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就職の悩み

就職先が決まらない…焦りの解消法や効果的な選考対策をご紹介

就活に関する悩み

2025.02.10

この記事のまとめ

  • 就職先が決まらない主な原因は、「志望動機に説得力がない」「自己分析が不十分」など
  • 就職先が決まらないときは、求める条件を明確にしたうえで応募範囲を広げる
  • 面接時のマナーや回答方法を見直すことも就職先が決まらないときの対処法
  • 選考には想定以上の時間がかかる場合もあると知っておくことが大切
  • 就職先が決まらない悩みは、ハローワークや就職・転職エージェントで相談できる

就職活動をしている方のなかには、「就職先が決まらない」と焦りを感じる方もいるでしょう。就職が決まらない主な要因には、「志望動機に説得力が足りない」「目標が定まっていない」などが挙げられます。対処法としては、「自己分析を徹底する」「就職先に求める条件を明確にする」などが効果的です。
このコラムでは、就職先が決まらない状況別の改善策や不安の解消法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 就職先が決まらない…焦りの主な原因は?
  • 就職先が決まらず焦ってしまう場合の特徴
  • 就職に必要な期間は1~3ヶ月前後
  • 就職先が決まらない場合にも焦らず取り組むべき理由
  • 「就職先が決まらない」と焦りを感じるときのNG行動
  • 就職先が決まらない焦りを感じるときの対処法
  • 就職先が決まらない焦りを感じるときの面接対策
  • 就職先が決まらないときの焦りやストレスを解消する方法
  • 「就職先が決まらない」と焦りを感じる方へおすすめのサービス
  • このようなときはどうする?就職先が決まらないときのお悩みQ&A

就職先が決まらない…焦りの主な原因は?

就職先が決まらない…焦りの主な原因は?の画像

ここでは、就職先が決まらず焦ってしまう場合のよくある原因を解説します。就職先が決まらない原因は、志望動機に説得力が足りない、理想が高過ぎる、自己分析が不十分などさまざまです。以下を参考に、自身に当てはまる原因がないか確認してみましょう。

就職先が決まらない…焦りの主な原因は?

  • 就職やキャリアに関する目標が定まっていない
  • 志望動機に説得力がない
  • 就職活動に対して消極的である
  • 社会人としてのマナーが身に付いていない
  • 志望企業や業界への理想が高過ぎる
  • 自己分析が十分にできていない
  • 企業研究の不足で熱意を伝えられていない
  • 手当たり次第に応募してしまっている
  • 面接対策に力を入れていない
  • 期間を決めずに就職活動をしている

1.就職やキャリアに関する目標が定まっていない

「就職して何を実現したいのか」「将来的にどうなりたいのか」といった目標が定まっていないと、就職活動の軸がブレてなかなか仕事が決まらない原因となるでしょう。また、具体的な目標を設定していないと、就職活動のモチベーションを維持するのも難しくなります。

就職先が決まらない状態を回避するためにも、前向きな目標を設定して活動することが重要です。就職活動の軸を決めるコツについては、「就活の軸の決め方とは?必要性や面接での回答例も紹介!」のコラムで解説しています。

2.志望動機に説得力がない

就職先が決まらない原因として、志望動機の説得力が弱いことが挙げられます。志望動機は、企業に入社意欲を伝える重要な項目です。どの業界や企業にも当てはまるような理由を述べてしまうと、採用担当者から「本当にここで働きたいの?」「ほかの会社でも構わないのでは?」と思われてしまう可能性があります。

3.就職活動に対して消極的である

就職活動に対して消極的な気持ちで取り組んでいることも、就職先が決まらない原因といえます。就職活動における面接では、採用担当者に入社意欲や熱意を伝えることが重要です。「内定がもらえるならどこでも構わない」「採用される自信がない」といった消極的な気持ちでいると、入社意欲は伝わりづらくなるでしょう。
就職活動に気持ちが向かない場合は、「なぜ就職に対して消極的になっているのか」を明確にしてから、それに応じた解決策を考えてみてください。

4.社会人としてのマナーが身に付いていない

就職先が決まらないのは、社会人としてのマナーが身に付いていないことが原因の可能性もあるようです。特に、即戦力を求める会社では、「一からマナーを教える必要がない人を採用したい」と考える傾向があります。その場合、選考中のマナーを厳しくチェックされる可能性があるので、気を付けましょう。

就職活動のマナーに不安がある方は、「転職面接のマナーとは?入退室の流れや身だしなみのポイントも解説!」をチェックしてみてください。

5.志望企業や業界への理想が高過ぎる

志望企業や業界への理想が高過ぎることも、就職先が決まらない原因として挙げられます。
大企業や有名企業は知名度の高さに加え、給与が高かったり教育体制が整っていたりする会社が多いため、応募が集中しやすい傾向にあるといえるでしょう。大企業にばかり応募していて就職先が決まらないという方は、有名な会社だけにとらわれず中小企業の求人も視野に入れてみるのもおすすめです。

6.自己分析が十分にできていない

何度選考を受けても就職先が決まらない場合、自己分析が足りていない可能性があります。自己分析が不十分だと、応募先企業の選考で上手くアピールできないことがあるためです。就職先が決まらないときは、自己分析を丁寧に行ったうえで、自分の強みと応募企業の特性を関連付けてみましょう。

