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自分に合う仕事がわからないときの見つけ方とは?8つの方法を紹介
この記事のまとめ
- 自分に合う仕事とは、適性やスキルを活かしてモチベーション高く取り組めるもの
- 好きなことや興味のある分野が自分に合う仕事とは限らない
- 自分に合う仕事がわからないまま就職・転職をすると、マッチ度の低い企業に入社してしまい、早期離職をする可能性がある
- 自分に合う仕事や向いている仕事を探す際は、自己分析をして自分について深く知ろう
- より自分に合う仕事を見つけたいなら、就職・転職エージェントに相談するのも手
あなたにおすすめ!
「自分に合う仕事がわからない」「職場を変えたいという気持ちがほんのりあるものの、自分に合う仕事がわからず転職に踏み出せない」といった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。自分に合う仕事は、「会社の労働条件が自分の希望に合うか」「自身の強みを発揮できるか」といった要素から判断できます。自分に合う仕事がわからないのは、自分について深く理解できていないことが原因の場合もあるため、自己分析をしてみるのがおすすめです。
このコラムでは、自分に合う仕事の見つけ方を紹介します。また、適職診断やスコアリングのやり方もまとめているので、自分に向いている仕事を見つけたい方はぜひご覧ください。
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自分に合う仕事とは
自分に合う仕事とは、働いていて楽しいと感じられたり、やりがいをもって取り組めたりする仕事のことです。自分に向いている仕事に就くと、モチベーションを保ちながら働きやすくなります。
以下は、「自分に合う」と感じやすい仕事の特徴です。適職を見極める際の参考にしてみてください。
- ・自分の理想を実現できる仕事
- ・楽しさややりがいを感じられる仕事
- ・自分の強みを活かせる仕事
- ・やりがいをもって取り組める仕事
- ・ストレスなく成果を出せる仕事
- ・主体的に取り組める仕事
自分に合う仕事の条件は人それぞれ異なります。そのため、「自分に合う仕事がわからない」と悩むことは珍しくありません。「この仕事が自分に合う」と確信して就職しても、途中で目指すキャリアの方向性が変わったり企業との価値観が合わなくなったりして、ミスマッチを感じることもあるでしょう。
就職・転職活動では、何をもって自分に合う仕事といえるのかを考えることが重要です。
自分に向いている仕事がなかなか見つけられない方は、「自分に向いてる仕事が分からないときはどうする?適職の見つけ方を解説」のコラムを参考にしてみてください。現在の状況を踏まえ、適職を見つける方法について紹介しています。
20代は、いわば「可能性の塊」の時期といえます。自分に何が向いているかを知るためにも、たくさんのことを経験しましょう。
とはいえ、いたずらに転職を繰り返すことは避けたいものです。まずは1つの企業内で与えられた仕事に取り組みながら、新たな仕事には率先して手を上げてみてください。そして、さまざまな経験を積むなかで「これが好き」「これならできそう」と思える仕事を見つけ、自分に向いている仕事を探していきましょう。
自分に合う仕事がわからない原因
「自分に合う仕事がわからない」と悩む原因には、自己理解や業界知識が不足していたり、現在の職場で思うようにスキルを発揮できていなかったりすることが挙げられます。
ここでは、適職がわからずに悩む原因を6つ紹介するので、自分の状況に合うものがないかチェックしてみてください。悩みの種が明確になれば、自分に合う仕事の見つけ方がわかってくるでしょう。
自分に合う仕事がわからない原因
- 自分の強みややりたいことがよくわかっていないから
- 世の中の職業についての理解が浅いから
- 現在の職場や仕事内容が好きではないから
- 仕事で思うような成果を残せていないから
- キャリアビジョンを難しく考え過ぎているから
- 就職や転職を本気で考えていないから
自分の強みややりたいことがよくわかっていないから
自分がどのような働き方を求めているのか、やりたいことが何なのかがわからなければ、合う仕事を見つけるのはなかなか難しいです。
「自己分析をして自己理解を深める」で詳細を解説しますが、今後のキャリアプランや自分の価値観、強みがわからないときには自己分析を行いましょう。得意なことや苦手なこと、モチベーションが上がることを明らかにするには、今までの経験の振り返りが大切です。学生時代の経験や今までの職歴を参考に、自分がどのような人間か考えてみましょう。
また、エゴグラム診断やMBTI診断といった性格診断を受けてみるのもおすすめです。
世の中の職業についての理解が浅いから
自己理解ができているにもかかわらず自分に合う仕事がわからない場合は、業界や企業、職業に対する知識が足りない可能性があるでしょう。世の中にはさまざまな仕事があり、働き方や顧客、ビジネスモデルなどは職業によって異なります。業界や職種について調べていくなかで、予想外の仕事が自分に向いていると気がつくケースはあるでしょう。
可能性を広げるために、まずは仕事に関する知識を増やすことから始めてみましょう。
