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ネットワークエンジニアの仕事に役立つ資格とは?
更新日
この記事のまとめ
- ネットワークエンジニアとはシステムの設計・構築・保守・管理を行う技術者のこと
- ネットワークエンジニアに必須の資格はないが、取得すると自身のスキルの証明になる
- 役立つ資格で代表的なものに「ネットワークスペシャリスト試験」がある
- ネットワークエンジニアの仕事は、資格より知識や技術が重視される傾向にある
「ネットワークエンジニアの仕事に資格は必要?」「難易度はどの程度?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。ネットワークエンジニアの仕事に、必須の資格はありません。しかし、資格を取得していると、仕事の幅が広がったり、就職の際に有利に働いたりする可能性があります。このコラムでは、ネットワークエンジニアの仕事におすすめの資格を3つ紹介。資格取得を検討している方は、参考にしてください。
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ネットワークエンジニアとは
ネットワークエンジニアとは、コンピューターネットワークシステムの設計や構築、保守、管理などを行う技術者のことを指します。主にコンピュータを中心とした、電子機器のネットワークのインフラを繋げるのが仕事。設計・構築・保守・管理の4つの工程を行い、企業内や企業間のネットワークインフラを運用・管理して、障害時には復旧などにも対応します。ネットワークエンジニアの仕事については「ネットワークエンジニアの仕事」にて、業務内容を詳しく解説しています。年収や業界の将来性などもあわせて紹介しているので、参考にしてみてください。
ネットワークエンジニアとシステムエンジニアの違い
ネットワークエンジニアが、コンピューター同士を繋げるシステムを作るのに対し、システムエンジニアは、コンピューターを稼働させるためのシステム開発を担当。主にクライアントとの商談やプロジェクトのマネジメントといった「上流工程」を担います。システムエンジニアについては「システムエンジニアの仕事」において、具体的な業務内容や年収、将来性などを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
ネットワークエンジニアの仕事に資格は必要?
ネットワークエンジニアとして就職するために、必須の資格はありません。しかし、自分のスキルを客観的に評価・証明できるものとして、資格取得は有用です。以下では、ネットワークエンジニアの資格で代表的なものをまとめてみました。
ネットワークスペシャリスト試験
ネットワークスペシャリスト試験は、経済産業省の認定する国家資格です。情報処理技術者試験の1区分であり、国内のネットワーク関連の試験のなかでは難易度が高いといわれています。受験資格に特に制限はありませんが、取得が困難なため、実務経験を積みながらの挑戦や下位の資格からスキルアップしながら取得していくケースが一般的です。
試験形式
ネットワークスペシャリスト試験は、午前1・午前2・午後1・午後2の4つの区分に分かれており、午前はどちらも四肢択一式で、午後はどちらも記述式となっています。午前9時半から午後4時半まで1日かけて行われますが、1つの試験で不合格となってしまうと、それ以降の試験は採点されないので注意が必要です。以下では、それぞれの試験形式を具体的に紹介しています。
午前1
試験時間50分、出題数30問で、マークシート形式の試験です。60%を合格基準点としており、基準点に達しなかった場合、この後の試験は採点されません。
午前2
試験時間40分、出題数25問のマークシート形式の試験です。午前1より高度な内容になっているようです。こちらも合格基準点は60%以上で、達しなかった場合、午後の試験は採点されません。
午後1
試験時間は90分で、3問中2問を選択して解答します。60%の合格基準点に達しなかった場合は、午後2は採点されません。
午後2
試験時間は120分で、2問中1問を選択して解答します。基準点60%以上で合格です。
シスコ技術者認定
シスコ技術者認定は、業界内での認知度が高いCisco Systems社が認定している資格です。現場でも重視されているといわれています。難易度によって分かれており、下位の資格を取得しないと上位の資格試験を受験できません。下位のものから以下のように分かれています。
・CCNA:ネットワークエンジニアとして基礎的とされる資格で、指示を受けながらの作業が可能
・CCNP:CCNAの上位資格で、取得すると1人で作業ができることを証明できる
・CCIE:国際的にも通用する最上位資格で、取得すると海外でも一流のエンジニアとして評価される
Linux技術者認定試験
公式にLPIC(エルピック)と略される、世界最大のLinux技術者認定資格です。メーカーやベンダーなどに依存しない公平中立な資格であることが特徴。ネットワークとは直接関係はありませんが、余裕があれば取得しておいても良い資格といえるのではないでしょうか。試験はコンピュータベーステストであり、ピアソンVUEのテストセンターやオンラインで受験可能です。認定は3段階のレベルがあり、順次ステップアップしていく構成。そのため、上位レベルに認定されるためには、下位レベルの認定が必須です。以下では、試験内容についてレベルごとに分けて紹介します。
レベル1
Linuxの基本操作やシステム管理の基本が中心。101試験と102試験の両方に合格するとレベル1に認定されます。
レベル2
応用的なシステム管理やサーバ構築に関する知識が中心。201試験と202試験の両方に合格するとレベル2に認定されます。
レベル3
300試験、303試験、304試験の3つに分かれており、専門分野ごとに試験が提供されているため、それぞれ別の分野での認定です。いずれか1つに合格し、有意なLPICレベル2の資格を取得していると、試験を受けた分野のレベル3に認定されます。
ネットワークエンジニアは資格より技術を重視される仕事
上述したように、ネットワークエンジニアが資格を取得していると、自身のスキルの証明に繋がり、仕事の幅が広がったり、就職・転職活動の際に役立ったりする可能性があります。しかし、ネットワークエンジニアは資格よりもネットワークに関する知識とスキルが重視される傾向にある職種の一つ。業務未経験の場合も、「自宅にネットワーク環境を構築してみること」で、知識とスキルを磨き、採用されたというケースもあるようです。「高卒で目指すネットワークエンジニア」では、未経験からネットワークエンジニアとして就職するための方法や向いている人などを解説しているため、参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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