フリーターが就職を成功させるには?正社員になるメリットを解説

フリーターが就職を成功させるには?正社員になるメリットを解説の画像

この記事のまとめ

  • フリーターが正社員になるメリットは、安定した収入や社会的信用を得られること
  • フリーターが就職を成功させるには、建築業界や介護業界を狙うのがポイント
  • フリーターは業界研究で知識を付けたうえで仕事を選ぶと、就職を成功させやすい
  • フリーターでも、20代の若いうちに行動すれば就職を成功させやすい

「どうしたら就職を成功させられる?」と悩むフリーターもいるでしょう。フリーターが就職を成功させるには、「なぜ正社員になりたいのか」という理由を明確にしたり早めに就活を始めたりすることが重要です。このコラムでは、就職を成功させる方法やフリーターにおすすめの業界を紹介しています。「なかなか就職できない」「なんとなく正社員になりたい」と考えているフリーターは、ぜひ参考にしてください。

ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

求人の一部はサイト内でも閲覧できるよ!

フリーターとは?就職成功のために知っておこう!

フリーターは、通学や家事をしていない非正規雇用で働く人のことを指すのは、よく知られているでしょう。しかし、フリーターには働く希望がある人も含まれます。つまり、無職の状態でも、アルバイトや正社員として就職先を探している人はフリーターになるということです。

求職中も含めるフリーターの人口は約2,100万人

総務省統計局「労働力調査」によると、非正社員・非正職員はおよそ2,071万人、失業して求職中の人は49万人でした(2021年10月時点)。この結果から、働く意思のある無職を含めるフリーターの人口は、約2,100万人だといえます。

参照元
総務省統計局
労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)10月分結果

フリーターが就職成功を目指す理由

フリーターが就職成功を目指す理由は、金銭的な面が大きく影響しています。

フリーターの収入では生活に余裕がない

フリーターの収入で余裕のある生活を送るのは難しいでしょう。時給制の場合は、体調不良で連日休んだり祝日が多かったりすると、その分給与が減ります。月々の給与が安定しないため、貯金できないことも多く、「生活が苦しい」「このまま生活が続けられるか不安」と感じるフリーターもいるようです。特に、一人暮らしの場合は自分の収入のみで生活をしなければいけないため、余裕の無さを感じる機会が多いでしょう。

30代以降でも結婚・子育てに踏み出せない

結婚や子育てをきっかけに、安定した収入が必要になり、正社員就職を目指すフリーターもいます。フリーターは昇進や昇給が期待できないため、将来大きなお金を工面できるか不安を抱えやすい状態です。結婚や子育てといった理由があれば、フリーターから正社員になるモチベーションも保ちやすいでしょう。

40代以上のフリーターは絶望的?よくある悩みや就職成功のコツを紹介!」では、フリーターを続けるリスクについて解説。正社員になるべきか迷っているフリーターは、ぜひご覧ください。

なぜフリーターの就職は成功しにくいといわれるの?

ここでは、なぜフリーターの就職が成功しにくいといわれているのか解説します。「フリーターは就職を成功させられない」と感じている方は、ぜひご覧ください。

1.就職しなかった理由が後ろ向きになりやすい

フリーターは、就職しなかった理由が後ろ向きになりやすく、採用担当者にマイナスの印象を与えてしまう恐れがあります。「正社員の仕事は大変そう」「そこまで仕事にやる気がなかった」といった後ろ向きな理由をそのまま伝えると、企業側に不安を抱かれ、なかなか採用してもらえません。

2.アルバイト経験は活かせないと思い込んでいる

アルバイト経験は活かせないと思い込んでいることも、フリーターが就職を成功させにくいといわれる理由の一つ。フリーター自身が「アルバイトで培ったスキルなんてない」「どうせほかの転職者が採用される」と思い込んでいると、自分を十分にアピールできません。アルバイト経験によっては就職に活かせるものもあるので、初めから「役立たない」と決めつけないようにしましょう。
フリーターから正社員へ 体験談」では、就職を成功させたフリーターの体験談をご紹介。同じフリーターから正社員になれた人の体験談を読んで、「自分には強みや経験がない」といった思い込みは捨てましょう。

3.企業や自分自身がフリーターにマイナスイメージがある

企業のなかには、フリーターにマイナスイメージを持つところもあります。特に、正社員経験がないフリーターは「本当に仕事を続けられるか」「責任ある行動ができるか」と思われやすいのが現状です。アルバイトの採用と異なり、正社員の採用には「長く働き続けられるかどうか」が重視されます。不安要素はなるべく避けたいと考える企業があることを、あらかじめ知っておきましょう。

フリーターと正社員の違いとは?