現在の職場や仕事内容が好きではないから
「希望条件に合いそう」「やってみたい」という気持ちで選んだはずの現在の職場や仕事内容が好きではなく、「自分に合う仕事って何なんだろう」と悩んでいる人もいるかもしれません。
何が合わないと感じるのか、どの作業が好きではないのかを箇条書きするだけでも、自分の気持ちを整理しやすくなります。そのうえで、どのような仕事なら好きと思えるか、どのような環境で働きたいかを見つめ直してみましょう。
仕事で思うような成果を残せていないから
現在携わっている仕事で成果を残せていないと、「この仕事は自分に向いていないのかも…」と悩む原因になり得ます。作業効率が上がらなかったり、ミスが続いていたりすると、自分に自信をもてなくなってしまうこともあるでしょう。
「成果を残せていない」と思い詰めると自己肯定感が下がる原因になりかねないため、「どのような業務なら自分のスキルを発揮できるか」を前向きに考えることが大切です。「仕事を楽しくする方法が知りたい!楽しくない原因や成果を上げるコツも解説」のコラムでは仕事に前向きに取り組む方法を解説しているので、参考にしてみてください。
キャリアビジョンを難しく考え過ぎているから
「そもそもキャリアビジョンって何?」「キャリアビジョンは壮大なものでなければいけない」のように、キャリアビジョンについて知らなかったり難しく考え過ぎていたりすると、自分に合う仕事を見つけにくくなってしまうでしょう。
キャリアビジョンは自分が納得できるものであれば問題ないので、難しく考え過ぎないことが重要です。たとえば、現時点で5年後・10年後のキャリアビジョンを描けていたとしても、数年後にやりたいことが変わる可能性は十分にあります。「自分がやりたいことは何か」「それを叶えるためには今何ができるか」のように、心が弾むことを考えてみましょう。
就職・転職を本気で考えていないから
就職・転職を本気で考えていない場合、仕事について調べる機会が少なく、自分に合う仕事がわからない状態になり得るでしょう。自分に合う仕事を見つけるためには、自己分析や企業研究などにしっかりと取り組む必要があります。本格的に行動を起こさなければ、適職に出会うのは難しいといえるでしょう。
実際に働くと「向いてるかも」と感じることがある
「自分に合う仕事は入社前に見極めなければ」と考えず、実際に働いてみて確かめるのも一つの手です。向いていない・興味がないと思っていた仕事でも、実際にやってみると楽しいと感じるケースはあります。もし今少しでも気になっている仕事があれば、合う合わないを考える前に応募してみるのもおすすめです。自分に合う仕事がわからない人の特徴
自分の強みが見出せていないと、向いている仕事を見つけるのは難しいでしょう。反対に、自分の強みがわかっていれば「コミュニケーションが得意だから販売職に就きたい」「語学力に自信があるから翻訳の仕事をしたい」のように、やりたい仕事が明確になりやすいです。
仕事で苦手だと感じる業務が特になく、苦労する場面が少なければ、自分の長所や強みを把握するのは難しいといえます。
自分の強みが見出せていない場合は、現職で自分が好きなことや得意なことを伸ばしてみましょう。総合的にスキルを磨いていくのも間違いではないのですが、自分の強みを明確にもっている人のほうが就職・転職市場では評価されやすいといえます。20代のうちはポテンシャル採用をしてもらえるものの、30代、40代と年齢が上がるにつれてその傾向は強くなるようです。
ポテンシャル採用とは、スキルや経験よりも、応募者の人柄や将来性、潜在能力を重視して行われる採用活動のことを指します。詳しく知りたい方は、「ポテンシャル採用とは?何歳まで適用される?新卒・中途との違いも解説」のコラムをご覧ください。
現在仕事をしていない場合は、「自己分析をして自己理解を深める」で紹介している自己分析を行い、自分の好き・嫌いや得意・不得意を洗い出してみましょう。自己分析ができたら、自分の好き・得意に当てはまる仕事を探してみてください。
「仕事の探し方が分からない人へ!状況・タイプ・年齢別に対処法を紹介」のコラムでは、仕事の探し方を詳しく紹介しています。求人サイトやハローワーク、エージェントなどどのような手段で探すべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
自分に合う仕事の見つけ方8選
自分に合う仕事がわからないときは、以下の方法を試してみましょう。
1.希望する労働条件を洗い出し、優先順位をつける
自分に合う仕事がわからないときは、どのような労働条件で働きたいかを考え、優先順位をつけてみましょう。就職・転職先に求める労働条件は、給与や休日数、勤務時間、仕事内容など、人によってさまざまです。
ハタラクティブの「若者しごと白書2025」によると、正社員が仕事選びで重視していることは以下のとおりです。
1位 | 希望する仕事内容かどうか(31.9%) |
---|---|
2位 | 希望する収入が得られるか(20.0%) |
3位 | 理想的な勤務時間(固定勤務制やシフト制)や休日数か(7.7%) |
4位 | 希望の労働時間で働けるか(7.3%) |
