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第二新卒におすすめの転職支援は?受けられるサポートや選び方もご紹介
更新日
この記事のまとめ
- 第二新卒が転職支援を利用すると、選考対策や待遇の交渉といったサービスが受けられる
- 第二新卒が転職支援サービスを選ぶ際は、アドバイザーの対応が丁寧で客観的か確認する
- 第二新卒が転職支援を利用すると、未経験の業界に挑戦しやすいのがメリット
- 第二新卒が転職を成功させるには面接対策をしっかりと行うことがポイント
- 第二新卒の選考では社風との相性や基本的なビジネスマナーが備わっているかも見られる
第二新卒として転職を考えている人のなかには、転職支援サービスの利用を検討している方もいるでしょう。転職支援サービスでは転職活動を全面的にサポートしてくれるため、一人で行うより効率良く求職活動を進められます。また、非公開求人の紹介や就活のプロによるアドバイスなど転職支援サービスならではの強みがあるのも特徴です。このコラムでは転職支援サービスの選び方や、利用する際の注意点をご紹介します。
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第二新卒に転職支援サービスをおすすめする理由
第二新卒の方に転職支援サービスをおすすめする理由は、はじめての転職活動であっても効率的に進められる点です。
転職支援サービスにはプロのアドバイザーが在籍しているので、自分に合った企業の紹介や職務経歴書の書き方、面接対策のアドバイスなど、転職活動を全面的にバックアップしてもらえます。また、選考スケジュールの管理や応募企業とのやりとりも代行してもらえるため、「働きながら転職活動を進めたい」「1人での転職活動には不安がある」といった方には特におすすめです。
転職支援サービスを活用するメリットは「第二新卒がエージェントを活用して転職するメリット」の項目で詳しく解説しているので、あわせてご参照ください。
- 向いてる仕事なんてあるのかな?
- 避けたいことはあるけれど、
- やりたいことが分からない・・・
第二新卒におすすめ!転職支援サービスの選び方
第二新卒の方が転職支援サービスを選ぶ際には、アドバイザーの姿勢やそのサービスが自分に合っているかどうかなどを確認しながら選ぶと良いでしょう。以下で詳しく説明します。
第二新卒におすすめ!転職支援サービスの選び方
- アドバイザーが親身に相談に乗ってくれるか
- 業界や企業の動向を元に客観的なアドバイスをくれるか
- 希望する業界や職種の求人を豊富に扱っているか
- 第二新卒への転職支援実績が豊富か
- 転職の目的や理由に合ったエージェントを選ぶ
- 複数の転職支援サービスを利用してみる
1.アドバイザーが親身に相談に乗ってくれるか
アドバイザーの応募者に対する姿勢は、第二新卒の方が転職支援サービスを選ぶうえで重要なポイントです。親身になってくれていると感じるアドバイザーからは、求職者のことを考えた求人を勧めてもらえると考えられます。
一方で、機械的な対応や形だけの対応と感じられるような返答が続くようであれば、自分に合った求人を積極的に見つけてくれない可能性も。アドバイザーの対応はよく見ておきましょう。
2.業界や企業の動向を元に客観的なアドバイスをくれるか
転職支援サービスが自分に合っているかどうかは、アドバイザーが業界や企業の動向を元にアドバイスしているかどうかでも判断できます。
アドバイザーの意見に客観性がないと感じたり、求人を勧める根拠が乏しいと感じたりした場合、「あなたに合う求人」ではなく「アドバイザーが勧めたい求人」である可能性も。「アドバイザーが求人を勧める理由」には注意を払いましょう。
3.希望する業界や職種の求人を豊富に扱っているか
第二新卒の方が転職支援サービスを選ぶ際は、扱っている業界や支援対象が自分と近いかどうかが重要です。
たとえば、第二新卒の方であれば、「希望する業界や職種の求人数が多い」「支援対象が第二新卒や20代の若者である」など、できるだけ自分の希望や状況に近いサービスを選ぶことで、自分に合った求人と出会える可能性が高まるでしょう。
また、自分の転職理由に応じて選定するのも一つの方法です。「キャリアアップをしたい」「給与や休日を増やしたい」など、転職理由によって自分に合う業界や企業が変わるため、転職支援サービスを選ぶ基準にもなるでしょう。
4.第二新卒への転職支援実績が豊富か
自分に合う転職支援サービスを選ぶには、「転職支援実績」を調べることも大切です。転職支援実績を調べる際は、実際に転職成功となった人数だけでなく、利用者の年齢や最終学歴などに注目すると良いでしょう。
自分と境遇が近い人の転職支援実績数が多いほど、より満足のいくサポートを受けられる可能性が高まります。たとえば、第二新卒からIT業界への転職を目指している場合、「第二新卒特化型」「IT業界特化型」といった転職支援サービスを選ぶのがおすすめです。
転職支援実績は、各エージェントのWebサイトで公開されている場合が多いので、登録前に確認してみてください。
5.転職の目的や理由に合ったエージェントを選ぶ
転職を成功させるには、目的や理由に合うエージェントを選ぶことも重要です。転職の目的別に、選び方の一例をご紹介します。
転職の目的/理由 | 転職エージェントの選び方 |
---|---|
長く継続できる職場に転職したい | 入社後のミスマッチを避けられるよう、業界・企業研究、自己分析のサポートを積極的に行っているエージェントがおすすめ |
未経験の業界や職種へ転職したい | 希望する業界や職種に特化したエージェントや、業務に活かせる研修を受けられるエージェントがおすすめ |
語学力を活かしたい/海外で働きたい | 語学力や海外転職が必要な仕事を専門に扱うエージェントや、転職支援実績のあるアドバイザーが在籍しているエージェント |
第二新卒で転職する方のなかには、新卒で入社してから数ヶ月で退職した人もいれば、3年ほど勤務し業務スキルや実績を積んだ人もいるでしょう。社会人経験が浅い場合と、ある程度経験のあるハイクラス転職では求めるサポート内容も異なります。
自分に合うサポートを受けるには、転職の目的や理由を考えたうえでエージェントを選ぶことが大切です。
6.複数の転職支援サービスを利用してみる
転職支援サービスは、1ヶ所だけでなく複数利用してみるのがおすすめです。組み合わせの具体例を以下にご紹介します。
- ・第二新卒に特化したエージェントに2~3社登録する
- ・第二新卒に特化したエージェントと、大手総合型エージェントに登録する
- ・第二新卒に特化したエージェントと希望業界に特化したエージェントに登録する
転職エージェントには、大きく分けると「総合型」と「特化型」の2種類があります。総合型は幅広い職種を扱い、求人数が多いのが特徴です。一方、特化型は年齢や職種、キャリアなどを絞って転職サポートを行っています。
「転職エージェントとは?利用の流れや使うメリットなどを紹介」のコラムでは総合型と特化型の違いや、エージェントを比較する際のポイントを詳しくご紹介。あわせて参考にしてみてください。
就職支援サービスの口コミも確認しておこう
就職支援サービスを利用する際は、事前に口コミも確認しましょう。口コミは基本的にそのサービスを実際に利用した人たちの感想であるため、長所や短所を知ることができ、自分に合っているかの判断材料の一つになります。口コミをすべて鵜呑みにするのは良くありませんが、紹介される求人の質や量、サービスの充実度などを参考にしてみると良いでしょう。
第二新卒の転職事情とは?
