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考えるのが好きな人向けの仕事は?活かせる要素や適職の選び方もご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 考えるのが好きな人は、旺盛な知識欲や鋭い分析力といった特徴を仕事に活かせる
- 考えるのが好きな人は、自分のペースで進められ知的刺激がある仕事が得意な傾向にある
- 考えるのが好きな人が苦手なのは、対人関係が重要だったり人と競ったりする仕事
- 適職は自分の適性に合った仕事のことで、好きなこととは違う場合がある
- 合う仕事が見つからないときには、自分の適性の棚卸しや他人への相談がおすすめ
「考えるのが好きな人に合う仕事は何だろう」と気になる方は多いでしょう。考えるのが好きな人には一人で自分の思考を深めたり、マイペースに仕事を進められたりする環境が望ましいといえます。
このコラムでは、考えるのが好きという特徴を活かして、適職を選ぶ際のやり方や注意点などを解説します。自分に合う仕事を探す方法もまとめましたので、就職活動をする際の参考にしてみてください。
考えるのが好きな人が仕事に活かせる特徴
考えるのが好きな人が仕事に活かせる特徴には、「知識欲が旺盛」「分析力がある」といったものが挙げられます。以下で考えることが好きな人の特徴と仕事で役立つ理由を詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
知識欲が旺盛
何か知識を得たい、知りたいという欲求が強い人は、考えることが好きといえるでしょう。自分が知らないものについて幅広く興味をもち、得た知識について自分なりの考えを練るのが好きという特徴があります。仕事においては、新しいやり方や知識を継続的に身につける姿勢が重要です。そのため、「知識欲が旺盛」という特徴は選考においてアピールポイントとなるでしょう。
分析力がある
分析力とは、物事を正しく理解し、情報をかみ砕いたうえで課題や問題を見つけ出す力のこと。物事の性質を細かく分け、その仕組みや要素を明らかにする思考能力が必要です。
考えることが好きな人は、日常的に物事について深く考える傾向があるので、分析力が身につきやすいといえます。分析が得意な人には、冷静な判断を下せたり、物事を客観的に捉えられるといった特徴があるため、仕事を進めるうえで役立つでしょう。
考えるのが好きな人向けの仕事の要素
深く考えることが好きな人に向いているのは、「自分のペースで進められる職業」や「論理的思考力を活用できる仕事」などがあげられます。考えるのが好きな人には、考える時間と分析する時間が必要です。
そのため、考える間もなくどんどん進めなくてはいけない仕事は苦手な傾向があります。そのぶん、論理的な思考を活かして、じっくりと考える時間がある仕事に向いているといえるでしょう。ここでは、考えるのが好きな人に向いている仕事の要素を紹介しているので、参考にしてみてください。
1.専門知識を使う
考えるのが好きな人は、勉強してきた専門知識をもとに、物事を分析したり論理的に考えたりしながら進める仕事に向いているといえます。専門知識を身につけるのは大変ですが、考える作業が大きなウエイトを占める仕事が多いので、自分の興味のある専門分野を深く学んでみるのもおすすめです。
2.自分のペースで進められる
考えるのが好きな人には、時間に追われる仕事より、自分のペースで作業が進められる仕事のほうが向いている傾向にあります。考える間もなくひたすら作業する仕事や、自分のペースを保ちにくい仕事には大変さを感じる場合があるでしょう。
また、考えるのが好きな人は、他の人と一緒に作業をするよりも一人で完結する作業向きであることが多いようです。一人で考えるのが好きな方の場合、自分のペースを乱されない単独作業のほうがパフォーマンスが上がる傾向にあります。
3.知的刺激がある
知的刺激とは、好奇心を掻き立てられるような刺激のこと。前述したように、考えることが好きな人の特徴は、好奇心旺盛なことです。
そのため、知的好奇心を刺激される仕事にも適していると考えられます。常に考える必要があったり、新しい知識を自分で仕入れる必要があったりする状況のほうが、能力を発揮しやすいといえるでしょう。
4.クリエイティブな作業が多い
考えることが好きな人には、クリエイティブな作業が多い仕事も向いているといえます。マニュアルに沿って進めるより、自由度の高い仕事のほうがいきいきと取り組めるでしょう。
アイデアを考えるのが苦にならない場合、自分の思考をもとに仕事を進められる、いわゆるクリエイティブな仕事だと、発想力や思考力といった長所を活かせます。クリエイティブな仕事に向いている人の特徴は「クリエイティブな仕事がしたい!おすすめの職種20選や向いている人を解説」のコラムで解説しているので、ご一読ください。
考えるのが好きな人に向いている仕事
考えるのが好きな人には、専門知識を使ったり自分の裁量で進められたりする仕事が向いているといえます。具体的な職種と仕事内容を以下にまとめました。
