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転職理由を第二新卒が伝える際の注意点は?面接の回答例文や書き方も紹介
更新日

この記事のまとめ
- 第二新卒の主な転職理由は給与ややりがい、人間関係の悩みなどがある
- 第二新卒に限らず、面接では転職理由をポジティブに伝えることが大切
- 転職理由のほか、第二新卒は基本的なビジネスマナーや将来性も見られている
- 転職理由と志望動機に一貫性を持たせるのが、第二新卒の転職活動のコツ
- 第二新卒の転職活動は、社会人経験者としての強みを活かしながら進めよう
「第二新卒は転職理由をどう答えたら良い?」と悩んでいる方もいるでしょう。転職理由について第二新卒の方が面接官から聞かれたときは、ネガティブな理由をポジティブに言い換えるのがおすすめです。面接官は第二新卒に対し、「すぐに辞めないか」と不安を抱く可能性もあるため、マイナスのイメージを払拭できるよう工夫してみましょう。
このコラムでは、第二新卒の転職理由の伝え方を、例文を用いて紹介します。面接官がチェックするポイントも押さえ、転職を成功させましょう。
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第二新卒の転職理由とは
第二新卒が転職を決意する理由は、人により異なります。主な理由としては、給与や人間関係、「仕事にやりがいを感じられない」「思っていた仕事と違った」などのミスマッチが挙げられるでしょう。
以下では、第二新卒を含む正社員の転職理由について、それぞれ詳しく解説します。
第二新卒を含む正社員の転職理由ランキング
正社員で入社したものの、転職したいと考える人も少なくありません。「若者しごと白書2024」によると、第二新卒を含む正社員が転職活動を始めたきっかけとして、以下の理由が挙げられています。
順位 | 理由 |
---|---|
1位 | 給与が低い(44.6%) |
2位 | やりがい・達成感がない(29.9%) |
3位 | 人間関係が悪い(23.0%) |
4位 | 企業や業界の将来性が不安(15.8%) |
5位 | 残業や休日出勤が多い(13.8%) |
参照:若者しごと白書2024「3-4. 就職活動・転職活動を始めたきっかけ」
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
1位:給与が低い(44.6%)
「若者しごと白書2024」の調査結果では、「転職活動を始めたきっかけ」の1位が「給与が低い」という理由でした。給与が仕事量に見合っていないと感じる場合や、収入を増やしたいなどの理由から転職活動を行う人もいるでしょう。
第二新卒は経験年数が浅いので給与が少ない傾向があるものの、働き続けることで給与がアップする可能性は十分にあります。しかし、会社の評価システムが明確でなかったり昇給しにくい給与規定だったりすると、待遇に不満を感じ続けることが難しく感じるでしょう。
収入は、生活に直結する大切なものです。転職活動を行う際は毎月の給与額のほかにも、福利厚生や賞与、各種手当などもチェックしてみるのもおすすめです。
年収を上げる方法について知りたい方は、「年収を上げるためのスキル7選!収入が増えやすい人の特徴を解説」のコラムを参考にしてみてください。
2位:やりがい・達成感がない(29.9%)
日々の業務にやりがいや達成感が感じられず、仕事に対しての意欲が低下してしまう人もいるでしょう。入社後に、「そもそもやりたい仕事ではなかった」「自分の能力を活かせる業務内容ではなかった」と気付いた場合、転職を検討する人も少なくありません。
ミスマッチの原因が、求人票の内容と違う・企業研究が不足している、などのケースもあります。いずれの場合も、誤解のない表現で転職理由を伝えないと身勝手と思われる可能性があるため、注意が必要です。まずは、やりがいがないと感じる原因を知って、対処法を試してみましょう。
「仕事にやりがいがないと感じる原因とは?対処法も合わせて紹介」のコラムでは、改善方法も解説しています。ぜひ、チェックしてみてください。
3位:人間関係が悪い(23.0%)
会社の人間関係がうまくいかないと、仕事をストレスに感じます。割り切っていても、業務に支障をきたすほどの関係では、仕事そのものがうまくいかないため退職を検討しても仕方ないといえるでしょう。退職を決める前に、上司に相談してみるのも一つの方法です。また、職場の人間関係は、異動により変化する可能性もあります。「人間関係で仕事を辞めるのはあり?ストレスになる理由や対処法などを解説」では、対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4位:企業や業界の将来性が不安(15.8%)
