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どうしても仕事に行きたくない理由と乗り切る方法!会社を休むのは甘え?
更新日
この記事のまとめ
- どうしても仕事に行きたくないと思うのは、必ずしも甘えとはいえない
- どうしても仕事に行きたくない理由には、人間関係の悩みや業務過多などが挙げられる
- どうしても仕事に行きたくないときは、リフレッシュしたり楽しみを作ったりすると良い
- 我慢し続けると、仕事に影響したり会社に行けない状態が続いたりする可能性がある
- どうしても仕事に行きたくないなら、働き方を変えたり転職したりするのも一つの手
「どうしても仕事に行きたくないのは甘え?」と悩んでいる方もいるでしょう。「どうしても仕事に行きたくない」という気持ちは必ずしも甘えとはいえません。
このコラムでは、どうしても仕事に行きたくないと思う理由と対処法を解説します。仕事に対するモチベーションの上げ方や休めないときの対応方法も説明するので、「仕事を休んで家にいたい」と悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてみてください。
「どうしても仕事に行きたくない」は甘え?
「どうしても仕事に行きたくない」「家にいたい」と思う気持ちは、必ずしも甘えとはいえません。働いている方のなかには、「今日は仕事を休みたい」と思った経験がある方もいるでしょう。長期休み明けやミスをした次の日などに、「どうしても仕事に行きたくない」と感じるのはみんな一緒のようです。一時的な気持ちであれば、時間の経過とともに解消されることも少なくありません。
しかし、「会社を休むのは甘え」だと我慢し続けると体調が悪くなったり、仕事以外のこともやる気がなくなったりと、心身に影響を及ぼす恐れがあります。仕事に行きたくないと思う自分を責めたり、自信を失ったりせず、感情をしっかりと受け止めて対処することが大切です。まずは仕事に行きたくないと思う理由を明確にし、問題の解決を目指しましょう。
仕事を休みたい気持ちが甘えなのか気になる方は、「会社に行きたくないのは甘え?正直に言うべき?よくある原因と対処法を解説」のコラムでも解説しているので、ぜひご一読ください。
どうしても仕事に行きたくない11個の理由
どうしても仕事に行きたくないと思う理由は、人によって異なります。ここでは、仕事に行きたくないと思う主な理由を11個紹介するので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
1.人間関係で悩みやストレスがある
どうしても仕事に行きたくないと思う理由として、人間関係の悩みやストレスが挙げられます。職場に自分と気の合う同僚や上司がいれば、仕事内容に不満があっても耐えられる場合があるでしょう。
しかし、どうしても合わない同僚や上司がいると、気軽に分からないところを聞いたり、悩みを相談したりすることが難しく、業務パフォーマンスに影響を与える可能性があります。そのため、職場の人間関係による悩みやストレスが、仕事に行きたくない原因になるといえるでしょう。
2.仕事量が多く忙し過ぎる
仕事量が多く忙し過ぎたりノルマが厳し過ぎたりすることも、仕事に行きたくないと思う理由の一つです。タスクやスケジュールを調整しても対応しきれないと、気持ちに余裕をもって業務をこなすのが難しくなります。
また、営業ノルマで数を追うだけの作業が続く場合も、仕事に対する意欲が低下しがちです。仕事が負担になっている場合には上司に相談し、人員補充や業務の見直しをしてもらう必要があるでしょう。
3.睡眠不足で朝起きるのが辛い
睡眠不足により朝起きるのがつらいことも、「どうしても仕事に行きたくない」と感じやすい原因になるようです。睡眠不足で朝起きるのがつらいという背景には、「オーバーワークで疲労が溜まっている」「夜遅くまで残業が続き、十分な睡眠が取れていない」「休日出勤が重なり心身に負担が掛かっている」などが考えられます。
4.仕事にやりがいを感じられない
与えられた仕事にやりがいを感じられないことが原因で、「どうしても仕事に行きたくない」と思うことも少なくありません。仕事で自分の能力を発揮できない状態が続くと、モチベーションが下がり仕事への意欲を失う恐れがあります。