第二新卒の転職活動は新卒と比べて何が違うのか、大手企業への転職は難しいかなど、多くのことが気になる方もいるでしょう。ここでは、第二新卒の転職に関する事情について解説するので、これから転職活動を行いたい方は参考にしてみてください。
新卒での就活と第二新卒の転職活動では何が違う?
新卒の就活と第二新卒の転職活動では、選考方法や採用基準が異なる部分があります。新卒の場合は主にポテンシャル重視で、エントリーシートをもとにグループ面接を行うのが一般的です。また、未経験者育成のために研修体制を整えている企業もあります。
第二新卒者を受け入れている企業では、欠員を補充するために求人を出す場合が多く、社会人としての経験に期待されることも。第二新卒として応募する際は、これまでの経験やスキルをアピールすることが大切です。また、社会人経験があるため、新卒者と同様の研修が用意されていない場合もあります。
第二新卒の選考の際も、ポテンシャルや年齢の若さは大きな武器になるでしょう。違いを知ったうえで選考対策を講じることが重要です。
第二新卒は大手企業に転職するのは難しい?
第二新卒が大手企業に転職するのは、新卒の就活と比べると難しい傾向にあるでしょう。ただし、きちんと情報収集や選考対策などを十分に行えば、大手企業に転職できるチャンスはあります。
また、企業側が第二新卒を歓迎している場合もあるので、そのような表記のある大手企業の求人を探してみるのもおすすめです。
転職活動における第二新卒のメリット
転職活動における第二新卒は、未経験の仕事にチャレンジしやすい、新卒のときよりも難易度が下がる可能性があるといったメリットがあります。以下で詳しく解説するので、参考にしてみてください。
ポテンシャル採用で未経験の仕事にチャレンジしやすい
第二新卒の年齢であれば、ポテンシャルや今後の成長に期待されて未経験の仕事にチャレンジしやすいでしょう。選考の際に意欲や成長性をアピールできれば、未経験の方も評価してもらえる可能性があります。
未経験歓迎の求人を扱っている転職エージェントを活用すると、自己PRのコツや転職理由・志望動機の伝え方についてアドバイスをもらえます。
新卒のときよりも競争率が下がる可能性がある
新卒の就活よりも競争率が下がる可能性があるのも、第二新卒のメリットの一つです。
ほぼ同時期に行う新卒の就職活動に比べ、第二新卒の転職活動は個人によって行う時期が異なるため、全体的な母数が少ない傾向にあります。そのため、新卒のときには挑戦できなかった企業に応募できる可能性もあるでしょう。
転職活動における第二新卒のデメリット
第二新卒として転職活動を行う際は、デメリットも伴います。以下を参考に、どのようなデメリットがあるのか踏まえたうえで転職活動に臨みましょう。
忍耐力がないと思われることがある
第二新卒の選考では、「忍耐力がないのでは」という印象を抱かれてしまう可能性があります。
第二新卒は新卒入社しておおむね3年以内に退職していると考えられるため、「忍耐力がないので経験を十分に積むまで働き続けられなかったのだろう」と受け取られてしまうことも。第二新卒として転職する場合は、忍耐力がないと思われないよう、応募書類の内容や面接の受け答えに注意するのがポイントです。受け答えがスムーズにできるよう、「転職したいと思ったきっかけ」や「転職先へ求める条件」などをまとめておくと良いでしょう。
経験不足のため中途採用で不利になる場合がある
先述したように、第二新卒は企業から「業務経験が不十分」と捉えられる可能性があるため、即戦力として見てもらえない場合があります。中途採用枠において経験不足は不利にはたらくこともあるため、ポテンシャルを重視する企業や未経験者を積極的に採用している求人を視野に入れて転職活動を行うと良いでしょう。
「辞め癖」がついてしまう可能性がある
嫌になったら退職して転職を繰り返す「辞め癖」がついてしまう可能性があるのも、転職における第二新卒のデメリットといえるでしょう。「ポテンシャル採用で未経験の仕事にチャレンジしやすい」で述べたように、第二新卒は年齢が若く、未経験の仕事にもチャレンジしやすい傾向にあります。それ故に、「嫌になったら辞めれば良い」という考えになり、短期の退職を繰り返してしまう場合も。同じことの繰り返しにならないよう、転職する理由を明確にしておくことが大切です。
【独自調査】転職に関するアンケート結果
ここでは、第二新卒を含んだ正社員、フリーターを対象に転職に関する独自のアンケートを行った結果を紹介します。転職を決めたきっかけや不安に感じた点について解説しているので、参考にしてみてください。
転職を決めたきっかけは?
