ホールの仕事職種図鑑

ホールの仕事内容

ホールの仕事とは、飲食店でお客様への接客を行う業務のことを指します。

お客様と直接やり取りをするため、接客態度がそのまま「お店の雰囲気」として捉えられてしまうことも。

今回は、ホールでは具体的にどんな業務を行っているのかご紹介します。

【業務内容】

・開店準備

・お客様の案内

・オーダー取り

・配膳

・下げ膳

・レジ会計

・ドリンクやデザートなど簡単な調理補助

・電話応対/予約受付

・店内の清掃

・閉店作業

ホールスタッフとしては上記に記載した作業が基本となっていますが、店舗によってはこれらに加えて食材の仕込みや、切る・焼く・煮る・盛り付けなどキッチンスタッフの調理補助を行うことがあります。

ただし、カフェや居酒屋、チェーン系レストランなどの正社員の場合はホール業務だけでの採用であることが少なく、キッチンとホールを兼務し、状況に合わせてアルバイトへの指示出しやお客様への対応をするのが一般的です。

ホールでの仕事では、お客様からの声を直接聞けるシーンがあります。

「おいしかった」「ありがとう」という言葉はもちろん、「あの店員さんの接客が好き」と自分の接客対応を評価してもらえることも。

常連の方とは会話できる機会が多く、仲良くなれることがあります。

お客様の笑顔を近くで見ることもでき、人に喜んでもらうことの嬉しさや大切さを感じながら働けるのが大きなやりがいと言えるでしょう。

飲食店は限られた人数でお客様に最高のおもてなしをするのが基本ですが、混雑時には心の余裕がなくなってしまうことがあります。

長時間の立ち仕事である上、休憩時間がお店の状況によって変更になるなど、体力的に厳しさを感じる一面も。

正社員でホールの仕事をするとなると、お客様の来店数が多くアルバイトのシフト希望が少ない、土日や祝日などの休日は率先して出勤しなければなりません。

そのため、家族や友達とのスケジュールが合わない、というケースがあるようです。

ホールの給与年収待遇

レストランのホールスタッフの平均年収はおよそ300万。

カフェのホールスタッフだと、275万程となっています。

ホールの業務を行う正社員の年収は、飲食店のジャンルや地域で大きく差が出ると言えるでしょう。

ホールになるには

【就業するまでの流れ】

飲食店(ホールスタッフ)で働く正社員のニーズは高く、求人数は多め。

アルバイトから正社員になるという人も少なくありません。

未経験者歓迎、学歴不問、必要な資格やスキルがないことから、比較的就職しやすい業界のようです。

だからといって無闇に求人に応募してすぐに転職すると、「思っていた環境と違う」「自分にはハードだった」と後悔してしまうことも。

まずは自分の希望する業界を絞り、自分の能力や働く上での条件と企業が求める条件を照らし合わせながら探しましょう。

具体的には、自分の携わりたい飲食店が居酒屋なのか、カフェで働きたいのか、レストランやホテルで活躍したいのかなど、ジャンルを絞る必要があるということ。

先に未経験可であるケースが多いと述べましたが、ホテルや格式を重んじるレストランなどではある程度の接客スキルや経験、語学力を求められることがあるので留意しましょう。

また、いわゆるチェーン店ではホール業務のみを担当するのではなく、ホールとキッチン両方の業務を覚えるのが基本。

最初から「店長候補」として採用しているケースもあるようです。

これらを踏まえた上で、気になる求人を比較してみてはいかがでしょうか。

【プラスになるスキルや素養】

格式の高いホテルや旅館などのホールでは、ホテルや高級レストランなどでの接客経験・スキル、英語などの語学力が求められることがあります。

一般的な飲食店のホールスタッフには特別なスキルや資格、経験は必要のないことが多いようです。

雰囲気が明るい、笑顔で接客できる、コミュニケーション能力が高い、気配りができるなどの素養があると良いでしょう。

ホールの将来性

【業界や職種のニーズ】

飲食店では慢性的に人手不足となっていて、ホールスタッフの求人が豊富にあります。

ホールスタッフのニーズは高く、今後の需要も見込めると言えるのではないでしょうか。

一方で、機械化が進んでタッチパネルでの注文や回転寿司のような自動配膳が導入できるようになり、ホールに配置する人員を削減している店舗も。

そういう店舗でも削減しているのはアルバイトの人数であり、正社員の人数は責任能力の高さやトラブル対応のために一定以上キープしているようです。

【活躍できる場所】

カフェ、居酒屋、レストラン、ホテル、旅館など、料理を提供する店舗での業務となります。

【キャリアアップするには】

ホール業務を行うスタッフとして入社した後は、経験を積んでサブマネージャーや店長候補、または店長としてステップアップしていけるでしょう。

その後、複数の店舗を管理する統括店長やエリアマネージャーへのキャリアアップ、独立して自分の店を経営するなどの選択ができるようです。

ホールの志望動機例

【企業が求める人物像】

・明るく笑顔で対応できる人

ホールスタッフはお店の顔とも言える存在で、お店の雰囲気や顧客満足度に大きく関わります。

常に笑顔で、明るい接客ができる人が重宝されるでしょう。

・臨機応変に応対できる人

店がオープンしている時は、接客中や料理中ですぐに店長や先輩に相談できないことがあります。

そのため、ある程度は自分の判断で対応する必要がありますが、店舗やお客様の損益や感情に大きく影響するような物事に関しては必ず店長やオーナーに相談しなければトラブルに発展してしまうことも。

また、全てのお客様に快適な時間を過ごしてもらうためには、誰かが接客中の時は自分は下げ膳を中心に行う、ホールは落ち着いていてもキッチンが立て込んでいるという場合は補助に回る、といったスムーズで的確な判断も求められます。

的確な判断力と臨機応変な対応力が重要視される職種です。

・全体を見渡せる人

ホールの仕事は、1人だけで行うのではありません。

他のホールスタッフやキッチンスタッフとの連携を大切にすることが、より良いお店作りに影響します。

周りの人の動きを正確に把握する力が必要と言えるでしょう。

業務が落ち着いている時には他のスタッフとコミュニケーションを取り、それぞれの特性や動きの傾向などを理解しておくことも大切です。

【タイプ別 志望動機のポイント】

・未経験者の場合

ホールスタッフで未経験者を歓迎している求人は、人柄採用であることが多いようです。

面接では清潔感と、笑顔を絶やさず明るくハキハキとした回答をすることを心掛けましょう。

志望動機は、「以前店舗を利用した際の接客に感動したため、この会社でコミュニケーション力や接客スキルを高めたい」という内容がおすすめです。

・経験者の場合

飲食業界は人手不足の傾向があることから、即戦力として活躍できるのは大きな強み。

ホールやキッチンでの経験があることのほか、マネジメントや指導経験があることもアピールすると良いでしょう。

職歴がない、バイト歴が長い方も大丈夫!事実、多くの方が就職に成功されています。

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