- フリーター就職支援「ハタラクティブ」トップ
- お役立ち記事TOP
- 第二新卒の転職準備の進め方とは?面接対策や企業研究のコツも解説!
第二新卒の転職準備の進め方とは?面接対策や企業研究のコツも解説!
更新日

この記事のまとめ
- 第二新卒の転職を成功させるには、事前の準備をしっかり行うことが大切
- 第二新卒の転職準備が不十分だと、採用後のミスマッチや転職活動の長期化につながる
- 第二新卒の転職準備に適しているのは、1~3月もしくは7~9月
- 第二新卒の転職準備に不安を感じたら、エージェントの利用を検討しよう
「第二新卒として転職したい」と考えているものの、どのような準備をするべきか分からない方もいるでしょう。第二新卒の転職準備では、目的を明確にしたあとに自分でスケジュールを立て、企業研究や面接練習などの対策をしておくことが大切です。このコラムでは、第二新卒の方が内定を獲得するための転職準備について詳しく解説します。転職準備に適した時期やコツについてもまとめているので、ぜひご一読ください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
第二新卒の転職準備の進め方
第二新卒の転職を成功させるには、事前の準備をしっかり行うことが大切です。以下に第二新卒の転職準備の進め方を詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
1.転職の目的を明確にする
転職を成功させるためには、「なぜ転職したいのか」「転職を通じて何を実現したいのか」をはっきりさせることが大切です。自分のなかで転職の目的が曖昧なままだと、面接で説得力のある志望動機を伝えることが難しくなる可能性があります。「キャリアアップしたい」「労働環境を改善したい」など、具体的な目標を設定し、その目的に合った転職先を探しましょう。
第二新卒からの転職では求人サイトも活用しよう
第二新卒で転職先を探すとき、求人サイトを活用するのがおすすめです。転職サイトには膨大な求人情報が掲載されているため、効率的に情報収集できるでしょう。特にスキルや経歴に自信がない場合は、「第二新卒歓迎」や「未経験可」の求人を多く取り扱うサイトを選ぶのがおすすめです。複数の求人サイトを併用し、幅広い選択肢から比較検討してみましょう。2.転職活動のスケジュールを立てる
次に、転職活動全体のスケジュールを立てましょう。転職準備に必要な期間は、1〜3ヶ月ほどが一般的です。限られた期間のなかで、応募書類を準備する時間の確保や面接日の日程調整、退職日の交渉などの予定を組みます。
第二新卒の転職者の場合、仕事を続けながら転職活動をする方もいるでしょう。働きながら転職活動をする場合は、選考日程と出勤日の兼ね合い、業務の引き継ぎに掛かる時間などを考慮して時間を確保する必要があります。現職の業務に支障をきたさないよう、無理のない範囲でスケジュールを組むのがおすすめです。
3.自己分析をして自分に合った仕事を探す
転職先を探し始める前に、自己分析を行いましょう。転職準備として自己分析をしっかり行うことで、自分に合った仕事を見つけやすくなり、転職先の会社とのミスマッチも事前に回避しやすくなります。
現職での経験を振り返り、自分が得意なことや不得意なこと、習得したことなどを書き出して整理してみましょう。仕事上のポジションや成果を通して、自分の特性ややりがいを感じる業務などを把握できる可能性があります。新卒のころには備わっていなかった技術や能力を発見できることもあるので、第二新卒で転職する際は再度自己分析を行うのがおすすめです。
自己分析については、「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」もあわせてご参照ください。
4.企業研究を行う
応募先企業が決まったら、企業研究を行って理解を深めましょう。具体的には、事業内容や企業理念、職場環境、競合他社との違いなどを調べます。企業のWebサイトだけでなく、口コミサイトやニュース記事なども参考にすることで、より深く理解しやすくなるでしょう。企業研究を行うことで、面接で具体的な志望動機を伝えやすくなり、採用担当者から好印象を得られる可能性があります。
企業研究については、「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムで詳しく解説しているのでご一読ください。
5.クオリティの高い応募書類を作る
履歴書や職務経歴書などの応募書類は第二新卒者の第一印象を左右する可能性があるため、転職準備中に質の高いものを用意しておく必要があります。「使用する写真の表情や身だしなみは適切か」「誤字脱字がないか」など、細かい部分までしっかりチェックしましょう。