就職・転職を決めたきっかけは、フリーターが「金銭的な不自由、不安」が56.4%、正社員が「給与が低い」が44.6%と、どちらも金銭面の理由が1位となっています。その他の詳しい結果については、以下の表のとおりです。
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
1位 | 金銭的な不自由、不安(56.4%) | 給与が低い(44.6%) |
2位 | 正社員のほうが雇用が安定しているから(24.5%) | やりがい・達成感がない(29.9%) |
3位 | やりがいのある仕事がしたいため(22.3%) | 人間関係が悪い(23.0%) |
4位 | 自分の興味・関心の変化(21.4%) | 企業や業界の将来性が不安(15.8%) |
5位 | 新しい経験やスキルをつけたいから(13.7%) | 残業や休日出勤が多い(13.8%) |
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 就職活動・転職活動を始めたきっかけ(P.31)」
フリーターは金銭的な不安のほかには、「やりがいがある仕事がしたい」「新しいスキルを身につけたい」など、新しい仕事や新たに身につけられる知識・スキルに対する関心が転職活動のきっかけになっていることが分かります。
一方、正社員は「人間関係が悪い」「将来性が不安」など、職場環境が原因で転職活動を考えている方が多いようです。
転職活動を始めるときに不安に感じた点
就職・転職活動を始める際に、フリーターは「自分の経歴で就職/転職できる仕事があるか」、正社員は「選考時に上手く自分を伝えられるか」に不安を抱えている人が多いようです。以下の表で詳しい結果を紹介します。
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
1位 | 自分の経歴で就職/転職できる仕事があるかが不安だ(69.5%) | 選考時に上手く自分を伝えられるか不安だ(63.9%) |
2位 | 選考時に上手く自分を伝えられるか不安だ(67.5%) | 自分の経歴で就職/転職できる仕事があるかが不安だ(63.2%) |
3位 | 自分に向いている仕事(適職)がわからず不安だ(64.0%) | 内定が出るまで就職活動を続けられるか不安だ(59.5%) |
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 就職活動・転職活動を始めたきっかけ(P.40)」
フリーターは経歴への不安のほかに、「選考で自分を上手く伝えられるか」「自分に向いている仕事が分からない」という点、正社員は経歴への不安と、内定が出るまで就活(転職活動)を続けられるかといった点に不安を感じているようです。表の結果から、フリーターも正社員も自分の経歴や選考での自己PRに不安を感じている人が多いことが分かるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
第二新卒がエージェントを活用して転職するメリット
第二新卒の方がエージェントを活用して転職する場合、「第二新卒ならではの選考対策をしてもらえる」「希望条件に合った企業を紹介してもらえる」などがメリットです。以下に、一般的な転職エージェントで利用できるサポート内容をご紹介します。
日程調整などの交渉をしてもらえるので効率的に進められる
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが選考のスケジュール調整をしてくれるため、仕事と転職活動を両立させやすいのが大きなメリットです。
自分1人だけで転職活動を進める場合、面接の日程調整を自身で行う必要があるため、スケジュール管理に苦労することもあるでしょう。退勤後や休日など、限られた時間の中で効率よく転職活動を進めなければなりません。
一般的な転職エージェントでは、仕事の都合に合わせて応募先企業の面接日や時間などの調整を行ってもらえるので、選考対策に専念できるでしょう。
希望条件に合った企業を紹介してもらえる
転職エージェントでは、これまでの経験や希望に合った求人を紹介してもらえます。プロのキャリアアドバイザーが、応募者の希望や適性に合わせた幅広い選択肢を提示するので、希望の求人が見つかりやすいメリットがあるでしょう。
また、ポテンシャルを重視した求人や、サービス利用者だけが応募できる非公開求人を紹介してもらえるのも特徴です。丁寧にヒアリングを行ってもらえるので、「自分に合った職種が分からない…」といった方にもおすすめです。
企業への条件や待遇交渉を代行してもらえる
キャリアアドバイザーが応募先企業とのやり取りを代行してくれるのも、転職エージェントを利用するメリットです。転職活動中は、「待遇面」や「給与面」など、なかなか自分からは聞きづらいこともあるでしょう。転職エージェントは、キャリアアドバイザーが代わりに企業へ質問してくれるため、面倒なやり取りなく転職活動を進められます。
第二新卒ならではの選考対策をしてもらえる
転職エージェントではサービスの一環として、キャリアアドバイザーによる選考対策が受けられるのも魅力。エージェントに在籍するアドバイザーは、就職・転職支援のプロです。応募先企業の事情にも詳しいので、一般的なマナーに加え、企業が求めている人物像を具体的に教えてもらったうえで、選考対策ができるでしょう。
業界や企業のことを詳しく教えてもらえる
企業と応募者両方の対応を行っているキャリアアドバイザーは、担当している企業や業界の事情に詳しい人が多いようです。企業選びで有用なアドバイスをもらえたり、事前に企業について知ることができたりと、転職活動を有利に進めやすいでしょう。
転職エージェントについて詳しく知りたい方は、「転職エージェントの効果的な使い方とは?登録から内定までを徹底解説」のコラムをご参照ください。
新卒で入れなかったところに入れる可能性がある
新卒で選考に落ちてしまった企業がある場合、転職エージェントのサポートを受けながら第二新卒としてもう一度チャレンジできるのもメリットといえます。社会人としてしばらく働くと、新卒のときと価値観が変わっていたり、業務の理解が深まっていたりすることも。それを活かして、もう一度選考を受けてみると希望の企業に入社できる可能性があるでしょう。
自分の強みが見つかる可能性がある