1.技術職
技術職は専門知識をもとに進める仕事が多いので、考えることが好きな人に向いているといえるでしょう。技術職と一口にいっても、さまざまな業種があります。ここでは、「システムエンジニア」「プログラマー」「CADオペレーター」の3つの仕事をご紹介します。
システムエンジニア
厚生労働省が運営しているjob tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))の「システムエンジニア(基盤システム)」によると、システムエンジニアは、「ITインフラ(情報システムのインフラ:基盤システム)を設計、開発する」仕事です。
システムエンジニアは、ソフトウェアやシステムを開発する際、プログラムの設計図である仕様書を作成します。クライアントにソフトウェアに関する希望をヒアリングしたり、納期の相談をしたりとコミュニケーション能力も求められるものの、プログラムの設計を行うのが主な仕事なので、考えるのが好きな人は取り組みやすいでしょう。
プログラマー
job tagの「プログラマー」によると、プログラマーとは、「システム開発において、システムエンジニア(SE)が作成した詳細設計に基づきプログラムを作成する」仕事です。
プログラム言語に関する知識をもとに、ソフトウェアやシステムを開発します。システムエンジニアが作成した仕様書に基づいて、プログラミングをするのが主な業務内容です。論理的思考力や集中力が求められるので、一人で考えを深めるのが好きな人に向いているといえるでしょう。
CADオペレーター
job tagの「CADオペレーター」によると、CADオペレーターとは、「CAD を操作し、様々な設計図を作成する」仕事です。建築物や服などの設計図をコンピューターで作成します。パソコンに向かってコツコツとCADの操作をする必要があるため、考えるのが好きなだけでなく、完成形を考えながら根気強く作業を行うことが苦にならない人に向いているといえるでしょう。
「CADオペレーターの仕事」では、より詳しく解説しているので気になる方はぜひご一読ください。
2.クリエイティブ職
クリエイティブ職は、自分のアイデアを活かす作業が多いため、考えるのが好きな人におすすめの職種です。ここでは、クリエイティブ職の2つの仕事を紹介しています。
ライター
ライターは、クライアントから依頼を受けて記事を書くのが仕事です。ライティング業務は、一人で作業を進められるのがポイント。キーワードをもとにどのような内容を書くのかを考えながら行う仕事なので、情報収集が好きな人や物事をとことん調べるのが好きな人に向いている仕事であるといえるでしょう。
Webデザイナー
job tagの「Webデザイナー」によると、Webデザイナーは、「Webサイトの構築にあたってプロジェクトの受注からサイトの企画・設計、制作進行、運用までの段階で、様々な仕事を指揮する」仕事です。
クライアントのニーズに合わせて、Webサイトやアプリなどのデザイン、企画設計などを行います。クライアントの理想にどうやって近づけていくか、集客や売り上げを上げるにはどうするのかなどを考えながら作業を進めるため、専門的な知識が求められるだけでなく、分析が得意な人の適職といえるでしょう。
3.専門職
知的好奇心を刺激する仕事なので、業務に面白みを感じながら働けるのが特徴。少人数や一人で成り立つ仕事も多く、自分のペースで進められる点が魅力です。
法務
job tagの「企業法務担当」によると、法務とは「企業活動にともなう法的リスクの最小化など、企業が直面する法律問題への対処を担当する」仕事です。
企業内で、取引の合法性を確認したり、契約書を作成したりします。法律の範囲内で企業が最大限に利益を出せるように動いたり、企業内のコンプライアンスを徹底するため、社内のルールを設定したりと、社内外で大きな役割を果たしているといえるでしょう。法律の専門知識を必要とし、募集も少ないので狭き門といえますが、さまざまな企業でニーズがあります。
司書
job tagの「図書館司書」によると、司書とは「図書館や資料室で資料を収集・整理・保存し、資料や情報を提供、情報を求める人の手助けをする」仕事です。
図書館で本の管理を行ったり、参考調査を行ったりといった業務が中心のため、根気強く、地道な作業に取り組む能力が必要となります。図書館の利用者と接する機会もあるものの、膨大な作業を効率良く進めたり、相手が探している本を見つけたりと、考えながら進める作業が多いのが特徴です。
コンサルタント
コンサルタントとは、特定の分野に関して深い見識をもち、他の人が業務を行うにあたって助言をする人のことを指します。専門知識を活かして、クライアントの依頼を遂行するために深く考える仕事です。自分の専門分野を深く学び続けていれば、コンサルタントへの道が拓けるでしょう。
参照元
厚生労働省
ホームページ | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
考えるのが好きな人に向いていない仕事はある?