5位 | 社風や職場の雰囲気が合うか(6.3%) |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 2-6. 仕事選びで最も重視していること (p.24)」
自分が働くうえで、どのような要素がモチベーションアップにつながるかを考えてみましょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
希望の働き方
希望の働き方が叶えられる環境は、自分に合う仕事といえます。たとえば、土日祝休みかどうか、リモートワークはできるか、時間外労働は少ないかなど。実現したい働き方を理解しておけば、無理なく働きながら長期的に活躍できる職場を見つけやすくなるでしょう。
「仕事の決め方が分からない!どんな働き方をしたいのか自分の基準で考えよう」のコラムでは、自分が叶えたい働き方の分析方法を紹介しています。
給与や福利厚生
自分に合う仕事を探すなら、給与や福利厚生の詳細も調べる必要があります。具体的には、希望の年収を達成できるか、ボーナスはあるか、諸手当は充実しているかなど。仕事内容と給料が見合っていれば、やりがいを感じながら働き続けられます。
給与や各種手当について知りたい方は、「給与形態とは?種類を知って自分に合った企業に就職しよう」のコラムをご覧ください。
職場の環境や人間関係
自分に合う仕事を見つけたいときは、職場の環境や人間関係も調べることが大事です。チームで協力できたり、自分の意見を取り入れてもらいやすかったりする風通しの良い職場であれば、効率的に業務を進められる可能性が高いでしょう。
「会社の雰囲気を見極める方法をご紹介!働きやすい企業の特徴とは?」のコラムでは、自分に合う企業を判断するコツをまとめています。
評価体制
正当な評価を受けられるかどうかは、働くうえでの重要な要素です。スキルに見合った評価を受けられれば、職場や仕事内容に満足感を得られ、「自分に合っている」と実感できます。
企業の評価制度や見られているポイントについては「仕事が評価されないと感じたら退職すべき?改善策などを紹介」のコラムで紹介しているので、併せてご一読ください。
企業の規模
自分に合う仕事を洗い出すときは、企業の規模にも着目しましょう。入社して数ヶ月で幅広い業務に携わりたいなら中小企業、長い年数をかけて着実に昇進していきたいなら大企業というように、企業規模によって担当できる業務内容が異なるからです。
「大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介」のコラムでは、それぞれの環境で実現できる働き方を解説しています。大企業と中小企業、どちらが自分に合うか確認したい方はぜひご覧ください。
業界や企業の将来性
自分に合う仕事かどうかを判断するときは、業界や企業の将来性もチェックするのがおすすめです。社会的な需要が高いか、今後の成長見込みはあるかといったポイントを見ておけば、将来的に「こんなはずではなかった」という事態を避けられます。
将来性も踏まえて自分に合う仕事を探す際は、「これからの仕事とは?需要や将来性のある職業・業界と転職ポイントを解説!」のコラムを参考にしてみてください。
2.自己分析をして自己理解を深める
自分に合う仕事がわからないときは、自己分析をして自己理解を深めましょう。自己分析の手順は以下のとおりです。
- 1.部活動やアルバイトなど、過去の経験を書き出す
- 2.印象に残っていることや心が動いたことをピックアップする
- 3.それぞれの経験に共通点がないか探す
過去の経験を書き出す際は、中学・高校・大学のように分けるのがおすすめです。覚えている範囲でかまわないので、なるべく細かく書き出してみましょう。
自己分析によって自分自身を深く掘り下げていくと、得意不得意や興味のある分野、価値観などがはっきりと見えてきます。「リーダーシップを活かしたい」「ITの分野で活躍したい」のように、就職・転職活動の軸が定まり、仕事探しをしやすくなるでしょう。
自己分析のやり方は「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムで解説しているので、併せて参考にしてみてください。就職・転職エージェントに相談すると、自己分析のサポートをしてもらえる場合があります。プロのアドバイスを受けながら進めたい方は、相談してみるのも手です。
自己分析は、客観的かつ俯瞰的に自らを見つめるようにしましょう
キャリア形成において、自己分析は必要です。ただし、答えありきの自己分析は正しいとはいえません。正しい自己分析とは、客観的かつ俯瞰的な目で自らを見つめることです。「自分はこうだから」という思い込みを外さなければ、正しく自分を見つめられません。
客観的に自分を見つめるには、ワークシートや適職診断などを使って、自分の経験や価値観、キャリアを棚卸しするのがおすすめ。まずは、これまでどのような経験を積んだのか、どのようなスキルを身につけたのか把握しましょう。ジョブ・カードを活用し、わかりやすく可視化するのも効果的です。
経験の棚卸しは仕事だけでなく、学生時代やアルバイトなどの経験でも構いません。「誰のために、どんなことをしたか」を思い出し、キャリアアンカー(キャリア形成において最も重要視する欲求や価値観)は何かを知ることにより、自分に適した仕事を選びやすくなります。