自己分析のコツについては、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムで解説しています。

7.企業研究の不足で熱意を伝えられていない

企業研究が不足していると、入社する意欲が低いと判断される可能性があります。ありがちな内容で志望理由を固めてしまうと、「本当に入社したいのか」と疑問に思われてしまうでしょう。

求人票だけで応募の有無を判断していると、企業のどのようなポイントに惹かれたのかをアピールできません。「就職先が決まらない」と不安や焦りを感じているときこそ、企業研究を徹底し、応募先に熱意を伝えられるようにしましょう。

8.手当たり次第に応募してしまっている

明確な志望理由がなく、手当たり次第に選考に応募していることも、就職先が決まらない原因になり得ます。就職活動では採用される可能性が高いところを選ぶことも重要ですが、「どこでも良い」という考え方だと志望動機が明確になりません。志望動機があいまいだと会社側に「入社意欲が低い」と判断されて、なかなか内定を得るのは難しいでしょう。

手当たり次第に応募することを続けていると、想定以上に就職活動が長引くことも。「この会社で働きたい」と思えるようなところに応募すれば、効率的な活動につながるでしょう。

9.面接対策に力を入れていない

学歴や職歴、専門的なスキルなどがあったとしても、面接対策をしっかりと行っていないと、採用が決まらない可能性があります。「正確な受け答えができているか」「よくある質問への回答は用意できているか」というように、採用面接では担当者が見ているポイントをクリアすることが大事です。応募先企業に就業意欲を伝えるためにも、面接対策に力を入れるようにしましょう。

10.期間を決めずに就職活動をしている

期間を決めずに就職活動をしていると、「●月までに採用されなきゃ」というストレスを抱えずに済む反面、なかなか就職先が決まらなくなってしまうこともあります。

新卒の就職活動では、選考が進んだり内定をもらい始めたりしている仲間を見て焦ることもあったでしょう。しかし、卒業後に自分一人で就職先を見つける場合は、期限が決まっておらず周りと比べる機会も少ないため、活動期間が長引きやすくなります。自分で「●月までに内定をもらう」と目標を決め、緊張感を持って取り組むことが大切です。

就職先が決まらず焦ってしまう場合の特徴

就職先が決まらず焦ってしまう場合の特徴として、就職活動で疲れていることや、経済的な余裕がないなどが挙げられます。以下で解説するので、自分の焦りの原因と照らし合わせてみてください。

就職活動で心身ともに疲れている

長引く就職活動により心身ともに疲れ切り、焦りを感じてしまっている可能性もあります。特に、パートやアルバイトと並行して就職活動を進めていると、日々の仕事に加えて選考対策に時間と体力を割く必要があり、疲労も溜まりやすくなるでしょう。

今の仕事から離れることを目的にしている

今の仕事から離れることだけを目標にしていると、就職活動に焦ってしまう場合があります。「今のパートやアルバイトの職場から離れたい」という気持ちが先行してしまい、焦りの気持ちにつながる可能性もあるでしょう。

どうしても「今の職場を離れたい」という気持ちで焦りを感じてしまう場合、退職後に就職活動を始めるのも一つの手です。

就活期間が予想よりも長引き経済的な余裕がない

就職先が決まらない期間が予想よりも長引き、経済的な余裕がなくなってくると、焦りを感じやすくなるでしょう。「できるだけ早く就職して収入を得たい」と考え、就職先に求める条件よりも内定を早く得られるかどうかを重視して就活を進めてしまう可能性もあります。

生活するお金に困ったら公的機関に相談しよう

就職先が決まらない状態が長期化して、生活するお金に困っている方は公的機関に相談するのがおすすめです。支給対象かは条件によりますが、相談先があることを把握しておけば不安を解消しやすくなるでしょうす。

たとえば、公的な支援には、厚生労働省の離職や解雇、やむを得ない休業などで生活に困窮する方を対象とした「住居確保給付金」や、再就職、転職、スキルアップを目指す方が無料で職業訓練を受講できる「求職者支援制度」などがあります。

求職者支援制度については、「求職者支援制度とは?受けられる対象者やコース内容を紹介」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
生活支援特設ホームページ
求職者支援制度のご案内

就職に必要な期間は1~3ヶ月前後

仕事が決まらないときは、就職活動の期限を設けましょう。前述のように、ある程度の期限を決めておかないと、仕事が決まらない状態が長期化する可能性があるからです。

就職活動の期限は状況によりますが、「まずは3ヶ月」といったように目安の期間を定めましょう。ハタラクティブの「若者しごと白書2024 3-5. 就職・転職を希望するタイミング(p.32)」によると、フリーターが就職を目指す際には、3ヶ月以内での採用を望んでいる方が多いようです。

在職中に転職活動をする方は収入に不安がないため、「仕事が決まらない」状態に焦りが出ない方もいるでしょう。焦る必要はありませんが、就職活動へのモチベーションが高いほうが選考で意欲を示しやすくなるため、期限を決めるのが得策です。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024

