- フリーター就職支援「ハタラクティブ」トップ
- お役立ち記事TOP
- ホワイト企業に転職するのは難しい?見分け方や選考対策のコツを紹介
ホワイト企業に転職するのは難しい?見分け方や選考対策のコツを紹介
更新日

この記事のまとめ
- 未経験からホワイト企業に転職することは可能だが、応募者が多く難易度が上がりやすい
- 仕事を探す際は、安全衛生優良企業認定やホワイト企業認定を受けている企業に注目してみよう
- ホワイト企業の特徴には、「設立年数が長い」「離職率が低い」「業績が安定している」などがある
- 転職する際は、実際に働く社員の話を聞いたりインタビュー記事を読んだりするのがおすすめ
- あらかじめ職場の雰囲気を知っておきたいなら、転職エージェントを利用するのが得策
このコラムでは、ホワイト企業の見分け方や転職成功のコツを解説します。働きやすい職場へ転職するための求人選びや選考対策にお悩みの方は、ぜひご一読ください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
ホワイト企業に転職するのは未経験だと難しい?
未経験の業種や職種だとしても、ホワイト企業への転職は可能です。ただし、ホワイト企業は労働環境が整っていたり福利厚生が充実していたりして求職者の人気が集中しやすいため、競争率が高まる可能性があります。また、ホワイト企業は一般的に離職率が低く、求人募集の機会が少ない場合もあるでしょう。
選考突破の可能性を高めるためには、未経験者の場合どのような人材が企業側に評価されやすいか、年代別の傾向を理解しておくことが大切です。
ここでは、未経験からホワイト企業へ転職する際の20代・30代以降の難易度を紹介するので、自身の状況と照らし合わせて考えてみてください。
20代なら未経験者も挑戦しやすい
20代の求職者は年齢が若いため、「将来性」や「柔軟性」「長期的な勤務が可能であること」などをアピールしやすく、未経験者もホワイト企業へ転職しやすいといえます。業務に対する熱意や成長意欲を伝え、企業へ貢献できる人材であるとアピールすることで、好印象を与えられるでしょう。
第二新卒もホワイト企業へ転職できる可能性はある
第二新卒の方は年齢が若いため、未経験分野のホワイト企業へ転職できる可能性はあります。第二新卒はすでにビジネスマナーが身についていることが多く、「教育コストを抑えられる」と評価する企業もあるようです。
ただし、面接で退職理由を聞かれた際にネガティブな内容を伝えると、「入社してもまた早期に離職してしまうのでは」と懸念される恐れがあるため、前向きな言葉選びをすることが大切です。30代以降は経験とスキルが求められやすい
30代以降は経験やスキルが求められやすくなるため、未経験分野のホワイト企業への転職は20代のときよりもハードルが高くなるといえます。前述のとおり、ホワイト企業は人気が集中しやすく、競争率が高いことが多いようです。そのため、未経験者よりも、即戦力につながるスキルを習得している経験者のほうが評価されやすいでしょう。
30代以降に未経験分野のホワイト企業へ転職するためには、異なる業種や職種であっても、「前職のスキルが活かせる仕事か」を意識して求人選びをすることをおすすめします。
40代以降は転職によって収入が下がる場合もある
40代以降に転職をする場合は、一時的に収入が下がる可能性があります。前職で経験年数を積み重ねて昇給していたり、役職による手当を支給されていたりしていたとしても、転職先の収入へ反映されるとは限らないためです。特に、未経験分野へ転職すると新たにスキルや実績を積み重ねていく必要があるため、希望の収入に到達するまでに時間が掛かる場合があります。
ホワイト企業を見極めるための認定制度
ホワイト企業の明確な定義はありませんが、一般的には、社員にとって働きやすい環境が整っている会社のことを指します。適切な労働時間や福利厚生の充実度、離職率の低さなどのさまざまな条件を加味したうえで、「ホワイト企業である」という評価につながるでしょう。
ここでは、「安全衛生優良企業認定」「ユースエール認定」など企業の労働環境を見極めるのに役立つ認定制度をもとに、ホワイト企業の特徴を紹介します。これらの認定を受けている企業すべてがホワイト企業とは限りませんが、社会的な評価を参考にして、自分に合う「ホワイト企業」を見つけるのにお役立てください。
ホワイト企業を見極めるための認定制度
- 安全衛生優良企業認定
- ユースエール認定
- 健康経営優良法人認定
- ホワイト企業認定
安全衛生優良企業認定
「安全衛生優良企業認定」の認定を受けている企業なら、いわゆる「ホワイト企業」の可能性があるでしょう。
厚生労働省の「安全衛生優良企業公表制度について」によると、安全衛生優良企業とは、「労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善しているとして、厚生労働省から認定を受けた企業」のことです。「過去3年間にわたって労働安全衛生法の違反がないか」「過重労働防止の対策がなされているか」などの項目をクリアした企業が認定を受けられます。
安全衛生優良企業に認定されると、認定の証として「ホワイトマーク」を企業のWebサイトや自社製品、求人案内に表示できるため、ホワイト企業を選ぶ際の判断材料にすることが可能です。
参照元
厚生労働省
安全・衛生
ユースエール認定
「ユースエール認定」を受けている企業は、若者にとって働きやすい環境づくりに積極的に取り組んでいるといえるでしょう。