ここではフリーターと正社員との違いを紹介します。「なんとなく正社員になりたい」と考えているフリーターは、フリーターと正社員にはどのような違いがあるかを知り、正社員を目指す理由を明確にしましょう。

1.雇用形態

正社員は無期雇用、フリーターは有期雇用が一般的です。無期雇用の場合、よほどの理由がない限り、解雇されることはないでしょう。一方、有期雇用の場合は、契約期間が満了したあとに企業が契約更新を望まないと、それ以上働けません。会社都合で辞めさせられる可能性が高いため、フリーターの方が雇用が不安定だといえるでしょう。

2.収入

国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、正社員の平均給与は495万7,000円、フリーターの平均給与は176万2,000円でした。正社員の給与には、ボーナスや残業代も含まれるため、このような差が出ると考えられます。
年齢を重ねても、フリーターと正社員の収入の差は縮まりません。フリーターと正社員の収入については「フリーターと正社員の賃金格差は最大1億2千万円!現状を変えずにいると?」でもまとめているので、あわせてご覧ください。

参照元
国税庁
標本調査結果

3.社会的信用

社会的信用は、家を借りるときや車を買うときなど大きな買い物をするときに必要なもの。社会的信用度が低いと、銀行から「将来はお金を払えない状況に陥るかもしれない」と不安視されやすくなります。社会的信用は経済力や社会的地位が影響するため、フリーターのまま社会的信用を高めることは厳しいでしょう。
フリーターから正社員になるには?就職成功のコツやおすすめの職種を紹介!」では、フリーターと正社員の違いを詳しく解説しています。気になる方はぜひ参考にしてください。

フリーターが就職するメリット・デメリット

ここでは、フリーターが就職するメリット・デメリットを紹介します。

メリット

正社員になるメリットは以下のとおりです。

・安定した収入が得られる
・解雇される不安が少ない
・社会的信用度が高い
・幅広い仕事に挑戦できる

安定した生活を送れるのが、フリーターが正社員になる大きなメリットといえるでしょう。正社員としての経験は転職するときにアピールできるため、キャリアアップにもつながります。

デメリット

正社員になるデメリットは以下のとおりです。

・勤務時間を自由に決められない
・仕事の責任が重く感じる

メリットと比べると、デメリットの方が少ないことが分かります。拘束時間の長さや責任の重さがあるものの、生活が安定するといった大きなメリットに惹かれ、フリーターから正社員を目指す人も多いでしょう。ただし、どのような雇用形態が働きやすいと感じるかは人それぞれ。上記のデメリットが耐えられない方は、正社員以外の道を探すのも良いでしょう。

フリーターが就職を成功させやすい業界とは?

フリーターが就職を成功させやすいのは、以下の6つの業界です。

1.建設業界

建築業界は人手不足なので、フリーターの経歴に関係なく就職しやすい業界です。現場作業は、気温や天候の変化のなかでも働ける体力がある人におすすめ。入社時点では専門知識を必要としない求人が多くあるので、フリーターも就職を成功させやすいでしょう。入社後に経験を積んで資格を取得すれば、昇給にもつながります。

2.介護業界

日本では高齢化が進み、それにともない介護の需要も高まっています。人手を必要としているため、経歴・学歴不問の求人が多い業界です。介護業界のなかには資格を要する仕事もありますが、無資格でできる仕事も多くあるので、資格を持っていないフリーターも安心して挑戦できます。

3.IT業界

IT業界は市場規模が拡大しているため、常に人材を募集している傾向があります。IT業界の仕事は技術の進化するスピードが早いため、フリーターの中でも、新しい情報を受け入れることに抵抗がない方や新しいことが好きな方におすすめ。IT業界で代表的な仕事は、システムエンジニアやプログラマーです。なかでも、プログラマーは、未経験で知識がないフリーターを歓迎する求人が多くあります。

4.運送業界

インターネットショッピングが普及した影響で、運送業界も人手不足の状態です。運送業界には、ドライバー以外にも物流管理や営業職などの職種があります。一人で淡々と作業をこなしたいフリーターには、ドライバーの仕事がおすすめ。体力を必要とする仕事ですが、向いていれば長く続けられるでしょう。