また、キャリアアドバイザーのような専門家の力を借りて自分の強みを確認することも大切です。第三者の客観的な目線は、充実したキャリア形成に役立つでしょう。
不得意なこと・やりたくないことを考える
自己分析では、不得意なこと・やりたくないことを考えるのも重要です。たとえば、以下のように考えてみてください。
- ・コミュニケーションに自信がない→接客が必要な仕事を避ける
- ・スピード感が求められる仕事はしたくない→自分のペースで取り組める仕事を探す
不得意なこと・やりたくないことが明確になっていれば、それを避けて職種や業種を選べるため、向いていない仕事に就くリスクが低くなります。
得意なこと・好きなこと・楽しいと感じることを考える
不得意なこと・やりたくないことが整理できたら、反対に、得意なこと・好きなこと・やっていて楽しいと感じることを考えてみましょう。
得意なこと・好きなことがなかなか思い浮かばない場合は、取り組んでいて楽しいと感じることを考えてみてください。楽しいと感じるかどうかは、仕事をするうえで大切なポイントといえます。
自分の好きなことややりたいことを仕事にしたいと考えている方には、「やりたいことを仕事にするのはあり?実現方法やしたいことの見つけ方も解説」のコラムがおすすめです。やりたいことを仕事にしている人の割合も紹介しているので、興味がある方はぜひご覧ください。
人から褒められたこと・評価されたことを思い出す
人から褒められたこと・評価されたことも思い出してみましょう。たとえば、以下のようなことが挙げられます。
- ・友人から「物持ちが良いね」と褒められた→物を丁寧に扱うことができる
- ・アルバイト時代に店長から「仕事を覚えるのが早いね」と褒められた→記憶力に長けている
- ・大学の教授に「△△さんの書く文章は読みやすい」と褒められた→文章を書くのが得意な可能性がある
自分では大したことがない・当たり前だと思っていても、人から見れば立派な強みと捉えられる場合があります。
3.これまでの経験やスキルを活用できる仕事を考える
自分に合う仕事がわからないときは、これまでの経験やスキルを活用できる仕事に注目するのも手です。自身の頑張りが仕事の成果に結びつけば、やる気が出て楽しく働けるでしょう。
また、高い成果を挙げることで昇給・昇進に結びつく場合もあります。業務を通じて自分の成長を実感できれば、これまで以上に頑張ろうという気持ちが芽生え、同じ会社で長く働こうと思えるようになるはずです。
4.企業研究をして志望企業についての理解を深める
応募したい求人が決まったら企業研究をしましょう。長く働き続けるためには、志望企業に関する情報を収集して、希望の労働条件が叶えられるかを見極める必要があります。
情報収集の方法は以下のとおりです。
企業のWebサイトを調べる
企業のWebサイトには、事業内容や従業員数、採用についての情報などがまとめられています。企業によっては、ブログやSNSで職場の雰囲気を発信している場合もあるようです。幅広く情報収集をすることで、仕事内容や人間関係が自分に合うかを確認できるでしょう。
四季報や業界地図を確認する
業界地図や就職活動四季報を参考にするのもおすすめです。業界の規模や動向、企業の業績などを確認でき、将来性を踏まえて検討することが可能です。これまで知らなかった企業と出会える機会にもなるので、自分に合う仕事を見つけられる可能性が高まります。
企業研究の方法は「企業研究のやり方を解説!調べることや就職・転職活動への活かし方も紹介」でも紹介しています。併せて参考にしてみてください。
5.就職・転職したい理由をじっくりと考える
就職・転職したい理由をじっくりと考えるのも大切です。就職・転職したい理由を考える際は、「なぜ」と繰り返し問い、本質を探ってみましょう。
たとえば、現在フリーターで正社員になりたい場合、以下のように考えてみてください。
- ・なぜ正社員になりたいのか→今よりも給与を上げたい
- ・なぜ今よりも給与を上げたいのか→旅行をたくさんしたり、家庭を持ったりしたいから
旅行をしたい・家庭を持ちたいといった具体的な目標があるならば、正社員になりたいという意思は簡単にはぶれないでしょう。明確な目標がないと、就職・転職活動をしている途中で「やっぱりつらいからやめようかな」「今のままでいいや」と諦める原因になりかねません。
自分と向き合う時間をつくり、就職・転職したい理由を深掘りしてみましょう。
6.理想のキャリアプランやライフプランから逆算する
自分に合う仕事がわからない場合は、理想のキャリアプランやライフプランを考えてみましょう。「理想の将来像に近づくためには、今どのような行動をするべきか」と逆算することで、辿るべきキャリアパスが明らかになる可能性があります。
考える将来像は、仕事以外のプライベートなことでも構いません。仕事とプライベートは密接な関係にあるので、今後の人生をどうしたいかによっても自分に合う仕事は変わります。特に、結婚や育児といったライフイベントは、働き方に大きな影響を与えることも。場合によっては、会社を休んだり勤務形態を変えたりする必要が出てくることもあるでしょう。
3年後や5年後、10年後にどのような生活を送っているのか、今の自分に合う仕事は将来も続けられるかをよく考えることが大切です。
自分に合う仕事を見つけるにはどうしたらいいでしょうか?