厚生労働省の「ユースエール認定制度」によると、ユースエール認定企業とは、「若者の採用・育成に積極的で、雇用管理の状況が優良であることを厚生労働省が認定した中小企業」のことです。
労働関係の法令違反がないことはもちろん、離職率や有給取得率、月平均残業時間などに関する一定の要件を満たしていることで認定されるため、労働環境を見極めるのにも役立ちます。また、ユースエール認定は、「若者の採用や人材育成に積極的に取り組んでいること」も認定要件の一つです。ユースエール認定を受けている企業は入社後の教育体制が整っている可能性が高く、未経験分野だとしても挑戦しやすいでしょう。
求職者側の「ユースエール認定企業」のメリットは「ユースエール認定企業とは?概要と求職者へのメリット・デメリットを解説」のコラムで詳しく解説しているので、興味のある方はご参照ください。
参照元
厚生労働省
若者への就職支援
健康経営優良法人認定
「健康経営優良法人認定」を受けているかも、ホワイト企業かどうかを判断するのに役立つ基準といえます。
経済産業省の「健康経営優良法人認定制度」によると、「健康経営優良法人認定制度」とは、「社員の健康保持や増進に配慮した取り組みを行っている企業である」と日本健康会議より認定される制度のことです。特に、健康経営優良法人の上位500位以内である、大規模法人部門の「ホワイト500」や中小規模法人部門の「ブライト500」に該当する職場だと、より健康を保持できる環境が期待できます。
参照元
経済産業省
ヘルスケア産業
ホワイト企業認定
「ホワイト企業認定」を受けている職場も、働きやすい職場として客観的な評価を得られているといえるでしょう。
「ホワイト企業認定制度」とは、「一般財団法人日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)」が行っている認定制度のこと。ホワイト財団が独自に定めた70の設問に企業側が答えることで、ホワイト企業としてのランク認定を受けられる仕組みです。
ただし、ホワイト企業認定がされているからといって、必ずしも求職者の理想の職場であるとは限りません。ホワイト企業の定義がないからこそ、社会的な評価だけを求人選びの基準にせずに、企業研究を重ねて入社後の働き方のイメージを明確にすることが大切です。
転職時にホワイト企業を選ぶための12個の見分け方
ホワイト企業かどうかを見分けるためには、労働環境に関する情報を詳しく調べることが欠かせません。
ここでは、ホワイト企業かどうかを見分けるための12個の基準を紹介します。「ホワイト企業へ転職したいものの、どのような点に注目すべきか分からない」と不安を感じる方は、ぜひご一読ください。
1.設立年数が長い
ホワイト企業を探す際は、企業の設立年に注目してみましょう。設立年数が長いと、「歴史が長いぶん社会的な信用を得ている」「ビジネスモデルが安定している」のように考えることができます。利益を生み出し続けていなければ事業を存続することは難しいため、設立年数の長さはホワイト企業を見極める際の一つの指標となり得るでしょう。
上場企業かどうかも併せてチェックする
設立年数と併せて「上場企業」かそうでないのかも確認してみてください。「上場」とは、企業が発行する株式を証券取引所で売買できるようにすることです。
上場企業の業績は監査法人にチェックされていて、従業員数の推移や給与などが開示されており、会社の現在の状況を外部が把握できるようになっています。また、一般的に非上場企業よりも上場企業のほうが信用度が高いため、クレジットカードや住宅ローンの審査が通りやすいのがメリットです。
上場企業については「東証一部上場とは?正しい意味や就職メリットとデメリットにも言及」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2.福利厚生が充実している
ホワイト企業を見分ける際は、「法定外福利厚生」が充実しているかに着目するのもおすすめです。社会保険や厚生年金など法律で定められている「福利厚生」とは異なり、「法定外福利厚生」は義務化されているものではないため、企業により内容が異なります。通勤手当や家族手当などの「法定外福利厚生」が充実していると、社員を大切にしている企業と判断できるでしょう。
法定外福利厚生の充実度は、仕事のモチベーションや私生活の過ごし方へ影響する可能性があるため、複数の企業を見比べる際の判断材料として意識してみてください。
- 【法定外福利厚生の例】
- ・通勤手当
- ・住宅手当(家賃補助)
- ・家族手当
- ・健康診断補助
- ・誕生日休暇
福利厚生の詳しい内容は、「福利厚生とはどんな制度?目的や適用条件を分かりやすく解説します!」のコラムでも解説しています。法定外福利厚生の代表例も紹介しているので、チェックしてみてください。
3.残業時間が短め
「残業が少なく定時に仕事が終わること」もホワイト企業の特徴の一つです。法定内の残業時間は、厚生労働省の「時間外労働の上限規制」で「原則として月45時間・年360時間」と定められています。
同省の「毎月勤労統計調査 令和7年1月分結果速報 第2表 月間実労働時間及び出勤日数(p.8)」によると、一般労働者の月間の平均所定外労働時間は9.5時間でした。所定外労働時間とは、早出・残業・臨時の呼び出し・休日出勤などの実労働時間数のことです。
