医療メーカー
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【医療メーカーと私たちの関わり】
医療業界において、医療従事者や患者さまが医療メーカーにお世話にならないことは、ほぼ皆無です。しかし、メーカー側と直接的に関わることはごくまれ。多くの人が、医療機器を通して医療メーカーに関わっているのが現状でしょう。
そこで、医療メーカー各々の特色や代表的な医療機器に目を向け、私たち患者側との関わりを見ていきましょう。
【国内医療メーカー各社の特色】
国内で多くのシェアを占める医療メーカーを数社ピックアップしました。それぞれの得意分野や製造機器、展開情勢などを考察していきます。
《オリンパス》
カメラの製造で培った技術を医療機器へ応用。高性能の内視鏡レンズを開発し、検査機器や施術機器に活用しています。開発スキルのアウトプット先を人間内部へ向ける斬新さが功を奏し、今や世界シェア7割。本来の事業である、カメラよりも利益を出しているとのことです。
《テルモ》
「医療を通じて貢献」というモットーのもと、さまざまな医療機器を開発。世界で初めて製品化した「ホローファイバー型人工肺」や「心臓カテーテル」などは、極めて好評のようです。循環器内科への貢献度が高いメーカーと言えるでしょう。また、経営スタイルは、活動的に買収を仕掛けていくタイプとの評判です。
《富士フィルムHD》
デジタル化の流れにいち早く対応したメーカーです。カメラのフィルム製造で磨いたスキルを医療機器に活用。最たる例は、X線写真をデジタル可視できるようにしたこと。また、その画像をネットワーク共有できるように「SYNAPSE」を開発しました。地域と中央の医療格差を縮めてくれるメーカーと言えるでしょう。
《ニプロ》
透析治療に関する医療機器の開発に長けているメーカーです。人工腎臓をメインに、カテーテルやディスポーザル品も製造。2013年に「グッドマン」を買収し子会社化しました。透析患者さんにとって、頼りになる医療メーカーだと思われます。
《東芝メディカルシステムズ株式会社》
画像に強い医療メーカーです。X線やCT撮影の機器は国内シェアトップクラス。プロサッカーチームとスポンサー契約を結んだことで、一般的に知られました。医療メーカーを知ってもらう機会になったとの見方もあります。
全体的な見解としては、元来、医療メーカーでは無かった企業の躍進が目立ってきました。「分野が違う」と一蹴するのではなく、外から眺めることで新たなアイデアが浮かぶ、もしくは技術提携できる柔軟な環境づくりがなされてきたようです。医療メーカー側も、患者さまの命を救ったり、健康を維持することを、優先事項として考えている感がうかがわれます。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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