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就職先が決まらない場合にも焦らず取り組むべき理由

なかなか就職先が決まらない場合にも、焦らずに就活に取り組む必要があります。焦ってしまうことで、就職の目的を見失ってしまったり、自分に合わない企業に就職してしまったりする可能性があるでしょう。以下では、就活で焦ってしまうデメリットを解説します。

就職先が決まらない場合にも焦らず取り組むべき理由

  • 就職の目的を見失う場合があるから
  • 準備が不十分なまま選考に進んでしまう恐れがあるから
  • 自分に合わない企業に就職しするリスクがあるから

就職の目的を見失う場合があるから

焦って就活を進めるデメリットの一つは、就職の目的を見失う可能性がある点です。最初は正社員になる目的を意識していても、休職期間が長引くうちに就職することが目的となってしまい、本来の目標や目的を見失ってしまうこともあります。目的を見失ってしまうと、就職で何を大切にすべきかが分からなくなり、就活軸もぶれやすくなるでしょう。

準備が不十分なまま選考に進んでしまう恐れがあるから

焦って就活を進めてしまうと、自己分析や企業研究などの準備が不十分な状態で選考に進んでしまう可能性があります。選考準備が不十分だと、志望動機や自己PRで熱意を伝えられず、なかなか選考に通過できなくなる場合もあるようです。
休職期間が伸びることでさらに焦り、選考対策に身が入らないという悪循環に陥る可能性もあるでしょう。

自分に合わない企業に就職しするリスクがあるから

就職活動を焦って進めることで、自分に合わない企業に就職してしまうリスクもあります。焦りの気持ちから「就職できればどの企業でも良い」と考え、自分と企業との相性を考慮せずに選考に進んでしまうこともあるようです。場合によっては、ブラック企業に就職してしまう可能性もあるでしょう。
入社後のミスマッチを避けるために、就職先がなかなか決まらない状況においても、焦らずに自分のペースを維持することが大事です
。

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「就職先が決まらない」と焦りを感じるときのNG行動

「仕事が決まらない」からと必要以上に焦ると、就職の軸がぶれたり、就職活動において避けるべき行動をしてしまったりする恐れがあります。就職先が決まらない時期が長引いても適切な判断や行動が取れるように、以下で解説するNG行動について把握しておきましょう。

「就職先が決まらない」と焦りを感じるときのNG行動

  • 経験やスキルを誇張してアピールする
  • 周りの意見だけで応募先企業を決める
  • 過度に自分を責める
  • 一人で解決しようとする
  • 心身のケアを怠る

経験やスキルを誇張してアピールする

経験やスキル不足により仕事が決まらないと悩んでいる場合も、選考時に誇張してアピールしないようにしましょう。応募書類で経験やスキルを誇張してアピールしても、企業側に「事実と異なる」と判断されればマイナス評価につながる恐れがあります。

「経験やスキルが不足している」と不安を感じても、嘘や誇張は避けるべきです。資格でカバーしたり、熱意や意欲をアピールしたり、ほかの方法で好印象を与えられるようにしましょう。

周りの意見だけで応募先企業を決める

就職先が決まらないと焦っている際に友人や家族などに相談するのも一つの手ですが、周りの意見だけで応募先企業を決めないようにしましょう。周囲の意見に合わせてばかりいると就職の軸がぶれてしまい、自分の適性や希望に合っていない仕事を選んでしまう可能性があるためです。

周りからの意見で視野を広げたり、アドバイスとして参考にしたりすることは大切ですが、最終的には自分で納得できる判断をしましょう。

過度に自分を責める

採用が決まらないと焦って、過度に自分を責めるのはやめましょう。自分を責めてネガティブ思考に陥ってしまうと、就職活動のモチベーションも下がります。就職先が決まらないという場合も自分を責めたり悩んだりせず、「改善点を洗い出して次に活かそう」と割り切る姿勢が大切です。

一人で解決しようとする

仕事が決まらない悩みは、一人で解決しようとせずに第三者に相談するのも一つの手。焦って一人で解決しようとすると視野が狭まり、改善策も見つかりにくくなるからです。

たとえば、家族や友人など身近な人に相談すれば、自己分析では気づけなかった強みやアピールポイントについて意見をもらえる可能性もあります。就職・転職エージェントでキャリアアドバイザーに相談すれば、プロから就職活動の有益なアドバイスをもらえるでしょう。

心身のケアを怠る

採用が決まらないからといって休みを取らずに就職活動を続けると、心身ともに疲れ果ててしまう可能性があります。そのため、疲れやストレスを感じたら、リフレッシュする時間を設けることも大切です。

就職活動を長期間ストップするのは避けるべきですが、半日~一日程度のリフレッシュであれば、支障は少ないといえます。心身のケアを行い、意欲的に取り組める状況をつくったほうが、就職活動もスムーズに進みやすくなるでしょう。

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就職先が決まらない焦りを感じるときの対処法

就職先が決まらない状況を解決するためには、自己分析から見直したり、求人の探し方を変えたりしましょう。選考対策時に仕事が決まらない原因はないか探り、改善策について参考にしてみてください。