「頑張っても結果が出ない」「周りから評価されない」「自分が成長していると感じられない」という状況が続くと、会社を辞めたくなることもあるようです。
5.会社の待遇に不満がある
「どうしても仕事に行きたくない」とモチベーションが下がる理由として、給与や休日、福利厚生など、会社の待遇に不満を抱えていることも考えられます。ハタラクティブの「若者しごと白書2024」によると、正社員の方が転職活動を始める主なきっかけは下記のとおりです。
転職活動を始めるきっかけ | 割合 |
---|---|
給与が低い | 44.6% |
やりがい・達成感がない | 29.9% |
人間関係が悪い | 23% |
引用:若者しごと白書2024「3-4. 就職活動・転職活動を始めたきっかけ」
正社員の方が転職活動を始めるきっかけのなかで一番多かったのが、「給与が低い」で44.6%でした。仕事を頑張っても正当に評価をされず、昇進・昇給もされなければモチベーションを保つのは難しいでしょう。会社の待遇に対する不満から仕事に行きたくない状態が長く続くと、今よりも条件が良い会社への転職を考える人もいるようです。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
6.会社の将来性に不安がある
会社の将来性に不安があることも、「どうしても仕事に行きたくない」と感じる理由として挙げられます。売上高の低迷が続いていたり、リスク管理が徹底されていなかったりすると、会社の将来性に不安を感じることもあるでしょう。「このままこの会社にいても大丈夫なのか」「なるべく早めに転職したほうが良いのかな」と不安な状態でいると、業務が手につかなくなったり、「仕事に行きたくない」と感じたりするようです。
7.仕事でミスをした
仕事でミスをした翌日に、「どうしても仕事に行きたくない」と思うのはみんな一緒でしょう。自分の失敗のせいでほかの人に迷惑をかけたり、クライアントや上司を怒らせてしまったりした場合、「どうしても仕事に行きたくない」という気持ちになるのは自然なことです。一度大きな失敗をすると、「また同じことをしてしまうのでは」と不安になり、仕事に行きたくないと感じる人は少なくありません。
8.仕事のプレッシャーが大きい
仕事へのプレッシャーが大き過ぎると、不安やストレスから「どうしても仕事に行きたくない」と思うこともあるようです。特に責任が大きい仕事を任せられると、仕事へのプレッシャーが大きくなる傾向があります。期限内にノルマを達成しなければならないような場合も、負担の大きさから仕事に行きたくないと思いやすいでしょう。
9.やりたくない仕事がある
やりたくない仕事がある場合も、「どうしても仕事に行きたくない」という気持ちが強くなりやすいといえます。特に、過去に失敗したり結果が伴わなかったりした経験がある業務には、苦手意識をもつことがあるようです。そのほかにも、「自分の適性に合っていない」「部署異動などで業務に慣れていない」場合もミスが多くなりやすいため、「仕事に行きたくない」と思う傾向があります。
10.通勤にストレスを感じる
通勤すること自体をストレスに感じて、仕事に行きたくない理由になっていることも少なくありません。満員電車にストレスを感じたり、通勤時間が長過ぎたりすると、仕事に行くことが億劫になりやすいようです。コロナ禍に在宅勤務を経験後、出社する働き方に戻った場合には、通勤することがより苦痛に感じられることもあるでしょう。
11.連休明けで心身が仕事モードに切り替わらない
「どうしても仕事に行きたくない」と感じる理由の一つは、土日休みや長期休暇のあとで心身を仕事モードに切り替えるのが難しいことです。日ごとの疲れを癒やそうとリラックスする気持ちから、急に仕事モードに切り替えるのはなかなか難しいもの。長期休暇の間に仕事へのモチベーションが下がることもあるようです。
仕事に行きたくない理由については、「「会社に行きたくない」と感じるのはなぜ?主な理由と対処法を解説!」のコラムでも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