基本的に、「考えることが好き」という要素をもつ人にとって向いていない仕事はありません。どの仕事においても自分で考えたり、分析したりすることが必要になる場面は多いもの。仕事が向いているかいないかは、「考えることが好き」という要素の他に、その人がどのような性格・特徴をもっているかによります。
本項では、一般的な傾向として「考えるのが好きな人」が苦手としやすい仕事は以下の5つです。
1.対人関係が重要視される仕事
考えるのが好きな人は、複数人で進める作業より、一人で進める作業のほうが得意な傾向があります。そのため、チームワークを発揮して進める仕事や、接客のように他者のペースに合わせて行う業務などは「向いていない」と感じることがあるでしょう。
2.単純作業が多い仕事
マニュアル通りに作業を進めるような単純作業は、基本的に独創的なアイデアを求められることはあまりありません。そのため、単純作業が多い仕事だと、考えるのが好きな人はフラストレーションが溜まったり、物足りなさを感じたりすることがあるでしょう。
3.体力を使う仕事
体力を使う仕事は、体が疲れることから深く考えることが難しくなる恐れがあります。そのため、激しく体を動かしたり長時間立ったりする仕事だと考えることに時間を割けず、業務内容に不満をもつ可能性があります。
4.人と競い合う仕事
考えるのが好きな人は、人と競い合う仕事も向いていない傾向にあるようです。他の人と仕事の成果を競わなくてはならない仕事だと、焦りや不安を感じて落ち着かないと感じることも。誰かと比べられることなく、自分の作業に集中できる環境が向いているでしょう。
5.複数のことを同時に進める仕事
考えるのが好きな人のなかには、一つのことに集中して取り組むのが得意な人もいるようです。複数のことを同時に進めるとまとまった思考がしにくいので、苦手と感じる場合もあるでしょう。一つの作業に集中して取り組む仕事のほうが、思考を深められるので、パフォーマンスが上がりやすい傾向があります。
自分に合う仕事が分からず悩んでいる方は、「自分に向いてる仕事が分からない!適職の見つけ方とタイプ別のおすすめ職種」のコラムで解決法について解説していますので、ぜひご一読ください。
考えるのが好きな人が仕事探しをするときの注意点
考えるのが好きな人が仕事探しをする際には、ミスマッチを避けるために注意すべき点があります。以下で4つのポイントを解説しているので、それぞれを押さえて、仕事選びの失敗を避けましょう。
1.「仕事として」好きかどうか熟慮する
どんなに好きなことも、仕事にしてみると「思っていたのとは違う」と感じることも。自分の好きなことを仕事にできるのか考えてみましょう。
2.無理にスキルを活かそうとしない
「これまでに身につけたスキルを活かさなければ…」という思いに囚われると、仕事選びの視野が狭まってしまいます。過去の仕事経験に囚われず、自分がやりたいと思った仕事を選ぶと良いでしょう。
3.仕事の条件には優先順位をつける
すべて希望通りの仕事というものは見つかりにくいもの。「最低このくらいの収入が欲しい」「通勤が大変でないところが良い」という仕事の希望条件をリスト化し、優先順位をつけましょう。優先順位をつけることで、自分が仕事に求めるものを明らかにできます。
4.何をしているときが楽しいのかを深堀りする
「好きなことを仕事にしたいけれど、何を選べば良いか分からない」という方は、何をしているときが一番楽しいのかを考えてみましょう。楽しめる作業を客観視したうえで似た要素をもつ仕事や作業について調べてみることで、これまで知らなかった職種を知るきっかけになる可能性もあります。
「就職後にミスマッチが起こる原因とは?事前に防ぐ方法をご紹介」では、就職のミスマッチが起こる原因や事前に防ぐ方法を紹介しているので、あわせてご覧ください。
「好き」を仕事にしても良い?
