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事務職の仕事内容とは?必要なスキルや資格を紹介!向いてる人の特徴も解説
この記事のまとめ
- 事務職の仕事内容は、「書類の作成」「データ入力」「電話対応」「来客対応」などがメイン
- 業界や地域によって異なるものの、一般事務の平均年収は約530万円
- 「納期を守れる人」「臨機応変に対応できる人」などは事務職に向いている
- 事務職を目指す方におすすめの資格は「日商PC検定」や「日商簿記」など
- 事務職に適性があるか知りたい場合は、就職・転職エージェントを活用してみよう
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「事務職の仕事内容は?」「事務職にはどんな種類があるの?」と気になる方もいるでしょう。事務職の仕事内容は、書類の作成や電話対応、来客対応などがメインです。ただし、事務職には一般事務のほか営業事務や医療事務など、さまざまな種類があるので、業界や企業によって仕事内容が変わる場合もあるでしょう。
このコラムでは、事務職の種類や仕事内容、向いている人の特徴について解説。また、未経験から事務職を目指す際の就職・転職エージェント活用法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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事務職とは
事務職とは、簡単にいうと企業で書類の作成や整理、データ入力といった事務作業全般をはじめ顧客・来客の対応などを行う職種です。業務は基本的にデスクワークで、企業によっては在宅勤務が可能な場合もあるでしょう。
事務職には一般事務のほか「医療事務」「貿易事務」「営業事務」などの種類があり、それぞれ仕事内容が異なる部分もあります。例として、一般事務の仕事内容や平均年収などを以下にまとめました。
仕事内容 | 社内の文書作成、データ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する |
平均年収 | 529.6万円 |
---|---|
向いている人 | ・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人 ・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人 ・一つの作業を集中して続けられる人 |
ポイント | ・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップ可能 ・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる ・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 一般事務」
参照元
厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag
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総合職と事務職の違い
総合職と事務職の大きな違いは、業務範囲や配属部署にあります。総合職は「管理職」や「幹部候補」を目指す人材としての採用になるのが一般的です。そのため、社内の複数部署を経験し、幅広い業務に携わる傾向にあります。
事務員と事務職の違い
事務員と事務職には明確な違いはありません。企業によっての呼び方の違いであることが多く、どちらも事務作業全般を行う職種を指す傾向にあるでしょう。「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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事務職の種類一覧と仕事内容
事務職は一般事務や学校事務、経理事務などの分野に分かれており、仕事内容に違いが見られることがあります。以下では、事務職の種類別に仕事内容を解説しているので、就職や転職を検討している方は確認してみてください。
一般事務
一般事務の仕事内容は、書類作成やデータ入力、郵便物の仕分け、電話応対などが挙げられます。また、来客対応や物品の買い出しが、業務に含まれている場合もあるようです。
会社の事務処理全般を担当しています。パソコンスキルがあれば、ほかに特別な資格を求められない傾向にあるため、未経験の方も挑戦しやすいでしょう。
学校事務
仕事内容 | 小学校から大学などの教育機関で、庶務や人事労務、会計、教務など幅広い事務を担う |
---|---|
平均年収 | 481.4万円 |
向いている人 | ・パソコンスキルがある人 ・コミュニケーションスキルがある人 ・適切な言葉遣いやマナーを意識し対応できる人 |
ポイント | ・学歴や資格は不問 ・公立学校では地方公務員が配属される ・私立学校では独自の採用試験が行われ、中途採用も活発 |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 学校事務」
学校事務の仕事内容は、小学校・中学校・高校・大学といった教育機関において、日常業務をサポートすることです。具体的には、学生や教職員の情報管理や行政業務の補助、学校行事の準備・運営、教材の購入に関する事務手続き、施設の管理などが挙げられます。
経理事務
仕事内容 | 企業の資金管理や帳簿記録、決算書類作成など、会計業務全般を担当する |
平均年収 | 509.3万円 |
