「仕事に行きたくない!家にいたい」と感じる方へ要因別の対処法を紹介「仕事に行きたくない!家にいたい」と感じる方へ要因別の対処法を紹介
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「仕事に行きたくない・家にいたい」時は、心身の疲労を回復させてから原因を探そう
「仕事に行きたくない」「家にいたい」という思いを抱えながら働いている方もいるでしょう。働くモチベーションが低下しているのは、働き方や職場環境などにより心身の疲労が蓄積しているからかもしれません。原因を取り除けば解決する一時的な疲労のケースもあれば、自分だけでは改善が難しく慢性的に疲労が続くケースもあるでしょう。
このコラムでは、働く意欲が低下する理由や状態に合わせた対処法を紹介します。「仕事に行きたくない」と感じるときの休む判断基準も解説。「このまま我慢するしかない?」「どうしたら状況を改善できる?」とお悩みの方は、解決策を見つけるための参考にしてみてください。
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1分まとめ「仕事に行きたくない!家にいたい」と感じる方へ要因別の対処法を紹介
仕事に行きたくない・家にいたいと思うのは特別ではない
「どうしても仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じるのは特別ではなく、働いていれば誰にでも起こり得ることです。たとえば、「ミスをしてしまい周囲からの目線が気になる」「職場の環境が合わない」のような理由で「仕事に行かずに休みたい」と感じる場合もあるでしょう。
仕事に伴う苦痛を抱えたまま無理に働き続けると、心身に悪影響をおよぼす恐れがあります。状況を改善するためには、「なぜ仕事に行きたくないのか」を明らかにすることが大切です。
「仕事に行きたくない」というのが一時的な気持ちであれば、時間の経過とともに解消されることも少なくありません。ただし、毎朝仕事に行くのがつらい状態が続く場合は、原因に合わせた対処が必要になります。
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
仕事に行くことに対して苦痛に感じる原因は次章で説明するので、まずは自身の状況を整理してみましょう。
あなただけじゃない!6割以上の人が仕事にストレスを感じている
厚生労働省の「令和6年 労働安全衛生調査(実態調査)(p.15)」によると、現在の仕事や職業生活に対して「強い不安、悩み、ストレスと感じる事柄がある」と答えた人の割合は68.3%です。働く人の過半数以上の人が心身の負担を感じながら働いており、「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じるのもめずらしいことではないでしょう。
「仕事に行きたくない」と感じるからといって自分の努力不足だと責める必要はありません。働き方を見直す必要があるサインと捉えてみてください。
参照元:厚生労働省「令和6年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概要」
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仕事に行きたくない ・家にいたいと思う9個の理由
仕事に行くことに伴うストレスの原因には、仕事に対する価値観と現実のミスマッチや職場の人間関係、会社の体制などがあり、人それぞれ異なります。
以下に、「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じる主な理由を9個まとめました。自分に当てはまるものがないかチェックして、解決策を探るヒントにしてみてください。
1. 仕事にやりがいがない
仕事にやりがいを感じられないと、働くモチベーションが維持しづらく、「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じる場合があるでしょう。たとえば、「毎日同じ作業の繰り返しで成長を感じられない」「自分の仕事が誰の役に立っているか分からない」といったケースです。
自身の適性と業務が合っていなかったり、成果を出しても正当に評価されなかったりすると、仕事のやりがいを見失ってしまうのも無理はありません。仕事に慣れる中でやりがいが見つかる場合もありますが、仕事や会社の体制とのミスマッチが原因だと、自分の努力だけで状況を改善するのは難しいでしょう。
2. 仕事でミスをして不安が強い
仕事でミスをしたあとの不安が強いことも、「会社に行かずに家にいたい」と感じやすくなります。たとえば、自分の失敗のせいでほかの人に迷惑を掛けたり、クライアントや上司を怒らせてしまったりした場合、仕事に行くのが億劫になってしまうのも自然なことです。
特に、「ミスが許されない雰囲気がある職場」や「フォローが薄い職場」だと、周囲の反応を恐れて「もう会社に行きたくない…」と感じやすいでしょう。
仕事のミスに伴う不安は、再発を防ぐための対策を取ることで解消される場合もあります。ただし、職場の教育体制やフォロー体制に問題がある場合は、「またミスを起こしてしまうかもしれない」といった不安が続く恐れがあるでしょう。
