「週2日・1日4時間のアルバイトを3ヶ月続けられた」という経験やエピソードは立派な成功体験です。
また、就職・転職でのプロセスとして「職業訓練で修了証をもらった」「面接に一人で行けた」という行動も成功体験といえます。たとえ採用されなかったとしても「自ら調べ、応募し、面接したこと」は貴重な経験です。
小さな成功体験を意識しながら、着実に行動していきましょう。
2.自己分析と業界・職種研究を進める
次に、就職活動の軸となる「自己分析」を行います。しかし、「就職経験がない」「ニート期間が長い」といった場合は、一般的な自己分析のように「キャリアの棚卸し」をすることは難しいでしょう。そのため、ニートの方が自己分析を行う際は、自分の「性格」や「行動」を見つめ直し、無理なく続けられる仕事の条件を見つけることが重要です。
「給料が高いから」「なんとなく格好いいから」といった理由で仕事を選ぶと、ミスマッチが起きて早期離職につながる恐れがあるので注意しましょう。自分の得意・不得意を客観的に把握し、現実的に長く働けそうな業界や職種に狙いを定めることが、就職成功への近道です。
以下に、自己分析と業界・職種研究を進めるうえで把握しておくべきポイントを2つまとめたので、こちらも参考にしてみてください。
「やりたいこと」より「できること・続きそうなこと」を優先する
「やりたい仕事が見つからない」と悩む人は多いですが、未経験からやりたい仕事に就けるとは限りません。そのため、まずはハードルを下げ、「自分にできそうなこと」「苦痛を感じずに続けられそうなこと」を基準に仕事探しを進めるのがおすすめです。「人と話すのは好き」「黙々と作業するのは苦じゃない」などで構いません。「嫌いではないこと」を仕事にしてニートを脱出することを最初のゴールにすると、就職活動を進めやすくなります。
ニート・未経験でも採用されやすい業界・職種を知る
自分の適性がわかったら、それと合致する業界・職種を探します。狙い目は、人手不足で「未経験者」を積極的に採用している業界・職種です。特に、ITや介護、建設、運輸、サービス業などの分野は研修制度が充実しており、経歴よりも意欲を重視する傾向があります。逆に、マスコミや広告業界、事務職といった人気が高く経験者が優遇されがちな業界・職種は倍率が高く、挫折の原因になりやすいため、視野を広げて柔軟に探すことが重要です。
自分に合った仕事や適職はどのように見つけたらいいでしょうか?
自己理解を深め、自分と仕事の相性で適職を見つけましょう。
あなた自身の特徴と求められる仕事内容がマッチすることで、「適職」に近づけます。だからこそ、適職に就くには自分の特徴を知ることが大切です。
そのためにはご自身の強みや大切にする価値観の「自己理解」を深め、仕事の特性を知る「会社理解」が大切です。
■自己理解の方法
・過去の経験から「人より少しでもうまくできたこと」や「やってみて心地よかったこと」など、あなたの「得意」や「苦手」を振り返ります。
・「体を動かすのが好き」「モノづくりに興味がある」など、ご自身の興味・関心を整理しましょう。
・「自分のペースで働きたい」「今は成長を重視してたくさん経験を積みたい」など、生活スタイルやモチベーションを踏まえて、働き方の希望を明確にします。
■会社理解の方法
・興味のある業種や職種の理解を深めます。たとえば「体を使ってアクティブに仕事をする」「集中力を活かして慎重に仕事をする」「たくさんの人と関わりながら仕事をする」「1人でコツコツと仕事をする」など、仕事の特性を理解することが大切です。
・特に、どのようなコミュニケーションが求められるかを理解しましょう。仕事を進めるうえで切って離せない「人間関係」について理解を深めることで、仕事選びの“軸”ができます。
・そのうえで気になる会社の規模や社風を知り、応募を検討しましょう。
「自分は何が好きか」「何にやりがいを感じるか」「どんな働き方が合っているか」などを見極めることで、自分に合った仕事が見つかる可能性があります。
3.自分に合った「就職活動の方法」を決める
準備が整ったら、実際に求人を探します。仕事探しの方法は主に「求人サイト」「ハローワーク」「就職エージェント」の3つ。それぞれに特徴があり、ニートの方にとってのメリット・デメリットも異なります。
どれか一つに絞る必要はありませんが、スムーズに就職活動を進めるためにも、自分の性格や活動スタイルに合わせてメインで使うツールを決めておくと良いでしょう。特にニートからの就職では、情報の質やサポートの有無が結果を左右するため、各媒体の特徴を理解して使い分けることが成功の鍵です。
以下に、「求人サイト」「ハローワーク」「就職エージェント」の特徴をそれぞれまとめました。自分に合う方法はどれか、ぜひ考えてみてください。
求人サイト
求人サイトは、スマホで手軽に多くの求人を閲覧できるのがメリットです。自分のペースで検索でき、世の中にどんな仕事があるかを調べる際にも役立ちます。
一方で、企業選びや応募、日程調整など、就職活動全般を自分一人で行わなければならない点がデメリットです。 また、経験者向けの求人も混ざっているため、未経験可の求人を見極める必要もあります。
「就職活動の進め方が分からない」「求人選びが難しい」と感じる場合は、求人紹介があり選考対策をサポートしてくれるハローワークや就職エージェントを併用するのがおすすめです。
ハローワーク
国が運営する「ハローワーク(公共職業安定所)」は、地元の中小企業の求人が豊富で、自宅近くで働きたい人に向いています。窓口で相談員に相談できたり、職業訓練の案内を受けられたりするのも利点です。
ただし、求人を掲載するための条件が比較的緩く、料金もかからないことから、なかには労働環境が整っていない企業が含まれている可能性もあるので注意しましょう。求人票の条件をよく確認し、相談員に詳細を聞くなどして慎重に選ぶことが大切です。
就職エージェント
「就職エージェント」は、プロのアドバイザーが求人紹介や面接対策、入社後のフォローなど、就職活動を一貫してサポートしてくれるサービスです。経歴不問の求人を厳選して紹介してくれるニートや既卒に特化したエージェントを選べば、ミスマッチを避けやすく、内定獲得の可能性が高まる傾向にあります。
一人での活動に不安がある方や、効率的に就職を決めたい方におすすめの就活方法です。
4.「空白期間」の説明ができるよう準備する