転職エージェントを活用すると、自分の強みを見つけられる可能性がある点もメリットです。一般的に、キャリアアドバイザーとの面談では、これまで経験した仕事によって得た実績やスキルの棚卸しを行います。自己分析のアドバイスももらえるので、客観的に自分の長所や短所を知ることが可能です。
キャリアアドバイザーとの面談を通じて、自分一人だけではなかなか気づきにくい自身のアピールポイントや、向いている仕事・向いていない仕事を発見できるでしょう。
転職すべきか否かを含め、今後の方向性が見えてくる
「転職すべきか迷っている」「転職したいけれど軸が定まっていない」といった場合、エージェントに相談すると今後の方向性が見えてくる可能性もあります。面談でキャリアアドバイザーと会話をしたり、転職の目的や企業への条件を見つめ直したりすると、落ち着いて転職そのものと向き合う時間を作れるためです。
客観的な視点を持ったキャリアアドバイザーに相談することで、「もう少し今の会社で頑張ってみよう」と思えるようになる場合も。反対に、転職の決意がより固くなり、軸を定めたうえで転職活動に集中できるようになる方もいるでしょう。
質の高い応募書類の書き方を教えてもらえる
第二新卒での転職活動では、履歴書のほか職務経歴書を提出するのが基本です。一方で、「第二新卒の職務経歴書の書き方が分からない」「アピールできる実績やスキルがない」とお悩みの方もいるでしょう。
一般的な転職エージェントでは求人を紹介するだけでなく、履歴書や職務経歴書の書き方アドバイスおよび添削も行っています。特に職務経歴書は、企業からフォーマットを指定されない場合もあるため、書き方や効果的なアピール方法に迷う方も。第二新卒の転職時は、エージェントに在籍する転職支援のプロであるキャリアアドバイザーのアドバイスを受けながら、書類を作成するのがおすすめです。
「第二新卒の職務経歴書はどう書く?アピールのコツも解説」のコラムでは、職務経歴書に盛り込むべき項目をまとめています。第二新卒のアピールのコツもまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
第二新卒がエージェントを活用して転職するデメリット
第二新卒がエージェントを活用して転職する場合、新しい仕事にチャレンジしやすいといったメリットがある一方、「忍耐力がないと思われることがある」「自分のペースで転職活動ができない」などのデメリットがあります。
以下を参考に、転職したほうが良いのかを考えましょう。
第二新卒がエージェントを活用して転職するデメリット
- 自分のペースで転職活動ができない
- 希望と異なる求人を紹介される場合がある
- 担当者と相性が合わない可能性もある
自分のペースで転職活動ができない
第二新卒でエージェントを活用する際、支援内容や担当するキャリアアドバイザーによっては、転職を急かされているように感じる方もいるようです。求人紹介のメールが頻繁に届いたり、転職活動の進み具合を確認されたりすることに煩わしさを感じる場合も。エージェントを利用するときは、連絡の頻度や「●月頃までに転職したいと思っている」といった要望を伝えると良いでしょう。
転職すべきかどうかを迷っている場合は、強引に話を進めようとするエージェントは避けるのがポイントです。また、今すぐ転職を希望していない場合であっても、気軽に相談できるようなエージェントを選びましょう。
希望と異なる求人を紹介される場合がある
キャリアアドバイザーとの面談の際に企業へ求める条件を上手く伝えられず、希望と異なる求人を紹介される場合があります。なかには転職エージェント側の都合で、偏った職種ばかりを紹介されてしまうケースもあるようです。
希望していない求人紹介が続いた場合は、事実を伝え認識が食い違っている箇所を訂正しましょう。転職エージェントとの面談のコツは、「転職エージェントの面談では本音で話しても良い?利用の流れを紹介」のコラムでご紹介しているのでチェックしてみてください。
担当者と相性が合わない可能性もある
第二新卒の方が転職エージェントを活用する際は、キャリアアドバイザーと相性が合わない可能性がある点を考慮しておきましょう。「このキャリアアドバイザーとは合わない」と感じるきっかけになりそうな例を以下にご紹介します。
- ・第二新卒の転職支援に慣れていない
- ・希望する職種や企業に詳しくない
- ・質問をしてもなかなか返事をもらえない
- ・親身に考えてくれていないと感じる
- ・連絡の頻度が多過ぎる
どのような人・行動に対し「合わない」と感じるかは人それぞれ。一般的な転職エージェントでは、キャリアアドバイザーを途中で変更することは可能です。キャリアドバイザーの「気になった点」「転職活動の進め方の希望」などを伝えたうえで変更してもらいましょう。
第二新卒が転職エージェントを利用する際の流れ
ここでは、第二新卒の方が一般的な転職エージェントを利用する際の流れについてご紹介します。登録から企業へ応募、内定、入社後のアフターフォローまで分かりやすくまとめているので、利用を検討している方はぜひご覧ください。
第二新卒が転職エージェントを利用する際の流れ
- 会員登録を済ませキャリアアドバイザーと面談を行う
- 求人を紹介してもらう
- 応募書類の添削や面接対策をしてもらう
- 企業へ応募し面接を受ける
- 内定を獲得したら入社日の調整をしてもらう
- 入社後のアフターフォローをしてもらう
1.会員登録を済ませキャリアアドバイザーと面談を行う
まずは気になる転職エージェントのWebサイトから登録を行います。第二新卒向けや20代の転職、あるいは目指す職種に特化したエージェントを選ぶのがおすすめ。登録時は、以下の基本情報を入力するのが一般的です。
- ・氏名
- ・住所
- ・電話番号
- ・メールアドレス
- ・生年月日
- ・現在の仕事/年収
- ・希望の年収/勤務地
- ・転職希望時期
より自分にマッチした求人を紹介してもらうためには、現在の仕事や希望の年収を嘘偽りなく記入することが重要です。
登録完了後に、メールや電話で担当者と面談の日程を決めます。キャリアドバイザーとの面談は、対面以外にも電話やオンラインで行える場合もあるようです。
キャリアアドバイザーとの面談で話す内容については、「転職エージェントの面談では何を聞かれる?必要な準備や内容について解説」で解説しています。内容を参考にしながら事前にメモにまとめておくと、伝え忘れを防げるので安心です。
すぐに転職する予定がなくても転職エージェントを利用できる?
