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23歳から就職はできない?高卒や大学中退など学歴別に方法を紹介
更新日
この記事のまとめ
- 23歳からの就職は、ポテンシャルを評価してもらいやすいのが強み
- 23歳は就活市場において若手であり、企業側からも重宝される人材
- 23歳からの就職は、未経験者歓迎の求人を中心に探して応募するのがおすすめ
- 23歳で就職活動をする場合は、生活リズムの調整や入念な自己分析を行うのが大切
「23歳は就職しないとやばい?」「フリーターから就職できるのか」と不安を持つ方もいるでしょう。年齢的に若い23歳はポテンシャル採用をされやすく、キャリアを積み始められる求人の幅は広いといえます。
このコラムでは、23歳からの就職が可能な理由や成功させるためのコツなどを解説。就職に失敗しやすい人の特徴もまとめています。正社員として新たな一歩を踏み出したい場合は、参考にしてみてください。
そもそも23歳から正社員として就職できるのか?
23歳から正社員として就職することは、十分に可能です。23歳はポテンシャルが高く体力もある年齢なので、活躍できる場は多いといえます。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024 3-10. 就職活動・転職活動を始めるときの不安度」によると、フリーターの方の41.4%が「自分の経歴で就職/転職できる仕事があるかが不安」と思っていることが分かります。また、フリーターとしての非正規の働き方に慣れると、なかなか正社員としての就職に意欲が湧かないこともあるでしょう。
しかし、「意欲が湧かないから」と正社員就職を先延ばしにしていると、内定獲得の難易度は上がってしまいます。ポテンシャルが評価されやすい20代のうちに動き出し、正社員就職を目指しましょう。「23歳の就職活動は何から始める?フリーターが正社員になるコツを解説!」のコラムも参考にし、23歳からの就活を成功させるコツを取り入れてみてください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
23歳からの就職が十分可能な理由
ここでは、23歳からの就職が可能な理由を解説します。
就活に自信がない方や「新卒でないと就職は難しい?」と不安に思う方は、以下の23歳で就活を行う強みをぜひ参考にしてみてください。
フレッシュさを求めている会社が多いため
若者ならではのフレッシュさを求めている会社が多いことは、23歳から就職を目指すうえで有利な点といえます。
年齢が若いうちは、活気や体力がありものごとの吸収力が高いことから、今後の成長を見込んで積極的に採用する企業も一定数存在するもの。また、業務に直結すること以外にも、柔軟性やコミュニケーション能力の高さ、あるいはほかの企業のやり方に染まっていないことなどを理由に、「若者は教育がしやすい」と考える企業は多いでしょう。
そのため、「正社員で働いた経験がないから…」と、23歳で就職を諦める必要はありません。
このように、23歳の若さや柔軟性は企業にとって大きな魅力であり、将来性を重視したポテンシャル採用の対象となります。「ポテンシャル採用とは?何歳まで適用される?新卒・中途との違いも解説」でポテンシャル採用とそのメリットや企業がみているポイントも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
人件費を削減できるため
企業側が人件費を削減できる点も、23歳から就職しやすい理由でしょう。
中年層や経験者といったベテランを雇うには、スキル相応の賃金を提示しなければなりませんが、これから育つ若手を採用すれば、初期コストを抑えることが可能です。
企業にとって利益は必要なもの。採用コストを抑えられ、かつ自社の考えに合った人材に育つ可能性が高い若手を求めている企業は多くあります。
23歳から正社員就職を目指す方法
ここでは、23歳から正社員就職を目指す方法を学歴ごとにご紹介します。
就職までの過程や方法は人によって異なるため、ぜひ自分に合う方法があるかを参考にしてみてください。
大学を卒業している場合
