大学生のバイト事情!平均時給やメリットは?おすすめの職種も紹介

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この記事のまとめ

  • 大学生のバイト平均時給は、最低賃金の上昇にともなって1,000円を超えている
  • 大学生がバイトを始めるメリットは、就職活動に役立つ経験を得られること
  • 大学生におすすめのバイトはコンビニや飲食店、家庭教師など
  • 大学生がバイト面接を成功させるポイントは、履歴書や志望動機などの事前準備

大学生のバイト事情は、どうなっているのでしょうか?平均時給や労働時間、バイトを行うことのメリットなど、気になる方もいるでしょう。大学生のバイト経験は、就職活動でのアピールに活かせます。このコラムでは、大学生のバイト事情を解説。また、大学生におすすめのバイトや面接を成功させる方法も紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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大学生のバイト事情

大学生になると、新生活とともにバイトを始める人が多く見受けられます。ここでは、大学生のバイト平均時給や労働時間を紹介。また、大学生活とバイトの両立についてもまとめています。

大学生の年齢層におけるバイト平均時給

厚生労働省が公表している「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、大学生にあたる20〜24歳の平均時給は、1,202円。男女別で見ると、男性1,224円、女性1,175円となっています。

 男女計男性女性
~19歳11031,1211,090
20~24歳1,2021,2241,175
25~29歳1,4271,5381,359

参考:厚生労働省「第 10 表 短時間労働者の性、年齢階級別1時間当たり賃金、対前年増減率及び年齢階級間賃金格差

また、厚生労働省が発表した「令和5年度地域別最低賃金改定状況」によると、最低賃金は東京都が最も高く1時間当たり1,113円、次いで神奈川県が1,112円、大阪が1,064円です。主要都市をはじめ全国的な最低賃金の上昇にともなって、平均時給も増加しているといえます。

参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
地域別最低賃金の全国一覧

大学生の労働時間

文部科学省が発表した「全国学生調査(第3回試行実施)」の結果によると、1週間のバイト/定職の労働時間が11時間以上と回答した人は45%を占めているとのことです。詳しく見ると、「6-10時間」「11ー15時間」と回答した学生がそれぞれ19%で上位を占めていました。もしも週3日勤務すると仮定した場合、1日あたり2~5時間ほどをアルバイトに充てていると考えられます。

参照元
文部科学省
令和4年度「全国学生調査(第3回試行実施)」の結果について

大学生活とバイトは両立できる?

結論から言うと、大学生活とバイトは両立できます。日々の学生生活と並行してバイトをする人はもちろん、春休み・夏休みといった長期休暇を利用してバイトに励む人が多いようです。とはいえ、所属している学部やサークルなど、人によって条件が異なるもの。バイトを始めても大学生活が忙しく、週1日ペースでしか働けないという方もいるでしょう。学生の本分は勉強だということを忘れず、バイトは自分に合ったペースで行うのが賢明です。
就職活動とバイトの両立について知りたい方は、「就活とバイトの両立ってできるの?その方法とは?」のコラムもあわせてご覧ください。

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大学生がバイトを始める4つのメリット

就活を控えた大学生にとっては、バイトで社会人に必要なマナーを身につけたり、就活に役立つ経験を得られたりします。ここでは、大学生がバイトを始める4つのメリットについてまとめました。

1.社会人としてのマナーが身につけられる

バイトでは、就職する前に社会人としてのマナーが身につけられます。習得できるのは、挨拶をはじめ、正しい言葉遣いや電話対応のやり方、身だしなみなど。大学生のうちからある程度の社会人マナーを学んでおけば、就職後もしっかり活かせるでしょう。

2.さまざまな人と関われる

バイトをすると、年齢や性別を問わず多様な人と関わる機会があるでしょう。大学生活以外での人間関係が構築できるので、新しい感性が磨かれることも。ほかにも、何でも話せる友人ができたり、将来結婚を考えるような人ができたりと、人生を変えてくれるような人と出会える可能性もあります。

3.やりたいことが見つかる

仕事や働くことに対して具体的にイメージできないなかで、アルバイトの経験は大いに役立ちます。いろいろなアルバイトを経験するなかで、自分が仕事としてやりたいことや将来の目標が見つかることもあるでしょう。また、イメージだけで始めたアルバイトが実は大変だったり、思っていたような業務内容ではなかったりといった発見もあるはずです。