3. 人間関係や職場の空気がストレス
人間関係や職場の空気に対するストレスも、仕事のモチベーションが低下する原因です。相性が合わない同僚や上司がいることで業務に関する情報共有や相談が難しくなり、仕事がスムーズに進められないケースもあります。
人間関係や職場の空気は、自分一人で簡単に変えられるものではなく、働きにくさを感じる状況が続けば、働くこと自体がストレスになる場合もあるでしょう。
4. 仕事量が多く忙しすぎる
仕事量が多く忙しすぎる状況が続くことで、働く意欲が下がっている場合も少なくありません。忙しさの原因は、繁忙期といった一時的なものもあれば、会社の人員不足や業務体制などのような慢性的なものもあります。
担当タスクの整理やスケジュール調整だけでは負担を減らせない場合は、疲労が蓄積して回復しづらくなる前に、環境そのものを見直す必要があるでしょう。
5. 睡眠不足や疲れが抜けない
睡眠不足や疲れが抜けない状況が続いていることで「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じている場合も。たとえば、「夜遅くまで残業が続き、十分な睡眠が取れていない」といった状況では、一晩寝ただけでは体力が回復せず、朝起きること自体が苦痛に感じるケースもあるでしょう。
心身の疲労が蓄積している状態では、無理に働き続けると体調不良につながりかねません。まずはしっかりと休息を取り、それでも回復しない場合は働き方を見直すことが大切です。
6. 会社の待遇に不満がある
給与や休日、福利厚生などといった、会社の待遇に対する不満も働くモチベーションが下がる理由といえます。「どれだけ頑張って成果を出しても給料が上がらない」「残業ばかりで休みが取れない」といった状況では、働く意味を見出せない場合もあるでしょう。
待遇面は会社の体制や経営状況により異なります。「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じる原因が待遇面である場合は、会社とのミスマッチのサインといえるでしょう。
7. 社風が合っていない
「社風が合っていないこと」に入社後に気づき、「会社に行きたくない」と感じる場合もあります。
自己分析や企業研究などの十分な対策を行ったうえで入社したものの、実際に働いてみたあとにミスマッチに気づく可能性もゼロではありません。
「入社する前のイメージと違った」「社員の性格や考え方が自分とは合わないかも」と感じることもあるでしょう。
社風とのミスマッチがある場合は、「仕事に慣れれば解消されるものなのか」を見極めることが大切です。自身の働き方で仕事のモチベーションを高められない場合は、環境を変えることも視野に入れる必要があるでしょう。
8. 通勤にストレスを感じる
通勤すること自体にストレスを感じて、「仕事に行きたくない」「家にいたい」と思うことも少なくありません。満員電車に負担を感じたり、通勤時間が長すぎたりすると、仕事に行くことが億劫になる場合もあります。
また、コロナ禍に在宅勤務を経験後、出社する働き方に戻った場合には、通勤がより苦痛に感じられることも。引越しや転職などで環境が変わらない限り、ストレスを解消するのは難しいといえます。
連休明けに「仕事に行きたくない」「何もやる気が起きない」と感じる方は多いものです。私自身も前職で毎週日曜の夜が憂鬱で、心と身体のバランスを崩しかけた経験があります。そこから学んだのは、「自分に合った会社」を選ぶことの重要性でした。
まず大切なのは、「オンとオフをしっかり切り替えられる仕組み」があるかどうかです。具体的には、有給休暇を取りやすい雰囲気、定時退社が当たり前、チャットの既読スルーが許容されるような余白のある文化などがあげられます。
次に「価値観の合う仲間がいるか」です。面接で社員の雰囲気や仕事への考え方を観察し、共感できる人がいるかを見てみましょう。そして「無理を前提にしない働き方ができるか」を可能な範囲で見極めてください。頑張りすぎなくても評価される仕組みや、ミスを許容し成長を見守る風土があると、気持ちに余裕が生まれます。
働くことに不安や迷いを感じる時期だからこそ、自分のペースで前に進める環境を選ぶことが、結果的にやる気や継続力にもつながるのです。
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仕事に行きたくないという気持ちを乗り切る方法
「仕事に行きたくない」「家にいたい」という気持ちを乗り切るためには、原因を明らかにして、一時的もしくは慢性的なものなのかを判断し、適切な対策を練ることが大切です。また、仕事に伴う心身的な負担を我慢するのではなく、負荷を下げる方向で乗り切ることがポイントといえます。
ここでは、「仕事に行きたくない」という気持ちを乗り切る方法を紹介するので、心身のストレスの改善策として参考にしてみてください。
仕事に行きたくないと感じた場合のメンタル的な解消方法について教えてください
「ごほうびシステム」を活用して仕事を”攻略”していきましょう
仕事を内容別や作業量であらかじめ分けてタスク化し、タスクがひとつ片付いたら1ポイントとして、ポイントが貯まったら自分に”ごほうび”をあげてみるのはどうでしょう?
