面接で「失敗したこと」を聞かれたときの答え方とは?

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この記事のまとめ

  • 面接で挫折経験や失敗談を聞かれるのは、問題を乗り切る力や成長性を見るため
  • ただ失敗したことだけを話すのはNG!例文を参照し、自己アピールに繋げよう
  • 魅力的なアピールには、第三者の視点も交えた自己分析が必要
  • 面接対策には、ハタラクティブがおすすめ!

面接の際に、「失敗したこと」や「挫折したこと」を聞かれて、戸惑ったことはありませんか?
この場合、ただ失敗談を話すだけでなく、質問の裏に隠された意図を的確に読み取ることがが大切です。
本コラムを参考にし、対策を練っていきましょう。

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◆面接で「失敗したこと」を聞かれたら 

面接官に「失敗したこと」を聞かれたという経験はありませんか?
このような質問に対し、なんと答えたら良いのか悩んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

失敗談や挫折経験を聞かれたときに、ただ失敗の内容を話すだけでは有効なアピールには繋がりません。
失敗談を尋ねる質問には、どのような失敗をしたかではなく、そこからどのように立ち直り、解決したかを知り、求職者の問題解決能力やメンタルの強さを見極めたいという意図があります。

「失敗したこと」の質問に備え、自身の経験から面接でアピールできるエピソードを探し、用意しておくことが大切です。

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◆面接で使える失敗談の例 

面接で話す失敗談は、
「失敗の内容」→「どんな損失が合ったか」→「何が理由だと考えたか」→「どのように解決したか」→「それによって自分がどのように成長したか」
というのが基本の流れとなっています。

この構成をしっかりと理解し、下記のように自己アピールに繋げましょう。

【例文1】

私は中学生の頃からテニスが好きで、大学でもテニスサークルに所属していました。
レギュラーとして日々練習に取り組み、3年生になる頃にはキャプテンとしてチームを引っ張るまでになりました。
しかし、キャプテンとしての使命感から気合を入れすぎてしまい、試合中に腕を怪我してしまいました。
以前のようにレギュラーとしてテニスを続けることが難しくなり、しばらくは何も手に付かないほど落ち込みました。
しかし、いつまでも後ろを向いているだけでは何も変わらないと思い、これまでの経験を活かしてマネージャーとしてチームを支えることを決意しました。
大会の出場が決まった際にはチームを勝利に導くため、監督と一緒に戦略を練っていました。
最前線でチームを引っ張ることと、裏方でチームをサポートすることの両方の経験を、是非ビジネスでも活用していきたいと考えています。

【例文2】

私の一番の失敗は、営業としての仕事に熱中しすぎたあまり、会社への影響を見誤ってしまい、周囲に迷惑をかけたことです。
営業として独り立ちしたばかりの頃の私は、とにかく業績を伸ばすことを一心に考えていました。
新製品の営業の際は、実際に自分でも製品を使用して長所を徹底的に分析し、プレゼン用の資料も作成しました。
新規開拓も積極的に行い、結果、多くのお客様を獲得することに成功しました。
しかし、注文数が予想を大幅に上回ってしまい、在庫の確保が間に合わないという事態にまで発展しました。
その際は同じ課の同僚や上司も対応に追われ、結果的に周囲に多大な迷惑をかけることとなってしまいました。
自分の仕事に夢中になりすぎて周囲を顧みなかったことを反省し、事前に全体で情報を共有し、常に在庫の確保ができる環境を築いていきました。
その後は積み重ねてきた業績が評価され、課長としてチームを支えていました。
前職で培った経験を、ぜひ御社でも活かしていきたいと考えています。

◆面接対策に大切なのは自己分析 

先述したように、肝心なのはどのような失敗をしたかではなく、その失敗から何を学び、いかにして自分の強みに繋がったかです。
せっかく失敗談を練っても、内容を自己紹介などと照らし合わせた場合に矛盾が生じると台無しになってしまいます。

面接の回答を準備する際には、自分だけでなく第三者の意見も取り入れ、自己分析を徹底的に行うことが大切です。

ハタラクティブでは、高卒や既卒、第二新卒、フリーターの方などの若年層を対象に就職活動のプロであるアドバイザーがマンツーマンでサポートします。
書類作成や面接対策でに不安がある方や「自己分析に自信がない…」という方は、ぜひハタラクティブまでご相談ください!