マーケティングの仕事に役立つ資格とは

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◆マーケティングビジネス実務検定

マーケティングビジネス検定とは、業種や業界を問わずマーケティングに関する知識や実務能力を証明できる検定です。レベルはA~Cの3つに分かれ、自分が求める知識の範囲によって選択することができますが、最初はC級からスタートして徐々に上級レベルに挑戦するのが一般的でしょう。どのような業種でも通用する知識が問われる検定のため、取得しておくと活躍できる場所が広がります。

ちなみに、この資格を保有している場合、貿易実務検定のB級試験の科目「貿易マーケティング」が免除されるため、貿易会社やメーカーに勤める人にも人気の検定です。

【レベル】

・A級:戦略立案、意思決定や管理、判断業務ができる

・B級:業務の運営ができる

・C級:定型業務ができる

【科目または出題範囲】

マーケティング知識、マーケティング事例

【合否基準】

・A級:2科目合計点(300点)の各回、試験委員長が定める点

・B級:2科目合計点(300点)の70%(210点)を基準として、試験委員長が定める点

・C級:2科目合計点(200点)の80%(160点)を基準として、試験委員長が定める点

【受験料】

・A級:12,343円

・B級:7,150円

・C級:5,980円

◆ネットマーケティング検定

近年、マーケティングツールの中で、Webサイトは大きな役割を果たすようになってきました。以前はシステム関連職の社員を中心にサイト構築や運営が行うのが一般的でしたが、現在ではWeb担当者を中心に各部署の社員もプロジェクトチームに加わる形が多くなっています。そんな現状から、効果的にネットを駆使したマーケティングができることを目的にした検定がネットマーケティング検定です。

他の検定と比べると、歴史の浅い検定ですがネットマーケティングのニーズが高いことから、一定の評価を受けやすい検定といえるでしょう。

【レベル】

難易度はそこまで高くないですが、実務に役立つ知識が身につくのが特徴。業種は問わずインターネットを駆使したビジネスに従事する人が対象です。

【科目または出題範囲】

ファシリテート能力、Webに関する知識や技術、ネットマーケティングに関する知識、経営戦略と連動したWebブランディング能力

【合否基準】

満点中、70%以上の得点率で合格

【受験料】

5,800円(個人)

◆中小企業診断士

中小企業診断士とはその名の通り、企業に対して経営や成長戦略策定などのアドバイスを行うための資格。中小企業支援法に基づく、国家資格で個人で受験するほか、登録養成機関による履修方式でも取得可能です。試験を受ける場合は、3年以内に15日以上の実務補習を受けるか、診断実務に従事する必要があります。

企業コンサルタント自体は特に資格のいる職種ではないですが、同資格を取得しておくことによるメリットがあるため、取得する人が増えているようです。具体的には、国や都道府県などが設置する中小企業支援機関に専門家として登録でき、公的な経営支援業務に加われること。それにより、経営コンサルタントとしての信用力が向上すること、中小企業診断士のネットワークを活用できることなどが挙げられます。

【レベル】

1次、2次ともに合格率は20%前後(平成28年度で1次は17.7%、2次は19.2%)。科目からも分かる通り、経済学や財務などについての知識も問われるため、土台にそのような知識がない場合は難易度が高いかもしれません。税理士や公認会計士などの資格を持っている人がダブルライセンスを目指して受ける資格でもありますから、他の資格と比較すると高度なレベルといえます。

【科目または出題範囲】

・1次試験

経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理(オペレーション・マネジメント)、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策

・2次試験

中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ~Ⅳ

【合否基準】

・1次試験:総点数の 60% 以上且つ、1科目でも満点の40%未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率

・2次試験:満点の60%を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率

【受験料】

・1次試験:13,000円

・2次試験:17,200円

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