どうしても仕事に行きたくないときに乗り切る方法
どうしても仕事に行きたくないという気持ちが一時的なものである場合、時間の経過などにより自然と解消されることもあるでしょう。しかし、慢性的に続くようであれば、原因を明確にして適切に対処する必要があります。ここでは、どうしても仕事に行きたくないときにおすすめの乗り切る方法を紹介するので、状況に合わせて試してみてください。
1.有給休暇や休日にリフレッシュする
仕事が忙し過ぎて疲労が溜まっていることが原因と思われるなら、有給休暇や休日に心身のリフレッシュを図りましょう。休息をとり、仕事から一旦離れる時間を作ることがポイント。友人や家族と出かけたり趣味を楽しんだりして、心をリフレッシュさせるのも有効です。休日に充実した時間を過ごせれば、休み明けの仕事も明るい気持ちで取り組める可能性があります。
2.生活習慣が乱れている場合は整える
生活習慣が乱れている場合は整えることを目指すのも、「どうしても仕事に行きたくない」ときには得策です。しっかりとした睡眠時間を確保できていない場合は、朝目が覚めても頭がすっきりとせず、「仕事に行きたくない」という気持ちになる傾向があります。
寝る前にスマートフォンやパソコンを見るのを避けたり、ストレッチをしたりして睡眠の質を上げることを目指してみましょう。
また、「朝起きたらシャワーを浴びる」「毎日朝食を食べる」など、自分ができることから挑戦してみるのもおすすめです。
朝食に楽しみを作ると気分が上がることも
「明日の朝は△△を食べよう」と朝食に楽しみを作っておくと、仕事に行く前に気分を上げられる可能性があります。また、朝に栄養を補給できることで仕事に集中しやすくなる効果もあるようです。「どうしても仕事に行きたくない」というときは、朝食を楽しむことを目標にしてみるのも良いでしょう。3.やるべきことや働く目的を考え直す
「どうしても仕事に行きたくない」と悩んでいる場合は、やるべきことや何のために働くのかを考え直してみるのがおすすめです。働く目的が明確になると、「今何をするべきなのか」が見えてくる可能性があります。
たとえば、「起業という目標を叶えるため」という目的があるなら、「今は働いてお金を貯める」「スキルを磨く」などを実行する必要があるでしょう。自分が何のために働くのかが分かれば、「どうしても仕事に行きたくない」という気持ちが和らぐ可能性があります。
4.職場の人との接し方を変えてみる
職場の人間関係が悩みで「どうしても仕事に行きたくない」という気持ちになる場合は、接し方を変えてみると良いでしょう。職場の合わない人と接するときは、相手の言動を主観で捉えていないか意識してみるのが有効です。客観的に見てみることで、相手の言動の本質を理解できる可能性があります。
それでも職場での人間関係の悩みが消えない場合は、仕事を進めるうえで必要な最低限のコミュニケーションを心掛けるのも一つの手です。「どうしても仕事に行きたくない」と悩むときは、無理に合わない相手と仲良くなる必要はありません。
5.仕事への意識を変えてモチベーションを上げる
仕事に行きたくない理由がやりがいのなさであれば、仕事に対する意識を変えてモチベーションを上げることを意識してみましょう。業務を行う目的を意識するとモチベーションが上がり、仕事に前向きになれる可能性もあります。小さな目標を設定して一つずつクリアしていけば、徐々にやりがいを感じられるようになる場合があるでしょう。
仕事に対してプレッシャーを感じ過ぎている場合は、「仕事をするのはお金のため」と割り切ることで気持ちが楽になる場合もあります。日々の業務に追われ、自分が本来目指していた目標を見失っていることも考えられるので、一度落ち着いて仕事に向き合ってみるのも効果的です。
6.失敗を前向きに捉える
失敗したことが気になり「どうしても仕事に行きたくない」という場合は、失敗をなるべく前向きに捉えるのがおすすめ。「失敗は成功のもと」ということわざがあるとおり、失敗した経験を活かすことで成功につながる可能性もあります。失敗を前向きに捉え、成長するための機会と考えることが大事です。仕事の失敗で周りに迷惑をかけた場合には真摯に謝り、同じ過ちを繰り返さないように努力しましょう。