こうした方法を、心理学では「トークンエコノミー法」と呼びます。たとえば、子どもがお手伝いをするごとにトークン(ポイント)をもらい、トークンを集めると欲しいものと交換できるという方法です。子どもは積極的にお手伝いをするように行動が変容します。
大人の仕事も同様で、「ごほうびシステム」でモチベーションを高めることで、仕事を頑張れるようになることも。また、仕事を内容や量であらかじめわけておくことで、その日に進めるべき仕事の目安が明確となり進めやすくなります。
人は先の目安が明確になるだけでも気持ちが楽になりますし、ポイントで進捗を把握しやすくなるので励みにもなります。ごほうびはご自身の好きなものにすることがポイントです。
今は仕事に行きたくない状態ですから、仕事に行けたら1ポイントとするなど、低めのハードルからモチベーションを上げて行くのが望ましいでしょう。
1.原因を1つに絞って整理する
まずは「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じる原因を1つに絞って整理します。仕事につらさを伴う原因は、業務量や職場の人間関係、会社の評価体制など、人によってさまざまです。
「自分が何に対してつらさを感じているのか」を思いつく限り書き出してみてください。そのなかで特にストレスに感じているものを明らかにできれば、「どうすれば今の状況を改善できるのか」も考えやすくなるでしょう。
2.一時的か慢性的かを見立てて対策を分ける
「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じる原因が、「一時的」か「慢性的」かによって適切な対策は異なります。仕事のモチベーションの低下の原因が、繁忙期による心身の疲労といった「一時的」なものであれば、時間の経過や休息により状況が改善する場合があるでしょう。
一方、人間関係や会社の体制など、今後も続く「慢性的」な問題が原因である場合は、いくら休んでも根本的な解決にはなりません。状況を改善するためには、部署異動や転職などのように環境を変えるといった対策が必要です。
心身の負担を和らげるためにも、問題を整理して対策を考えてみてください。
3.我慢ではなく「負荷を下げる方向」で考える
仕事に伴うつらさを乗り切るためには、我慢をするのではなく「負荷を下げる方向」で考えることが大切です。「もう少し頑張ってみよう」といったように精神論で無理に乗り切ろうとして限界を超えてしまえば、心身の体調不良につながりかねません。
仕事のストレスの原因が何であっても、「どうすれば負担を減らせるのか」を判断軸に対策を考えましょう。
仕事に行きたくない・家にいたいときに休む判断基準
「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じるときに会社を休むべきかどうかは、心身の状態や状況により異なります。以下に、「仕事を休んだほうが良いサイン」や「様子を見ても良いサイン」、休むべきか迷うときの判断軸をまとめました。
「周りにどう思われるか不安で判断できない」「この程度だったら休まないほうが良いのでは」などのように迷ってしまう際の参考にしてみてください。
休んだほうが良いサイン
「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じる際、以下のようなサインが見られている場合は休息を取ることをおすすめします。
- ・睡眠不足により朝起きられない
- ・体調不良が続いている
- ・仕事に集中して取り組めない
心身の疲労が蓄積すると、仕事のパフォーマンスに悪影響を及ぼしかねません。無理に我慢して働き続けて体調が悪化すれば回復にも時間が掛かるため、早めに休息を取ることが大切です。
様子を見ても良いサイン
以下のようなケースは、無理のない範囲で会社を休まず様子を見ても良いでしょう。
- ・なんとなく仕事に行きたくない
- ・繁忙期で仕事が忙しいのがつらい
- ・仕事でミスをして出勤しにくい
仕事のストレスの原因には一時的なものもあり、時間の経過により「仕事に行きたくない」「家にいたい」という気持ちが和らぐケースも存在します。
特に、仕事のミスをした翌日は、休むことでかえって出勤しづらくなる場合も。仕事のつらさを無理に我慢する必要はありませんが、心身の状態やストレスの原因に合わせて、「今休むことで問題が解決するのか」を考えてみましょう。
迷うときの判断軸