応募する企業が決まったら、履歴書と職務経歴書を作成します。空白期間を書く際、基本的には嘘をつかず正直に書くことが鉄則です。空白期間を隠そうとして年をごまかすと、経歴詐称となり、不採用や入社後のトラブルにつながりかねません。とはいえ、単に「何もしていなかった」と書くとマイナスな印象を抱かれる可能性があるため、可能な限りポジティブな活動や反省の言葉を添えるのがコツです。「資格の勉強をしていた」「家事手伝いをしていた」など、現在は働く意欲があることを強調しましょう。
職歴がない場合については、「職務経歴書なし」とするのではなく、アルバイト経験を記載します。働いた経験がなければ、自己PR書として意欲や人柄をアピールする内容を書きましょう。
5.ニートが必ず聞かれる質問の回答を考える
書類選考を通過したら面接が待っています。面接に苦手意識を持つ方もいるかもしれませんが、聞かれる質問はある程度決まっているため身構えすぎることはありません。事前に対策を練っておくことが、内定を勝ち取る鍵です。
まずは、よく聞かれる質問を把握し、自分なりの回答を考えておきましょう。嘘はつかず事実に留め、一貫性のある内容を心がけるのがポイントです。また、実際の面接を想定し、声に出して練習しておくことも大切。繰り返し練習することで「ちゃんと答えられる」と自信がつき、面接本番で過度に緊張してしまうのを回避できます。
以下に、面接官の視点と、ニート特有の質問、面接時に抑えておくべきポイントをまとめました。面接への不安が強い方は、しっかりと確認しておきましょう。
面接官が見ているポイント
面接官が見ているのは、高いスキルや即戦力ではなく、「今の働く意欲」と「長く続けられそうか」という点です。「挨拶ができるか」「目を見て話せるか」「素直な受け答えができるか」といった基本的なコミュニケーション能力や人柄も評価されます。上手く話そうとするよりも、一つひとつの質問に丁寧に、嘘をつかずに答える姿勢が好印象につながるでしょう。
よく聞かれる質問と回答のコツ
面接で聞かれることは、主に「過去のこと」「現在・未来のこと」「会社とのこと」の3つに分類されます。特にニート期間に関する質問は必ず出ると思っておいて損はありません。以下のポイントを押さえて回答を準備しましょう。
| 頻出の質問 | 回答のコツ |
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| 自己紹介をしてください | 氏名・最終学歴・学校卒業後にしていたこと・現在の状況を答える |
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| ニートをしていた理由を教えてください | 療養や介護といった具体的な理由がない場合は、理由を正直に答えたあとに、反省と働く意欲をセットで伝えて面接官に納得してもらえるよう工夫する |
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| ニート期間はどのように過ごしていましたか? | 何をしていたかをポジティブに伝える |
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| なぜ正社員になろうと思ったのですか? | 長期的なキャリアビジョンやスキルアップへの意欲などを伝え、熱意をアピールする |
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| 職務経歴を教えてください | 「どんな経験をして、どんな学びを得たのか」を伝える |
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| 趣味や仕事以外でしている活動はありますか? | 仕事に活かせるものを選んで伝える |
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| 長所/短所はなんですか? | 「長所を仕事にどう活かせるか」「短所の改善に向けてどんな努力をしているか」をあわせて伝える |
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回答のコツについては、以下のコラムで詳しく解説しています。回答例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
押さえておきたい面接時のマナー
第一印象は合否を大きく左右します。服装や髪型が乱れていたり、入退室のやり方が間違っていたりすると、マイナスな印象を抱かれやすいので注意しましょう。
面接時は、シワがなく清潔なスーツを着用し、髪型や爪も整えるのが社会人としてのマナーです。また、面接時の「挨拶」や「お辞儀」も重要なポイント。入室時の「失礼します」や、面接終了後の「ありがとうございました」といった基本的なマナーができているだけで、「社会人としての基礎はある」と判断してもらえます。
以下のコラムを参考に、面接時のマナーを把握し、身につけておきましょう。
仕事探しに活かそう!ニートから就職できる職種12選
「自分にできる仕事なんてあるのだろうか」と不安な方に向けて、未経験からでも挑戦しやすく、実際にニートからの就職実績が多い職種を厳選しました。「体力に自信がない」「人とあまり話したくない」など、タイプ別にまとめているので、自分の希望を考慮しながらチェックしてみてください。
【オフィスワーク系】体力に自信がない人向け
事務職
オフィスワークの中でも未経験OKの求人が多く、体力的な負担が少ないため、ニートからの社会復帰としておすすめの職種です。基本的なパソコン操作ができれば、特別な専門スキルは求められない傾向があるため、未経験から挑戦しやすいといえます。
ただし、事務職は人気職種のため倍率は高くなりがちなことに注意が必要です。正社員以外にも派遣社員や契約社員、アルバイトなどさまざまな雇用形態があるため、非正規雇用社員から始めて業務経験を積むのも一つの手といえるでしょう。
| 仕事内容 | 社内の文書作成、データ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する |
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| 平均年収 | 529.6万円 |
