面接の手順とは?マナーや事前準備のポイントも解説

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この記事のまとめ

  • 受付や入退室など、面接にはいくつかの手順がある
  • 面接の手順とマナーをしっかり把握して好印象を残し、内定を目指そう
  • 面接が終わっても、会場を出るまでは気を緩めないようにしよう
  • 質疑応答では最初に簡単な自己紹介、最後に逆質問が求められる傾向がある
  • 会場へのアクセス方法や身だしなみを確認し、万全のコンディションで面接に挑もう

「面接はどのような手順で進んでいくの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。面接は、受付・待機・入室・着席・質疑応答・退室の順で進んでいきます。いくつかマナーも存在するため、好印象を残せるようにしっかり把握しておきましょう。このコラムでは、面接の手順やマナーについてご紹介。質疑応答の基本的な構成や面接の事前準備のポイントもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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面接の手順を知ろう

面接は、企業と直接対話をする大切な機会です。ここでは、面接の手順とマナーについて紹介します。好印象を残して内定に繋げるために、しっかり把握しておきましょう。

1.受付

まずは面接開始の10分前を目安に、受付を済ませましょう。受付に着いたら、「本日○○様と○時に面接のお約束させていただいております、畑楽太郎と申します」と要件を伝え、担当者に取り次いでもらいます。寒い時期であれば、会場に入る前にコートなどの防寒具は脱いでおくと良いでしょう。

2.待機

面接が始まるまでの待機時間も、マナーをしっかり守りましょう。ほかの応募者と私語をしたり、姿勢を崩したりするのは控えてください。背筋を伸ばし、自分の順番になるまで静かに待機しましょう。

3.入室

面接する部屋の前に着いたら、ドアを3回ノックし、「どうぞ」と返されたら「失礼します」と一言挨拶をして入室します。ドアを閉める際には、面接官に背中を向けたり、大きな音を立てたりしないようにするのも大切です。

4.着席

椅子の横に立ち、自分の氏名を名乗って「よろしくお願いいたします」と挨拶をしましょう。「どうぞおかけください」と声をかけられたら、カバンを椅子の横に置き、背もたれに寄りかからないように背筋を伸ばして座ります。面接官から声をかけられる前に着席しないようにしましょう。

5.質疑応答

面接官の質問に適切に回答していきます。最後に「何か質問はありますか?」と逆質問をされる場合もあるため、聞くことを事前に用意しておくと良いでしょう。

6.退室

面接を終えたら、「本日はお忙しい中ありがとうございました」とお礼を言ってお辞儀をします。カバンを手に取ってドアの前に向かい、再び面接官に向き直って「失礼します」と挨拶をしたあと、静かにドアを開け閉めして退室しましょう。退室後も、歩きながらスマートフォンをいじったり、ネクタイを緩めたりするなど、だらしない印象を持たれるような行動は控えてください。社内の人に見られている可能性があるため、会場を出るまでは気を緩めないようにしましょう

面接の手順やマナーについては、「面接の流れやマナーを場面別に解説!よくある質問も確認しよう」のコラムでも解説しています。こちらも参考にしてみてください。

質疑応答の構成

ここでは、質疑応答の基本的な構成を解説します。答え方のコツも紹介していますので、面接対策に役立ててみてください。

自己紹介

一般的には、最初に簡単な自己紹介を求められる傾向があります。氏名や経歴、特技などを簡潔に伝えましょう。

前職(現職)の仕事内容

前職や現職の仕事内容を、これまでの実績や応募先で活かせるスキルなどの要素を交えて伝えましょう。詳しくは「面接での職務経歴の答え方を例文つきで紹介!転職が多い場合の対処法も解説」のコラムで解説していますので、あわせてチェックしてみてください。

転職理由(退職理由)

転職を考えるに至ったきっかけや、退職した理由を相手が納得できるように伝えます。職場への不満が理由でも、それをそのまま口に出すのは避けましょう。仕事で評価されないことが不満だった場合は、「正当に評価される環境でモチベーションを持って働きたいから」という風に、ポジティブに言い換えると効果的です。

志望動機

その企業を志望した理由を具体的に伝えましょう。入社意欲をアピールするための大切な質問なので、どの企業でも通じるような内容は避けてください。応募先企業ならではの「ここで働きたい」と思う点を的確に伝えましょう。

自己PR

自分が持っている強みを、エピソードを交えながらアピールします。入社後にその強みをどのように活かしたいかを具体的に述べれば、説得力がさらに増すでしょう。

逆質問

面接の最後に、「何か質問はありませんか」と逆質問をされる場合があります。「ありません」という回答は「入社意欲がない」と見なされる可能性があるので、避けるのが無難です。公式サイトや求人情報だけでは分からないような質問を用意しておくと良いでしょう。

逆質問の例を「面接で役立つ逆質問例!質問の意図は?目的や状況に応じた回答で選考を突破」のコラムで紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

面接準備は万全にしておこう

面接は、事前の準備が大切です。以下のポイントを参考に、万全の状態で本番に臨めるようコンディションを整えましょう。

会場へのアクセス方法を確認する

会場までの交通手段や、到着までにかかる所要時間は事前にチェックしておきましょう。会場へのアクセス方法を押さえておけば、面接当日に道に迷ったり遅刻したりするリスクを軽減できます。

身だしなみを整える

身だしなみは、その人の印象を左右する大切な要素です。せっかく受け答えがしっかりできていても、服装や髪型などに乱れがあるとマイナス評価に繋がってしまう可能性があります。服装や髪型を整えてから面接会場へ向かうようにしましょう。面接開始まで時間に余裕があれば、会場に入る前に再度トイレでメイク崩れや髪型をチェックすると、より安心です。

面接対策を行う

「質疑応答の回答を考えて用意しておく」「第三者を交えて受け答えの練習をする」など、面接対策も忘れないようにしましょう。自信がない方は、エージェントを利用してプロの指導を受けるのも一つの方法です。

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