今の自分が「やれそうなこと」に挑戦してさまざまな経験を積みましょう
20代・30代は「可能性の塊」といえる時期です。ただ、なかには選択肢の多さゆえに迷ったり、悩んだりして、自分に合う仕事を見つけられずに苦しむ方もいるでしょう。
自分に合う仕事を見つけるには、仕事はもちろん、ボランティアなど「やれそうなこと」に挑み、経験を増やしながら検証を重ねるのがおすすめです。行動し検証することにより、「これは好き」「これはできる」「これは嫌い」「これはスキルが必要」など、自分が大切にする価値観や適性を客観的に整理できるでしょう。
「これは好き」「これはできる」と感じる自分に合う道を選び、挑戦することによって自己肯定感が高まり、自信をもってキャリアを選べるようになる可能性があります。
もし、今は経験やスキルが不足していると感じる場合は、「今後、もっと成長するために努力できるか」を自らに尋ねてみてください。答えが「YES」ならば行動に移し、経験を手にしてスキルを伸ばしましょう。
7.人に相談する
自分に合う仕事がわからずにつまずいたら、家族や友人といった身近な人、エージェント、ハローワークの職員などに相談してみるのがおすすめです。口に出すことで何に悩んでいるのかが整理され、「そこまで思い詰めることではなかった」と前向きになれる可能性があるでしょう。
「いつも何かと相談しているけれど、仕事について友人や恋人に話すのは気が引ける」という方もいるかもしれません。そのような場合は、自分のことを全く知らないエージェントのキャリアアドバイザーやハローワークの職員に相談するほうが本音で話せる可能性があります。
家族・友人・恋人などの身近な人
家族・友人・恋人などの身近な人はあなたのことをよく知っているため、「昔から勉強熱心だよね」「人とすぐに仲良くなれるよね」のように強みや得意なことを教えてもらえる可能性があります。また、「わたしの友人がIT業界で働いていて、…」「以前は高校の教員を目指して勉強していて、…」のように、身近な人を通してさまざまな分野の話を聞くことで、就職・転職先の選択肢が広がる場合もあるでしょう。
就職・転職エージェント
「自己分析や企業研究が上手くできない」「一人だと怠けてしまう」とお悩みの方は、就職・転職エージェントに相談するのも一つの手段です。就職・転職エージェントとは、仕事を探している求職者と働き手を探している企業とを結びつけるサービスのこと。求人紹介や面接対策、企業とのやりとり代行などを行ってくれます。
プロのキャリアアドバイザーが求職活動全般をサポートしてくれるので、仕事探しに悩んでいる方や就職・転職活動に不慣れな方にとって心強いサービスといえるでしょう。エージェントのサービス内容や使い方は「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢い活用方のコツ」のコラムで紹介しています。エージェントを利用したいと考えている方はぜひチェックしてみてください。
仕事探しは、どうしても「失敗したくない…!」という気持ちから腰が重くなってしまうものですし、慎重になるものです。
しかし、一度「この仕事について話を聞いてみよう」「自己分析してみよう!」と動き出すと、不思議なもので自分の中でのハードルがどんどん下がり、今まで見えていた世界が変わってきます。
「就職・転職して良かった」と笑顔で言える日を自分に渡せるように、まずは今日少しだけ、動いてみてはいかがでしょうか?
ハローワーク
ハローワークの職員も、エージェントと同様に就職・転職に関する相談に乗ってくれます。しかし、ハローワークの職業相談は担当制ではないため、エージェントのように毎回同じ人に相談できるとは限りません。
ハローワークは地元の求人を多く扱っているのが特徴です。自宅の近くで働きたいと考えている方は、管轄のハローワークに足を運んでみましょう。
ハローワークを利用してみたいと考えている方には、「ハローワークを利用する流れは?求職者登録や失業保険の申請方法も解説!」のコラムがおすすめです。服装や持ち物も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
8.適職診断を使う
自分に合う仕事がわからないときは、適職診断を使ってみるのもおすすめです。適職診断とは、いくつかの質問に答えることで自分の適性や向いている仕事などを導き出してくれるWeb上の診断ツールのこと。
厚生労働省が提供する「自己診断ツール」は無料かつアカウント登録なしで使えるため、気軽に利用してみましょう。
参照元
厚生労働省
職業情報提供サイトjob tag
適職診断でわかること
適職診断を使うと、以下のようなことがわかります。
- ・自分のアピールポイント
- ・価値観
- ・仕事における考え方
適職診断を利用すると自分の強みがわかるため、就職・転職活動で使えるアピールポイントを強化したり新たに発見できたりします。志望動機・自己PRを書く際や面接での受け答えに役立つので、自分のアピールポイントがわからない方は利用してみると効果的でしょう。
また、価値観を洗い出してくれるツールもあります。自分に向いている業種や職種だけでなく、仕事を探す際のポイントも診断してくれるので、就職・転職活動の指針になるでしょう。「ワーク・ライフ・バランス重視」「スキルアップ重視」など、自身の価値観を理解していると自分に合う仕事を見つけやすくなります。
マルチタスク型・シングルタスク型のように、仕事における特性や考え方を洗い出してくれるツールもあるため、自分に合う仕事を探す際の指針となり得ます。リーダーシップやフォロワーシップがどれくらいあるのかを教えてくれるツールもあり、今後のキャリアプランの参考にもなるでしょう。
適職診断の活用方法については、「やりたいことがない人向け!仕事探しで適職診断を活用してみよう」のコラムでも詳しく解説しています。興味のある方は併せてご一読ください。
適職診断の結果はあくまで参考に留める
仕事探しにおいて自分の適性の傾向を知ることは重要ですが、適職診断の結果はあくまでも参考程度に留めるようにしましょう。適職診断の結果が必ず正しいとはいえないうえ、結果ばかり気にすると、就職・転職先の選択肢を狭めることになりかねないためです。このコラムの冒頭にも適職診断があるので、自分に合う仕事にお悩みの方はお試しください。質問に対して該当する回答をクリックするだけで、自分の適性が簡単にわかります。通勤中や家事の合間などスキマ時間に気軽にできるので、ぜひご利用ください。
自分に向いてる仕事がわからない場合、適職診断の結果をどのように活かせばいいでしょう
適職診断後は、必ず「自己分析」を行いましょう!