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| 向いている人 | ・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人
・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人
・一つの作業を集中して続けられる人 |
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| ポイント | ・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップ可能
・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる
・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない |
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ITエンジニア
IT業界は慢性的な人手不足といわれており、未経験者を採用して育てる文化が定着しています。IT業界全体の成長に人材育成が追いついていないことから、経験を問わずポテンシャルや意欲のある人材を採用する企業が一定数あるため、未経験から比較的挑戦しやすい職種です。
「未経験OK」の求人では、プログラミングやシステムについて学ぼうとする積極的な姿勢や好奇心、コミュニケーション能力などが求められます。ものごとに継続して取り組んだ経験や対人能力をアピールすることで、未経験からエンジニアの仕事に就ける可能性を高められるでしょう。
ここでは、システムエンジニアの仕事内容について紹介します。
| 仕事内容 | Webサービスの設計から開発、保守運用まで一連の工程を担当し、システムを構築する |
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| 平均年収 | 574.1万円 |
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| 向いている人 | ・論理的思考力がある人
・新しい技術に興味を持っている人
・細部まで丁寧に取り組める人 |
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| ポイント | ・学歴や資格が必須とされることは少ない・在宅・リモート勤務、フレックス制で働ける場合が多い
・技術だけでなくコミュニケーション能力も重視される |
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コールセンター
コールセンターの仕事はマニュアルが用意されていることが多く、未経験可の求人も一定数あるため、社会復帰におすすめな仕事の一つです。未経験可の求人が一定数ある仕事の一つ。職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtagの「コールセンターオペレーター」によると、実際に働いている人の61.5%が「入職前の実務経験は特に必要ない」と回答しており、スキルがなくても始めやすいといえます。
コールセンターの業務内容は、主にお客さまからかかってきた電話に対応するインバウンド業務と、顧客に電話をかけるアウトバウンド業務の2種類。いずれもマニュアルが整備されており、基本的なやり取りや対応方法が決まっているため、入社後に仕事を覚えられます。
| 仕事内容 | 電話を通じて商品販売や問い合わせ対応、市場調査などを行う |
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| 平均年収 | 393.6万円 |
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| 向いている人 | ・表情が見えないぶん、声のトーンや言葉づかいに気づかえる人
・顧客ニーズを把握して適切な回答や提案ができるコミュニケーション能力がある人
・感情的にならず、冷静な対応ができる人 |
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| ポイント | ・電話を通して顧客とコミュニケーションを取り、悩みや疑問を解消するお手伝いができる
・スキル、学歴問わずチャレンジできる求人が多い
・24時間365日対応を実施している場合、出勤時間が不規則になることがある |
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【作業・技術系】人と関わることが少なめの仕事
・工場作業員
・清掃員
・警備員
・ビルメンテナンス
・トラック運転手
・配送スタッフ
工場作業員
工場作業員の仕事はルーティンワークの傾向があり、入社後に仕事を覚えやすいのが特徴です。そのため、入社の段階ではスキルを問われにくく、ニートの方も挑戦しやすい仕事といえます。
食品工場や自動車工場など、工場によって仕事内容は異なるものの、組み立てや塗装、梱包など、与えられた役割をこなすのが基本的な仕事です。体力メインの仕事や、椅子に座りながらできる軽作業など、さまざまな業務があるので、自分にとって働きやすい職場が見つかりやすいでしょう。
ただし、なかには正社員ではなく期間工や派遣社員などの雇用形態の求人もあります。正社員就職を目指す場合は、求人情報の雇用形態や働き方の欄をしっかり確認することが大切です。
| 仕事内容 | 工場内で原材料や製品の搬入出、機械清掃、構内清掃、廃棄物処理などを行う |
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| 平均年収 | 345.4万円 |
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| 向いている人 | ・指示を正確に守れる人
・安全意識の高い人
・報告や連絡をきちんとできる人 |
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| ポイント | ・男女比は職場、仕事内容などにより異なる
・雇用形態は多様で、非正規社員の割合が高い
・シフト制で早朝勤務になることがある |