すぐに転職する予定がない場合も、転職エージェントに登録して利用することは可能です。ただし、エージェントによってはサポートに期限が設けられている場合があり、過ぎてしまうと転職を決意した頃にはサポートが後回しになっている可能性があります。そのため、サポートを受けたい場合は、いつ頃から転職活動を始めたいか予め伝えておきましょう。
2.求人を紹介してもらう
基本的に転職エージェントを利用する場合は、自分で求人を探すのではなく、担当のキャリアアドバイザーからの紹介を受けます。面談が終了した流れで、当日に求人を紹介してもらえる場合も。紹介を受けた際は、求人票に記載されていない企業の社風や第二新卒の採用率、同世代の従業員が何人程度いるかなども聞いてみると良いでしょう。
有給取得率や残業時間、待遇に関することも、転職エージェントが企業とのやりとりを代行してくれるので、企業に対する不明点や要望がある場合は伝えておくのがおすすめです。
なお、キャリアアドバイザーから紹介された求人が、自分の希望とマッチしていなければ断っても問題ありません。ただし、より自分に合う求人を紹介してもらうためには、断る際に「なぜ断るのか」と「具体的にどのような点が合わないか」を伝えることが重要です。
3.応募書類の添削や面接対策をしてもらう
応募する企業が決まったら、履歴書や職務経歴書を作成します。キャリアアドバイザーは、各企業の特徴に沿った応募書類の添削を行ってくれるので、書き方に迷ったときも安心です。
第二新卒の転職ならではの面接のポイントや、アピールのコツは企業ごとに異なるのでアドバイスを受けます。一般的な転職エージェントでは、面接時の入室から退室までの流れをキャリアアドバイザーと一緒に練習することも可能です。
4.企業へ応募し面接を受ける
応募書類を揃え面接対策が済んだら、エージェントを通じて企業へ応募し面接を受けます。企業によって面接の回数は異なるものの、「1次面接(人事担当者)→2次面接(管理職)→最終面接(社長や役員)」の計3回行うのが一般的です。
段階ごとの注意すべきポイントは、転職エージェントからアドバイスをもらうと良いでしょう。「面接回数の平均はどのくらいが一般的?段階ごとの対策方法をご紹介」のコラムでも面接回数ごとの対策についてご紹介しているので、ご参照ください。
5.内定を獲得したら入社日の調整をしてもらう
転職の内定が確定したら、エージェントが入社日の調整を行ってくれます。条件や待遇の交渉も代行してくれるので、要望があれば伝えておきましょう。キャリアアドバイザーから、入社日までにやっておくべきことや、注意点などのアドバイスももらえます。
なお、内定をもらったあとは、現在の職場に退職を伝える必要があります。退職の意思を伝えてから退職日を迎えるまでの流れや、上司への伝え方などに不安がある方はキャリアアドバイザーへ相談しましょう。
6.入社後のアフターフォローをしてもらう
転職エージェントでは、入社後のアフターフォローも行ってくれる場合があります。「面接で聞いていた内容とは異なる業務に就くよう指示された」「雇用契約書に記載された内容に不備があった」などがあれば相談しましょう。転職エージェントが企業へ話をしてくれます。
第二新卒が転職支援サービスを上手く活用するコツ
ここでは、第二新卒の方が上手く転職支援サービスを活用するためのコツをご紹介します。第二新卒で転職支援サービスの利用を検討するとき、なるべく上手く活用して希望の会社に転職したいと考えるでしょう。
転職支援サービスのサポートを活用すれば、客観的なアドバイスがもらえるとともに自分では知り得ない情報を教えてもらえる可能性があります。第二新卒の転職活動に不安がある方は、積極的に転職支援サービスのサポートを受けましょう。
第二新卒に強いエージェントを選ぶ
第二新卒に強いエージェントを選び、転職活動で適切なサポートを受けられるようにしましょう。エージェントによっては、第二新卒のサポートに力を入れている場合があります。第二新卒に特化したエージェントを選べば、第二新卒ならではのアピール方法を教えてもらえたり、歓迎している企業の求人を紹介してもらえたりする可能性が高いでしょう。
転職に対する意欲をアピールする
転職支援サービスの利用を開始するとまずは面談が行われるため、担当のキャリアアドバイザーへ転職する意欲が高いことをアピールしましょう。意欲をアピールすれば転職が成功する可能性が高いと判断され、熱心にサポートしてもらえます。
アドバイザーとの面談前に希望条件を明確にする
キャリアアドバイザーと面談を行う前に、自分が働きたい業界や職種、環境、年収といった「譲れない条件」と「転職の目的」を明確にしておきましょう。希望条件を伝えておけばキャリアアドバイザーが具体的な状況を把握できるため、希望に沿った会社探しのサポートがしやすくなります。
具体的に条件を伝えておかないと、的外れな求人を紹介されてしまう恐れも。キャリアアドバイザーとの面談は、企業との面接とは異なるため対策を立てる必要はないものの、自分の希望する条件を理解してもらうためにも、自己分析を行って転職の軸を明確にしておきましょう。
経歴はごまかさず正確な情報を伝える
キャリアアドバイザーには、正しい経歴を伝えましょう。経歴をごまかして嘘をついたまま就職まで進んでしまうと、発覚した際にトラブルになりかねません。また、キャリアアドバイザーが嘘だと気づけば信頼関係が崩れ、適切なサポートを受けられない可能性もあります。
「経歴に自信がないから」「役に立つスキルをもっていないから」と、つい経歴を誇張したくなることもあるでしょう。しかし、キャリアアドバイザーは多くの方の強みを見出し、適切な求人情報を紹介してきた経験があります。正確な情報を伝えることで一人ひとりに合った求人紹介や面接対策をしてくれるので、必ず正しい経歴を伝えましょう。
アドバイザーと相性が良くないと感じたら変更してもらう