適職診断後は、必ず「自己分析」を行うことをおすすめします。ただ適職と判定が出た職種を鵜呑みにするのではなく、合わせて記載されている「この職種が合う理由」等を参考に、自己分析を進めましょう。
【例1】強みが活かせるからという理由だった場合
・いつからその強みがあったのか
・それにまつわる具体的なエピソードはなにか
【例2】好きなことだからという理由だった場合
・いつから好きなことだったのか
・好きになったきっかけになる具体的なエピソードはなにか
また、エピソードを具体的に思い出す際には、事実だけでなく、「そのときに感じた感情」も思い出すようにしてみてください。そこで「やりがいを感じた」「楽しかった」「嬉しかった」などの感情を思い出せたら、さらに「なぜそんな感情になったのか」というところまで深堀りします。その「ポジティブな感情が生まれる条件」を見つけることが出来たら、改めて適職診断を見直し、自分の軸を整理しながら適職を探していきましょう!
今の仕事でスキルアップすることも考えてみよう
時間をかけて考えたにもかかわらず、自分に合いそうな仕事ややりたい仕事が見つけられない場合もあるかもしれません。そのような場合は、今の仕事でスキルアップできるように取り組んでみるのも手です。後にやりたい仕事が見つかって就職・転職をする場合でも、そのときに努力した経験は無駄にはならないでしょう。
幅広い仕事で役に立つスキルについては、「転職に役立つスキル一覧!ポータブルスキルとそのアピール方法も紹介」のコラムで解説しています。「今の仕事を頑張ってもアピールできることがなさそう…」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。自分に合う仕事はスコアリングで比較するのも手
自分に合う仕事を絞り切れないときは、スコアリングで比較してみるのも手です。スコアリングとは、特定の物事の価値を客観的に見るために点数をつける方法のこと。
自分に合う仕事を探すうえで重視すべきポイントには、給与・休日・仕事内容・職場環境・評価の5つがあります。人によってどのポイントをどの程度重視するかは異なるので、項目ごとにスコアリングをして総合的な比較をしてみてください。
たとえば、「評価」の点数をつけるときは、年功序列と成果主義どちらを取り入れているか、会社の将来性はあるかといった項目をチェックしましょう。項目ごとに点数をつけることで、自分に合う仕事を客観的に判断できるようになります。
自分に合う仕事を探す方法を知りたい方は、「自分に向いてる仕事に転職したい!選び方の4つのポイントを解説」のコラムを参考にしてみてください。自分の特性に沿って適職を探すポイントについてまとめています。
スコアリングの際は「項目選び」に注意しましょう!
スコアリングをする際に重要なのは項目です。そもそもどんな項目でスコアリングを行うかによって会社の選び方は全く変わってきます。
特に注意していただきたいのは項目を「want(こうであればいいな)」ばかりで作ってしまうこと。自分に合う、とはいえども完璧な会社はありません。良いところも課題もあるのが会社です。
だからこそ、項目を作る際には「must(これは譲れない)」を5つほど洗い出してみてください。「このmustさえ合えば、他のことは柔軟に対応する」という気持ちをもって会社を選んでみると、入社後のギャップが無くなることが多いです。
また「スコアリングとして点数を付けること自体が難しい…」という方は、数字ではなく悩んでいる企業を並べて「◎/△/✖」で評価してみることもおすすめです!◎が多い企業については、より具体的にWebサイトや口コミを見たり、実際に話を聞いてみてmustが本当にあるか確認してみてくださいね!
自分に合う仕事がわからないことで生じるリスク
自分に合う仕事がわからないままだと、「就職・転職活動が長引く可能性がある」「マッチ度の低い企業に就職することがある」などのリスクがあります。以下でそれぞれ解説するので、参考にしてみてください。
就職・転職活動が長引く可能性がある
自分に合う仕事がわからないと、就職・転職活動が長引く可能性があります。どの求人を選ぶべきかわからず仕事探しの段階で時間がかかったり、手当たり次第に応募してなかなか内定がもらえなかったりする場合があるでしょう。
求職活動が長引くうちにモチベーションが下がってしまい、就職・転職そのものを諦めてしまうことも考えられます。自分が希望する仕事の条件や将来のビジョンをしっかりと定めたうえで、就職・転職活動に臨むのがおすすめです。
マッチ度の低い企業に就職する可能性がある
自分に合う仕事がわからないまま求職活動を進めると、マッチ度の低い企業に入社するリスクも考えられます。「なかなか就職・転職先が決まらない」と焦った結果、「内定がもらえればどこでもいい」と仕事選びを妥協してしまい、入社後にミスマッチを感じることもあるでしょう。
マッチ度の低い企業に入ると、やりがいを感じられなかったり実力を発揮できなかったりして早期離職につながる恐れも。ミスマッチを繰り返さないためにも、自分に合う仕事の具体的なイメージをつかんだうえで求職活動を行うのが望ましいといえます。
自分に向いていない仕事に就くリスクは「向いてる仕事が分からない!適職の見つけ方と性格タイプ別のおすすめ職種」のコラムでも触れているので、チェックしてみてください。
合わない仕事に就くことは自分にも企業にもデメリットになる場合も
職場環境や仕事内容が自分に合わない仕事に就いてしまうと、「生産性が低くなる」「成果がなかなか出せない」など、モチベーションや周囲の評価も低くなってしまうリスクがあります。それに対して注意を受けると、精神的にも辛くなってしまうでしょう。