また、応募書類の内容に関しては、応募先企業の求める人物像に当てはまるようにアピールする必要があります。企業研究で得た情報に沿って、自身の強みを伝えましょう。転職先で役立つ経験やスキル、意欲が伝わる志望動機など、充実した内容を盛り込むことが大切です。
6.基本的なビジネスマナーを学んでおく
選考が本格的に始まる前に、自分で基本的なビジネスマナーを学んでおきましょう。第二新卒の場合は社会人経験があるため、新卒とは違ってビジネスマナーが身についていると期待されることもあるようです。
選考過程でマナーが備わっていないと判断されれば、企業側は教育する手間を考慮して採用を躊躇する可能性もあります。転職準備の期間中に、身だしなみや言葉づかい、名刺の受け渡し方などの基本的なビジネスマナーを身につけておきましょう。
7.面接対策を何度も行う
面接対策は、転職準備の期間中に繰り返し行うのがおすすめ。対策が不十分だと、面接本番で焦ったり緊張したりした際に、自信のない態度になる場合があるからです。面接対策の不十分さが面接官に伝わると、「意欲が低いのではないか」という懸念を抱かれる恐れがあります。
面接対策では、想定される質問の答えを用意するだけではなく、実際に声に出して練習してみましょう。事前に練習しておくことで、堂々とした態度で面接に臨みやすくなります。
第二新卒の場合の面接対策については、「第二新卒の就活は厳しい?うまくいかない原因や成功へのステップを解説」をご一読ください。
そもそも第二新卒とは
第二新卒とは、一般的に新卒入社3年以内で転職活動をする方のことを指します。第二新卒の場合は年齢が若く将来性があるため、採用したいと考える会社もあるようです。
また、社会人経験があるため、「基本的なビジネスマナーが身についている」「即戦力になり得る」として期待される傾向があるのも第二新卒の特徴の一つ。第二新卒特有の魅力を事前に理解すれば、転職で効果的にアピールできるでしょう。
企業側が第二新卒に感じる3つの魅力
第二新卒の魅力は、若い人材でありながら就業経験もある点です。以下に第二新卒の3つの魅力についてまとめました。
企業側が第二新卒に感じる魅力
- 基本的なビジネスマナーが備わっている
- 将来の伸びしろに期待できる
- 就業期間が短いので教育しやすい
1.基本的なビジネスマナーが備わっている
第二新卒は、前職で基本的なビジネスマナーを習得しているとみなされる可能性があります。挨拶やメール対応などの基礎があるため、即戦力としてスムーズに業務を始められる点に企業は魅力を感じるようです。そのため、「一から教育する必要がある新卒と比べて手間やコストを削減しやすい」と考え、第二新卒を積極的に採用する会社もあるようです。
2.将来の伸びしろに期待できる
企業にとって第二新卒は、年齢が比較的若く経験が浅い分、柔軟性があり新しいことを吸収しやすい点に魅力を感じる可能性があります。大学卒業後3年以内という若い年齢なので、過去の経験よりも将来性が重視されるようです。会社に対して自身の将来性を印象づけるためには、仕事をまじめにこなす姿勢や意欲をアピールしましょう。
3.就業期間が短いので教育しやすい
第二新卒は前職の就業期間が短いため、教育しやすいというメリットもあります。前職で長く経験を積んでいる場合、転職先の雰囲気や仕事の進め方に慣れるのに時間が掛かったり、不満を抱いたりする恐れも。そのため、経験の浅い第二新卒を採用し、自社で教育したほうが効率的だと考える会社もあるようです。
第二新卒の特徴についてさらに詳しく知りたい方は、「第二新卒は再就職できない?既卒との違いや転職成功のポイントをご紹介」を参考にしてみてください。
早期退職を心配される可能性もある
第二新卒の場合、早期退職への懸念をもたれやすい側面もあるようです。特に会社や周囲の方に責任を押しつけるような退職理由を述べた場合、「また同じ理由で辞めるのでは」と不安を抱かれる場合があります。会社の不安を払拭できるように、転職準備中に自分で前向きな退職理由を考えておきましょう。第二新卒が転職準備を怠らないのがおすすめな理由
第二新卒の転職準備が十分ではないと、再度の退職につながったり採用がなかなか決まらなかったりする場合があります。後悔しないために、転職準備は入念に行いましょう。
入社後にミスマッチを感じてしまう
退職理由が曖昧だったり自己分析がきちんと行われていなかったりすると、入社後にミスマッチを感じてしまうことがあるようです。転職準備の段階で仕事に対する価値観や求める条件を把握したうえで、自分に合った仕事を探しましょう。