心身が疲労している状態では、「会社を休むべきか」を判断するのが難しい場合も。仕事のつらさを無理に我慢する必要はありませんが、どうしても迷ってしまうときは、以下の3つの判断軸で今の自分の状態を整理してみてください。
- ・回復度:睡眠や休息を取ることで心身の疲れを回復できるか
- ・影響度:心身の疲れにより仕事や私生活にどれだけ支障が出ているか
- ・継続度:心身の疲れがどれくらい続いているか、もしくは繰り返しているか
「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じるときは、つらさの一番の原因を明らかにしたうえで、心身の疲労の状況を整理することが重要です。自身の状態を見立てることで、「今日は休んで様子を見る」「環境を変える準備をする」など、次に取るべき行動も判断しやすくなるでしょう。
「眠れない」「食べられない」状態は休んだ方がいい“心のサイン”です。無理せずに早めに休みましょう
体調が優れないなかで無理をすることは禁物です。なんらかの病気やケガの状態が思わしくない、発熱や胃腸の不調で苦しい際にはお休みしましょう。無理を押して仕事に行っても、周りに気を遣わせてしまいます。感染するおそれのある病の場合は、なおさら休んだ方が賢明です。
また、「何だかずっと眠れない」「食欲がない」という状態が続くときも同様です。不眠や食欲不振はストレスに起因することが多く、心的な疲労が身体に影響することも多いもの。大事に至る前に早めに休みを取り、心身ともに体調を整えることを優先しましょう。
眠れずに食べられない状態が長引くと、うつ症状に陥ることもあります。うつ症状になると集中力が散漫になりやすく、通勤すら危ぶまれ悪いループにはまってしまいます。また、うつ症状が長引けば回復するまでの時間が掛かることもあるでしょう。
不眠や食欲不振の症状がある場合は、決して軽く捉えずに「今は心が疲れている」ことを自覚しましょう。早めの休息が悪化を防ぎます。
仕事に行きたくないと感じたまま我慢するリスク
「仕事に行きたくない」「家にいたい」という気持ちを抱えたまま我慢し続けると、心身の疲労が蓄積して判断力が低下するリスクがあります。
無理を重ねることでミスが増えれば、職場の人間関係にも影響して居心地が悪くなる恐れも。その結果、周囲に相談したり、働き方を調整したりといった「現状を変えるための選択肢」が取りにくくなってしまうでしょう。
ここでは、仕事のストレスを我慢し続けることで起こりやすい3つのリスクを紹介します。「このまま我慢するほうが良いのでは」とお悩みの方は、チェックしてみてください。
判断力が落ちて選択肢が狭まる
「仕事に行きたくない」という気持ちを我慢し続けることで精神的な余裕がなくなると、「会社を休む」「誰かに相談する」といった柔軟な判断ができなくなるリスクがあります。「もう少し頑張ってみよう」と無理を重ねて、限界を超えてしまうケースも少なくありません。
解決策の選択肢を狭めないためにも、心身の疲労が蓄積してしまう前に、自身の状況を客観視することが重要です。
心身の不調が生活に広がりやすい
仕事のストレスを我慢し続けると、心身の不調につながり、仕事中だけでなく私生活にまで悪影響をおよぼすリスクもあります。最初は「なんとなく仕事に行きたくない」といった気持ちだったとしても、次第に「通勤途中に気分が悪くなる」「オフィスに入ろうとすると吐き気がする」といった心身の不調が現れる可能性もゼロではありません。
心身の不調が悪化すれば、長期的な療養が必要になるケースもあるため、早めに休息を取るようにしましょう。
仕事のミスや人間関係で悪循環になりやすい
「仕事に行きたくない」「家にいたい」という気持ちを抱えながら働き続けると、集中力が散漫になりやすく、仕事のミスにつながりかねません。また、働くモチベーションが仕事に対する姿勢に表れてしまうと、周囲にネガティブな印象を与えてしまい、人間関係に悪影響をおよぼす恐れがあるでしょう。
職場の人間関係が良好でないと、連携が取れずにさらなるミスにつながったり、居心地が悪くなったりして、余計に「仕事に行きたくない」という気持ちが大きくなります。
働きやすさを維持するためにも、仕事のストレスは放置せずに早めに対処するようにしましょう。
仕事に行きたくないときに休む際の注意点
仕事の苦痛を和らげるためには、「休みの質」を高めることが重要です。休息期間の過ごし方を意識することで、心身の疲労が回復するスピードも変わります。