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清掃員
清掃員の仕事は、経験や年齢を問わず始めやすい仕事の一つ。清掃の手順や持ち場がある程度決まっているため、未経験のニートの方も仕事を覚えやすいのが魅力です。
清掃の業務には、個人宅を訪問するハウスクリーニングやビル・商業施設・駅といった公共の場の掃除を行うものがあります。小人数または一人で割り振られた場所を掃除をするのが基本のため、「一人で黙々と作業したい」という方におすすめの職業といえるでしょう。
| 仕事内容 | オフィスビル、店舗、学校、病院などの室内外を清掃し、清潔できれいな環境を保つ |
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| 平均年収 | 286.3万円 |
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| 向いている人 | ・体力のある人
・几帳面で細かい作業が得意な人
・ほかの人と共同作業ができる人 |
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| ポイント | ・1日3~4時間、週3~4日のような短時間勤務が一般的
・清掃場所によっては早朝や夜間で勤務することがある
・資格を取得すれば、清掃作業監督者になれる道がある |
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警備員
ニートの方が未経験から目指せる仕事の一つとして、警備員が挙げられます。警備員として働くためには入社後の法定研修(数日間の教育)が義務付けられており、未経験からでも安心してスタートできるでしょう。
一口に「警備員」といっても、担当する業務には以下の種類があります。
- ・1号警備 :学校や会社、商業施設などで盗難や事故を防止する
- ・2号警備 :道路や工事現場、イベント会場などで交通誘導を行う
- ・3号警備 :現金や貴金属、危険物などの輸送を担当する
- ・4号警備 :対象者のボディーガードを行う
このうち、1号警備業務や2号警備業務は未経験から挑戦しやすいといえます。一人や少人数で仕事をすることもあるので、「黙々と仕事をしたい」「コミュニケーションに不安がある」という方も、比較的始めやすい職種です。
| 仕事内容 | 施設や工場、商業施設などで、事故・火災・不法侵入の防止と対応を行う |
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| 平均年収 | 353.8万円 |
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| 向いている人 | ・迅速な判断、冷静な対応ができる人
・人の生命や財産を守る意識が高い人
・時間や規則を守れる人 |
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| ポイント | ・勤務形態は施設により異なる(日勤のみ、三交代制など)
・警備会社の約90%は従業員100人未満の規模
・18歳未満、破産宣告を受けている人、刑務所出所後5年未満の人などは就業ができない |
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| 仕事内容 | 道路工事や建築現場などで、車両や通行人の誘導、交通整理を行う |
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| 平均年収 | 329.2万円 |
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| 向いている人 | ・集中力を切らさずに業務を遂行できる人
・迅速な判断、冷静な対応ができる人
・コミュニケーション能力や協調性がある人 |
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| ポイント | ・勤務形態は職場によって異なる(日勤のみ、三交代制など)
・警備業務にあたる前に、警備業法で定める20時間以上の新任教育を受け、警備員登録を行う必要がある
・18歳未満、破産宣告を受けている人、刑務所出所後5年未満の人などは就業ができない |
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ビルメンテナンス
ビルの電力や空調設備の保守点検や管理を行うビルメンテナンスの仕事も、未経験から挑戦できます。入社後の資格取得を支援してくれる会社も一定数あり、「手に職をつけたい」「安定した仕事がしたい」というニートの方におすすめです。
再開発によるオフィスビルや大型の商業施設の増加によってビルメンテナンスの需要は高まりつつあり、人材確保のために未経験者を積極的に採用する企業も多数見られます。入社後に「第二種電気工事士」「マンション管理士」などの資格を取得することで、さらなるキャリアアップを目指せるでしょう。
| 仕事内容 | 電力設備・空調設備・給排水設備などの調整や管理を行う |
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| 平均年収 | 458万円 |
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| 向いている人 | ・機械の構造や操作に興味をもち、学び続けられる人
・推察力や判断力がある人 |
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| ポイント | ・学歴や資格は必要ない
・工業系の学校で電気や機械に関する知識を身につけていると有利
・さまざまな年齢の人が働いている |
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トラック運転手
ネット通販の拡大といった背景から物流のニーズが急増しており、ドライバー不足が叫ばれています。大型自動車第一種運転免許の取得を入社後に支援してくれる企業も多く、普通自動車第一種運転免許を保有していれば採用されるケースも多いでしょう。