就職先が決まらない焦りを感じるときの対処法

  • 自己分析で長所と短所の理解を深める
  • 就職先に求める条件を明確にする
  • 応募書類のまとめ方を見直す
  • アピールポイントを活かすために応募範囲を広げる
  • 有効求人倍率が高い職種に応募する
  • 就職の軸を見直し応募数を増やす
  • 志望業界や職種で役立つ資格を取得する
  • 年齢や経験に合った就職支援を利用する
  • 正社員雇用制度や無期転換ルールの利用も検討してみる

1.自己分析で長所と短所の理解を深める

就職先が決まらないときは、自己分析で長所と短所の理解を深め、選考時により効果的なアピールができないか検討しましょう。たとえば、以下のような方法で自己分析すると、これまでの経験から新たな長所や強みを見つけられる可能性があります。

  • ・今までの経験を紙に書きだす
  • ・自分史を作成する
  • ・厚生労働省の「ジョブ・カード」を活用する

経験を紙に書きだしたり自分史を作成したりする場合は、その経験を通して感じたこともあわせて書いてみてください。「どのような行動をしたときに、どのような感情を抱くのか」を知ることで、自分の特性がより分かりやすくなります。また、得意なことや苦手だったこと、好きだったこと、嫌いだったことなどを書き出すことで、「やりたい仕事」「避けたい仕事」も明らかになり、就活の軸を定めやすくなるでしょう。

自己分析の詳しいやり方は、「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」でチェックできます。

参照元
厚生労働省
自己診断一覧 | マイジョブ・カード

客観視が苦手なら自己分析ツールを使おう

自己分析による客観視が苦手と感じる方は、就職・転職エージェントの自己分析ツールを利用したり、適職診断を受けたりするのがおすすめです。性格診断や適職診断といったオンラインの自己分析ツールでは質問に回答するだけで、自分の強みやアピールポイントが分かります。自分の強みが分かったら、具体的なエピソードを交えて効果的にアピールできるように深掘りしましょう。

2.就職先に求める条件を明確にする

「就職先が決まらない…」と焦りを感じたら、求人を探すときに「譲れない条件」と「妥協できる条件」を明確にしましょう。たとえば、「残業が月○○時間以内であれば、月給○○万円以内で構わない」「土日祝休みであれば、家と職場の距離が離れていても良い」といった具合です。
妥協点があれば求人探しの幅が広がるため、仕事が決まらない状態から抜け出しやすくなるでしょう。

3.応募書類のまとめ方を見直す

書類選考を通過できず、「採用が決まらない」とお悩みの方は、履歴書や職務経歴書のまとめ方を見直してみましょう。応募先企業の求める人物像や社風を分析し、「この人の話を聞いてみたい」「この人と一緒に働いてみたい」と思えるようなアピールができているか見直します。

また、行間を適宜空けたり、目に付きやすいレイアウトを考えたりすると、採用担当者の読みやすさにつながり、好印象を与えやすくなるでしょう。

4.アピールポイントを活かすために応募範囲を広げる

その仕事をしたい・したくないといった意欲の高さで求人を選ぶことも大事ですが、自分の強みや特性が活かせるかどうかを重視して仕事を探すのも一つの手です。企業の多くは、強みを活かして業務に貢献してくれる人材を探しています。そのため、就職活動では自分と応募企業が求める人材の共通点を提示し、「どの分野に役立てるか」を具体的に伝えることが重要です。

自分の強みと企業の共通点を見つけるためには、企業研究が欠かせません。企業研究のやり方については、「企業研究は意味ない?無駄に感じる理由や有意義なやり方を解説!」をご覧ください。

5.有効求人倍率が高い職種に応募する

有効求人倍率の低い職種や業種に応募しているために、なかなか採用が決まらない可能性もあります。スムーズな就職を目指す際には、有効求人倍率の高い職種に応募してみるのもおすすめです。

厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和6年10月分)」によると、有効求人倍率が高い職種には以下のようなものがあります。

職業有効求人倍率
保安職業従事者6.87倍
建設・採掘従事者5.34倍
サービス職業従事者3.05倍
輸送・機械運転従事者2.24倍
販売従事者2.09倍

参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年10月分)について(参考統計表7-1)」

有効求人倍率が高い職業は人手を必要としているため、採用される確率が高い傾向にあるといえるでしょう。興味のある業界・業種の有効求人倍率をチェックして、そのなかでも有効求人倍率の高い仕事を選ぶのも方法の一つといえます。

参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和6年10月分)について

有効求人倍率だけで判断しないように注意しよう

人手不足の職種は採用されやすい一方、一人あたりの業務量が多かったり残業時間が長くなりやすかったりすることがあります。難易度の高い資格が必要な仕事も有効求人倍率は高いものの、未経験の方が一から資格を取得して就職を目指すのは至難の業です。

また、「就職できれば仕事は何でも構わない」と採用率の高さだけで職種や業界を選んでしまうと、ミスマッチから早期離職につながる可能性もあります。どのような仕事に応募する場合でも、離職率や残業時間、福利厚生などは事前によく調べてから応募しましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

6.就職の軸を見直し応募数を増やす

就職先が決まらないときは、応募する企業を増やすのも一つの手です。就職の軸を見直し応募範囲を広げてみれば、そのぶん内定を獲得できるチャンスも増えます。

ただし、応募企業をむやみに増やしてしまうと、一つひとつの選考に力を注げなくなることもあるので注意しましょう。就職活動において、応募書類を使い回したり面接で同じような志望動機を伝えたりするのは好ましくありません。そのため、自分の管理できる範囲内で応募数を増やすのがポイントです。