ホワイト企業では就業規則を重要視している傾向にあるため、過度な労働や無駄な長時間の残業を求められにくいでしょう。そのため、平均の所定外労働時間が9.5時間よりも少ない企業はホワイト企業の可能性があります。
しかし、残業がないぶん仕事を持ち帰るのが慣例化している企業もあるため、残業時間だけが絶対的な基準ではないことを認識しておきましょう。
参照元
厚生労働省
働き方改革特設サイト
毎月勤労統計調査 令和7年1月分結果速報
4.有給休暇の取得率が高い
ホワイト企業は、社員の有給休暇における計画立案を推奨していたり、取得が不可能な社員に対して業務調整などを実施していたりする場合があり、有給休暇を取りやすい傾向にあります。
厚生労働省の「令和6年就労条件総合調査 結果の概況 第5表 労働者1人平均年次有給休暇の取得状況(p.8)」によると、労働者1人あたりの平均年次有給休暇の取得率は65.3%でした。ホワイト企業を見極める際は、志望企業の有給取得率を平均数値と比較してみるのも手です。
参照元
厚生労働省
令和6年就労条件総合調査 結果の概況
5.社員の離職率が低い
社員の離職率も、ホワイト企業を見極める際の目安となります。離職率が低ければ、社員が働きやすい職場を提供している企業だと判断できるからです。
厚生労働省の「― 令和6年上半期雇用動向調査結果の概況 ― 表1-2 常用労働者の動き(率)」によると、2024年上半期の離職率の平均は8.4%でした。そのため、離職率が8.4%を下回っていればホワイト企業の可能性があると考えられます。
また、離職率を確認する際は、勤続年数や男女率の内訳も確認しましょう。育児休暇や産休など、一時的な休暇を取得している社員を離職者に含めている企業もあるため、情報を正確に把握できるようチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
令和6年上半期雇用動向調査結果の概要
結婚や子育てを考えている場合は「くるみん認定」に注目しよう
結婚や子育てを考えている場合は、「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証である「くるみん認定」に注目するのもおすすめです。認定を受けた企業は、「くるみんマーク」を広告などに表示することができるため、求人を探す際はよく見てみてください。参照元
厚生労働省
くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークについて
6.リストラの実績がない
過去にリストラがあったかも、判断基準の一つに挙げられるでしょう。リストラとは、企業が事業を再構築したり整理したりすることを目的として、経費を削減したり社員を解雇したりすることを指します。
リストラは企業の業績が悪化した場合のみに行われるわけではないため、リストラの有無だけでホワイト企業かそうでないかを判断するのは難しいものの、志望企業について調べる際は確認してみるのがおすすめです。
求人票や企業のWebサイトにリストラの実績が記載されていることはないため、「志望企業名 リストラ」のようにWeb検索してみましょう。
7.教育制度が整っている
新人教育や研修などの教育制度が整っているかも確認してみてください。教育制度を充実させるには時間やコストが掛かるため、経営が安定していない企業だと注力するのが難しいでしょう。
ホワイト企業は、社員にとっても企業にとっても必要不可欠な投資として、長期雇用を前提とした教育制度を整えているのが特徴です。入社後の教育制度について調べ、成長のためのサポートを長期的に受けられるかを判断してみましょう。
8.平均年収が高め
ホワイト企業を探す際は、平均年収にも注目してみましょう。ホワイト企業では社員の評価制度が整備されており、成果に応じた給与が支払われるため、平均年収が高めです。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」には、正社員の年齢別平均給与が記載されています。以下の表に年齢ごとの平均給与と平均年収をまとめたので、志望企業の収入の高さを判断する際に活用してみてください。
年齢 | 平均賃金 | 平均年収 |
---|---|---|
20~24歳 | 22万8,700円 | 274万4,400円 |
25~29歳 | 26万3,600円 | 316万3,200円 |
30~34歳 | 29万4,100円 | 352万9,200円 |
上表では、それぞれの年代の平均賃金に12(ヶ月)を掛けて平均年収を算出しました。求人票に記載されている月給や年収が平均額を上回っている場合、その企業の給与水準は高めといえるでしょう。
ただし、仕事を探す際は、平均年収の額だけでなくどのような給与体系なのかも確認する必要があります。なかには、基本給は低めに設定されており、みなし残業代で給与が高くなっている企業があるためです。
給与額が高くても、残業が多過ぎる企業はホワイト企業とはいえません。基本給の額を確認したうえで、労働量に対する給与が妥当かを考えてみましょう。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
9.ハラスメントの対策管理が整っている
ホワイト企業では、ハラスメントの防止に関する取り組みが徹底されています。労働施策総合推進法の改正により、2020年6月は大企業に、2022年4月は中小企業に「パワーハラスメント防止措置」が法改正により義務化されました。