4.就職活動でバイト経験をアピールできる

バイト経験は、就職活動の際に自己PRとして活かすことができます。バイト経験を通して、応募先の企業に関連するスキルが身についていれば、大きなアピールポイントとなることでしょう。また、バイトで培った経験を自分の言葉で説明できれば、説得力も増します。「学生時代の話もOK?職務経歴書に書いて良い内容とは」では、大学生のバイト経験を応募書類に記載することについて紹介しています。ぜひ参考にしてください。

大学生におすすめのバイト

ここでは、大学生がバイト先として選んでいる職種をいくつかご紹介します。

コンビニ

高校生、大学生ともにバイト先として選ぶ人が多いのがコンビニです。その理由には、働ける場所が身近にあったり、時間の融通が利きやすかったりする点などが挙げられるでしょう。業務内容は、レジ打ちや接客、商品の陳列、清掃、ホットスナックの調理など、多岐にわたります。

飲食系

居酒屋やカフェ、ファミレスなどの飲食店も大学生が働きやすいバイトです。業務内容はホールとキッチンで異なります。ホールは主にオーダー取りや配膳、片付け、レジでの会計などを担当。キッチンは、調理全般と食器洗いを行います。チームワークが必要となる仕事なので、バイト仲間と仲良くなりやすいのも魅力です。

販売系

販売の職種も大学生に人気のバイトです。取り扱う商品は食品や雑貨、洋服、化粧品などさまざま。アパレル系のお店なら、大学生でも髪色や服装が自由なところも多く、そのブランドの商品を社割で買うこともできます。現場では、接客のマナーやコミュニケーションスキルを身につけられるでしょう。

家庭教師

マンツーマンで生徒に勉強を教え、成績アップや受験対策の手助けをする仕事です。学力はもちろんのこと、コミュニケーション力も重視されます。派遣に登録して働く場合は、勤務時間が比較的自由に選べるので、大学に通いながら空いた時間を有効活用できるというメリットがあります。給与は生徒の年齢や科目、指導内容などによりますが、ほかのバイトと比べて時給が高めに設定されていることが多いようです。

デリバリースタッフ

ピザや寿司など飲食の宅配サービスの需要が高まり、デリバリースタッフのバイトも大学生に人気です。店舗のスタッフによる配達だけでなく、デリバリー代行業者に登録した配達員が店舗に商品を受け取りに行き、注文先へ届けるサービスも普及しています。配達はバイクや自転車で行えるので、誰でも気軽に始められるのが魅力です。

警備員

警備員は、クライアントの建物やイベントなどで誘導や警備を行う仕事です。敷地内巡回や混雑した場合の誘導、駐車場の交通整理などに加えて、火災や事故、犯罪の防止を行うことも求められます。また、突然のトラブルに対する緊急対応を率先して行うことも必要です。人々の安全を守るために重要な仕事であり、大きなやりがいのあるバイトだといえるでしょう。初心者でも研修を受ければ、すぐに業務を覚えられます。時間も比較的自由に組みやすい仕事のため、大学生にも適した仕事といえます。

引っ越しスタッフ

引っ越しスタッフは、住居の引っ越しや企業のオフィス移転などの際に荷物の積み込みや運搬、搬入をする仕事です。衣類や食器などから家具、家電までさまざまなものを運ぶため、力作業だけでなく、繊細な作業も求められます。給与面の待遇が良く、短い時間で高収入を期待できることから、大学生に人気のバイトです。

軽作業

検品や仕分けなどの軽作業バイトは、倉庫など特定の保管場所で行います。指定の荷物を決められた場所へ分類するのが主な仕事です。仕分ける荷物は企業や倉庫の規模によって種類や量が異なります。近年は郵便局や宅急便など、身近な物流企業も繁忙期に仕分けスタッフを雇うことがあるようです。そのため、長期休みを利用して短期で働ける大学生にぴったりのバイトといえるでしょう。

イベントスタッフ

イベントスタッフは、コンサートやスポーツ興行といった各種イベントの運営サポートを行う仕事です。設営や売店スタッフ、誘導、撤収作業など幅広い業務があり、イベントの規模や内容によって業務内容は変わります。力作業を行う場合もあり、体力的に辛い面もあるバイトですが、給与面は比較的高めに設定されているので、大学生活が忙しくても短期間で高収入を得られるでしょう。また、運が良ければイベントに出演する著名人を間近で見られることもあるようです。

リゾートバイト

リゾートバイトは、季節によって行われるレジャー施設で働く仕事です。冬はスキー場、夏は海の家といった施設で働くことになります。雇用期間が数週間〜3ヶ月程度の短期アルバイトとしての採用が多くなるため、仕事の範囲は限られていることが多いようです。応募にあたって専門的な知識や資格を要する職種はほとんどないため、「長期休みに働きたい」といった大学生のバイト事情に適しているといえます。