「トラック運転手=激務」というイメージがあるかもしれませんが、異動が短距離であったり、ルートが固定されていたりするなど、働きやすい仕事もあります。運転中は音楽やラジオを聴きながらリラックスして働けるのも、ドライバーならではです。
| 仕事内容 | トラックを運転し、全国各地の荷物や商品を、安全・確実に目的地まで届ける |
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| 平均年収 | 491.9万円 |
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| 向いている人 | ・体力と集中力があり、健康管理が得意な人
・安全運転への意識が高く、責任感のある人
・地理に詳しい、または地理を覚えるのが得意な人 |
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| ポイント | ・月給制が主流で、基本給の他に各種手当や歩合給がある
・現状は男性が98%程度を占める
・荷役作業の軽減や待ち時間削減などの改善が進められている |
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配送スタッフ
トラック運転手と同様、ネット通販の拡大に伴う物流ニーズの増加により、配送スタッフの需要も高まっています。そのため、普通自動車運転免許さえあれば未経験でも歓迎されるケースが多く、ニートからの社会復帰として狙い目の職種といえます。運転中は「自分一人の空間」になれるため、職場の人間関係に悩みたくない方にもおすすめです。
「運転が好き」「体を動かすのが苦じゃない」という方にとっては、ストレスフリーで長く続けられる仕事になるでしょう。
| 仕事内容 | 決められた時間とルートで、店舗や事業所に商品を配送し、空容器などの回収も行う |
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| 平均年収 | 394.5万円 |
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| 向いている人 | ・安全運転ができる人
・計画的に行動できる人
・地理に詳しい人 |
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| ポイント | ・運転免許(車両に応じた種類)が必要
・「運行管理者試験」「安全衛生管理者試験」などに合格すると、管理職へ昇進できる可能性がある
・一人乗車で担当の店舗や事業所を回るのが基本 |
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【サービス・対人系】未経験歓迎が多く受かりやすい仕事
・介護職員
・営業職
・販売スタッフ
・飲食スタッフ
・施工管理
介護職員
介護職は少子高齢化により需要が高まっている一方、人手不足が問題になっています。人材確保のために経験やスキルを問わない求人を出している介護施設や事業所もあり、ニートの方も未経験から挑戦可能です。
「介護職はきつい」といったイメージを持つ方もいるかもしれませんが、介護ロボットやICT(情報通信技術)を積極的に取り入れて負担軽減に取り組む働きやすい施設も増えてきています。対人業務であることから「ありがとう」と直接感謝される機会も多く、自信がつきやすい仕事でもあります。
なお、施設介護員は無資格・未経験からスタートできますが、訪問介護員として一人で身体介護を行うには「介護職員初任者研修」以上の介護資格が求められるので注意が必要です。
| 仕事内容 | 高齢者や障がいのある方の日常生活を支援し、自立に向けた介護や生活援助を行う |
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| 平均年収 | 378.6万円 |
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| 向いている人 | ・相手の気持ちを察知できる人
・細かい観察力のある人
・福祉系の専門知識を学び、活かす意欲のある人 |
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| ポイント | ・24時間体制の施設が多い
・人材不足により、需要は増加傾向にある
・労働環境や賃金を改善する動きが進行している |
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営業職
営業職は幅広い業界で必要とされる職種のため、求人数が多い傾向です。コミュニケーション能力や積極的な姿勢が求められやすく、アピール次第でニートから正社員を目指せます。歩合制やインセンティブが給与に反映される企業もあり、成績次第では収入アップを狙うことも可能です。ビジネスマナーや交渉力が身につくため、将来のキャリアの幅を広げられるのも魅力といえるでしょう。
「営業=ノルマがきつい」と思われがちですが、既存の顧客を回る「ルート営業」など、未経験でも始めやすいスタイルがあります。ニートの方には、飛び込み営業などの新規開拓よりも、すでに関係のある顧客を定期的に訪問する「ルート営業」が働きやすい可能性が高いでしょう。
以下に、ルート営業の詳細をまとめたので、参考にしてみてください。
| 仕事内容 | 既存顧客との関係を維持・強化し、継続的な取引を行う |
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| 向いている人 | ・長期的な関係構築を得意とする人
・継続的なフォローアップが得意な人
・顧客サービス精神の高い人 |
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| ポイント | ・既存顧客に対する営業が基本で、ノルマがあることは少ない
・長く良好な関係を維持するうえでのプレッシャーを感じることがある
・1人で複数の企業や個人の顧客をもつことが多い |
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販売スタッフ
販売スタッフは特別なスキルがなくても、「この商品が好き」「人と接するのが好き」という気持ちがあれば採用されやすい仕事です。相手の要望を汲み取るコミュニケーション能力や、明るく接客できる対応力といったポテンシャルをアピールできれば、ニートから正社員就職を成功させられるでしょう。