ここでは、「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じて休む際の注意点を紹介するので、心身の回復を促すためにも確認しておきましょう。
休みは回復と整理に分けて考える
休みの質を高めるためには、「心身の疲れを回復させる時間」と「現状を整理する時間」を分けて考えることが大切です。「仕事に行きたくない」「家にいたい」と疲弊しているときに解決策を探そうとしても、考えがまとまらずに余計に疲れを感じてしまうでしょう。
まずは心身の休息を優先し、エネルギーを回復させてからこれからのことを考えるようにしてみてください。
逃避で回復を潰さない
仕事のつらさから逃れたい一心で他者との関わりを遮断してしまうと、「孤立感」につながってしまい、回復を遅らせてしまいかねません。適度に人に関わることで気分転換になり、心身の疲労の回復を促せます。
一人で閉じこもってしまわずに、外の空気を吸いに出かけたり、信頼できる家族や友人に相談したりする時間も確保してみてください。
また、他者に今の状況を話すことで客観視できれば、仕事の苦痛を和らげる方法を見つけるきっかけにもできるでしょう。
勢いで大きな決断をしない
「仕事に行きたくない」と休んでいるときは、退職といった大きな決断をするのは避けるほうが無難です。心身の疲れが溜まっているときは冷静な判断が難しくなっている場合があり、勢いで決断してしまうと「やっぱり退職すべきではなかったかもしれない...」と後悔するリスクがあります。
まずは心身を休めることを優先し、冷静に考えられるようになってから今後の働き方を検討するようにしてみてください。
仕事に行きたくない・家にいたい気持ちが続くときの対処法
働くつらさを和らげるためには、まずは現状の仕事の負荷を下げられないか、働き方を見直してみましょう。それでもストレスを感じる場合は、働く場所を変えたり、支えとなる相談先を増やしたりすることが必要です。
ここでは、「仕事に行きたくない」「家にいたい」という気持ちが続くときの対処法を紹介します。「どうしたらつらい気持ちが落ち着く?」「仕事を辞めるしか方法はない?」とお悩みの方は、自分に合う対処法を見つけるためにもチェックしてみてください。
負荷を下げる
「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じるときは、仕事の負荷を下げるための対策を行いましょう。仕事の負荷は大きく分けて「仕事量・責任」「対人」「生活」の3つに分類できます。
仕事量・責任の負荷
仕事量や責任に伴う負荷は、「担当タスクが多すぎて終わらない」「業務を抱えているのにさらに追加されてしまい余裕がない」「締め切りが常に迫っていてプレッシャーがある」などです。仕事量や責任が負荷に感じる場合は、業務の優先順位・締め切り・自分の役割を見直してみましょう。
具体的には、上司に相談して業務の優先順位をつけたり、納期の延長を交渉したりして、物理的な作業量を減らす工夫を行えば負荷を下げられるはずです。
対人の負荷
対人の負荷は、「気を遣いすぎてしまう」「叱責が怖くて萎縮してしまう」「周囲と上手く関われず孤立感がある」などが挙げられます。周囲との関わりに負担を感じる場合は、あくまで「仕事上だけの関係」として捉え方を変えるのも一つの方法です。
無理に我慢をするのではなく考え方を見直すといった方向性で対処すると、「周囲と上手く関係を築かなければいけない」というプレッシャーから解放される場合があるでしょう。
生活負荷
生活負荷は、「満員電車で通勤するだけでしんどい」「休憩が取りにくく休まる時間がない」などです。この場合は、自分の働き方、仕事外の時間の使い方などを見直してみましょう。
「帰宅後にリラックス時間をつくる」「仕事を家に持ち帰らないようにする」など、オンとオフの切り替えを意識することで生活負荷を下げられる場合があります。
もし、負荷を下げても仕事のつらさが変わらない場合は、今の職場との相性が合っていない可能性があるため、働く場所を変えることも検討してみましょう。
場所を変える
ストレスにつながる負荷を下げても「仕事に行きたくない」「家にいたい」気持ちが落ち着かない場合は、働く場所を変えるのも一つの方法です。以下のポイントに沿って、段階的に働き方を変えてみましょう。
- ・働き方:通勤・勤務時間が原因の場合は、在宅勤務・時短勤務への変更、シフト調整を行う
- ・配置:職場の人間関係・責任の範囲が原因の場合は、部署や担当の役割を変えてみる
