フリーターから正社員を目指すうえでの履歴書の書き方やNG例

フリーターから正社員を目指す際に、履歴書作成で気を付けるべきことには何があるでしょうか。履歴書は採用担当者が最初に目にするもののため、良い印象を与えることが重要です。このコラムでは、企業が応募者の履歴書でチェックしていることや作成のポイント、注意点などを紹介しています。履歴書で求められる要点を押さえ、書類通過を目指しましょう。

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フリーターから正社員を目指す際に履歴書で気を付けること

採用担当者は、履歴書からその人の第一印象や人柄をチェックします。履歴書のマナーや書き方のポイントを押さえ、好印象になる履歴書を作成しましょう。以下では、フリーターが履歴書を記入する上で注意すべきことをご紹介します。

写真のサイズや貼る位置

採用担当者が履歴書を見たときに、最初に目がいくのは写真です。履歴書の写真は応募者の第一印象を左右するものだといっても過言ではないでしょう。そのため、貼り付ける位置がずれていたり、写真のサイズが合っていなかったりすると、それだけで「丁寧さに欠ける」と判断されてしまうことも。履歴書に写真を貼るときは、指定の位置にきれいに貼るように意識しましょう。

丁寧に書く

たとえ字が上手でなくても、応募書類に記入する文字は丁寧に書くことが大切です。また、誤字脱字にも注意します。履歴書を書き終わった後は、しっかり見直す習慣をつけましょう。

誤字を修正液や二重線で消さない

履歴書を含む応募書類の作成において、修正液や二重線での修正は厳禁です。書き間違えてしまったら、手間でも必ず書き直しましょう。まずは鉛筆などで薄く下書きしてから清書するのもおすすめです。

空欄がないか

履歴書の項目は、基本的にすべて記入します。直接は職務に関連しない趣味や特技なども、自分のプロフィールを膨らませて書くようにしましょう。

職歴欄が自己PRにつながっているか

1つの企業に長期的に働いていた経験や、応募する企業に関連したバイト経験などがあれば、職歴欄に記載しましょう。アルバイト経験しかなかったとしても、長期で働いた実績や身に付けたスキルなどを伝えることで、採用試験でアピールできる可能性があります。

履歴書の各項目のポイント

履歴書を記入する上で、各項目ごとに書き方や気を付けるべきポイントをご紹介します。

写真

履歴書に添付する顔写真は、3ヶ月以内に撮影したものを貼ります。より好印象に仕上げるためは、スタジオでの証明写真がおすすめです。 スピード写真を利用する場合も、服装や髪型などの身だしなみには十分気を遣いましょう。履歴書写真のルールや注意点については、「履歴書の写真のサイズは？アプリで撮影できる？好印象を与える服装や髪型」でも詳しくまとめているので、チェックしてみてください。

日付

企業への提出日もしくは投函日の日付を記載します。古い日付や空欄は、採用担当者に「履歴書を使いまわしているのでは？」と思われてしまうため注意しましょう。

氏名

自分の名前をふりがな付きで記入します。枠八分目の大きさで丁寧に書きましょう。

現住所

現住所を記入します。番地はハイフンではなく、「○丁目○番地○号」と正式表記にしましょう。電話番号は、複数ある場合は2つ記入します。

学歴・職歴

学歴は、基本的に中学校卒業から記入します。年度の表記は、西暦と和暦のどちらかに統一しましょう。職歴は、会社名や配属先、業種などを簡潔に書きます。「学歴と職歴の書き方とは？押さえておきたいポイントを解説」では、学歴や職歴の記入例を紹介しているので参考にしてみてください。

免許・資格

取得した免許や資格を書きましょう。現在取得中の場合は「現在取得中（合否連絡待ち）」と記載すれば、スキルアップの意欲をアピールすることができます。

自己PR

応募する職務に自分が適していることをアピールできる経験があれば記載します。 今までの経験で何を学び、何ができるのか、それらを活かし応募企業にどう貢献していきたいかをまとめましょう。また、自己PRを書く際は、 企業の求める人物像を意識することも大切です。

本人希望欄

勤務条件に希望がある場合は記載します。希望が特にない場合でも空欄のままにせず、「特になし」もしくは「貴社の規定に準じます」と記載しましょう。

配偶者・扶養親族

既婚者の有無に「○」印を書き、扶養義務がある場合は親族の数を記載します。

履歴書でありがちなNG集

採用担当者は、どのような履歴書を見たときにNGだと感じるのでしょうか。以下では、履歴書で失敗しがちな例についてご紹介します。気付かずにやってしまっていることがないかチェックしてみましょう。

・写真の表情が暗い、派手な私服で写っている
・内容が薄くアピールポイントが分かりづらい
・志望動機にやる気が感じられない
・敬語の使い方が間違っている
・学歴や職歴の年号が間違っている
・消えるボールペンで書かれている、消えている部分がある
・履歴書の送付先が部署にも関わらず「～御中」ではなく「～様」と書いてある

採用担当者は、多くの履歴書に目を通しています。基本的なビジネスマナーが身に付いていないことや、準備不足で失敗してしまうのは避けたいところ。自己分析や企業研究をしっかり行って内容を充実させ、作成後はミスがないようしっかり確認しましょう。履歴書の作成方法やマナーについては、「履歴書作成の基本！学歴や志望動機の書き方と封筒を使うときのマナー」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

もし、「履歴書を作成してセルフチェックもしたけど、提出して大丈夫か不安…」という場合は、就活エージェントを活用すると良いでしょう。
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