厚生労働省の「リーフレット『2022年(令和4年)4月1日より、「パワーハラスメント防止措置」が中小企業の事業主にも義務化されます!』」に記載されている、パワーハラスメント防止のための措置は以下のとおりです。
- ・事業主の方針などの明確化および周知や啓発
- ・相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備
- ・職場におけるパワハラに関する事後の迅速かつ適切な対応
- ・相談者や行為者のプライバシー保護や不利益な取り扱いを禁止することの周知
防止措置は義務化されているものの、企業により対策方法は異なるでしょう。「コンプライアンスに関する研修が実施されているか」「相談窓口はあるか」などの情報や働く人の口コミなどを通して志望企業のコンプライアンス意識を確認するのも、ホワイト企業を見分けるうえでは必要です。
パワハラの定義は「パワハラの定義とは?3つの要素や対処法について解説!」のコラムで詳しく解説しているので、ご参照ください。
参照元
e-Gov法令検索
労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律
厚生労働省
職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)
10.業績が安定している
ホワイト企業の特徴として、業績が安定しているかもポイントになります。福利厚生が充実していたり離職率が低かったりと労働環境が整っていても、業績が安定していなければ将来性に期待ができません。
今後の事業展開や方向性が定まっているか、売上高が安定しているか、健全経営ができているのかなどにも目を向けて企業研究をしてみてください。
11.在宅勤務やフレックスタイム制度がある
在宅勤務やフレックスタイム制度がある企業は社員の働きやすさに配慮しており、ホワイト企業の可能性があります。すべてのホワイト企業に在宅勤務やフレックスタイム制度があるとは限らないものの、社員の働き方に寄り添う制度かあるかは確認してみましょう。
12.オフィスが清潔に保たれている
企業のWebサイトを見たり実際に足を運んだりして、オフィスが清潔で働きやすそうかも確認してみましょう。オフィスを清潔に保つにはコストが掛かるため、資金に余裕がなければ難しいでしょう。
自分がストレスを感じる要素を把握しておこう
転職する際は、自分が職場でストレスを感じる要素を把握しておきましょう。「労働時間が長い」「給料が少ない」など、自分が避けたい条件を明確にしておくことで、理想の働き方が可能なホワイト企業を見つけやすくなりますよ。
ホワイト企業に転職したい場合は、転職エージェントに相談するのもおすすめです。転職エージェントのハタラクティブでは、転職サイトには載っていない企業の詳しい情報をお伝えできますので、ぜひご利用ください。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
【文系】転職者向けのホワイト企業が多い業界
文系の学部出身で転職する場合は、金融業界や食品業界などに注目してみましょう。ここでは、文系の学部出身の転職者向けにホワイト企業が多いといわれる業界を紹介します。
文系の学部出身だからといって、必ずしも学歴に沿った業界を選ぶ必要はありません。あくまでも参考に留め、自身の経験やスキル、希望に合うかを考慮して選ぶことを意識してみてください。
金融業界
銀行や証券会社、クレジットカード会社などが含まれる金融業界のなかには、ホワイト企業もあるようです。新規参入が難しい業界であり、既存企業の経営の安定性が保たれていることが理由として考えられるでしょう。
金融業界は、経済や法律に関する学習を行った文系学部出身の方におすすめの業界といえます。金融業界の職種は、営業や事務、ディーラーなどさまざまです。ファイナンシャルプランナー(FP)や証券アナリストといった資格を取得すれば、さらなるキャリアアップにもつながるでしょう。
金融業界について詳しく知りたい方は、「金融業界の仕事」を参考にしてみてください。
食品業界
文系の学部出身でホワイト企業への転職を目指す際は、食品業界を選ぶのもおすすめです。食品業界には、食品を製造して小売店などを通じて販売するメーカーが該当します。一般的に、メーカーなど自社製品を持っている会社は利益率が高くなる傾向にあり、そのぶんを給料や福利厚生にあてられるようです。
食品メーカーが扱う食品は、冷凍食品や菓子といった加工食品や飲料、調味料など企業によってさまざまです。自分の興味がある食品を扱う企業に転職すれば、モチベーションを保ちながら仕事に取り組めるでしょう。
食品メーカーの仕事内容は「食品業界の仕事」のコラムでも解説しているので、併せてご覧ください。
【理系】転職者向けのホワイト企業が多い業界
続いて、理系の方におすすめな業界を紹介します。ここで紹介する業界は理系の学部出身の場合でなくても挑戦できるため、「文系だから□□業界には転職できない」のように諦める必要はありません。ホワイト企業を見つけるためのきっかけとしてお役立てください。
IT業界
IT業界もホワイト企業が多い傾向があります。IT需要の高まりによって業界全体で人手不足に陥っており、働きやすい環境をアピールして人材確保を試みる企業が増加しているからです。なかには、手厚い教育体制を整えて未経験者を積極的に採用している企業もあります。
IT業界に興味がある方は、「IT業界の仕事」を参考にしてみてください。
化学業界