7.志望業界や職種で役立つ資格を取得する

就職先が決まらない場合は、応募先企業の業務に役立つ資格を取るのもおすすめです。業務に関連する資格を持っていれば、未経験の職種に応募する場合も最低限のスキルがあることを証明できます。また、資格取得に向けた努力をアピールすれば、志望度の高さや入社意欲も示せるでしょう。

「資格が就職に有利になるって本当?就活でアピールしやすいスキルをご紹介!」のコラムでは、就職に役立つ資格を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

8.年齢や経験に合った就職支援を利用する

就職先が決まらないときは、年齢や経験に合ったハローワークの就職支援を利用したり、就職・転職エージェントに相談したりするのも一つの手です。

就職支援サービスを利用する際は、なるべく自分の状況に合ったサービスを選ぶのがおすすめ。たとえば、世代を問わず誰でも利用可能なハローワークのほかに、正社員を目指すおおむね35歳未満を対象とした「わかものハローワーク」や、学校卒業後おおむね3年以内の方を対象とした「新卒応援ハローワーク」などがあります。
就職・転職エージェントを探す場合も、「第二新卒向け」「フリーター向け」など自分の状況にあったサービスを利用したほうが、求人を探しやすいでしょう。

参照元
厚生労働省
若者への就職支援

9.正社員雇用制度や無期転換ルールの利用も検討してみる

アルバイトや契約社員から正社員への就職を目指しているものの「就職先が決まらない」と焦りを感じている方は、「正社員登用制度」や「無期転換ルール」の利用を検討してみましょう。正社員登用制度とは、自社で雇用している非正規雇用者を正規雇用に転換する制度のこと。また、無期転換ルールとは、有期労働契約が更新されて通算5年を超えた場合に、労働者からの申し出によって無期雇用契約に転換できる制度のことです。

現職に正社員登用制度があれば、経験やスキルを活かして正社員になれる可能性があります。無期転換ルールは、利用すれば必ず正社員になれるとは限らないものの、雇い止めの心配なく安定して働くことが可能です。

正社員を目指す方法については、「正社員になるにはどうすれば良い?フリーターや非正規雇用から就職するコツ」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。

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就職先が決まらない焦りを感じるときの面接対策

就職先が決まらない焦りを感じるときの面接対策の画像

「面接が苦手で仕事が決まらない…」と焦りを感じる方は、基本的なビジネスマナーや志望動機を見直してみましょう。面接で大切なポイントや改善策について紹介するので、参考にしてみてください。

就職先が決まらない焦りを感じるときの面接対策

  • 基本的なビジネスマナーを見直す
  • ポテンシャルをアピールする
  • 志望動機は具体的なエピソードを用いて伝える
  • 熱意や意欲で志望度の高さをアピールする
  • 面接で後ろ向きな回答をしないようにする

1.基本的なビジネスマナーを見直す

面接では「基本的なビジネスマナーが身に付いているか」という点も評価対象になるため、就職先が決まらないと悩んでいる方は身だしなみや言葉遣い、表情などを見直してみましょう。

一人で面接練習をする際には、鏡を使ったり、撮影して見返したりすると改善点が見つかりやすくなります。また、就職・転職エージェントなどで模擬面接を受けると、自分では気づけなかった改善点も見つかるでしょう。

基本の面接マナーについては、「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。

2.ポテンシャルをアピールする

20代で仕事が決まらない場合は、ポテンシャルをアピールしましょう。企業側は若い転職者に対し、経験やスキルよりも若さとポテンシャルを評価する傾向にあります。たとえば、以下のように、仕事に取り組む姿勢や物事に対する考え方などのアピールに力を入れてみてください。

  • ・仕事をスムーズに進めるために報告・連絡・相談を欠かさない
  • ・仕事の優先順位は○○を基準にして決める
  • ・スキルアップのために▲▲の資格取得を目指している

 

3.志望動機は具体的なエピソードを用いて伝える

就職先が決まらないと悩んでいる方は、志望理由が明確で、入社後の具体的なイメージができているか見直してみましょう。「応募企業でなければならない理由」や「入社後に実現したいこと」などについて、具体的かつ説得力のある内容であれば、入社後の活躍が期待できると評価されやすくなります。

志望動機の作り方を詳しく知りたい方は、「履歴書の志望動機の書き方とは?例文とともに転職時のポイントを解説」のコラムも参考にご覧ください。

4.熱意や意欲で志望度の高さをアピールする

就職先が決まらないときは、面接で応募先企業に対する熱意や働く意欲などの伝え方を見直してみましょう。熱意や意欲があるほど、「志望度が高い」と採用担当者の目には魅力的な人材に映るからです。

たとえば、自己PRの際に強みや経験を話した後、今後の目標や入社後に実現したいことにつなげて熱意や意欲をアピールします。また、ハキハキとした話し方や目を見て話すといった立ち振る舞いを意識することで、より気持ちが伝わるでしょう。