学校を卒業して間もなければ公務員になる道もある
公務員試験を受けて合格すれば、フリーターから公務員になれます。公務員試験は、「受験できるのは35歳まで」と上限が設けられていることが多いので、目指したい方は早めに試験勉強を始めましょう。

フリーターからでも正社員になれる!就活のポイントや注意点を紹介」ではフリーターにおすすめの仕事を紹介しています。気になる方は、ぜひご覧ください。

フリーターが就職を成功させるためにやるべきこと

ここでは、フリーターは就職を成功させるためにやるべきことをご紹介。就活が上手くいかない場合は、必要な準備ができていない可能性があります。以下で自分の就活に抜けていることはないか確認してみましょう。

1.就活に使うものを用意する

フリーターが就活で使う主なものは以下のとおりです。

・面接時に着用するスーツ
・履歴書と職務経歴書
・革靴もしくはパンプス
・自立する汚れにくいバック
・身だしなみを整えるワックスやくし

上記のほか、就活を進めやすいようにスケジュール帳やパソコンを活用するのも良いでしょう。スーツやバックなどは直接企業の目に触れるため、汚れがないか面接前にチェックしてください。

応募書類は丁寧さと具体性が大切

履歴書や職務経歴書は、その人の印象を大きく左右する重要な書類。丁寧で分かりやすい文章を心掛け、書き終わったあとは、文章に違和感がないかよくチェックしましょう。また、志望動機や自己PRの内容はできるだけ具体的に書いてください。実際に体験したことや思ったことを盛り込むことで、企業側は応募者のイメージがしやすくなります。

職務経歴書にはアルバイト経験を書こう
職務経歴書にはアルバイト経験も書けます。「アルバイト経験は評価されない」と考えず、少しでもアピールになることは積極的に書きましょう。

2.自己分析してやりたい仕事を見つける

就職が成功しないフリーターのなかには、やりたい仕事が定まっていない人もいるでしょう。そのような人は、自己分析が不十分な可能性があります。「自分がやりたいことは何か」「なぜその仕事をしたいのか」を明確にすれば、就活の軸も定まり、効率よく就職活動できるでしょう

将来像のイメージも大切
やりたいことが見つからないフリーターは、将来像をイメージしてみましょう。5年後・10年後どうなっていたいかイメージして、「イメージどおりになるには、今何の仕事をする必要があるか」という視点で仕事を探してみてください。

3.企業研究して志望動機を固める

志望動機が浅い場合は、企業研究をしましょう。企業研究をすることで、競合他社にはない応募先の強みを知れます。また、仕事に対する理解が深まれば自分が働くイメージができて、志望動機が作りやすくなるでしょう。

4.回答を準備して模擬面接する

フリーターになった理由や正社員になりたい理由などよく聞かれる質問には、あらかじめ回答を用意してください。回答が用意できたら、模擬面接で発言する練習をしましょう。声に出し慣れていないと、本番は緊張して上手く話せなくなる恐れも。Web面接の場合は対面でないことを考慮して、カメラを見て相手と目が合うようにしたり、聞こえやすいように声に抑揚をつけたりするなど工夫をしましょう。Web面接のポイントは「Web面接の流れとは?押さえておきたいポイントや注意点もご紹介」で解説しているので、あわせてご参照ください。

当日は身だしなみや言葉遣いに気を配る

面接当日は「寝癖がついていないか」「清潔感のある格好ができているか」など身だしなみをチェックしましょう。スーツのしわや汚れを前日に確認しておくと安心です。また、面接中は言葉遣いにも気を配りましょう。面接では「です・ます」調が基本です。自分が話したいことではなく、「面接官が聞きたいことは何か」を意識することで、より良い回答ができます。

不採用が続いているフリーターは「就活に成功する人と失敗する人の特徴!自分はどちらかチェックしよう」もあわせて参考にしてください。

フリーターが就職を成功させる就活方法

フリーターが就職を成功させるための方法を紹介します。「あまり仕事の種類を知らない」「希望条件を満たせる会社が見つからない」というフリーターは、ぜひ参考にしてください。

1.幅広い仕事を知ったうえで適職を見つける

「知っている仕事から選ぼうとしたら、応募できる求人が少なかった」というフリーターは、世の中にある仕事について知ることから始めましょう。業界・企業研究をすることで、興味がある仕事が見つかるはずです。
選択肢を広げた状態で仕事を探したほうが、適職も見つかりやすくなります。「知っているからこの仕事を選ぼう」ではなく「この仕事がやりたい」「○○に関わりたい」という明確な意思があると、就職が成功する可能性も高まるでしょう。