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向いている人 | ・金銭を扱うための注意力、几帳面さがある人 ・交渉して人と話し合いながら落とし所を見つける力がある人 ・膨大な量のデータ入力を、正確かつ早くこなすスキルがある人 |
ポイント | ・オフィス内での仕事がほとんど ・決算期には日常業務と並行して決算処理を行うため、集中力が求められる ・日常業務やその補助業務からスタートするのが一般的 |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 経理事務」
経理事務の仕事は、会社や組織の財務管理を支援することです。具体的には、会計処理や請求書処理、支払処理、経理報告書の作成、税務申告のサポート、内部統制の管理などが含まれます。
医療事務
仕事内容 | 医療機関で診療報酬の計算や請求書類作成、受付業務を行う |
平均年収 | 481.4万円 |
---|---|
向いている人 | ・細かい数字のチェックが得意な人 ・集中力を切らさず着実に仕事をこなせる粘り強さがある人 ・親身に患者に寄り添える人 |
ポイント | ・診察料や投薬料など簡単な計算から始め、次第に複雑な点数計算を担当するのが一般的 ・開院時間が勤務時間で、診察が休みの日が休日となるのが基本 ・勤務時間は、医療機関の診察時間が終わる夕方までが一般的 |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 医療事務」
医療事務は、医療機関における事務作業を担当する職種です。具体的には、患者の受付業務や診療費の請求処理、医療記録の管理、保険請求の手続きなどが含まれます。
また、薬剤や備品の購入に関する事務手続きをする場合もあるでしょう。
調剤薬局事務
仕事内容 | 窓口での処方箋受付やレセプト作成、薬剤師補助など薬局運営全般を支える |
---|---|
平均年収 | 481.4万円 |
向いている人 | ・パソコンスキルがある人 ・人と接するのが好きな人 ・正確で丁寧な作業ができる人 |
ポイント | ・学歴や資格は不問 ・働きながら医薬品知識を習得できる |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 調剤薬局事務」
調剤薬局事務は、薬局において処方箋の受付や入力、会計業務などを行う仕事です。医療機関との連絡や調剤報酬の請求業務も担当します。
薬剤師と患者のつなぎ役として重要な役割を果たす仕事といえるでしょう。
営業事務
仕事内容 | 営業部門の事務作業を担当し、見積作成や顧客対応で営業をサポートする |
平均年収 | 511.9万円 |
---|---|
向いている人 | ・顧客対応に必要なビジネスマナーとコミュニケーション力がある人 ・PCスキルがあり、複数の業務を同時に進められる人 ・営業部門と顧客の間に立って、適切な判断ができる人 |
ポイント | ・1人あたり平均3〜5人の営業担当をサポートする ・秘書や英文事務など、より専門性の高い職業へキャリアアップすることがある ・海外企業や海外と取引のある場合は、英語力が必要なことがある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 営業事務」
営業事務の仕事は、簡単にいうと営業部門のサポートです。基本的には、営業担当者の事務支援を行います。顧客情報の管理や見積もり・請求書の作成、営業報告書の作成、顧客との連絡業務などを行うことが一般的です。
人事事務
仕事内容 | 従業員の採用・育成・評価・労務管理など、人に関わる業務全般を担当する |
平均年収 | 513.5万円 |
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向いている人 | ・守秘義務を守れ、公平かつ公正な判断ができる人 ・コミュニケーション能力が高い人 ・法規(特に労働法)への関心と理解力がある人 |
ポイント | ・総務と統合されていることもある ・会社説明会や採用活動で、応募者と直接接する機会がある ・人の管理だけでなく、育成や評価に携わることがある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 人事事務」
人事事務は、社内の雇用管理に関する事務サポートを行います。具体的には、従業員の勤怠管理や給与計算、人材採用、配属、異動、昇進、退職などの管理、それに伴う事務作業を行うことが一般的です。
また、雇用契約書の作成や社会保険などの事務手続きも、業務に含まれる場合があるでしょう。
総務事務
仕事内容 | 組織全体の管理運営を支える総務部門で、社内外の文書管理や施設管理、会議運営などを担当する |
平均年収 | 513.5万 |
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向いている人 | ・幅広い事務スキルがある人 ・社内の様々な部署や役職の人と円滑にコミュニケーションがとれる人 ・文書作成や各種手続きにおいて、ミスのない正確な処理ができる人 |
ポイント | ・従来の実務知識とデジタルスキルの両立が求められる ・中小企業は、総務が経理や人事といった業務も担うことがある ・社内外の人と直接関わりサポートする機会がある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 総務事務」
総務事務は、会社全体の運営を支援する仕事です。具体的には、社内規則や手続きの管理、株主総会・取締役会の準備・運営など、組織全体に関わる重要な業務を行います。
また、オフィス内の施設や設備の管理、社内イベントの企画・運営、備品の調達・管理など、社員の健康管理や労働環境の改善なども行う場合があるでしょう。
貿易事務
仕事内容 | 輸出入の通関手続きや関税納付など、貿易に関する専門的な事務処理を行う |