販売の仕事はお客さまとの会話がメインですが、マニュアルが用意されていたり、先輩がサポートしてくれたりする場合が多いので、「うまく対応できないかも」と心配し過ぎることはありません。働きながら徐々にスキルを身につけていける仕事であり、ニートの方の社会復帰におすすめです。
ここでは、販売職である「アパレル店員」「化粧品販売」「携帯ショップスタッフ」の仕事内容についてまとめました。取り扱う商品によって仕事内容や求められるスキルは異なりますが、参考としてご覧ください。
| 仕事内容 | 接客販売とコーディネート提案を行い、店舗の運営や商品管理も担当する |
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| 平均年収 | 369.4万円 |
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| 向いている人 | ・適切な声掛けができるコミュニケーション能力がある人
・立ち仕事や商品運搬ができる体力がある人
・ファッションセンスに自信がある、または興味関心がある人 |
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| ポイント | ・幼児~子ども向けから全年齢向けまで、さまざまな店舗がある
・土日祝日も営業している店舗が多い
・ネットの普及により販売方法が変化しているように、時代の変化に応じた戦略が必要 |
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| 仕事内容 | 店頭で化粧品のカウンセリング・販売を行い、顧客に合わせた美容アドバイスを提供する |
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| 平均年収 | 369.4万円 |
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| 向いている人 | ・接客が好きで、コミュニケーション能力がある人
・美容そのものやトレンドに関心が強く、美的感覚のある人
・専門知識を習得する意欲のある人 |
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| ポイント | ・店舗の営業時間にあわせて出勤することが多い
・専門知識や技術があれば、再就職しやすい
・店頭での活動経験を経て、教育、商品企画、販売企画などキャリアアップの機会がある |
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| 仕事内容 | 携帯電話やスマートフォンの販売、契約手続き、操作説明、トラブル対応を行う |
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| 平均年収 | 369.4万円 |
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| 向いている人 | ・コミュニケーション能力が高い人
・臨機応変な対応ができる人
・丁寧に説明できる人 |
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| ポイント | ・全国各地に職場があり、店舗間の異動をすることがある
・高齢者向け専門スタッフの需要がある
・地域密着型のスマートフォン利用サポートの拠点としての役割が増加していて、継続的な人材需要が見込まれる |
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飲食スタッフ
飲食スタッフは経験やスキルよりも意欲を重視されやすく、ニートの方も採用されるチャンスがある仕事です。大手チェーンなどではマニュアル化・システム化が進んでおり、ブランクがある方や働いたことがない場合も安心してスタートできます。飲食店は数多くあることから求人数も豊富に見られ、自分の適性や希望条件に合う仕事が見つかりやすいのも魅力です。
また、学歴を問わない会社が多く、若くして店長やエリアマネージャーに昇進できるチャンスもあります。
飲食スタッフの仕事は大きく「キッチン業務」と「ホール業務」に分かれています。キッチン業務は調理がメインであり、基本的に接客を伴わないため、コミュニケーションに苦手意識がある方も比較的働きやすいでしょう。コミュニケーション能力に自信がある場合は、ホール業務が向いているといえます。
| 仕事内容 | 接客やキッチン業務を通じて、顧客に食事とサービスを提供する |
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| 平均年収 | 358.4万円 |
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| 向いている人 | ・コミュニケーション能力の高い人
・おもてなしすることが好きな人
・立ち仕事を長時間続ける体力がある人 |
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| ポイント | ・学歴や資格経験問わず挑戦しやすい
・店長は「防火管理者」「食品衛生責任者」等の資格が必要な場合がある |
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施工管理
施工管理は、建設現場の「監督」として工事全体を指揮する仕事です。建設業界の高齢化に伴い「若手を積極的に採用したい」と考える企業も多く、未経験・無資格で採用されるケースが増加傾向にあります。建物が完成した時の感動は大きく、やりがいや誇りを持てるのが魅力です。また、現場で働きながらスキルを磨き、資格を取得することで、収入アップやキャリアアップも目指せるでしょう。
「建設業界の仕事はきつい」というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、現在はタブレットを使った管理や週休2日制の導入といった働き方改革が進んでいます。ゼロから「一生モノ」の技術や資格を身につけられるため、将来への不安を解消し、安定したキャリアを築きたい方におすすめの仕事です。
