SEの仕事が激務って本当?

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SE(システムエンジニア)が激務である、といわれている背景にはいったい何が隠れているのでしょうか。

その理由とされる4つの問題について探っていきます。

◆SEが激務といわれる理由:その1「人手不足」

人手不足と言われているSE技術者。

理由の一つに、大手企業の拡大やIT市場の拡大などが挙げられます。

IT業界が拡大の一途をたどれば、その分必要となるのがSEの存在です。

しかし、決して高収入というわけでもないため、なかなか人手が回復することは難しくなりました。

その他の理由として、技術者の高齢化も影響を及ぼしていると考えられています。

また、SEのイメージがあまり良い印象ではないのも問題とされています。SEは、「いつも忙しくて大変そう」というイメージを持っている人が多いようです。

忙しい割には年収が低めであることも、業界離れの一因でもあるでしょう。

人手不足の業界で働くことは、足りない人の分を在籍メンバーで補わなくてはいけません。そうなると、残業が発生したり、休日出勤をしたり…無理な働き方に繋がり、さらに人が離れていくことになりかねません。

しかし、人手不足ということは、スキルを身につけて飛躍するチャンスが多い、というプラスの考えを持つこともできます。

◆SEが激務といわれる理由:その2「納期前の忙しさ」

SEの仕事は、忙しい時期に波があります。

納期が決められている場合は、納期前1~2ヶ月は繁忙期に入り、忙しさも最高潮に達するようです。

あまりの忙しさに加えて人手が足りないときや進行状況がよくないときには、残業や徹夜が発生することも…。

納期日までに完了しない場合は、遅延による損害を被ることもあるようです。そのため、なんとしてでも納期日までに完了させよう!という強い気持ちが、日々の忙しさを生み出しているのでしょう。

しかし、チームみんなでやり遂げることで、チームワーク力を養うことができ、達成感を味わえる仕事でもあります。

◆SEが激務といわれる理由:その3「バグの発生」

トラブルが降って湧いてくるシステムエンジニアのお仕事。

作業上で起こりうるトラブルは、バグの発生や誤作動、仕様ミスなど、さまざまです。

通常の作業を行っている最中にバグが発生すると、作業を中断せざる負えなくなったり、不具合対処の時間分の残業が発生したりするでしょう。

また、システムは夜中も動いているため、深夜帯や休日であっても対応が求められることもあり、激務な日々を過ごすことになる場合が多いようです。

しかし、トラブル対処に強くなれば、より経験を積むことが可能です。さらなるステップアップのチャンスだ!、というポジティブな気持ちであらゆるトラブル対応にあたってみるのもいいでしょう。

◆SEが激務といわれる理由:その4「常に勉強が必要」

SEの仕事は、常に変化がともなってくる業種です。そのため、日々進む技術やシステム構造の変化、ソフトウェアの機能など、技術的な部分のスキルアップが期待できます。

常に学ぶことを強いられている職種でもあるため、仕事以外の時間を使って勉強に励む必要があります。

休みの日にも勉強している人は、自分の時間が少なく、SEの仕事を「激務」だと感じることもあるでしょう。

しかし、SEの仕事が好きな人にはたまらない至福の時間だといえます。

どんどん新しい情報に触れつつ、現場で実践することができるのは幸せなことかもしれません。

さらに、常に勉強が必要な仕事をしていることで、向上心を養うことも可能です。

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