平均年収 | 511.9万円 |
---|---|
向いている人 | ・PCスキルとコミュニケーション力がある人 ・語学力があるか、習得に意欲的な人 ・海外の文化や法律、ビジネス慣習に関心がある人 |
ポイント | ・場合によっては時差に合わせて業務を行うことがある ・輸出入関連の書類は英語で作成するものが多い ・国際情勢や為替の動きなどを学ぶ機会が増えるため、知見が広がる |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 貿易事務」
貿易事務は、国際取引に関する業務を担当することが一般的です。主な仕事内容には、輸出入手続きの管理や関税手続きのサポート、国際輸送や通関手続きの調整、貿易契約の作成や対外交渉の支援などが挙げられます。
また、貿易関連の書類作成や顧客とのコミュニケーション、貿易に関する法律や規制に伴う輸出入の許認可や検査の要不要を確認することもあるでしょう。
法務事務
仕事内容 | 企業の法的リスクを最小化する専門職で、契約審査からリスク管理まで幅広く担当 |
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平均年収 | 481.4万円 |
向いている人 | ・法律に関する知識がある人 ・学習意欲があるひと ・細部まで正確に確認し、丁寧に作業を進められる人 |
ポイント | ・大学や大学院で法律系を専攻していると有利 ・文書作成ソフトや表計算ソフトなど、基本的なPC操作スキルは必須 ・実務を通じて、契約書の確認や法律相談への対応に必要な知識を身につけていく |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 企業法務担当」
法務事務は、企業の法務部門で法的な案件に対する事務作業を行う仕事です。具体的な仕事内容は、契約書の作成、担保や不動産管理、ライセンスや商標調査などの知的財産管理が挙げられます。
ほかにも、各部門からの法的相談への対応を担うことがあるでしょう。
金融事務
仕事内容 | 銀行窓口で入出金・振込・両替、口座手続きを行い、資産形成・相続等の相談対応や金融商品の提案・販売を行う |
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平均年収 | 509.3万円 |
向いている人 | ・人との交流を好み、丁寧な対応ができる人 ・正確に作業を進め、責任感をもって業務に取り組める人 ・新しい知識やスキルの習得に前向きな人 |
ポイント | ・勤務地は全国の金融機関で、女性が多くパートや派遣の選択肢もある ・窓口業務は平日の日中が中心で、営業時間外の行内業務や残業もある ・新技術導入で業務効率化が進む一方、高齢者サポートなど新たな役割も増加している |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 銀行等窓口事務」
金融事務とは、主に銀行や証券会社などで事務作業を行う職種を指します。金融機関の窓口で顧客の対応をするのが一般的で、口座開設・振込手続きなどの受付や、顧客からの相談への対応を行うのが仕事です。
金融に関する知識や提案力が求められる場合もあるでしょう。
行政事務
仕事内容 | 都道府県や市町村で住民サービスや広域事業を企画・実行し、地域を支える |
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平均年収 | 481.4万円 |
向いている人 | ・地域住民に貢献したいという思いをもつ人 ・幅広い行政分野に関心がある人 ・コミュニケーション能力がある人 ・社会情勢やニーズの変化に合わせて、柔軟に対応できる人 |
ポイント | ・各地方自治体の採用試験(1次・2次)に合格する必要がある ・公正かつ中立な姿勢が重要 |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 地方公務員(行政事務)」
都道府県庁や市役所などで働く行政事務の仕事内容は、自治体において住民の生活を支える各種手続き、窓口対応、書類作成などがメインです。政策の実施に関する事務作業や予算管理なども行います。
住民からの問い合わせに対応したり、地方自治体が主催するイベントの運営をサポートしたりすることもあるでしょう。地方公務員として地域社会の運営に欠かせない役割を担います。
参照元
厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag
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不動産事務
仕事内容 | 不動産売買や賃貸契約関連の書類作成・管理、電話対応など営業活動を専門的にサポートする |
---|---|
平均年収 | 約430万円 |
向いている人 | ・正確で几帳面な人 ・コミュニケーションが得意な人 ・不動産や法律に関する専門知識を学ぶ意欲がある人 |
ポイント | ・WordやExcelといったPCスキルは必須 ・個人情報や契約内容の機密保持意識が必要 ・事務経験や不動産知識がなくても、ポテンシャル重視の採用もある ・宅地建物取引士など不動産関連の資格があると有利 |
不動産事務は、物件情報の管理や契約書の作成、契約手続きのサポート、顧客対応、広告物の作成など、幅広い業務を担います。物件の売買や賃貸に関する資料の作成、営業担当者のサポート業務を行うこともあるでしょう。
不動産事務の仕事は、不動産取引を円滑に進めるための重要な役割を果たします。特別な資格は必要ありませんが、宅地建物取引士を取得していると選考で有利になるでしょう。
公務員として事務職になる方法とは?