たとえば、私は大勢の前で話をしたり、たくさんの人と話すことが得意です。一方、ルーチンワークや細かい作業が苦手です。そのため、私が細かい作業を求められる仕事に就くと、うまく成果を出せない可能性があります。
これを読んでいる方の中には、私とは真逆で「人前で話すことが苦手」という方もいるでしょう。そのような場合は、毎日大勢の前で話したり接客を続けることに苦痛を感じる可能性があります。
何でも最初から合わないと決めつけるのはおすすめできません。ただし、ある程度合わないこと、苦手なことは避けて仕事を選んだほうが自身にとっても企業にとってもベターな判断になるでしょう。
自分に合う仕事に就くメリット
自分に合う仕事を見つけると、やりがいをもって働ける、昇給や昇進のチャンスに恵まれるといったメリットがあります。以下で詳しく解説するので、仕事探しでお悩みの方は参考にしてみてください。
やりがいをもって仕事に臨める
自分に合う仕事に就くと、やりがいをもって臨めるでしょう。仕事内容が自分に合っていれば、強みや得意なことを活かせたり、業務をスムーズにこなせたりと、仕事で成果を上げられる可能性が高まります。
また、自分の得意なことを活かして仕事で実績を残せれば、モチベーションアップにもつながるでしょう。
昇給や昇進のチャンスに恵まれる
前述したように、自分に合う仕事を見つけられると、強みを活かして成果を残せる可能性があります。仕事の成果を積み重ねていけば、昇進や昇給にもつながるでしょう。
仕事でキャリアアップを目指したい方は、今の仕事が自分に合うか、自分にはどのような仕事が合うのかを改めて見つめ直してみるのがおすすめです。
早期離職のリスクを防げる
自分に合う仕事を明確にしておけば、ミスマッチによる早期離職を回避できます。「マッチ度の低い企業に就職する可能性がある」で述べたように、自分に合う仕事がわからないまま就職・転職すると、入社後に企業との相性が合わないと感じて早期離職する可能性があるでしょう。
自分に合う仕事がはっきりしないときは就職・転職を焦らず、自己分析や企業研究の時間を確保することが大切です。
自分に合う仕事を探す際の6つの注意点
自分に合う仕事を探すときは、うわさや思い込みで判断したり、「この仕事でなければいけない」と条件を絞り過ぎないことが大切です。最終的に決めるのは自分なので、自分が納得できるまで情報収集を続けましょう。
ここでは、自分に合う仕事を探す際の注意点を6つ紹介します。
自分に合う仕事を探す際の注意点
- 好きなことが自分に合う仕事とは限らない
- 将来性を考慮せず思いつきで仕事を決めない
- うわさや思い込みで判断しない
- 職種や仕事内容の適性を無視して選ばない
- 「この仕事でなければダメ」と条件を絞り過ぎない
- 最終的に決めるのは自分
1.好きなことが自分に合う仕事とは限らない
自分に合う仕事探しを行う際は、好きなことだけを追い過ぎないようにしましょう。「憧れがあるから」「好きだから」と思える分野が、仕事として向いているとは限りません。好きと思えることを仕事にしたばかりに、楽しかった趣味が嫌いになってしまう可能性も考えられます。
たとえば、絵を描くことが好きな人がデザイン会社に入社したとしても、納期に追われる日々が続いたり、思うような評価をしてもらえなかったりして、ミスマッチを感じることもあるでしょう。仕事を探すときは、思いどおりにいかないことも考慮したうえで、その道に飛び込むかどうかを判断してみてください。
希望条件と完璧に合致する会社はめったにない
理想と完璧に一致する会社はめったになく、あったとしても採用されるとは限らないのが現実です。理想を掲げるのは悪いことではありませんが、就職・転職活動を成功させたいなら「この条件を満たしていればOK」というラインを作りましょう。
自分に合う仕事の見つけ方は「自分に合った仕事の見つけ方とは?適職が分からないときの探し方を解説」のコラムでも紹介しているので、併せてチェックしてみてください。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
2.将来性を考慮せず思いつきで仕事を決めない
興味がある職業や会社だからといって、深く調べずに転職するのは避けましょう。会社は、転職をしなければ新卒入社から定年退職まで約40年間働く場所です。じっくりと吟味してから入社する企業を探しましょう。
その場の思いつきで仕事を決めると、将来性の低い企業に入社してしまったり身につけたいスキルを磨けなかったりすることも。些細なミスマッチが積み重なって不満に変わり、早期離職につながるリスクもあるので、自分と志望企業との相性は事前によく確認しておきましょう。
3.うわさや思い込みで判断しない
就職・転職活動中、真偽のわからない情報は鵜呑みにしないよう注意しましょう。事実かわからないうわさや偏見を参考にしてしまうと、自分に合う仕事はなかなか見つけられません。実際に入社してみると、「思っていた雰囲気と違った」という場合もあります。
自分に合う仕事を探すなら、うわさや思い込みではなく、業界研究・企業研究をもとにした仕事探しを行うのが賢明です。
転職サイトの口コミを見るときに注意しなければならないのは、あくまで記入している方の多くが「転職を考えている、または退職後」の状況で記入する場合が多いということです。
完璧な会社はありません。その方にとって譲れなかった条件が、あなたにとっては譲れる条件の可能性もあります。一人ひとりの適職は違うので、あくまで口コミサイトは参考程度にし、気になる項目があれば言い方に気を付けつつ、面接や面談で直接担当者へ質問をしてみましょう。
4.職種や仕事内容の適性を無視して選ばない