考えるのが好きで、自分の好きなことを活かして仕事をしたいという方は多いでしょう。
しかし、「自分の好きなことを仕事にするのは難しい」「自分の好きなことを仕事にしようとしないほうが良い」という考えから、不安を感じる方もいるのが実情です。
ここでは、「好きなこと」を仕事にしても良いのか、それとも向いている仕事を選ぶべきか、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
好きな仕事をするメリット
まず、好きな仕事を選ぶメリットについて見ていきましょう。
1.好きなことを仕事にしているので苦痛を感じにくい
好きなことを仕事にするので、興味をもちやすく仕事をするうえで苦痛を感じにくいのが特徴です。また、仕事で辛いことがあっても気持ちを立て直しやすいといえるでしょう。
2.仕事にやりがいを感じやすい
仕事にやりがいを見いだせるので、世の中の役に立っていると実感しやすいというメリットもあります。また、好きなことなのでよりスキルを高めようというやる気も起きやすく、結果として仕事のパフォーマンスが上がることもあるでしょう。
3.仕事を続けやすい
仕事では辛いことや苦しいことも起きますが、好きなことを仕事にすれば、その経験も糧にして頑張ろうという気力が湧いてきます。そもそも仕事内容が好きではないと、辛いことや苦しいことが原因で退職につながることも。好きな仕事では、辞めたいという気持ちが起こりにくく、長く続けやすいという特徴があります。
好きな仕事をするデメリット
好きな仕事を選ぶデメリットは、以下の3つです。
1.必ずしも向いているとは限らない
好きな仕事が、必ずしも向いている仕事とは限りません。好きな仕事であっても、適性がなければクオリティの高い仕事ができないうえ、思うように仕事の成果が挙がらないことも。そのため、周囲の評価を得られなかったり、無力感を覚えたりすることもあるでしょう。
2.収入面での不安が生じる場合がある
好きな仕事に就いたとしても、十分な収入を得られない可能性も考えられます。収入が少なく生活が安定しなかったり、思うような収入を得られなかったりする状況が続くと、ストレスを感じて仕事に支障が出ることもあるでしょう。
3.仕事にしたことで好きなものが苦痛になってしまうことがある
好きなことを仕事にしても、内容が自分の予想とは違うと楽しめなくなってしまいます。好きなことを思うようにできないストレスや、意に沿わない仕事をすることに苦痛を感じる場合もあるでしょう。結果として好きなことが嫌いになってしまったり、仕事として続けるのを諦めたりすることがあるようです。
向いている仕事に就くメリット
次に、向いている仕事を選ぶメリットについて見ていきましょう。
1.仕事の成果が出やすい
向いている仕事は成果が出やすい傾向にあります。仕事の進め方や働き方が自身の性格や強みと合致していれば、能力を最大限に活かして働けるでしょう。向いていないことで一定の成果を上げるにはかなりの努力が必要なため、企業や仕事とのマッチ度は重要であるといえます。
2.仕事に対する労力が減る
向いていない仕事は、こなすのに労力がかかります。頑張ってもなかなか成果を挙げられず、報われないという思いを抱きやすいでしょう。しかし、元々向いている仕事であれば、適性のない仕事に比べて取り組みやすいので、結果として労力をかけずに成果を挙げられるのがメリットです。
3.スキルが身につきやすい
向いている仕事であれば、その仕事におけるスキルが身につきやすいという特徴もあります。向いていない仕事のスキルを身につけるのは努力が必要ですが、向いている仕事では頑張っただけ比較的スムーズにスキルが身につけられるので、キャリアアップにもつなげやすいでしょう。
向いている仕事に就くデメリット
ここでは、向いている仕事を選んだ際のデメリットについて解説します。
1.仕事内容に興味がないとやる気がなくなる
仕事内容が好きというわけではないので、モチベーションを保つのが難しいのがデメリットといえるでしょう。モチベーションが保てないと、仕事に対するやる気がなくなってしまい、作業のクオリティ低下やミスにつながる恐れもあります。
2.やりがいを感じにくい
向いている仕事であっても好きなことではない場合、やりがいを感じにくいというデメリットも。やりがいが感じられないと、「自分がなぜその仕事をやっているのか分からない」「働き続けることに意味を見いだせない」といった後ろ向きな気持ちになることもあるでしょう。
3.仕事が楽しくない可能性がある
興味がもてない仕事だと、楽しく働けない可能性があります。仕事は一日の大半を占めるもの。向いていても好きではない仕事だと、一日の大半を楽しくない気持ちで過ごすことになるので、辛いと感じることもあるでしょう。
好きなこと、向いていることどちらを仕事にしても、それぞれ一長一短があります。自分のスキルや状況に合わせて決めると良いでしょう。「適職の見つけ方を解説!好きなことだけでなく得意なことを探そう」のコラムでは、自分に合った仕事の探し方を解説しているので、併せてご覧ください。
適職とは?