- ・環境:会社の社風・体制・将来性が原因の場合は、転職や退職を検討する
まずは「今の職場の制度で働きやすい環境を確保できるか」を確認してみてください。それでも状況が変わらなければ、今の担当チームや部署、会社のような環境を変えることで働きやすくなるかを考えましょう。
支えを増やす
「仕事に行きたくない」という気持ちが続くときは、一人で抱え込まずに精神的な支えとなる相談先を増やすことも重要です。第三者に現在の状況を話すことで、ストレス解消になったり、現状を変えるための解決策を見つけたりできます。
- ・状況の整理:相手に話すことで、自分が「何につらさを感じているか」を客観視できる
- ・交渉の準備:会社に「どうしてほしいか」を伝えるために必要な情報を整理できる
- ・回復の土台:第三者に共有して安心感を得ることで、精神的な回復を促せる
相談先を選ぶときは、「相手に何を求めるか」を基準に選ぶのがポイントといえます。職場の環境調整なら上司や人事担当者へ、心身の体調を整えるなら産業医や公的な相談窓口といった専門家を頼ることを検討してみてください。
また、「まずはつらい気持ちを聞いてほしい」という場合は、信頼できる家族や友人に相談することで心の負担が軽くなるでしょう
仕事に行きたくないと感じたときの、会社への相談のポイントを教えてください
会社に伝えるときのポイントは“相談ベース”であること
「仕事に行きたくない」と感じる相談は、特に連休明けなどのタイミングで多く寄せられます。私が受けてきたご相談でも、「職場には言いにくくて…」「このくらいで弱音を吐いていいのか迷って…」という声は少なくありません。ですが、そうした悩みをひとりで抱え込んでしまうと、心身のバランスを崩しやすく、結果的に長期離脱や退職につながってしまうこともあります。だからこそ、相談の際は“評価を下げないように話す”のではなく、“現状を共有し、どう働き方を整えていくか”を一緒に考える姿勢が大切。
たとえば、「最近少し気分が落ち込みやすくて…業務の調整を相談できませんか?」というように、丁寧な言葉で伝えるだけでも十分です。直属の上司が難しい場合は、人事や産業医など第三者を頼るのも選択肢のひとつ。話すことで自分の気持ちが整理され、客観的に状況を見つめ直すきっかけにもなります。“相談する”こと自体が、自分を守るための大切なアクションです。
仕事に行きたくないときに退職を判断するポイント
仕事がつらい状態を改善するために退職すべきかは、「今の職場が働きやすい環境に変わる可能性があるか」「より自分に合った働き方の条件が明確か」を判断基準にすることで見極められます。一時的な感情で働き方を決めるのではなく、環境が変わることで「働きやすさ」を得られるかを確認することが重要です。
ここでは、「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じるときに退職を判断するポイントを紹介します。「今の職場で頑張るべき?」「辞めて新しい環境を探しても良い?」のように、これからの働き方を決めるのに迷う際の判断軸として、参考にしてみてください。
仕事に行きたくないときに退職を判断するポイント
- 調整しても改善の兆しがない
- 体調や生活への影響が続いている
- 職場の要因が構造的で変わりにくい
- 次に重視したい条件が明確になった
調整しても改善の兆しがない
働き方を工夫したり、周囲へ相談したりして「働きやすい環境」になるよう調整しても、つらさが改善する兆しがない場合は、退職も検討してみましょう。対策を講じてもなお「仕事に行きたくない」という気持ちが続くのは、今の環境とのミスマッチを表すサインといえるからです。
今後も働き方を調整する工夫を続けたとしても、働きやすい環境に変わるとは限りません。現状を変える努力を無理に続けるのではなく、新しい環境に移ることも視野に入れてみましょう。
体調や生活への影響が続いている
仕事へのストレスが体調や生活へ悪影響をおよぼしている状況が続いている場合も、退職を検討すべきです。たとえば、「休んでも疲れがとれない」「仕事以外の時間もつらさを引きずってしまう」といった場合は、心身の限界を超えているサインといえるでしょう。
心身の健康は一度損なってしまうと、回復するまでにも長い時間が必要になります。無理を重ねるのではなく、自分の心身を守り、より自分に合う環境で働くことを優先してみてください。
職場の要因が構造的で変わりにくい
