SEは激務って本当？忙しいといわれる背景と仕事内容を紹介！

「SEは激務なの？」と疑問に思う方もいるでしょう。SEとは、システムエンジニアの略語で、システムの開発・設計をする技術者を指す言葉です。近年では、IT業界の急速な成長・拡大により、需要が高まっている職種の1つとされています。では、SEの仕事は本当に激務なのでしょうか。このコラムでは、SEの仕事内容を紹介。激務といわれる理由を考察しています。

SEとは

SEとは、「システムエンジニア」と呼ばれ、主にクライアントの要求をもとにシステムの開発・設計をする技術者を指す言葉です。具体的には、クライアントの要望のヒアリングをはじめ、開発・設計といった、ソフトフェアやハードウェアの開発における初期段階の業務を担います。以下に、代表的なSEの仕事内容をまとめました。

・クライアントとのヒアリング
・システム開発、設計
・テストの実施
・不具合の修正
・進捗状況の管理・調整

上記のほか、SEは商談などで社内外の人と関わることも多くあります。そのため、ITの技術だけではなく、コミュニケーション能力やIT知識がない相手に内容を分かりやすく伝える力なども必要とされるようです。

SEが激務といわれる理由

SE（システムエンジニア）が激務であるといわれている背景にはいったい何があるのでしょうか。以下で、理由について考察していきます。

人手不足

IT業界は、近年、急速に市場が拡大・成長を遂げた業界です。そのため、業界全体で人手不足な傾向にあります。人手不足の業界で働くことは、足りない人の分を在籍メンバーで補わなくてはいけません。そうなると、残業が発生したり、休日出勤をしたりといった無理な働き方に繋がり、SEが「いつも忙しくて大変そう」というイメージを持たれる原因になると考えられます。IT業界の人手不足については、「人手不足はいつ終わるの？IT業界の現状」でも紹介しているので、参考にしてみてください。

納期前の忙しさ

SEの仕事は、忙しい時期に波があります。納期が決められている場合、納期前の1～2ヶ月は繁忙期に入り、忙しさも最高潮に達するようです。あまりの忙しさに加えて人手が足りないときや進行状況が良くないときには、残業や休日出勤が発生することも。納期日までに完了させるプレッシャーがかなり大きいといえます。

トラブルの発生

システムエンジニアの仕事では、バグの発生や誤作動、仕様ミスなど、作業をする上でさまざまトラブルが降って湧いてきます。通常の作業を行っている最中にバグが発生すると、作業を中断せざるをえなくなったり、不具合対処の時間分の残業が発生したりする可能性もあるでしょう。また、システムは夜中も動いているため、深夜帯や休日に対応が求められることもあり、トラブルが続くと激務な日々を過ごすことになる場合が多いようです。

常に勉強が必要

SEは、常に変化が伴う仕事です。日々進む技術やシステム構造の変化、ソフトウェアの機能など、常に学ぶことを強いられている職種でもあります。そのため、仕事以外の時間を使って勉強に励む必要も出てくるようです。休みの日にも勉強している人は、自分の時間が少なくなり、SEの仕事を「激務」だと感じることもあるでしょう。

SEの仕事に就くメリット

SEの仕事に就くことでどのようなメリットを得られるのでしょうか。以下で紹介していきます。

スキルを身につけて活躍できる

上述したように、IT業界は全体的に人手不足の傾向にあります。そのため、場合によっては残業や休日出勤などが発生することもあるでしょう。しかし、人手不足ということは、その分さまざまな業務を担当したり、関わったりすることも可能ということ。「スキルを身につけて飛躍するチャンスが多い」というプラスの考えを持つこともできます。

また、人手不足の業界は、未経験歓迎の求人も多く、就職しやすい点もメリットといえるでしょう。「人手不足の業界とは？原因を考察するとともにメリット・デメリットも解説」では、人手不足の業界に就職するメリットなどを紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

チームワーク力を養える

忙しい時期に波があるSEの仕事では、特に納期前が繁忙期とされています。そのため、「なんとしても納期日までに完了させる」という強い気持ちから、チームで一丸となって業務を進めることも多いようです。チームみんなでやり遂げることで、チームワーク力を養うことができ、達成感を味わえるでしょう。

トラブル対応を通じてさまざまな経験を積める

さまざまなトラブルが発生するSEの仕事では、そのときの状況に応じて、臨機応変に対応することが求められます。トラブル対処に強くなれば、より経験を積むことが可能です。さらなるステップアップのチャンス、というポジティブな気持ちであらゆるトラブル対応にあたってみるのも良いでしょう。

常にスキルアップが見込める

IT領域は、まだまだ成長中の業界です。日々、新しい技術やシステムが取り入れられているため、その都度勉強が必要です。しかし、SEの仕事が好きな人にとって、どんどん新しい情報に触れつつ、最先端の技術を現場で実践することができる点はメリットといえるでしょう。さらに、常に勉強が必要な仕事をしていることで、向上心を養うことも可能です。

「SEの仕事は激務といわれているけど興味がある」「転職してSEの仕事に挑戦したい」などとお考えの方は、ハタラクティブの利用を検討してみませんか。
ハタラクティブは、若年層の就職・転職支援に特化したエージェントです。専任のアドバイザーがつき、マンツーマンでカウンセリングを実施。求職者一人ひとりの希望や適性に合った求人を紹介しています。また、応募書類の添削や面接対策、入社後のフォローなど、就職・転職活動を全面的にバックアップ。サービスはすべて無料で利用できるので、ぜひお気軽にハタラクティブにご相談ください。

のサービスについて

こんな人におすすめ

• 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
• 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
• 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月～2024年1月時点のカウンセリング実施数

サポート登録フォーム

ハタラクティブサービスTOP

監修者：後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています！

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格

• 国家資格キャリアコンサルタント
• 国家資格中小企業診断士

メディア掲載実績

• 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
• 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
• 定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ
• 厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援

SNS

• LinkedIn®
• YouTube

詳しいプロフィールはこちら