7.仕事のあとに楽しみやご褒美を作る
仕事に対するストレスなどから、どうしても仕事に行きたくない気持ちが続く場合は、就業後の楽しみを作るとモチベーションアップに効果的です。たとえば、友人との食事やショッピングなどの予定を入れたり、趣味や習い事を始めたりするのも良いでしょう。映画や音楽など自宅で自分の好きなことを楽しむ時間を作るのもおすすめです。退勤後に楽しみが待っていると思えば、仕事にも前向きに臨める可能性があります。
8.自分の強みを書き出して自己肯定感を上げる
自分なりに頑張っていても仕事で評価してもらえないことが原因で「どうしても仕事に行きたくない」という気持ちになる場合は、自分の強みを書き出して自己肯定感を上げるのが得策です。そして、どうしたら自分の強みを仕事で活かせるかを考えてみましょう。
9.資格やスキルを身につけてキャリアアップを目指す
資格やスキルを身につけてキャリアアップを目指すのもおすすめの方法の一つです。将来のキャリアに役立つ資格やスキルを取得すれば、今よりも条件の良い会社に転職できる可能性があります。目標が明確になると、今の仕事は通過点であると捉えられ、業務に対する不満が和らぐことも考えられるでしょう。転職を視野に入れ、今の仕事で何らかの実績を積むことを意識すれば、仕事に対するモチベーションアップにもつながる可能性があります。
10.通勤ルートを変える
通勤がストレスで仕事に行きたくない人は、ルートを変えるのが有効です。毎日の満員電車が苦痛なら、遠回りでも混雑の少ないルートを調べてみましょう。可能であれば通勤時間をずらし、混雑する時間帯を避けるのも効果的です。
通勤時間がストレスで「どうしても仕事に行きたくない」という場合は、「通勤時間がストレス?原因と解消法を紹介」のコラムもチェックしてみてください。
仕事に行きたくない理由が通勤時間の長さなら引っ越しも検討しよう
会社が遠過ぎることが原因の場合は、通勤時間の短縮を目的として引っ越しを検討してみましょう。駅の近くや乗り換えの必要がない場所に引っ越すだけでも負担が軽減する場合があるのでおすすめです。通勤時間が短縮することによって、睡眠時間の確保にもつながるでしょう。11.好きなジャンルの音楽を聴く
好きなジャンルの音楽を聴くことで、「どうしても仕事に行きたくない」という気持ちを軽減できる場合もあるでしょう。仕事から一旦離れて自分の好きな音楽を聴くことで、リラックスできたり、気分をリフレッシュできたりするようです。「どうしても仕事に行きたくない」と悩むときは、自分の好きなジャンルの音楽を聴いてみると良いでしょう。
どうしても仕事に行きたくない…我慢し過ぎるリスクは?
仕事に行きたくない気持ちは、早めに改善・解決する必要があります。行きたくない気持ちのまま仕事を続けていると、仕事の効率低下や心身状態の悪化などを招きかねません。
集中力が低下して仕事に影響する可能性がある
「仕事に行きたくない」という気持ちを抱えたままだと、集中力が低下して仕事のパフォーマンスが低下する恐れがあります。業務に集中できなければ、ミスが増えて生産性が悪くなってしまうでしょう。
ミスを繰り返していると周りから心配されたり、ときには怒られたりと、周囲に悪影響を与える可能性もあります。さまざまな方法を試しても仕事に行きたくないのであれば、しっかりと休息をとって冷静に原因を探りましょう。
会社に行けない状態が続く可能性がある
仕事に行きたくない気持ちを抱えながら無理に続けていると、ある日突然会社に行けない状態に陥る恐れがあります。たとえば、通勤途中に気分が悪くなったり、オフィスに入ろうとすると吐き気を催したりと、身体が拒否反応を起こす可能性もゼロではありません。2〜3日休息しただけでは回復しない場合、仕事に行きたくないと思う原因を探ることが大事です。
どうしても仕事に行きたくない状態が続いて休みたいときは、「仕事に行きたくないときに休むのはあり?憂鬱な気持ちを解消する方法9つ」のコラムにも目を通してみてください。
心身に影響が出ているときは早めに対処しよう
「どうしても仕事に行きたくない」という気持ちから心身に影響が出ているときは、早めに対処することが大切です。無理を続けることで、体調が悪化する可能性も考えられます。身体が拒否反応を起こすほどストレスを感じている場合は、休職や退職なども検討し、一度仕事から離れることも視野に入れたほうが良いでしょう。どうしても仕事に行きたくないときに休む場合の注意点