化学業界とは、仕入れた原材料から化学反応を用いて製品を作り出し、取引先に販売する業態のことです。新規参入がしづらく景気の影響を受けにくいため、安定経営を見込める企業が多い傾向にあります。
化学業界の職種として挙げられるのは、「研究職」「技術職」「生産技術職」などがあり、理系の知識を求められやすいのが特徴です。
化学業界に興味がある方には、「化学メーカーの仕事」や「素材メーカーの仕事」のコラムをおすすめします。
医薬品業界
医薬品業界とは、医薬品の開発や製造、販売などを行う業界のことです。参入障壁が高いことに加えて、高齢化社会において医薬品の需要が高まっているため、安定して働ける業界だといえるでしょう。
薬学部といった理系の学歴で培った知識が役立ちます。
医薬品業界の仕事内容や将来性を知りたい方は、「医薬品業界の仕事とは?将来性やメリット・デメリットもご紹介」をご一読ください。
製造業界
「ホワイト企業に転職したい」と考えている方は、製造業界に注目するのもおすすめです。製造業界には、専門的な知識やスキルを問われない「未経験歓迎」の求人が多いためです。業務内容をマニュアル化していたり、ルーティンワークが多かったりする企業もあるので、未経験からも経験を積みやすいでしょう。
理系の学習過程に含まれる機械や電気、工学などに関する知識は、製造業界での仕事に役立ちます。
製造業界の仕事の特徴は「製造技術の仕事」のコラムで解説しているので、チェックしてみてください。
インフラ業界は文系・理系を問わずおすすめ
ホワイト企業が多めな業界として、インフラ業界も挙げられます。文系・理系を問わずに活躍できる可能性があるため、求人を探す際は視野に入れてみてください。
インフラ業界とは、社会や経済、国民生活などを支える基盤を担う業界のことです。たとえば、電気やガス、水道、交通など、生活するうえで必須となるものが当てはまります。
未経験からホワイト企業へ転職しやすい職種
「ホワイト企業へ転職したいものの、役立つスキルや経歴がない」と感じる場合は、未経験者が転職しやすい職種に注目してみましょう。ここでは、未経験から転職しやすい「事務職」と「営業職」について紹介します。
事務職
未経験からホワイト企業へ転職しやすい職種としては、事務職が挙げられるでしょう。企業によって担当する業務内容が異なり、専門的なスキルがなくても、汎用性の高いビジネスマナーやコミュニケーション能力、パソコンスキルなどを活かすことで活躍できる場合もあります。事務職はさまざまな業界で求められる職種であり、ホワイト企業の多い業界においても求人を見つけやすいでしょう。
一口に事務職といっても、以下のようにいろいろな種類があります。
- ・一般事務
- ・営業事務
- ・経理事務
- ・労務事務
- ・法務事務
上記のなかでも、一般事務は資格が不要であることが多く未経験から挑戦しやすいといえるでしょう。
未経験から事務職を目指したい方には、「未経験から事務職を目指すには?転職成功のコツや志望動機の書き方も解説」のコラムがおすすめです。
営業職
営業職も事務職と同様にさまざまな業界で必要とされている職種であり、ホワイト企業の求人数も多い傾向にあります。また、営業職の選考では、専門的なスキルよりもコミュニケーションスキルや人柄などを重視されやすいようです。仕事への意欲や熱意をアピールできれば、未経験から転職を成功させることは十分に可能といえます。
営業職の仕事内容は「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムで紹介しているので、併せてご覧ください。
転職前に確認!ホワイト企業にもデメリットはある
ここでは、ホワイト企業に転職することで考えられるデメリットを解説します。転職後に後悔する事態を避けるためにも、ホワイト企業のネガティブな面も知っておきましょう。
固定概念や慣例が多い場合がある
ホワイト企業では、独自の固定概念や慣例に従うことを求められる場合があります。前述したように、ホワイト企業は離職率が低く、長く働いている社員が多いのも特徴です。長く働いている社員が多いからこそ、新しいやり方やルールを取り入れにくかったり、昔ながらの慣例を重視されていたりすることもあるようです。
いくら希望条件に合う企業でも、「そのときの状況に合わせて仕事の進め方を変えていきたい」と考える人にとっては合わないと感じてしまうかもしれません。
残業の代わりに休日出勤もあり得る
ホワイト企業は、残業時間を抑えて定められた労働時間内で働くことを重視されているぶん、平日の残業の代わりに休日出勤が必要になる場合もあるようです。たとえ毎日定時で退勤できても、休日出勤を求められる機会が多ければ働きやすい職場とはいえないでしょう。
ホワイト企業への転職を目指す場合、残業時間を確認するのはもちろん、休日出勤の有無も忘れずに確認してみてください。面接の逆質問の時間に「休日出勤はありますか?」と聞くと、「休日出勤がある企業では働きたくないのか」と思われかねないため、求人票や口コミサイトを見て先に調べておくのがおすすめです。
業務量が多い傾向にある
企業成長率や業界シェア率が高いホワイト企業は、競合他社に比べて業務量が多い可能性があります。ホワイト企業では勤務時間の管理が厳しい傾向にあるため、短時間で多くの業務を終わらせたり成果を出したりすることが求められるかもしれません。「自分のペースで業務を進めたい」といった方はデメリットに感じる可能性があります。
年齢が若いうちは責任の重い仕事を任せてもらえない場合がある