面接で熱意を伝えるためのポイントについては、「自己PRは熱意が大切!伝えるための具体的なポイントを解説」のコラムも参考にしてみてください。

5.面接で後ろ向きな回答をしないようにする

採用が決まらない状態にある場合、気づかないうちに面接で後ろ向きな回答をしているのが原因のことも。採用面接で言い訳のような答え方をしてしまうと、面接官に「自分から努力をしないのでは」「似たような理由で退職するのでは」と思われる可能性があります。

面接での答え方を振り返り、「前向きな回答ができているか」「より意欲的に伝えるにはどうするべきか」を追求してみましょう。

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就職先が決まらないときの焦りやストレスを解消する方法

就職先が決まらないときの焦りやストレスを解消する方法の画像

なかなか仕事が決まらないと、就職活動が長引く不安、お金がない不安などで精神的に負担がかかります。仕事が決まらないときの焦りやストレスは、「気持ちが沈む理由を明確にする」「思い切って休む」といった方法で解消してみましょう。詳しい方法は以下で解説します。

仕事が決まらないときの焦りやストレスを解消する方法

  • なぜ不安なのかを明確にする
  • 自分を責めずに頑張っていることを認める
  • 「人手不足の企業は多いからチャンスはある」と考える
  • 「就職先が決まらないことは珍しくない」と切り替える
  • 趣味や運動などの楽しみを見つける
  • SNSのチェック回数を控える
  • どうしても辛いときは休む
  • 長期的な目線で考える
  • 一人で悩まず信頼できる人に相談する

1.なぜ不安なのかを明確にする

仕事が決まらないことに不安を抱えている方は、「仕事が決まらないことでなぜ不安になるのか」を明確にしましょう。不安な理由をある程度明確にすれば、自分が今何をすべきかが分かります。

たとえば、お金がないことが不安な場合は、短期のアルバイトや派遣などで収入源を確保しつつ就職活動をすると不安軽減につながるでしょう。不安解消につながるポイントは、不安な感情そのものにとらわれるのではなく、「ストレスや不安を作り出している要素は何か」を明らかにすることです。

若者の就職・転職に対する不安要素

就職・転職エージェントのハタラクティブがユーザーを対象に実施した「若者しごと白書2024」という調査で、若者の就職・転職に対する不安要素を尋ねました。
※「非常に不安」「やや不安」を合算した数値を表記
※回答者数:フリーター597人、正社員551人

 フリーター正社員
1位自分の経歴で就職/転職できる仕事があるかが不安(69.5%)選考時に上手く自分を伝えられるか不安(63.9%)
2位選考時に上手く自分を伝えられるか不安(67.5%)自分の経歴で就職/転職できる仕事があるかが不安(63.1%)
3位自分に向いている仕事(適職)がわからず不安(64%)内定が出るまで就職活動を続けられるか不安(59.5%)
4位内定が出るまで就職活動を続けられるか不安(61.4%)自分に向いている仕事(適職)がわからず不安(58.3%)
5位事前準備をたくさんする必要があり不安(57.8%)事前準備をたくさんする必要があり不安(57%)
6位就職活動の進め方がわからず不安(57.7%)就職/転職の相談、サポートしてくれる人がおらず不安(52.6%)
7位就職/転職の相談、サポートしてくれる人がおらず不安(52.9%)たくさん求人があって、どれを選べばいいかわからず不安(52.5%)
8位たくさん求人があって、どれを選べばいいかわからず不安(50.9%)就職活動の進め方がわからず不安(50.6%)

引用:「若者しごと白書2024 3-10. 就職活動・転職活動を始めるときの不安度(p.39)」

上記の結果から、フリーターも正社員も同じような不安要素を抱えていることが分かりました。

正社員が抱えるお悩みの1位である「選考時に上手く自分を伝えられるか不安」という気持ちには、「自己分析をして自分の強みを掘り下げる」「キャリアアドバイザーに相談してみる」などで対処できる可能性があります。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書

2.自分を責めずに頑張っていることを認める

不採用通知が続いてしまうと、自信の喪失につながってしまいます。就職先が決まらない状態に悩んでいるときこそ、あきらめずに就職活動をしている自分を褒めるようにしましょう。「前回より面接がスムーズにできた」「自分の強みが伝わる志望動機が書けるようになった」というように、小さな成功を振り返り、モチベーションを維持することが大切です。

3.「人手不足の企業は多いからチャンスはある」と考える

人手不足の企業が多いことを把握しておけば、「自分を採用してくれる企業はある」とポジティブに考えやすくなります。厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和6年10月分)」によると、2024年10月の有効求人倍率は1.25倍です。有効求人倍率は、倍率が1を上回れば求職者の数よりも人を探している企業数が多い状況を示します。

「5.有効求人倍率が高い職種に応募する」で紹介したように、保安職業従事者は6.87倍、建設・採掘従事者は5.34倍と、人手不足が深刻な問題となっている業界もあるようです。就職の軸や条件を大幅に変更する必要はありませんが、有効求人倍率を参考にスキルや経験を活かせる職種を選ぶ方法もあると認識しておけば、「仕事が決まらない」不安を解消しやすくなるでしょう。