公務員の行政事務として就職するには、まず国家公務員採用試験に合格する必要があります。公務員採用試験に合格したのち、勤務したい市役所や県庁などの選考を受けて、採用してもらうことで、公務員の事務職として働けるでしょう。「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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事務職に向いている人の特徴
ここでは、事務職に向いている人の特徴をご紹介します。事務職への就職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
事務職に向いている人の特徴
- 納期を守れる
- 臨機応変に行動できる
- 気配りができる
- 基本的なPCスキルがある
納期を守れる
事務職に向いている人の特徴として、納期を守れる人が挙げられます。事務職の仕事のうち、資料の作成やデータ入力などは期日が設けられることが一般的です。期日までに業務を遂行できると、仕事がスケジュール通りに進み、組織全体の運営が円滑になるでしょう。
また、納期を守れることで周囲からの信頼を得られたり、評価されたりする可能性があります。納期を意識して仕事に取り組み、タスク管理や優先順位の設定を行う能力のある人は、事務職に向いているでしょう。
臨機応変に行動できる
臨機応変に対応できる人も事務職に向いているといえるでしょう。事務職には、予定通りに進まない状況にも柔軟に対応し、素早く適切な解決策を見つける能力が求められる傾向があります。
たとえば、急なスケジュール変更や突発的な業務が発生した場合に、冷静に業務の優先順位を判断して対応する必要があるでしょう。事務職が日常業務を円滑に遂行し、組織の運営に貢献するためには、臨機応変な行動が欠かせないといえます。
気配りができる
事務職に向いている人の特徴として、周囲の人々や状況に対して敏感であり、気配りができることが挙げられるでしょう。事務職として他部署や他職種のサポートをするうえでは、「今どのようなサポートが必要なのか」という現状を把握して、丁寧なコミュニケーションや思いやりのある対応を心掛けることが大切です。
チームの一員として行動ができる人は、周囲の人から信頼されやすいでしょう。
基本的なPCスキルがある
基本的なPCスキルがある人も、事務職に向いている可能性があります。事務職は、パソコンで業務を行うことが一般的です。そのため、WordやExcel、PowerPointなどのソフトを使用できる人は、業務上での資料作成やデータ入力などで活かせるでしょう。
事務職で役立つスキル
事務職を目指す際には、「業務遂行能力」や「コミュニケーション能力」などのスキルがあると業務に役立つでしょう。以下では事務職を目指す際に身につけておきたいスキルについて詳しく解説しているので、就職や転職の参考にしてみてください。
事務職で役立つスキル
- 業務遂行能力
- コミュニケーション能力
- 多角的に物事を見る能力
- WordやExcel、PowerPointなどのPCスキル
- ビジネスマナー
業務遂行能力
事務職を目指す際に役立つスキルとして、業務遂行能力が挙げられます。働くうえでは、単純な作業やルーティン業務も丁寧にやり遂げることが大切です。与えられた業務を最後まで丁寧にやり遂げることで、職場や顧客からの信頼を得ることにつながるでしょう。
コミュニケーション能力
事務職では、コミュニケーション能力も役立つでしょう。業務を効率的に行うためにも、普段から周囲とコミュニケーションをとることが大切です。
日頃から挨拶や交流を心掛けていれば、お互いに声を掛けやすく、仕事がしやすい環境を作れる可能性があります。
また、必要事項の連絡、報告などを適切なタイミングで対応すれば、業務の効率化や円滑化にもつながるでしょう。
多角的に物事を見る能力
事務職を目指す際に役立つスキルとして、多角的に物事を見る能力も挙げられます。事務職では、各部署についての理解を深め、多角的に物事を見ることが大切です。各部署の業務内容や役割を理解すれば、自分の業務が他部署とどのように関連しているかも把握でき、組織全体の調和を図ることにつながるでしょう。
また、多角的な視点から他部署のニーズや課題を理解することで、より適切なサポートを提供し、チームとしての協力関係を築ける可能性もあります。