適職とは「自分に向いている仕事」のこと。成果が出やすかったり、苦痛を感じにくかったりするのが特徴です。
しかし、内容には興味がなくても、仕事を進めるうえでは困らないので、好きな仕事でなくともできてしまうことも。適職ではあるものの仕事内容が好きとはいえない場合、やりがいを感じにくくなる可能性があります。
好きな仕事に就けないときは考え方を見直そう
好きな仕事に就けないときには、「常識に縛られ過ぎない」「視野を広げる」など、考え方を見直してみましょう。好きなことを仕事にしたくても、なかなか実現しないとお悩みの方は、以下の説明を参考にしてみてください。
1.知識と経験をバランス良く考慮する
仕事選びにおいては、知識だけでなく経験に基づいた思考をすることが大切です。ある分野においての知識は多いものの経験自体が少ないという場合、仕事においてどのようなことが求められているのかが分からず効果的な選考対策がしにくい可能性があります。
また、知識だけが先行すると仕事に対する理想が大きくなってしまい、自分の価値観に見合う仕事をなかなか見つけられないこともあるでしょう。
2.常識に縛られ過ぎない
仕事探しの際は、「常識に縛られ過ぎない」ことも意識してみてください。「好きなことは仕事にできない」「好きなことでは食べていけない」というような世の中の常識に縛られると、なかなか行動に移せなくなってしまいます。チャレンジする前から諦めてしまうことなく、好きな仕事に就くためにまずは動き出すことが大切です。
3.広い視野で仕事探しをする
仕事を探すときは、広い視野を保ちましょう。「この仕事じゃなければ嫌だ」「こういう仕事でなければできない」など、こだわりが強過ぎると選択肢が限られてしまいます。好きなこと、できることから考えられる仕事は、自分が思っていたよりも多くあるものです。職種や業種、条件にこだわらず、さまざまな視点から仕事選びをすると良いでしょう。
「仕事が見つからないときの対処法!年齢別の探し方や不安の相談先もご紹介」では、仕事が見つからないときの対処法を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
心がけ次第!好きなことを仕事にするためには
好きなことを仕事にするのは難しいといわれていますが、考え方や行動によっては可能です。ここでは、好きなことを仕事にするためのコツをご紹介します。
失敗を恐れない
好きなことを仕事にするためには、失敗を恐れずに行動しましょう。「失敗したらどうしよう」という後ろ向きな気持ちがあると、好きな仕事を選ぶのをためらってしまいます。「好きなことは仕事にできない」という思い込みを捨てて行動するのが大事です。一度や二度うまく行かなくても諦めず、複数の求人に申し込んでみましょう。
苦手の克服に固執し過ぎない
苦手なことの克服に固執し過ぎないことも大切です。どのような人にも苦手なことはあるもの。苦手なことを克服しようと頑張っても、労力に比べて成果が上がらないこともあるでしょう。苦手なことにはこだわり過ぎず、自分の強みに重点を置いて就活を進める必要があります。
「自分の強みの見つけ方!面接時の例文やアピールできる書き方を紹介」では、自分の強みの見つけ方やアピール方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目の前のことに全力で取り組む
あれこれ悩んでいても、行動がともわなければ自分の好きな仕事にたどり着けません。まずは目の前のことに全力で取り組んでみましょう。全力で取り組むうちに、自分は何が好きなのか、どういうことがしたいのかが見えてくるはずです。
損得を考え過ぎない
仕事選びにおいて、自分の損得を考え過ぎないのも大切。損得を考え過ぎると、条件が合致する仕事の量が減ってしまいます。少し給料が低くても好きな仕事内容にするなど、妥協点を見つけて仕事探しをしたほうが向いている仕事に就ける確率が上がるでしょう。
考えるのが好きな人が仕事を探す方法
「自分の適職が分からない」「見つけられない」というときは、自分の特性・性質について考えたり、誰かに相談したりしてみましょう。以下で考えるのが好きな人が適職を探すための方法を解説しているので、参考にしてみてください。