参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和6年10月分)について

4.「就職先が決まらないことは珍しくない」と切り替える

「仕事が決まらない」「仕事を探している」方は多く、珍しいことではないと認識できれば、焦らずに就職活動を進められるでしょう。総務省統計局の「労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)10月分」によると、2024年10月時点の完全失業者数は170万人(前年同月に比べ5万人の減少)でした。

完全失業率とは、15歳以上の働く意欲のある人のうち、職がなく就職活動をしている人が占める割合です。仕事ができない状況の方は含まれないため、「仕事を探している方は意外に多い」「仕事が決まらないことは珍しくない」と思えるでしょう。

参照元
総務統計局
労働力調査(基本集計) 2024年(令和6年)10月分結果

5.趣味や運動などの楽しみを見つける

就職活動の結果ばかりにとらわれていると、気持ちのメリハリを付けられなくなってしまいます。ときには買い物に行ったり映画を観たりして、自分がリラックスできる時間を過ごしましょう。散歩で日光を浴びたり、軽い運動に取り組むだけでも、気持ちが落ち着く場合もあります。

6.SNSのチェック回数を控える

就職先が決まらない状態に悩んでいるときは、SNSのチェックをできるだけ控えるようにしましょう。SNSで成功している人や充実した生活の人を見ると、不安や焦りを助長する可能性があるからです。

状況によっては、「自分だけが物事を上手く進められないのでは」と考えてしまうことも。SNSを見る時間を制限すると、精神的な影響を軽減できる場合があります。

7.どうしても辛いときは休む

「仕事が決まらない状態が続いて不安で辛い」というときは、思い切って休んでみましょう。早く不安をなくしたいからといって妥協点を増やすと、企業選びに失敗してしまう可能性があります。

企業選びに失敗すると、業務や環境が合わず早期離職につながることもあるでしょう。不安や焦りから強いストレスを感じているときは、思い切って就職活動をストップするのも選択肢の一つといえます。

休むときは期限を決めよう

休むときは期限を決めて、その期間は精一杯休むのがポイントです。頭の片隅に「仕事が決まらない」という不安があるままではしっかりと休めません。仕事が決まらないことに対する不安やストレスが解消できない場合は、「転職活動が『うまくいかない』『つらい』ときは?長期化する理由と解決策」のコラムもあわせて確認してみてください。

8.長期的な目線で考える

採用が決まらない状態が続いても、「将来的なキャリアが決まる大事な期間である」と長期的な目線で考えることを心掛けましょう。就職先が決まらない状況に焦って冷静な判断ができないと、たとえ採用されても企業とのミスマッチが起きる可能性があります。納得できる企業へ就職するためにも、自分の将来の目標やキャリアプランを立てたうえで応募先を決めることが大切です。

選考状況によっては想定以上の時間がかかることも

企業によっては書類選考に1〜2週間かかったり、面接回数が多かったりする場合もあるため、就職活動は想定以上の時間がかかると心得ておきましょう。前述したように、就職活動に求められる期間の目安は、1〜3ヶ月前後とされています。 1社のみの応募で就職先が決まることもありますが、就職活動では並行して複数の企業に応募するのが一般的です。選考状況によっては想定以上の時間がかかる可能性を考慮して、スケジュール管理できる範囲で複数企業を受ければ効率的に就活を進められるでしょう。

9.一人で悩まず信頼できる人に相談する

採用が決まらないことで不安や焦りを感じているときは、自分の本音を話せる相手に相談してみてください。自分の気持ちを言葉にして出すだけで、スッキリすることもあるでしょう。

身近に相談できる相手がいない場合は、ハローワークや就職・転職エージェントの担当者に相談するのも一つの手です。就職・転職エージェントについては「5.就職・転職エージェント」で後述しているので、ご一読ください。

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「就職先が決まらない」と焦りを感じる方へおすすめのサービス

「就職先が決まらない」と焦りを感じる方へおすすめのサービスの画像

仕事が決まらないときは、求職者向けに展開されているサービスを有効活用すると、効率的に活動できる可能性があります。この項では、5つのサービスの特徴やメリット・デメリットなどを解説するので、参考にしてみてください。

1.社会人向けの講座やスクール

仕事が決まらないときは、社会人向けのキャリアスクールを活用してスキルを身に付けるのも手です。講座のなかにはオンライン・夜間対応・土日祝のコースもあるので、仕事をしながら志望先に関するスキルアップを図れます。スクールを選ぶときは「通える範囲にあるか」「オンライン対応しているか」「質問はできそうか」などのポイントを踏まえて探すのが望ましいでしょう。

2.求人サイト

求人サイトは、スマホやパソコンを使って手軽に求人を見られるのが利点です。検索フォームに希望の条件を入力すれば、簡単に多くの求人を探せます。人と対面でやり取りする機会がないため、「就職先が決まらないけど、なかなか行動に移せない」という人も気軽に試しやすいでしょう。

しかし、求人サイトを利用する場合は、応募や面接日程の調整などをすべて自分で行わなければならないデメリットもあります。「一人で就活をするのは不安」という方は、ハローワークや就職・転職エージェントとの併用がおすすめです。

3.ハローワーク

ハローワークは、職員に相談しながら仕事を探せるのがメリットです。また、地元企業だけでなく全国各地の求人を探せるのもポイント。求人数が多く、幅広い選択肢のなかから仕事を選べるので、就職先が決まらないときは一度訪れてみることをおすすめします。