2.仕事の希望条件は優先順位を付けて絞る

希望の条件で探しても求人が見つからない場合は、条件が多過ぎる可能性があります。自分に合った仕事を見つけるためにも、希望の条件を思いつく限り紙に書き出してみましょう。書き出したなかから、「この条件は譲れない」「この条件は合ったら良いけどなくても問題ない」といった形で分けておきましょう。そうすることで、自分の本当に望んでいる条件が分かります。

3.長く働き続けられる会社かチェックする

採用されても長く働き続けられなければ、就職が成功したとはいえません。「就職さえできればどこでも良い」と考えていると、ブラック企業に入社してしまう恐れも。規定の時間を超える残業があったり、社員が上司に酷い扱いを受けたりするような環境では、長く働き続けることは困難です。ブラック企業を避けたいと考えているフリーターは「ブラック企業の特徴は?こんな会社には注意!」をご覧ください。

4.フリーター歴が少しでも短い間に行動する

フリーター歴は短いほど就職が成功しやすくなります。以下は、労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の分化」で調査した、フリーター歴と正社員になれる割合を比べたグラフです。

図表6-34 フリーター継続期間と正社員になれた割合(N=640)の画像

引用:労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の分化

フリーター歴が長くなるにつれて、正社員になれる割合が下がっていることが分かります。なお、「就職できないから就活を一旦休みたい」と考えているフリーターは、長期間休むことによって就職成功率が大幅に下がらないように注意しましょう。

参照元
労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書 No.199

5.就職支援サービスを上手に活用する

就職を成功させたいと考えるフリーターは、就職支援サービスを上手に活用しましょう。就職支援を受ける場合は、ハローワークや就職サイト、就職エージェントといった複数のサービスを併用するのがおすすめ。複数のサービスを受けることで、情報が集めやすくなり効率良く就活ができます。

フリーターの就職活動は、「自分に合った求人選びが難しい」「応募書類の作成や面接対策が十分にできない」など、1人では厳しいことも多いのが現状です。そんなときは、就活のプロであるエージェントに相談することで、サポートを受けながら就活を進めましょう。
就職エージェントのハタラクティブでは、アドバイザーが1対1でカウンセリングを行い、あなたにぴったりの業界・職種を一緒に考えます。さらに、応募先企業で働く良い面、悪い面もお伝えしているため、入社後のミスマッチも防げるでしょう。就活についてお悩みの方は、まずはお気軽にハタラクティブにご相談ください。

フリーターの就職成功に関するQ&A

フリーターの就職成功に関する疑問やお悩みをQ&A方式で解決します。

フリーターの就職活動は成功する?

20代のフリーターは、応募書類や面接などの対策をすれば就職を成功させやすい状況です。年齢を重ねるにつれて就職率は下がっていきます。就職を成功させたいと考えるフリーターはこのコラムの「フリーターが就職を成功させる就活方法」をご覧ください。

フリーターが就職を成功させやすい業界が知りたい!

フリーターが就職しやすい業界は、建築業界や介護業界、IT業界などがあります。これらの業界は人手不足で経験・学歴不問の求人が豊富です。経歴やスキルに自信がないフリーターも挑戦しやすいでしょう。就職を成功させやすい業界について詳しく知りたい方は、このコラムの「フリーターが就職を成功させやすい業界とは?」を参考にしてください。

フリーターが就職を成功させるコツってある?

あります。フリーターは面接の際に、アルバイト経験をアピールしましょう。「アルバイト経験は正社員の面接ではアピールにならない」と考えるフリーターもいますが、それは違います。どのようなスキルや経験が魅力に感じるかは、企業によって異なるからです。少しでも就職成功の可能性を高めるため、些細な経験でもアピールしましょう。アピールの方法が分からない場合は、「バイト経験を強みに!フリーターから正社員就職する際のアピールポイント3つ」をご覧ください。

フリーターの経歴で就職できるか不安…

フリーターの経歴があっても就職可能です。ただし、不安な感情を持ったまま面接に望むと、面接官にその不安が伝わり「自信がなさそう」といった印象を与えてしまいます。まずは、フリーターの経歴をポジティブに捉え、自分の強みを見つけることから始めましょう。自分の強みが見つからない、面接でフリーターの経歴をどう思われるか不安という方は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。

関連タグ