WordやExcel、PowerPointなどのPCスキル
WordやExce、PowerPointなどのパソコンスキルも、事務職を目指す際に役立つスキルの一つです。前述したように、事務職ではパソコンを使用した業務が一般的。そのため、WordやExcel、PowerPointなど、業務で使用する可能性があるソフトの基本的な操作をできるようにしておくと、入社後は業務を覚えることに集中できるでしょう。
企業によっては、業務に使用するソフトが決まっている場合があるため、気になる方は事前に確認しておくことがおすすめです。
ビジネスマナー
事務職は社内の人だけでなく、電話応対や来客応対などで社外の人とも接する機会が多い仕事です。そのため、基本的なビジネスマナーは、あらかじめ学んでおくことをおすすめします。
社外へのメール応対をする際は、直接顔を合わせないぶん、より丁寧な対応が求められます。「会社の顔」として悪い印象を与えないよう、丁寧で正しい敬語や所作、一般常識などの基本的なマナーを身につけておくと、面接でも好印象を与えられるでしょう。
事務職を目指す方におすすめの資格
資格を取得すると、スキルをアピールでき、知識を深められるというメリットがあります。ここでは、事務職を目指す方に向けておすすめの資格を紹介しますので、参考にしてみてください。
日商PC検定
日商PC検定は、パソコンの基本的な操作やビジネス文書の作成、スプレッドシートの利用など、事務業務に必要なスキルを証明する資格です。取得することで、事務職としての能力をアピールするだけでなく、業務効率の向上やキャリアアップにもつながるでしょう。
日商簿記
日商簿記は、会計や財務管理に関する基本的な知識を身につけられる資格です。日商簿記の資格を得ることで、経理事務に必要とされる会計知識のほか、基本的な経営管理・分析力などを習得できるでしょう。
日商簿記には、初級・3級・2級・1級があり、2級以上を取得することで、より実践的な知識を身につけられます。そのため、就職や転職でアピールする際は2級以上の取得がおすすめです。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
MOSは、ExcelやWord、PowerPointなどの知識や操作スキルを評価する試験です。取得することで、実践的なパソコンスキルがあることを証明できるでしょう。
事務職では、パソコンを使用して業務を行うことが一般的なため、就職や転職時のアピール材料の一つになる可能性があります。
ITパスポート
ITパスポートとは、ITに関する基礎知識を証明する国家資格です。資格を取得することによって、ITだけでなく、マーケティング、税務、セキュリティといった幅広い知識を証明できます。
IT化が進む現代では、ITに関する広い知識がある人材が求められる傾向にあるため、取得を検討するのがおすすめです。
秘書技能検定
秘書技能検定とは、社会人としての基本的な知識やビジネスマナーを問う試験です。秘書技能検定には、3級・2級・準1級・1級があり、3級が基本的な職場常識の内容に対し、2級以上ではより実践的な内容が含まれる傾向があります。
ビジネスマナーや対応力が問われる試験のため、事務職への就職や転職の際にアピールポイントになるでしょう。
TOEIC
TOEICとは世界160ヶ国で実施されている、英語力を測る試験です。知識や教養としてではなく、ビジネスシーンや日常生活における英語力を証明できるでしょう。
就職・転職活動では、600点以上のスコアがあると、自身の英語能力を効果的にアピールできます。貿易事務のように英語を使用する業務がある場合は、TOEICを受験してみるのもおすすめです。
医療事務に関連する資格
医療事務に関連する資格には、「診療報酬請求事務能力認定試験」「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」「医療事務認定実務者」などがあります。医療機関での受付や会計、診療報酬請求業務などの事務処理能力を証明する資格です。
資格がなくても医療事務として働くことは可能ですが、求人に「資格必須」「資格取得者歓迎」などの条件がある場合も。医療事務の仕事を目指す方はぜひ取得を検討してみてください。
未経験から事務職に就職できる?