独自の固定概念や慣例がある企業では年功序列の制度が根付いており、年齢が若いうちは責任の重い仕事を任せてもらえない場合があります。ベンチャー企業のように、年齢に関係なく幅広い業務を担当できる職場が理想だと考えている人は、そのような企業は合わないと感じてしまうかもしれません。
自分の理想の働き方を実現するためにも、応募前に評価制度についても調べておきましょう。
ホワイト企業へ転職を考えたほうが良い4つのケース
現在の職場の身体的・精神的負担が大きい場合は、ホワイト企業への転職を検討してみましょう。
ここでは、ホワイト企業へ転職を考えたほうが良い4つのケースを紹介します。「今の職場はブラック企業かも」「現職に不満があるけれど転職するべきなのか分からない」などのお悩みがある場合は、自身の状況と照らし合わせて考えてみてください。
ホワイト企業へ転職を考えたほうが良いケース
- 職場で毎日のように怒鳴り声が飛んでいる
- 残業時間が長く体が休まらない
- 給与が低くサービス残業が常態化している
- 非常識な社内ルールを強要される
1.職場で毎日のように怒鳴り声が飛んでいる
毎日のように怒鳴り声が飛ぶような職場は、働きやすい環境とはいえません。ハラスメントに関する悩みを抱えている方のなかには、「社内の窓口に相談しづらい」「相談したが改善されなかった」などの方もいるでしょう。日常的に怒鳴り声が飛ぶ環境で働き続ければ、精神的なストレスが大きくなるため、早めにホワイト企業へ転職することをおすすめします。
パワハラへの対処法は「パワハラはどこに相談する?24時間無料の窓口や労働基準監督署などを紹介」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひお役立てください。
2.残業時間が長く体が休まらない
「残業が多過ぎて体を休める時間がない」といった場合も、ホワイト企業への転職をおすすめします。「3.残業時間が短め」で述べたように、「残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間」です。業務量が増える繁忙期以外にも長時間の残業が日常化している場合だと、身体的・精神的な負担につながりかねません。
仕事におけるストレスが大きくなる前に、勤務時間を厳格に管理しているホワイト企業への転職を検討してみましょう。
3.給与が低くサービス残業が常態化している
給与が少ないうえにサービス残業が常態化している状況も好ましくありません。給与は仕事のモチベーションを左右する大切な要素です。給与が低いことに加えて、頻繁にサービス残業をしなければならないとなると、「何のために働いているのか分からない」と仕事へのやりがいを見失ってしまう恐れもあります。
給与が労働量に見合っていないと感じる場合は、同じ業界の他社の給与と見比べたうえで転職の必要性を確認してみましょう。
4.非常識な社内ルールを強要される
非常識な社内ルールを強要される場合も、働きにくさにつながる原因といえます。たとえば、「飲み会への参加をしつこく強いられる」「ミスをしたら罰金を払わなければいけない」など会社独自の雰囲気やルールに合わせることを強いられる場合があります。
慣例化しているルールは自分一人の努力で変えることが難しいため、働きづらさを感じた時点で転職を検討するのがおすすめです。
ホワイト企業へ転職するための5つのポイント
ここでは、ホワイト企業へ転職するためのポイントを5つ紹介します。これから求人探しをする方はぜひお役立てください。
ホワイト企業へ転職するためのポイント
- BtoB企業に注目する
- 離職率をチェックする
- 求人情報が正しいか面接で確認する
- 実際に企業で働いている社員から話を聞く
- 知名度が低い企業に注目する
1.BtoB企業に注目する
ホワイト企業に転職したい方は、BtoB企業に注目してみましょう。BtoB企業とは、企業(法人)向けの製品やサービスを展開している企業のことです。個人よりも取引金額の大きい企業が顧客のため、利益率が高くなる傾向にあります。
安定して高い利益を得ている企業では、「給与水準が高い」「財務状況が安定している」などの点に期待ができるでしょう。
2.離職率をチェックする
転職する際にホワイト企業かどうか判断する際は、離職率をチェックしましょう。先述したように、離職率が低い企業は、多くの社員が働きやすいと感じている可能性が高いからです。一方で離職率が高い企業は、就業環境などが整っておらず社員が定着しないと考えられるでしょう。
離職者すべてがネガティブな理由で退職しているわけではないものの、ホワイト企業を見極める指標の一つとして離職率を確認することをおすすめします。ただし、離職率が高いからといってブラック企業と断言はできないため、あくまで参考程度にしましょう。
「離職率とは?計算方法や業界別の調べ方を知って仕事探しに役立てよう」のコラムでは離職率の調べ方について解説しているので、併せてご覧ください。
転職サイトに常に掲載されている求人は注意が必要
転職サイトに常に掲載されている求人の企業は、離職率が高い可能性があります。「採用してもすぐに退職してしまうので常に募集している」といった背景が考えられるからです。このような企業は人材不足のため、すぐに働いてくれる人材が欲しいと考えており、応募すれば内定までスムーズに進める可能性があります。
しかし、人が定着しない企業には何かしらの問題が潜んでいるリスクがあるため、SNSや口コミサイトなどを見て情報収集を入念に行いましょう。