給与や待遇面だけを見て会社を選ぶと、入社前に想像していた業務内容とギャップを感じてしまうことも。準備が不十分なまま転職すると、再び同じ理由で早期退職する可能性があります。
現職の業務が疎かになってしまう
転職準備のスケジュール管理が疎かになると、現職の業務との両立が難しくなる場合もあるでしょう。たとえば、「面接日と現職のミーティングを同じ日にスケジューリングしてしまう」「応募書類の作成に追われて焦り、業務でのミスにつながる」などが考えられます。
仕事を続けながら転職をする第二新卒の場合、現職の業務に悪影響が出ないように転職準備の期間には余裕を持って計画を立てることが大切です。
転職活動が長引いてしまう
転職準備が不十分だと、なかなか内定がもらえず転職活動が長引いてしまう場合が考えられます。自己分析や企業研究が足りなければ、会社が求める人材像に沿ったアピールが難しくなるようです。
また、転職理由や志望動機が不明瞭な場合は、採用担当者に意欲が伝わらないことも。効果的なアピールができなければ、将来の成長が見込めない人材と判断され、採用が見送られてしまう場合もあるようです。
退職するのは転職先が決まってからが理想
退職して収入がない状態で転職活動をするのは焦りにつながる可能性があるため、退職するのは転職先が決まってからにしましょう。「とにかく早く就職したい」という思いから、仕事選びを妥協することにもつながりかねません。
また、退職日は最低でも1ヶ月前に伝えておくのが一般的です。退職日を考慮して、転職準備の期間を決定しましょう。
第二新卒の転職準備に適した時期とは
第二新卒の転職準備に適しているのは、採用されやすい入社月から1〜3ヶ月さかのぼった時期です。自分が目指したい入社月や、業界・企業にとってニーズがある時期を見極めましょう。
4月入社を目指す場合は1~3月
第二新卒におすすめなのが、4月入社を目指した1〜3月の転職準備です。新年度の4月は新卒の入社時期でもあるため求人数が比較的多く、新卒と一緒に研修を受けられる可能性があります。そのため、スキルを基礎から着実に身につけたい第二新卒の方は、1〜3月に転職準備を進めるのがおすすめです。
10月入社を目指す場合は7~9月
10月入社を見据えた7〜9月も、第二新卒の転職準備に適した時期といえます。10月は下半期に切り替わるタイミングで、4月に次いで求人数が多いからです。
10月入社では、新人教育の必要がない即戦力となる人材が採用される傾向にあります。採用後すぐ実務に携わり、速いスピードでスキルアップしたい第二新卒の方におすすめの時期といえるでしょう。
入社1年未満での転職は難易度が高い傾向がある
第二新卒のなかでも、入社1年未満での転職は難易度が高い傾向があります。1年未満という短い期間で退職しているため、企業に「ビジネスマナーが十分身についていないのでは」「入社しても早期退職してしまうのでは」と懸念されやすくなってしまうからです。採用担当者を納得させられる退職理由がない場合は、1年以上就業してから転職を検討してみましょう。第二新卒の採用につながる転職準備のコツ
転職を成功させるために、第二新卒から目指しやすい業界や、面接で聞かれがちな質問についても知っておきましょう。以下で詳しく紹介するので、ぜひご一読ください。
第二新卒が目指しやすい業界について知る
第二新卒が目指しやすいのは、成長が見込まれる業界と、ポテンシャルを重視する業界です。以下を参考にして、自分の希望に合った業界を選びましょう。
これからの成長が見込まれる業界
今後需要の高まりが見込まれる業界は、第二新卒から転職を目指すのに向いています。成長が見込まれる業界のなかには若い人材を積極的に採用している会社もあるため、スキルアップの機会も見込めるでしょう。
成長が見込まれる業界については、「2025年版!これから伸びる業界は?需要が増える可能性がある仕事も解説」のコラムでまとめているので、あわせてご覧ください。
ポテンシャルを重視する業界
ポテンシャルを重視する業界も、転職準備の段階で視野に入れてみましょう。ポテンシャルを重視する傾向がある主な業界は、以下のとおりです。
- ・人材サービス業界
- ・不動産業界
- ・保険業界
- ・小売業界
- ・サービス業界
上記のような業界では、スキルや経験よりも学ぶ意欲や柔軟な考え方を重視している傾向があります。また、「未経験可」の求人では研修制度やキャリア支援が充実している企業もあるようです。
第二新卒が目指しやすい業界については、「第二新卒にオススメの転職先を紹介!」でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
第二新卒は大手に転職できる?