未経験から事務職への就職は可能です。一般事務や営業事務など、特定の専門スキルが必須でない職種は比較的挑戦しやすいでしょう。
事務職では基本的なPCスキルやビジネスマナー、コミュニケーション能力が必須です。正確性や丁寧さ、業務に柔軟に対応できる力も円滑な業務遂行には欠かせません。これらの基礎的なスキルを磨くことが、未経験から事務職を目指すうえで重要となるでしょう。
未経験歓迎の求人を探す場合は、就職・転職エージェントを活用するのも有効な手段です。エージェントは、未経験者向けの求人を豊富に扱っており、相談者の希望や適性に合った企業を紹介してくれます。
履歴書の添削や面接対策といった手厚いサポートも受けられるため、1人で進めるよりも効率的に転職活動を進め、内定獲得の可能性を高められるでしょう。
事務職の平均収入
「事務職の平均年収ってどれくらいだろう?」と気になる方もいるでしょう。しかし、ひとくちに事務職といっても、「事務職の種類一覧と仕事内容」で解説したように種類はさまざまで、平均年収も異なります。
平均年収
ここでは、厚生労働省の「 job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)」を参考に、事務職に該当する仕事の平均年収をまとめました。事務職のなかでも興味のある仕事の平均年収を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
参照:厚生労働省「 job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET) | 検索結果一覧」
事務職は400万円後半~500万円前後が平均年収であることが分かりました。それぞれの職種に大きな開きはないため、「事務職のなかでもこの仕事はたくさん稼げる」といった仕事の種類はないといえます。
平均月収
ここでは、厚生労働省の同資料にある「一般事務」を例に、年代別の平均月収をご紹介します。
一般事務の平均月収(正社員) | |
---|---|
20~24歳 | 214,250円 |
25~29歳 | 275,044円 |
30~34歳 | 307,056円 |
35~39歳 | 340,400円 |
40~44歳 | 352,975円 |
45~49歳 | 357,125円 |
50~54歳 | 370,788円 |
55~59歳 | 392,788円 |
参照:厚生労働省「 job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)一般事務」
一般事務の20代の平均月収は20〜25万円前後で、基本給に各種手当を加えた額となります。東京など大都市圏では25〜28万円と高めですが、地方では18〜22万円が目安。経理事務など職種によっても差があります。
参照元
厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag
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つづいて、パートやアルバイトなど正規雇用で一般事務に就く場合の、平均月収を見てみましょう。
一般事務(非正規) | |
平均月収 | 約211,680円 |
※平均的な時給×フルタイム(1日8時間、月20日)で平均月収を算出
平均賞与
以下は、厚生労働省の同資料にある「一般事務」を例に、年代別の平均賞与です。なお、ここで紹介する平均賞与は「平均月収×2」で算出しています。
一般事務(正社員) | |
---|---|
20~24歳 | 428,500円 |
25~29歳 | 550,088円 |
30~34歳 | 614,113円 |
35~39歳 | 680,800円 |
40~44歳 | 705,950円 |
45~49歳 | 714,250円 |
50~54歳 | 741,575円 |
55~59歳 | 785,575円 |
参照:厚生労働省「 job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)一般事務」
一般事務の平均賞与は基本給の2〜3ヶ月分、約40〜80万円前後です。ただし、賞与は企業の業績に左右されるため、好調なら増額、不振であれば減額や支給されない場合もあるでしょう。
また、大手企業では年2回安定して支給される一方、中小企業は年1回というケースも。就職・転職時には、年収だけでなく賞与の有無や条件を確認することが重要です。
参照元
厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag
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事務職のスケジュール
事務職は一般的に規則正しい勤務体系が特徴で、安定したスケジュールで働ける点がメリットです。ここでは、業界や企業規模による違いも踏まえ、年間休日数と1日の流れを中心に事務職の一般的なスケジュールを解説します。
年間休日数
事務職の年間休日は働く環境で異なるものの、一般的には土日祝休みで年間120日前後が保証されています。有給休暇を加えれば、ワーク・ライフ・バランスをとりやすいでしょう。
業種別の平均年間休日数は、一般企業や公務員が120~125日程度、金融機関が115~120日程度、医療機関が110~115日程度です。
近年は働き方改革で完全週休2日制が増え、年末年始や夏季休暇などの長期休暇も取得しやすい傾向にあります。
1日の流れ