| 仕事内容 | 工程・安全・品質・原価の4つを軸に、建設工事全体を管理する |
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| 平均年収 | 641.6万円 |
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| 向いている人 | ・全体を俯瞰し現場の状況管理ができるリーダーシップがある人
・傾聴し自分の考えも伝えられるコミュニケーションが得意な人
・トラブル対応力がある人 |
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| ポイント | ・一部業務を除き、経験、スキル、学歴問わず挑戦できる求人が多い
・1級建築施工管理技士を取得すると、市場価値がより高まる
・将来的に地図に残る建物の建築に携われる |
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未経験から仕事を探す際、ニートの方が陥りがちなのは「とにかく受かるところへ」と焦って求人を選んでしまうことです。確かに未経験歓迎と書かれていると安心しますが、実際には即戦力を求める職場や、人手不足が深刻な業界も含まれています。そのため、入社後にギャップを感じて早期離職してしまうケースも少なくありません。
大切なのは、「どんな働き方が合っているか」「どのくらいの負荷なら耐えられるか」を事前に整理すること。そして、求人票だけで判断せず、面接やエージェントを通じて現場のリアルな情報を得ることです。また、職場の雰囲気や上司との関係性など、実際に働くなかで自分にとってストレスになりやすいポイントを想定しておくと安心でしょう。
経験のなさをカバーするには、自分なりの働く軸や理由を丁寧に言語化して伝える準備も欠かせません。エージェントを使えば、そうした棚卸しも一緒にできます。焦らず、自分に合った選択をしていきましょう。
ニートから就職する際に注意するポイント
就職活動に慣れていないと、「早く内定が欲しい」と焦るあまり、大事な視点が抜けてしまうことがあるかもしれません。そうすると、入社後に「業務内容が自分に合わない」「職場の居心地が悪い」と感じて早期に離職してしまう可能性もあり、とても「ニートからの就職に成功した」とはいえません。
ここでは、ニートから正社員として就職し、長く働き続けるために注意しておきたいポイントをまとめました。これから就職活動を始めようと考えているニートの方は、最低限、以下の内容をチェックしておきましょう。
「給与」の高さよりも「教育・研修制度」があるかを見る
求人票を見ると、つい給与額が高い企業に惹かれてしまうものです。しかし、未経験者向けなのに相場より明らかに給与が高い場合、過酷なノルマがあったり、長時間労働(みなし残業)が含まれていたりする可能性があります。
ニートからの就職で最も優先すべきは、給与よりも「長く安心して働ける環境」です。最初にしっかり仕事を教えてもらえる環境を選べば、効率的にスキルアップを目指せるため、結果的に将来の収入アップにもつながる可能性があります。企業選びの際は、「研修制度あり」「メンター制度(先輩が指導につく制度)あり」といった記載があるかどうかチェックしてみましょう。
最初から「高望み」や「完璧」を目指さない
「ブラック企業は嫌だ」「残業はゼロがいい」「人間関係が良いところがいい」というように、条件を厳しくし過ぎると、応募できる企業が少なくなってしまいます。特に、職歴がなかったり、ニート期間が長かったりする場合、自分の希望がすべて叶う職場を見つけるのは困難といえるでしょう。なかなか求人が見つからず、就職活動が進まずに挫折してしまう恐れもあるので注意が必要です。
仕事に求める条件を決める際は、「絶対に譲れない条件」を1〜3つほど決め、それ以外は「働きながら慣れていこう」と割り切ることが大切です。
不採用になっても「人格否定」だと思わないこと
ニートから就職を目指す際、書類選考で落ちたり、面接で断られたりすることも考えられます。人によっては、不採用通知を見て「やっぱりニートの自分じゃダメなんだ…」「社会から拒絶された」と深く傷ついてしまうこともあるでしょう。
しかし、不採用になるのは自分の能力や人格を否定されているからではなく、たまたま「企業の求める条件と合わなかっただけ」。「縁がなかった」と気持ちを切り替え、次の応募に進むことが就職を成功させるコツです。
ブラック企業を見分ける方法は?
求人票や面接の段階でブラック企業を見抜くポイントはいくつかあります。
まず、年間を通して常に求人が掲載されている企業は要注意です。離職率が高く、人が定着しない過酷な環境である可能性が高いと考えられます。
また、仕事内容や待遇の具体的な説明がなく、「アットホーム」「夢」「感動」「やる気」といった精神論や抽象的な言葉ばかりが並んでいる場合も、実態が見えにくいため注意が必要です。
未経験募集にもかかわらず相場より明らかに給与が高い場合は、大量の「みなし残業代」が含まれているケースもあります。そのため、基本給と残業代の内訳を必ず確認するようにしましょう。
ブラック企業を見抜けるか不安な場合は、エージェントを利用して求人を紹介してもらうのが得策です。エージェントが保有している求人は、独自に設けた基準をクリアしたものであり、ブラック企業を回避できます。自分の適性や希望条件にあっているかどうかも踏まえたうえで求人を紹介してくれるので、ミスマッチを回避したい方にもおすすめです。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
1人で就職するのが不安な場合の相談先
「何から始めればいいかわからない」「自分一人で企業を選ぶのが怖い」という方は、就職支援のプロや公的な機関を頼りましょう。一人で悩みを抱え込んでしまうと、なかなか答えが出ずに就職活動に遅れが出たり、結果的に入社後のミスマッチや早期離職を招いたりする恐れも。ニートからの就職に悩んだら、迷わず第三者のサポートを受けることが就職成功への近道です。
以下に、ニートの方におすすめな就職の悩みに関する相談先をまとめました。自分にとって利用しやすい相談先はどこかチェックしてみましょう。
就職エージェント