新卒として就職後、就活時には分からなかったことに気付き、転職を検討する場合もあるでしょう。実際に働いてみると、企業や業界の将来性に対して不安が生じ、「このままこの会社や業界で働いていて大丈夫なのか」と感じるパターンもあるようです。
まずは、将来性のある仕事とはどのような仕事かを見極めたうえで、自分の能力に合った業界を選ぶのがおすすめです。ただし、明確な目的がないまま、漠然とした不安を理由に退職を決めてしまうと、あとで後悔する可能性があるので避けましょう。詳しくは、「将来性のある仕事の特徴とは?見極める3つの方法や就活のポイントを解説」のコラムをご一読ください。
5位:残業や休日出勤が多い(13.8%)
ワークライフバランスを重視し、プライベートを充実させたいと感じている方にとって、残業や休日出勤はストレスの原因にもなり得ます。また、日常的に長時間の残業や休日出勤がある会社は、労働基準法を守れていないブラック企業の可能性も。
最近では、仕事とプライベートのバランスが取りやすい会社も増えており、働く環境を見直すために転職するのも選択肢の一つです。ほかにも、企業風土や職場環境によっては「付き合い残業」により退社が遅くなっている場合もあります。「付き合い残業」にお悩みの方は、「付き合い残業とは?なくならない理由や定時で帰るための対策を解説」のコラムを参考にしてみてください。
第二新卒の転職理由の書き方や伝え方のコツ
第二新卒の場合、社会人経験者という強みはあるもののどのようにアピールすべきか分からない方もいるでしょう。以下では、第二新卒の方が転職理由を履歴書に書く際の書き方や面接での伝え方について解説します。
前向きな理由や今後のビジョンを伝える
転職理由を伝える際は、ポジティブな印象を与える内容を心掛けましょう。第二新卒の採用では、若さやポテンシャルに期待される場合もあります。スキルアップに対して意欲的なことや自分の能力を活かせる職種であることなど前向きな理由を伝えましょう。また、入社後はどのように成長していきたいのか、将来のキャリアビジョンを明確に伝えることも大切なポイントです。
転職理由と志望動機につながりを持たせる
同じ職種や業界に転職する場合、転職理由と志望動機につながりを持たせることで、社会人経験で得たスキルをアピールできます。自分が持つスキルを活かせる新たな職場でやりたいこと、それを応募先企業でどう実現していくのかなどを具体的に伝えることで、仕事に対する意欲も伝わりやすくなるでしょう。伝え方のポイントは、「転職理由はスキルアップ!考える際のポイントは?面接で伝える例文も紹介」のコラムで詳しく解説しています。ぜひ、チェックしてみてください。
長々と説明せず簡潔に伝える
面接時の回答時間は質問内容にもよるものの、一般的に30秒から1分半が目安とされています。伝えたいことが多いからといって長々と説明すると、要点が分かりにくくなるため避けましょう。伝えたいポイントを時間内に簡潔にまとめて話すことで、相手も理解しやすくなります。
共感を得られやすいエピソードや具体例を挙げる
限られた回答時間のなかでも、できるだけ具体的なエピソードを交えることで、ほかの応募者に比べてアドバンテージがあるように感じられます。また、エピソードは、ネガティブなことではなく共感を得られやすいポジティブな内容を心掛けましょう。転職理由がネガティブな内容でも、ポジティブな言葉に言い換えることも可能です。詳しくは、「転職理由を言い換える方法とは?ポジティブな伝え方を例文とあわせてご紹介」のコラムをご参照ください。
第二新卒の採用面接で見られている4つのポイント
第二新卒の面接ではビジネスマナーや身だしなみのほか、将来性や熱意も見られています。以下で解説する面接官がチェックしているポイントを、ぜひチェックしてみてください。
1.基本的なビジネスマナーや身だしなみ
第二新卒の採用面接では、基本的なビジネスマナーや身だしなみをチェックされます。第二新卒は社会人経験があるため、ビジネスマナーを身につけているのを前提に見られる可能性もあるでしょう。