会社の方針や評価体制などのような職場の構造に心身の負担の要因がある場合、働き続けても状況が改善するのは難しいでしょう。職場全体の仕組みは自分一人の努力で変えられるものではありません。
働きやすい環境に変わる可能性が低い状態で「いつか良くなるはず」と我慢し続けると、働き続けた先で後悔する恐れがあります。自分に合う環境に変わる見込みがないことが判明した時点で「希望に合う環境」に移ることを考えるほうが、解決策として現実的です。
次に重視したい条件が明確になった
次に働く場所を選ぶ際に重視したい条件が明確になったかどうかも、退職を判断する基準といえます。「土日祝日は休みがいい」「一人で業務を進められる職場で働きたい」といった具体的な希望条件があれば、「自分と相性の良い環境」を選べる可能性が高まるためです。
ただ「仕事に行きたくない」「家にいたい」という気持ちだけで退職すると、今と同様の環境を選んでしまうかもしれません。しかし、「希望の働き方」がはっきりしているのであれば、今の環境に固執せず、新たに「理想に合う環境」に移ることを検討しても問題ないでしょう。
転職エージェントへの相談も効果的
「今の状況で本当に退職しても良い?」とお悩みの場合は、転職エージェントへ相談するのも効果的です。キャリアアドバイザーに今の状況を話すことで、客観的な立場から「新しい環境へ移るべきタイミングなのかどうか」のアドバイスをしてもらえます。
また、転職エージェントは各企業の職場環境を詳しく把握しているため、「自分の希望に合う働き方ができる環境なのか」を見極めたうえで、求人を選べるでしょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
まとめ
「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じるのは心身の休息が必要なサインであり、働くうえで誰にでも起こり得ることです。仕事のつらさを和らげるためには、無理に我慢せずに心身の疲れを回復させましょう。
そのうえで、仕事の苦痛が「一時的」もしくは「慢性的」なものなのかを見極めたうえで、原因に対処する方法を探ることが大切です。
それでも状況の改善する見込みがない場合は、自分に合う環境に移ることも視野に入れて検討してみましょう。
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仕事に行きたくない 家にいたいに関するQ&A
ここでは、「仕事に行きたくない」「家にいたい」と感じるときによくある疑問の回答を紹介します。
人により「仕事に行きたくない」と感じる原因は異なり、一概に甘えとはいえません。会社の方針や体制、人間関係などがストレスとなっている場合、自分の努力だけでは問題を解決するのは難しいでしょう。
「頑張りが足りないのでは」と自分を責めるのではなく、「仕事に行きたくない」という気持ちは休息が必要なサインとして捉えてみてください。
睡眠不足で朝起きられなかったり、仕事に集中できなかったりする場合は、不調が悪化する前に休みましょう。一方で、仕事のミスや繁忙期によるものなどの一時的なストレスであれば、無理のない範囲で様子を見ても良いかもしれません。
ただし、心身の限界を超えてしまうと、回復に長い時間が掛かるリスクがあります。自分の心身を守るためにも、仕事の苦痛を放置せずに早めに休む時間を確保するよう心掛けてみてください。
仕事を休むときは、電話やメールなど、職場のルールに沿った方法で始業前に上司へ直接連絡しましょう。無断欠勤をせず、社会人としてのマナーを守って連絡することで、周囲からの信用を損なわずにすみます。
休みの間、心身の回復に専念するためにも、適切な方法で連絡をするようにしましょう。
休息を取り、働き方を工夫するなどの対策を講じても「行きたくない」という気持ちが続く場合は、注意が必要です。それは一時的な疲れではなく、今の職場環境そのものがあなたに合っていない「ミスマッチ」のサインかもしれません。
今の環境で状況を改善するのが難しいのであれば、環境を変えることも検討すべきタイミングといえるでしょう。
「仕事に行きたくない」と感じて勢いで退職するのは、行動に移したあとに後悔するリスクがあります。しかし、状況を整理したうえで、「自分の努力だけでは改善できる見込みがなく、環境を変える必要がある」という結論に至った場合は、退職を検討しても問題ないでしょう。
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