Webライター・データ入力

Webライターやデータ入力などの仕事は、パソコンがあればどこでも行えます。そのため、授業や課題に追われて、通勤が難しいといった大学生におすすめのバイトです。また、在宅ワークは納期が定められているものが多いので、完成までの予定が立てやすいといえるでしょう。空き時間や余裕のある時に仕事を進行させることも可能です。

「自分に適したバイトがわからない」とお悩みの方は、「楽なバイトなんてない?肉体的・精神的に働きやすい仕事を紹介」もあわせてご覧ください。バイトの探し方のヒントを得られるでしょう。

大学生ならインターンもあり!

大学生なら、アルバイトの代わりに長期インターンとして働く選択肢もあります。ただし、注意しておきたいのはインターンはお金を稼ぎにいく場所ではなく「能力と評価を高める場所」ということ。インターンを選考の判断材料に入れている企業もあるので、手を抜いたり学生気分で働いたりすることはできないと考えておきましょう。

大学生がバイト面接を成功させるポイント

大学生でバイトを始めたいなら、事前準備からしっかりと行いましょう。ここでは、バイト面接を成功させるポイントについて解説します。

履歴書は丁寧に仕上げる

履歴書は丁寧に記載しましょう。採用担当者が読みやすい文字を意識して書きます。日付や生年月日などの数字は間違えやすいので、よく確認しながら記載しましょう。誤字脱字や記入漏れがないよう、最後は見直しを忘れずに。また、履歴書は公的文書のため、二重線で消したり修正液を使用したりするのは厳禁です。自分の誠意を伝えるためにも、1項目ずつ丁寧に仕上げましょう。

志望動機を明確にする

バイト先に対して、「働きたい!」といった熱意が伝わるような志望動機にしましょう。自宅や大学からの通勤のしやすさをはじめ、学費のため、経験を活かすためなど、具体的な説明ができるようにしておくと、採用担当者も評価しやすくなります。また、いくつかの志望動機を組み合わせてみるのもおすすめです。

身だしなみを整える

面接日は身だしなみを整えましょう。職種によってはスーツの着用が必要になることもありますが、基本的には普段着が多いようです。服装の指定がないか、事前に確認しておくと良いでしょう。派手な服装やアクセサリーなどは避けるのが無難です。清潔感のある姿は、採用担当者に好印象を与えます。アルバイトだからといって、軽い気持ちで面接に参加するのはやめましょう。アルバイトは、会社の一員となりお金をもらうために働くことです。責任を背負っているという自覚を持ちましょう。

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大学生のバイトに関するQ&A

ここでは、大学生のバイトに関するさまざまなお悩みにQ&A方式で解決していきます。

大学生はバイトだけで一人暮らしできますか?

大学生がバイトだけで一人暮らしをするのは難しいのが実情でしょう。「一人暮らしの生活費をシミュレーション!平均金額や最低限にする方法も紹介」のコラムで紹介しているように、一人暮らしは家賃を除いて10万円ほど必要。時給1,000円で考えても、1日5時間・週5日以上働く必要があります。アルバイトに注力しすぎて学業がおろそかになっては本末転倒のため、仕送りや実家住まいなどを検討しましょう。

怪しいバイトに引っ掛からないか不安です…

残業代が支払われない、長時間労働を強いられる、暴力をふるわれるなど、世の中には従業員に不当な扱いをするバイトも存在します。怪しいバイトに勤めないためにも、「労働条件が明確でない」「人手不足が続いている」といったことがないか、事前に求人情報をよく確認しておくと良いでしょう。詳しくは「ブラックバイトの事例を紹介!見抜く方法や対策法も解説」も参考にしてみてください。

大学生はバイトをしない方が良い?

大学生がバイトをすることは、就職前に社会経験ができるのでおすすめです。バイトをすることで、お金を稼ぐことの意味を理解したり、コミュニケーションスキルが向上したりと、得られるものが多くあります。また、バイトによって自分の向き不向きが分かり、就職後のミスマッチを防げるでしょう。「就職にバイト経験は活かせる?志望動機や面接でのアピール方法を解説!」では、バイト経験を就職に活かす方法などについて紹介しています。あわせてご覧ください。バイト経験を生かした自己PRの作成でお困りの方は、「ハタラクティブ」にご相談ください。経験豊富な就活アドバイザーがサポートいたします。

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