挨拶の仕方や面接中の立ち振る舞いのほか、敬語の使い方・姿勢など、細かな部分も見られているため、面接に挑む前に自身の行動を振り返っておく必要があります。服装や髪型などの身だしなみは良い印象を与えられるように清潔感を意識しておきましょう。私服やビジネスカジュアルで面接している企業の場合もなるべくスーツを着用し、清潔感のある髪型で望むのがおすすめです。
2.やる気や熱意の有無
第二新卒の面接では、やる気や熱意があるかを見られています。転職理由が曖昧だったり入社に対する熱意が伝えられなかったりすると、選考から外される可能性もあるため注意が必要です。
面接官は仕事に目標や責任を持ち、改善しようと努力する姿に熱意を感じます。目標が定まっていない曖昧な転職理由では「目標がない=熱意がない」と判断されてしまうこともあるため、しっかりと対策しましょう。面接での熱意の伝え方は「自己PRは熱意が大切!伝えるための具体的なポイントを解説!」でも紹介しています。
3.将来性の有無
第二新卒の転職では、将来性の有無も重視されます。「入社後こんな仕事がしたい」など、将来の展望を伝えることで、前向きで将来性があるとアピールできるでしょう。
また、前職の実績や積み重ねている努力が伝えられると、面接官により魅力的な印象を与えられます。転職後の活躍している姿をイメージしてもらえるよう、将来性が分かるビジョンを伝えてみてください。
4.転職理由に嘘はないか
面接官は、第二新卒の転職理由に嘘はないかを見極めています。第二新卒は転職理由に後ろめたさを感じる場合もあるでしょう。しかし、面接官は第二新卒者の本音を知りたいと思っています。
転職理由に嘘を混ぜてしまうと、質問を受けた際にうまく答えられず不信感を持たれてしまうため注意が必要です。履歴書に記載した転職理由と一貫した内容で、正直に伝えましょう。
面接官の具体的なチェックポイントについて詳しく知りたい方は、「面接官が見るポイントとは?合否の決め方や採用したい人の特徴を解説」のコラムをご参照ください。
第二新卒の転職理由の例文
第二新卒にはさまざまな転職理由があるため、面接に使える理由別の伝え方を例文とともに紹介します。該当する部分を見ながら、自分なりの転職理由を考えてみましょう。
転職理由が残業に対する不満だった場合
第二新卒のなかには残業の多さを理由に転職を決める方もいます。しかし、そのまま伝えては「残業したくない=仕事に対して意欲が低い」ととらえられる可能性も。ネガティブな印象にならないようにするためにも、言い方を工夫しましょう。
残業そのものを転職理由とするのではなく、「残業が多いことがスキルアップの妨げになっていた」と伝えるのがポイントです。
回答例
学習の時間を確保しようと業務の効率化に努めましたが、さらに仕事を割り振られ残業が減ることはありませんでした。オンオフのメリハリをつけて働きたいと考え、転職を決意しました。」
転職理由が仕事内容に対する不満だった場合
仕事内容に不満があって転職を決めた場合も、そのまま伝えると印象が悪くなるため注意が必要です。前の会社では携われなかった仕事を、この企業で叶えるために転職を決意したと話すと、熱意が伝わりやすくなるでしょう。また、前職で経験したことを入社後に活かせるとアピールするとより好印象を与えられます。
回答例
サービス業で培ったコミュニケーション能力やお客さまの要望を反映できるよう、御社で力を発揮したいと考えております。」
転職理由が待遇面に対する不満だった場合
給与や年収・福利厚生などの待遇面に不満があり転職する場合も「給与が安かった、年収をさらに上げたい」など直接的な言葉で回答するのは避けましょう。
前職の給与や待遇に対する不満のみを伝えるのではなく、努力に対する正当な評価を求めていることを伝えるのが大切です。
回答例
自分の出した結果を評価に反映する社風の御社で、これまでの経験やスキルを存分に発揮し努力したいと思っております。」
転職理由が人間関係の悪さだった場合
転職理由が「上司からパワハラされた、同僚とうまくつき合えなかった」など人間関係の場合は、表現の仕方を変えて伝えるのが賢明です。面接では短い時間で簡潔に転職理由を説明しなくてはなりません。人間関係に関する内容を短時間で説明するのは難しく、うまく伝えられないと面接官に「トラブルを起こしそう、人間関係を築くのが苦手なのかも」と警戒される可能性があるため、伝え方の工夫が必要です。
回答例
転職理由がキャリアチェンジやスキルアップ目的の場合
仕事にやりがいを感じられず転職する第二新卒もいます。しかし、何に対しやりがいを感じるかは人により異なり、明確に面接官へ伝えるのは難しいでしょう。やりがいを感じられなかったことが理由で転職する場合は、これまでの経験とともに自身が「前向きに取り組めること」を伝えるのがおすすめです。