3.求人情報が正しいか面接で確認する
転職の面接は、実際に働く社員に企業について質問できる貴重な機会です。求人情報に記載されている内容が社員の目線から見ても正しいか、面接官の発言内容や逆質問で確認してみましょう。企業によっては、求人情報と入社後の労働環境が異なる場合もあるからです。
ホワイト企業への転職を成功させるためにも、入社後の働き方のイメージを明確にして、疑問点や不安を解消しておくことが大切です。
聞き方のポイント
求人に載っている情報を面接官に確認するときは、残業時間や休日日数についてそのまま聞くのではなく、「1日の仕事の流れを簡単に教えていただけませんか」のように遠回しに質問するのがおすすめです。遠回しに聞けば角が立つこともなく、どの程度忙しい職場なのかイメージできるでしょう。
ただし、待遇に関する内容ばかりを聞くと「待遇が良ければどこでも問題ないのでは」と志望度が低い印象を与えかねないため、質問の仕方には注意が必要です。
面接で行う逆質問の例は「ブラック企業かも…面接を受けるべき?特徴や質問例を把握して不安を解消!」のコラムで紹介しているので、ご活用ください。
4.実際に企業で働いている社員から話を聞く
企業説明会などで、実際に働いている社員の話を聞ける機会があれば参考にしましょう。外部からの評価や情報ではないため、実情をつかむうえで役立ちます。
人間関係や社風、労働環境など、求人情報や面接からは得られない情報を細かに聞ければ、入社後の働くイメージがしやすくなるでしょう。競合や関連会社の情報を得るきっかけになる場合もあります。
社員のインタビュー記事を読む
企業のWebサイトには社員のインタビュー記事が載っている場合もあるため、応募前に確認してみてください。インタビューを受けている社員の顔やオフィスの風景が写っている写真が掲載されていることもあり、働くときの服装や社内の雰囲気などがイメージしやすくなります。
口コミサイトは参考程度に利用する
転職先を選ぶ際には、口コミサイトを利用するのも手です。口コミサイトは匿名でコメントできるため、その企業の長所・短所を本音で書き込みやすいという特徴があります。
しかし、投稿されている口コミのなかには、企業のネガティブな部分を強調して書いてあるものも存在します。そのため、口コミサイトでは複数のコメントを確認するのが大切です。コメントした人の価値観によって企業の評価は異なるため、鵜呑みにし過ぎないのがポイントといえます。5.知名度が低い企業に注目する
ホワイト企業に転職したい場合は、知名度の低い企業にも目を向けることが重要です。ホワイト企業は大手や知名度の高い企業だけでなく、中小企業やスタートアップ企業などのなかにも存在します。知名度が低い企業では競争率が低くなり、未経験から転職できる可能性が高まるでしょう。
知名度だけにとらわれないことを意識しながら、求人情報をチェックしてみてください。
【年代別】ホワイト企業への転職を成功させるコツ
人気が集中しやすいホワイト企業へ転職するためには、企業側が求職者に何を求めているかを理解したうえで選考対策を行うのが得策です。ここでは、ホワイト企業への転職を成功させるコツを年代別に紹介します。
20代
20代は、即戦力よりポテンシャルを重視して採用される傾向にあります。入社後の業務に対する熱意・意欲を志望動機や自己PRに盛り込むことで、好印象につなげやすいでしょう。
また、どのような仕事にも役立つコミュニケーション能力や問題解決力などの「ポータブルスキル」を磨くこともポイントです。「転職に役立つスキル一覧!ポータブルスキルとそのアピール方法も紹介」のコラムで詳しく解説しているので、気になる方は目を通してみましょう。
20代の転職活動の進め方は「20代でホワイト企業に転職できる?働きやすい会社の特徴と見つけ方」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。
30代
30代では、即戦力につながるスキルや経験を身につけている人が評価されやすくなります。選考対策においては、役立つ強みをアピールするための自己分析や企業分析が欠かせません。これまでの経験やスキルを直接的に活かせない転職であっても、共通点を見つけることでアピール材料が見つけやすくなるでしょう。
「30代から未経験分野に転職するのは厳しい?おすすめの業界と成功のコツ」では、30代向けに転職活動のコツを解説しています。30代で未経験分野への転職を考えている方はぜひご覧ください。
40代
40代は、即戦力につながるスキルや経験に加えて「マネジメント経験」を求められる傾向にあります。マネジメント経験とは、「チームをまとめた経験」「部下の指導をした経験」「店舗の人員管理や売上管理の経験」などのことです。
また、40代は、特定の企業の方針に染まっていないかを見られる場合もあるため、柔軟性を示すことも大切です。企業によっては年下の社員が上司になる場合もあり、人間関係をうまく構築できるかも重視されるでしょう。
資格が選考に有利に働く場合もある
志望企業の仕事内容に合う資格取得をすることで、選考に有利に働く場合があります。専門的な知識やスキルのある人材は重宝されやすいといえるでしょう。資格取得によって志望企業の仕事に役立つスキルや知識を習得していることを証明できれば、「企業へ貢献できる人材」として好印象につながりやすくなります。ブラック企業を見抜いてホワイト企業に転職するには