就職エージェントは、専任のアドバイザーがマンツーマンで就職活動をサポートしてくれる民間の就職支援サービスです。就職のプロであるキャリアアドバイザーが、サービスの一環として就職に関する悩みや疑問を解消してくれます。ニート・既卒・第二新卒に特化したエージェントを選べば、より具体的なアドバイスやサポートをしてもらえるでしょう。
地域若者サポートステーション
地域若者サポートステーションとは、通称「サポステ」と呼ばれる厚生労働省委託の就職支援機関のことです。働くことに悩みを持つ15歳〜49歳の方を対象にしています。就職エージェントが「求人紹介」をメインに行うのに対し、サポステは「コミュニケーション講座」や「就労体験」など、働くための基礎体力をつけるサポートが中心的なのが特徴です。
「いきなり就職活動をするのは怖い」「まずは人と話す練習から始めたい」という、社会復帰の準備段階にある方におすすめです。
ジョブカフェ
ジョブカフェは、若者の就職支援に特化した施設で、正式名称を若年者のためのワンストップサービスセンターといいます。ハローワークの求人検索ができるほか、キャリアカウンセリングや職業適性検査、各種セミナーなどを無料で受けられるのがメリットです。
地域密着型の情報が多く、ハローワークと併設されていることも多くあります。「地元の企業で働きたい」「気軽に相談に行きたい」という方におすすめな相談先です。
ニートから就職を成功させたひとの体験談
ここでは、実際にニートからの就職を成功させた人の体験談を紹介します。就職活動のやり方や取り組み方に悩んでいる方は、参考にしてみてください。
21歳・短大卒のEさんは、学生時代に配送(徒歩)、ブライダル関連のアルバイトを経験。ブライダル業界に興味がありアルバイトを始めたものの、体調不良や仕事内容のミスマッチなどが原因で仕事が合わないと感じるようになったそうです。
その後、一般企業から内定をもらうも「働くイメージが持てない」という理由で内定を辞退。卒業後も納得できる就職先を探せることが決断の決め手になりました。
無職期間を経て上京し、就職エージェントのハタラクティブに登録。なりたい仕事がない状態で不安だったものの、就職に対する不安を的確に解決してくれ、スムーズに就職が決まりました。
「どうしたらいいのか分からないしんどさを、キャリアアドバイザーに聞いてもらうことで気持ちが変わりました。もし、変わりたいという気持ちがあるなら、一度エージェントに足を運んで話を聞いてもらうことが大切だと思います。」と話していました。
全文は、以下のコラムで紹介しています。ぜひご一読ください。
まとめ
ニート期間が長引くと、「もう自分は手遅れだ」と諦めてしまいがちです。しかし、仕事選びや企業選び、選考対策を入念に行うことで、正社員としての就職を目指せます。
企業がニートの方に求めることは、完璧な経歴ではなく「過去の失敗を受け止め、これからどう頑張るか」という未来への姿勢です。ニートからの就職を目指すなら、「まずは相談に行ってみる」「求人サイトを見てみる」といった小さな一歩を踏み出すことが鍵になるでしょう。
就職活動に不安があるニートの方は、就職エージェントのハタラクティブにぜひご相談ください。ハタラクティブは、若年層のニートやフリーターなどに特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、適性や希望条件にぴったり合う求人をご紹介します。
また、応募先企業に合わせた選考対策や、入社後のフォローなどにも対応。就職活動を一貫してサポートするので、ブランクがある方や初めて就職するニートの方もスムーズに内定獲得を目指せます。ハタラクティブへのご登録・サービスのご利用はすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
ニートから就職を目指したい方によくあるお悩みFAQ
ここでは、就職を目指すニートの方によくある悩みを、Q&A方式でご紹介します。就職を目指す際、以下の悩みに直面する可能性も考えられるので、ぜひ目を通してみてください。
30代のニートでも正社員として就職することは可能ですか?
30代のニートの方も正社員就職を目指せます。20代に比べると求人数は減りますが、諦める必要はありません。30代未経験の場合は、「人柄」を重視する中小企業や、慢性的な人手不足にある介護・建設・IT・運輸業界などが狙い目です。
一人での活動は苦戦しやすいため、ニート就職に強いエージェントを活用し、採用実績のある企業を紹介してもらうのが成功の鍵です。
「ニートは就職できない」というのは単なる噂です。少子高齢化による人手不足により、「未経験でもいいから若い力が欲しい」と考えている企業は増加傾向にあります。ネガティブな情報に惑わされず、「今なら間に合う」と信じ、早めに行動を始めることが大切です。
資格なし・高卒でも就職しやすい「おすすめの職種」はありますか?
ITエンジニアや介護、営業といった職種などがおすすめです。 これらの職種は「学歴・資格不問」で「ポテンシャル採用」を行う企業が多く、入社後の研修制度が整っている傾向にあります。
このコラム内で、ニートからの就職におすすめな職種を多数紹介しているので、参考にしてみてください。
面接で空白期間(ブランク)をどう説明すればいいですか?
正直に説明したうえで、反省とこれからの意欲をセットで伝えましょう。 嘘をついたり、環境のせいにしたりするのはNGです。「将来について考えすぎて行動できませんでした」といったように、ニート期間の反省点を正直に伝えましょう。その後、「この期間があったからこそ、働くことの重要さに気づけました。今は遅れた分を取り戻したいと強く思っています」というように、ポジティブな決意で締めくくることで、マイナスな印象を抱かれることを回避できます。
ニートから就職するためにはエージェントの支援を受けるべきですか?
ニートからの就職を成功させるためにも、エージェントを利用するのがおすすめです。 一人で就職活動を進める場合、「ブラック企業を見分けられない」「面接で上手く話せない」「不採用が続いて心が折れる」といった事態に陥る可能性があります。エージェントを利用すれば、プロが求人選びや選考対策をサポートしてくれるので、安心して就職活動を進められ、内定を獲得しやすくなります。
エージェントの利用を検討している方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。求人紹介から入社後のフォローまで、就職活動を一貫してサポートします。