回答例
転職理由別の回答例については「転職理由の書き方は?人間関係やスキルアップなど理由別の例文を紹介!」のコラムも、あわせてご覧ください。
転職理由を伝える際に第二新卒が避けるべき3つのこと
第二新卒が転職活動で面接官に転職理由を伝えるときは、前述したようにネガティブな理由は避けて前向きに伝えることが大切です。また、転職理由と志望動機に一貫性のない回答も避けましょう。ここでは、第二新卒が採用面接で転職理由を答えるときに注意したい3つのことをまとめました。
1.ネガティブな退職理由を伝える
ネガティブな退職理由であっても、そのまま伝えるのは避けましょう。「残業が多かった」「給与が安かった」「仕事内容に不満があった」などの事実を伝えると、面接官に「自社でも否定的にとらえるのではないか」と悪い印象を与えかねません。
不満を抱く背景には、「年収を上げたい、やりたい仕事がある」といった前向きな気持ちが隠れている可能性があります。自分の気持ちと向き合うためには自己分析を行い、不満に感じた理由を掘り下げてみるのがおすすめです。
2.転職理由と志望動機に一貫性がない
転職理由と志望動機に一貫性を持たせると説得力が増し、面接官に熱意が伝わりやすくなります。たとえば「前の会社では残業が常態化していた」という転職理由を持つ場合、志望動機を「ワークライフバランスを大切にしている御社で、メリハリをつけて仕事に取り組みたい」とすることで筋が通っていると評価してもらえます。
転職理由が明確であれば志望動機は自然に見えてくるため、転職理由と志望動機に矛盾が生じている場合は、転職したい理由を深掘りして考えてみましょう。志望動機の詳しい作り方や例文は「転職の志望動機が思いつかないときの対処法とは?好印象な内容や例文を紹介」をご覧ください。
転職理由の深掘りには自己分析や企業研究がおすすめ
転職理由を明確に伝えたいのであれば、自己分析や企業研究を充実させましょう。自己分析は自分の強みや価値観を明確にするために役立ち、企業研究は自分に合う企業か判断するために必要です。第二新卒の転職では時間をかけて自己分析や企業研究を行い、本当に後悔しない選択が行えるようにしましょう。自己分析のやり方が分からない方は、「第二新卒に自己分析は必要?転職時や採用面接に活用できるやり方を紹介」のコラムをご覧ください。
3.転職理由が他責や曖昧
「配属先が希望の場所ではない」「やりたい仕事ができなかった」など、転職理由を他責で伝えると面接官に悪い印象を与えてしまいます。ほかに原因があったとしても、転職理由で他人や環境のせいにする言い方は避けましょう。
また、「仕事に飽きた」「周りが転職しているため」といった曖昧な理由は、面接官に早期退職をイメージさせます。明確な転職理由が思い浮かばない場合は、自分がやりたい仕事は何か・なぜこの会社で働きたいのかについて、考え直すのがおすすめです。
転職理由以外で第二新卒の採用面接に役立つ質問と回答例文
第二新卒の面接では転職理由以外にも、前職での失敗談・やりがいを感じられなくなったときどうするかなど、対策すべき定番の質問があります。ぜひ、以下の解説や回答例を活用してみてください。
前職での失敗や辛かった出来事は何ですか
第二新卒の面接では、前職での失敗や辛かった出来事を質問されることがあります。失敗談の説明では出来事そのものより課題解決力を重視するため、失敗をどう乗り越えたかを伝えてみましょう。
回答例
このときは即座に上長へ相談し関係各所へ謝罪した結果、取引先との契約を継続することができました。この出来事から、発注の際に自身で十分注意をするのはもちろん、ダブルチェックを行うことを徹底しております。」
未経験の業務を行うことに抵抗はありませんか
面接官が第二新卒へこの質問をする理由は、成長意欲や適性を判断するためです。回答するときは未経験の業務に対する後ろ向きな発言は避け、新しい業務にも前向きに取り組む姿勢をみせましょう。
また、入社前に学ぶべきことがないか・どのようなスキルを身につけておくべきかを聞いておくと、より積極的な姿勢がアピールできます。
回答例
転職後にやりがいを感じられなくなったらどうしますか
この質問には仕事でモチベーションが低下したとき、どのように自身の気持ちを奮い立たせるのかを伝えます。感情のコントロールができること・仕事に支障をきたさないように配慮できることをアピールしましょう。
回答例