大卒ですでに就職経験がある場合は、第二新卒枠に応募するのが良いでしょう。第二新卒とは、新卒入社後3年以内に転職しようとしている人材のことであり、新卒のようにポテンシャルを評価してもらえるのが特徴です。23歳であれば大学卒業から1年程度しか経過していないことがほとんどのため、第二新卒枠として選考に挑戦できます。
大学卒業から正社員就職をしないまま1年経過している場合も、悲観する必要はありません。ブランクがあっても、23歳という若さであれば、ポテンシャルを評価してもらいやすいと考えられるでしょう。
大学中退の場合
大学中退の場合は、高卒枠や既卒枠で応募できる求人を見つける必要があります。
また、中退に至った過程を振り返り、「なぜ中退したのか」「中退して何を得られたのか」などを明確にし、面接でしっかり答えられるように対策することが大切です。過去を反省したうえで企業研究、キャリア計画などへの強い意思を伝えると、「自分の行動を客観視できる」「分析力がある」と感じてもらいやすくなるでしょう。
中卒・高卒の場合
中卒・高卒の場合は、学校卒業から23歳になるまでに経験したアルバイトやボランティア活動などで培ったスキルをアピールすると良いでしょう。アルバイトの経験から学んだことや、掲げた目標、その結果など、具体的かつ簡潔に面接官に伝えると効果的です。その経験を活かしてなりたい正社員像もあわせて伝えられると、「将来のビジョンがある」と好印象につながりやすいでしょう。
自己分析を徹底することで、自分の得意分野や長所・短所を把握でき、面接の自己PRにも役立ちます。自分を客観視することで、反省点や課題も見えるため、就職への近道のひとつになるといえるでしょう。
過去の経験の振り返りや自己分析の方法を知りたい方は、「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」のコラムをあわせてご覧ください。
23歳からの就職に失敗しがちな人の特徴
23歳からの就職活動で失敗してしまう人は、内定が出る前に仕事を辞めてしまったり、転職後の具体的なビジョンがなかったりするのが原因として考えられます。
ここでは、就職に失敗する人の特徴についてまとめているので、自身の行動を振り返ってみましょう。
内定が出る前にアルバイトを辞める
内定が出る前にアルバイトを辞めてしまうと、金銭的に就活をする余裕がなくなってしまう恐れがあります。「受かるだろう」とアルバイトを辞めて採用見送りになってしまった場合、再びアルバイトを探し直すことになりかねません。そうなってしまうと、収入が得られず生活が厳しくなり、就活に集中できなくなってしまうこともあり得るでしょう。
精神的・経済的に安定した状態で転職活動を行うためにも、転職先が決まるまではアルバイトを続けるのが得策です。就活中のアルバイトについては「就活中のバイトは辞めるべき?タイミングや両立させるコツなどを解説」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
具体的な目標や「こうなりたい」がない
具体的な目標がないと入社意欲が面接官に伝わらず、失敗につながりやすいでしょう。
面接官は、求職者の「内定後の働く姿」をイメージしたり適性があるかを考えたりしながら面接をしていることがほとんど。目標やキャリアプランがなく漠然と「内定が欲しい」と思っているだけでは、「働く意欲がある」「自社とのマッチ度が高い」とは評価してもらえないでしょう。
目標を明確に提示することで、入社に対しての本気度が伝わるほか、企業とのミスマッチを防ぐ効果も期待できます。具体的には、以下のような内容がおすすめです。
- ・仕事には目標と対策を必ず立てる
・率先して先輩とのコミュニケーションを取る
・□□年後までに△△の資格を取得する
23歳の就職活動では、どのような人材を求めている会社かを考え、そのためにどのような点をアピールすべきかを整理するようにしましょう。「『3年後の自分』の例文9選!具体的な考え方や回答時のポイントも解説」のコラムで目標の設定方法をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
企業研究を怠らず、逆質問も準備しておこう