「どうしても仕事に行きたくない」と会社を休むこともあるでしょう。仕事を休む場合には、次の点に注意してください。
無断欠勤せず会社に連絡をする
会社を休むときには、きちんと連絡するのが社会人として最低限のマナーです。無断欠勤をするとほかの人に迷惑を掛けるだけではなく、信用を失う可能性があります。どうしても会社に連絡したくないからといって親に連絡を頼んだり、同僚から上司に伝えてもらったりと、他人任せにするのも避けましょう。
仕事に行きたくない日に休む理由が思い浮かばない場合は、「仕事を休む理由を33個ご紹介!伝え方の注意点やマナーも」のコラムを参考にしてみてください。
部屋に閉じこもらない
数日間にわたって会社を休んだ場合は、部屋に閉じこもらず気分をリフレッシュさせることも大切です。1~2日程度なら問題ありませんが、何日も部屋に閉じこもり続けると気分が滅入りやすくなるため、適度に外に出て気持ちを切り替えるように心掛けましょう。ただし、上司に仕事を休む理由を「体調不良」と伝えている場合、外を出歩いているのを見られたときサボりやずる休みだと誤解されてしまう恐れがあるので気をつけましょう。
仕事を休むときの注意点やマナーについては、「仕事を休みたいのはこんなとき!休むときのマナーや対処法を紹介」のコラムでも解説しているので、確認してみてください。
休んだ勢いで退職するのは避けよう
どうしても仕事に行きたくないからといって、休んだ勢いで仕事を辞めるのは避けましょう。辞めたあとのことを考えていないと、転職活動で苦労したり次の職場でも同じ悩みを抱えたりして「辞めなければ良かった」と後悔することになりかねません。まずは仕事に行きたくないと思う原因を探り、辞めずに解決できる方法はないか検討しましょう。今の仕事でやりたいことはないのかも考え、時間をかけて気持ちを整理することが大切です。どうしても仕事に行きたくない日が続く場合の対処法
ここでは、どうしても仕事に行きたくない日が続く場合の対処法についてまとめました。以下で詳しく解説するので、ぜひご一読ください。
上司や会社の窓口に相談する
人間関係や仕事が忙し過ぎることが原因と考えられるなら、上司に相談しましょう。会社にもよりますが、職場の人間関係が原因なら配置換えや異動で解消される場合があります。業務量の多さが原因と思われる場合は、人員の増員や業務の振り分けといった対応で負担が軽減されることもあるでしょう。
パワハラやセクハラなどの問題行為が原因なら、会社の窓口などに相談して適切に対処してもらうのがおすすめです。会社での対応が難しい場合は、「パワハラ対策でストレスを溜めない!ハラスメントの原因や対処法を徹底解説」のコラムも参考に、外部機関に相談してみましょう。
休職して一旦仕事から離れてみる
どうしても仕事に行きたくない状況が続くようなら、「心身に影響が出ているときは早めに対処しよう」でも触れたように、休職して一旦業務から離れてみるのも手です。休職することで時間と心に余裕が生まれ、気持ちを整理できたり仕事のストレスから離れられたりするメリットがあります。
休職している間に、これからの自分のキャリアプランを見直してみるのも良いでしょう。
在宅やリモートワークなどの働き方に変えてみる
職場にいること自体にストレスを感じるのであれば、在宅やリモートワークなどの働き方に変えるのも一つの手。テレワークを導入する企業もあり、在宅勤務をする人も増加傾向にあるようです。自宅で仕事ができれば対人関係や通勤のストレスが軽減され、業務を効率的に進められる可能性があります。勤めている会社に在宅やリモートワーク制度があるかを確認してみると良いでしょう。
在宅ワークやテレワークを検討されている方は、「リモートワークとは?テレワークの違いと具体的な働き方」のコラムもチェックしてみてください。
違う部署に異動する
どうしても仕事に行きたくない日が続く場合は、違う部署に異動するのも有効です。職場の人間関係や業務内容が自分に合っていない場合は、部署が変われば状況が変わる可能性があります。