第二新卒から大手企業に転職することは可能です。特に、経験してきた仕事が転職先で活かせたり、前述したように成長を見込めたりする企業は採用されやすい場合もあります。ただし、第二新卒は転職枠を利用するため、ライバルには経験と実績のある方がいるのも事実です。大手企業が経験を求めていれば不利になることもあるでしょう。そのため、十分な対策は欠かせません。
面接で聞かれがちな質問の対策をする
第二新卒が面接で聞かれがちなのは、「転職理由」と「志望動機」の2つです。転職準備の期間内に、説得力のある答えを考えておきましょう。
転職理由は前向きな内容を考えておく
第二新卒の転職理由は前向きな内容にすることが大切です。ネガティブな転職理由であっても、ポジティブな内容に変換しましょう。
会社や周囲の人への不満を転職理由としてそのまま伝えてしまうと、「責任転嫁しているだけなのでは」「同じ理由でまたすぐに辞めてしまうのでは」などと懸念される場合があります。「この企業で長く働きたい」という意欲をアピールするために、転職準備中に前向きな転職理由を考えておきましょう。
志望動機は将来の目標と一貫性をもたせる
志望動機は、将来の目標と一貫性がある内容にするのがおすすめです。志望動機と目標にずれがあると、「計画性がない」と評価される可能性があります。志望動機に説得力をもたせるために、転職準備の段階で入社後の具体的な目標まで考えておきましょう。
転職準備の疑問はエージェントに相談するのがおすすめ
第二新卒の転職準備で不安や疑問を感じたら、転職エージェントに相談してみるのも手段の一つ。転職エージェントとは、民間の企業が運営する就業支援サービスです。求人紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策などのサポートも受けられます。キャリアアドバイザーと相談しながら準備を進められるため、転職が初めての第二新卒の方におすすめの方法といえるでしょう。
「転職準備の進め方が分からない」「仕事と転職活動の両立が難しい」という方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、第二新卒や既卒、フリーターなどの若年層に特化した就職・転職エージェントです。カウンセリングにもとづいた求人紹介や応募書類の作成支援、面接対策などの充実したサービスであなたの転職をサポートします。
また、専任のキャリアアドバイザーがあなたに代わって面接や入社日の調整も行うため、慣れない転職準備も安心して進められます。第二新卒での転職を考えている方は、お気軽にお問い合わせください。
第二新卒の転職準備に関するお悩みQ&A
第二新卒の転職準備に関して、よくあるお悩みを以下にまとめました。
第二新卒における転職活動の現状を教えてください
日本の労働力人口は減少傾向にあるため、転職市場における第二新卒の需要は高まっているといえます。年齢が若く将来性がある第二新卒を積極的に採用する企業もあるようです。ただし、第二新卒は早期退職を危惧されやすく、専門的な技術が必要な職種を目指す場合はハードルが高い可能性もあります。
詳しくは、「第二新卒とは?何歳まで該当する?企業からの需要や就職活動のコツを解説!」を参考にしてみてください。
第二新卒の方が転職準備でやることは?
第二新卒の転職準備では、まず目的を明確にすることから始めましょう。転職の目的が明確になれば自分に合った仕事を見つけやすくなり、モチベーション維持もしやすくなります。目的が明確になったら、達成のための対策を盛り込んだスケジュールを立てましょう。万全な準備を行うために、余裕のあるスケジュールを組むことが大切です。
詳しくはこのコラムの「第二新卒の転職準備の進め方」で詳しく解説しているので、あわせてご確認ください。
第二新卒が転職する際のアピールポイントは?
第二新卒の転職では、柔軟性のある人柄や仕事への意欲をアピールしましょう。企業側は第二新卒に対して、経歴よりも「基本的なビジネスマナー」「将来性」「教育のしやすさ」などを期待する傾向があるからです。
仕事をしながら転職準備を進められるか不安です
「仕事をしながらの転職活動が不安」という場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。専任のキャリアアドバイザーに不安や疑問を相談しながら、求人紹介や選考対策などの準備を進められます。ハタラクティブでは、第二新卒の方向けの手厚いサポートを行っておりますので、転職準備に不安がある方はぜひ一度ご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。