面接の最後には逆質問の時間が設けられることが多いため、事前に質問内容を準備しておく必要があります。しかし、企業研究を怠ると企業に対する質問が思い浮かばず、面接の際に黙り込んでしまうことになりかねません。企業のWebサイトをすみずみまで把握したうえで、企業理念や概要、事業紹介などを調べておく必要があります。深くリサーチすることで疑問点も生まれやすくなり、企業への関心度が高いことをアピールできるでしょう。
「面接の逆質問には意図がある?効果的にアピールするためのポイントを解説」のコラムでは、企業に逆質問する際のポイントを解説していますので参考にしてください。
23歳から就職したい人におすすめの職種
23歳という若さを活かして活躍できる職種は多くあります。就職活動をする際は客観的に自分の得意分野を把握したうえで、自分に合った職種を見つけましょう。
23歳から就職したい人におすすめの職種
- 営業職
- 事務職
- エンジニア(技術職)
営業職
営業職は未経験可の求人も比較的多く、23歳からの就職で挑戦しやすい仕事の一つ。営業職を必要とする業界は、保険業や金融業、介護業界など多様です。
営業職に必要なのは、専門的なスキルや経歴よりも外で体を動かしながら働くための「体力」や顧客や取引先との交渉を円滑に進めるための「コミュニケーション能力」など。自社の商品や仕事の具体的な進め方については入社後に学べるため、未経験から仕事を覚えて活躍できる可能性があるでしょう。
営業職の詳しい仕事内容については、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムでわかりやすく解説しています。
事務職
事務職も、経験や資格の有無に関わらず挑戦しやすい仕事といえます。デスクワークが主な働き方で、データ入力や電話対応といった事務作業のほか、企業によっては社内の給与計算や経費精算などといった業務も行う重要なポジションです。
医療事務や人材派遣業、不動産事務など、多くの業種で必要とされる職種のため、幅広い業界から自分に合った求人を探せるでしょう。計算やパソコンスキルを活かせる就職先を希望している23歳の方に向いているといえます。
未経験から事務職を目指したいと考えている方は、「事務員は未経験から目指せる?業務内容と求められるスキルをチェックしよう」のコラムもご参考下さい。
技術職
「パソコン操作やIT関連、情報処理が得意」という方は、人気のエンジニアなどIT系の技術職もおすすめです。自分の得意分野で働くことで成長意欲も湧きやすく、向上心をもちながら働けるでしょう。
専門的用語や知識を必要とする職種ですが、未経験者を歓迎している企業も多く、特別な資格がない状態から挑戦しやすいことが魅力です。若手の需要が多いといわれている職種であるため、23歳からキャリアを積むのにおすすめといえます。
20代前半から就職をしようか考えている方は、「20代前半から正社員へ 体験談」をチェックしてみてください。正社員就職をした方々の体験記を読んで、23歳で行う就活のイメージをしてみましょう。
23歳からの就職を成功させるための4つのコツ
23歳で就職するためには、普段の生活や自己分析、時間の使い方の工夫など、さまざまなコツがあります。
以下を参考に、就活準備を始めてみてください。
23歳からの就職を成功させるためのコツ
- 生活リズムを整える
- 強みを明確にする
- 生活の優先順位を考える
- 就職エージェントを利用する
1.生活リズムを整える
就職を成功させるためには、午前7時や8時といった通勤時間を想定した時間に起床し、規則的な生活を送るようにしてみましょう。アルバイトの勤務時間が夜遅かったり、シフトが不規則だったりすると、始業時間が決まっている仕事に就職した場合に生活の変化についていけない恐れがあります。
生活リズムを整えると、就活のスケジュールが組みやすくなるメリットがあるでしょう。また、就職後に起床時間や出勤時間が変化した場合も、身体に負担なく適応しやすくなります。
2.強みを明確にする
23歳の就職活動では、自分の得意分野や強みを明確にしておくことが重要です。自分の強みを根拠とともに明確に提示できると、採用担当者に「自社で活躍してくれそう」「××の仕事が向いていそう」など好印象を抱かれやすくなるでしょう。