ただし、平日の夜や土日は開庁していない施設が多いため、働きながら転職を行う場合は活用しにくいと感じる可能性があるでしょう。ハローワークの開庁時間は、厚生労働省の「ハローワーク」で確認できます。

参照元
厚生労働省
雇用

職業訓練を利用するのも手

希望する職種に必要な知識や技術を身に付けるなら、ハローワークの職業訓練がおすすめです。厚生労働省の「ハロートレーニング」によると、建築や介護、事務、農業など、受講できる内容は幅広く展開されています。また、受講費用は無料なことが多く、訓練中は「職業訓練受講給付金」を受け取れる場合があるのもメリットです。

職業訓練により失業期間は長引くものの、その後の就職活動で「職業訓練を通じて身に付けたこと」をしっかりとアピールすれば、就業意欲を評価してもらえるでしょう。職業訓練を受ける流れは、「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や受講給付金制度を解説」のコラムで触れているので、あわせてご確認ください。

参照元
厚生労働省
雇用・労働

5.就職・転職エージェント

就職活動を続けているものの、なかなか採用が決まらない…というときは就職・転職エージェントを利用してみましょう。エージェントでは、求人紹介のほかに、就職活動を上手く進めるためのノウハウを教えてもらえます。たとえば、応募書類の適切な書き方や面接時のマナー、自己分析の方法などです。エージェントによっては、面接の日程調整・労働条件の交渉といった企業とのやり取りや、入社後のフォローをしてくれる場合もあるでしょう。

エージェントのサービスに興味がある方は、「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く活用するコツ」をご一読ください。

仕事が決まらない場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒など、若年層に特化した就職・転職支援サービスです。経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンでヒアリングを行い、一人ひとりに合った求人をご紹介。仕事探しから内定までを丁寧にサポートします。最短2週間で内定を得られるので、効率的に就活を始めたい方にもおすすめです。

また、応募書類の添削や面接対策などのサービスもすべて無料でご提供。未経験者が応募できる求人案件を多数ご用意しているので、異業種へ挑戦したい方もぜひ一度ご相談ください。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

このようなときはどうする?就職先が決まらないときのお悩みQ&A

ここでは、「スキルを身に付ければ仕事は決まる?」「自分なりに頑張っているのに、仕事が決まらない」といったお悩みを解決します。就活に対するモチベーションが下がっている方は回答を参考にし、就職成功に向けて再度動き出してみましょう。

アルバイト経験のみのため採用が決まりません…

正社員として働いた経験のない方は、アルバイトで得たスキルを明確にアピールしましょう。
「周囲とどのように協力してきたのか」「自分の提案でどのような評価を得られたか」を伝えれば、採用担当者に好印象を与えることが可能です。

また、就職を目指すにあたって努力したことがあれば、自己PRに取り入れると熱意を汲み取ってもらえます。応募書類での自己PR方法については、「職歴がアルバイトのみ…履歴書や職務経歴書の書き方を解説」のコラムを参考にしてみてください。

未経験職種は仕事が決まらない理由になる?

状況によっては、未経験という理由で採用が決まらないこともあります。即戦力を求めている企業では、未経験者よりも経験者が優遇される傾向にあるからです。

未経験者を歓迎している職種なら就職を目指せますが、そうでない場合は関連資格を取得したり類似した経験を積んだりする姿勢が求められます。「未経験から就職できる仕事の特徴は?求人の見極め方やおすすめ業種を紹介」のコラムでは、未経験者が挑戦しやすい職種を解説しているので、あわせてご一読ください。

仕事が決まらずお金がないとき生活保護は申請できる?

厚生労働省の「生活保護制度」の条件に当てはまれば申請できます。生活保護の受給条件や手続きについては、在住している地域を管轄する福祉事務所に相談しましょう。
仕事が決まらずお金に困っている場合は、「生活が苦しいときの相談窓口はある?収支の内訳を改めて確認してみよう」のコラムも参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
生活保護・福祉一般

就職先が決まらず失業保険が終了したらどうなる?

失業保険が終了した後、特に必要な手続きはありません。また、失業保険が終了しても、ハローワークでの求人紹介や相談窓口の利用は可能です。失業保険が終了すると生活するお金に不安を感じる場合もあるため、貯金や給付日数を把握したうえで就職活動にかけられる期間を検討しましょう。

失業保険の給付日数に関しては、「失業保険の受給条件は?給付日数やもらい方などもあわせて紹介!」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。

仕事が決まらない時期が続き、就職活動に疲れてしまいました

自分一人での就職活動に疲れてしまった場合、就職支援サービスを利用するのがおすすめです。特に就職・転職エージェントでは、自分に合う仕事探しだけでなく、企業とのやり取りの代行や選考対策、面接日程の調整などを行ってくれる場合もあります。自分一人にかかる負担を減らせるため、就活に疲れてしまった方向けのサービスといえるでしょう。

就職・転職エージェントのハタラクティブでは、経歴や学歴を問わない求人を多く扱っています。仕事探しにお悩みの方は、ぜひご相談ください。

ハタラクティブ
のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
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  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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