自分自身の適性を加味せず、イメージや業務内容だけで仕事を決めるのはおすすめできません。「なんとなく楽しそう」「やりたいことができるかも」というように雰囲気だけで転職先を決めると、自分に合わない仕事に就いてしまう可能性が高まります。適性のない仕事で働くことは、ストレスの原因にもなり得るでしょう。
求人票のチェックポイント
求人票を確認するときは、以下のポイントに注目してみましょう。- ・雇用形態
・給与額
・勤務時間
・残業時間
・福利厚生
5.「この仕事でなければダメ」と条件を絞り過ぎない
「この仕事でなければダメ」と条件を絞り過ぎないようにしましょう。なかには、「適職診断を信じているからこの職業以外には就かない」「性格タイプがINFPだからこの仕事は無理」と決めている人もいるかもしれません。
しかし、選択肢を絞り過ぎると就職・転職活動が難航しやすくなります。同じ職種であっても、業界や企業が異なれば業務内容は変化するものです。職種にこだわり過ぎた結果、やりたい仕事ができなくなる可能性もあります。
自分に合う仕事と出会うためにも、視野を広げて幅広い業界・職種の求人を閲覧しましょう。
6.最終的に決めるのは自分
就職・転職活動中には、SNSを見たり身近な人の話を聞いたりして、判断に迷ってしまうこともあるでしょう。しかし、最終的に決めるのは自分自身です。「この企業に入社してみたい」と自分で仕事を選ぶ意思をもつことも忘れないようにしてください。
企業や職種に関する情報を集め、周囲の人やキャリアアドバイザーなどの意見も参考にしつつ、自分が納得できる企業に入社しましょう。
就職活動や転職活動で自分に合う仕事を見つけるための注意点を教えてください
仕事内容だけではなく社風や周りの人の雰囲気も確認しましょう
自分に合う仕事で重要な要素は、何を優先するのかによって一人ひとり違います。たとえば、「仕事内容」「会社の雰囲気」「社風」「人間関係」「研修」など。自分に合うかどうか見極めるには、実際に同僚になるであろう従業員と面接で会って話したり、職場見学をしたりして「自分に合いそう!」「何かが違う…」と感じ取るのも大切なポイントです。
そこでまずは職種や業務内容について、自己分析や厚生労働省が運営する職業情報提供サイト job tag内の「自己診断ツール」などを利用して自分の特性を理解しましょう。そのうえで自分に合う仕事を見つけるもよし、それでも合う仕事が見つからなければ「合わない仕事」を排除するだけでもよし。求職活動の大きな一歩になるでしょう。
実際に仕事を始めてから「合う・合わない」がわかることも多くあります。一人で考え過ぎないで、周りの人に相談したり就職・転職エージェントのキャリアアドバイザーなどのプロに意見を求めると、自分の新たな可能性を発見できるかもしれません。
自分に合う仕事がわからずお悩みの方は、若年層の就職支援に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーがあなたの希望や悩みを丁寧にヒアリングしたうえで、ぴったりの求人をご提案。あなたに合う仕事が見つかるまで、徹底的にサポートします。履歴書の添削や面接対策といった就職・転職活動に欠かせない支援サービスをすべて無料で提供しているので、お気軽にお問い合わせください。
自分に合う仕事に関するFAQ
ここでは、自分に合う仕事に関する質問に回答していきます。就職・転職においてどのような仕事に就くべきかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職したいけれど自分に合う仕事がないと感じてしまいます…
自分に合う仕事がわからないときは、「転職したい理由を振り返る」「自己分析や他己分析を通じて自分への理解を深める」などの方法がおすすめです。
何をしたいのかわからないまま転職活動を進めてしまうと、入社後にミスマッチを感じ、早期離職につながる可能性が高いでしょう。短期間で仕事を辞めるのが良くないわけではありませんが、何度も短期間で辞めていると、次に転職する際に履歴書の職歴欄を見た採用担当者が不安に感じてしまいます。そのため、できるだけ自分の希望を明らかにしたうえで転職活動を始めましょう。
何がしたいかわからず転職に一歩踏み出せない方は、「『転職したいけど何がしたいかわからない』の解決策を提案!適職の見つけ方」のコラムをチェックしてみてください。
向いてる仕事がわからない30代の転職の方法は?
30代からの就職・転職では、これまでの経験やマネジメント経験などを活かせる仕事がおすすめです。過去の成功体験を振り返り、どのような場面で能力を発揮できたかや、モチベーションを向上できたかを考えてみましょう。
「30代から目指せる職業はある?未経験から挑戦できる仕事の特徴をご紹介」のコラムでは、30代の方におすすめの職種や就職・転職に役立つ資格を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
自分に合う仕事を見つけてパートから正社員を目指すには?
就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。若年層やフリーターの就職を支援しているエージェントを選べば、不安や悩みを解消しながら就職活動を進められます。
若年層の就職・転職支援に特化したハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンであなたの求職活動をサポートします。求人の紹介や就職活動における悩みの相談対応といったサービスを無料で受けられるので、まずはお気軽にお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。