キャリアアドバイザーの対応に不満を感じたり、合わないと感じたりした場合は担当を変更してもらいましょう。求職者もキャリアアドバイザーも人間なので、相性の合う・合わないはあります。スピード感や業界に対する知識量などで相性が良くないと感じたら、必ず具体的な理由を伝えて変更をお願いしましょう。
小まめに連絡をしてアドバイザーを味方につける
転職支援サービスを有効活用するには、キャリアアドバイザーとこまめに連絡をとることがポイントです。キャリアアドバイザーは、選考が進んでいるときは求人紹介を控えたり、反対になかなか進まない場合には求人を意欲的に見つけてくれたりします。
キャリアアドバイザーが応募者の状況を細かく把握できると、よりきめ細やかなサービスが受けられるのです。
徹底的に面接対策のアドバイスを受ける
企業ごとに異なる情報を自分1人だけの力で集めて対策を行うのは、なかなか難しいでしょう。一般的な転職支援サービスでは、キャリアアドバイザーが企業の人事担当者とやりとりを行っているため、「求められる人物像」「評価されやすいスキル」などを把握しています。
企業は、新卒採用と中途採用では違った視点で選考を行うのが基本です。そのため、第二新卒として面接を受ける際は、新卒での就活とは対策すべき内容も異なります。企業のWebサイトや求人情報からは見えてこない情報を知り、面接対策を行いたい場合は転職支援サービスを活用すると良いでしょう。
第二新卒の方が面接に向けて対策を行う際は、「第二新卒の強みとは?見つけ方や転職活動での自己PR方法を例文付きで解説」のコラムで自己PRのコツをチェックしてみてください。
使わないほうがいいエージェントの特徴を把握する
第二新卒が転職支援サービスを利用する際は、使わないほうが良いエージェントの特徴も把握しておくと安心です。
たとえば、「取り扱っている求人があまりにも少なく、なかなか紹介されない」「サービスやアドバイザーの質が低い」といったエージェントは避けたほうが良いでしょう。エージェントのサービスの質を判断したい場合は、利用者の選考通過率をチェックしてみるのがおすすめです。
第二新卒がエージェントを利用せずに転職する方法
第二新卒の方がエージェントを利用せずに転職する場合、国が運営するハローワークやスカウトサービス、企業のWebサイトを通じて応募する方法があります。ほかにも、転職サイトで求人を検索したり、縁故(リファラル)で採用を目指したりすることもできるでしょう。
以下にそれぞれの特徴をまとめたので、自分に合う転職支援サービスがあるか確認してみてください。
転職サイトで求人を検索する
転職サイトを利用する際は自分で職種や勤務地、希望条件などを入力して求人を検索し、気になる求人が見つかったら自ら応募を行い、応募書類を揃えて面接に臨みます。求人検索がメインとなるため、キャリアアドバイザーによるアドバイスを受けられないのが一般的です。
スマホやパソコンなどから求人検索を行えるため、空き時間に手軽に仕事を探せる点がメリット。ただし、「はじめての転職活動で、何を準備すれば良いか分からない」といった場合は、転職エージェントと併用するのがおすすめです。
ハローワークを利用する
ハローワークは全国各地に所在し、管轄地域の求人を多く取り扱っているのが特徴です。求人検索だけでなく、窓口で転職の相談もできます。また、転職に役立つセミナーや職業訓練も開催しているので、「スキルを身につけながら転職活動を進めたい」と考えている方におすすめです。
ハローワークの利用方法は、「第二新卒はハローワークを利用するべき?メリットとデメリットを解説」のコラムでご紹介しています。第二新卒の方が利用する際の注意点も解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
スカウトサービスに登録する
スカウトサービスとは、これまでの経歴や自分がもつスキルなどを入力しておくと、それを見た企業から直接スカウトのメールが届くサービスを指します。スカウトがきたら企業の担当者とやりとりを行い、選考へ進むのが一般的な流れです。
なかには、転職エージェントがあなたに合う求人を見つけ、スカウトするケースも。エージェントからスカウトを受けた場合、キャリアアドバイザーによるサポートを受けられます。
「自分のキャリアがどのくらい需要があるか知りたい」「企業と直接やりとりしたい」「スカウトならではの企業に出会いたい」といった方は、登録してみると良いでしょう。
企業のWebサイトから直接応募する
転職支援サービスを利用せず、企業のWebサイトから直接応募する方法もあります。企業のWebサイトにある採用情報ページで応募条件や募集職種などを確認し、指示に従って必要事項を入力。企業からの返信メールや電話連絡を待ち、選考へ進みます。
企業への応募者が少数であれば、採用が短期間で決定することも。一方で、応募者が多数いる企業では、応募自体を見逃されてしまう可能性もあります。
縁故(リファラル)で採用を目指す
縁故(リファラル)とは家族や友人、先輩といった知人による紹介で採用を目指す方法を指します。縁故採用を行っている時期や仕事内容を確認し、自分の希望とマッチしていれば知人を通じて応募してみるのも一つの手です。
縁故で採用を目指す場合は、実際に働いている人の所感を聞いたうえで応募できるメリットがあります。ただし、「転職したいタイミングで知人から声をかけられたから」といった理由だけで決めてしまうと、入社後にミスマッチが生じる恐れも。縁故採用を目指す際は、今後のキャリアプランを考えたうえで、応募すべきかどうかを検討することが大切です。
縁故採用のメリット・デメリットは、「縁故採用ってなに?メリット・デメリットとは」のコラムで解説しています。転職支援サービスを利用せず採用を目指したい第二新卒の方は、ぜひご覧ください。
第二新卒の転職活動の進め方
第二新卒で転職しようと考えている方のなかには、「はじめての転職活動で何から始めたら良いか分からない」といった方もいるでしょう。ここでは、第二新卒の転職活動の進め方についてまとめました。
本当に転職したほうが良いかよく検討する