事務職の1日は、規則正しい時間割で進むことが一般的です。事務職の仕事内容は多岐にわたりますが、基本的な1日の流れをご紹介します。
時間 | 主な業務内容 |
---|---|
8:45~9:00 | 出社 ・メールチェック ・その日の予定確認 ・必要な書類の準備 |
9:00~10:30 | ・郵便物の仕分け、配布 ・電話対応 ・前日の業務の継続 ・報告 |
10:30~12:00 | ・データ入力 ・書類作成、整理 ・会議準備 |
12:00~13:00 | 昼休憩 |
13:00~15:00 | ・会議参加、議事録作成 ・取引先対応 ・経費精算処理 |
15:00~17:00 | ・翌日の準備・メールの返信、処理・上司への報告 |
17:00 | 退社 |
基本的な流れに加え、月初・月末の請求書処理や報告書作成といった定期業務、朝礼や定例ミーティングが加わることも。事務職は組織の「縁の下の力持ち」として、会社全体の業務がスムーズに進むようサポートする重要な役割を担います。
事務職のやりがいや将来性
ここでは「事務職のやりがいとは?」「事務職に将来性はある?」と気になる方に向けて、それぞれ解説します。未経験の方は、事務職への就職・転職に不安を覚えることもあるでしょう。
以下を参考に、少しでも不安を解消するための参考にしてみてください。
やりがい
事務職として会社や他職種をサポートするなかで、相手から感謝された際にやりがいを感じるでしょう。先述したように事務職は、「縁の下の力持ち」として事務作業を担う職種です。依頼された仕事を行い、他職種の社員から直接感謝の言葉をもらいやすい傾向にあるため、モチベーションにつながる可能性があります。
また、顧客からの信頼が得られたときにやりがいを感じることもあるでしょう。企業によっては、事務職に顧客対応を任せることがあります。担当顧客からの問い合わせに迅速に対応できたり、丁寧な対応が評価されたりして信頼関係を築けた際に達成感を感じる場合もあるでしょう。
将来性
事務職はAI技術の発展により、業務の範囲が変わる可能性がありますが、仕事がなくなることは考えにくいでしょう。臨機応変なトラブル対応や来客対応は、AIではなく人である事務職の気配りや、迅速な対応力が求められます。
また、事務職はキャリアの選択肢が広いため、長期的に活躍することが可能です。専門的なスキルや能力を身につけることで、キャリアチェンジも可能でしょう。たとえば、一般事務の経験をしたのち、英語力を身につけて貿易事務に転職したり、医療事務の資格を取得して医療機関の事務職に転職したりするなど、事務の経験を活かして活躍の場を広げるのも手です。
事務職として働く8つのメリット
ここでは、事務職の働き方に関するメリットをご紹介します。デスクワークを中心とした働き方ならではのメリットもあるため、気になる方はチェックしてみてください。
ワーク・ライフ・バランスを保ちやすい
事務職は、ワーク・ライフ・バランスを保ちやすい仕事です。ワーク・ライフ・バランスとは、仕事と私生活の調和を指す言葉。ワーク・ライフ・バランスを保つことでストレスが軽減するだけでなく、仕事においても生産性の向上が期待できます。
企業によっては、残業や休日出勤が少なかったり、リモートワークが可能だったりもするでしょう。そのため、プライベートの時間を確保しやすく、仕事とのメリハリをつけながら働ける可能性があります。
内勤ならではの働きやすさがある
事務職は、内勤ならではの働きやすさがあることもメリットとして挙げられます。基本的には室内でのデスクワークなので、体力的に負担を感じにくいでしょう。
また、業務で分からないことがあれば、社内にいる上司や先輩に、すぐ聞きやすい点もメリットといえます。
ルーティンワークで業務に見通しが持てる
事務職はルーティンワークが多いので、1日の業務に見通しを立てやすいメリットもあります。毎日すべき業務が明確だと、イレギュラーな業務が舞い込んでも優先順位を付けやすく、慌てずに対応できるでしょう。
オフィス業務・パソコンスキルの向上につながる
事務職として働くメリットとして、オフィス業務・パソコンスキルの向上も挙げられます。データ入力や書類作成にはパソコンを使用するため、業務を続けていくうちにパソコンスキルの向上が期待できるでしょう。
たとえば、Wordでの書類作成やExcelでの表作成・集計など、業務を通してスキルアップすることが可能です。
電話・来客対応でコミュニケーション能力が身につく
事務職は、コミュニケーション能力が身につく仕事といえます。顧客からの電話対応や来客対応をする際に、丁寧な言葉遣いを意識したり要望を引き出したりすることで、傾聴力やビジネスマナーも身につくでしょう。
未経験から挑戦しやすい
事務職の仕事は、特別な資格やスキルがない未経験者が応募できる求人もあります。ただし、英文事務や貿易事務のように、職種によっては英語スキルや実務経験が必要な場合もあるため、応募要件をよく確認しておきましょう。
キャリアを広げやすい
仕事の幅を広げやすい点も、事務職として働くメリットの一つです。「将来性」の項でも述べたように、事務職として経験を積むことによって、より専門性の高い分野や異なる業界など、ほかの事務職へキャリアチェンジする選択肢も増えます。
また、事務職として他部署の人と関わることで、新たな職種に興味をもつきっかけとなる場合もあるでしょう。
会社に貢献している実感が湧きやすい
事務職の仕事は、多様な専門分野の人たちと連携をとる機会があるため、会社に貢献している実感が湧きやすいのもメリットです。たとえば、商談資料の作成で営業をサポートしたり、社内手続きを円滑に進めて社員から感謝されたりと、さまざまな場面で貢献を実感できるでしょう。