ブラック企業を見抜くには、ホワイト企業との違いをしっかりと把握したうえで求人探しをすることが大切です。ブラック企業からホワイト企業への転職を成功させた人の体験談も紹介しているので、ぜひご一読ください。
ブラック企業とホワイト企業の違いを把握する
ブラック企業とホワイト企業の違いとしては、以下のような点が挙げられます。
- ・労働時間の長さ
- ・残業時間
- ・平均年収の額
- ・福利厚生の充実度
- ・離職率
- ・職場の雰囲気や人間関係
労働時間が長過ぎたり残業が多過ぎたりする企業は、ホワイト企業とはいえません。また、給与が低かったり福利厚生が充実していなかったりすると、結果として離職率が高くなることもあります。
情報収集を十分に行い、労働環境を見極めたうえで求人を選ぶのがポイントです。
ブラック企業からホワイト企業に転職した人の体験談
以下は、ハタラクティブの「みんなの就職エピソード」に掲載されている「K・Bさん (25歳男性)」のエピソードです。
「僕は新卒で入社した商社を、入って半年でやめました。上司の暴言や暴力が辛かったんです。その後数年うつ状態だったんで、清掃業者でアルバイトしながら、実家に頼って無気力に暮らしていました。
でも1年後、好きな女性ができたんです。彼女を幸せにしたい、男として自立したいと思い、再就職を決心しました。新卒ですぐに退職した身なので、自分だけで就職活動できる自信がなくて、ハタラクティブの活用を決めました。本当なら書類で落とされちゃうところでも、担当さんが企業に猛プッシュしてくれたので、すんなり面接まで進めて、無事に内定をいただけました。
最初の職場で自信をなくした僕は、担当さんがいいところを見つけて教えてくれなかったら、自己アピールなんてとてもできなかったです。今も色々大変なことはありますが、同僚はとてもいい方たちだし、彼女と支え合いながら、何とか頑張っていきたいです」転職エージェントを活用する
転職エージェントは豊富な企業情報を取り扱っているため、ホワイト企業を探すのに役立つでしょう。ホワイト企業の見分け方を頭に入れていても、実際に応募する企業がホワイト企業かを明確に見極めるのは難しいものです。自分で調べて大丈夫だと判断して転職しても、入社後に事実と異なっていたことに気づく場合もあるでしょう。
転職エージェントは基本的に、求人を扱う企業ごとに取材を行っているため、「情報と違った」「自分と合わない」といったミスマッチを防ぐのに有効です。また、エージェントを活用すれば、自分に合う求人探しだけでなく応募書類添削や面接対策も受けられます。
エージェントのサポートを受けることで、転職活動をスムーズに進めやすくなるでしょう。
ホワイト企業へ転職を目指す際は、就職・転職エージェントのハタラクティブをご活用ください。ハタラクティブは、20代の既卒や第二新卒などの若年層に特化して就職・転職の支援を行っています。
プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンのヒアリングを行い、あなたの強みや希望条件に合った求人を厳選して紹介します。また、求人情報だけでは分からない社内の雰囲気をお伝えすることが可能です。求人選びだけでなく、応募書類添削や面接対策、入社後のフォローも行っています。
サービスはすべて無料のため、ぜひお気軽にご相談ください。
ホワイト企業に転職したい方向けのFAQ
ここでは、ホワイト企業に転職したい方が抱きがちなお悩みや疑問をQ&A方式で解決していきます。
ホワイト企業に転職したい…難易度は高い?
高くなりやすいでしょう。働きやすい企業は離職率が低い傾向にあり、求人が出る機会が少なく、出たとしても人気の高さから応募が集中しやすいためです。
しかし、志望企業が求職者に求めるポイントを理解して選考対策をすれば、転職を成功させられる可能性は高まります。ホワイト企業への転職を成功させるコツは、コラム内の「【年代別】ホワイト企業への転職を成功させるコツ」の項で解説しているので、ぜひご一読ください。
難易度を考えると大企業への転職は避けるべき?
そのようなことはありません。大手のホワイト企業は、応募が集中して難易度が高くなりやすいですが、自分のスキルや希望にマッチしているのであれば諦める必要はありません。
志望企業が求める人材像をしっかりと調べたうえで、入社後に役立つスキルや強みをアピールできれば、選考通過の可能性を高められるでしょう。
高卒者がホワイト企業に転職するには?
自分の経験やスキルを活かしやすい業界や職種を選ぶのがおすすめです。志望企業に役立つ経験やスキルを志望企業へアピールできれば、「入社後の活躍が期待できる人材」として好印象を与えやすくなります。
高卒者がホワイト企業へ転職するポイントは「高卒で入れる優良企業はある?おすすめの就職先や探し方のポイントを紹介!」のコラムで詳しく解説しているので、チェックしてみましょう。
ホワイト企業の見つけ方のコツは?
企業研究をして設立年数や離職率、評価制度について調べたり、実際に働いている社員の口コミを見たりして、広い視野で探すのがコツです。仕事内容とのミスマッチを防ぐためには、労働環境だけを重視するのではなく、「自分のスキルや強みに合う仕事か」も意識しましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがあなたの強みに合う求人探しを丁寧にサポートします。転職活動の進め方に関する相談も可能なため、お気軽にご活用ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。