転職活動を始めるまえに、本当に転職したいのかをよく考えることが大切です。理由によっては転職しなくても良い可能性があるため、自分の行動で現状を変えられないか今一度振り返ってみると良いでしょう。
自己分析をする
第二新卒で転職活動を行う際は、もう一度自己分析をしてみましょう。新卒のときとは違う結果になる可能性があるからです。自己分析を行うことで自分の向き不向きなどが分かり、希望の業界や職種が絞れます。今勤めている業界が自分に合っているのか、改めて確認してみましょう。
自己分析のやり方は、「第二新卒に自己分析は必要?転職時や採用面接に活用できるやり方を紹介」のコラムでご紹介しています。第二新卒で転職をする際に自己分析が重要な理由についてもまとめているので、参考にしてみてください。
希望条件に優先順位をつける
求人の希望条件を思いつくままに挙げ、そのなかで優先順位をつけましょう。希望が多過ぎると求人が見つかりにくいため、3つ程度にとどめておくのがおすすめです。希望条件に優先順位をつけて絞っていくことで、転職先に求めている条件が明確になり、入社後のミスマッチを軽減できるでしょう。
第二新卒の転職活動に向いている時期を調べる
第二新卒の転職活動に向いているといわれる時期があります。一般的には、4月入社の場合は1~3月、10月入社であれば7~9月です。この期間は企業が中途採用を積極的に行っているので、ほかの時期よりも求人数が増える傾向にあります。
新卒採用を行っている企業では、4~6月は中途採用の求人数があまり多くない可能性があるでしょう。ただし、職種や企業によって求人数が増える時期は異なります。なかには、やむを得ない事情により、1日でも早く転職したい方もいるでしょう。
転職に向いている時期は一つの目安と捉え、自分の希望に合う求人を探すことが重要です。
転職活動の計画を立てる
転職する決意が固まったら、いつまでに内定をもらいたいかを決め、逆算しながらスケジューリングをします。転職活動は、内定をもらいたい時期の3ヶ月前から動き始めるのが一般的です。スケジューリングをすることで転職活動が長引くのを防ぎ、効率良く動けます。
第二新卒の面接でもスーツを着用すべき?
企業から特に指定がない場合は、ビジネススーツを着用するのが基本です。スーツにシワや汚れがないかを確認し、清潔感のある髪型やメイクを意識しましょう。
面接時の基本スタイルは、「第二新卒が面接で着るべきスーツとは?男性・女性別の基本スタイルも紹介!」のコラムでチェックできます。NG例もご紹介しているので、どのような服装を選ぶべきか不安な方は参考にしてみてください。
第二新卒が転職を成功させるためのポイント
第二新卒の方が転職を成功させるためには、「転職活動を在職中に始める」「面接での頻出質問を想定しておく」などのポイントを押さえることが重要です。以下の解説を参考に、転職活動の準備を進めましょう。
転職活動は在職中に始める
転職活動は退職後ではなく在職中に始めるのがおすすめです。在職中に転職活動を行えば経済的に困窮するリスクを回避でき、転職の必要がなくなった場合はもとの仕事を続けられます。転職活動と業務の両立が大変なときは、転職支援サービスを活用すると良いでしょう。
前向きで一貫性のある退職理由を伝える
たとえネガティブな退職理由であっても、前向きな言葉で締めくくるのが大切です。なぜなら、ネガティブな内容で終わると、業務に前向きに取り組まない印象を与える恐れがあるためです。ネガティブな内容であっても、「どう改善していくか」といった前向きな印象を与える言葉で締めくくりましょう。
また、退職理由は志望動機と一貫性を持たせる必要もあります。退職理由と志望動機が一致していないと説得力に欠けるうえ、何のために転職したいかが伝わりにくくなってしまうでしょう。
面接での頻出質問を想定しておく
あらかじめ面接での頻出質問を想定しておくと、本番で焦らずに済みます。面接での回答を考える際は、思いつく限りの質問を想定しておくのがおすすめです。いざ質問されたときに、余裕を持ってスムーズに答えられるでしょう。
第二新卒の面接でよくある質問は、「第二新卒が面接で見られるポイントやよくある質問は?」のコラムでまとめています。面接アドバイスや模擬面接を実施している転職支援サービスもあるので、活用してみると良いでしょう。
転職後のキャリアプランを明確にする
第二新卒での転職活動では、転職後のキャリアプランを明確にするのも重要です。どのように働いていきたいのかを明確にすることで、説得力のある主張ができます。また、キャリアプランが明確にされていると転職支援サービスを利用する際、よりマッチ度の高い求人を紹介してもらえるでしょう。
履歴書・職務経歴書には実績とともに過程を書く
第二新卒の選考で企業は、応募者の実績やスキルに注目しています。とはいえ、20代の若者に対し、実績の有無だけで採用・不採用を判断しない企業があるのも事実です。
特筆できる実績やスキルがなく、「職務経歴書に書くことがない」と悩む第二新卒の方もいるでしょう。そのような場合は、「どのように仕事と向き合ってきたか」や「課題に対して努力したこと」を履歴書や職務経歴書に記入しアピールするのが効果的です。
「職務経歴書に書くことがないときの対処法!第二新卒やフリーターはどうする?」のコラムでは、職務経歴書を書くときのポイントを詳しく解説しています。書くことがないとお悩みの方は、参考にしながら作成してみてください。
志望動機ではポテンシャルの高さをアピールする
第二新卒の方が面接を受ける際は、志望動機でポテンシャルの高さをアピールしましょう。志望動機を考えるときは、「自分の経験や強みをどのように仕事で活かせるか」を伝えるのがポイントです。
志望動機作成に迷ったときは、「第二新卒向け志望動機作成のコツは?注意点や例文も合わせて解説」をご参照ください。
転職先で役立つ資格やポータブルスキルをアピールする
ポータブルスキルとは、業界や職種にかかわらず仕事で活かせるスキルのことです。具体的には、コミュニケーションスキルやビジネスマナー、自己管理能力、論理的思考能力などが挙げられます。