やりがいを感じられなくなったときは、現在のこの気持ちを思い出し、成長後の自分を想像して再び意欲と熱意を取り戻せると考えています。」
第二新卒が転職を成功させるための3つのポイント
ここでは第二新卒が転職を成功させるために知りたい3つのポイントを紹介します。第二新卒ならではの強みを理解して、前向きに活動を進めましょう。
1.第二新卒の強みをアピールする
第二新卒は、新卒にはない社会経験を強みとして活かしましょう。前職で学んだことをアピールすると、同業種で採用された場合は、即戦力として働ける可能性もあります。面接官に具体的なスキルを伝えると、すぐに活躍してもらえる人物であるとの期待が高まり、実際に働くイメージが持たれやすくなるでしょう。「第二新卒の強みとは?見つけ方や転職活動での自己PR方法を例文付きで解説」のコラムでも、第二新卒の強みを紹介しています。
2.企業研究を行う
第二新卒も転職する際は企業研究をていねいに行いましょう。自分が目指す企業が求める人物像やスキル、社風などをチェックします。もしも支店や店舗があったり、企業を実際に確認できたりするのであれば現地まで足を運ぶのもおすすめです。企業が求めるイメージに沿いながら自己PRや志望動機を作成しましょう。
3.専門家のアドバイスを受ける
第二新卒は新卒とは異なり、学校のサポートを受けられません。そのため、人によっては転職活動で悩みを抱えて身動きがとれなくなる可能性もあります。もしも転職活動が難しい場合は転職エージェントをはじめとした専門家の力を借りるのもおすすめです。一人で抱え込むのは避けましょう。
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転職理由や転職活動に悩む第二新卒からよくある質問
第二新卒の転職理由はさまざまで、どのように進めるべきかお悩みの方もいるでしょう。以下では、第二新卒の転職に関する疑問や悩みをQ&A方式で解決します。
第二新卒と既卒の違いは何ですか?
第二新卒は新卒で入社し数年以内に退職した人で、既卒は大学卒業後に何らかの理由で正社員就職していない人を指します。大きな違いは、第二新卒には職歴があり、既卒にはないことです。
それぞれの実態については「既卒と第二新卒の違いは?どちらが有利?定義やメリット・デメリットを解説」のコラムをご一読ください。
第二新卒は転職に有利でしょうか?
第二新卒は社会人経験がある若い人材のため、積極的に採用する企業も多いといわれています。
ある程度のビジネスマナーを身につけている第二新卒は、企業にとっては教育コストが省けるメリットもあるでしょう。また、第二新卒は前の会社のルールに染まり切っておらず、組織の風土に馴染みやすいことも強みの一つです。
転職市場で第二新卒のニーズが高い理由については「第二新卒歓迎とは?企業が若手を求める理由や転職を成功させるコツを解説」でも解説しています。
転職理由が「就活失敗」の場合も正直に伝えるべき?
「就活に失敗した」という理由を、志望理由や転職理由としてそのまま伝えるのは避けましょう。ミスマッチだったと感じた理由をもとに、転職後の会社ではどのようなスキルやキャリアを身につけたいのかを伝えることが大切です。
「転職理由がキャリアチェンジやスキルアップ目的の場合」の項を参考に、前向きな理由に言い換えて伝える工夫をしてみましょう。
第二新卒の退職理由が「上司からのパワハラ」だったらどう書く?
「上司からパワハラを受けた」という、直接的な表現は避けましょう。また、言い方を少し変えて、「上司と合わなかった」「人間関係に悩んで退職した」とした場合でも、企業によっては「入社後もまた同じ悩みを抱えるのではないか」と懸念される可能性があるため、注意が必要です。
人間関係を理由に転職理由を伝える際のポイントについては、「退職理由が人間関係の場合は面接でどう伝える?例文と答え方のコツを解説」でも詳しく解説しています。回答例もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒で志望動機が書けない場合の対処法は?
志望動機とは、希望する会社に就職したい理由をまとめたものです。詳しい書き方や例文については、「志望動機書の書き方は?第二新卒や未経験から転職する場合の例文も紹介!」のコラムをチェックしてみてください。1人で作成するのが不安な方は、ハタラクティブにご相談ください。応募書類の作成からチェックまで、丁寧にサポートいたします。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。