また、面接では「就職していない間は何をしていたか」「なぜ23歳まで就職しなかったのか」と聞かれることがほとんどです。自分の強みを明確に伝えられれば、空白期間があることで生まれる「同世代とスキルや知識に差があるのでは」といった懸念も払拭できます。
3.生活の優先順位を考える
23歳で就職活動を始める場合は、アルバイトではなく就活を優先する生活に切り替えましょう。
アルバイトをすれば金銭的余裕が生まれる一方で、選考対策をする期間の確保や企業との日程調整をしにくく、就活の妨げになる場合も。シフトを入れ過ぎてしまったり、朝から晩まで休みなく働いていたりする状態では、求人を探すのも困難になることがあります。
就職を叶えるためには、「説明会や選考のある平日の昼間にはシフトを入れ過ぎない」「アルバイトと就活のどちらも行わない休日を作る」などの対策が必要です。余裕をもって自分に合った就職先を見つけるためにも、「就活しながらバイトするのは無理?上手に両立させる方法を解説!」のコラムを参考にアルバイトと就活のバランスを考えてみましょう。
4.就職エージェントを利用する
23歳から未経験として就職活動を行うことに不安がある場合は、就職エージェントを利用するのも良い方法です。就職活動は、多くの時間や費用、プレッシャーがかかるため、心身ともに疲れてしまうこともあるでしょう。
就職エージェントでは、希望条件にあった求人の紹介だけでなく、応募書類の添削や模擬面接など選考のサポートもしてもらえます。就職活動に関する悩みを相談できるので、1人で抱え込むことなく就活に取り組めるでしょう。
ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。担当のキャリアアドバイザーが、マンツーマンでヒアリングを行い、適性や希望に合った求人をご紹介します。未経験歓迎や学歴不問の求人を多く扱っているほか、1分程度でできる適職診断も用意しているため、豊富な選択肢から自分に合った仕事をじっくり探せるでしょう。
また、応募書類の添削や模擬面接といった選考対策も行い、就職活動を全面的にサポートします。23歳からの就職や若年層での転職を考えている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
23歳からの就職活動に関するQ&A
ここでは、23歳からの就職活動に関するよくある疑問をまとめています。進学することや高卒者の転職についても触れているので、ぜひチェックしてみてください。
23歳から大学に入学するか就職するかで迷っています
学びたい内容が明確だったり将来のビジョン達成のために勉強が必要だったりする場合は、もう一度大学に入るのは良い方法でしょう。しかし、そうでない場合は、自分の適性や希望を洗い出したうえで、就職をするのがおすすめです。
将来の進路を複数の選択肢で迷っている方は、「大学中退後の進路とは?メリットとデメリットや就活成功のコツを解説」のコラムもあわせてご一読ください。
23歳で就労経験がないので「人生詰んだ...」と思ってしまいます
「詰んだ」「終わった」と思う必要はありません。23歳はポテンシャル採用をしてもらいやすい年齢です。年齢を重ねるとスキルや経験を重視されるようになるため、年齢が若いうちに就活に踏み切ることをおすすめします。
職歴なしから就職することにハードルの高さを感じる場合は、「ニートで職歴なしの人は就職できる?おすすめの仕事や就活の進め方をご紹介」のコラムをご覧ください。
23歳で転職するときに「高卒」であることはマイナス評価になりますか?
大学進学をしなかった理由を明確に自分の言葉で説明できれば、「高卒」という学歴がマイナスになることは少ないでしょう。また、大卒者よりも若いうちから社会人としてのキャリアを積み始めた経験は、強みになり得ます。前職で培ったスキル、経験なども説明できるようにしておくのがおすすめです。
転職において「高卒」であることが不安な場合は、「転職のやる気を出すには?一歩を踏み出せない理由や対処法を紹介」のコラムをチェックしてみてください。
23歳でフリーターをしていますが、将来的には卒業したいです
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。