事務職として働く3つのデメリット
ここでは、事務職として働くデメリットをご紹介します。メリットとデメリットの両方の情報を掴み、自分に向いている働き方かどうかを判断しましょう。
1.ルーティンワークに飽きることがある
事務職として働くデメリットとして、ルーティンワークに飽きる可能性が挙げられます。職場によっては毎日定型的な業務を繰り返す場合もあり、ルーティンワークが苦手な方にとっては「飽きる」と感じることもあるでしょう。
また、同じ業務を繰り返すことによって、「自分の業務が何の役に立っているのか分からない」とモチベーションが低下してしまう人もいるようです。
2.デスクワーク特有の身体的な疲れを感じる場合がある
デスクワーク特有の目や肩、腰の疲れを感じることも、デメリットとして挙げられます。パソコンの画面を見続けることによって目が疲れてしまったり、長時間座っていることから、肩こりや腰痛になってしまう場合もあるでしょう。
しかし、どのような仕事をしていても疲れを感じることはあるため、デスクワークで疲れを感じる場合は、適度な休憩の取得や正しい姿勢で座るなど、自己管理をすることも大事です。
3.努力が数字につながりにくい
事務職として働くデメリットの一つに、努力が数字に直接つながりにくいことが挙げられるでしょう。事務職は他部署のサポートがメインであり、自分の働きぶりが会社の売り上げに直接反映されることは少ない傾向があります。
そのため、自分の努力や貢献が組織全体の成果や利益にどのように寄与しているのか、明確に把握しにくい場合もあるでしょう。
「ルーティンワークが苦ではない」「デスクワークが好き」というように、ここで挙げた事務職のデメリットをデメリットと感じない方もいます。転職する際は、自分の適性に合う仕事を探すことが大切です。
事務職を目指すならエージェントの活用がおすすめ
未経験から事務職を目指す際には、就職・転職エージェントの活用がおすすめです。エージェントでは、キャリアアドバイザーがあなたに合った事務職を一緒に考え、希望に沿った求人を紹介をしてくれます。
また、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など手厚いサポートも受けられるため、未経験から事務職に挑戦する場合に心強い存在となるでしょう。
まとめ
事務職は書類作成やデータ入力、電話対応などのオフィス業務を行う職種です。「事務職」とひとくちに言っても、一般事務をはじめ営業事務や経理事務など多様な種類があります。
未経験からの挑戦も可能で、経験を重ねるうちにパソコンスキルやビジネスマナーが身につくでしょう。
企業によって異なるものの、一般的には残業は少なめで土日祝日が休みの場合が多いため、ワーク・ライフ・バランスを保ちやすい点も事務職のメリットです。
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事務職に関するお悩みQ&A
ここでは、事務職の仕事が気になっている方によくあるお悩みをQ&A方式で紹介します。ぜひご参照ください。
初心者も簡単に働ける事務職の種類はありますか?
「簡単」と感じるかどうかは、個人の考え方や事務職への適性によって異なります。しかし、一般事務の仕事はデータ入力や書類整理、電話対応などがメインで、専門的で難しい仕事は基本的に行いません。未経験から事務職に転職したい方は、未経験者が応募できる一般事務の求人を探すのがおすすめです。
事務職になるにはどの程度のパソコンスキルが必要ですか?
「文字入力がスムーズにできる」「メールの送受信ができる」「WordやExcelの基本操作ができる」など基本的なパソコンスキルがあれば問題ないでしょう。さらに、図の挿入や表やグラフの作成、フォントの使い分けなどができると事務職の業務に活かせます。
ただし、どのような分野の事務職に就くのかによって、企業から求められるパソコンスキルは異なるので、応募前に条件を確認したうえで面接時にも採用担当者へ質問しましょう。
事務職に向いている性格はありますか?
事務職に向いている人の性格として、「人のサポートが好き」「気配りができる」などが挙げられます。事務職は、他部署の事務サポートが主な業務です。そのため、人の役に立つことにやりがいを感じたり、周囲のニーズを把握して思いやりのある対応ができたりする人は事務職に向いているといえるでしょう。
事務職に向いている人の特徴は、このコラムの「事務職に向いている人の特徴」を確認してみてください。
一般事務の仕事内容は未経験者も対応できる?
事務の仕事内容は企業によって変わるため、一概に「できる」とはいえません。しかし、未経験から一般事務を目指すことは可能です。企業によっては、未経験者を積極的に採用して人材育成に力を入れていることがあります。そういった職場を選べば、未経験者も安心して業務を覚えられるでしょう。
事務職が人気の理由って何ですか?
事務職が人気の理由としては、「ワーク・ライフ・バランスを保ちやすい」「内勤ならではの働きやすさがある」などのメリットがあることが挙げられます。また、プライベートの時間を確保しやすかったり、デスクワークが中心のため体力的に疲れにくかったりすることも、事務職が人気の理由といえるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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