まずは、違う部署に移りたい旨を上司に相談してみると良いでしょう。
転職を検討する
さまざまな対処法を試しても「どうしても仕事に行きたくない」という場合は、転職するのも手段の一つです。特に、「上司からパワハラを受けている」「長時間労働が常態化している」「社風が自分とは合わずに辛い」など、解決が難しいことが原因の場合は、転職する理由に十分値するでしょう。
「周りが我慢しているのに自分だけ辞めるのは罪悪感がある」「会社を辞めるとキャリアが崩れる」「家族を支えられなくなる」などの思いから転職に踏み切れずにいると、心身ともに不調を起こす可能性もあります。
自分に向いている仕事を探したいときは適職診断がおすすめ
「自分に向いている仕事が分からない」という場合は、適職診断がおすすめです。適職診断とは、性格や特性から自分に合った仕事を分析できるツールのことを指します。Webサイト上で無料で診断できるものもあるようです。仕事探しの参考に活用してみるのも良いでしょう。
転職エージェントへの相談も効果的
「どうしても仕事に行きたくない」という悩みから転職を検討している場合は、転職エージェントに相談してみるのも効果的。転職エージェントでは、書類の書き方や面接対策など、転職活動に関するさまざまなアドバイスを行っているのが一般的です。仕事探しやスケジュール調整を代行してくれるうえ、非公開求人の紹介も受けられる場合もあるため、転職活動が初めての方にも心強い存在といえるでしょう。
「どうしても仕事に行きたくない」「一人での転職活動は不安」という方は、ハタラクティブにご相談ください。若年層の就職・転職をサポートしているハタラクティブでは、経験豊富なアドバイザーが求職者一人ひとりの要望やこれまでの経験を丁寧にヒアリングして、最適な転職先を紹介します。求人紹介のみではなく、履歴書や職務経歴書を作成するお手伝いから面接対策まで、幅広くサポートしているのが強みです。働きながら転職活動をする方も、安心してご利用いただけます。サービスはすべて無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。
どうしても仕事に行きたくないときの対処法に関するQ&A
「どうしても仕事に行きたくない」という場合によく抱えるお悩みにQ&A方式で回答します。仕事に行きたくないと思うことがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
「どうしても仕事に行きたくない」と感じる理由が分からない場合は?
「どうしても仕事に行きたくない」と感じる理由が分からない場合、心身が疲弊している可能性があります。
家からなかなか出られなかったり、夜眠れなかったりする場合は、周りに相談してみましょう。友人や家族に話しにくい場合は、医療機関や公的機関で相談したり、カウンセリングを受けたりするのも一つの手段です。
どうしても仕事に行きたくない気持ちを乗り切るには?
朝食や仕事が終わったあとの時間に楽しみを作りましょう。
自分がリラックスして充実できる時間をもてば、オンとオフを切り替えやすくなり、仕事に対するモチベーションの維持に役立つ可能性があります。たとえば、「朝起きたらお気に入りのカップでコーヒーを飲む」「大好きな△△を食べる」「仕事が終わったら好きなテレビドラマを観る」などです。そのほかにも仕事を乗り切るための対処法を知りたい方は、「仕事が憂鬱…乗り切る方法は?会社に行きたくないと感じるときの対処法」のコラムをあわせてご覧ください。
どうしても仕事に行きたくないけど行くしかない場合は?
職場の同僚や上司に相談したり、会社の相談窓口で状況を伝えたりしましょう。
「仕事が忙しく業務が溜まるから休めない」「代わりがいないから休めない」など、仕事に行きたくないけど行くしかない場合も考えられます。しかし、ストレスを我慢して仕事を続けていると、心身ともに体調不良を引き起こしかねません。会社に相談しても休めない場合は、「労働基準監督署に相談できる内容やメリットは?方法は電話やメール?」のコラムを参考に、公的機関や相談センターなどに相談しましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。