ポータブルスキルの効果的なアピール術は、「転職に役立つスキル一覧!仕事が変化しても通用するポータブルスキルとは?」で触れているので、「スキルがない」とお悩みの方は参考にしてみてください。
第二新卒の転職活動で重視されること
第二新卒の選考では、応募先企業の社風とマッチするかどうかだけではなく、仕事への意欲や熱意も重視されます。第二新卒は年齢がまだ若く、業務経験やスキルが十分でない人もいるため、企業は応募者の態度や発言から仕事への意欲・熱意を読み取りポテンシャルを計ります。
面接では意欲的な態度を見せることが重要です。また、第二新卒には新卒に比べてビジネスマナーがある程度備わっているのが前提とされます。選考の前に面接のマナーやビジネスメールの書き方などの基本的な事柄をおさらいしておきましょう。
第二新卒の転職活動でよくある失敗例
ここでは、第二新卒の転職活動でよくある失敗例をご紹介します。入社後のミスマッチを防ぐためにも、以下の内容を確認しておきましょう。
勤務形態や待遇が求人票と異なる
採用が決まり雇用契約を交わす際、勤務時間や給与が求人票に記載されていた内容と異なるものを提示される例があります。残業時間や休日出勤の有無など、気になる点は面接でしっかりと確認しておくことが重要です。
業務内容がイメージと違う
「早く転職先を決めなくては」といった焦りから、業務内容をよく確認せず応募するのは避けましょう。イメージとは異なる業務を任され、入社後に後悔してしまう人もいるようです。求人に応募する前に業務内容をよく確認し、必要があれば具体的にどのようなことをするのか調べてみるのが良いでしょう。
転職するにあたって事前準備が満足にできなかった
多忙のため事前準備に時間を使えず、応募企業や業界の実態や将来性など詳細を調べないまま、転職先を決めてしまうといったケースもあります。在職中に転職活動をしたり、はじめての転職で進め方が分からなかったりする場合、自分1人だけでスムーズに進めるのは難しいものです。スケジュール管理や情報収集のために、転職支援のプロが在籍するエージェントを上手く活用し、時間を有効に使いましょう。
「転職のありがち失敗例を紹介!後悔しない選択と成功のコツとは」のコラムでも転職の失敗例をご紹介しています。第二新卒からの転職を成功させるために、コツを押さえておきましょう。
転職エージェントを使っても失敗する原因は?
就職・転職エージェントを利用しても、第二新卒の転職活動が失敗してしまう場合、「ひとまず今の仕事から逃げたい」「転職できればどこでも良い」など、転職する動機が明確になっていない可能性があります。転職活動を行う際は、「なぜ転職したいのか」「転職してから何がしたいか」を洗い出しておきましょう。
第二新卒の転職活動にはエージェントを活用しよう
第二新卒の転職活動には、就職・転職支援のプロが在籍するエージェントを活用するのがおすすめです。転職エージェントでは、求人紹介だけでなく自己分析や業界研究のアドバイス、応募企業に沿った面接対策といったサポートを受けられます。
ハタラクティブは、第二新卒の転職活動を応援する無料の就職・転職支援サービスです。専門のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行い、適性や能力に合わせた求人をご紹介します。ご紹介するのは、実際に取材を行い、仕事内容や職場の雰囲気などを把握している企業ばかりです。
ほかにも、事前の面接対策や模擬面接も実施しているので、自信をもって就職活動に挑めます。サービスはすべて無料で、転職に関する相談だけでもご利用可能です。「転職するかどうか迷っている」「まだ転職の軸が定まっていない」といった方も、お気軽にご相談ください。
第二新卒が転職支援サービスを利用する際のQ&A
第二新卒向けの転職支援サービスを利用する際に、よくある質問と回答をまとめました。
転職サイトとエージェントの違いは?
転職サイトは自分で求人を探し、自ら企業へ応募。転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーが企業と自分の間に入って転職活動を支援してくれる点が異なります。客観的な視点で適性を見極めたうえで、自分に合う企業を紹介してもらいたい場合は、転職エージェントを活用すると良いでしょう。
「第二新卒向けの転職エージェントはある?おすすめの選び方や活用方法を解説」のコラムでは、転職エージェントの必要性や選び方をご紹介しています。こちらもあわせてご一読ください。
第二新卒が転職支援サービスを選ぶ際のポイントは?
「自分に合ったサービスかどうか」「アドバイザーが親身になってくれるか」といった点がポイントになるでしょう。運営企業によって特徴が異なるため、複数のサービスを実際に見て検討することをおすすめします。
第二新卒の転職相談については「第二新卒の転職相談はどこでできる?おすすめの場所やよくある悩みを紹介!」でも解説しています。
第二新卒が転職支援サービスを使う際の注意点は?
「経歴やスキルで嘘をつかない」「アドバイザーとこまめに連絡をとる」といった注意点が挙げられます。担当のキャリアアドバイザーに経歴やスキルを正直に申告し、転職活動の進捗をその都度伝えることで、より自分に合った求人を紹介してもらえるためです。
また、嘘をついた内容をもとに採用された場合、企業に多大な迷惑をかけてしまううえ、解雇される可能性もあるため避けましょう。
第二新卒向けの転職支援サービスを知りたいです
ポテンシャル重視の求人を多く持っているところが適しているでしょう。転職エージェントのハタラクティブでは、第二新卒の方に向けてポテンシャルや人柄を重視した企業の求人をご紹介していますので、ぜひ一度ご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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