転職回数が多いと採用されない?

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この記事のまとめ

  • 転職回数が多いと、「すぐ辞める人」と思われがち
  • 面接の鍵は転職の"理由"を説明できるか。前向きな姿勢でアピールしよう
  • 転職回数が3回目を超えると「多い」と思われやすい
  • 転職回数を偽る経歴詐称は絶対NG
  • 転職回数が多い人を指す「ジョブホッパー」と「キャリアビルダー」の違いは、経歴の一貫性や成果があるか、計画的な転職かどうか…など

一般的に転職回数の多さはキャリアとして評価されることは少なく、応募先の企業に「すぐに辞めるのでは?」と思われやすいというマイナス要素が強いようです。
しかし正しい面接対策をすれば、面接官を納得させることも充分可能!
今回のコラムでは、転職を重ねてきた方が選考を突破するためのポイントを解説し、転職回数がマイナスに繋がりやすい業界、転職に寛容な業界や職種についてご紹介していきます。

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転職回数が多いと不利?

一概に転職回数の多さがマイナスになるとは言えませんが、「我慢が足りない」「またすぐに辞めてしまいそう」というイメージから、採用において不利になるケースは多くあります。
なぜなら、採用コストをかけて雇った社員が辞めるのは企業としても大きな損失。短期間で辞めるリスクのある人材に対して、採用担当者の判断は慎重になるからです。

転職が多いといっても、その理由は人によって様々。困難にぶつかるたびに逃げ出すように転職する人もいれば、スキルアップを目指して転職を重ねてきたという人もいるでしょう。
もし書類選考を突破できたのなら、採用の決め手となるのは転職の回数よりその"理由"。スキルアップなど明確な目的があって転職している人は、今までの仕事で身につけた経験や学びをアピール材料に、面接では今後応募先の企業で実現したい事柄について話しましょう。
今までの仕事が合わずに無計画に転職を重ねてしまったという人は、まずはその事実を認めた上で、今後の展望について前向きな姿勢で説明すると良いでしょう。
転職の回数が多くなった理由については、「会社や仕事が悪かった」ではなく、あくまで自分の選択や姿勢に間違いがあったことを認め、反省を活かして今回の転職を考えている点を伝えるのが、面接突破のポイントです。

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転職回数、何回目から多いと思われる?

転職回数が多いとされるのは、一体どのくらいの回数からなのでしょうか?
転職の多い少ないのイメージは業界や業種にもよりますが、一般的に3社以上だと採用担当者は転職回数が多いと感じるよう。金融系や長い歴史を持つ企業は、転職回数の多さにマイナス評価がつきやすい傾向にあります。

一方で、外資系やベンチャー企業、営業職の求人は転職回数に対して寛容な場合が多いようです。また、少ない数ではあるものの、チャレンジ精神のある人材として転職回数の多い応募者を評価する企業も存在します。

転職回数の多さを理由に選考に落ちるからといって、絶対に履歴書や職務経歴書の内容を詐称してはいけません。
入社前に詐称が発覚したら内定取り消しになる恐れがありますし、経歴詐称は入社後の懲戒処分の対象となる場合があります。

ジョブホッパーとキャリアビルダーとは

ジョブホッパーとは、短期間での離職・転職を繰り返している人のこと。
明確に定義されているわけではありませんが、3~5回以上転職していると当てはまるようです。
前項までで説明したとおり、転職回数が多いことは採用時に悪印象を与えやすいため、ジョブホッパーだと思われることでマイナスに作用することもあります。

しかし、ジョブホッパーの中でもキャリア形成などを目的として転職する人は「キャリアビルダー」と呼ばれ、悪い先入観を抱かれにくいという特徴があります。
キャリアビルダーとジョブホッパーの違いは、「納得できる退職理由があるか」や「業務で得たスキル・知識がはっきりしているか」「これまでの経験に一貫性があるか」など。

例えば、「前職では○○という目標があり、それを達成したので転職を決意しました」というように「嫌になったタイミングで辞める」ではなく、成果を出し、計画的に転職しているというのがポイントとなります。

両者の違いには定義があるわけではないため、中には転職回数だけで判断する企業もあります。
しかし、理由のある転職の場合は理由や動機をしっかり説明することでマイナスの印象を払拭できる可能性があることを知っておきましょう。

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