自分の特性を棚卸ししてみる
まずは、自分の性質を棚卸ししてみましょう。自分にはどのような特徴があるのか、得意なこと、苦手なことは何かなどを振り返ってみるのが大事です。
また、自分の嫌いなことから仕事の選択肢を絞るのも有効。「これだけは避けたい」というものがはっきりしていれば、自分の特性に合わない仕事を選ぶのを避けられます。自己分析のやり方は「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」のコラムで解説しているので、ご一読ください。
割り切って考えるのも一つの手
自分の適性が分からなければ、無理に適職を探さずに割り切って仕事を探すのも良いでしょう。自分の適性をすべて満たす仕事を見つけるのは難しいもの。ある程度の適性があると思ったら、少し合わないところがあっても割り切って挑戦してみるのも一つの手です。
信頼できる第三者に相談する
自分で特性が分からなければ、信頼できる第三者に相談するのも良いでしょう。周囲の人に話を聞いてみると、自分の考えているものと違う結果になったり新たな一面を発見できたりする可能性があります。客観的な視点で物事を捉えられるので、仕事探しに役立つでしょう。
家族や友人のほかに、就活のプロに相談するのもおすすめです。ハローワークや転職エージェントのアドバイザーは、豊富な経験から個人の希望や適性をもとに仕事選びのサポートをしてくれます。プロの目線からアドバイスをしてくれるので、自分に合った仕事を探しやすいといえるでしょう。
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考えるのが好きな人に合う仕事に関するQ&A
ここでは考えるのが好きな人に合う仕事に関する質問をQ&A方式でお答えします。
情報収集が得意ですが、向いている仕事はありますか?
情報収集が得意な人には「Webマーケティング」のお仕事がおすすめです。一般的に、Webを活用したマーケティング活動には、市場調査や広告の出稿、商取引の分析などが含まれます。
考え過ぎる癖があり悩んでいます…向いている仕事はありますか?
根が真面目で深く考え過ぎてしまうという人は、細かい気遣い力や豊かな感受性を活かせる仕事がおすすめ。また、周囲の環境にパフォーマンスが左右されてしまう場合は、在宅勤務ができる仕事やフリーランスといった働き方を検討しても良いでしょう。
「繊細な人に向いている仕事は?働きやすい職場を見つける方法を紹介」のコラムでは、繊細な気質を活かして働ける仕事の特徴について解説しています。
アイデアを思いついたり空想したりするのが好きな人におすすめの仕事は?
アイデアを思いついたり空想するのが好きな人には、「アートディレクター」などの仕事がおすすめです。広告制作において、ビジュアルデザインを中心に行います。デザイン力だけでなく、創造的な企画や表現力、時代のトレンドを把握し、視覚的に訴える力も必要となるでしょう。
アイデアを出すのが好きな場合は「企画職とは?仕事内容や向いている人の特徴、未経験から就職する方法も解説」のコラムもチェックしてみてください。
考えるのが好きな人に向いていない仕事はありますか?
基本的に、「考えることが好き」という人に向いていない仕事はありません。どの仕事においても自分で考えたり、分析したりすることが必要です。詳しくはこのコラムの「考えるのが好きな人に向いていない仕事はある?」をチェックしてみてください。
考えるのが好きな人が仕事探しの際に注意するべきことは何ですか?
考えるのが好きな人が仕事探しをする際には、「仕事として好きかどうか熟慮する」「無理にスキルを活かそうとしない」「仕事の条件には優先順位をつける」「何をしているときが楽しいのかを深堀りする」といったことに気を付けると良いでしょう。
このコラムの「考えるのが好きな人が仕事探しをするときの注意点」で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
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- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。